JP3674459B2 - 浴室暖房乾燥機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室暖房乾燥機に関し、具体的には、浴室内を暖房し、また浴室内に吊り下げられた洗濯物等を乾燥させるための天井取付型の浴室暖房乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
温風を吹き出すことによって浴室内を暖房したり、浴室内に吊り下げられた洗濯物等を乾燥させるための浴室暖房乾燥機が従来より使用されている。このような浴室暖房乾燥機には、壁掛け型のものと天井取付型のものとがある。
【0003】
このうち天井取付型の浴室暖房乾燥機は、浴室暖房乾燥機本体を浴室の天井裏に設置し、浴室暖房乾燥機本体の下面を覆うようにして天井の下面にフロントカバー(化粧カバー)を配置されるものであって、浴室暖房乾燥機本体を天井裏に隠すことができるので、浴室内をすっきりとさせることができる。
【0004】
このような天井取付型の浴室暖房乾燥機を施工する方法には、浴室ユニットの天井パネルを施工するよりも前に浴室暖房乾燥機本体を天井部分に設置しておく本体先付け方式と、天井パネルの施工後に浴室暖房乾燥機本体を天井部分に設置する本体後付け方式とがある。図1は本体先付け方式で施工された浴室暖房乾燥機1の設置状態を示す概略側面図である。この方式では、天井パネル2の施工前に浴室暖房乾燥機本体3を天井裏空間4に持ち上げ、天井裏空間4の吊りボルト5によって浴室暖房乾燥機本体3を吊り下げておく。この後、浴室の天井に天井パネル2を施工し、浴室暖房乾燥機本体3の下面に合わせて天井パネル2を開口すると共に天井パネル2の下面にフロントカバー6を取り付けて天井パネル2の開口7を覆っている。
【0005】
また、図2は、このようにして本体先付け方式で施工された浴室暖房乾燥機1の断面を表している。符号8で示すものは、内部を循環する温水と空気とを熱交換させることにより、通過する空気を加熱するための熱交換器である。この浴室暖房乾燥機1にあっては、ファン9をモータ駆動すると、ファン9によってフロントカバー6の吸い込み口10から吸い込まれた浴室内の空気は、熱交換器8を通過することによって加熱され、ファンケーシングを兼ねた送風路11に導かれてフロントカバー6の吹き出し口12から温風として吐出される。また、先付け方式の場合には、天井パネル2の開口7の縁と浴室暖房乾燥機本体3との間の隙間による風損を防止するため、浴室暖房乾燥機本体3の下面外周に設けられたフランジ13を天井パネル2の上面に当てている。
【0006】
図3は本体後付け方式で施工された浴室暖房乾燥機1の設置状態を示す概略側面図である。この方式では、浴室の天井パネル2を開口して該開口7から天井裏空間4へ浴室暖房乾燥機本体3を持ち上げ、吊りボルト5によって浴室暖房乾燥機本体3を吊り下げた後、天井パネル2の下面にフロントカバー6を取り付けて天井パネル2の開口7を覆っている。
【0007】
また、図4は本体後付け方式で施工された浴室暖房乾燥機1の断面を表している。この施工方式でも温風を吹き出す構造は同じであるが、後付け方式の場合には、天井パネル2の開口7の縁と浴室暖房乾燥機本体3との間の隙間による風損を防止するため、浴室暖房乾燥機本体3の下面外周に設けられたフランジ13を天井パネル2の下面に当てている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような浴室暖房乾燥機1にあっては、図3及び図4のように後付け方式で施工された場合には、送風路11の先端がフロントカバー6に当接してフロントカバー6の吸い込み口10と吹き出し口12を分離できるように構成されていたとしても、図1及び図2に示すように先付け方式で施工された場合には、後付け方式で施工される場合と比較して浴室暖房乾燥機本体3の設置位置が高くなるので、送風路11の先端とフロントカバー6との間に隙間が生じる。このためフロントカバー6の吸い込み口10と送風路11の先端とが連通してしまい、送風路11から吹き出した温風が直ちに熱交換器8側へ吸い込まれたり、吸い込み口10から吸い込まれた浴室内の空気が直ちに吹き出し口12から吹き出されたりして送風経路の短絡が起き易く、温風吹き出し風量が減少する問題があった。
【0009】
また、送風路11の長さを本体後付け施工の場合を基準としていると、本体先付け施工した場合、天井パネル2の厚みの違いによって送風路11の先端とフロントカバー6との隙間が変化し、騒音や送風量、温風吐出能力などの浴室暖房乾燥機1の性能がばらつくという問題があった。
【0010】
本発明は、上記の従来例の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、浴室暖房乾燥機本体の施工方法や天井パネルの厚み等によって送風路とカバーとの間に隙間が生じないようにできる浴室暖房乾燥機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の浴室暖房乾燥機は、天井部に設置される浴室暖房乾燥機本体と、前記浴室暖房乾燥機本体の下面を覆うようにして天井の下面に配置されるカバーとからなる浴室暖房乾燥機であって、前記浴室暖房乾燥機本体は、空気を加熱するための加熱器と、加熱器で加熱された空気を吹き出すための送風機と、前記送風機からカバーの吹き出し口へ温風を導くための送風路で構成され、前記送風路が前記浴室暖房乾燥機本体のケーシングに対して静止した送風路本体と、該送風路本体に対してスライド自在に配設された送風路摺動部とから構成され、前記送風路本体又は前記送風路摺動部のうちいずれか一方にガイド軸を取付けて固定し、前記送風路本体又は前記送風路摺動部のうちいずれか他方を前記ガイド軸にスライド自在に取付け、ガイド軸に取り付けた弾性体によって前記送風路摺動部を前記カバーに向けて突出付勢した浴室暖房乾燥機において、前記ガイド軸もしくはガイド軸が取り付けられている部材に、前記送風路摺動部を取り外したときに弾性体の脱落を防止するための係止手段を設けたものである。
【0012】
また、請求項2に記載の浴室暖房乾燥機は、前記ガイド軸及び前記ガイド軸が取り付けられている部材に、前記送風路摺動部の取り付け時に前記ガイド軸の回転を防止するための回転防止手段を設けたものである。
【0013】
【作用】
請求項1に記載した浴室暖房乾燥機にあっては、送風路本体に対して送風路摺動部をスライド自在に設け、弾性体によって送風路摺動部を突出付勢しているので、本体先付け方式で施工した場合と本体後付け方式で施工した場合、あるいは天井パネルの板厚が異なる場合でも、送風路と吹き出し口の間に隙間が生じないように施工できる。よって、送風路と吹き出し口との間の隙間から温風が漏れ、吸い込み側へ流れて送風経路の短絡を起こすのを防止でき、温風吹き出し風量の低下を防止することができる。
【0014】
さらに、送風路本体と送風路摺動部とのうちいずれか一方にガイド軸を固定し、他方をガイド軸にスライド自在に取付けているので、送風路摺動部はガイド軸によってスライド動作時にガイドされ、滑らかにスライドすることができる。しかも、このガイド軸の固定側は、送風路本体又は送風路摺動部のうちいずれか一方に一体成形することもできるが、この発明では、送風路本体と送風路摺動部とのうちいずれか一方にガイド軸を取付けて固定しているので、ガイド軸を送風路本体もしくは送風路摺動部と一体成形する場合と比較してガイド軸の強度を高くすることができ、ガイド軸等の破損を防止することができる。また、ガイド軸が破損した場合には、ガイド軸を容易に交換することができる。ここで、ガイド軸を取付けて固定する手段としては、ネジ、ビス、圧入、嵌合など、特に限定されるものではない。また、ガイド軸もしくはガイド軸を取り付けている部材に、弾性体を係止させるための係止手段を設けているので、メンテナンス時に送風路摺動部を送風路本体から外しても弾性体がガイド軸から脱落する恐れがない。また、送風路摺動部を送風路本体に取り付ける際にもガイド軸に取り付けた弾性体をガイド軸もしくはガイド軸を取り付けている部材に係止して保持させておくことができるので、高所における送風路摺動部の取り付け作業も容易に行うことができる。
【0015】
また、請求項2に記載した浴室暖房乾燥機にあっては、ガイド軸及びガイド軸に取り付けている部材に、ガイド軸の回転を防止するための回転防止手段を設けているので、送風路本体から送風路摺動部の取付け及び取り外し時にガイド軸がネジと共回りしてしまって取付け及び取り外しを行いにくくなる恐れがない。
【0016】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図5は本発明の一実施形態による浴室暖房乾燥機21の断面図、図6は浴室暖房乾燥機21の下面図である。この浴室暖房乾燥機21は、主として浴室暖房乾燥機本体22及びフロントカバー23によって構成されており、浴室暖房乾燥機本体22にあっては、下面開口したケーシング24の内部にファン収納部25と換気装置収納部26とが一体に成形され、ケーシング24の下端部外周にフランジ27が周設されている。ファン収納部25の下部には送風路本体28が取り付けられており、送風路本体28の外周には送風路摺動部29がスライド自在に接続され、固定された送風路本体28とスライド可能な送風路摺動部29とによって伸縮自在な送風路30が構成されている。
【0017】
ファン収納部25内には、クロスフローファンのような送風機31が設置されており、ファン収納部25の吸引側には2台の熱交換器32が設けられている。空気を加熱するための手段としては電気ヒーターなどでもよいが、この実施形態では、給湯機から供給される温水を循環させ、温水と浴室から吸引した空気とを熱交換させて空気を加熱する熱交換器32を用いている。
【0018】
また、換気装置収納部26内にはシロッコファン33とモータ34によって構成された換気装置35が納められており、換気装置35の吹き出し方向では、ケーシング24に排気口36が開口されている。
【0019】
図7は上記送風路30の構造を示す分解斜視図、図8はその一部分を拡大して示す破断断面図である。送風路本体28及び送風路摺動部29は、いずれも横に長い矩形状の開口を有しており、送風路本体28が送風路摺動部29内に挿入され、送風路摺動部29が送風路本体28に対して上下にスライド自在となっている。送風路摺動部29には風向調整用のルーバー板37が設けられている。ルーバー板37は、軸38によって送風路摺動部29内の中央部で軸支されており、図8に示すように送風路本体28の外部に固定されたパルスステップモータ等を用いたルーバーモータ39が軸38に連結されており、ルーバーモータ39を駆動することによってルーバー板37の傾き(角度)を変更できるようにしている。
【0020】
図9は送風路摺動部29を下方へ弾性的に突出させるための、送風路本体28と送風路摺動部29との連結部分の構造を示す一部破断した拡大断面図である。図9に示すように、送風路本体28の両端面から水平に支持片40が延出されており、送風路摺動部29の両端面にはガイドプレート42が設けられている。図10に示すように、支持片40には袋状のガイド軸取付け部43が設けられており、支持片40の下面においてガイド軸取付け部43の袋状穴44の縁には、回り止めブロック45が設けられている。一方、ガイド軸41の上端には、ガイド軸取付け部43の袋状穴44に挿入するための挿入部48が設けられており、挿入部48の下には鍔部49が設けられている。鍔部49には、回り止めブロック45と嵌合する切り欠き50が設けられている。しかして、ガイド軸41の挿入部48を支持片40の袋状穴44に挿入し、ガイド軸取付け部43の通孔46から挿入部48内にネジ47を打ち込んでガイド軸41を支持片40に固定している。ガイド軸41は、切り欠き50を回り止めブロック45に嵌合されているので、ネジ47を締める時に共回りすることがなく、強くネジ47を締めることができる。しかも、ガイド軸41は、ガイド軸取付け部43の袋状穴44内に挿入部48を挿入されて強固に保持される。よって、ガイド軸41を支持片40に強固に取り付けることができ、ガイド軸41が支持片40から外れたり、ぐらついたりすることを防止できる。
【0021】
ガイド軸41の外周面には、鍔部49の近傍において、係止爪51が設けられており、ガイド軸41に通した圧縮バネ54の上部を係止爪51に引っかけているので、メンテナンス時に送風路摺動部29を送風路本体28から外すとき、圧縮バネ54がガイド軸41から脱落して紛失する恐れがなく、また送風路摺動部29を送風路本体28に取り付けるとき、ガイド軸41から脱落しないように保持している必要がなく、メンテナンス作業を行い易くなっている。
【0022】
ガイド軸41は、ガイドプレート42にあけられた貫通孔55に摺動自在に挿通されており、ガイド軸41の先端に設けられた段部52にワッシャ56をはめ、ガイド軸41の先端に設けられた雌ネジ孔53にネジ57を締め付けてガイド軸41の先端に、貫通孔55からの抜け止め用のワッシャ56を固定している。この結果、圧縮バネ54は支持片40とガイドプレート42との間に圧縮した状態で介在させられ、送風路摺動部29は圧縮バネ54の弾性によって下方へ突出付勢されると共に、送風路摺動部29は上方へ力を加えられると圧縮バネ54を押し縮めて上方へ移動し、フロントカバー23の位置に応じて送風路摺動部29の位置が自然に調整される。
【0023】
また、図7に示すように、送風路摺動部29の下端面外周に設けたフランジ58の端には、ワイヤレスタイプのリモートコントローラ(図示せず)によって浴室暖房乾燥機21のオン、オフや送風量、送風温度、送風方向(ルーバー板37の角度)などを遠隔操作するためのリモコン受信器59を取り付けている。
【0024】
一方、フロントカバー23には、浴室暖房乾燥機本体22の送風路30下端面と対向させて吹き出し口60が設けられ、リモコン受信器59と対向させてリモコン受信器露出窓64が設けられている。この吹き出し口60は、送風路30の下面開口とほぼ一致するように形成されている。さらに、吹き出し口60と隣接して一方には空気を吸い込むための吸い込み口61が、他方には換気用吸気口62が設けられている。吸い込み口61はグリル状に形成されており、その上面には着脱自在にフィルタ63を取り付けられるようになっている。
【0025】
しかして、浴室暖房乾燥機21を浴室の天井に本体先付け方式で施工した場合にも、本体後付け施工した場合にも、送風路摺動部29は圧縮バネ54の弾性によって吹き出し口60の縁に圧接させられるので、送風路摺動部29と吹き出し口60との間に隙間が生じることがなく、温風が漏れて直ちに吸い込み側へ流れる温風経路の短絡を防止し、風損を小さくすることができる。
【0026】
また、天井パネルの厚みが異なる場合でも、圧縮バネ54で送風路摺動部29がフロントカバー23に押しつけられることによって送風路摺動部29が自動的に位置調整されるので、施工をより容易に行えると共に送風路摺動部29とフロントカバー23との間に隙間が生じることもない。
【0027】
よって、本発明の浴室暖房乾燥機21によれば、送風路30が伸縮できるようになっていて、上記のように施工方法や天井パネルの厚みにかかわらず送風路30とフロントカバー23の吹き出し口60の縁との間に隙間が生じないので、施工精度を均一にすることができ、騒音や温風吹き出し量、暖房能力などの性能のばらつきを小さくすることができる。
【0028】
しかも、上記のようにガイド軸41を支持片40の袋状穴44に挿入してネジ止めすることにより、ガイド軸41を強固に取り付けることができ、ガイド軸41がぐらついたり、折れたりすることがなく、送風路30を伸縮させるための機構の耐久性を向上させることができる。しかも、万一ガイド軸41が破損した場合には、簡単にガイド軸41を交換することができる。
【0029】
また、送風路摺動部29を送風路本体28から外した状態でも、圧縮バネ54は係止爪51によってガイド軸41に保持されるので、圧縮バネ54が脱落して紛失する恐れがなく、また圧縮バネ54をガイド軸41に保持させながら送風路摺動部29を取り付けることができ、高所における作業を容易にすることができる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1に記載した浴室暖房乾燥機によれば、本体先付け方式で施工した場合と本体後付け方式で施工した場合、あるいは天井パネルの板厚が異なる場合でも、送風路と吹き出し口の間に隙間が生じないように施工できる。よって、送風路と吹き出し口との間の隙間から温風が漏れ、吸い込み側へ流れて送風経路の短絡を起こすのを防止でき、温風吹き出し風量の低下を防止することができる。
【0031】
さらに、送風路本体と送風路摺動部とのうちいずれか一方にガイド軸を固定し、他方をガイド軸にスライド自在に取付けているので、送風路摺動部はガイド軸によってスライド動作時にガイドされ、滑らかにスライドすることができる。しかも、このガイド軸の固定側は、送風路本体又は送風路摺動部のうちいずれか一方に一体成形することもできるが、この発明では、送風路本体と送風路摺動部とのうちいずれか一方にネジによってガイド軸を固定しているので、ガイド軸を送風路本体もしくは送風路摺動部と一体成形する場合と比較してガイド軸の強度を高くすることができ、ガイド軸等の破損を防止することができる。また、ガイド軸が破損した場合には、ガイド軸を容易に交換することができる。また、ガイド軸もしくはガイド軸を取り付けている部材に、弾性体を係止させるための係止手段を設けているので、メンテナンス時に送風路摺動部を送風路本体から外しても弾性体がガイド軸から脱落する恐れがない。また、送風路摺動部を送風路本体に取り付ける際にもガイド軸に取り付けた弾性体をガイド軸もしくはガイド軸を取り付けている部材に係止して保持させておくことができるので、高所における送風路摺動部の取り付け作業も容易に行うことができる。
【0032】
また、請求項2に記載した浴室暖房乾燥機にあっては、ガイド軸及びガイド軸に取り付けている部材に、ガイド軸の回転を防止するための回転防止手段を設けているので、送風路本体から送風路摺動部の取付け及び取り外し時にガイド軸がネジと共回りしてしまって取付け及び取り外しを行いにくくなる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】浴室の天井に本体先付け方式で施工された従来の浴室暖房乾燥機本体のようすを示す側面図である。
【図2】同上の浴室暖房乾燥機本体の断面図である。
【図3】浴室の天井に本体後付け方式で施工された従来の浴室暖房乾燥機本体のようすを示す側面図である。
【図4】同上の浴室暖房乾燥機本体の断面図である。
【図5】本発明の一実施形態による浴室暖房乾燥機の断面図である。
【図6】同上の浴室暖房乾燥機の下面図である。
【図7】同上の浴室暖房乾燥機における送風路の構造を示す分解斜視図である。
【図8】同上の送風路の一部分を示す拡大断面図である。
【図9】同上の送風路において、送風路本体と送風路摺動部とを連結する構造を示す図である。
【図10】同上のガイド軸と支持片の構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
22 浴室暖房乾燥機本体
23 フロントカバー
28 送風路本体
29 送風路摺動部
30 送風路
31 送風機
40 支持片
41 ガイド軸
42 ガイドプレート
43 ガイド軸取付け部
44 袋状穴
60 吹き出し口
49 鍔部
51 係止爪
54 圧縮バネ

Claims (2)

  1. 天井部に設置される浴室暖房乾燥機本体と、
    前記浴室暖房乾燥機本体の下面を覆うようにして天井の下面に配置されるカバーとからなる浴室暖房乾燥機であって、
    前記浴室暖房乾燥機本体は、空気を加熱するための加熱器と、加熱器で加熱された空気を吹き出すための送風機と、前記送風機からカバーの吹き出し口へ温風を導くための送風路で構成され、
    前記送風路が前記浴室暖房乾燥機本体のケーシングに対して静止した送風路本体と、該送風路本体に対してスライド自在に配設された送風路摺動部とから構成され、前記送風路本体又は前記送風路摺動部のうちいずれか一方にガイド軸を取付けて固定し、前記送風路本体又は前記送風路摺動部のうちいずれか他方を前記ガイド軸にスライド自在に取付け、ガイド軸に取り付けた弾性体によって前記送風路摺動部を前記カバーに向けて突出付勢した浴室暖房乾燥機において、
    前記ガイド軸もしくはガイド軸が取り付けられている部材に、前記送風路摺動部を取り外したときに弾性体の脱落を防止するための係止手段を設けたことを特徴とする浴室暖房乾燥機。
  2. 前記ガイド軸及び前記ガイド軸が取り付けられている部材に、前記送風路摺動部の取り付け時に前記ガイド軸の回転を防止するための回転防止手段を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の浴室暖房乾燥機。
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