JP2003509140A - 空力表面を備えたポリウレタンカバーのゴルフボール - Google Patents

空力表面を備えたポリウレタンカバーのゴルフボール

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Abstract

(57)【要約】 ポリウレタンカバー(21)を備えたゴルフボール(20)のためのディンプルパターンが開示される。ディンプルパターンは、複数のディンプルセット(34、36、38、40、42、44、及び46)を有し、それぞれのディンプルは、異なる直径を有する。好ましいディンプルセット(34、36、38、40、42、44、及び46)は、7つの異なるディンプル(34、36、38、40、42、44、及び46)である。ディンプル(34、36、38、40、42、44、及び46)は、ゴルフボール(20)の表面(22)の86%を覆う。独自のディンプルパターンによって、熱硬化性ポリウレタンカバー(21)を備えたゴルフボール(20)が、より急勾配のエントリーアングルを有する浅いディンプル(34、36、38、40、42、44、及び46)を有することが可能となる。独自のディンプルパターンによって、熱硬化性ポリウレタンカバー(21)を備えたゴルフボール(20)が、低速時のより大きな揚力と高速時のより小さい抗力とを有することが更に可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [本発明の属する技術分野] 本発明は、熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボールに係り、より詳
細には、熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボールに対するディンプル
パターンであって、異なるサイズのディンプルを有するディンプルパターンに関
する。
【0002】 [従来の技術] ゴルファーは、早くも1800年代には、くぼみのある表面を備えたゴルフボ
ールは滑らかな表面のものよりも良く飛ぶことを実感していた。手で打ち込みを
したグッタペルカのゴルフボールは、少なくとも1860年代までは購入するこ
とができ、ブランブル(へこみというよりこぶ)のゴルフボールは、1800年
代後半から1908年までの主流になった。1908年、イギリス人のWilliam
Taylorは、ブランブルのゴルフボールよりも良好で正確に飛ぶくぼみ(ディンプ
ル)を備えたゴルフボールについて特許をうけた。A. G. Spalding & Bros.は、
その特許に対しての米国の権利を購入し、TAYLORディンブルを特徴としたGLORY
ボールを紹介した。1970年代まで、GLORYボール、及びディンプルを備えた
他の大部分のゴルフボールは、同じパターン、すなわちATTIパターンを使用した
同じ大きさの336個のディンプルを有していた。ATTIパターンは、8つの同心の直
線列に分割された、八面体のパターンであり、ゴルフボールの金型の主要創作者
の名を取って名付けられた。
【0003】 この60年間でゴルフボールの表面に関する革新は、メッシュパターン化され
たゴルフボールをダンロップのため発明したAlbert Penfoldからしか生まれなか
った。このパターンは、1912年に発明され、1930年代まで受け入れられ
た。
【0004】 1970年代には、ディンプルパターンの革新が主要ゴルフボール製造業者か
ら出現した。1973年には、Titleistは、ゴルフボールを20個の三角形領域
に分割する二十面体のパターンを紹介した。二十面体パターンは、John Vernon
Pughに英国特許377,354号において開示されるが、このパターンは、ゴルフボー
ルの金型の一般的には分割ラインに相当するゴルフボールの赤道上に存在するデ
ィンプルを有した。それにもかかわらず、二十面体パターンは、今日のゴルフボ
ールの支配的パターンとなった。
【0005】 1970年代及び1980年代には、主要ゴルフボール製造業者の数学者たち
は、ゴルフボールのディンプル表面積(ディンプルによって被覆された面積)を
増加することにその意図を集中させた。ATTIパターンのゴルフボールのディンプ
ル面は、略50%である。1970年代には、ディンプル表面積は、増加され、ゴ
ルフボールの表面の60%より大きくなった。更に、画期的発明は、ディンプル表
面を70%を越えるまでに増加させた。William Gobushに付与された米国特許第4,
949,976号は、最高422個のディンプルを備えた78%のディンプル適用範囲を有す
るゴルフボールを開示する。1990年代には、80%の適用範囲を突破するディ
ンプル表面積が見受けられる。
【0006】 ゴルフボール表面上の異なるディンプルの数もまた表面積適用範囲と共に増加
する。ATTIパターンは、ディンプルの一サイズのみを備えたディンプルパターン
を開示した。異なるディンプルタイプの数が増加し、3つのディンプルタイプが
異なるディンプルタイプの好ましい数になった。Oka他による米国特許第4,463号
は、表面上に4つの異なるディンプルタイプを備え、ディンプルの無い面が追加
のディンプルを含むことができないディンプルパターンを開示する。Steven Aoy
amaによる英国特許出願番号2157959は、5つの異なる直径を備えたディンプルを
開示する。更に、William Gobushは、11個の異なる直径を備えたディンプルを
有するアルキメデス十四面体パターンを発明した。“500 Year of Golf Balls,
Antique Trade Books”の189ページを参照されたい。しかし、複数のディンプル
を備えたゴルフボールに対するディンプルパターンは、そのゴルフボールが商品
化され、かつ一般的なゴルファーにとってプレイ時に使用可能であってはじめて
、価値あるものとなる。
【0007】 更に、ディンプルパターンは、八面体、十二面体及び二十面体パターンのよう
な区分された形状に基づいてきた。米国特許第5,201,522号は、同等にディンプ
ルの数を用いた5角形構成を有するディンプルパターンを備えたゴルフボールを
開示する。米国特許第4,880,241号は、修正された二十面体パターンを有し、小
三角形領域が赤道に沿って存在しディンプルのない赤道が提供されたゴルフボー
ルディンプルパターンを開示する。
【0008】 ゴルフボールディンプルパターンに関して発行された何百もの特許があるが、
現在のディンプルパターン、特に熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボ
ールに対するディンプルパターンに関して改善する余地が残されている。Maxfli
REVOLUTION、Maxfli HT、Titleist PROFESSINAL、Titleist TOUR PRESTIGE、及
びSlazenger RAM 420のような熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボー
ルの全ては、増加されたスピン特性、より大きな抵抗値、及び製造上の困難性を
含むポリウレタン材料の固有特性を補償する必要がある。熱硬化性ポリウレタン
カバーを備えたゴルフボールの空気力学特性を最大化するように設計されたディ
ンプルパターンに対する要求が依然として存在する。
【0009】 [発明の概要] 本発明は、ゴルフボールへの高速時の抗力を低減させつつ低速時の揚力を増加
させる新規のディンプルパターンを提供することにより、より長距離を移動する
ゴルフボールを提供する。本発明は、ゴルフボールの表面の86%を覆うパターン
で配列された複数のディンプルセットを設置することによってかかる事項を達成
する。
【0010】 本発明の一局面は、少なくとも下塗りで被覆された表面を備えた熱硬化性カバ
ーを有するゴルフボール上のディンプルパターンである。好ましい熱硬化性材料
は、ポリウレタンであるが、当業者であれば、他の熱硬化性材料も本発明の実施
の際に使用されてよいことを認識するだろう。ゴルフボールは、表面上に設置さ
れた複数の異なるディンプルセットを含む。異なるディンプルセットは、他のど
のディンプルセットとも異なる直径を有する。複数の異なるディンプルセットの
ディンプルのそれぞれの深さは、各ディンプルの翼弦から0.0060インチまでに制
限される。複数の異なるディンプルセットのディンプルのそれぞれの深さは、翼
弦から0.0045インチと0.0060インチの間であってよい。複数の異なるディンプル
セットのディンプルのそれぞれはエントリーアングルを有し、エントリーアング
ルのそれぞれは、14度と16度の間であってよい。複数の異なるディンプルセット
のディンプルのそれぞれはエッジ半径を有し、エッジ半径のそれぞれは、0.020
インチと0.050インチの間であってよい。
【0011】 本発明のその他の局面は、低速時にはより大きな揚力を高速時にはより小さい
抗力を提供する、熱硬化性ポリウレタンカバーを備えたゴルフボール上のディン
プルパターンである。ゴルフボールは、被覆された熱硬化性ポリウレタンカバー
の表面上に設置された複数の異なるディンプルセットを含む。異なるディンプル
セットのそれぞれは、他のどのセットとも異なる直径を有する。複数の異なるデ
ィンプルセットは、ゴルフボールの表面の少なくとも83%を覆う。ゴルフボール
は、レイノルズ数70,000、及び回転数2,000rpmで0.18より大きい揚力係数を有し
、レイノルズ数180,000、及び回転数3,000rpmで0.232より小さい抗力係数を有す
る。
【0012】 [本発明のベストモード] 図1乃至図3に示すように、ゴルフボールは、一般的に符号20で示される。
ゴルフボールは、ワンピース、ツーピース、スリーピース若しくはその類のゴル
フボールであってよい。更に、スリーピースのゴルフボールは、巻き層、固体境
界層を有してよい。ゴルフボール20のカバー21は、どんな適切な材料から構
成されてよい。好ましいカバー21は、熱硬化性ポリウレタン材料から構成され
る。しかし、当業者であれば、他のカバー材料も本発明の観点及び精神を逸脱す
ることなく使用されてよいことを認識するだろう。ゴルフボール20は、下塗り
及び/又は上塗りの仕上げを有してよい。
【0013】 ゴルフボール20は、表面22を有する。ゴルフボール20は、更に赤道24
を有し、第1半球26と第2半球28とにゴルフボール20を分割する。第1極
30は、第1半球26内に、赤道24から緯度の円弧に沿って90度の位置で配置
される。第2極32は、第2半球28内に、赤道24から緯度の円弧に沿って90
度の位置で配置される。
【0014】 両半球26及び28における表面22上には、7つの異なるディンプルセット
に分割された382個のディンプルが存在する。第1のディンプルセット34は、
好ましい実施例では220個のディンプルから成る最も数の多いディンプルである
。第2のディンプルセット36は、次に数の多いディンプルであり、100個のデ
ィンプルから成る。第3のディンプルセット38及び第4のディンプルセット4
0は、次に数が多く、好ましい実施例ではそれぞれ20個のディンプルから成る。
第5のディンプルセット42及び第6のディンプルセット44は、次に数が多く
、好ましい実施例ではそれぞれ10個のディンプルから成る。第7のディンプルセ
ット46は、2個のみのディンプルから成る。好ましい実施例では、382個のディ
ンプルは、ゴルフボールの表面22の86%を占める。
【0015】 第7のディンプルセット46の2個のディンプルは、各極30、及び32にそ
れぞれ設置される。第5のディンプルセット42のそれぞれは、第7のディンプ
ルセット46の一のディンプルの近傍にある。第1半球26内に設置された第5
のディンプルセット42の5個のディンプルは、赤道24及び第1極30からそ
れぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置された第5のディンプルセット4
2の5個のディンプルは、赤道24及び第2極32からそれぞれ同一距離にある
。これらの極にあるディンプル42及び46は、ゴルフボール20の表面22の
略2%を占める。
【0016】 第5のディンプルセット42のディンプル断面は、図8に示される。ディンプ
ル42の半径R5は略0.072インチ(1インチは、25.4mmである)、翼弦深さC5
略0.0054インチ、エントリーアングルθ5は略15.7度、エッジ半径ER5は略0.03
36インチである。第7のディンプルセット46のディンプル断面は、図10に示
される。ディンプル42の半径R7は略0.0510インチ、翼弦深さC7は略0.0049イ
ンチ、エントリーアングルθ7は略13.4度、エッジ半径ER7は略0.0336インチで
ある。
【0017】 第6のディンプルセット44の10個のディンプルは、ゴルフボール20の表面
22の略3%を占める。第1半球26内に設置された第6のディンプルセット4
4の5個のディンプルは、赤道24及び第1極30からそれぞれ同一距離にある
。第2半球28内に設置された第6のディンプルセット44の5個のディンプル
は、赤道24及び第2極32からそれぞれ同一距離にある。また、第6のディン
プルセット44のそれぞれは、3つの異なるディンプルセット34,36及び4
0の近傍にある。
【0018】 第6のディンプルセット44のディンプル断面は、図9に示される。ディンプ
ル44の半径R6は略0.0930インチ、翼弦深さC6は略0.0051インチ、エントリー
アングルθ6は略15.2度、エッジ半径ER6は略0.0333インチである。第6のディ
ンプルセット44の群を抜いて大きい直径は、本発明のディンプルパターンの並
外れた表面適用範囲を可能とする。これは、直径が小さいほどより大きな表面適
用範囲が提供されると教授する従来の考えとは逆である。
【0019】 第4のディンプルセット40の全てのディンプルは、第6のディンプルセット
44のディンプルの少なくとも一の近傍にある。第4のディンプルセット40の
20個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22の略2.7%を覆う。第1半球
26内に設置された第4のディンプルセット40の10個のディンプルは、赤道2
4及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置された第
4のディンプルセット40の10個のディンプルは、赤道24及び第2極32から
それぞれ同一距離にある。また、第4のディンプルセット40のそれぞれは、3
つの異なるディンプルセット36,38及び44の近傍にある。
【0020】 第4のディンプルセット40のディンプル断面は、図7に示される。ディンプ
ル40の半径R4は略0.062インチ、翼弦深さC4は略0.0052インチ、エントリー
アングルθ4は略15.2度、エッジ半径ER4は略0.0358インチである。
【0021】 第3のディンプルセット38の全てのディンプルは、第6のディンプルセット
44のディンプルの少なくとも一の近傍にある。第3のディンプルセット38の
20個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22の略3.8%を覆う。第1半球
26内に設置された第3のディンプルセット38の10個のディンプルは、赤道2
4及び第1極30からそれぞれ同一距離にある。第2半球28内に設置された第
3のディンプルセット38の10個のディンプルは、赤道24及び第2極32から
それぞれ同一距離にある。また、第3のディンプルセット38のそれぞれは、3
つの異なるディンプルセット34,36及び40の近傍にある。
【0022】 第3のディンプルセット38のディンプル断面は、図6に示される。ディンプ
ル38の半径R3は略0.074インチ、翼弦深さC3は略0.0053インチ、エントリー
アングルθ3は略15.3度、エッジ半径ER3は略0.0344インチである。
【0023】 第1のディンプルセット34の220個のディンプルは、ゴルフボール20の表
面22に、その個数、サイズ、及び配置に起因して、異なるディンプルセット3
4乃至46の中で最も影響を及ぼす。第1のディンプルセット34の220個のデ
ィンプルは、ゴルフボール20の表面22の略53%を覆う。第1半球26内に設
置された第1のディンプルセット34の110個の各ディンプルは、赤道上の第1
行80及び第2行82の形態か、図3に最もよく示されているように第1極30
まわりの星状形状84の形態で設置される。同様に、第2半球28内に設置され
た第1のディンプルセット34の110個の各ディンプルは、赤道下の第1行90
及び第2行92の形態か、図示されていないが、図示されていない第2極32ま
わりの星状形状94の形態で設置される。
【0024】 第1のディンプルセット34のディンプル断面は、図4に示される。ディンプ
ル34の半径R1は略0.0834インチ、翼弦深さC1は略0.0053インチ、エントリー
アングルθ1は略15.3度、エッジ半径ER1は略0.0344インチである。先行技術に
おける用語“エントリーアングル”若しくは“エッジ半径”の使用と異なり、こ
こで定義されるエッジ半径は、ディンプルの表面(contour)の凹セグメントと
凸セグメントを仕切るエントリーアングルと関係して用いられる数値である。図
4に示すように、2つのベジエ曲線(Bezierカーブ:4つの点で規定される曲線
)の第1及び第2の派生点は、エッジ半径及びエントリーアングルによって定義
される同一点になるようにされる。第2のディンプルセット36の100個のディ
ンプルは、ゴルフボール20の表面22に、その個数、サイズ、及び配置に起因
して、異なるディンプルセット34乃至46の中で次に最も影響を及ぼす。第2
のディンプルセット36の100個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22
の略22%を覆う。従って、第1のディンプルセット34及び第2のディンプルセ
ット36は、組合せてゴルフボール20の表面22の略75%を超えて覆うことに
なる。第1半球26内に設置された第2のディンプルセット36の50個の各ディ
ンプルは、赤道上の第3の行86の形態か、第1極30まわりの第2の五角形1
02の形態か、緯度遷移領域70に沿った形態で設置される。同様に、第2半球
28内に設置された第2のディンプルセット36の50個の各ディンプルは、赤道
下の第3の行96の形態か、図示されていない第1極30まわりの第2の五角形
102aの形態か、緯度遷移領域70に沿った形態で設置される。第2のディン
プルセット36のディンプル断面は、図5に示される。ディンプル34の半径R 2 は略0.079インチ、翼弦深さC2は略0.0053インチ、エントリーアングルθ2は略
15.1度、エッジ半径ER2は略0.0315インチである。
【0025】 図1Aに最もよく示されているように、各半球26及び28は、赤道24から
3行で始まる。第1半球26の第1の行80及び第2の行82、及び第2半球2
8の第1の行90及び第2の行92は、第1のディンプルセット34から構成さ
れる。第1半球26の第3の行、及び第2半球28の第3の行96は、第2のデ
ィンプルセット36から構成される。この行のパターンは、ゴルフボール20上
のより大きなディンプルの表面適用範囲を実現するのに用いられる。しかし、前
述のように、従来の教授は、より小さい直径のディンプルの追加の行が、より大
きな表面積適用範囲を実現するのに用いられるべきであると要求するだろう。し
かし、本発明のディンプルパターンは、同一のディンプルの行から五角形領域9
8へと遷移していく。同様の五角形領域98aは、図示されていないが、第2極
32のまわりに設置される。五角形領域98は、第1極30から拡張される5つ
の五角形100,102,104,106、及び108を有する。同様の五角形
100a,102a,104a,106a、及び108aは、第2極32から拡
張される。第1の五角形100は、第5のディンプルセット42から構成される
。第2の五角形102は、第2のディンプルセット36から構成される。第3の
五角形104は、第1のディンプルセット34から構成される。第4の五角形1
06も、第1のディンプルセット34から構成される。第5の五角形108は、
第1のディンプルセット34及び第6のディンプルセット44から構成される。
しかし、より大きな第5の五角形108’は、第5の五角形108、及び第3の
行86と第5の五角形108との間に設置された全てのディンプルを含む。五角
形領域98によって、本発明のディンプルパターンのより大きな表面積が可能と
なる。
【0026】 図2Bは、五角形領域98を構成する5つの三角形130乃至138を示す。
破線140は、緯度遷移領域70と重なるより大きな五角形領域98’の範囲を
示す。
【0027】 図1Bに最もよく示すように、第3のディンプルセット38、第4のディンプ
ルセット40及び第6のディンプルセット44の全てのディンプルは、緯度遷移
領域70及び72内に設置される。緯度遷移領域70及び72は、本発明のディ
ンプルパターンを行80,82,86,及び行90,92,96から五角形領域
98及び98aへとそれぞれ遷移させる。緯度遷移領域70及び72のそれぞれ
は、そのそれぞれの半球26及び28において赤道から40度から60度の緯度範囲
内の円周領域を覆う。第1の緯度遷移領域70は、赤道24から略緯度60に極方
向の境界120を、赤道24から略緯度40に赤道方向の境界122を有する。同
様に、第2の緯度遷移領域72は、赤道24から略緯度60に極方向の境界120
aを、赤道24から略緯度40に赤道方向の境界122aを有する。
【0028】 本発明のディンプルパターンの他にとりうる実施例は、図11及び図12にお
いて示される。図11のゴルフボール20a上のディンプルパターンは、5つの
異なるディンプルセット34、36,40,42及び44のみを有する。図12
のゴルフボール20b上のディンプルパターンは、6つの異なるディンプルセッ
ト34、36,38,40,42及び44のみを有する。ゴルフボール20a及
び20bのディンプルパターンの両方においては、極30及び32に設置された
第7のディンプルセットが除去され、ゴルフボール20aのディンプルパターン
においては、第3のディンプルセットの全てのディンプルが第5のディンプルセ
ット42のディンプルによって置き換えられる。
【0029】 飛行中のゴルフボールに作用する力は、次の飛翔経路の方程式によって計算さ
れる。
【数1】 ここで、Fはゴルフボールに作用する力、Fは揚力、Fは抗力、Gは重力で
ある。式Aの揚力及び抵抗は、次の式によって計算される。
【数2】 ここで、Cは揚力係数、Cは抗力係数、Aはゴルフボールの最大断面積、ρ
は空気の密度、vはゴルフボールの対気速度である。
【0030】 抗力係数C、及び揚力係数Cは、次の式を用いて計算されてよい。
【0031】
【数3】 レイノルズ数Rは、無次元パラメータで、慣性力と流体中を運動する物体上に
作用する粘性力との比を定量化したものである。ディンプルを有するゴルフボー
ルに対する乱流は、Rが40,000より大きくなる時に発生する。Rが40,000より小
さい場合、流れは層流である。飛行中のディンプルを有するゴルフボールまわり
の空気の乱流によって、滑らかなゴルフボールよりも遠くに移動されることがで
きる。
【0032】 レイノルズ数Rは、次の式から計算される。
【数4】 ここで、vはゴルフボールの平均速度、Dはゴルフボールの直径(通常は1.68イ
ンチ)、ρは空気の密度(標準気圧で0.00238slugs/ft3)、μは空気の絶対粘度
(標準気圧で3.74×10-7lb*sec/ft2)である。USGA承認の1.68インチの直径
を有するゴルフボールに対する標準気圧でのレイノルズ数R、180,000は、飛行
中でゴルフボールが最も高速となる時点であってティーから打撃された200ft/s
若しくは136ft/sであるゴルフボールに対応する。USGA承認の1.68インチの
直径を有するゴルフボールに対する標準気圧でのレイノルズ数R、70,000は、飛
行中のゴルフボールが最も低速となる時点であって飛行中の頂点における78ft/s
若しくは53ft/sであるゴルフボールに対応する。重力は、頂点に達した後、ゴル
フボールのスピードを増加させる。
【0033】 図13は、Titleist PROFESSINAL、Titleist TOUR PRESTIGE、Maxfli REVOLUT
ION、及びMaxfli HT URETHANEとの比較における、本発明のディンプルパターン
を備えたゴルフボール20の揚力係数を示す。図14は、Titleist PROFESSINAL
、Titleist TOUR PRESTIGE、Maxfli REVOLUTION、及びMaxfli HT URETHANEとの
比較における、本発明のディンプルパターンを備えたゴルフボール20の抗力係
数を示す。
【0034】 本発明のディンプルパターンを備えたゴルフボール20を含む比較試験のため
の全てのゴルフボールは、熱硬化性ポリウレタンカバーを有する。本発明のディ
ンプルパターンを備えたゴルフボール20は、ここで参照によりその関連部分を
本明細書に結合する1999年7月27日にファイルされた米国特許第6,117,024号“A
Golf Ball With A Polyurethane Cover”に示されたように構成される。本発明
のディンプルパターンの空気力学特性は、低減された抗力とより大きな揚力をも
たらすことにより、同様の構成のゴルフボールに比べてより長距離を移動するゴ
ルフボール20へと変換する。
【0035】 ポリウレタンカバーを有する他のゴルフボールと比較して、本発明のゴルフボ
ール20は、高速での低い抗力係数と低速でのより大きい揚力係数とを組合せた
唯一のゴルフボールである。詳細には、図13及び図14に示すように、レイノ
ルズ数70,000で0.18より大きい揚力係数Cとレイノルズ数180,000で0.23より
小さい抗力係数Cとを有する他のゴルフボールは1つもない。例えば、Titlei
st PROFESSINALは、レイノルズ数70,000で0.18より大きい揚力係数Cを有する
一方で、抗力係数Cがレイノルズ数180,000で0.23より大きくなっている。更
に、Maxfli REVOLUTIONは、レイノルズ数180,000で0.23より小さい抗力係数C を有する一方で、揚力係数Cがレイノルズ数70,000で0.18より小さくなってい
る。
【0036】 この点に関して、United States Golf Association(“USGA”)及びThe
Royal and Ancient Golf Club of Saint Andrewsによって承認されたゴルフ規則
は、ゴルフボールの初速度を秒速250フィート(76.2m)(最大で2%の誤差が許
容され秒速255フィートの初速度)に制限し、及び距離全体を280ヤード(256m)
に飛距離全体の6%の誤差が加算され296.8ヤード(6%の誤差は4%まで下げて
もよい)に制限する。上記ゴルフ規則の完全な説明は、USGAのwebページ(w
ww.usga.org.)で入手できる。それ故に、ゴルフボール20は、これらの制限を
満足し超過しないことを可能とするディンプルパターンを有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゴルフボールの好ましい実施例の赤道視による図である。
【図1A】 図1の視点によりディンプルの行を示す図である。
【図1B】 図1の視点によりディンプル遷移領域を示す図である。
【図2】 図1のゴルフボールの極視による図である。
【図2A】 図2の視点によりディンプルの連続的な五角形を示す図である。
【図2B】 図2の視点によりディンプルの単一の包囲五角形を示す図である。
【図3】 図1のゴルフボールの星状形状を示す極視による図である。
【図4】 本発明のゴルフボールの第1のディンプルセットのディンプルの拡大断面図で
ある。
【図4A】 エントリーアングルの定義を示すための抽出された断面図である。
【図5】 本発明のゴルフボールの第2のディンプルセットのディンプルの拡大断面図で
ある。
【図6】 本発明のゴルフボールの第3のディンプルセットのディンプルの拡大断面図で
ある。
【図7】 本発明のゴルフボールの第4のディンプルセットのディンプルの拡大断面図で
ある。
【図8】 本発明のゴルフボールの第5のディンプルセットのディンプルの拡大断面図で
ある。
【図9】 本発明のゴルフボールの第6のディンプルセットのディンプルの拡大断面図で
ある。
【図10】 本発明のゴルフボールの第7のディンプルセットのディンプルの拡大断面図で
ある。
【図11】 本発明のゴルフボールの他にとりうる実施例の赤道視による図である。
【図12】 本発明のゴルフボールのさらに他にとりうる実施例の赤道視による図である。
【図13】 レイノルズ数に対する揚力係数のグラフである。
【図14】 レイノルズ数に対する抗力係数のグラフである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月6日(2001.4.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項9】 上記熱硬化性カバーは、熱硬化性ポリウレタンカバーであり 、0.030×25.4mmから0.038×25.4mmの範囲内の厚さを有する、請求項6記載のゴ ルフボール。
【手続補正書】
【提出日】平成13年8月29日(2001.8.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項23】 複数のディンプルセットを含み、レイノルズ数70,000、且 つ回転数2,000rpmで0.18より大きい揚力係数を有し、レイノルズ数180,000、且
つ回転数3,000rpmで0.232より小さい抗力係数を有する、表面を有したゴルフボ
ール。
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月2日(2002.10.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】 第1のディンプルセット34のディンプル断面は、図4に示される。ディンプ
ル34の半径R1は略0.0834インチ、翼弦深さC1は略0.0053インチ、エントリー
アングルθ1は略15.3度、エッジ半径ER1は略0.0344インチである。先行技術に
おける用語“エントリーアングル”若しくは“エッジ半径”の使用と異なり、こ
こで定義されるエッジ半径は、ディンプルの表面(contour)の凹セグメントと
凸セグメントを仕切るエントリーアングルと関係して用いられる数値である。図
に示すように、2つのベジエ曲線(Bezierカーブ:4つの点で規定される曲
線)の1次導関数及び2次導関数は、エッジ半径及びエントリーアングルによっ
て定義される点で同一になるようにされる。第2のディンプルセット36の100
個のディンプルは、ゴルフボール20の表面22に、その個数、サイズ、及び配
置に起因して、異なるディンプルセット34乃至46の中で次に最も影響を及ぼ
す。第2のディンプルセット36の100個のディンプルは、ゴルフボール20の
表面22の略22%を覆う。従って、第1のディンプルセット34及び第2のディ
ンプルセット36は、組合せてゴルフボール20の表面22の略75%を超えて覆
うことになる。第1半球26内に設置された第2のディンプルセット36の50個
の各ディンプルは、赤道上の第3の行86の形態か、第1極30まわりの第2の
五角形102の形態か、緯度遷移領域70に沿った形態で設置される。同様に、
第2半球28内に設置された第2のディンプルセット36の50個の各ディンプル
は、赤道24下の第3の行96の形態か、図示されていない第1極30まわりの
第2の五角形102aの形態か、緯度遷移領域70に沿った形態で設置される。
第2のディンプルセット36のディンプル断面は、図5に示される。ディンプル
34の半径R2は略0.079インチ、翼弦深さC2は略0.0053インチ、エントリーア
ングルθ2は略15.1度、エッジ半径ER2は略0.0315インチである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0025】 図1Aに最もよく示されているように、各半球26及び28は、赤道24から 3行で始まる。第1半球26の第1の行80及び第2の行82、及び第2半球
28の第1の行90及び第2の行92は、第1のディンプルセット34から構成
される。第1半球26の第3の行、及び第2半球28の第3の行96は、第2の
ディンプルセット36から構成される。この行のパターンは、ゴルフボール20
上のより大きなディンプルの表面適用範囲を実現するのに用いられる。しかし、
前述のように、従来の教授は、より小さい直径のディンプルの追加の行が、より
大きな表面積適用範囲を実現するのに用いられるべきであると要求するだろう。
しかし、本発明のディンプルパターンは、同一のディンプルの行から五角形領域
98へと遷移していく。同様の五角形領域98aは、図示されていないが、第2
極32のまわりに設置される。五角形領域98は、第1極30から広がる5つの
五角形100,102,104,106、及び108を有する。同様の五角形1
00a,102a,104a,106a、及び108aは、第2極32から広が 。第1の五角形100は、第5のディンプルセット42から構成される。第2
の五角形102は、第2のディンプルセット36から構成される。第3の五角形
104は、第1のディンプルセット34から構成される。第4の五角形106も
、第1のディンプルセット34から構成される。第5の五角形108は、第1の
ディンプルセット34及び第6のディンプルセット44から構成される。しかし
、より大きな第5の五角形108’は、第5の五角形108、及び第3の行86
と第5の五角形108との間に設置された全てのディンプルを含む。五角形領域
98によって、本発明のディンプルパターンのより大きな表面積が可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディンプルの複数のセットを含み、表面を有するゴルフボー
    ルであって、レイノルズ数70,000、及び回転数2,000rpmで0.18より大きい揚力係
    数を有し、レイノルズ数180,000、及び回転数3,000rpmで0.232より小さい抗力係
    数を有する、ゴルフボール。
  2. 【請求項2】 表面を有するゴルフボールであって、 上記表面上に設置され、0.124×25.4mmの第1直径をそれぞれ有する第1の複
    数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第1半径より大きい第2直径をそれぞれ有する第
    2の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第2半径より大きい第3直径をそれぞれ有する第
    3の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第3半径より大きい第4直径をそれぞれ有する第
    4の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第4半径より大きい第5直径をそれぞれ有する第
    5の複数のディンプルと、 上記表面上に設置され、上記第5半径より大きく略0.186×25.4mmである第6
    直径をそれぞれ有する第6の複数のディンプルとを含み、 上記第1、第2、第3、第4、第5、及び第6の複数のディンプルは、上記ゴ
    ルフボールの上記表面の少なくとも83%を覆う、ゴルフボール。
  3. 【請求項3】 上記表面上に設置され、上記第1半径より小さい第7直径を
    それぞれ有する第7の複数のディンプルを更に含み、上記第1、第2、第3、第
    4、第5、第6及び第7の複数のディンプルは、上記ゴルフボールの上記表面の
    少なくとも86%を覆う、請求項2記載のゴルフボール。
  4. 【請求項4】 上記ゴルフボールの第1半球に設置された、上記第1の複数
    の各ディンプルは第1極から等距離に、上記第2の複数の各ディンプルは第1極
    から等距離に、上記第3の複数の各ディンプルは第1極から等距離に、上記第6
    の複数の各ディンプルは第1極から等距離に、位置し、上記ゴルフボールの第2
    半球に設置された、上記第1の複数の各ディンプルは第2極から等距離に、上記
    第2の複数の各ディンプルは第2極から等距離に、上記第3の複数の各ディンプ
    ルは第2極から等距離に、上記第6の複数の各ディンプルは第2極から等距離に
    、位置する、請求項1記載のゴルフボール。
  5. 【請求項5】 382個のディンプルを含み、表面を有するゴルフボールであ
    って、上記382個のディンプルは、7つの異なるディンプルセットに区分され、
    上記7つの異なるディンプルセットのそれぞれは、他のどのディンプルセットと
    も異なる直径を有し、上記382個のディンプルは、上記ゴルフボールの上記表面
    の少なくとも86%を覆う、ゴルフボール。
  6. 【請求項6】 少なくとも下塗りで被覆された熱硬化性ポリウレタンカバー
    の表面を備えた熱硬化性ポリウレタンカバーを有するゴルフボールであって、 382個のディンプルを含み、上記382個のディンプルは、7つの異なるディンプ
    ルセットに区分され、上記7つの異なるディンプルセットのそれぞれは、他のど
    のディンプルセットとも異なる直径を有し、上記382個のディンプルは、上記ゴ
    ルフボールの上記表面の少なくとも86%を覆い、ディンプルの湾曲の変曲点から
    伸張する仮想水平面から上記7つの異なるディンプルセットのそれぞれのディン
    プルの底までの深さである翼弦深さは、0.0045×25.4mmから0.0060×25.4mmの範
    囲内である、ゴルフボール。
  7. 【請求項7】 上記熱硬化性ポリウレタンカバーは、0.030×25.4mmから0.0
    38×25.4mmの範囲内の厚さを有する、請求項1乃至6のうちいずれか1項のゴル
    フボール。
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