JP3674252B2 - 一対のレスト装置を備えた工作機械 - Google Patents

一対のレスト装置を備えた工作機械 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、長手方向の両端部において一対の工作物支持装置により回転支持される棒状の工作物を加工する際に、加工抵抗による工作物の曲げを防止するレスト装置を備えた工作機械、好適には研削盤に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、棒状工作物の長手方向に離間した複数の加工箇所を研削する場合には、レスト装置のシューが砥石により研削される加工箇所に当接される。レスト装置は、工作物を支持するテーブルの長手方向の割出し動作に係わらず砥石との長手方向位置が不変に維持されるように、研削盤のベッド上に設置される。
【0003】
特開平2−76655は、研削盤のベッド上に設置される形式のレスト装置の一例を示す。このものにおいては、レストシューの当接位置を加工箇所に開口する穴位置から外すために、レスト装置をテーブルの移動を利用してテーブルの長手方向に若干移動可能にしている。
また、実開平4−115567および実開平−115568は、テーブル上に複数のレスト装置を設け、カムシャフト上の加工すべき複数のカムに隣接する全てのジャーナル部を研削加工中同時に支持するようにしている。実開平4−115567に開示される装置においては、テーブル上で長手方向に若干の距離移動可能な単一のスライド上に複数のレスト装置を載置固定し、主軸台上のチャック位置と第1ジャーナル位置とが若干異なる類似カムシャフトに対してスライドを若干の距離移動することにより対応可能としている。
【0004】
一方、実開平−115568に開示される装置においては、テーブル上で長手方向に移動可能な2つのスライドを設け、この2つのスライドの若干の移動量に差を持たせることにより、レストシューが当接するジャーナルピッチの異なる類似のカムシャフトの加工に同一の装置を使用可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、レスト装置をベッド上に設置する形式の装置は、レスト装置のベッド上への取付位置とレストシューのワーク支持位置がテーブルを跨いで大きく離間されることから、支持剛性の面で不利となる。
また、工作物の複数の加工箇所の各々に隣接する位置にレストシューを当接する形式の上述装置は、類似ワークには対応できるといった限定されたフレキシビリティを有するが、複数の加工箇所の長手方向における配置が大幅に異なる工作物には対応できない。
【0006】
従って、本発明の主たる目的は、支持剛性が大きく、種々のワークに対応できるフレキシビリティに富んだレスト装置を持つ工作機械を提供することにある。
さらに、テーブル上にスライドを介してレスト装置を配置する上述した形式のものにおいては、スライドを移動させる駆動源が主軸台と心押台との間の加工領域に配置されるため、常に研削屑やクーラントにより汚染され、保守や点検整備上の作業性が悪いとの問題をも生じていた。
【0007】
それ故、本発明の他の目的は、レスト装置を長手方向に位置決めする駆動源を加工領域外に設けて誤動作を減少させると共に、保守や点検整備を行い易くすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した従来装置に係わる課題および本発明の目的は、下記の手段により解決され達成される。本発明においては、請求項1に記載されるように、棒状の工作物を回転自在に支持する一対の工作物支持装置を載置するテーブルと工具台とを前記棒状工作物の長手方向に相対的に移動して工具の正面に前記工作物上の少なくとも1つの加工箇所を割出すと共に、前記長手方向を横切る方向に前記工具を進退送りして前記加工箇所を加工するようにした工作機械において、前記長手方向に延びるガイドウエイが形成されたガイド部材を前記テーブル上に設け、前記レスト装置は前記工作物の各加工箇所の前記長手方向の両端近辺で同時に前記工作物を支持できるようにするために前記ガイドウエイに沿って前記長手方向に個々に位置調整可能な一対のレスト装置により構成し、前記一対の工作物支持装置の少なくとも一方には工作物支持側からその反対の背面側へ前記長手方向に貫通するトンネルを形成し、さらに、前記一対のレスト装置を前記各加工箇所の前記長手方向の位置および幅に応じて前記長手方向に独立して位置決めする位置決め駆動装置を設け、この位置決め駆動装置を、前記長手方向に延びると共に一端側が前記一方の工作物支持装置の前記トンネルを挿通する一対の送りネジと、前記一対のレスト装置の各々に固着され前記一対の送りネジにそれぞれ螺合されたナットと、さらに前記送りネジを独立して回転するため前記テーブル上の前記一方の工作物支持装置の前記背面側で前記送りネジの前記一端側とそれぞれ結合された個別に制御可能な駆動モータとで構成したことを特徴とする一対のレスト装置を備えた工作機械。
【0009】
この構成により、一対のレスト装置を個別に位置決めできるので、加工箇所の長手方向位置が異なる工作物、加工箇所の長手方向の幅が異なる工作物、さらには複数の加工箇所が長手方向に配列された工作物に対してもフレキシブルに対応可能となり、しかも、前記長手方向を横切る方向に離間して前記ガイド部材に形成した一対のガイドウエイ間に一対の送りネジを設け、これら送りネジを前記1対のレスト装置の各ナットに螺合すると共にそれらの一端側を一方の工作物支持装置に形成したトンネルを挿通してこの一方の工作物支持装置の背面側に延出し、これら送りネジを個々に回転駆動する駆動モータを前記一対の工作物支持装置間の加工領域の外部に配置する。これにより、駆動モータは加工屑やクーラントからの汚染から開放され、駆動モータの故障が減少し、保守や点検整備が容易となる。
【0011】
請求項2に記載の発明においては、前記ガイド部材の一部を前記トンネル内に挿通し、前記ガイド部材を覆う単板カバーを前記一対のレスト装置にそれぞれ固定しているので、工作物支持装置とレスト装置との間にある前記ガイドウエイをそれぞれ1枚のカバーで覆うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明による工作機械の一例としてのカム研削盤の要部平面図を示す。図において、研削盤のベース10は、後側上面において一対の案内面11a,11bに沿って砥石台12を進退可能に案内し、前側上面において一対の案内面13a,13bに沿ってテーブル14をその長手方向、つまり砥石台12の進退方向と直交する方向に左右動可能に案内している。
【0013】
テーブル14は、図2に示されるように、その下面に固着されたナット15が送りネジ16と螺合されている。ベース10の図1における左端に固着されたサーボモータ17は、送りネジ16を回転し、テーブル14をその長手方向において移動し、砥石台12に回転支持された砥石車Gに対して位置決めできる。
テーブル14上に長手方向に離間して載置固定された主軸台20および心押台21は、後述する棒状工作物W(図2参照)の両端を支持する一対の工作物支持装置を構成する。主軸台20は、心押台21との間に定義される加工領域に面する側において前記テーブル14の移動方向と平行な軸線の周りにチャック22を回転自在に支持している。図略の駆動モータがチャック22を回転駆動するために設けられている。チャック22は、工作物Wの一端をセンター23で支持すると共に、クランプでき、工作物Wを回転駆動する。
【0014】
心押台21は、心押ラム25をテーブル14の移動方向にのみ進退可能に支持している。この心押ラム25の先端にはセンタホルダ26が固着され、このホルダ26は主軸台20のセンタ23と同心上にセンター27を固定支持している。テーブル14上には、その長手方向と直交する方向の略中央部において、テーブル14の長手方向に延びるガイド部材30が固設されている。ガイド部材30は、図1における左端が主軸台20の下面に形成されたトンネル31内に延出しており、右端が心押台21の下面に形成されたトンネル32内に延出している。トンネル31は主軸台20を工作物支持側からその反対の背面側へ長手方向に貫通しており、トンネル32は心押台21を工作物支持側からその反対の背面側へ長手方向に貫通している。
【0015】
ガイド部材30は、その長手方向と直交する方向に離間した一対のガイドウエイ30a,30bをその全長に亘って立設し、またガイドウエイ30a,30b間に収容スペースとしてのチャンネル30c(図2参照)を形成している。一対のスライド33,34は、前記ガイドウエイ30a,30bに沿って長手方向に摺動可能に案内されている。チャンネル30c内には、前記トンネル31、32を挿通する一対の送りネジ36a,36bが平行に収容され、これら送りネジ36a,36bはガイド部材30の両端に固着した軸受部材37,38に回転自在に支持されている。
【0016】
送りネジ36aは、主軸台20側にあるスライド33の下面に固着されたナット39aと螺合し、これに対し、送りネジ36bは心押台21側にあるスライド34の下面に固着されたナット39bと螺合している。送りネジ36a,36bの右端は、軸受部材38を貫通して心押台21の前記加工領域側と反対の背面側に延出し、テーブル14の右端側上面に固着されたギヤーボックス45内に進出している。ギヤーボックス45は、一対のサーボモータ46a,46bをその右端面に固設しており、これらサーボモータ46a,46bの出力軸をその内部で送りネジ36a,36bとそれぞれギヤー連結している。
【0017】
スライド33,34は、その上面においてそれぞれレスト装置51,52を載置固定している。これらレスト装置51,52は同一に構成され、各々が前面側に3つのレスト腕53a,53b,53c(図2参照)を後面に固定されたサーボモータ54により駆動する形式の公知のものである。
より具体的には、図2に示すように、水平腕53aは研削抵抗により工作物Wが砥石Gから離間する方向の曲げ応力に対抗し、上下腕53b,53cは研削抵抗により工作物Wに作用する上下方向の曲げ応力に対抗する。これら3つの腕53a〜53bの先端は前記一対のセンタ23,27を結ぶ理想回転中心線に対し互いに他のものと同一距離を維持するように前記サーボモータ54により駆動される。これにより、研削動作の間中は、工作物Wは前記理想回転中心線上で回転するように保持される。
【0018】
また、スライド33,34の各々は、アクチエータ56aにより駆動されて対応するスライドを砥石Gから遠ざかる方向に引き寄せる公知のガタ抜き機構(図示省略)を内蔵すると共に、アクチエータ56bにより駆動されて対応するスライドをガイド部材30上に押しつける公知のクランプ機構(図示省略)を内蔵している。これらガタ抜き機構およびクランプ機構は、対応するスライドが目標位置に位置決めされた直後に順次作動され、このスライド上のレスト装置をガイド部材30上に強固に固定することができる。なお、アクチエータ56a,56bは、例えば油圧シリンダにより構成される。
【0019】
さらに、スライド33,34は、図2に示されるように、それらの隣接部においてそれぞれテレスコピックに重合するカバー59,60を相手側のスライドに向かって張り出しており、レスト装置50、51間の所定量の相対距離変化に対応するようになっている。スライド33は主軸台20側でのガイド部材30の露出を防止する単板カバー62を固着しており、この単板カバー62の左側部は、主軸台20のトンネル31内を貫通している。一方、スライド34は心押台21側でのガイド部材30の露出を防止する単板カバー63を固着し、このカバー63の右端部は心押台21のトンネル32内を貫通できるようになっている。
【0020】
図3は上記した実施形態の研削盤が前記棒状工作物Wの代表例として4気頭16バルブエンジン用のカムシャフトを研削する場合の説明図で、図4はこのカムシャフトを研削するための図略のCNC装置が実行する制御プログラムを示すフローチャートである。この制御プログラムの実行により、CNC装置はサーボモータ17,46a,46b,54および図略の砥石台送り用サーボモータを制御すると共にアクチエータ56a,56b用の図略の切替バルブを制御する。以下、図3および図4を参照して実施形態の動作を説明する。
【0021】
センター23,27へのカムシャフトWの支持が完了すると、CNC装置が図4の制御プログラムを実行する。先ず、ステップS1において、カム指定カンウタNが初期値”1”にセットされ、ステップS2においてチャック22がカムシャフトWの左端をクランプする。ステップ3において、カム指定カウンタNが全てのカムC1〜C8の加工を完了したか否か判定される。この場合、ステップS4が実行されてサーボモータ17が駆動され、テーブル14が図略の原位置から移動して第1カムC1を砥石Gの前面に割り出す。
【0022】
次のステップS5において、サーボモータ46a,46bが駆動され、レスト装置51,52が第1および第2ジャーナルJ1,J2の正面でかつ第1カムC1の近傍に割出される。 この割出し完了において、ステップS6が実行され、アクチエータ56a,56bにより図略のガタ抜き機構およびクランプ機構が順次作動され、これによりレスト装置51,52を一体的に載置するスライド33,34がガイド部材30上に強固に固定される。
【0023】
ステップS7において、各レスト装置51,52はサーボモータ54の動作により3つのレスト腕53a〜53cを釈放位置から図2に示す拘束位置へ前進し、これら腕により対応するジャーナルJ1,J2を3点支持する。これらジャーナル上の支持位置は、加工すべきカムC1,C2に近接した両側となるようにNCプログラム上で指定される。なお、各ジャーナルJ1〜J5は、予め加工されてレスト腕53a〜53cの当接による支持のために準備されている。
【0024】
この後、ステップS8において、チャック22と共にカムシャフトWが回転駆動され、同時に砥石台12が図略のサーボモータの動作により前進されて砥石Gを第1カムC1に係合し、このカムを研削する。このカムの研削中においては、周知のように、チャック22の回転位置に応じて砥石台12のカム創成のための進退運動がカムに対する砥石台12の切り込み前進運動に重合される。この場合、第1カムC1はその両側のジャーナルJ1,J2が第1カムC1に近接した位置でレスト腕53a〜53cにより強固に3点支持された状態で研削されるので、カムシャフトWが全体として剛性が低いものであるにも係わらず、高精度なカム研削が実現される。
【0025】
第1カムC1の加工完了により、ステップS9において、チャック22およびカムシャフトWは、次に加工する第2カムC2のベース円部を砥石Gに向けた角度位置で停止され、同時に砥石台12が後退される。次のステップS10では、前記カム指定カウンタNに”1”が加算され、次に加工するカムが第2カムC2として指定される。ステップS11は、カム指定カウンタNの内容が偶数であるか否か判定され、この判定の結果としてステップS12が実行される。これにより、テーブル14が第2カムC2を砥石Gの正面に位置決めするように図3において左方にシフトされる。
【0026】
このテーブルシフトが完了すると、ステップS8〜S11が順次実行され、この結果、第2カムC2が第1カムC1と同様に研削される。ステップ11では、この場合、カム指定カンウタNが奇数番目のカムを指定していると判定されるので、ステップS13においてレスト腕53a〜53cが釈放位置に後退され、またスライド33,34のガタ抜き機構およびクランプ機構が共にアンクランプ動作されて、レスト装置51,52の割出し動作に準備する。
【0027】
続いて、ステップS3〜S12が順次実行され、砥石Gの正面に第3カムC3を位置決めするテーブル14の割出し動作、第2,第3ジャーナルJ2,J3正面へのレスト装置51,52の割出し動作、ガイド部材30に対するスライド33,34のクランプ動作、拘束位置へのレスト腕53a〜53cの前進動作、第3カムC3の研削動作が順次実行される。
【0028】
このようにして第1カムC1〜第8カムC8の各々が両側のジャーナルをレスト腕53a〜53cにより支持された状態で順次加工され、第8カムC8の加工完了においては、ステップS3の判定がYesとなり、ステップS15においてテーブル14およびレスト装置51,52がテーブル14の長手方向の原位置に復帰され、カムシャフトWの加工が終了する。
【0029】
上記した実施の態様においては、複数の加工すべきカムC1〜C8を長手方向に有するカムシャフトWを加工する例について説明したが、本発明による工作機械は各々が単一の加工部(例えば、C1)を同一または異なる長手方向位置に有する複数の工作物を順次搬入・搬出して加工する場合にも使用できる。この場合、各工作物上の単一の加工部は、その両側にある加工済の軸部が一対のレスト装置51,52により支持された状態で加工される。
【0030】
また、上記した実施の態様としては、研削盤が例示されたが、円板状工具の円周に複数の刃具を設けたミーリングカッタにより断面が真円または非真円の加工部を切削加工する工作機械にも本発明は適用できる。
さらに、本発明は、長手方向が比較的長い円筒状の加工部を、その円筒部上の両端部を一対のレスト装置51,52により支持して研削または切削加工する場合にも適用してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、テーブル上に一対のレスト装置を工作物の長手方向に独立して個々に位置調整可能に設けたので、一対のレスト装置により種々の棒状工作物に対応できるなどのレスト装置の汎用性が高められ、しかも、一対のレスト装置のための位置決め駆動装置を構成する一対の送りネジを、工作物の両端を支持する一対の工作物支持装置の少なくとも一方に形成したトンネルを挿通してその一方の工作物支持装置の背面側まで延出させ、これにより加工領域に対しその一方の工作物支持装置により隔絶された前記背面側に前記送りネジを個々に駆動するモータを配置するようにしたので、これらモータが加工領域内に発生する加工屑やクーラントにより汚染されることが回避され、この結果レスト装置システムの動作上の信頼性を向上できるのみならず、同システムの保守や点検作業が容易となる。
【0033】
さらに、請求項2に記載の発明によれば、トンネル内に一部を挿通したガイド部材を覆う単板カバーを一対のレスト装置にそれぞれ固定しているので、工作物支持装置とレスト装置との間にある前記ガイドウエイをそれぞれ1枚のカバーで覆うことができる実用上の効果も奏せられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一対のレスト装置を備えた工作機械の実施の態様であるカムシャフト研削盤の要部平面図。
【図2】図1においてII−II断面に沿って破断した断面図。
【図3】図1のカムシャフト研削盤において研削すべきカムシャフトの支持系を示す説明図。
【図4】図3に例示するカムシャフトを加工するために図略のCNC装置が実行する制御プログラムのフローチャート。
【符号の説明】
10・・・ベース
12・・・砥石台
G ・・・砥石
W ・・・カムシャフト
14・・・テーブル
16・・・テーブル送りネジ
17・・・サーボモータ
20・・・主軸台
21・・・心押台
51,52・・・レスト装置
30・・・ガイド部材
39a,39b・・・ナット
31,32・・・トンネル
33,34・・・スライド
36a,36b・・・スライド送りネジ
46a,46b・・・サーボモータ
62,63・・・カバー

Claims (2)

  1. ベースと、このベース上に設けられたテーブルと、このテーブル上に離間して固定され棒状の工作物を長手方向に延びる1つの軸線の廻りに回転自在に支持する一対の工作物支持装置と、工具を支持し前記長手方向を横切る方向に進退送りされる工具台と、前記工作物上の少なくとも一つの加工箇所を選択的に前記工具の正面に割出すため前記テーブルと前記工具台とを相対的に前記長手方向に位置決めする送り装置と、前記少なくとも一つの加工箇所が前記工具により加工される間前記工作物を加工抵抗に抗して支持するレスト装置とからなる工作機械において、前記長手方向に延びるガイドウエイが形成されたガイド部材を前記テーブル上に設け、前記レスト装置は前記工作物の各加工箇所の前記長手方向の両端近辺で同時に前記工作物を支持できるようにするために前記ガイドウエイに沿って前記長手方向に個々に位置調整可能な一対のレスト装置により構成し、前記一対の工作物支持装置の少なくとも一方には工作物支持側からその反対の背面側へ前記長手方向に貫通するトンネルを形成し、さらに、前記一対のレスト装置を前記各加工箇所の前記長手方向の位置および幅に応じて前記長手方向に独立して位置決めする位置決め駆動装置を設け、この位置決め駆動装置を、前記長手方向に延びると共に一端側が前記一方の工作物支持装置の前記トンネルを挿通する一対の送りネジと、前記一対のレスト装置の各々に固着され前記一対の送りネジにそれぞれ螺合されたナットと、さらに前記送りネジを独立して回転するため前記テーブル上の前記一方の工作物支持装置の前記背面側で前記送りネジの前記一端側とそれぞれ結合された個別に制御可能な駆動モータとで構成したことを特徴とする一対のレスト装置を備えた工作機械。
  2. 請求項1に記載の工作機械において、前記ガイド部材の一部を前記トンネル内に挿通し、前記ガイド部材を覆う単板カバーを前記一対のレスト装置にそれぞれ固定したことを特徴とする一対のレスト装置を備えた工作機械。
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