JP3674586B2 - 車体フレームの補強構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動車の車体フレームの補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の車体フレームは閉断面に形成したピラーやサイドメンバ,クロスメンバ,サイドシル等の各種の骨格部材を相互に溶接等により結合して構成してあり、これら骨格部材の閉断面内に発泡ウレタンを充填したり、レインフォースを付設する等して、軽量化を図りながら剛性を高めて衝突性能を確保することが行われている(特開2001−8840号公報,特開平11−235963号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記従来の補強構造では十分な補強効果を発揮させるためには、発泡ウレタンフォームの充填量やレインフォースの板厚の増大が伴って、車体重量が増加してしまうことは否めない。
【0004】
そこで、本発明は車体重量の増加を伴うことなく十分な補強効果が得られる車体フレームの補強構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明にあっては、閉断面に形成されたピラー,サイドメンバ,クロスメンバ,およびサイドシル等の骨格部材を相互に溶接等により結合して車体フレームを構成し、各骨格部材は、その周壁の少くとも一部を2つの壁部材をそれらの各対向面間に所要の隙間をおいて配置して2重構造としてある。
【0006】
そして、この2重壁構造を構成する2つの壁部材の一方の座屈モード波形を他方の座屈モード波形の略逆相とする手段を設けてある。
【0007】
【発明の効果】
本発明によれば、車両衝突時における車体フレームへの入力に対して、該車体フレームを構成する骨格部材の周壁の2重壁構造部分では、一方の壁部材の座屈モード波形が他方の壁部材の座屈モード波形の略逆相の波形で変形し、その際に発生する接触による抵抗力で骨格部材の変形を抑制することができると共に、圧壊反力を高めてエネルギー吸収量を増大することができ、従って、骨格部材の壁部材の板厚を徒らに増大することなく該骨格部材の補強効果を高めて衝突性能を向上することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面と共に詳述する。
【0009】
図1は本発明の対象とする自動車の外観斜視図で、車体1のキャビンCにおける車体フレーム2としての車体サイドフレーム2S・Fは、フロントピラー3,センターピラー4,リヤピラー5等の上下方向の骨格部材と、これらピラー3〜5の各上端を継ぐルーフサイドの前後方向の骨格部材であるルーフサイドレール6と、前記ピラー3〜5の各下端を継ぐフロアサイドの前後方向骨格部材のサイドシル7と、で構成している。
【0010】
また、キャビンCの車体フレーム2としてのフロアフレーム2F・Fは、フロアパネル8の左右両側部の下面で前後方向に延在配置した前後方向骨格部材であるエクステンションサイドメンバ9と、フロアパネル8の上面で車幅方向に延在配置した車幅方向骨格部材であるクロスメンバ10と、前述の車体サイドフレーム2S・Fの下側の骨格部材であるサイドシル7を含んで構成している。
【0011】
前記エクステンションサイドメンバ9は、フロントコンパートメントF・Cの左右両側部に前後方向に延在配置した前後方向骨格部材であるサイドメンバ11の後方延長部として、前述のようにフロアパネル8の下面に廻り込んで接合配置してある。
【0012】
前記各種ピラー3〜5、およびルーフサイドレール6は、何れも図2に示すように略ハット形断面に形成したインナパネル12と該インナパネル12よりも絞り深さの大きな略ハット形断面に形成したアウタパネル13とを、それらの接合フランジ12a,13aを突合わせてスポット溶接により接合して閉断面に形成してある。
【0013】
前記閉断面に形成した上側骨格部材3〜6は、何れもその周壁の一部、本実施形態にあっては前記アウタパネル13側の周壁を、該アウタパネル13とその内側に沿って配設したレインフォース14とで2重壁構造としてあり、従って、本実施形態ではこれらアウタパネル13とレインフォース14とが2重壁構造における2つの壁部材を構成している。
【0014】
レインフォース14はアウタパネル13と略同一のハット形断面形状に形成してあり、接合フランジ14aを前記インナパネル12とアウタパネル13の接合フランジ12a,13a間に挟んで接合してある。
【0015】
アウタパネル13の略ハット形断面の頂部壁13bとその両側の側壁13cと、レインフォース14の略ハット形断面の頂部壁14bとその両側の側壁14cとは、それらの各対向面間に所要の隙間をおいて配置してある。
【0016】
そして、前記2つの壁部材であるアウタパネル13とレインフォース14のうち、一方の壁部材であるレインフォース14の座屈モード波形SB(図11参照)を、他方の壁部材であるアウタパネル13の座屈モード波形SA(図11参照)の略逆相とする手段15を設けてある。
【0017】
本実施形態ではこの座屈モード波形を逆相にする手段15として、レインフォース14の前記頂部壁14bに、両側の側壁14cとの境の稜線に跨って内側に凸となる断面三角形状のビード部16を、前述の座屈モード波形SBが得られるようにレインフォース14の長さ方向に複数個設けて構成している。
【0018】
また、前記サイドシル7は、図3に示すように略ハット形断面に形成したインナパネル17と、該インナパネル17よりも絞り深さの大きな略ハット形断面に形成したアウタパネル18とを、それらの接合フランジ17a,18aを突合わせてスポット溶接により接合して閉断面に形成してある。
【0019】
アウタパネル18は上壁18bをステップ状に有段成形してある一方、側壁18cは丸みをもったシル底面を形成するように下側部を湾曲して形成して、異形ハット形断面としてある。
【0020】
この下側骨格部材であるサイドシル7にあっても、その周壁の一部である前記アウタパネル18側の周壁を、該アウタパネル18とその内側に沿って配設したレインフォース19とで2重壁構造として、これらアウタパネル18とレインフォース19とが2重壁構造における2つの壁部材となっている。
【0021】
レインフォース19はアウタパネル18と略同一の異形ハット形断面に形成してあり、接合フランジ19aを前記インナパネル17とアウタパネル18の接合フランジ17a,18a間に挟んで接合してある。
【0022】
アウタパネル18の上壁18bと側壁18cと、レインフォース19の上壁19bと側壁19cとは、それらの各対向面間に所要の隙間をおいて配置してある。
【0023】
このサイドシル7にあっても、前記アウタパネル18とレインフォース19のうち、一方の壁部材であるレインフォース19の座屈モード波形SBを、他方の壁部材であるアウタパネル18の座屈モード波形SAの略逆相とする手段15として、内側に凸となる断面三角形状のビード部20を、前述の座屈モード波形SBが得られるようにレインフォース19の長さ方向に複数個設けてある。
【0024】
このビード部20は、レインフォース19の側壁19cに上壁19bとの境の稜線と、下側の接合フランジ19aとの境の稜線とに跨って形成してある。
【0025】
エクステンションサイドメンバ9とクロスメンバ10は、何れも図4,図5に示すように略ハット形断面に形成してある。
【0026】
エクステンションサイドメンバ9はその結合フランジ9aを介してフロアパネル8の下面に接合して閉断面を形成し、クロスメンバ10はその結合フランジ10aを介してフロアパネル8の上面に接合して閉断面を形成している。
【0027】
そして、これらエクステンションサイドメンバ9およびクロスメンバ10の何れも、周壁をそれらの内側に沿って配設したレインフォース21によって2重壁構造として、エクステンションサイドメンバ9とレインフォース21、およびクロスメンバ10とレインフォース21、がそれぞれの2重壁構造における壁部材となっている。
【0028】
レインフォース21はエクステンションサイドメンバ9,クロスメンバ10と略同一のハット形断面形状に形成してあり、接合フランジ21aを前記接合フランジ9a又は10aとフロアパネル8との間に挟んで接合してある。
【0029】
このレインフォース21の場合も前述と同様に、その頂部壁21bおよび両側の側壁21cと、エクステンションサイドメンバ9およびクロスメンバ10における各頂部壁9b,10bと両側の側壁9c,10cと、の各対向面間に所要の隙間をおいて配置してある。
【0030】
そして、これらエクステンションサイドメンバ9およびクロスメンバ10にあっても、一方の壁部材であるレインフォース21の座屈モード波形SBを、他方の壁部材であるエクステンションサイドメンバ9,クロスメンバ10の各座屈モード波形SAの略逆相とする手段15として、内側に凸となる断面三角形状のビード部22を、前記座屈モード波形SBが得られるようにレインフォース21の長さ方向に複数個設けてある。
【0031】
このビード部22は前記レインフォース14の場合と同様に、レインフォース21の頂部壁21bに、両側の側壁21cとの境の稜線に跨って形成してある。
【0032】
前記フロントピラー3にあっては、ピラーロアとピラーアッパとに分割されていることから、図6に示すように前述のレインフォース14もロア側14FP1 とアッパ側14FP2 とに分割されているが、これらフロントピラー3における上,下のレインフォース14FP1 ,14FP2 と、ルーフサイドレール6におけるレインフォース14RSとを、それぞれ対応する端部同志を接続して連続させるか、もしくは接続しないで不連続状態としてもよい。
【0033】
また、センターピラー4とルーフサイドレール6およびサイドシル7との接続部分では、図7に示すようにセンターピラー4におけるレインフォース14CPの上端部を、ルーフサイドレール6におけるレインフォース14RSの外周に嵌合して接合する一方、該センターピラー4におけるレインフォース14CPの下端部をサイドシル7におけるレインフォース19の外周に嵌合して接合する。
【0034】
更に、ルーフサイドレール6におけるレインフォース14は、フロント側14RS1 とリヤ側14RS2 とに分割されるが、これらは、図8に示すように端部同志を接続して連続させるか、もしくは接続しないで不連続状態としてもよく、また、このリヤ側のレインフォース14RS2 とリヤピラー5におけるレインフォース14RPとは、図9に示すように端部同志を接続して連続させるか、もしくは接続しないで不連続状態としてもよい。
【0035】
以上の実施形態の構造によれば、車両の衝突等により前述の骨格部材3,4,5,6,7,9,10等にその軸方向に衝突入力が作用して、それらが長さ方向に蛇腹状に座屈変形した場合、前記骨格部材の2重構造部分では、図10に示す変形前の平行状態から図11に示すように、外側の他方の壁部材13,18,9,10の蛇腹状の座屈モード波形SAに対して、内側の一方の壁部材14,19,21の座屈モード波形SBが前記手段15によって略逆位相となって変形し、一方の波形SBの「山」の部分と他方の波形SAの「谷」の部分とで両壁部材が強接触するようになる。
【0036】
このため、図12に示す同位相の座屈モード波形で変形したものと比較した場合、図13に示すように逆位相で変形する構造によって(a線)、同位相で変形する通常の構造(b線)に対して接触力(抵抗力)が著しく高められる。
【0037】
この結果、図14の反力(強度)比較グラフに同様にa線(逆位相),b線(同位相)で示すように、逆位相にすることによって骨格部材の反力が増大して変形を抑制できると共に、図15のエネルギー吸収量比較グラフに同様にa線(逆位相),b線(同位相)で示すように、逆位相にすることによって骨格部材によるエネルギー吸収量を増大することができる。
【0038】
従って、前記各骨格部材の壁部材の板厚を徒らに増大することなく該骨格部材の補強効果を高めて、衝突性能を向上することができる。
【0039】
ここで、本実施形態では前述の座屈モード波形を逆相にする手段15として、2重壁構造における内側のレインフォース14,19,又は21に、複数のビード部16,20,又は22を設けて構成しているため、これらビード部の形成ピッチを調整することによって前記座屈モード波形SBを容易に得ることができる。
【0040】
前記実施形態ではレインフォース14,21の頂部壁14b,21bにビード部16,22を設けているが、この他、図16にクロスメンバ10を代表として示す第2実施形態のように、その内側のレインフォース21の頂部壁21bの両側の側壁21cにビード部22を設けるようにしてもよい。
【0041】
図17,図18は座屈モード波形を逆相にする手段15の他の実施形態を示すもので、これらの実施形態では何れも骨格部材としてクロスメンバ10を代表して示している。
【0042】
図17に示す第3実施形態では、前記第1,第2実施形態のビード部22に替えて、レインフォース21の頂部壁21bに内側に凸となるエンボス部23を該レインフォース21の長さ方向に複数個設けたものである。
【0043】
このエンボス部23は前記頂部壁21bの幅方向に長軸を持つ長楕円形としてある。
【0044】
従って、この第3実施形態によればエンボス部23が前述のビード部20と同様に座屈の誘起点となってレインフォース21の座屈変形を整然と行わせることができて、前記第1,第2実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0045】
図18に示す第4実施形態にあっては、レインフォース21の頂部壁21bの壁面形状を、その長さ方向に滑らかに連続する波形状に形成して前述の手段15としたものである。
【0046】
この頂部壁21bの波形形状の「山」と「谷」は、2重壁構造における他方の壁部材であるクロスメンバ10の座屈モード波形における「谷」と「山」に対向するような波形ピッチで形成してある。
【0047】
従って、この第4実施形態によればレインフォース21がその頂部壁21bの波形形状の「山」と「谷」によって蛇腹状の座屈変形がより整然と行われて、外側の壁部材のクロスメンバ10の座屈モード波形SAに対して略逆相の座屈モード波形SBの変形を行わせることができる。
【0048】
ここで、前記第1〜第4実施形態において、2重壁構造部分における内側のレインフォース14,19,21と、外側の壁部材13,18,9,10とは、それらの板厚構成を同じに、もしくは異ならせることによって、互いに逆相となる座屈変形の開始タイミングや、接触力(抵抗力)等を容易にコントロールすることができる。
【0049】
図19は図18に示した第4実施形態の変形例である第5実施形態を示すもので、本実施形態では前記頂部壁21bの波形形状における「山」の部分を厚肉部とし、「谷」の部分を薄肉部として、これら厚肉部と薄肉部とが交互に連続するようにしたものである。
【0050】
従って、この第5実施形態によればレインフォース21の蛇腹状の座屈変形が薄肉部とした波形形状の各「谷」を起点に誘発されて、前述の座屈モード波形SBの変形を更に整然と行わせることができると共に、厚肉部の「山」の部分が外側の壁部材(この例ではクロスメンバ10)の座屈波形の「谷」の部分とより強く接触して抵抗力を高めることができる。
【0051】
前記第1〜第5実施形態では、何れも2重壁構造部分における内側の壁部材であるレインフォース14,19,22に、座屈モード波形を逆相にする手段15を設けてあるため、外観を些かも損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象とする自動車の外観斜視図。
【図2】本発明の第1実施形態を示すピラー部分およびルーフサイドレール部分の構造説明図。
【図3】本発明の第1実施形態を示すサイドシル部分の構造説明図。
【図4】本発明の第1実施形態を示すエクステンションサイドメンバ部分の構造説明図。
【図5】本発明の第1実施形態を示すクロスメンバ部分の構造説明図。
【図6】本発明の第1実施形態におけるフロントピラー部分のレインフォース構造を示す斜視図。
【図7】本発明の第1実施形態におけるセンターピラー部分のレインフォース構造を示す斜視図。
【図8】本発明の第1実施形態におけるルーフサイドレール部分のレインフォース構造を示す斜視図。
【図9】本発明の第1実施形態におけるリヤピラー部分のレインフォース構造を示す斜視図。
【図10】本発明の第1実施形態における2重壁構造部分の変形前の状態を示す断面図。
【図11】本発明の第1実施形態における2重壁構造部分の変形状態を示す断面図。
【図12】本発明の2重壁構造部分の変形状態と比較して同位相で変形した場合を示す断面図。
【図13】本発明の2重壁構造部分の変形による接触力を同位相で変形した場合と比較して示すグラフ。
【図14】本発明の2重壁構造部分の変形による反力を同位相で変形した場合と比較して示すグラフ。
【図15】本発明の2重壁構造部分の変形によるエネルギー吸収量を同位相で変形した場合と比較して示すグラフ。
【図16】本発明の第2実施形態を示す図5と同様の構造説明図。
【図17】本発明の第3実施形態を示す図5と同様の構造説明図。
【図18】本発明の第4実施形態を示す図5と同様の構造説明図。
【図19】本発明の第5実施形態を示す図18のA−A線相当の断面図。
【符号の説明】
1 車体
2,2S・F,2F・F 車体フレーム
3 フロントピラー(骨格部材)
4 センターピラー(骨格部材)
5 リヤピラー(骨格部材)
6 ルーフサイドレール(骨格部材)
7 サイドシル(骨格部材)
9 エクステンションサイドメンバ(骨格部材・他方の壁部材)
10 クロスメンバ(骨格部材・他方の壁部材)
12 インナパネル
13 アウタパネル(他方の壁部材)
14,19,21 レインフォース(一方の壁部材)
15 座屈モード波形を逆相にする手段
16,20,22 ビード部
18 サイドシルのアウタパネル(他方の壁部材)
23 エンボス部
SB 一方(内側)の壁部材の座屈モード波形
SA 他方(外側)の壁部材の座屈モード波形
Claims (7)
- 複数の骨格部材を相互に結合して車体フレームを構成し、前記骨格部材は、その周壁の少くとも一部を2つの壁部材をそれらの各対向面間に所要の隙間をおいて配置して2重壁構造とし、これら壁部材の一方の座屈モード波形を他方の座屈モード波形の略逆相とする手段を設けたことを特徴とする車体フレームの補強構造。
- 座屈モード波形を逆相にする手段として、一方の壁部材の壁面にビード部を設けて構成したことを特徴とする請求項1に記載の車体フレームの補強構造。
- 座屈モード波形を逆相にする手段として、一方の壁部材の壁面形状を滑らかに連続する波形状にして構成したことを特徴とする請求項1に記載の車体フレームの補強構造。
- 座屈モード波形を逆相にする手段として、一方の壁部材の壁面に複数のエンボス部を列設して構成したことを特徴とする請求項1に記載の車体フレームの補強構造。
- 座屈モード波形を逆相にする手段として、一方の壁部材を厚肉部と薄肉部とを交互に連続的に形成して構成したことを特徴とする請求項1に記載の車体フレームの補強構造。
- 内,外2つの壁部材は板厚構成を同じに、もしくは異ならせて構成したことを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の車体フレームの補強構造。
- 一方の壁部材が2重壁構造の内側の壁部材であることを特徴とする請求項2〜4の何れかに記載の車体フレームの補強構造。
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