JP3679031B2 - サイクロン式集塵容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、サイクロン室と集塵室を上下に有するサイクロン式集塵容器及びこれを用いた電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のサイクロン式集塵容器としては、例えば図16に示したように、有底筒状のサイクロン容器1と、サイクロン容器1の下端部に螺着された有底筒状の集塵容器2を有すると共に、このサイクロン容器1の底壁3の周縁部に下方に徐々に傾斜する傾斜ガイド壁(図17,図18参照)4を設けて、傾斜ガイド壁4と底壁3の下端との間に下方の集塵容器2への塵埃案内口5を図18の如く形成し、傾斜ガイド壁4と容器1,2との間に跨るスリット状開口6を図17の如く形成したものが考えられている。
【0003】
この構成のサイクロン式集塵容器は、図示しない電気掃除機の吸込口体から電動送風機までの吸引風路途中に取り付けて使用される。そして、図示しない電動送風機を作動させて、清掃面の塵埃を吸込口体にエアと共に吸い込ませると、この塵埃を含むエアは図16に一点鎖線7で示したようにサイクロン容器1内に流入する様になっている。しかも、この流入したエア及び塵埃は、サイクロン容器1の内面に沿って渦状に下方に向けて流れた後、傾斜ガイド壁4に沿って降下して塵埃案内口5,スリット状開口6から集塵容器2内に流入し、集塵容器2内に塵埃6が捕集されることになる。一方、塵埃が除去されたエアは破線8で示した様に上方に流れて、図示しないフィルタを介して電動送風機に吸い込まれる様になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のサイクロン式集塵容器では、底壁3に設けた塵埃案内口5及びスリット状開口6からしか塵埃を集塵容器2内に捕捉していないため、サイクロン容器1内に流入する塵埃を集塵容器内に効果的に捕捉することができないものであった。
【0005】
そこで、この発明の目的は、サイクロン室内に流入する塵埃を集塵室内に効果的に捕捉できるサイクロン式集塵容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1の発明のサイクロン式集塵容器は、容器本体の上下方向中間に設けられ且つ容器本体内を上部のサイクロン室と下部の集塵室とに区画する隔壁と、前記サイクロン室の上部に設けられて塵埃が含まれるエアを前記サイクロン室に流入させるエア入口と、前記エア入口から前記サイクロン室の内周面に沿って延びるガイド風路と、前記サイクロン室と前記集塵室との間に設けられていると共に、前記エア入口からエアと共に前記サイクロン室内に流入し且つ前記ガイド風路に沿って流れる塵埃を前記集塵室に案内する塵埃案内口と、前記エア入口から前記サイクロン室に流入したエアを前記サイクロン室の上部から排気可能とするとともに、前記サイクロン室の中央の上部に設けられた連通口を備えるサイクロン式集塵容器であって、前記ガイド風路は前記エア入口から下方に向けて前記隔壁まで傾斜する傾斜壁上に形成されていると共に、前記塵埃案内口は前記傾斜壁に沿ってガイド風路を流れるエア及び塵埃の流れの下流側に位置し且つ前記サイクロン室の内周面に沿って前記隔壁から上方に延設されていることを特徴とする。
【0007】
また、請求項2の発明のサイクロン式集塵容器は、請求項1に記載のサイクロン式集塵容器において、塵埃を含むエアが前記サイクロン室の内周面に沿って渦流となって流れて前記塵埃案内口に近づくに従って、エアの流速が減少すると共に前記塵埃のサイクロン室の内周面に沿う慣性力が大きくなって、エアの大半が前記サイクロン室の中央から上方に吸引されると共に前記塵埃の大半が慣性力により前記塵埃案内口から前記集塵室内に入る位置に、前記塵埃案内口が設けられていることを特徴とする。
【0008】
更に、請求項3の発明のサイクロン式集塵容器は、請求項1又は2に記載のサイクロン式集塵容器における前記傾斜壁は、前記エア入口から前記サイクロン室の底壁まで内周面に沿って下方に傾斜すると共に、前記底壁に向かうに従って幅が徐々に狭くなることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4の発明のサイクロン式集塵容器は、請求項3に記載のサイクロン式集塵容器において、前記ガイド風路の底面は前記ガイド風路のエア入口から前記サイクロン室に向かうに従って徐々に下方に傾斜していることを特徴とする。
【0010】
更に、請求項の発明のサイクロン式集塵容器は、 請求項2又は3に記載のサイクロン式集塵容器において、前記ガイド風路のエア入口は前記容器本体及びサイクロン室の中心側に向けられていると共に、前記サイクロン室周縁の前記エア入口に臨む部分に前記エア入口から流入するエアを周方向に向けるガイド壁が設けられていることを特徴とする。
る。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[構成]
図1〜図3は、電気掃除機の掃除機本体10を示したものである。この掃除機本体10は、本体ケース11,サイクロン式集塵容器12,蓋体13を有する。この本体ケース11は、図2,図3に示したように前側に容器取付部11aを有し、且つ、後部に送風機室11bを有する。11a′は、容器取付部11a内に設けられた容器配設用の凹部である。図2において、サイクロン式集塵容器12は下部が本体ケース11の前部の凹部11a′内に嵌合され、蓋体13は本体ケース11の前側上部及びサイクロン式集塵容器12の上部を覆っている。
【0012】
この本体ケース11の送風機室11b内には電動送風機14が配設されている。この電動送風機14は、遠心ファン15と、遠心ファン15を駆動するモータ(駆動手段)16とを有する。11cは、ケース本体11の凹部11a′の後部(一部)を形成する壁部11c、15aは遠心ファン15の吸込口である。この壁部11cと吸込口15aとの間には、上下に延びる吸込風路17が形成されている。18は本体ケース11の上壁で、この上壁18には吸込風路17への連通口18aが形成されている。また、吸込風路17の上端部にはフィルタ19が配設されている。
【0013】
蓋体13の後端部は、ヒンジ20を介して本体ケース11に上下に回動可能に取り付けられている。このヒンジ20は、蓋体13に取り付けられたヒンジアーム20aと、ヒンジアーム20aを本体ケース11に上下回動自在に支持している支持軸21を有する。これにより、蓋体13は支持軸21を中心に上下回動可能に本体ケース11に取り付けられている。
【0014】
この蓋体13には前後に延びる吸込風路22が形成され、蓋体13の後端部には風路22の後端部に開口する連通口23が下方に向けて形成されている。この連通口23は、本体ケース11の連通口18aに対向させられている。しかも、この連通口23の周縁には、連通口18aの周縁に沿って本体ケース11の上壁18に弾接するシール部材24が図2,図3の如く装着されている。また、吸込風路22の前側開口22aは蓋体13の前後方向の中間に位置しており、この前側開口22aの周囲には図2,図3に示したような環状のシール部材(シールリング)25が装着されている。
【0015】
蓋体13の前端部には、前後に延び且つ蓋体13内に開口する筒状のホース接続口26が形成されている。このホース接続口26の後端は上方に向かうに従って後方に傾斜させられている。また、このホース接続口26後端にはシールリング27が装着されている。
【0016】
このホース接続口26の下部には図3,図4に示したようにカバー28が取り付けられ、カバー28とホース接続口26との間には略U字状のレバー配設空間29が形成されている。このカバー28の側部にはボタン挿通孔30,30が形成され、カバー28の下部には左右に延びる爪挿通孔(爪挿通スリット)31が形成されている。そして、U字状のレバー配設空間29の左右の側部内には湾曲するロックレバー32,32がそれぞれ配設されている。
【0017】
この各ロックレバー32の上端部にはボタン挿通孔から突出するロック解除ボタン32aが一体に形成され、ロックレバー32の下端部には爪挿通孔31から下方に突出するロック爪32bが一体に形成されている。このロックレバー32b,32bの爪部は互いに反対方向に向けられている。また、各ロックレバー32とホース接続口26との間にはゴム,板バネ,コイルスプリング等の弾性部材33が介装されて、ロック爪32b,32bが互いに離反する方向に付勢されている。尚、ホース接続口26には、図示しない集塵ホースが接続され、集塵ホースには延長管を介して吸込口体が接続される。
<サイクロン式集塵容器12>
このサイクロン式集塵容器12は、図5に示したように容器本体34と中空の把手35を有する。この容器本体34は、集塵容器36,サイクロン容器37,フィルタ38を有する(図6〜図9参照)。
(集塵容器36)
この集塵容器36は、上下が開放する筒状体39と、筒状体39の下開口端39aを開閉する底蓋40を有する。この筒状体39内に集塵室Aが形成されている。
【0018】
この筒状体39の後部には、図8,図9,図10に示したように、下方に突出する突部41が形成されている。この突部41には、図10に示した底蓋40がヒンジ42で取り付けられている。このヒンジ42は、筒状体39の突部41の両側部に突設された支持軸(軸状の突起)43,43と、底蓋40の後縁部に左右に間隔をおいて突設された突起44,44(図8〜図10,図11(a)参照)を有する。この突起44,44の対向面には軸係合穴44a,44aが形成されている。この軸係合穴44a,44aには、支持軸43,43が軸線回りに相対回転自在に嵌着されている。これにより、底蓋40は支持軸43,43を中心に前側が上下に回動(開閉)する様になっている。また、この底蓋40の前端部には、図11,図12に示したように上方に突出する被係止爪45が形成されている。この被係止爪45は、図11(b)に示したように爪部45aが後方に向けられている。
(把手35)
この把手35は、筒状体39の前縁部に上下に向けて固定された中空の取付部46と、この取付部46の上端部に前側に向けて突出する中空の連設部47と、連設部47の前端から下方に向けて延びる中空の握り部48から逆U字状に形成されている。47aは連設部47の上壁、47bは上壁47aに設けられたボタン挿通孔である。
【0019】
この把手35には、容器ロック手段49と、底蓋ロック手段50及びロック解除手段51が装着されている。
(容器ロック手段49)
この容器ロック手段49は、握り部48の下端部内に配設された板状のロック爪52、ゴム,スプリング等の付勢手段(図示せず)及びスライド部材53を有する。このロック爪52は上端部を中心に前後回動可能に握り部48に取り付けられ、付勢手段はロック爪52を後方(図2の右方向)に付勢している。また、スライド部材53は、上下動可能に握り部48内に配設されていると共に、図示しないスプリングで上方にバネ付勢されている。
【0020】
そして、図4(a)に示したように、ホース接続口26のロック爪32b,32bがボタン挿通孔47bの両側に挿入されていない状態では、スライド部材53がロック爪52から上方に離反している。
【0021】
また、ホース接続口26のロック爪32b,32bをボタン挿通孔47bの両側に挿入する際には、ロック爪32b,32bの間隔が弾性部材33の弾性力に抗して狭まる様になっている。そして、ロック爪32b,32bがボタン挿通孔47bの両側に挿入されると、ロック爪32b,32bが弾性部材33の付勢力で互いに離反する方向に付勢されて、ロック爪32b,32bが図4(b)の如くボタン挿通孔47bの両側において上壁47aに係止される様になっている。
【0022】
しかも、このロック爪32b,32bがボタン挿通孔47bの両側に挿入されると、ロック爪32b,32bによりスライド部材53が図示しないスプリングのバネ力に抗して下方に押圧変位させられる様になっている。
【0023】
この際、スライド部材53の下端部は、ロック爪52の背面側を図2に示したように前側に押圧変位させて、ロック爪52を本体ケース11の前端部に設けた挿通孔11dの上壁11eに係合させる様になっている。これにより、把手35が本体ケース11にロック(固定)される様になっている。
(底蓋ロック手段50)
この底蓋ロック手段50は、図12に示したように、取付部46の下端部内に前後に向けて突設又は取り付けられた支持軸54と、支持軸54に左右に回動可能に取り付けられたロック爪55を有する。このロック爪55は、図中右方に突出する爪部55aを下端部に有すると共に、右方に突出する押圧操作部55bを上端部に有する。また、底蓋ロック手段50は、押圧操作部55bの下方に位置して取付部46内に突設されたバネ受56と、押圧操作部55bとバネ受56との間に介装させたスプリング(弾性部材、付勢手段)57を有する。そして、ロック爪55の爪部55aは、底蓋40に設けた被係止爪45の爪部45aに下方から係合して、底蓋40の前端部を筒状体39の前端部にロック(固定)して、筒状体39の下開口端を閉成している。
(ロック解除手段51)
このロック解除手段51は、図5に示した様に爪押圧操作部材58とスプリング(付勢手段)59を有する。爪操作部材58は、取付部46内に上下動自在に配設されたスライド板部59と、スライド板部59の上端に連設され且つ連設部47内に上下動可能に配設された連設板部60と、連設板部60の端部に設けられ且つボタン挿通孔47aから上方に突出させられたロック解除ボタン61を有する。そして、スプリング49は、ロック解除ボタン61と連設部47の下壁47cとの間に介装されて、爪操作部材58全体を上方に付勢し、ロック解除ボタン61をボタン挿通孔47aから上方に突出させている。尚、スライド板部(押圧部)59の下端には、押圧操作部55bに向けて傾斜する傾斜面59aが形成されている。
<サイクロン容器37>
このサイクロン容器37は、図5,図6に示したように、有底のサイクロン容器本体62と、サイクロン容器本体62の上部を覆う蓋体63を有する。サイクロン容器本体62は、大径で楕円状の外筒部64と、外筒部64内に長径の位置a1の部分で内接するように設けられた小径の内筒部65を有する。これにより、内筒部65は、外筒部64に対して偏心させられている。この内筒部65内にはサイクロン室Bが形成されている。尚、外筒部64は、円筒形であっても良い。また、位置a1は後部側の左右方向中央に位置し、把手35は位置a1に対して反対側、即ち位置a1に対して180°の部分に位置している。
【0024】
更に、外筒部64と内筒部65との間には、図7において位置a1に対して角度α(例えば135°)だけ時計回りにずれた位置a2から位置a1まで角度β(例えば225°)の長さに渡って延びる傾斜壁66が設けられている。この傾斜壁66は、位置a2では外筒部64と内筒部65の略上端部に位置し、位置a1ではサイクロン室Bの底壁(集塵室Aとサイクロン室Bとの間の隔壁)67の上面と同じ高さになっている。
【0025】
しかも、位置a1の反対側、即ち位置a1に対して180°の位置a3の部分には、吸込風路のサイクロン容器37へのエア入口68が形成されている。このエア入口68は、図5に示した如く蓋体63に設けた膨出部63aと把手35の上端部の一部との間に形成されている。また、エア入口68は、中心線Lが外筒部64の中心O1及び内筒部65の中心O2に向けられている。この中心O2から外筒部64までの距離は、位置a1が最も最短で、位置a1とは反対側が最も長くなっている。
【0026】
そして、傾斜壁66は、エア入口68の位置から位置a1に向かうに従って幅が徐々に狭くなるように設定され、位置a1では略ゼロになって、外筒部64の内周面及び底壁67の上面と一致している。また、傾斜壁66の上方には、エア入口68の部分から位置a1まで外筒部(周壁)64の内周面に沿って徐々に下がると共に、位置a1に向かうに従って幅が傾斜壁66と同様に徐々に狭まるガイド風路69が形成されている。
【0027】
このエア入口68に臨む部分には、外筒部64からサイクロン室Bの周縁まで円弧状に延びる隔壁70と、この隔壁70に連設され且つサイクロン室Bに沿って円弧状に延びるガイド壁71が形成されている。
【0028】
更に、サイクロン容器37には、図8,図9に示したように、サイクロン室Bの内周面に沿って上下に延び且つサイクロン室Bの底壁67から傾斜壁66の上端部の近傍まで長方形状に延びる塵埃案内口(塵埃案内通路)72が形成されている。尚、蓋体63の中央には、サイクロン室Bに対応して大径の連通口63bが形成されている。
【0029】
また、蓋体63は、図5,図6に示した如くエア入口68側から連通口63b側に向けて傾斜する傾斜部63c及びガイド壁71に対向するガイド壁63dを有する(図12,図14参照)。この傾斜部63c及びガイド壁63dも、ガイド風路69の一部を構成している。蓋体63の上部には、フィルタ取付用の筒部63dが形成されている。この蓋体63の連通口63bには、有底筒状で上端(上部開口端)に向かうに従って拡径するテーパ状のネットフィルタNFが取り付けられている。尚、図では、ネットフィルタNFを簡略的に図示したが、実際には筒状で且つテーパ状のフィルタ枠の側部及び底部の外側全面にフィルタ用のネットを貼り付けたものを用いる。
<フィルタ38>
このフィルタ38は、図5,図6に示した如く筒部63dに嵌着されたフィルタ枠73(図15参照)と、フィルタ枠73内に保持されたフィルタ部材74を有する。そして、蓋体13を閉じた状態では、シール部材25がフィルタ枠73に弾接させられる様になっている。
[作用]
次に、この様な構成の電気掃除機の作用を説明する。
(1)サイクロン式集塵容器12のセット
図3に示したように、掃除機本体10の蓋体13を上方に開いて、本体ケース11の前部の凹部11a′にサイクロン式集塵容器12の下端部を挿入する。この際、把手35の握り部48の下端部を挿通孔11dに図2の如く挿入する。この状態で、蓋体13を図2の如く閉じる。
【0030】
この際、ホース接続口26のロック爪32b,32bをボタン挿通孔47bの両側に挿入する。この挿入に際して、ロック爪32b,32bの間隔が弾性部材33の弾性力に抗して狭まる。そして、ロック爪32b,32bがボタン挿通孔47bの両側に挿入されると、ロック爪32b,32bが弾性部材33の付勢力で互いに離反する方向に付勢されて、ロック爪32b,32bが図4(b)の如くボタン挿通孔47bの両側において上壁47aに係止される。
【0031】
しかも、このロック爪32b,32bがボタン挿通孔47bの両側に挿入されると、ロック爪32b,32bによりスライド部材53が図示しないスプリングのバネ力に抗して下方に押圧変位させられる。この際、スライド部材53の下端部は、ロック爪52の背面側を図2に示したように前側に押圧変位させて、ロック爪52を本体ケース11の前端部に設けた挿通孔11dの上壁11eに係合させる様になっている。これにより、把手35が本体ケース11にロック(固定)される様になっている。
(2)清掃時の作用
この様に、サイクロン式集塵容器12を掃除機本体10にセットする一方、掃除機本体10のホース接続口26に図示しない集塵ホースを接続し、集塵ホースに延長管を介して吸込口体接続する。
【0032】
そして、電動送風機14を作動させると、電動送風機14から吸込風路17に吸気負圧が作用する。この吸気負圧は、フィルタ19,連通口18a,吸込風路22,フィルタ38,連通口63b,サイクロン室B,ガイド風路69,エア入口68,図示しない集塵ホース及び延長管を介して図示しない吸込口体に作用する。
【0033】
この状態で、吸込口体を前後移動操作して清掃面の清掃を行う。この清掃に伴い吸込口体から塵埃がエアと共に吸い込まれる。このエアと共に吸い込まれた塵埃は、延長管,集塵ホースを介してエア入口68に流入する。
【0034】
このエア入口68に流入した塵埃を含むエアは、隔壁70及びガイド壁71によってガイド風路69側、即ち外筒部64の内周面に沿う方向に偏向させられた後、ガイド風路69内を外筒部64の内周面に沿って周方向に旋回させられると同時に、傾斜壁66に沿って下方にサイクロン室Bの底壁67の部分まで流れて、サイクロン室B内に渦流を形成する。
【0035】
このガイド風路69の幅は、傾斜壁66の幅の変化と同様に位置a1に向かうに従って狭まって、底壁67の部分ではゼロになっいる。従って、ガイド風路69内を位置a1に向かって流れるエアは、位置a1の部分でサイクロン室B内に接線方向に向けて流入させられ、サイクロン室B内で効果的な渦流となる。
【0036】
この様な渦流のエアは、塵埃案内口72に向けて流れるが、塵埃案内口72に到達するに従って流速が減少する一方、サイクロ室Bの中央上部に作用する吸気負圧によって、サイクロン室Bの中央に流れながら蓋体63の連通口63b側に向けて上方に流れ、フィルタ38を透過する。
【0037】
この際、渦流に含まれる塵埃は、質量がエアに比べて遙かに大きいために、渦流と共にサイクロン室Bの内周面に沿って塵埃案内口72に向かって流れる際に、サイクロン室Bの内周面に沿う方向の移動速度(慣性力)が塵埃案内口72に近づくに従って大きくなり、塵埃案内口72から下方の集塵室A内に入って、集塵室Aの底部に捕集される。
【0038】
この様に、渦流がサイクロン室B内を塵埃案内口72に近づくに従って、渦流のエアの流速が減少して上方のフィルタ38側に流れても、塵埃は慣性力によりエアから分離されると共に塵埃案内口72から下方の集塵室A内に入って、集塵室Aの底部に捕集される。
【0039】
従って、集塵室A内に塵埃が塵埃案内口72から入っても、塵埃を運んできたエアは塵埃案内口72から集塵室A内に入ることはない。この結果、集塵室A内に渦流や乱流が発生することはないので、塵埃は側壁や上部に舞い上がって集塵室Aの上面や側面上部等に付着したりすることなく、集塵室A内に底部から堆積することになる。
【0040】
この様にして大きな塵埃が除去されたエアは、上述のようにサイクロン室Bの中央に流れながら蓋体63のネットフィルタNFを透過した後、連通口63b側に向けて上方に流れ、フィルタ38を透過した後、吸込風路22,連通口18a,フィルタ19,吸込風路17を介して電動送風機14の遠心ファン15に吸い込まれて、電動送風機14のモータ16内を冷却した後、本体ケース11の外部に排気される。
(3)塵埃の廃棄
この様にしてサイクロン式集塵容器12の集塵室A内に捕集された塵埃が、集塵室Aの上部まで堆積した場合には、ホース接続口26のロックボタン32a,32aを弾性部材33の弾性力に抗して押圧すると、ホース接続口26のロック爪32b,32bが互いに接近する方向に変位させられて、ロック爪32b,32bの間隔がボタン挿通孔47bの両側の幅より狭くなる。この状態で、ホース接続口26を上方に持ち上げることで、ロック爪32b,32bをボタン挿通孔47bから抜き取ることができ、更にホース接続口26を上方に持ち上げることで、蓋体13を図3の如く開くことができる。
【0041】
この様にロック爪32b,32bがボタン挿通孔47bから抜き取られると、スライド部材53が図示しないスプリングのバネ力で上方に押圧変位させられる。この際、スライド部材53の下端部はロック爪52の背面側から上方に離反させられる。これにより、ロック爪52が図示しない付勢手段により握り部48内に退避させられ、本体ケース11の挿通孔11dの上壁11eとの係合が解除される。
【0042】
この状態で、把手35の握り部48を握って持ち上げることにより、サイクロン式集塵容器12を本体ケース11の凹部11a′から取り出すことができる。そして、このサイクロン式集塵容器12の下部側をゴミ袋等に挿入して、ゴミ袋の口部をサイクロン式集塵容器12の周囲に密着させた後、把手35のロック解除ボタン61をスプリング59のバネ力に抗して押し下げると、ロック解除ボタン61と一体のスライド板部59の先端がロック爪55の押圧操作部55bをスプリング57のバネ力に抗して下方に押圧変位させる。
【0043】
これにより、ロック爪55は支持軸54を中心に回動して、ロック爪55の爪部55aが底蓋40の被係止爪45の爪部45aの下方から側方に外れ、底蓋40のロックが解除される。このロック解除により底蓋40は、自己の自重及び集塵室A内に捕集された塵埃の重量により下方に押圧されて、支持軸43を中心に下方に回動変位させられ、集塵室A内の塵埃がゴミ袋内に落下廃棄される。従って、手が汚れることなく塵埃を廃棄できる。
【0044】
また、把手35の握り部48を握った状態で、底蓋40を本体ケース11の凹部内に挿入することで、底蓋40を支持軸43を仲人に筒状体39側に回動させることで、底蓋40の爪部45aがロック爪55の爪部55aの傾斜ガイド55a′に当接する。この後、更に底蓋40を上方に回動させると、傾斜ガイド55a′の作用により、ロック爪55の爪部55aが底蓋40の爪部45aから離反する方向に、ロック爪55がスプリング57のバネ力に抗して回動させられる。
【0045】
そして、底蓋40の爪部45aがロック爪55の爪部55aより下側になると、ロック爪55がスプリング57のバネ力により上述とは逆に回動させられて、ロック爪55の爪部55aが底蓋40の爪部45aの下側に入り込んで、底蓋40が筒状体39の下開口を閉成した状態でロックされる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明は、容器本体の上下方向中間に設けられ且つ容器本体内を上部のサイクロン室と下部の集塵室とに区画する隔壁と、前記サイクロン室の上部に設けられて塵埃が含まれるエアを前記サイクロン室に流入させるエア入口と、前記エア入口から前記サイクロン室の内周面に沿って延びるガイド風路と、前記サイクロン室と前記集塵室との間に設けられていると共に、前記エア入口からエアと共に前記サイクロン室内に流入し且つ前記ガイド風路に沿って流れる塵埃を前記集塵室に案内する塵埃案内口と、前記エア入口から前記サイクロン室に流入したエアを前記サイクロン室の上部から排気可能とするとともに、前記サイクロン室の中央の上部に設けられた連通口を備えるサイクロン式集塵容器であって、前記ガイド風路は前記エア入口から下方に向けて前記隔壁まで傾斜する傾斜壁上に形成されていると共に、前記塵埃案内口は前記傾斜壁に沿ってガイド風路を流れるエア及び塵埃の流れの下流側に位置し且つ前記サイクロン室の内周面に沿って前記隔壁から上方に延設されている構成としたので、サイクロン室内に流入する塵埃を集塵室内に効果的に捕捉できる。しかも、前記ガイド風路は前記エア入口から下方に向けて前記隔壁まで傾斜する傾斜壁上に形成されている構成としたので、サイクロン室内に下方に向かう渦流を効果的に形成して、塵埃を良好にエアから分離除去できる。
【0047】
また、請求項2の発明は、塵埃を含むエアが前記サイクロン室の内周面に沿って渦流となって流れて前記塵埃案内口に近づくに従って、エアの流速が減少すると共に前記塵埃のサイクロン室の内周面に沿う慣性力が大きくなるので、エアの大半を前記サイクロン室の中央から上方に吸引させると共に前記塵埃の大半を慣性力により前記塵埃案内口から前記集塵室内に捕捉できる。
【0048】
更に、請求項3の発明は、サイクロン室の外側からサイクロン室に徐々に接近してサイクロン室の内周面と一致するガイド風路を設けたので、塵埃を含むエアをサイクロン室に接線方向から流入させて、サイクロン室内に効果的な渦流を形成して、塵埃を良好にエアから分離除去できる。
【0049】
また、請求項4の発明は、前記ガイド風路の底面が前記ガイド風路のエア入口から前記サイクロン室に向かうに従って徐々に下方に傾斜している構成としたので、サイクロン室内に下方に向かう渦流を効果的に形成して、塵埃を良好にエアから分離除去できる。
【0050】
更に、請求項の発明は、ガイド風路のエア入口は前記容器本体及びサイクロン室の中心側に向けられていると共に、前記サイクロン室周縁の前記エア入口に臨む部分に前記エア入口から流入するエアを周方向に向けるガイド壁が設けられている構成としたので、ガイド風路のエア入口が前記容器本体及びサイクロン室の中心側に向けられていても、エア入口に流入する塵埃を含むエアをガイド壁によってサイクロン室の周方向に向かう流にして、サイクロン室内に効果的な渦流を形成して、塵埃を良好にエアから分離除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気掃除機の掃除機本体の斜視図である。
【図2】図1に示した掃除機本体を部分的に破断して示した側面図である。
【図3】図1,図2に示した掃除機本体の蓋体を開いた状態の斜視図である。
【図4】(a),(b)は図3に示したホース接続口のロック爪と図2に示したサイクロン式集塵容器の把手の握り部との関係を示す作用説明図である。
【図5】図2に示したサイクロン式集塵容器を把手を通る部分で部分的に断面して示した説明図である。
【図6】図2に示したサイクロン式集塵容器を把手を通らない部分で部分的に断面して示した説明図である。
【図7】図2に示したサイクロン容器本体及び把手の平面図である。
【図8】図5に示した集塵容器及びサイクロン容器本体の組立斜視図である。
【図9】図8に示した集塵容器及びサイクロン容器本体を別の角度から見た組立斜視図である。
【図10】図9のC−C線に沿う断面図である。
【図11】(a)は図5に示した底蓋の平面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図である。
【図12】図5の把手の集塵容器への取付部の説明図である。
【図13】図5のサイクロン容器の蓋体の下面図である。
【図14】図5のサイクロン容器の蓋体の平面図である。
【図15】図5のフィルタ枠の平面図である。
【図16】従来のサイクロン式集塵容器の一例を示す断面図である。
【図17】図17のサイクロン容器の平面図である。
【図18】図16,図17に示したサイクロン容器の底壁の斜視図である。
【符号の説明】
A・・・集塵室
B・・・サイクロン室
34・・・容器本体
66・・・傾斜壁
67・・・底壁(隔壁)
68・・・エア入口
69・・・ガイド風路
72・・・塵埃案内口

Claims (4)

  1. 容器本体の上下方向中間に設けられ且つ容器本体内を上部のサイクロン室と下部の集塵室とに区画する隔壁と、前記サイクロン室の上部に設けられて塵埃が含まれるエアを前記サイクロン室に流入させるエア入口と、前記エア入口から前記サイクロン室の内周面に沿って延びるガイド風路と、前記サイクロン室と前記集塵室との間に設けられていると共に、前記エア入口からエアと共に前記サイクロン室内に流入し且つ前記ガイド風路に沿って流れる塵埃を前記集塵室に案内する塵埃案内口と、前記エア入口から前記サイクロン室に流入したエアを前記サイクロン室の上部から排気可能とするとともに、前記サイクロン室の中央の上部に設けられた連通口を備えるサイクロン式集塵容器であって、前記ガイド風路は前記エア入口から下方に向けて前記隔壁まで傾斜する傾斜壁上に形成されていると共に、前記塵埃案内口は前記傾斜壁に沿ってガイド風路を流れるエア及び塵埃の流れの下流側に位置し且つ前記サイクロン室の内周面に沿って前記隔壁から上方に延設されていることを特徴とするサイクロン式集塵容器。
  2. 請求項1に記載のサイクロン式集塵容器において、塵埃を含むエアが前記サイクロン室の内周面に沿って渦流となって流れて前記塵埃案内口に近づくに従って、エアの流速が減少すると共に前記塵埃のサイクロン室の内周面に沿う慣性力が大きくなって、エアの大半が前記サイクロン室の中央から上方に吸引されると共に前記塵埃の大半が慣性力により前記塵埃案内口から前記集塵室内に入る位置に、前記塵埃案内口が設けられていることを特徴とするサイクロン式集塵容器。
  3. 請求項1又は2に記載のサイクロン式集塵容器における前記傾斜壁は、前記エア入口から前記サイクロン室の底壁まで内周面に沿って下方に傾斜すると共に、前記底壁に向かうに従って幅が徐々に狭くなることを特徴とするサイクロン式集塵容器。
  4. 請求項2又は3に記載のサイクロン式集塵容器において、前記ガイド風路のエア入口は前記容器本体及びサイクロン室の中心側に向けられていると共に、前記サイクロン室周縁の前記エア入口に臨む部分に前記エア入口から流入するエアを周方向に向けるガイド壁が設けられていることを特徴とするサイクロン式集塵容器。
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