JP3679237B2 - 入力装置および照明昇降システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、機器、製品および荷物などの昇降装置および搬送装置、文字、番号、映像および標識などの情報表示装置、公共場所、館内および地域などの放送装置、照明、サインおよびバックライトなどの照明装置等のように人為的操作を受けて制御の開始、停止、変化などを司る制御機器全般の入力装置および照明昇降システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、主たる目的または通常の目的のために入力を受け付ける入力装置の入力部としては、スイッチ、ボタン、レバー、ダイヤルおよびタッチパネルなど様々あるが、入力するためには操作を必要とする。一般的に操作方法はその入力装置の形状によって安易に予想でき、スイッチなら押す、レバーなら回す、引くなど簡単に操作できる。
【0003】
そのため不特定多数の人が訪れる公共性の高いところ、または操作に不慣れな人が操作する可能性のある場合、さらに操作には長けているが操作する人が特定されていない場合などは、制御内容の設定など根幹に係わるところが意と反して変更されてしまうことがある。
これを防止するためには、入力装置を制御装置から切り離して主たる目的または通常の目的のために必要とされる部分を具備させておいたり、また設定変更のための入力装置は制御装置に残し、一般的に触れにくい居所や管理者を付けるなどして対応をするのが一般的である。例えば、テレビのリモコンにはチャンネルや音量ボタンはあるが、画面の色やシャープネス(ソフト)等はテレビ本体で行なうようになっている。ただし、どうしても入力装置がある所で設定を変更したい場合がある。そこで設定変更のための入力部を入力装置に設けるが、そのままでは故意または過失で設定の変更をされてしまうので入力部に蓋をし鍵を設けることにより防止する。鍵以外には暗証番号を入れることによって設定変更可能にしたり、その入力だけでは何も指令をしないが他の入力と組み合わせることによって可能にする。例えば何かスイッチを押しながらもうひとつのスイッチを押すというような操作があり、またその他には親子電話の子機などのようにスイッチの押す順番や組合せに暗号性を持たせその入力があると設定変更可能状態にするようなものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、主たる目的または通常の目的のために入力を受け付ける入力装置を具備しこれ以外には何も設けないで、主目的または通常の目的以外の指令を与える手段はなかった。
したがって、この発明の目的は、一般の人に設定を容易に変えられることなくまた隠蔽用の蓋を設けることなく小型化が可能な入力装置および照明昇降システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明は、入力装置の種類に係わらず、本来の入力に要する時間を超えて比較的長い時間の入力が続いた場合に、主目的または通常目的以外の指令を与えることを可能にしたものである。
動作の始動・停止、画面の表示・非表示、音声の出力・停止、光源の点灯・消灯などの指令を与える制御機器において、一体の入力装置または分離し遠隔より操作する入力装置を備えるものにあって、押す・引く・回す・触れる・差し込む・踏む・立ち止まるなどの入力の方法如何にかかわらず、人の動作によって入力装置に働きかけ指令を与える場合に、主たる目的のための指令以外または通常の使用目的以外の指令を与える手段として、入力の時間が主たる目的のための指令の入力時間に比べて長くすることを特徴とする。
【0006】
請求項1の入力装置は、正逆回転モータを有し、前記正逆回転モータに連動するドラムを有し、前記ドラムに巻付けられたロープに取付けられた昇降物を前記ドラムの正逆回転により昇降する昇降装置の入力装置であって、
前記昇降物を上昇するように前記正逆回転モータを一方向に回転させる上昇スイッチと、前記昇降物を下降するように前記正逆回転モータを逆方向に回転させる下降スイッチと、手動停止モードの場合に前記昇降物の昇降動作を停止する停止スイッチと、制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記上昇スイッチで前記昇降物を上昇し前記停止スイッチで停止させるとともに前記下降スイッチで前記昇降物を下降し前記停止スイッチで停止させる前記手動停止モードと、前記上昇スイッチで前記昇降物を上昇しタイマで自動的に停止させるとともに前記下降スイッチで前記昇降物を下降し前記タイマで自動的に停止させる自動停止モードとを有し、前記手動停止モードと前記自動停止モードの切り換えを前記停止スイッチの操作を設定時間を超える間継続することにより行うことを特徴とするものである。
【0007】
請求項1記載の入力装置によれば、入力部を押している時間をある設定時間より長くすることにより、主出力モードから副出力モードすることができる。このため、一般的に人目に触れやすく簡単に操作できる所に設置する入力装置であっても、設定の変更等が行なえる。また通常の操作では一般の人に設定を代えられてしまうことが無くなるし、入力装置に一般には関係のないスイッチやそのスイッチを隠すための蓋等や、また鍵類を必要としなくなり、さらに外観の美観を損なうことや物理的に余分な寸法が必要でなくなり、無用に大きくすることを避けられる。
【0008】
請求項2記載の入力装置は、正逆回転モータを有し、前記正逆回転モータに連動するドラムを有し、前記ドラムに巻付けられたロープに取付けられた昇降物を前記ドラムの正逆回転により昇降する複数の昇降装置の入力装置であって、
前記昇降物を上昇するように前記正逆回転モータを一方向に回転させる上昇スイッチと、前記昇降物を下降するように前記正逆回転モータを逆方向に回転させる下降スイッチと、手動停止モードの場合に前記昇降物の昇降動作を停止する停止スイッチと、制御装置とを備え、
前記上昇スイッチ、前記下降スイッチおよび前記停止スイッチは前記昇降装置ごとに有し、
前記制御装置は、前記上昇スイッチで前記昇降物を上昇し前記停止スイッチで停止させるとともに前記下降スイッチで前記昇降物を下降し前記停止スイッチで停止させる前記手動停止モードと、前記上昇スイッチで前記昇降物を上昇しタイマで自動的に停止させるとともに前記下降スイッチで前記昇降物を下降し前記タイマで自動的に停止させる自動停止モードとを有し、
さらに前記手動停止モードと前記自動停止モードを前記複数の昇降装置ごとに個別に切り換える第1のモードと、前記手動停止モードと前記自動停止モードを前記複数の昇降装置の全てについて一括して切り換える第2のモードとを有し、
前記停止スイッチの操作を第1の設定時間とこれよりも長い第2の設定時間の間の時間継続することにより前記複数の昇降装置を前記第1のモードで動作させ、
前記停止スイッチの操作を前記第2の設定時間を超える間継続することにより前記複数の昇降装置を前記第2のモードで動作させることを特徴とするものである。
請求項2記載の入力装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
請求項3記載の照明昇降システムは、正逆回転モータを有し、前記正逆回転モータに連動するドラムを有し、前記ドラムに巻付けられたロープに取付けられて前記ドラムの正逆回転により昇降する照明器具を有する照明昇降システムであって、
前記照明器具を上昇するように前記正逆回転モータを一方向に回転させる上昇スイッチと、前記照明器具を下降するように前記正逆回転モータを逆方向に回転させる下降スイッチと、手動停止モードの場合に前記照明器具の昇降動作を停止する停止スイッチと、制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記上昇スイッチで前記照明器具を上昇し前記停止スイッチで停止させるとともに前記下降スイッチで前記照明器具を下降し前記停止スイッチで停止させる前記手動停止モードと、前記上昇スイッチで前記照明器具を上昇しタイマで自動的に停止させるとともに前記下降スイッチで前記照明器具を下降し前記タイマで自動的に停止させる自動停止モードとを有し、前記手動停止モードと前記自動停止モードの切り換えを前記停止スイッチの操作を設定時間を超える間継続することにより行うことを特徴とするものである。
【0009】
請求項3記載の照明昇降システムによれば、請求項1と同様な効果がある
【0013】
【発明の実施の形態】
この発明の第1の実施の形態を図1および図2により説明する。すなわち、この入力装置は、入力手段1と、出力部とおよび制御部を含む制御装置6を有する。
入力手段1は、操作により動作するものであり、実施の形態では操作力が加えられて動作する押釦スイッチの押釦としている。
【0014】
ここで入力装置7によって操作される被操作装置は例えば照明昇降装置13であり、入力装置7には入力手段として停止スイッチ8、上昇スイッチ9および下降スイッチ10を設けている。図1に示す照明昇降装置について説明する。2は正逆回転モータ、3はドラム、4はロープ、5は被昇降体となる照明器具、6は正逆回転モータ2を制御する制御装置、7は入力装置である。
【0015】
制御装置6は手動停止モードを有し、上昇スイッチ9を押すと、正逆回転モータ2が例えば正回転し、ロープ4を巻き込むようにドラム3を回転させてロープ4により照明器具5を上昇させ、上昇動作中に停止スイッチ8を押すと正逆回転モータ2が停止し、上昇が停止する。また下降スイッチ10を押すと、正逆回転モータ2が逆回転し、ロープ4を巻き戻すようにドラム3を回転させてロープ4により照明器具5を下降し、停止スイッチ8を押すと正逆回転モータ2が停止するように制御している。したがって、手動停止モードでは停止位置が毎回異なる使い方に適する。
【0016】
また制御装置6は自動停止モードを有し、上昇スイッチ9を押すと、正逆回転モータ2が正回転し、ドラム3を回転させてロープ4により照明器具5を上昇させ、タイマの設定時間が経過するとタイマ動作により自動的に停止したり、照明器具5の最上昇位置をリミットスイッチで検知すると自動的に停止する。同様に下降スイッチ10を押すと、正逆回転モータ2が逆回転し、ドラム3を回転させてロープ4により照明器具5を下降し、下降用タイマの設定時間が経過するとタイマ動作により自動的に停止するように制御している。したがって、自動停止モードでは停止位置が毎回同じとなる使い方に適している。
【0017】
制御装置6のこれらの制御を実現する手段は公知の手段により達成することができる。
制御装置6における入力装置の出力部は、主出力モードおよびこれと異なる副出力モードを選択的に出力可能であって入力手段1の動作によりいずれかの出力モードを出力する。入力手段1の操作力が継続する間同一動作状態を維持するものである。実施の形態の主出力モードは照明昇降装置13の複数の動作モードのいずれかであり、副出力モードはその複数の動作モードを切り換えるものである。すなわち照明昇降装置13の複数の動作モードは前記した手動停止モードと自動停止モードである。切り換え手段は例えば通常のスイッチによる回路切り換えである。
【0018】
制御装置6における制御部は、入力手段1に加えられる操作の継続する時間が設定時間内であるか否かを判断する判断部(図示せず)を有し、設定時間内の場合に出力部より主出力モードを動作させ、設定時間を超えた場合に出力部より副出力モードを動作させるものである。実施の形態では、副出力モードが動作モードを切り換える動作をさせるものであるから、主出力モードが手動停止モードのときは副出力モードに操作することによって主出力モードが自動停止モードに切り替わる。またこのような状態で再度副出力モードに操作すると主出力モードが手動停止モードに切り替わる。
【0019】
例えば、通常は自動停止モードである場合、昇降スイッチ9または下降スイッチ10を押すことにより照明器具5を昇降し自動停止することができる。つぎに、ある一定の期間手動停止モードにしたいとき、停止スイッチ8を設定時間以上例えば数秒押し続けることによって手動停止モードに切り換えられる。これにより昇降スイッチ9または下降スイッチ10を押すことにより照明器具5を昇降できるが停止する場合には停止スイッチ8を押す必要がある。一定の期間の終了時には停止スイッチ8を数秒押し続けることによって、再び自動停止モードに切り換えるように制御することができる。これらの構成も例えば判断部をカウンタと比較器で構成するなど、公知の手段により達成可能である。
【0020】
このように、照明昇降装置13とそれを制御する制御装置6および入力を受け持つ入力装置7で構成されたシステムにおいて、一般的に入力装置7には下降・上昇・停止の指令をするためのスイッチ等があり、一般の人はこれを用いて被昇降物を上昇・下降・停止の操作をする。この場合、停止位置が毎回違う使い方と毎回同じであるような、手動式と自動停止式などモード数を複数有するとき、これを切り換える際に制御装置6に操作手段を設けて操作するのではなく、入力装置7を操作することで達成することができる。
【0021】
第1の実施の形態の変形形態として、停止スイッチ8だけでなく、停止スイッチ8および上昇スイッチ9の両方を数秒以上押すことでモードを切り換えるように構成してもよい。
また他の変形形態として、動作モードが自動停止モードまたは手動停止モードのいずれか一方で、他のモードとして照明昇降装置13を照明器具5の昇降が不可能となる不動作状態とすることが可能である。例えば停止スイッチ8等を操作すると、インターロック機能が働いて照明昇降装置13の上昇および下降の操作をできなくすることができる。
【0022】
さらに他の変形形態として、入力手段8は被操作装置数すなわち照明昇降装置の数に対応して複数有し、主出力モードは入力手段8のいずれかに対応した被操作装置を個別に動作させ、副出力モードはいずれかの入力手段8により少なくとも2以上の被操作装置を一括して動作させるようにしてもよい。
この発明の第2の実施の形態を図3から図6に示す。すなわち、この入力装置は、第1の実施の形態において、複数の入力手段12a〜12cが複数の被操作装置である照明昇降装置11a〜11cの数に対応して設けられ、入力手段12a〜12cは入力装置の同じパネルに設けている。また主出力モードは複数の動作モード例えば第1の実施の形態に示す手動停止モードおよび自動停止モードのいずれかを選択的に動作させるものである。副出力モードは動作モードを照明昇降装置11a〜11cごとに個別に切り換える第1の副モード(一部モード)と、動作モードを全ての照明昇降装置11a〜11cに一括して切り換える第2の副モード(全モード)からなる。すなわち、主出力モードは、第1の副モードを選択するごとに照明昇降装置11a〜11cが個別に動作モードの手動停止モードまたは自動停止モードに切り替わり、同様に第2の副モードを選択するごとに全照明昇降装置11a〜11cが手動停止モードまたは自動停止モードに同時に切り替わる。
【0023】
判断部は入力手段8a〜8cに加えられる操作力の継続する時間が第1の設定時間以下であるか否か、第1の設定時間であるか否か、それよりも大きい第2の設定時間であるか否かを判断する。実施の形態では、第1の設定時間を例えば5秒以上8秒未満とし、第2の設定時間を例えば8秒以上としている。
制御部は第1の設定時間より少ない時間の場合に主出力モードを出力させ、第1の設定時間の場合に第1の副モードを動作させ、すなわち入力手段12a〜12cに対応した照明昇降装置11a〜11cに個別に自動停止モードおよび手動停止モードのいずれかのモードで動作させ、第2の設定時間である場合に第2の副モードを動作させ、すなわちいずれかの入力手段8a〜8cにより全ての照明昇降装置11a〜11cに一括して自動停止モードおよび手動停止モードのいずれかのモードで動作させるものである。
【0024】
さらに詳細に説明すると、入力装置の入力手段12aの操作に対して動作する照明昇降装置11aがあり、入力手段12bの操作に対して動作する照明昇降装置11bがあり、入力手段12cの操作に対して動作する照明昇降装置11cがある。照明昇降装置11a〜11cが最初手動モードでかつ一部モードにあるとする。この場合、各上昇スイッチ9a〜9cのいずれかを押すとそれに対応する照明昇降装置11a〜11cのいずれかの照明器具5が上昇し、同様に下降スイッチ10a〜10cを押すと対応する照明器具5が下降する。そして照明器具5に対応する停止スイッチ8a〜8cのいずれかを5秒以内の間押すと、照明器具5の上昇または下降が停止する。つぎに入力手段12aの停止スイッチ8aを5秒以上8秒以内押し続けることによって、第1の実施の形態と同様に照明昇降装置11aは手動停止モードから自動停止モードに切り替わり、同様に入力手段12bの停止スイッチ8bを5秒以上8秒以内押し続けることによって照明昇降装置11bは自動停止モードに切り替わり、入力手段12cの停止スイッチ8cを5秒以上8秒以内押し続けることによって照明昇降装置11cは自動停止モードに切り替わる。したがって、これらの場合は各上昇スイッチ9a〜9cのいずれかまたは下降スイッチ10a〜10cのいずれかを押すとそれに対応する照明昇降装置11a〜11cが上昇または下降し自動停止する。つぎに再度停止スイッチ8a〜8cのいずれかを5秒以上8秒以内押し続けると、押した停止スイッチ8a〜8cに対応する照明昇降装置8a〜8cが手動停止モードに再び切り替わる。
【0025】
さらに、すべての照明昇降装置11a〜11cが手動停止モードまたは自動停止モードであるときに、任意の停止スイッチ8a〜8cを8秒以上押し続けると全ての照明昇降装置11a〜11cの昇降回路が自動停止モードまたは手動モードに切り替わる。この場合、個別に切り換えるよりも操作性がよくなる。なおこのとき各照明昇降装置11a〜11cの昇降は上昇スイッチ9a〜9cおよび下降スイッチ10a〜10cの操作により個別に行なうが、全てを何れかの上昇スイッチまたは下降スイッチを用いて同時に上昇または下降させるようにすることも可能である。
【0026】
図4において、破線の矢印は5秒以上8秒未満の場合、実線の矢印は8秒以上の操作の場合であり、モードAを手動停止モード、モードBを自動停止モードとした場合に、前記した状態遷移のほか、モードA、B間で、一部モードAまたはBから全モードA、Bへの状態遷移が可能であり、全モードA、Bから一部モードA、Bへの状態遷移が可能である。
【0027】
図5は入力手段8a〜8cによる操作部のフロー、図6は制御部のフローである。図5において、制御部はステップS1 で照明器具5が停止中か否かを判断し、YESのときステップS2 で停止スイッチ8a〜8cが5秒から8秒以内押されたか8秒を超える時間押されたかを判断し、5秒から8秒以内ならばステップS3 で制御部に個別モード変更信号を送信し、8秒を超えるならばステップS4 で制御部に全モード変更信号を送信する。
【0028】
図6において、ステップS5 で操作部である入力手段から個別モード変更の信号および全モード変更の信号のいずれが送られてきたか否かを判断し、個別モード変更(YES)ならばステップS6 で送られてきた信号のアドレスの状態がプリセットモードなのか、タイマモードなのかを判断し、ステップS8 、ステップS9 で現在の状態と違う状態に変更する。すなわちプリセットモードならばタイマモードに、タイマモードならばプリセットモードにする。ステップS5 で全モード変更ならばステップS7 でまず接続されているアドレスの状態が全て停止中か否かを判断し、YESならばステップS10で送られてきた信号のアドレスの状態がプリセットモードなのかタイマモードなのかを判断しステップS11、S12で現在の状態と違う状態に接続されているアドレス全てを変更し、現在の状態と違うモードに変更する。ここで、プリセットモードを仮に手動停止モードとし、タイマモードを自動停止モードとする。
【0029】
制御装置6′は個別モード変更信号の場合、照明昇降装置11a〜11cが個別に手動停止モードまたは自動停止モードで動作し、また全モード変更信号の場合照明昇降装置11a〜11cのいずれかの停止スイッチ8a〜8cを押すことで、全ての照明器具5が自動停止モードまたは手動停止モードで動作するものであり、照明器具5の昇降は各スイッチで個別に操作する。
【0030】
その他は、第1の実施の形態と同様であり、共通部分に同一符号を附している。また入力装置および制御装置の構成も公知の手段により実現可能である。
なお、動作モードをプリセットモードとタイマモードとし、タイマモードを予め設定したタイマの時間にしたがって自動停止するモードとし、プリセットモードを最初は手動で任意の高さまで下降させて、その時間を記憶させ、つぎに下降するときは記憶した時間で最初に下降した高さと同じ高さに自動停止するモードとしてもよい。
【0031】
また、第2の実施の形態では停止スイッチ8a〜8cのみでモードの切り換えが行なわれたが、第1の実施の形態の変形形態と同様に停止スイッチと上昇スイッチの両方を押してモード切り換えを行なうようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】
請求項1記載の入力装置によれば、入力部を押している時間をある設定時間より長くすることにより、主出力モードから副出力モードすることができる。このため、一般的に人目に触れやすく簡単に操作できる所に設置する入力装置であっても、設定の変更等が行なえる。また通常の操作では一般の人に設定を代えられてしまうことが無くなるし、入力装置に一般には関係のないスイッチやそのスイッチを隠すための蓋等や、また鍵類を必要としなくなり、さらに外観の美観を損なうことや物理的に余分な寸法が必要でなくなり、無用に大きくすることを避けられる。
【0033】
請求項2記載の入力装置によれば、請求項1と同様な効果がある。
請求項3記載の照明昇降システムによれば、請求項1と同様な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の説明図である。
【図2】入力装置の操作状態の説明図である。
【図3】第2の実施の形態の説明図である。
【図4】モード状態遷移図である。
【図5】操作部のフロー図である。
【図6】制御部のフロー図である。
【符号の説明】
1 入力手段
6 制御装置
13 被操作装置である照明昇降装置

Claims (3)

  1. 正逆回転モータを有し、前記正逆回転モータに連動するドラムを有し、前記ドラムに巻付けられたロープに取付けられた昇降物を前記ドラムの正逆回転により昇降する昇降装置の入力装置であって、
    前記昇降物を上昇するように前記正逆回転モータを一方向に回転させる上昇スイッチと、前記昇降物を下降するように前記正逆回転モータを逆方向に回転させる下降スイッチと、手動停止モードの場合に前記昇降物の昇降動作を停止する停止スイッチと、制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記上昇スイッチで前記昇降物を上昇し前記停止スイッチで停止させるとともに前記下降スイッチで前記昇降物を下降し前記停止スイッチで停止させる前記手動停止モードと、前記上昇スイッチで前記昇降物を上昇しタイマで自動的に停止させるとともに前記下降スイッチで前記昇降物を下降し前記タイマで自動的に停止させる自動停止モードとを有し、前記手動停止モードと前記自動停止モードの切り換えを前記停止スイッチの操作を設定時間を超える間継続することにより行うことを特徴とする入力装置。
  2. 正逆回転モータを有し、前記正逆回転モータに連動するドラムを有し、前記ドラムに巻付けられたロープに取付けられた昇降物を前記ドラムの正逆回転により昇降する複数の昇降装置の入力装置であって、
    前記昇降物を上昇するように前記正逆回転モータを一方向に回転させる上昇スイッチと、前記昇降物を下降するように前記正逆回転モータを逆方向に回転させる下降スイッチと、手動停止モードの場合に前記昇降物の昇降動作を停止する停止スイッチと、制御装置とを備え、
    前記上昇スイッチ、前記下降スイッチおよび前記停止スイッチは前記昇降装置ごとに有し、
    前記制御装置は、前記上昇スイッチで前記昇降物を上昇し前記停止スイッチで停止させるとともに前記下降スイッチで前記昇降物を下降し前記停止スイッチで停止させる前記手動停止モードと、前記上昇スイッチで前記昇降物を上昇しタイマで自動的に停止させるとともに前記下降スイッチで前記昇降物を下降し前記タイマで自動的に停止させる自動停止モードとを有し、
    さらに前記手動停止モードと前記自動停止モードを前記複数の昇降装置ごとに個別に切り換える第1のモードと、前記手動停止モードと前記自動停止モードを前記複数の昇降装置の全てについて一括して切り換える第2のモードとを有し、
    前記停止スイッチの操作を第1の設定時間とこれよりも長い第2の設定時間の間の時間継続することにより前記複数の昇降装置を前記第1のモードで動作させ、
    前記停止スイッチの操作を前記第2の設定時間を超える間継続することにより前記複数の昇降装置を前記第2のモードで動作させることを特徴とする入力装置。
  3. 正逆回転モータを有し、前記正逆回転モータに連動するドラムを有し、前記ドラムに巻付けられたロープに取付けられて前記ドラムの正逆回転により昇降する照明器具を有する照明昇降システムであって、
    前記照明器具を上昇するように前記正逆回転モータを一方向に回転させる上昇スイッチと、前記照明器具を下降するように前記正逆回転モータを逆方向に回転させる下降スイッチと、手動停止モードの場合に前記照明器具の昇降動作を停止する停止スイッチと、制御装置とを備え、
    前記制御装置は、前記上昇スイッチで前記照明器具を上昇し前記停止スイッチで停止させるとともに前記下降スイッチで前記照明器具を下降し前記停止スイッチで停止させる前記手動停止モードと、前記上昇スイッチで前記照明器具を上昇しタイマで自動的に停止させるとともに前記下降スイッチで前記照明器具を下降し前記タイマで自動的に停止させる自動停止モードとを有し、前記手動停止モードと前記自動停止モードの切り換えを前記停止スイッチの操作を設定時間を超える間継続することにより行うことを特徴とする照明昇降システム。
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