JP3677695B2 - コタツ - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は快適なコタツやぐらに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
正方形格子枠の下側にヒーター部が装備され、且つ該格子枠の各コーナ部を4本の足柱で支持させながら座敷面に設置、これに上からコタツ布団を被せ、その上にコタツテーブルを載せて家族がテレビ等の前で団らんする光景が目に浮かぶ。
また最近は電気カーペットとの併用によりコタツは日本の冬の座敷部屋には欠かせない快適な暖房器具としてさらにいっそう愛用され定着している。
しかし一方、テレビなどを長時間見ているとつい足を伸ばして身体を横にしてみたくなる傾向もあり、その様なとき、コタツやぐらの4本足が邪魔になったり、煩わしく感じる等の欠点がある。特に肥満体の方々は窮屈でつい足柱にお尻等がぶつかりコタツ全体が動いてコタツテーブル面上のお茶やコーヒー、コーラ、ビール等の容器をひっくり返して辺り一面にこぼしてしまったり等の欠点がある。
さらにコタツ布団やコタツ用電気カーペットが中心から大きくずれてあばれて移動してしまったり、また清掃時に掃除機の集塵吸入パイプ口をコタツやぐら内に通して作業の際、やぐらの4本足柱が障害となり掃除機の集塵吸入口を入れたり出したりせねばならない動作が面倒である等の難点もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記実情に鑑み、従来の4本柱に代わってコタツ足柱数を例えば思い切って最少の一本足柱のやぐらにしてみてはどうか、またコタツやぐらの一本足柱はコタツやぐら内中央部でなく、できる限り端の方に立設させた方が解放空間の確保の観点からして良い筈である。当然、一本柱が立設する側からのコタツやぐら内への足腰の進入は物理的に困難であるのは当然である。
さいわいなことに、一般にコタツに入りながらテレビを見ようとする家族習慣が根強く定着している。とくに最近は少子化傾向のご家族が多く、テレビを見るのに席を失うおそれも無くなり、わざわざテレビ画面側に対し背中を向けてコタツ内に入ってくる人は、少ないはずである。
つまり、コタツに入りにくく嫌われる位置である一本足柱の立設側の席は常にテレビ設置側に向け配置させておくことは一本足コタツやぐら特有の合理的なレイアウトとなる。
また家族の誰かがコタツから席を離れようとする時、よく「やぐら」のテーブルに両手をつきながら立ち上がろうとするが、そのような動作にも一本足柱で耐えられる強度や支持力等の確保には当然配慮されながら一本足コタツやぐらに対する設計上の必然的構造又は形状及び素材選択や合理的な量産加工手段等は言うまでもなく製造業者ならよく理解されているところである。
【0004】
【課題を解決しようとする手段】
支持板4の一辺部面に一本の「コ」の字状嵌着部材1を垂直に立設させ、該「コ」の字状嵌着部材1の最上端部で直角に曲折、且つ該曲折部において水平上面板と水平下面板とに平行分岐し、コタツ格子枠3を咬合する嵌挿隙間を介在させながら二重の水平延設面で形成される偏平状嵌合部2を、前記支持板4面の上方空間へ水平状に突設させるとともに前記偏平状嵌合部2に前記コタツ格子枠3を嵌挿咬合させてから例えば偏平嵌合部2上面から偏平嵌合部2下面へとボルトナットを貫通させ蝶着させたコタツであり、また従来コタツやぐら設置上に伴う欠点等に対する解消手段として 偏平状嵌合部2の上面及びコタツ底板5上面に各種摩擦性又は圧着性滑り防止部材面6を貼着させるとともにそれら滑り防止部材面6に適応させてコタツ掛け布団裏面中央部及びコタツ用電気カーペット裏面にも上記同様滑り防止部材6を貼着させてなるコタツにより構成される。
【0005】
【作用】
即ち一本足コタツやぐらなので、やぐら内に抜群の開放的空間の確保が可能となり、従来コタツやぐら内の清掃作業時に伴うストレスも解消されスムースで快適な清掃動作が可能となり、またコタツが必要でないオフシーズンにはコタツやぐらの格子枠を簡便に脱着してコンパクトな収納が可能となり、さらにコタツやぐらの掛け布団やコタツ用電気カーペットのいわゆるズレ、アバレ防止が可能となる。
【0006】
【実施例】
本発明を図示に基づいて説明すると
【0007】
図1は「コ」の字状嵌着部材1を示す斜視図である。
コタツやぐらの不要シーズンには図示のようにコタツ格子枠3及びコタツ底板面5を「コ」の字状嵌着部材1からそれぞれ簡便に脱着してコンパクトに収納することができる。
【0008】
図2は図1の「コ」の字状嵌着部材1の支持板4面部を底面拡張板として別途に用意していたコタツ底板面5にビス8で締着同一面化させ、且つコタツ底板面5表面には圧着性又は摩擦性滑り防止部材6を貼着させるとともに前記「コ」の字状嵌着部材1先端部の直角曲折部から支持板4面の上方空間へ平行状に突出延設させた偏平状嵌合部2の隙間内へコタツ格子枠3を簡便に嵌挿咬合させ、例えば図1の偏平状嵌合部2の上面に並列されている各ボルト嵌挿穴9からそれぞれボルト7を貫通状に挿入させこれらを例えば蝶ナット等で下側で締着させるだけで簡単に使用できる一本足柱状のコタツやぐらの全容を示した斜視図である。
【0009】
座敷部屋でコタツやぐらを設置させる時は必ずテレビ設置方向へコタツ足柱の立設側を向けて置くと良い。
【0010】
したがって使用時のコタツやぐら内はコタツ足柱がほとんど無くなったような極めて開放的空間が確保され、コタツ内にもぐって横になった時には暖かい湯船の中いるような気分感覚となり極めて快適である。
【0011】
コタツ用電気カーペット裏面には例えばマジックテープ(但し、登録商標名)片6等の圧着性又は摩擦性滑り防止部材6面が貼着されており、またコタツ底板面5にも同様滑り防止部材6面が貼着されているので双方面の貼着滑り防止部材6が相互に「かしまり合って」摩擦効果大となり、いわゆる「滑り、ずれ、あばれ」等」が解消され、コタツ用電気カーペット使用上の安定性が確保される。
【0012】
コタツ用電気カーペットをコタツやぐらのコタツ底板面5上に敷くときコタツ用電気カーペットの一辺部がコタツ足柱の立設部に当たってその辺がめくり上がって浮きあがらないようコタツ用電気カーペットに切り込み部を設けてコタツ足柱の立設部を平らに囲みながら敷けるようにすることはコタツ用電気カーペットがコタツ足柱の立設部に固定された状態となるので、その分コタツ用電気カーペットの「滑り、ずれ、あばれ」防止効果も確保される。
【0013】
また従来型とは全く違ってコタツやぐらが一本足柱であるため、清掃時において清掃面に対して電気掃除機の集塵吸入パイプ口の移動がスムーズで家庭主婦の清掃動作も極めて簡単快適となる。
【0014】
さらに夏期のコタツ不要シーズンともなれば、従来ではコタツやぐらをそのままかさばった状態で収納せねばならなかったが、本願では、簡便に蝶ナット又はビス8を弛めるだけで「コ」の字状嵌着部材1からコタツ格子枠3及びコタツ底板面5が簡単に外れるのでコンパクトに別々収納が可能である。
【0015】
【発明の効果】
上記の如く本発明によれば、コタツ足柱がほとんど無くなったような感覚の開放的コタツ内部空間の確保が可能となり、したがって清掃時にはそのままコタツ掛け布団をまくり上げるだけでコタツ内の電気カーペット面上を掃除機の集塵吸入パイプ口部がスムーズに移動する快適清掃が可能となり、またコタツ用電気カーペット裏面には摩擦性滑り止め部材面が貼着されており、加えて該コタツ用電気カーペットはコタツ足柱の立設部をしっかり囲むように固着しながら敷くことができるので使用上、格別な安定効果がもたらされ、さらにシーズンオフにはコタツのコンパクト収納も可能となる等の顕著な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 コの字状嵌着部材の斜視図。
【図2】 コの字状嵌着部材の偏平状嵌合部の隙間内にコタツ格子枠を咬合嵌挿し、これを固着させた様子をあらわした斜視図。
【符号の説明】
1コの字状嵌着部材 2偏平状嵌合部
3コタツ格子枠 4支持板
5コタツ底板面 6マジックテープ片
7ボルト 8ビス
9ボルト嵌挿穴 10ビス穴
11筋交い状支持部
Claims (2)
- 1本のコタツ足柱を有するコの字状嵌着部材1の上部、偏平状嵌合部2は、水平上面板と水平下面板とに平行分岐し嵌挿隙間を介在させながら二重の水平延設面で形成され、偏平状嵌合部2にはコタツ格子3を嵌挿交合させて固着させ、該コの字状嵌着部材1の下部、支持板4をコタツ底板面5上に重ね、固着させたことを特徴とするコタツ。
- コの字状嵌着部材1の上部、偏平状嵌合部2上面及びコタツ底板5上面に夫々面ファスナー6を貼着させ、さらに偏平状嵌合部2上面及びコタツ底板5上面に係合するコタツ布団裏面及びコタツ用電気カーペット裏面に滑り防止面ファスナー6を夫々貼着させたことを特徴とする請求項1に記載のコタツ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05375897A JP3677695B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | コタツ |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP05375897A JP3677695B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | コタツ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10220762A JPH10220762A (ja) | 1998-08-21 |
JP3677695B2 true JP3677695B2 (ja) | 2005-08-03 |
Family
ID=12951727
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP05375897A Expired - Fee Related JP3677695B2 (ja) | 1997-02-03 | 1997-02-03 | コタツ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3677695B2 (ja) |
-
1997
- 1997-02-03 JP JP05375897A patent/JP3677695B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH10220762A (ja) | 1998-08-21 |
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