JP3675278B2 - 点欠陥検出装置及びその方法 - Google Patents

点欠陥検出装置及びその方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光変調装置の点欠陥を検出する点欠陥検出装置及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、光変調装置である液晶パネル上の輝点や黒点などの点欠陥を検出する方法としては、検査対象の液晶パネルを液晶プロジェクタにセットし、暗室内において実際に投影し、その投影されたものを検査員の目視検査により検出していた。
その検査方法としては、液晶プロジェクタにセットした液晶パネルにパターンジェネレータを接続し、そのパターンジェネレータから、全白、全黒、中間調、横線、斜線、白黒、黒白等の各種検査パターンを切り替えて出力して、プロジェクタによりその検査パターンを投影し、その投影された検査パターンにより、黒点、輝点、中間調輝点などの欠陥、また、隣接する画素間のショートによる欠陥を検出するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の点欠陥の検出では、検査員の目視検査で点欠陥の検出を行うため、検査対象の液晶パネルが液晶プロジェクタにおいてどの色に使用されるかにより検査基準が異なり、さらに微少な欠陥や微妙な輝度変化を見分けなければならないことから、検査員による検査レベルのばらつきが生じることがあり、検査員になるためのトレーニング期間が数ヶ月程度必要であり、すぐには検査を行う事ができないないなど問題点があり、また、暗室内において各種検査パターンを切り替えて目視検査するという作業を繰り返し行うため、作業員にはストレスの多い作業となるなど問題点があった。
【0004】
本発明はこのような問題点を解決するためになされたものであり、検査員などによる目視検査を行うことなく、光変調装置の点欠陥を検出できる点欠陥検出装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る点欠陥検出装置は、検査対象となる光変調装置に表示された画像パターンを撮り込む画像撮り込み装置と、画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データを演算する処理装置と、を備えた点欠陥検出装置において、処理装置は、画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データに含まれる画像撮り込み装置のノイズを、空間フィルタを使用した演算処理により除去するノイズ除去機能と、ノイズ除去機能によりノイズ除去された画像データに対し点欠陥強調処理を行う点欠陥強調機能と、点欠陥強調機能により点欠陥部が強調された画像データに基づいて、点欠陥を検出し、点欠陥情報を出力する点欠陥検出機能と、を含むものである。
【0006】
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、検査対象となる光変調装置の100%付近の輝点は飽和させる条件で、光変調装置に表示された画像パターンを撮り込む画像撮り込み装置と、画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データを演算する処理装置と、を備えた点欠陥検出装置において、処理装置は、画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データに含まれる、画像撮り込み装置のノイズを除去するノイズ除去機能と、ノイズ除去機能によりノイズ除去された画像データに対し点欠陥強調処理を行う点欠陥強調機能と、点欠陥強調機能により点欠陥部が強調された画像データに基づいて、点欠陥を検出し、点欠陥情報を出力する点欠陥検出機能とを含むものである。
【0007】
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、光変調装置に出力する信号を生成するパターン生成装置をさらに備えたものである。
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、光変調装置に出力する信号を生成するパターン生成装置と、光変調装置がセットされ、光変調装置の表示に基づいた画像を投影する画像投影装置とをさらに備え、投影されたパターンを画像撮り込み装置が撮り込むものである。
【0008】
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、光変調装置に光を照射する光源と、光変調装置にパターンを表示させるパターン生成装置とをさらに備え、画像撮り込み装置は、光源からの光が光変調装置によって変調され、光変調装置から出射する光を撮り込むものである。
【0009】
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、画像撮り込み装置は、光変調装置の表示に基づいた画像を、光を減衰させる減衰手段を介して撮り込むものである。
また、本発明に係る点欠陥検出装置の処理装置は、さらに、画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データの輝度むらを補正する機能を含むものである。
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、輝度むらを補正する機能は、光学的に場所による透過率を変化させたグラディエントフィルタを使用して補正を行うものである。
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、輝度むらを補正する機能は、空間フィルタを使用した演算処理により補正を行うものである。
【0010】
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、点欠陥強調機能は、空間フィルタを使用した演算処理により点欠陥部の強調を行うものである。
【0011】
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、点欠陥検出機能から出力された点欠陥情報を表示する表示装置を備えるものである。
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、表示装置は、点欠陥情報を点欠陥の種類別に分類した情報として表示するものである。
また、本発明に係る点欠陥検出装置は、表示装置は、点欠陥情報をその点欠陥の種類と欠陥位置の情報として表示するものである。
【0012】
また、本発明に係る点欠陥検出装置の、ノイズ除去機能、点欠陥強調機能及び点欠陥検出機能は、コンピュータ装置による演算処理により実行されるものである。
また、本発明に係る点欠陥検出装置の光変調装置は、液晶パネルである。
【0013】
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、光変調装置の点欠陥検出方法において、光変調装置によって変調された光に基づく画像パターンを撮り込む工程と、空間フィルタを使用した演算処理により、撮り込まれた画像データから点欠陥部以外のノイズを除去する工程と、点欠陥部以外のノイズが除去された画像データに対し、点欠陥を強調する工程と、点欠陥部が強調された画像データ基づいて、点欠陥情報を検出する工程と、からなるものである。
【0014】
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、光変調装置の点欠陥検出方法において、光変調装置の100%付近の輝点は飽和させる条件で、光変調装置によって変調された光に基づく画像パターンを撮り込む工程と、撮り込まれた画像データから点欠陥部以外のノイズを除去する工程と、点欠陥部以外のノイズが除去された画像データに対し、点欠陥を強調する工程と、点欠陥部が強調された画像データ基づいて、点欠陥情報を検出する工程と、からなるものである。
【0015】
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、光変調装置にパターンを表示させ、パターンにより前記光変調装置によって変調された光に基づく画像パターンを撮り込むものである。
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、光変調装置にパターンを表示させ、光変調装置によって変調された光に基づいた画像を投影し、投影された画像を撮り込むものである。
【0016】
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、光変調装置に光を照射し、光変調装置にパターンを表示させ、パターンにより光変調装置によって変調された光に基づく画像を撮り込むものである。
【0017】
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、光変調装置によって変調された光を撮り込む際、光を減衰させる減衰手段を介して撮り込むものである。
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、撮り込まれた画像データの輝度むらを補正する工程からなるものである。
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、輝度むらを補正する工程は、光学的に場所による透過率を変化させたグラディエントフィルタを使用して補正を行うものである。
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、輝度むらを補正する工程は、空間フィルタを使用した演算処理により補正を行うものである。
【0018】
また、本発明に係る点欠陥検出方法は、点欠陥部を強調する際、空間フィルタを使用した演算処理により点欠陥部の強調処理を行うものである。
また、本発明に係る点欠陥検出方法において、光変調装置は液晶パネルである。
【0019】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の一実施の形態に係る点欠陥検出装置の構成を示す図である。
図において、1は検査対象の光変調装置である液晶パネル、2は画像投影装置であるプロジェクタであり、液晶パネル1を外部からセットできるようになっている。3は液晶パネル1に各種パターンを出力するパターン生成装置であるパターンジェネレータ、4はスクリーン、5はスクリーンに投影された画像を撮影する画像撮り込み装置であるCCDカメラであり、液晶パネル1の解像度以上の解像度を有するCCDを搭載している。6はパターンジェネレータ3及びCCDカメラ5を制御し、液晶パネル1の点欠陥を検出するコンピュータ装置であり、CCDノイズ除去機能10、点欠陥強調機能11及び点欠陥検出機能12を含んでいる。7はコンピュータ装置6に接続された表示装置である。
また、CCDノイズ除去機能10、点欠陥強調機能11及び点欠陥検出機能12の動作はコンピュータ装置6上で実行されるプログラムにより実現されているものである。
【0020】
次に、この実施の形態の点欠陥検出動作について説明する。
まず、プロジェクタ2に検査対象の液晶パネル1をセットし、コンピュータ装置6によりパターンジェネレータ3を制御し液晶パネル1上に特定のパターンを表示させ、それをプロジェクタ2によりスクリーン4に投影する。
そして、スクリーン4上に投影された画像をCCDカメラ5で撮影し、その撮影データの画像をコンピュータ装置6に出力し、コンピュータ装置6内のCCDノイズ除去機能10、点欠陥強調機能11及び点欠陥検出機能12などの処理により点欠陥検出処理を行い液晶パネル1の点欠陥の検出結果を表示装置7などに表示するなどして出力する。
【0021】
ここで、コンピュータ装置6による点欠陥検出の動作について説明する。
まず、CCDカメラ5にも素子特性のばらつきなどにより隣接する素子よりも著しく明るい又は暗い画素が存在している。
そして、このようなCCDカメラ5でスクリーン4上に投影された画像を撮影した撮影データの画像としては、図2に示すように、CCDカメラ5の素子特性のばらつきなどによるCCDノイズ(図2のa部)と液晶パネル1の輝点の点欠陥による欠陥部(図2のb部)の両方が混在した画像となっている。
なお、ここでは、投影された画像の光学的な輝度むらを、プロジェクタ2に光学的に場所による透過率を変化させたグラディエントフィルタを用いるか、コンピュータ装置6側でシェーディング処理を施すなどして改善しているものとして説明する。
【0022】
この図2に示すような画像に基づいて、液晶パネル1の点欠陥の検出を行うと、液晶パネル1の点欠陥による欠陥部の情報だけではなく、CCDカメラ5の素子特性のばらつきなどによるCCDノイズの情報も液晶パネル1の点欠陥として検出してしまうことになる。
そこで、CCDノイズ除去機能10では、図2に示すように、CCDカメラ5のCCDノイズはCCD素子1画素分として現れ、液晶パネル1の点欠陥は、CCDカメラ5の解像度を液晶パネル1の解像度以上にしているので、CCD素子の数画素分として現れるため、これを利用してCCDカメラ5で撮影した画像に対して空間フィルタを使用しCCDノイズの除去を行っている。
【0023】
この実施の形態では、空間フィルタとして、2×2Open(収縮+膨張)フィルタを使用してCCDノイズの除去処理を行っている。
2×2Openフィルタは、収縮と膨張を実行するフィルタで、暗い背景に明るいオブジェクトのある画像では小さな点を消す作用がある。
この2×2Open(収縮+膨張)フィルタにより図2に示す画像を処理した結果は、図3に示すように、CCDカメラ5の素子特性のばらつきなどによるCCDノイズが除去され、液晶パネル1の点欠陥のみの情報を持つ画像となる。
【0024】
そして、図3に示すCCDノイズを除去した画像では、微少なレベルの輝点欠陥などの検出が難しいため、点欠陥強調機能11により、空間フィルタを使用して点欠陥の強調処理を行っている。
この実施の形態では、空間フィルタとして輝点欠陥の強調には7×7Tophatフィルタ、黒点欠陥の強調には7×7Wellフィルタを使用して、点欠陥の強調処理を行っている。
【0025】
7×7Tophatフィルタ及び7×7Wellフィルタは共に、周囲に対して孤立しているかを検出するため、着目する画素の値を、その周囲の画素の値との差がより強調されるされるように重み付けをして畳み込み演算するためのフィルタであり、例えば図4に示すような空間フィルタである。図4において、図4の(a)は7×7Tophatフィルタ、図4の(b)は7×7Wellフィルタの一例を示している。
【0026】
この7×7Tophatフィルタにより図3に示す画像を処理した結果は、図5に示すように輝度の小さい輝点欠陥が強調され点欠陥が検出しやすい画像となっている。
なお、この7×7Tophatフィルタによる点欠陥の強調処理では、CCDカメラ5で撮影された画像のエッジ部の処理が正確にできないため、この実施の形態では背景画像を膨張させ、実際の投影範囲より大きい画像として演算している。
従って、強調処理後の画像から実際の投影範囲のみのデータを取り出すことにより、図6に示すように投影範囲のエッジ部の点欠陥の強調も正確に処理され、点欠陥を容易に検出する事ができるようになっている。
【0027】
また、点欠陥が、図7に示すように黒点欠陥の場合は、7×7Wellフィルタにより点欠陥の強調処理を行い、図8に示すような画像とし、さらに、強調処理後の画像から実際の投影範囲のみのデータを取り出すことにより、図9に示すように投影範囲のエッジ部の点欠陥の強調も正確に処理され、点欠陥を容易に検出する事ができるようになっている。
【0028】
そして、点欠陥検出機能12では、これらの強調処理された画像や元画像などに基づいて、点欠陥の種類や位置や個数を検出し、例えば、図10や図11に示すような検出結果を表示装置7などに表示する。
【0029】
この実施の形態では、検査対象の液晶パネル1がセットされたプロジェクタ2によりスクリーンに投影し、その投影された画像をCCDカメラ5で撮影し、その撮影した画像を、コンピュータ装置6により空間フィルタを用いて処理して点欠陥の検出を行うようにしたので、検査員などによる目視検査を行うことなく、液晶パネルの点欠陥を検出することが可能となり、点欠陥検出の自動化により欠陥の判定レベルの統一が図れ、検査員をストレスの多い作業から解放することが可能となる。
また、空間フィルタを用いて画像を処理するので、CCDノイズが除去でき、点欠陥を強調して、より正確な点欠陥の検出を行うことが可能となる。
【0030】
実施の形態2.
この実施の形態は、実施の形態1において、プロジェクタ2によりスクリーンに投影した画像をCCDカメラ5で撮影するのではなく、検査対象の液晶パネル1に光を照射し、その光源の光の照射による液晶パネル上の表示画像を直接CCDカメラ5で撮影するようにしたものである。
図12は本発明の他の実施の形態に係る点欠陥検出装置の構成を示す図である。
図において、1は検査対象の液晶パネル、3は液晶パネル1に各種パターンを出力するパターンジェネレータ、5は液晶パネル上の表示画像を撮影するCCDカメラであり、液晶パネル1の解像度以上の解像度を有するCCDを搭載している。6はパターンジェネレータ3及びCCDカメラ5を制御し、液晶パネル1の点欠陥を検出するコンピュータ装置であり、CCDノイズ除去機能11、点欠陥強調機能11及び点欠陥検出機能12を含んでいる。7はコンピュータ装置6に接続された表示装置、8は液晶パネル1に光を照射する光源、9は液晶パネル1を透過する光を減衰させる高速シャッターや減光フィルタなどの減衰手段である。
【0031】
次に、この実施の形態の動作について説明する。
まず、検査対象の液晶パネル1に光源から光を照射し、コンピュータ装置6によりパターンジェネレータ3を制御し液晶パネル1上に特定のパターンを表示させ、光源8の光の照射による液晶パネル1上の表示画像を減衰手段9を介してCCDカメラ5で撮影し、その撮影データの画像をコンピュータ装置6に出力し、コンピュータ装置6により点欠陥検出処理を行い液晶パネル1の点欠陥の検出結果を表示装置7などに表示するなどして出力する。
【0032】
コンピュータ装置6による点欠陥検出の動作については、実施の形態1と同様であり、コンピュータ装置6のCCDノイズ除去機能11、点欠陥強調機能11及び点欠陥検出機能12により各種空間フィルタを使用して、CCDカメラ5で撮影した画像を処理し、点欠陥の検出を行う。
【0033】
この実施の形態では、検査対象の液晶パネル1に光源8から光を照射し、光源8の光の照射による液晶パネル1上の表示画像を減衰手段9を介して、CCDカメラ5で撮影し、その撮影した画像を、コンピュータ装置6により空間フィルタを用いて処理して点欠陥の検出を行うようにしたので、検査員などによる目視検査を行うことなく、液晶パネルの点欠陥を検出することが可能となり、点欠陥検出の自動化により欠陥の判定レベルの統一が図れ、検査員をストレスの多い作業から解放することが可能となる。
また、空間フィルタを用いて画像を処理するので、CCDノイズが除去でき、点欠陥を強調して、より正確な点欠陥の検出を行うことが可能となる。
【0034】
なお、実施の形態1,2では、検査対象の液晶パネル1を透過型の液晶パネルとして説明したが、反射型の液晶パネルでもよく、また、DMD(デジタルミラーデバイス)などの検査にも適用することができる。
【0035】
また、実施の形態1,2では、点欠陥を強調する空間フィルタとして、7×7Tophatフィルタ及び7×7Wellフィルタを使用したが、図13に示すような5×5Tophatフィルタ及び5×5Wellフィルタなどの他のTophatフィルタ及びWellフィルタを空間フィルタとして使用してもよい。
図13において、図13の(a)は5×5Tophatフィルタ、図13の(b)は5×5Wellフィルタの一例を示している。
なお、Tophatフィルタ及びWellフィルタによる重み付けは、図4及び図13に示すものに限定されるものではなく、他の重み付けを有するTophatフィルタ及びWellフィルタを使用してもよい。
【0036】
また、実施の形態1では、コンピュータ装置6を使用して点欠陥の検出処理を行っているが、これに限らずCCDノイズ除去機能10、点欠陥強調機能11及び点欠陥検出機能12による点欠陥検出処理の動作を行うものであれば、CPUボードや専用LSIなどを使用してもよい。
この場合、プロジェクタ2内に、パターンジェネレータ3とCCDカメラ5を内蔵させ、さらに、CCDノイズ除去機能10、点欠陥強調機能11及び点欠陥検出機能12による点欠陥検出処理の動作を行うCPUボードや専用LSIなどを組み込むことにより、1筐体で点欠陥検出装置を構成すれば、設置場所をとらず、簡単に液晶パネルの点欠陥の検出を行うことが可能となる。
【0037】
また、実施の形態2でも同様に、コンピュータ装置6を使用して点欠陥の検出処理を行っているが、これに限らずCCDノイズ除去機能10、点欠陥強調機能11及び点欠陥検出機能12による点欠陥検出処理の動作を行うものであれば、CPUボードや専用LSIなどを使用してもよい。
この場合も、1筐体内にパターンジェネレータ3、CCDカメラ5、光源8及び減衰手段9を内蔵させ、さらに、CCDノイズ除去機能10、点欠陥強調機能11及び点欠陥検出機能12による点欠陥検出処理の動作を行うCPUボードや専用LSIなどを組み込むことにより、1筐体で点欠陥検出装置を構成することができ、設置場所をとらず、また、その筐体を完全密封の状態にすれば、暗室内で作業する必要もなく、作業員のストレスを軽減でき、簡単に液晶パネルの点欠陥の検出を行うことが可能となる。
【0038】
また、実施の形態1,2では、投影された画像の光学的な輝度むらを改善しているものとして説明しているが、ここで、この光学的な輝度むらを改善するシェーディング処理について説明する。
まず、CCDカメラ5で撮影した画像から、液晶パネルの点欠陥やCCDノイズを除去した輝度むらの情報のみの画像を生成する。
そして、元画像から輝度むらの情報のみの画像を減算または除算することにより、輝度むらのない画像を生成する。
ここでは、輝度むらの情報のみの画像を、11×11のOpenフィルタを作用させた後、11×11の膨張処理を施すことにより生成させている。
【0039】
また、実施の形態1,2ではCCDカメラ5での画像の撮り込みは、CCDカメラ5のカメラ絞りやシャッター速度などの調整により、通常の撮り込みを行い100%輝点でもCCDカメラ5のCCDが飽和しないようにしているが、微弱な輝点欠陥をより検出できるように、CCDカメラ5のカメラ絞りやシャッター速度などの調整により、100%付近の輝点は飽和させるようにして、微弱な輝点欠陥をより正確に検出できるようにしてもよい。
この場合、100%付近の輝点欠陥は、通常の撮り込みで検出し、微弱な輝点欠陥の検出は、100%付近の輝点を飽和させるようにCCDカメラを調整する撮り込みで検出するようにしてもよい。
【0040】
また、実施の形態1,2ではCCDカメラ5での画像を撮り込んでいるが、液晶パネルの表示に基づいた表示画像を撮り込むことのできるものであれば、他の装置などで撮り込むようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、処理装置により、画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データに含まれる、画像撮り込み装置のノイズを空間フィルタを使用した演算処理により除去し、ノイズ除去された画像データに対し点欠陥強調処理を行い、点欠陥部が強調された画像データに基づいて、点欠陥を検出し、点欠陥情報を出力するようにしたので、検査員などによる目視検査を行うことなく、光変調装置の点欠陥を検出することができ、点欠陥検出の自動化により欠陥の判定レベルの統一が図れ、検査員をストレスの多い作業から解放することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る点欠陥検出装置の構成を示す図である。
【図2】CCDカメラ5で撮影した画像の一例を示す図である。
【図3】2×2Openフィルタによる処理後の画像を示す図である。
【図4】7×7Tophatフィルタ及び7×7Wellフィルタの一例を示す図である。
【図5】7×7Tophatフィルタによる処理後の画像を示す図である。
【図6】7×7Tophatフィルタによる強調処理後の画像から実際の投影範囲のみのデータを取り出した画像を示す図である。
【図7】黒点欠陥のの点欠陥を有する画像の一例を示す図である。
【図8】7×7Wellフィルタによる処理後の画像を示す図である。
【図9】7×7Wellフィルタによる強調処理後の画像から実際の投影範囲のみのデータを取り出した画像を示す図である。
【図10】検出結果を表示例を示す図である。
【図11】検出結果を表示例を示す図である。
【図12】本発明の他の実施の形態に係る点欠陥検出装置の構成を示す図である。
【図13】Tophatフィルタ及びWellフィルタの他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 検査対象の液晶パネル
2 プロジェクタ
3 パターンジェネレータ
4 スクリーン
5 CCDカメラ
6 コンピュータ装置
7 表示装置
8 光源
9 減衰手段
10 CCDノイズ除去機能
11 点欠陥強調機能
12 点欠陥検出機能

Claims (26)

  1. 検査対象となる光変調装置に表示された画像パターンを撮り込む画像撮り込み装置と、
    前記画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データを演算する処理装置と、
    を備えた点欠陥検出装置において、
    前記処理装置は、
    前記画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データに含まれる前記画像撮り込み装置のノイズを、空間フィルタを使用した演算処理により除去するノイズ除去機能と、
    前記ノイズ除去機能によりノイズ除去された画像データに対し点欠陥強調処理を行う点欠陥強調機能と、
    前記点欠陥強調機能により点欠陥部が強調された画像データに基づいて、点欠陥を検出し、点欠陥情報を出力する点欠陥検出機能と
    を含むことを特徴とする点欠陥検出装置。
  2. 検査対象となる光変調装置の100%付近の輝点は飽和させる条件で、前記光変調装置に表示された画像パターンを撮り込む画像撮り込み装置と、
    前記画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データを演算する処理装置と、
    を備えた点欠陥検出装置において、
    前記処理装置は、
    前記画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データに含まれる、前記画像撮り込み装置のノイズを除去するノイズ除去機能と、
    前記ノイズ除去機能によりノイズ除去された画像データに対し点欠陥強調処理を行う点欠陥強調機能と、
    前記点欠陥強調機能により点欠陥部が強調された画像データに基づいて、点欠陥を検出し、点欠陥情報を出力する点欠陥検出機能と
    を含むことを特徴とする点欠陥検出装置。
  3. 前記光変調装置に出力する信号を生成するパターン生成装置をさらに備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の点欠陥検出装置。
  4. 前記光変調装置に出力する信号を生成するパターン生成装置と、
    前記光変調装置がセットされ、前記光変調装置の表示に基づいた画像を投影する画像投影装置とをさらに備え、
    前記画像撮り込み装置は投影されたパターンを撮り込むことを特徴とする請求項1又は2記載の点欠陥検出装置。
  5. 前記光変調装置に光を照射する光源と、
    前記光変調装置にパターンを表示させるパターン生成装置とをさらに備え、
    前記画像撮り込み装置は、前記光源からの光が前記光変調装置によって変調され、前記光変調装置から出射する光を撮り込むことを特徴とする請求項1又は2記載の点欠陥検出装置。
  6. 前記画像撮り込み装置は、前記光変調装置の表示に基づいた画像を、光を減衰させる減衰手段を介して撮り込むことを特徴とする請求項5記載の点欠陥検出装置。
  7. 前記処理装置は、
    さらに、前記画像撮り込み装置により撮り込まれた画像データの輝度むらを補正する機能を含むことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の点欠陥検出装置。
  8. 前記輝度むらを補正する機能は、光学的に場所による透過率を変化させたグラディエントフィルタを使用して補正を行うことを特徴とする請求項7記載の点欠陥検出装置。
  9. 前記輝度むらを補正する機能は、空間フィルタを使用した演算処理により補正を行うことを特徴とする請求項7記載の点欠陥検出装置。
  10. 前記点欠陥強調機能は、空間フィルタを使用した演算処理により点欠陥部の強調を行うことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載の点欠陥検出装置。
  11. 前記点欠陥検出機能から出力された点欠陥情報を表示する表示装置を備えることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の点欠陥検出装置。
  12. 前記表示装置は、前記点欠陥情報を点欠陥の種類別に分類した情報として表示することを特徴とする請求項11記載の点欠陥検出装置。
  13. 前記表示装置は、点欠陥情報をその点欠陥の種類と欠陥位置の情報として表示することを特徴とする請求項11又は12記載の点欠陥検出装置。
  14. 前記ノイズ除去機能、点欠陥強調機能及び点欠陥検出機能は、コンピュータ装置による演算処理により実行されることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれかに記載の点欠陥検出装置。
  15. 前記光変調装置は、液晶パネルであることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれかに記載の点欠陥検出装置。
  16. 光変調装置の点欠陥検出方法において、
    光変調装置によって変調された光に基づく画像パターンを撮り込む工程と、
    空間フィルタを使用した演算処理により、撮り込まれた画像データから点欠陥部以外のノイズを除去する工程と、
    点欠陥部以外のノイズが除去された画像データに対し、点欠陥を強調する工程と、
    点欠陥部が強調された画像データ基づいて、点欠陥情報を検出する工程と、
    からなる点欠陥検出方法。
  17. 光変調装置の点欠陥検出方法において、
    前記光変調装置の100%付近の輝点は飽和させる条件で、光変調装置によって変調された光に基づく画像パターンを撮り込む工程と、
    撮り込まれた画像データから点欠陥部以外のノイズを除去する工程と、
    点欠陥部以外のノイズが除去された画像データに対し、点欠陥を強調する工程と、
    点欠陥部が強調された画像データ基づいて、点欠陥情報を検出する工程と、
    からなる点欠陥検出方法。
  18. 前記光変調装置にパターンを表示させ、該パターンにより前記光変調装置によって変調された光に基づく画像パターンを撮り込むことを特徴とする請求項16又は17記載の点欠陥検出方法。
  19. 前記光変調装置にパターンを表示させ、前記光変調装置によって変調された光に基づいた画像を投影し、投影された画像を撮り込むことを特徴とする請求項16又は17記載の点欠陥検出方法。
  20. 前記光変調装置に光を照射し、前記光変調装置にパターンを表示させ、該パターンにより前記光変調装置によって変調された光に基づく画像を撮り込むことを特徴とする請求項16又は17記載の点欠陥検出方法。
  21. 前記光変調装置によって変調された光を撮り込む際、光を減衰させる減衰手段を介して撮り込むことを特徴とする請求項20記載の点欠陥検出方法。
  22. 撮り込まれた画像データの輝度むらを補正する工程からなる請求項16から請求項21のいずれか記載の点欠陥検出方法。
  23. 前記輝度むらを補正する工程は、光学的に場所による透過率を変化させたグラディエントフィルタを使用して補正を行うことを特徴とする請求項22記載の点欠陥検出方法。
  24. 前記輝度むらを補正する工程は、空間フィルタを使用した演算処理により補正を行うことを特徴とする請求項22記載の点欠陥検出方法。
  25. 点欠陥部を強調する際、空間フィルタを使用した演算処理により点欠陥部の強調処理を行うことを特徴とする請求項16から請求項24のいずれかに記載の点欠陥検出方法。
  26. 前記光変調装置は液晶パネルであることを特徴とする請求項16から請求項25のいずれかに記載の点欠陥検出方法。
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