JP3678912B2 - 詰め替え用容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は詰め替え用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プラスチック製品の廃棄,処理が色々問題にされており、できるだけその量,嵩を減じることが要望されている。その結果、種々の詰め替え用容器が使用されるようになってきており、これらは一般に、筒状の胴部から肩部を介して口頚部を起立した容器体と、口頚部に着脱可能に螺着させたキャップとからなるシンプルな形態をとり、またその肉厚をできるだけ薄くして廃棄時の重量,嵩を減じる様構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これら詰め替え用容器は、胴部の肉厚をできるだけ薄く構成しているため、キャップを開ける際に掴んだ容器体胴部が凹むように変形し、中身が溢れだす虞がある。
【0004】
本発明は、この様な点を考慮して、キャップの着脱の際に中身が溢れだすことがなく行えて、しかも構造が簡単で詰め替え容器としての安価に得られるという要求に充分応えられる容器を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、薄肉の有底筒状胴部4より肩部5を介して口頸部6を起立した容器体2と、口頸部6外周に嵌合させた周壁7上端縁より、口頸部上端開口を閉塞する頂壁8を延設して着脱可能に嵌合させたキャップ3とからなる容器であって、キャップ嵌合部分下方の口頸部を縦長に形成して、この口頸部6外周部分に、外周面が凹凸面をなすとともに、剛性ある帯状の指当部Aを一体に突周設した。
【0006】
第2の手段として、上記第1の手段に於いて、上記指当部Aが、上下間隔をあけて周設した二本の環状突条9と、各環状突条9間の口頸部外面に縦設するとともに、口頸部の相対向位置に各々間隔をあけて複数ずつ設けた縦突条10と、各環状突条9及び縦突条10とで画成される凹部11とから構成してなる指当部Aである如く構成した。
【0007】
第3の手段として、上記第1の手段に於いて、上記指当部Aが、上下それぞれ間隔をあけて周設した複数の環状突条9と、各環状突条により画成される環状凹溝12とから構成してなる指当部Aである如く構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例の形態を図面を参照して説明する。
本発明の詰め替え用容器1は、容器体2と、キャップ3とから構成している。容器体2は薄肉に形成された有底筒状の胴部4上端から肩部5を介して口頚部6を起立して構成している。胴部4の厚さは従来のこの種の薄肉容器に採用されている厚さを採用できるが、容器体を形成する樹脂の種類を考慮する等して、液を収納した際の保形性を得られる範囲で出来るだけ薄く形成すると良い。
【0009】
キャップ3は、容器体口頚部6外周に嵌合させた周壁7上端縁より口頚部上端開口を閉塞する頂壁8を延設してなる下端開口の筒状をなしている。キャップ3の口頚部6に対する嵌合係止手段は、図示例の如き螺着であっても、或いは突条相互の乗り越え係合によって嵌合係止させる形態のものであっても、従来のこの種容器に於いて使用されている嵌合係止方法を採用できる。
【0010】
本発明では、上記したこの種の詰め替え用容器に於いて、キャップ嵌合部分下方の口頚部を縦長に形成して、この口頚部外周部分に指当部Aを一体に突周設している。
【0011】
上記キャップ嵌合部分下方の縦長な口頚部の長さとしては、その部分を少なくとも二本の指で両側から掴める程度或いはそれ以上の縦幅が考えられる。
【0012】
この指当部Aを形成することにより、キャップ3を外す際に、この部分を指で掴んで行えば、容器体2が凹んで収納液が溢れだすという不都合を生じることなく行えるものである。
【0013】
指当部Aは、外周面が突出部分と凹み部分とからなる凹凸面で構成され、全体として口頚部下部外周を取り巻く帯状に突出形成されたもので、その突出部分の形状、突出幅、横幅を選択する等により、指で掴んでも変形しない程度の剛性を付与している。突出部分及び凹み部分の形状は掴んで変形しなければ種々の形状を採用できるが、口頚部外周を一周する環状突条部分が少なくとも一つ存在するとより確実に剛性を得られて好ましい。例えば、図示しないで説明すると、口頚部下部外周に周設した環状突条と、該突条の上下面或いは一方面よりそれぞれ周方向多数の短い縦突条を突設して指当部を形成しても良い。
【0014】
また、指当部Aの凹凸面は、指で掴んだ際に尖って痛くない程度に当接面が広くなる様に構成すると好ましく、例えば、図1に示す実施例では、上下間隔をあけて周設した二本の環状突条9と、各環状突条9間の口頚部外面に縦設するとともに、口頚部の相対向位置に各々平行に複数ずつ設けた縦突条10と、各環状突条9及び縦突条10とで画成される凹部11とから指当部Aを構成している。従って、各縦突条10を密集して形成して指の当接面が全体として広くなる如く構成している。
【0015】
また、指当部Aは、上下それぞれ間隔をあけて周設した複数の環状突条と、各環状突条により画成される環状凹溝とから構成しても良い。図5に示す実施例では、三本の環状突条9と、各環状突条により画成される環状凹溝12とから指当部Aを構成している。この様な場合の環状突条の数は二本でも四本以上でも良いが、二本の場合には指の当接面を考慮すると各突条の肉厚が大きくなる傾向があり、ヒケ現象を気にしなければならず、また、四本以上である場合には、指当部が余分な縦幅となる傾向があり、図示例の三本程度がこの種容器の大きさを考慮した場合に好ましい。但し、当然三本に限定されない。
【0016】
本発明の容器1を使用する場合には、例えば、指当部A外面を両側から二本の指で掴んでキャップ3を螺脱させれば、容器体2を掴む力は指当部Aに吸収されて容器体が凹む等の不都合を生じることなく開蓋を行える。次いで、例えば、指当部A部分を二本の指で掴み、容器体底面に他方の掌を当てて容器体を傾ければ、注出時にも容器体を凹ますことなく行える。
尚、上記各部材は合成樹脂により形成すると良い。
【0017】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明詰め替え用容器は、キャップ嵌合部分下方の口頚部を縦長に形成して、この口頚部外周部分に、外周面が凹凸面をなすとともに、剛性有る帯状の指当部を一体に突周設したので、キャップの着脱に際して、この指当部を掴んで行えば、容器体内の液を溢れさせる等の不都合を生じることなく開蓋することができ、円滑な液の詰め替えを行えるものである。
【0018】
しかも、従来容器と比較して、口頚部部分を若干長く構成するとともに、その外周に凹凸面を形成しただけであるため、製造もそれ程煩雑化せず、しかも材料費の増加も殆ど無視できる程度であり、安価に製造できるというこの種の容器への要望を充分満足できるものである。
【0019】
また、上下間隔をあけて周設した二本の環状突条と、各環状突条間の口頚部外面に縦設するとともに、口頚部の相対向位置に各々複数ずつ設けた縦突条と、各環状突条及び縦突条とで画成される凹部とから指当部を構成してなるものにあっては、二箇所の密な縦突条形成部分を掴んでキャップを外せるため、指が痛くなる等の虞はきわてめ少なく、しかも二本の環状突条により指当部を比較的つよく掴んでも容器体が凹む等の虞もない。
【0020】
また、上下それぞれ間隔をあけて周設した複数の環状突条と、各環状突条により画成される環状凹溝とから指当部を構成してなるものにあっては、極めて簡単な構造で上記要求を充分に満足させることができる利点を兼ね備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部半断面図である。
【図2】同実施例の要部斜視図である。
【図3】同実施例の容器体口頚部部分の平面図である。
【図4】同実施例使用時の要部斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す容器体の要部縦断面図である。
【符号の説明】
A…指当部,2…容器体,3…キャップ,4…胴部,5…肩部,6…口頚部,7…周壁,8…頂壁,9…環状突条,10…縦突条,11…凹部,12…環状凹溝

Claims (1)

  1. 薄肉の有底筒状胴部4より肩部5を介して口頸部6を起立した容器体2と、口頸部6外周に嵌合させた周壁7上端縁より、口頸部上端開口を閉塞する頂壁8を延設して着脱可能に嵌合させたキャップ3とからなる容器であって、キャップ嵌合部分下方の口頸部を縦長に形成して、この口頸部6外周部分に、上下間隔をあけて周設した二本の環状突条9と、各環状突条9間の口頸部外面に縦設するとともに、口頸部の相対向位置に各々間隔をあけて複数ずつ設けた縦突条 10 と、各環状突条9及び縦突条 10 とで画成される凹部 11 とから構成してなる剛性ある帯状の指当部Aを一体に突周設してなることを特徴とする詰め替え用容器。
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