JP3673766B2 - ヒンジ - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、二つの部材を回動自在に連結するヒンジに関し、特に、連結される二つの部材が成す角度が所定の角度であるか否かを検知する機能を備えた構造のヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器(携帯電話端末、ノート型コンピュータ端末、ワードプロセッサ又はPDA等)においては、入力キーやCPUなどを備えた入力部と液晶表示パネルなどの表示手段を備えた表示部とがヒンジを介して連結された「折り畳み式」の筐体が用いられることも多い。
【0003】
折り畳み式の電子機器においては、消費電力の削減、熱によるCPUの誤作動防止、あるいは液晶の熱劣化防止などを目的として、折り畳み時に表示手段への電力の供給を停止することが好ましい。
このため、一般的には、表示部および入力部に、強磁性体とリードスイッチとの組み合わせ、または、爪(突起)とドームシートとの組み合わせを設け、導通を検出することにより折り畳み状態であるか否かを検知することで、供給する電力を制御していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、磁石とリードスイッチとの組み合わせは、磁力の影響を受ける部品を備えた電子機器には適用できないという構造上の問題がある。また、爪とドームシートとの組み合わせは、表示部または入力部の筐体に突起を設ける必要があるため、デザインなどに制約が生じてしまい、外観上好ましくない。
【0005】
特開平10−268971号公報に開示される「携帯形情報機器」や特開平11−338575号公報に開示される「情報処理装置」に適用されるヒンジは、ヒンジの空洞部分に検出機能を組み込むことにより、折り畳み状態であるか否かを検知可能としている。
しかし、ヒンジの空洞部分は、表示部と入力部とを接続するためのケーブルやフレキシブルプリント板などが収納されるスペースであるため、ここに新たに検出機構を設けることは省スペース化の妨げとなる。よって、ヒンジの空洞部分に検出機構を設けることは、電子機器の構造上好ましいことではない。
【0006】
また、特開2001−320464号公報公報に開示される「折り畳み式携帯電話機」は、本体ケースと蓋体ケースとにそれぞれ設けられた駒部に金属板を配置し、これらの金属板がヒンジの回動に伴って接触・離間することにより、折り畳み状態であるか否かを検知可能としている。
しかし、この折り畳み式携帯電話機に用いられているヒンジは、金属板が筐体外部に露出した構造であるため、ヒンジ部に液体などが付着すると、金属板間が短絡して誤動作を起こしたり、金属板に錆が生じて接触不良を起こす可能性がある。よって、検出機構(金属板)を筐体外部に露出した状態で設けることは、電子機器の構造上好ましくない。
【0007】
このように、折り畳み状態であるか否かを検知する従来の手法は、電子機器の構造上または外観上において好ましいものではなかった。
【0008】
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、連結される二つの部材が所定の角度を成すか否かを電子機器の構造や外観上の制約を受けることなく検知できる構造のヒンジを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
記目的を達成するため、本発明は、第の態様として、導電性材料で形成され電気回路の一端へ電気的に接続された略円柱状のピン材と、絶縁材料で形成された略円筒状の支持材とが回転軸を同じくして配置され、絶縁材料で形成された第1の円盤状部材が、ピン材と直交するように回転軸を中心としてピン材に設置され、絶縁材料で形成された第2の円盤状部材が、支持材と直交し第1の円盤状部材と対向するように回転軸を中心として支持材に設置され、第1の円盤状部材が弾性部材によって、第2の円盤状部材の方向へ付勢され、支持材に緩挿されたピン材が、第1及び第2の円盤状部材を介して回動する構造のヒンジであって、第1の円盤状部材は、第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、ピン材へ電気的に接続された第1導電部を有し、第2の円盤状部材は、第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、電気回路の他の一端へ電気的に接続された第2導電部を有し、第1導電部と第2導電部とが接触して導通すると、電気回路へ電流を供給する経路が形成されることを特徴とするヒンジを提供するものである。以上の構成において、第1の円盤状部材の第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置、及び、第2の円盤状部材の第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、互いに嵌合する形状の凹凸が形成されることが好ましい。例えば、凹凸は、第1の円盤状部材及び第2の円盤状部材のそれぞれに、回転軸を中心とする略同一半径の略同心円上に形成されることが好ましい。加えて、第1の円盤状部材及び第2の円盤状部材にそれぞれ形成された凹凸が嵌合した場合に、第1導電部及び第2導電部が接触することが好ましい。
【0010】
また、上記目的を達成するため、本発明は、第の態様として、導電性材料で形成され電気回路の一端へ電気的に接続された略円柱状のピン材と、絶縁材料で形成された略円筒状の支持材とが回転軸を同じくして配置され、絶縁材料で形成された第1の円盤状部材が、ピン材と直交するように回転軸を中心としてピン材に設置され、絶縁材で形成された第2の円盤状部材が、支持材と直交し第1の円盤状部材と対向するように回転軸を中心として支持材に設置され、第1の円盤状部材が弾性部材によって、第2の円盤状部材の方向へ付勢され、支持材に緩挿されたピン材が、第1及び第2の円盤状部材を介して回動する構造のヒンジであって、第1の円盤状部材は、第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、ピン材へ電気的に接続された第1導電部を少なくとも一つ有し、第2の円盤状部材は、第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、電導性材料で形成され、電気回路の他の一端へ電気的に接続された第2導電部を有し、第1導電部のいずれかと第2導電部とが接触して導通すると、電気回路へ電流を供給する経路が形成されることを特徴とするヒンジを提供するものである。以上の構成において、第1の円盤状部材の第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置、及び、第2の円盤状部材の第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、互いに嵌合する形状の凹凸が形成されることが好ましい。例えば、凹凸は、第1の円盤状部材及び第2の円盤状部材のそれぞれに、回転軸を中心とする略同一半径の略同心円上に形成されることが好ましい。加えて、第1の円盤状部材及び第2の円盤状部材にそれぞれ形成された凹凸が嵌合した場合に、第1導電部のいずれか一つと第2導電部とが接触することが好ましい。
【0011】
また、上記目的を達成するため、本発明は、第の態様として、導電性材料で形成され電気回路の一端へ電気的に接続された略円柱状のピン材と、絶縁材料で形成された略円筒状の支持材とが回転軸を同じくして配置され、絶縁材料で形成された第1の円盤状部材が、ピン材と直交するように回転軸を中心としてピン材に設置され、絶縁材で形成された第2の円盤状部材が、支持材と直交し第1の円盤状部材と対向するように回転軸を中心として支持材に設置され、第1の円盤状部材が弾性材料によって、第2の円盤状部材の方向へ付勢され、支持材に緩挿されたピン材が、第1及び第2の円盤状部材を介して回動する構造のヒンジであって、第1の円盤状部材は、第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、ピン材へ電気的に接続された第1導電部を有し、第2の円盤状部材は、第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、電気回路の他の一端へ電気的に接続された第2導電部を少なくとも一つ有し、第1導電部と、第2導電部のいずれかとが接触して導通すると、電気回路へ電流を供給する経路が形成されることを特徴とするヒンジを提供するものである。以上の構成において、第1の円盤状部材の第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置、及び、第2の円盤状部材の第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、互いに嵌合する形状の凹凸が形成されることが好ましい。例えば、凹凸は、第1の円盤状部材及び第2の円盤状部材のそれぞれに、回転軸を中心とする略同一半径の略同心円上に形成されることが好ましい。加えて、第1の円盤状部材及び第2の円盤状部材にそれぞれ形成された凹凸が嵌合した場合に、第1導電部と第2導電部のいずれか一つとが接触することが好ましい。
【0012】
また、上記目的を達成するため本発明は、第の態様として、導電性材料で形成され電気回路の一端へ電気的に接続された略円柱状のピン材と、絶縁材料で形成された略円筒状の支持材とが回転軸を同じくして配置され、絶縁材料で形成された第1の円盤状部材が、ピン材と直交するように回転軸を中心としてピン材に設置され、絶縁材で形成された第2の円盤状部材が、支持材と直交し第1の円盤状部材と対向するように回転軸を中心として支持材に設置され、第1の円盤状部材が弾性材料によって、第2の円盤状部材の方向へ付勢され、支持材に緩挿されたピン材が、第1及び第2の円盤状部材を介して回動する構造のヒンジであって、第1の円盤状部材は、第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、ピン材へ電気的に接続された第1導電部を有し、第2の円盤状部材は、第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、電気回路の他の一端へ電気的に接続された第2導電部を有し、第1導電部及び第2導電部には、互いに嵌合する形状の凹凸がそれぞれ設けられ、第1導電部と第2導電部とが接触して導通すると、電気回路へ電流を供給する経路が形成されることを特徴とするヒンジを提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔第1の実施形態〕
本発明の好適に実施した第1の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態によるヒンジの構造を示す。このヒンジは、溝部20、フック21、固定筒22、押し子23、接点部24、弾性部材25、端子26及びフレキシブルケーブル27を有する。このヒンジは、非電導性のフック21が同じく非電導性の固定筒22に挿入された構造となっている。
溝部20(20a,20b)は、弾性部材25の弾性力によって押し子23が嵌合するように固定筒22の内壁面に形成されている。溝部20aは、接点部24の位置に形成されている。一方、溝部20bは、溝部20aと正対する位置に形成されている。フック21は、ヒンジを筐体に固定するための部材であり、プラスチックなどの非電導性材料で形成されている。固定筒22はフック21が挿入される筒状の部材であり、フック21と同じくプラスチックなどの非電導性材料で形成されている。押し子23は、導電性材料で形成されており、スプリング25の弾性力によって固定筒22の内面に接触するように設置されている。接点部24は、固定筒22の内壁面に導電性材料を用いて形成されている。弾性部材25は、自身の弾性力によって、押し子23を固定筒22の内壁面に押し当てている。なお、図では弾性部材25としてコイル状のスプリングを用いているが、押し子23を弾性力によって固定筒22の内壁面に押し当てることができればどのようなものでも良く、例えば、ゴム、板バネ、空気バネなどを用いても構わない。端子26は、フック21と固定筒22との界面のフック21側に設けられた端子であり、フレキシブルケーブル27bに接続されている。フレキシブルケーブル27(27a,27b)は、可撓性を有する電導性ケーブル(例えば、リード線など)である。フレキシブルケーブル27aは、押し子23と不図示の電流検出回路とに接続されている。一方、フレキシブルケーブル27bは、端子26と上記電流検出回路とに接続されている。
【0014】
図1に示す状態において、押し子23は、弾性部材25の弾性力によって固定筒22押し当てられており、接点部24に形成された溝部20aに嵌合している。よって、この状態では、フレキシブルケーブル27a、押し子23、接点部24、端子26及びフレキシブルケーブル27bを介して電流検出回路に電流を供給する回路が形成される。
【0015】
図1の状態からヒンジを回転させると、押し子23は溝部20aの形状に応じてフック21に収納され、固定筒22の内壁面と接触した状態で摺動する。図2に、図1の状態からヒンジを180°回転させた状態を示す。図2に示す状態において、押し子23は、弾性部材25の弾性力によって固定筒22に押し当てられており、接点部24と反対側に設けられた溝部20bに嵌合している。この時、接点部24と端子26とは接触していないため、電流検出回路には電流が流れない。
【0016】
図3に、本実施形態によるヒンジ構造を適用した携帯情報端末を示す。
携帯情報端末10は、表示部11、入力部12、ヒンジ13およびヒンジ14を有する。ヒンジ13および14は、図1及び図2に示した構造のヒンジである。図4に示すように、フレキシブルケーブル27は、表示部11の筐体の内部に延びており、不図示の電流検出回路に接続されている。なお、電流検出回路は、入力部12側に設けても良い。
携帯情報端末10は、ヒンジ13,14が導通のオンオフを検出することによって、表示部11や入力部12の筐体が図5のように開いた状態であるか、図6のように折り畳まれた状態であるかを検出できる。すなわち、電流検出回路が電流を検出しているか否かに基づいて、ヒンジが設けられた筐体の開閉状態を検出できる。
これによって、例えば、図6に示すように携帯情報端末10が折り畳み状態になると、入力部12が備える不図示の制御手段は、表示部11へ供給する電流を調整して、消費電力を低減させる(換言すると、待機状態に移行させる。)ことができる。また、不図示の制御部は、携帯情報端末10が折り畳まれたことを検知すると、入力部12が備える入力キーの反応を制限して(換言すると、ダイヤルロック状態に移行させる。)、誤動作を防止することができる。
【0017】
〔第2の実施形態〕
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。
図7に、本実施形態によるヒンジの構造の構成を示す。このヒンジは、キャッチ28、ディスク29、可動軸30、フック31、弾性部材32、固定筒33及びフレキシブルケーブル34を有する。
キャッチ28は非電導性材料によって形成された略円盤状の部材であり、その一部分には導電性材料からなる接点部28aが設けられる。接点部28aは、可動軸30と電気的に接続されている。また、キャッチ28のディスク29と接する面には、接点部28aの位置及びディスク28の中心として接点部28aと対称な位置に凸部28b及び凸部28cがそれぞれ形成されている。ディスク29は非電導性材料によって形成された略円盤状の部材であり、その一部分には導電性材料からなる接点部29aが設けられる。また、ディスク29のキャッチ28と接する面には、凸部28b及び凸部28cのそれぞれと対応する位置に、凹部29b及び凹部29cが形成されている。可動軸30は、ヒンジの枢軸となる部材であり、電導性材料で形成されている。フック31は、ヒンジを筐体に固定するための部材であり、プラスチックなどの非電導性材料で形成されている。弾性部材32は、自身の弾性力によって、キャッチ28とディスク29とを接触させる部材である。なお、図では弾性部材32としてコイル状のスプリングを用いているが、キャッチ28とディスク29とを接触させることができればどのようなものでも良く、例えば、ゴム、板バネ、空気バネなどを用いても構わない。固定筒33は、可動軸30が挿入される部材であり、これに挿入された可動軸30が回動することでヒンジとしての機能を奏する。フレキシブルケーブル34(34a,34b)は、可撓性を有する電導性ケーブル(例えば、リード線など)である。フレキシブルケーブル34aは、可動軸30と不図示の電流検出回路とに接続されている。一方、フレキシブルケーブル34bは、ディスク29に形成された接点部29aと上記電流検出回路とに接続されている。
【0018】
図7において、キャッチ28とディスク29とは、弾性部材32の弾性力によって接触させられており、凸部28bと凹部29bとが、また、凸部28cと凹部29cとがそれぞれ嵌合している。よって、この状態では、フレキシブルケーブル34a、可動軸30、接点部28a、接点部29a及びフレキシブルケーブル34bを介して電流検出回路に電流を供給する回路が形成される。
【0019】
図8に、図7の状態からヒンジを180°回転させた状態を示す。この状態においては、キャッチ28とディスク29とは、弾性部材32の弾性力によって接触させられており、凸部28bと凹部29cとが、また、凸部28cと凹部29bとがそれぞれ嵌合している。よって、この状態では、接点部28と接点部29との間が絶縁状態であるため、電流検出回路に電流が流れない。
よって、電流検出回路が電流を検出しているか否かに基づいて、ヒンジが設けられた筐体の開閉状態を検出できる。
本実施形態による構造のヒンジも携帯電話端末をはじめとする電子機器の折り畳み機構として適用することで、機器の開閉を検知できる。これにより、折り畳み状態時に、液晶などの表示手段に供給する電力を制御したりキー入力を無効化することなどか可能となる。
【0020】
〔第3の実施形態〕
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。
本実施形態によるヒンジの構成を、図9に示す。本実施形態によるヒンジは、第1の実施形態と異なり、接点部24が溝部20aとは異なる位置に配置されている。この他は、第1の実施形態と同様である。
本実施形態によるヒンジは、接点部24を固定筒22の内壁面の任意の位置に配置することで、ヒンジを介して連結された部材同士が所定の角度をなしたことを検出できる。例えば、接点部24と溝部20a(又は、溝部20b)とが、ヒンジの枢軸(フック21の中心軸)を頂角として、5°程度の角度をなす位置に配置すると、ヒンジが適用された筐体が完全に折り畳まれていない状態や完全に開かれていない状態を検出してユーザに警告を発することができる。同様に、接点部24と溝部20a(又は、溝部20b)とが20°程度の角度をなす位置に接点部24を配置すると、筐体が完全に折り畳まれていない状態でも液晶パネルなどの表示装置に供給する電力を制御したり、キー操作を無効化することなどが可能となる。
【0021】
また、第2の実施形態と同様にキャッチとディスクとの組合せによるクリック機構とを用いることも可能である。例えば、ディスク側の接点部を凹部と別の箇所に設けるようにしても上記同様の効果が得られる。
【0022】
〔第4の実施形態〕
本発明を好適に実施した第4の実施形態について説明する。
図10に示す本実施形態によるヒンジは、第1の実施形態と同様に非電導性のフック21が同じく非電導性の固定筒22に挿入された構造であり、溝部20、フック21、固定筒22、押し子23、接点部24、弾性部材25、端子26及びフレキシブルケーブル27を有する。
フック21、固定筒22、押し子23、弾性部材25、端子26及びフレキシブル27は、第1の実施形態と同様である。
溝部20a、20bは、弾性部材25の弾性力によって押し子23が嵌合するように固定筒22の内壁面にそれぞれ配置されている。接点部24は、固定筒22の内壁面に導電性材料を用いて24a及び24bの二つが形成されている。接点部24aは、溝部20aの位置に設けられている。接点部24bは、第3の実施形態と同様に、固定筒22の内壁面の任意の位置に配置することができる。溝部20bは、弾性部材25の弾性力によって押し子23が嵌合するように固定筒22の内壁面に形成されている。
【0023】
図10に示す状態において、押し子23は、弾性部材25の弾性力によって固定筒22押し当てられており、接点部24aに形成された溝部20aに嵌合している。よって、この状態では、フレキシブルケーブル27a、押し子23、接点部24a、端子26及びフレキシブルケーブル27bを介して電流検出回路に電流を供給する回路が形成される。
【0024】
図10の状態からヒンジを回転させると、押し子23は溝部20aの形状に応じてフック21に収納され、固定筒22の内壁面と接触した状態で摺動する。図10の状態からフック21を回転させた状態を図11に示す。図11に示す状態において、押し子23は、弾性部材25の弾性力によって固定筒22に押し当てられており、接点部24bと接触させられている。この状態では、フレキシブルケーブル27a、押し子23、接点部24b、端子26及びフレキシブルケーブル27bを介して電流検出回路に電流が流れ、電流が検出される。
【0025】
押し子23と溝部20bとを嵌合させた状態を図12に示す。この状態では、接点部24と端子26とは接触していないため、電流検出回路には電流が流れない。
【0026】
本実施形態による構造のヒンジを携帯電話端末などの電子機器へ折り畳み機構として適用すれば、機器の開閉を検知できることに加え、ヒンジを介して連結した部材同士が所定の角度をなす状態を検出することができる。すなわち、接点部24bと溝部20a(又は、溝部20b)とが、ヒンジの枢軸(フック21の中心軸)を頂角として、30°程度の角度となる位置に接点部24bを配置すれば、ヒンジが適用された筐体が約30°まで折り畳まれた場合に、液晶パネルなどの表示装置へ供給する電力を遮断し、筐体が完全に折り畳まれた時にキー入力を無効化することなどが可能となる。
なお、押し子23が接点部24a及び24bのいずれと嵌合しているかは、電流検出回路に供給される電流量、すなわち、接点部24a及び24bの電気抵抗の差を用いて検出して判断すればよい。また、端子26とは別の端子を設け、これをフレキシブルケーブルなどで不図示の電流検出回路と接続してもよい。換言すると、電流検出回路とヒンジとを接続するルートを複数設け、いずれのルートから電流検出回路に電流が供給されているかを検出して判断するようにしても良い。
【0027】
なお、ここでは接点部を二つ(24a,24b)備える場合を例として説明を行ったが、接点部を三つ以上備える構成でもよい。
また、第2の実施形態と同様にキャッチとディスクとの組合せによるクリック機構を適用することも可能である。例えば、ディスク側に複数の接点部を形成するようにしても、上記同様の効果を得ることができる。
【0028】
〔第5の実施形態〕
本発明を好適に実施した第5の実施形態について説明する。
図13に、本実施形態によるヒンジの構造を示す。このヒンジは、フック21、固定筒22、押し子23(23a,23b)、接点部24、弾性部材25、端子26およびフレキシブルケーブル27を有する。第1の実施形態と同様に、非電導性のフック21が同じく非電導性の固定筒22に挿入された構造となっている。
フック21、固定筒22、接点部24、弾性部材25及び端子26は第1の実施形態と同様である。
溝部20は、第1の実施形態と同様である。ただし、本実施形態においては、溝部は接点部の部分に一つだけ設けられている。押し子23aは、導電性の部材で形成されており、弾性部材25の弾性力によって固定筒22の内壁面に接触するように設置されている。また、押し子23bは非電導性材料で形成されており、押し子23aと同様に弾性部材25の弾性力によって固定筒22の内壁面に接触するように設置されている。フレキシブルケーブル27(27a,27b)は、可撓性を有する電導性ケーブル(例えば、リード線など)である。フレキシブルケーブル27aは、押し子23aと不図示の電流検出回路とに接続されている。一方、フレキシブルケーブル27bは、端子26と不図示の電流検出回路とに接続されている。
【0029】
図13に示す状態において、押し子23aは、弾性部材25の弾性力によって固定筒22押し当てられており、接点部24に形成された溝部20に嵌合している。よって、この状態では、フレキシブルケーブル27a、押し子23a、接点部24、端子26及びフレキシブルケーブル27bを介して電流検出回路に電流を供給する経路が形成される。
【0030】
図13の状態からヒンジを回転させると、押し子23aは溝部20の形状に応じてフック21に収納され、固定筒22の内壁面と接触した状態で摺動する。図14に、図13の状態からフック21を180°回転させた状態を示す。図14に示す状態において、押し子23bは、弾性部材25の弾性力によって固定筒22に押し当てられており、接点部24に形成された溝部20に嵌合している。押し子23bは非電導性材料で形成されているため、押し子23bと接点部24との間は導通せず、電流検出回路には電流が流れない。
よって、電流検出回路が電流を検出しているか否かに基づいて、ヒンジが設けられた筐体の開閉状態を検出できる。
【0031】
上記各実施形態による構造のヒンジを適用した電子機器は、ヒンジによって連結された部材の動き(例えば、入力部と表示部)を基に、筐体の状態(連結された部材同士がなす角度)を検知できる。したがって、このヒンジを適用した電子機器は、端末の開閉状態を検知して液晶表示のON/OFFを切り替えることによって電力消費を低減できる。また、端末の状態に応じて入力手段(ボタンなど)の動作を制限することによって誤動作を防止できる。
【0032】
なお、上記各実施形態は、本発明の好適な実施の一例であり、本発明はこれに限定されるものではなく、ヒンジを構成する各部材の形状や個数は図面に示した形状に限定されるものではない。
例えば、第2の実施形態において、キャッチ側に凹部を設けディスク側に凸部を設けるようにしてもよい。
また、第5の実施形態において押し子を三つ以上設けるようにしても良い。
あるいは、第1、第3、第4及び第5の実施形態において、溝部は設けられていなくともよく、第2の実施形態において、凸部及び凹部は備えていなくともよい。ただし、これらの溝部や凸部及び凹部を設ければ、ユーザはクリック感を得ることができ、また、ヒンジを適用した筐体は開いた状態や折り畳んだ状態に保持されるようになる。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上の説明により明らかなように、本発明によれば、連結される二つの部材が所定の角度を成すか否かを電子機器の構造や外観上の制約を受けることなく検知できる構造のヒンジを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を好適に実施した第1の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【図2】 第1の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【図3】 第1の実施形態によるヒンジの適用例を示す図である。
【図4】 第1の実施形態によるヒンジを適用例を示す図である。
【図5】 第1の実施形態によるヒンジを適用した携帯情報端末を開いた状態を示す図である。
【図6】 第1の実施形態によるヒンジを適用した携帯電話端末を折り畳んだ状態を示す図である。
【図7】 本発明を好適に実施した第2の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【図8】 第2の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【図9】 本発明を好適に実施した第3の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【図10】 本発明を好適に実施した第4の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【図11】 第4の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【図12】 第4の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【図13】 本発明を好適に実施した第5の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【図14】 第5の実施形態によるヒンジの構造を示す図である。
【符号の説明】
10 携帯情報端末
11 表示部
12 入力部
13、14 ヒンジ
20、20a、20b 溝部
21、31 フック
22、33 固定筒
23、23a、23b 押し子
24、24a、24b 接点部
25、32 弾性部材
26 端子
27a、27b、34a、34b フレキシブルケーブル
28 キャッチ
28a、29a 導電部
28b、28c 凸部
29 ディスク
29b、29c 凹部
30 可動軸

Claims (10)

  1. 導電性材料で形成され電気回路の一端へ電気的に接続された略円柱状のピン材と、絶縁材料で形成された略円筒状の支持材とが回転軸を同じくして配置され、
    絶縁材料で形成された第1の円盤状部材が、前記ピン材と直交するように前記回転軸を中心として前記ピン材に設置され、
    絶縁材料で形成された第2の円盤状部材が、前記支持材と直交し前記第1の円盤状部材と対向するように前記回転軸を中心として前記支持材に設置され、
    前記第1の円盤状部材が弾性部材によって、前記第2の円盤状部材の方向へ付勢され、
    前記支持材に緩挿された前記ピン材が、前記第1及び第2の円盤状部材を介して回動する構造のヒンジであって、
    前記第1の円盤状部材は、前記第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、前記ピン材へ電気的に接続された第1導電部を有し、
    前記第2の円盤状部材は、前記第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、前記電気回路の他の一端へ電気的に接続された第2導電部を有し、
    前記第1導電部と前記第2導電部とが接触して導通すると、前記電気回路へ電流を供給する経路が形成されることを特徴とするヒンジ。
  2. 導電性材料で形成され電気回路の一端へ電気的に接続された略円柱状のピン材と、絶縁材料で形成された略円筒状の支持材とが回転軸を同じくして配置され、
    絶縁材料で形成された第1の円盤状部材が、前記ピン材と直交するように前記回転軸を中心として前記ピン材に設置され、
    絶縁材で形成された第2の円盤状部材が、前記支持材と直交し前記第1の円盤状部材と対向するように前記回転軸を中心として前記支持材に設置され、
    前記第1の円盤状部材が弾性部材によって、前記第2の円盤状部材の方向へ付勢され、
    前記支持材に緩挿された前記ピン材が、前記第1及び第2の円盤状部材を介して回動する構造のヒンジであって、
    前記第1の円盤状部材は、前記第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、前記ピン材へ電気的に接続された第1導電部を少なくとも一つ有し、
    前記第2の円盤状部材は、前記第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、電導性材料で形成され、前記電気回路の他の一端へ電気的に接続された第2導電部を有し、
    前記第1導電部のいずれかと前記第2導電部とが接触して導通すると、前記電気回路へ電流を供給する経路が形成されることを特徴とするヒンジ。
  3. 導電性材料で形成され電気回路の一端へ電気的に接続された略円柱状のピン材と、絶縁材料で形成された略円筒状の支持材とが回転軸を同じくして配置され、
    絶縁材料で形成された第1の円盤状部材が、前記ピン材と直交するように前記回転軸を中心として前記ピン材に設置され、
    絶縁材で形成された第2の円盤状部材が、前記支持材と直交し前記第1の円盤状部材と対向するように前記回転軸を中心として前記支持材に設置され、
    前記第1の円盤状部材が弾性材料によって、前記第2の円盤状部材の方向へ付勢され、
    前記支持材に緩挿されたピン材が、前記第1及び第2の円盤状部材を介して回動する構造のヒンジであって、
    前記第1の円盤状部材は、前記第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、前記ピン材へ電気的に接続された第1導電部を有し、
    前記第2の円盤状部材は、前記第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、前記電気回路の他の一端へ電気的に接続された第2導電部を少なくとも一つ有し、
    前記第1導電部と、前記第2導電部のいずれかとが接触して導通すると、前記電気回路へ電流を供給する経路が形成されることを特徴とするヒンジ。
  4. 前記第1の円盤状部材の第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置、及び、前記第2の円盤状部材の前記第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、互いに嵌合する形状の凹凸が形成されたことを特徴とする請求項記載のヒンジ。
  5. 前記第1の円盤状部材及び前記第2の円盤状部材にそれぞれ形成された前記凹凸が嵌合した場合に、前記第1導電部及び前記第2導電部が接触することを特徴とする請求項記載のヒンジ。
  6. 前記第1の円盤状部材の第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置、及び、前記第2の円盤状部材の前記第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、互いに嵌合する形状の凹凸が形成されたことを特徴とする請求項記載のヒンジ。
  7. 前記第1の円盤状部材及び前記第2の円盤状部材にそれぞれ形成された前記凹凸が嵌合した場合に、前記第1導電部のいずれか一つと前記第2導電部とが接触することを特徴とする請求項記載のヒンジ。
  8. 前記第1の円盤状部材の第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置、及び、前記第2の円盤状部材の前記第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、互いに嵌合する形状の凹凸が形成されたことを特徴とする請求項記載のヒンジ。
  9. 前記第1の円盤状部材及び前記第2の円盤状部材にそれぞれ形成された前記凹凸が嵌合した場合に、前記第1導電部と前記第2導電部のいずれか一つとが接触することを特徴とする請求項記載のヒンジ。
  10. 導電性材料で形成され電気回路の一端へ電気的に接続された略円柱状のピン材と、絶縁材料で形成された略円筒状の支持材とが回転軸を同じくして配置され、
    絶縁材料で形成された第1の円盤状部材が、前記ピン材と直交するように前記回転軸を中心として前記ピン材に設置され、
    絶縁材で形成された第2の円盤状部材が、前記支持材と直交し前記第1の円盤状部材と対向するように前記回転軸を中心として前記支持材に設置され、
    前記第1の円盤状部材が弾性材料によって、前記第2の円盤状部材の方向へ付勢され、
    前記支持材に緩挿されたピン材が、前記第1及び第2の円盤状部材を介して回動する構造のヒンジであって、
    前記第1の円盤状部材は、前記第2の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、前記ピン材へ電気的に接続された第1導電部を有し、
    前記第2の円盤状部材は、前記第1の円盤状部材と対向する面の所定の位置に、導電性材料で形成され、前記電気回路の他の一端へ電気的に接続された第2導電部を有し、
    前記第1導電部及び前記第2導電部には、互いに嵌合する形状の凹凸がそれぞれ設けられ、
    前記第1導電部と前記第2導電部とが接触して導通すると、前記電気回路へ電流を供給する経路が形成されることを特徴とするヒンジ。
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