JP3676732B2 - 空力表面を備えたポリウレタンカバーのゴルフボール - Google Patents
空力表面を備えたポリウレタンカバーのゴルフボール Download PDFInfo
- Publication number
- JP3676732B2 JP3676732B2 JP2001523091A JP2001523091A JP3676732B2 JP 3676732 B2 JP3676732 B2 JP 3676732B2 JP 2001523091 A JP2001523091 A JP 2001523091A JP 2001523091 A JP2001523091 A JP 2001523091A JP 3676732 B2 JP3676732 B2 JP 3676732B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dimple
- golf ball
- dimples
- approximately
- pattern
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0004—Surface depressions or protrusions
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0004—Surface depressions or protrusions
- A63B37/0006—Arrangement or layout of dimples
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0004—Surface depressions or protrusions
- A63B37/0012—Dimple profile, i.e. cross-sectional view
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0004—Surface depressions or protrusions
- A63B37/0019—Specified dimple depth
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0004—Surface depressions or protrusions
- A63B37/002—Specified dimple diameter
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0004—Surface depressions or protrusions
- A63B37/0021—Occupation ratio, i.e. percentage surface occupied by dimples
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0022—Coatings, e.g. paint films; Markings
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/0023—Covers
- A63B37/0029—Physical properties
- A63B37/0033—Thickness
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/007—Characteristics of the ball as a whole
- A63B37/0077—Physical properties
- A63B37/0089—Coefficient of drag
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/007—Characteristics of the ball as a whole
- A63B37/0077—Physical properties
- A63B37/009—Coefficient of lift
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B37/00—Solid balls; Rigid hollow balls; Marbles
- A63B37/0003—Golf balls
- A63B37/007—Characteristics of the ball as a whole
- A63B37/0077—Physical properties
- A63B37/0084—Initial velocity
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
[本発明の属する技術分野]
本発明は、熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボールに係り、より詳細には、熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボールに対するディンプルパターンであって、異なるサイズのディンプルを有するディンプルパターンに関する。
【0002】
[従来の技術]
ゴルファーは、早くも1800年代には、くぼみのある表面を備えたゴルフボールは滑らかな表面のものよりも良く飛ぶことを実感していた。手で打ち込みをしたグッタペルカのゴルフボールは、少なくとも1860年代までは購入することができ、ブランブル(へこみというよりこぶ)のゴルフボールは、1800年代後半から1908年までの主流になった。1908年、イギリス人のWilliam Taylorは、ブランブルのゴルフボールよりも良好で正確に飛ぶくぼみ(ディンプル)を備えたゴルフボールについて特許をうけた。A. G. Spalding & Bros.は、その特許に対しての米国の権利を購入し、TAYLORディンブルを特徴としたGLORYボールを紹介した。1970年代まで、GLORYボール、及びディンプルを備えた他の大部分のゴルフボールは、同じパターン、すなわちATTIパターンを使用した同じ大きさの336個のディンプルを有していた。ATTIパターンは、8つの同心の直線列に分割された、八面体のパターンであり、ゴルフボールの金型の主要創作者の名を取って名付けられた。
【0003】
この60年間でゴルフボールの表面に関する革新は、メッシュパターン化されたゴルフボールをダンロップのため発明したAlbert Penfoldからしか生まれなかった。このパターンは、1912年に発明され、1930年代まで受け入れられた。
【0004】
1970年代には、ディンプルパターンの革新が主要ゴルフボール製造業者から出現した。1973年には、Titleistは、ゴルフボールを20個の三角形領域に分割する二十面体のパターンを紹介した。二十面体パターンは、John Vernon Pughに英国特許377,354号において開示されるが、このパターンは、ゴルフボールの金型の一般的には分割ラインに相当するゴルフボールの赤道上に存在するディンプルを有した。それにもかかわらず、二十面体パターンは、今日のゴルフボールの支配的パターンとなった。
【0005】
1970年代及び1980年代には、主要ゴルフボール製造業者の数学者たちは、ゴルフボールのディンプル表面積(ディンプルによって被覆された面積)を増加することにその意図を集中させた。ATTIパターンのゴルフボールのディンプル面は、略50%である。1970年代には、ディンプル表面積は、増加され、ゴルフボールの表面の60%より大きくなった。更に、画期的発明は、ディンプル表面を70%を越えるまでに増加させた。William Gobushに付与された米国特許第4,949,976号は、最高422個のディンプルを備えた78%のディンプル適用範囲を有するゴルフボールを開示する。1990年代には、80%の適用範囲を突破するディンプル表面積が見受けられる。
【0006】
ゴルフボール表面上の異なるディンプルの数もまた表面積適用範囲と共に増加する。ATTIパターンは、ディンプルの一サイズのみを備えたディンプルパターンを開示した。異なるディンプルタイプの数が増加し、3つのディンプルタイプが異なるディンプルタイプの好ましい数になった。Oka他による米国特許第4,463号は、表面上に4つの異なるディンプルタイプを備え、ディンプルの無い面が追加のディンプルを含むことができないディンプルパターンを開示する。Steven Aoyamaによる英国特許出願番号2157959は、5つの異なる直径を備えたディンプルを開示する。更に、William Gobushは、11個の異なる直径を備えたディンプルを有するアルキメデス十四面体パターンを発明した。“500 Year of Golf Balls, Antique Trade Books”の189ページを参照されたい。しかし、複数のディンプルを備えたゴルフボールに対するディンプルパターンは、そのゴルフボールが商品化され、かつ一般的なゴルファーにとってプレイ時に使用可能であってはじめて、価値あるものとなる。
【0007】
更に、ディンプルパターンは、八面体、十二面体及び二十面体パターンのような区分された形状に基づいてきた。米国特許第5,201,522号は、同等にディンプルの数を用いた5角形構成を有するディンプルパターンを備えたゴルフボールを開示する。米国特許第4,880,241号は、修正された二十面体パターンを有し、小三角形領域が赤道に沿って存在しディンプルのない赤道が提供されたゴルフボールディンプルパターンを開示する。
【0008】
ゴルフボールディンプルパターンに関して発行された何百もの特許があるが、現在のディンプルパターン、特に熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボールに対するディンプルパターンに関して改善する余地が残されている。Maxfli REVOLUTION、Maxfli HT、Titleist PROFESSINAL、Titleist TOUR PRESTIGE、及びSlazenger RAM 420のような熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボールの全ては、増加されたスピン特性、より大きな抵抗値、及び製造上の困難性を含むポリウレタン材料の固有特性を補償する必要がある。熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボールの空気力学特性を最大化するように設計されたディンプルパターンに対する要求が依然として存在する。
【0009】
[発明の概要]
本発明は、ゴルフボールへの高速時の抗力を低減させつつ低速時の揚力を増加させる新規のディンプルパターンを提供することにより、より長距離を移動するゴルフボールを提供する。本発明は、ゴルフボールの表面の86%を覆うパターンで配列された複数のディンプルセットを設置することによってかかる事項を達成する。
【0010】
本発明の一局面は、少なくとも下塗りで被覆された表面を備えた熱硬化性カバーを有するゴルフボール上のディンプルパターンである。好ましい熱硬化性材料は、ポリウレタンであるが、当業者であれば、他の熱硬化性材料も本発明の実施の際に使用されてよいことを認識するだろう。ゴルフボールは、表面上に設置された複数の異なるディンプルセットを含む。異なるディンプルセットは、他のどのディンプルセットとも異なる直径を有する。複数の異なるディンプルセットのディンプルのそれぞれの深さは、各ディンプルの翼弦から0.0060インチまでに制限される。複数の異なるディンプルセットのディンプルのそれぞれの深さは、翼弦から0.0045インチと0.0060インチの間であってよい。複数の異なるディンプルセットのディンプルのそれぞれはエントリーアングルを有し、エントリーアングルのそれぞれは、14度と16度の間であってよい。複数の異なるディンプルセットのディンプルのそれぞれはエッジ半径を有し、エッジ半径のそれぞれは、0.020インチと0.050インチの間であってよい。
【0011】
本発明のその他の局面は、低速時にはより大きな揚力を高速時にはより小さい抗力を提供する、熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボール上のディンプルパターンである。ゴルフボールは、被覆された熱硬化性ポリウレタンカバーの表面上に設置された複数の異なるディンプルセットを含む。異なるディンプルセットのそれぞれは、他のどのセットとも異なる直径を有する。複数の異なるディンプルセットは、ゴルフボールの表面の少なくとも83%を覆う。ゴルフボールは、レイノルズ数70,000、及び回転数2,000rpmで0.18より大きい揚力係数を有し、レイノルズ数180,000、及び回転数3,000rpmで0.232より小さい抗力係数を有する。
【0012】
[本発明のベストモード]
図1乃至図3に示すように、ゴルフボールは、一般的に符号20で示される。ゴルフボールは、ワンピース、ツーピース、スリーピース若しくはその類のゴルフボールであってよい。更に、スリーピースのゴルフボールは、巻き層、固体境界層を有してよい。ゴルフボール20のカバー21は、どんな適切な材料から構成されてよい。好ましいカバー21は、熱硬化性ポリウレタン材料から構成される。しかし、当業者であれば、他のカバー材料も本発明の観点及び精神を逸脱することなく使用されてよいことを認識するだろう。ゴルフボール20は、下塗り及び/又は上塗りの仕上げを有してよい。
【0013】
ゴルフボール20は、表面22を有する。ゴルフボール20は、更に赤道24を有し、第1半球26と第2半球28とにゴルフボール20を分割する。第1極30は、第1半球26内に、赤道24から緯度の円弧に沿って90度の位置で配置される。第2極32は、第2半球28内に、赤道24から緯度の円弧に沿って90度の位置で配置される。
【0014】
両半球26及び28における表面22上には、7つの異なるディンプルセットに分割された382個のディンプルが存在する。第1のディンプルセット34は、好ましい実施例では220個のディンプルから成る最も数の多いディンプルである。第2のディンプルセット36は、次に数の多いディンプルであり、100個のディンプルから成る。第3のディンプルセット38及び第4のディンプルセット40は、次に数が多く、好ましい実施例ではそれぞれ20個のディンプルから成る。第5のディンプルセット42及び第6のディンプルセット44は、次に数が多く、好ましい実施例ではそれぞれ10個のディンプルから成る。第7のディンプルセット46は、2個のみのディンプルから成る。好ましい実施例では、382個のディンプルは、ゴルフボールの表面22の86%を占める。
【0015】
第7のディンプルセット46の2個のディンプルは、各極30、及び32にそれぞれ設置される。第5のディンプルセット42のそれぞれは、第7のディンプルセット46の一のディンプルの近傍にある。第1半球26内に設置された第5のディンプルセット42の5個のディンプルは、赤道24及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置された第5のディンプルセット42の5個のディンプルは、赤道24及び第2極32からそれぞれ同一距離にある。これらの極にあるディンプル42及び46は、ゴルフボール20の表面22の略2%を占める。
【0016】
第5のディンプルセット42のディンプル断面は、図8に示される。ディンプル42の半径R5は略0.072インチ(1インチは、25.4mmである)、翼弦深さC5は略0.0054インチ、エントリーアングルθ5は略15.7度、エッジ半径ER5は略0.0336インチである。第7のディンプルセット46のディンプル断面は、図10に示される。ディンプル42の半径R7は略0.0510インチ、翼弦深さC7は略0.0049インチ、エントリーアングルθ7は略13.4度、エッジ半径ER7は略0.0336インチである。
【0017】
第6のディンプルセット44の10個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22の略3%を占める。第1半球26内に設置された第6のディンプルセット44の5個のディンプルは、赤道24及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置された第6のディンプルセット44の5個のディンプルは、赤道24及び第2極32からそれぞれ同一距離にある。また、第6のディンプルセット44のそれぞれは、3つの異なるディンプルセット34,36及び40の近傍にある。
【0018】
第6のディンプルセット44のディンプル断面は、図9に示される。ディンプル44の半径R6は略0.0930インチ、翼弦深さC6は略0.0051インチ、エントリーアングルθ6は略15.2度、エッジ半径ER6は略0.0333インチである。第6のディンプルセット44の群を抜いて大きい直径は、本発明のディンプルパターンの並外れた表面適用範囲を可能とする。これは、直径が小さいほどより大きな表面適用範囲が提供されると教授する従来の考えとは逆である。
【0019】
第4のディンプルセット40の全てのディンプルは、第6のディンプルセット44のディンプルの少なくとも一の近傍にある。第4のディンプルセット40の20個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22の略2.7%を覆う。第1半球26内に設置された第4のディンプルセット40の10個のディンプルは、赤道24及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置された第4のディンプルセット40の10個のディンプルは、赤道24及び第2極32からそれぞれ同一距離にある。また、第4のディンプルセット40のそれぞれは、3つの異なるディンプルセット36,38及び44の近傍にある。
【0020】
第4のディンプルセット40のディンプル断面は、図7に示される。ディンプル40の半径R4は略0.062インチ、翼弦深さC4は略0.0052インチ、エントリーアングルθ4は略15.2度、エッジ半径ER4は略0.0358インチである。
【0021】
第3のディンプルセット38の全てのディンプルは、第6のディンプルセット44のディンプルの少なくとも一の近傍にある。第3のディンプルセット38の20個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22の略3.8%を覆う。第1半球26内に設置された第3のディンプルセット38の10個のディンプルは、赤道24及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置された第3のディンプルセット38の10個のディンプルは、赤道24及び第2極32からそれぞれ同一距離にある。また、第3のディンプルセット38のそれぞれは、3つの異なるディンプルセット34,36及び40の近傍にある。
【0022】
第3のディンプルセット38のディンプル断面は、図6に示される。ディンプル38の半径R3は略0.074インチ、翼弦深さC3は略0.0053インチ、エントリーアングルθ3は略15.3度、エッジ半径ER3は略0.0344インチである。
【0023】
第1のディンプルセット34の220個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22に、その個数、サイズ、及び配置に起因して、異なるディンプルセット34乃至46の中で最も影響を及ぼす。第1のディンプルセット34の220個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22の略53%を覆う。第1半球26内に設置された第1のディンプルセット34の110個の各ディンプルは、赤道上の第1行80及び第2行82の形態か、図3に最もよく示されているように第1極30まわりの星状形状84の形態で設置される。同様に、第2半球28内に設置された第1のディンプルセット34の110個の各ディンプルは、赤道下の第1行90及び第2行92の形態か、図示されていないが、図示されていない第2極32まわりの星状形状94の形態で設置される。
【0024】
第1のディンプルセット34のディンプル断面は、図4に示される。ディンプル34の半径R1は略0.0834インチ、翼弦深さC1は略0.0053インチ、エントリーアングルθ1は略15.3度、エッジ半径ER1は略0.0344インチである。先行技術における用語“エントリーアングル”若しくは“エッジ半径”の使用と異なり、ここで定義されるエッジ半径は、ディンプルの表面(contour)の凹セグメントと凸セグメントを仕切るエントリーアングルと関係して用いられる数値である。図4Aに示すように、2つのベジエ曲線(Bezierカーブ:4つの点で規定される曲線)の1次導関数及び2次導関数は、エッジ半径及びエントリーアングルによって定義される点で同一になるようにされる。第2のディンプルセット36の100個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22に、その個数、サイズ、及び配置に起因して、異なるディンプルセット34乃至46の中で次に最も影響を及ぼす。第2のディンプルセット36の100個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22の略22%を覆う。従って、第1のディンプルセット34及び第2のディンプルセット36は、組合せてゴルフボール20の表面22の略75%を超えて覆うことになる。第1半球26内に設置された第2のディンプルセット36の50個の各ディンプルは、赤道上の第3の行86の形態か、第1極30まわりの第2の五角形102の形態か、緯度遷移領域70に沿った形態で設置される。同様に、第2半球28内に設置された第2のディンプルセット36の50個の各ディンプルは、赤道24下の第3の行96の形態か、図示されていない第1極30まわりの第2の五角形102aの形態か、緯度遷移領域70に沿った形態で設置される。第2のディンプルセット36のディンプル断面は、図5に示される。ディンプル34の半径R2は略0.079インチ、翼弦深さC2は略0.0053インチ、エントリーアングルθ2は略15.1度、エッジ半径ER2は略0.0315インチである。
【0025】
図1Aに最もよく示されているように、各半球26及び28は、赤道24からの3行で始まる。第1半球26の第1の行80及び第2の行82、及び第2半球28の第1の行90及び第2の行92は、第1のディンプルセット34から構成される。第1半球26の第3の行、及び第2半球28の第3の行96は、第2のディンプルセット36から構成される。この行のパターンは、ゴルフボール20上のより大きなディンプルの表面適用範囲を実現するのに用いられる。しかし、前述のように、従来の教授は、より小さい直径のディンプルの追加の行が、より大きな表面積適用範囲を実現するのに用いられるべきであると要求するだろう。しかし、本発明のディンプルパターンは、同一のディンプルの行から五角形領域98へと遷移していく。同様の五角形領域98aは、図示されていないが、第2極32のまわりに設置される。五角形領域98は、第1極30から広がる5つの五角形100,102,104,106、及び108を有する。同様の五角形100a,102a,104a,106a、及び108aは、第2極32から広がる。第1の五角形100は、第5のディンプルセット42から構成される。第2の五角形102は、第2のディンプルセット36から構成される。第3の五角形104は、第1のディンプルセット34から構成される。第4の五角形106も、第1のディンプルセット34から構成される。第5の五角形108は、第1のディンプルセット34及び第6のディンプルセット44から構成される。しかし、より大きな第5の五角形108’は、第5の五角形108、及び第3の行86と第5の五角形108との間に設置された全てのディンプルを含む。五角形領域98によって、本発明のディンプルパターンのより大きな表面積が可能となる。
【0026】
図2Bは、五角形領域98を構成する5つの三角形130乃至138を示す。破線140は、緯度遷移領域70と重なるより大きな五角形領域98’の範囲を示す。
【0027】
図1Bに最もよく示すように、第3のディンプルセット38、第4のディンプルセット40及び第6のディンプルセット44の全てのディンプルは、緯度遷移領域70及び72内に設置される。緯度遷移領域70及び72は、本発明のディンプルパターンを行80,82,86,及び行90,92,96から五角形領域98及び98aへとそれぞれ遷移させる。緯度遷移領域70及び72のそれぞれは、そのそれぞれの半球26及び28において赤道から40度から60度の緯度範囲内の円周領域を覆う。第1の緯度遷移領域70は、赤道24から略緯度60に極方向の境界120を、赤道24から略緯度40に赤道方向の境界122を有する。同様に、第2の緯度遷移領域72は、赤道24から略緯度60に極方向の境界120aを、赤道24から略緯度40に赤道方向の境界122aを有する。
【0028】
本発明のディンプルパターンの他にとりうる実施例は、図11及び図12において示される。図11のゴルフボール20a上のディンプルパターンは、5つの異なるディンプルセット34、36,40,42及び44のみを有する。図12のゴルフボール20b上のディンプルパターンは、6つの異なるディンプルセット34、36,38,40,42及び44のみを有する。ゴルフボール20a及び20bのディンプルパターンの両方においては、極30及び32に設置された第7のディンプルセットが除去され、ゴルフボール20aのディンプルパターンにおいては、第3のディンプルセットの全てのディンプルが第5のディンプルセット42のディンプルによって置き換えられる。
【0029】
飛行中のゴルフボールに作用する力は、次の飛翔経路の方程式によって計算される。
【数1】
ここで、Fはゴルフボールに作用する力、FLは揚力、FDは抗力、Gは重力である。式Aの揚力及び抵抗は、次の式によって計算される。
【数2】
ここで、CLは揚力係数、CDは抗力係数、Aはゴルフボールの最大断面積、ρは空気の密度、vはゴルフボールの対気速度である。
【0030】
抗力係数CD、及び揚力係数CLは、次の式を用いて計算されてよい。
【0031】
【数3】
レイノルズ数Rは、無次元パラメータで、慣性力と流体中を運動する物体上に作用する粘性力との比を定量化したものである。ディンプルを有するゴルフボールに対する乱流は、Rが40,000より大きくなる時に発生する。Rが40,000より小さい場合、流れは層流である。飛行中のディンプルを有するゴルフボールまわりの空気の乱流によって、滑らかなゴルフボールよりも遠くに移動されることができる。
【0032】
レイノルズ数Rは、次の式から計算される。
【数4】
ここで、vはゴルフボールの平均速度、Dはゴルフボールの直径(通常は1.68インチ)、ρは空気の密度(標準気圧で0.00238slugs/ft3)、μは空気の絶対粘度(標準気圧で3.74×10-7lb*sec/ft2)である。USGA承認の1.68インチの直径を有するゴルフボールに対する標準気圧でのレイノルズ数R、180,000は、飛行中でゴルフボールが最も高速となる時点であってティーから打撃された200ft/s若しくは136ft/sであるゴルフボールに対応する。USGA承認の1.68インチの直径を有するゴルフボールに対する標準気圧でのレイノルズ数R、70,000は、飛行中のゴルフボールが最も低速となる時点であって飛行中の頂点における78ft/s若しくは53ft/sであるゴルフボールに対応する。重力は、頂点に達した後、ゴルフボールのスピードを増加させる。
【0033】
図13は、Titleist PROFESSINAL、Titleist TOUR PRESTIGE、Maxfli REVOLUTION、及びMaxfli HT URETHANEとの比較における、本発明のディンプルパターンを備えたゴルフボール20の揚力係数を示す。図14は、Titleist PROFESSINAL、Titleist TOUR PRESTIGE、Maxfli REVOLUTION、及びMaxfli HT URETHANEとの比較における、本発明のディンプルパターンを備えたゴルフボール20の抗力係数を示す。
【0034】
本発明のディンプルパターンを備えたゴルフボール20を含む比較試験のための全てのゴルフボールは、熱硬化性ポリウレタンカバーを有する。本発明のディンプルパターンを備えたゴルフボール20は、ここで参照によりその関連部分を本明細書に結合する1999年7月27日にファイルされた米国特許第6,117,024号“A Golf Ball With A Polyurethane Cover”に示されたように構成される。本発明のディンプルパターンの空気力学特性は、低減された抗力とより大きな揚力をもたらすことにより、同様の構成のゴルフボールに比べてより長距離を移動するゴルフボール20へと変換する。
【0035】
ポリウレタンカバーを有する他のゴルフボールと比較して、本発明のゴルフボール20は、高速での低い抗力係数と低速でのより大きい揚力係数とを組合せた唯一のゴルフボールである。詳細には、図13及び図14に示すように、レイノルズ数70,000で0.18より大きい揚力係数CLとレイノルズ数180,000で0.23より小さい抗力係数CDとを有する他のゴルフボールは1つもない。例えば、Titleist PROFESSINALは、レイノルズ数70,000で0.18より大きい揚力係数CLを有する一方で、抗力係数CDがレイノルズ数180,000で0.23より大きくなっている。更に、Maxfli REVOLUTIONは、レイノルズ数180,000で0.23より小さい抗力係数CDを有する一方で、揚力係数CLがレイノルズ数70,000で0.18より小さくなっている。
【0036】
この点に関して、United States Golf Association(“USGA”)及びThe Royal and Ancient Golf Club of Saint Andrewsによって承認されたゴルフ規則は、ゴルフボールの初速度を秒速250フィート(76.2m)(最大で2%の誤差が許容され秒速255フィートの初速度)に制限し、及び距離全体を280ヤード(256m)に飛距離全体の6%の誤差が加算され296.8ヤード(6%の誤差は4%まで下げてもよい)に制限する。上記ゴルフ規則の完全な説明は、USGAのwebページ(www.usga.org.)で入手できる。それ故に、ゴルフボール20は、これらの制限を満足し超過しないことを可能とするディンプルパターンを有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゴルフボールの好ましい実施例の赤道視による図である。
【図1A】 図1の視点によりディンプルの行を示す図である。
【図1B】 図1の視点によりディンプル遷移領域を示す図である。
【図2】 図1のゴルフボールの極視による図である。
【図2A】 図2の視点によりディンプルの連続的な五角形を示す図である。
【図2B】 図2の視点によりディンプルの単一の包囲五角形を示す図である。
【図3】 図1のゴルフボールの星状形状を示す極視による図である。
【図4】 本発明のゴルフボールの第1のディンプルセットのディンプルの拡大断面図である。
【図4A】 エントリーアングルの定義を示すための抽出された断面図である。
【図5】 本発明のゴルフボールの第2のディンプルセットのディンプルの拡大断面図である。
【図6】 本発明のゴルフボールの第3のディンプルセットのディンプルの拡大断面図である。
【図7】 本発明のゴルフボールの第4のディンプルセットのディンプルの拡大断面図である。
【図8】 本発明のゴルフボールの第5のディンプルセットのディンプルの拡大断面図である。
【図9】 本発明のゴルフボールの第6のディンプルセットのディンプルの拡大断面図である。
【図10】 本発明のゴルフボールの第7のディンプルセットのディンプルの拡大断面図である。
【図11】 本発明のゴルフボールの他にとりうる実施例の赤道視による図である。
【図12】 本発明のゴルフボールのさらに他にとりうる実施例の赤道視による図である。
【図13】 レイノルズ数に対する揚力係数のグラフである。
【図14】 レイノルズ数に対する抗力係数のグラフである。
Claims (3)
- 表面を備えた熱硬化性ポリウレタンカバーを有するゴルフボールであって、
上記表面上に設けられ、他のどのディンプルセットとも異なる直径を有するディンプルをそれぞれ有する複数の異なるディンプルセットを含み、
複数の異なるディンプルセットのそれぞれのディンプルの、ディンプルの湾曲の変曲点から伸張する仮想水平面からディンプルの底までの深さである翼弦深さは、0.0045×25.4mmから0.0060×25.4mmの範囲内であり、
複数の異なるディンプルセットのそれぞれのディンプルは、それぞれ13.4度と15.7度の範囲内のエントリーアングルを有し、上記エントリーアングルは、ディンプルの湾曲の第1変曲点から外側に延長される接線と、ディンプルのエッジ半径の始点である第2変曲点から外側に延長される接線との交差角(EA)であり、前記変曲点とは、ディンプルを構成する凹曲線と凸曲線との間の変化点であり、
レイノルズ数 70,000 、及び回転数 2,000rpm で 0.18 より大きい揚力係数を有し、レイノルズ数 180,000 、及び回転数 3,000rpm で 0.232 より小さい抗力係数を有する、ゴルフボール。 - 上記熱硬化性ポリウレタンカバーは、0.030×25.4mmから0.038×25.4mmの範囲内の厚さを有する、請求項1記載のゴルフボール。
- 複数の異なるディンプルセットのそれぞれのディンプルは、 0.020 × 25.4mm から 0.050 × 25.4mm の範囲内のエッジ半径を有し、エッジ半径とは、上記表面からディンプルへと遷移する際の曲率半径(ER)である、請求項1記載のゴルフボール。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/398,919 US6224499B1 (en) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | Golf ball with multiple sets of dimples |
US09/398,919 | 1999-09-16 | ||
US09/398,917 US6213898B1 (en) | 1999-09-16 | 1999-09-16 | Golf ball with an aerodynamic surface on a polyurethane cover |
US09/398,917 | 1999-09-16 | ||
PCT/US2000/025402 WO2001019464A1 (en) | 1999-09-16 | 2000-09-14 | A golf ball with an aerodynamic surface on a polyurethane cover |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003131887A Division JP2003290393A (ja) | 1999-09-16 | 2003-05-09 | 空力表面を備えたポリウレタンカバーのゴルフボール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003509140A JP2003509140A (ja) | 2003-03-11 |
JP3676732B2 true JP3676732B2 (ja) | 2005-07-27 |
Family
ID=27016427
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001523091A Expired - Fee Related JP3676732B2 (ja) | 1999-09-16 | 2000-09-14 | 空力表面を備えたポリウレタンカバーのゴルフボール |
JP2003131887A Pending JP2003290393A (ja) | 1999-09-16 | 2003-05-09 | 空力表面を備えたポリウレタンカバーのゴルフボール |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003131887A Pending JP2003290393A (ja) | 1999-09-16 | 2003-05-09 | 空力表面を備えたポリウレタンカバーのゴルフボール |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1233820A1 (ja) |
JP (2) | JP3676732B2 (ja) |
KR (1) | KR100744452B1 (ja) |
CN (1) | CN1216662C (ja) |
AU (1) | AU1188301A (ja) |
CA (1) | CA2359466A1 (ja) |
WO (1) | WO2001019464A1 (ja) |
Families Citing this family (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4798326B2 (ja) * | 2001-06-22 | 2011-10-19 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
JP2003062123A (ja) * | 2001-08-24 | 2003-03-04 | Bridgestone Sports Co Ltd | マルチピースソリッドゴルフボール |
US7241233B2 (en) * | 2004-04-22 | 2007-07-10 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
US7018309B2 (en) * | 2004-05-04 | 2006-03-28 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
JP4489530B2 (ja) * | 2004-07-29 | 2010-06-23 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
US7108615B2 (en) * | 2004-08-11 | 2006-09-19 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
US6991565B1 (en) * | 2004-11-16 | 2006-01-31 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
US7300363B2 (en) * | 2005-02-07 | 2007-11-27 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
US7175542B2 (en) * | 2005-04-07 | 2007-02-13 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Multi-piece solid golf ball |
US7238121B2 (en) * | 2005-09-14 | 2007-07-03 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Solid golf ball |
JP2007167257A (ja) * | 2005-12-21 | 2007-07-05 | Bridgestone Sports Co Ltd | マルチピースソリッドゴルフボール |
JP4754350B2 (ja) * | 2005-12-28 | 2011-08-24 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
US8617003B2 (en) * | 2006-01-18 | 2013-12-31 | Acushnet Company | Golf ball having specific spin, moment of inertia, lift, and drag relationship |
JP4756485B2 (ja) * | 2006-04-13 | 2011-08-24 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
JP4756486B2 (ja) * | 2006-05-17 | 2011-08-24 | Sriスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
US8182367B2 (en) * | 2006-08-22 | 2012-05-22 | Bridgestone Sports Co., Ltd. | Golf ball |
US8747256B2 (en) | 2010-08-20 | 2014-06-10 | Nike, Inc. | Golf balls including multiple dimple types and/or multiple layers of different hardnesses |
US8663033B2 (en) | 2010-08-20 | 2014-03-04 | Nike, Inc. | Golf balls including multiple dimple types and/or multiple layers of different hardnesses |
JP5279881B2 (ja) * | 2011-09-26 | 2013-09-04 | ブリヂストンスポーツ株式会社 | マルチピースソリッドゴルフボール |
JP5924958B2 (ja) * | 2012-01-30 | 2016-05-25 | ダンロップスポーツ株式会社 | ゴルフボール |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB377354A (en) | 1931-05-22 | 1932-07-28 | John Vernon Pugh | Improvements in and relating to balls such as golf balls |
US4949976A (en) | 1983-10-24 | 1990-08-21 | Acushnet Company | Multiple dimple golf ball |
US4560168A (en) | 1984-04-27 | 1985-12-24 | Wilson Sporting Goods Co. | Golf ball |
US4762326A (en) * | 1987-06-04 | 1988-08-09 | Acushnet Company | Golf ball |
US4880241A (en) | 1988-04-22 | 1989-11-14 | Spalding & Evenflo Companies, Inc. | Golf ball |
US5201522A (en) | 1991-11-20 | 1993-04-13 | Ram Golf Corporation | Golf ball |
US5620325A (en) * | 1995-08-10 | 1997-04-15 | Glick; Eileen M. | Educational blocks with enhanced manipulation features |
US5957786A (en) * | 1997-09-03 | 1999-09-28 | Acushnet Company | Golf ball dimple pattern |
US6117024A (en) | 1999-04-20 | 2000-09-12 | Callaway Golf Company | Golf ball with polyurethane cover |
-
2000
- 2000-09-14 WO PCT/US2000/025402 patent/WO2001019464A1/en active Search and Examination
- 2000-09-14 EP EP00973367A patent/EP1233820A1/en not_active Withdrawn
- 2000-09-14 KR KR1020017009110A patent/KR100744452B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2000-09-14 AU AU11883/01A patent/AU1188301A/en not_active Abandoned
- 2000-09-14 CN CN008039135A patent/CN1216662C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2000-09-14 JP JP2001523091A patent/JP3676732B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2000-09-14 CA CA002359466A patent/CA2359466A1/en not_active Abandoned
-
2003
- 2003-05-09 JP JP2003131887A patent/JP2003290393A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2001019464A1 (en) | 2001-03-22 |
CA2359466A1 (en) | 2001-03-22 |
JP2003290393A (ja) | 2003-10-14 |
KR100744452B1 (ko) | 2007-08-01 |
CN1216662C (zh) | 2005-08-31 |
AU1188301A (en) | 2001-04-17 |
EP1233820A1 (en) | 2002-08-28 |
KR20020039643A (ko) | 2002-05-27 |
JP2003509140A (ja) | 2003-03-11 |
WO2001019464A9 (en) | 2002-12-27 |
CN1346294A (zh) | 2002-04-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6213898B1 (en) | Golf ball with an aerodynamic surface on a polyurethane cover | |
JP3676732B2 (ja) | 空力表面を備えたポリウレタンカバーのゴルフボール | |
US6482110B2 (en) | Golf ball with multiple sets of dimples | |
US6582327B2 (en) | Golf ball dimples with curvature continuity | |
JP5221125B2 (ja) | 飛行性能が改善されたゴルフボール | |
US6814677B2 (en) | Aerodynamic pattern for a two-piece golf ball | |
US6551203B2 (en) | Golf ball with multiple sets of dimples | |
US6464601B2 (en) | Aerodynamic pattern for a golf ball | |
US20010036873A1 (en) | Aerodynamic surface geometry for a golf ball | |
US6939253B2 (en) | Aerodynamic pattern for a golf ball | |
US20040132549A1 (en) | Golf ball with improved flight performance |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050428 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090513 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100513 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110513 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120513 Year of fee payment: 7 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |