JP3673426B2 - 薬液侵入検査装置およびその検査方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬液を収容する薬液収容部が設けられた偏平容器に、薬液が収容された輸液バッグにおいて、薬液収容部から非接合部分への薬液の侵入があるか否かを検査するための検査装置およびその検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療現場においては、点滴バッグ等の輸液バッグが用いられる。図1を参照して、輸液バッグ31は可撓性樹脂容器32等の偏平容器内に輸液が封入されたものである。可撓性樹脂容器32は、シート状、チューブ状のフィルム33(たとえば厚み200μm程度)を、所定形状に裁断した後、その一対のフィルム33,33の所定部分同士をヒートシールで接合して製造される。ヒートシールによって、薬液が収容される薬液収容部34が区画され、また口部材35が取り付けられる。この口部材35には、薬液注入後に、ゴム栓36が嵌められる。
【0003】
可撓性樹脂容器32の製造に関して、薬液収容部34以外の部分全部をヒートシールすると、均一にヒートシールを行えないために可撓性樹脂容器32にしわが入ってしまい、また、熱量が余分に必要となるためにコストアップの要因ともなる。そこで、薬液収容部34の周縁や、輸液バッグ31を吊り下げるための吊下げ孔37の周縁だけヒートシールされる。
【0004】
このため、可撓性樹脂容器32には、図1に示す吊下げ孔37の両側部分のように、シールがされない非接合部分38が設けられる。この非接合部分38によって、可撓性樹脂容器32の外観に変化が付けられ、見易いものともなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
この可撓性樹脂容器32で、万一、薬液収容部34と非接合部分38との間のシール部S1にシール不良があった場合には、薬液収容部34内に封入されていた薬液が非接合部分38に侵入し、非接合部分38に溜まる。このときに、周縁のシール部S2にシール不良があると、薬液が外部に漏れてしまう。このため、薬液封入後に、非接合部分38に薬液が侵入しているかどうかを検査する必要がある。
【0006】
プラスチック容器や薬液はともに透明である場合が多いため、肉眼で薬液の侵入を検出できない。また、光のコントラストがとれないので、光学的方式による検出も困難である。
そこで、本発明の目的は、非接合部分への薬液の侵入を確実に検出できる薬液侵入検査装置および検査方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の薬液侵入検査装置は、可撓性を有する一対のフィルムの所定部分を接合して薬液収容部を設け、その中に薬液を収容した医療現場において用いられる輸液バッグにおいて、薬液収容部から上記一対のフィルムの非接合部分への薬液の侵入があるか否かを検査するための検査装置であって、上記非接合部にあてがうための面積が小さい電極と、上記電極を非接合部分を形成する一対のフィルムが互いに近接するまで非接合部に押し当てたときの上記電極の静電容量を検出する静電容量検出手段とを備えた検出器を含み、検出器の電極を輸液バッグの非接合部分にあてがって一対のフィルムが互いに近接するまで押し当てたときの静電容量検出手段による検出に基づいて、非接合部分への薬液の侵入の有無を検出することを特徴とするものである(請求項1)。この薬液侵入検査装置であれば、電極の静電容量の検出に基づいて、一対のフィルムの非接合部分に薬液が侵入しているか否かの検査が行われる。
【0008】
図2は、検査原理を説明する図である。この検査は、輸液バッグを例えば受け部上に載置して行う。検出器の電極が静電容量を検出できる範囲Dは予め定められている。
電極を非接合部分38にあてがうことにより、上側のフィルム33が図の一点鎖線の位置まで下げられると、上側のフィルム33が薬液と接触するようになる。簡略化のため受け部の材料と一対のフィルム33,33の材料とを同じものとすると、電極の静電容量Cは、一対のフィルム33,33および受け部の静電容量Cfilm並びに一対のフィルム33,33の間の静電容量C'との間に次式の関係を有する。
【0009】
1/C=1/Cfilm+1/C' (1)
Cfilmは一定値であるため、一対のフィルム33,33間の静電容量C'が大きければ、電極の静電容量Cも大きくなる。
非接合部分38に電極があてがわれたとき、薬液の誘電率をε、一対のフィルム33,33のフィルム間隔をd1、薬液の広がり面積をS1とすると、一対のフィルム33,33間の静電容量C'は、次のように表される。
【0010】
C'=ε・S1/d1 (2)
この誘電率εは、真空中の誘電率をε0、比誘電率をεrとすると次のように表せる。
ε=ε0・εr (3)
薬液がたとえば生理食塩水である場合、その比誘電率εrwaterは70〜80であり、空気の比誘電率εrair=1と比較して著しく大きい。このため、非接合部分38に薬液が侵入して場合には、一対のフイルム33,33間に空気が存在する場合と比較して、電極の静電容量は大きくなる。このときの容量をC1'とすると、
C1'=ε0・εrwater・S1/d1 (4)
これによって、電極を上側フィルム33の上面にあてがい、検出静電容量の変化をチェックして、非接合部分38に薬液の侵入があるか否かを検出できる。
【0011】
ところで、薬液収容部34から非接合部分38に薬液が侵入したとしても、その量は少量である場合が殆どである。特にその量が極めて微小である場合には、薬液侵入時においても電極の静電容量があまり大きくならず、薬液の侵入があるときとないときとで静電容量Cがあまり大きく変化しないこともある。このため、非接合部分38への薬液の侵入の検出を適切に行えないことも考えられる。
【0012】
そこで、上記電極により、上記一対のフィルムの非接合部分を押圧する押圧部材を備え、押圧部材の押圧により、非接合部分の一対のフィルム同士が近接した状態で、上記静電容量検出手段による検出を行なうことが好ましい。フィルムは可撓性を有しているので、上側フィルムが押圧部材によって押圧されると、一対のフィルム同士が近接する。
【0013】
図3は、一対のフィルムが近接した状態で、押圧部材を省略して、検査原理を説明する図である。非接合部分38に薬液の侵入があるときは、薬液の厚みは小さくなってd2となり、面積は電極の面積S2と等しくなる。このときの一対のフィルム33,33間の静電容量C2'は、次式のように表される。
C2'=ε0・εrwater・S2/d2 (5)
式(5)を上述の式(4)と比較すると、S2はS1よりも大きく、d2はd1よりも小さい。このため、C2'はC1'よりも著しく大きい。したがって、薬液侵入がある場合、押し当てたときの電極の静電容量は、押し当てないときの静電容量よりも大きくなる。
【0014】
次に、非接合部分38について、電極を押し当てるときについて、薬液侵入がある場合とない場合とを比較する。
非接合部分38に薬液の侵入がない場合には、電極を押し当てると一対のフィルム33,33は接触するが、一対のフィルム33,33の間に薬液と同じ厚さのフィルムが入ったものとして検討する(薬液の厚みはフィルムの厚さに比べて極めて小さいのでこの近似は成立する)。
【0015】
図3の薬液の厚みd2と同じ厚みのフィルム33がある場合の静電容量Cfilm'を考慮すると、式(1)および式(5)に相当する式は、式(6)および式(7)のようになる。
1/C=1/Cfilm+1/Cfilm' (6)
Cfilm'=ε0・εrpoly・S2/d2 (7)
一方、非接合部分38に薬液が侵入するとき(図3に示す場合)には、電極の静電容量Cは式(8)および式(9)の関係を有する。
【0016】
1/C=1/Cfilm+1/C2' (8)
C2'=ε0・εrwater・S2/d2 (9)
たとえばポリエチレン、ポリプロピレン等のプラスチックの場合のフィルム33の比誘電率εrpolyは、2.3程度であり、薬液がたとえば生理食塩水である場合の比誘電率εwater=70〜80のほうが著しく大きい。したがって、薬液の厚みが極めて小さい場合であっても、一対のフィルム33,33の間の静電容量C2'は、厚みd2と同じ厚みのフィルムの静電容量Cfilm'よりも著しく大きくなる。このため、電極を押し付けた場合、薬液侵入のない場合に比較して薬液侵入のあるとき方が、電極の静電容量の値が大きくなる。これによって、薬液の非接合部分38への侵入が少量であっても、確実に薬液の侵入を確実に検出することができる。
【0017】
また、本発明の薬液侵入検査方法は、可撓性を有する一対のフィルムの所定部分を接合して薬液収容部を設け、その中に薬液を収容した医療現場において用いられる輸液バッグの非接合部分への薬液の侵入があるか否かを検査するための検査方法であって、上記非接合部にあてがうための面積が小さい電極を輸液バッグの非接合部分にあてがう当接ステップと、一対のフィルムが互いに近接するまで、電極を押圧する押圧ステップと、非接合部分に押圧された電極の静電容量を検出する検出ステップと、検出された静電容量が予め定める閾値より大きいときに非接合部分へ薬液が侵入していることを検出するステップと、を含むことを特徴とするものである(請求項2)。
【0018】
この構成であれば、電極を非接合部分に押圧して、一対のフィルムが近接するようにした後に検出を行うので、非接合部分に薬液が侵入しているときには、その薬液が薄く広がった状態で検出が行われる。これによって、非接合部分に侵入する薬液が少量であっても、確実に薬液の侵入を検出することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下には、添付図面を参照しながら、本発明の一実施形態について詳細に説明する。本実施形態では、可撓性樹脂容器の非接合部分の薬液侵入があるか否かを検査するための検査装置について説明するが、本発明は、薬液等と比較して比誘電率が著しく小さいものであれば、プラスチック容器を含む可撓性偏平容器の検査を行う検査装置にも適用できる。また、この実施形態ではヒートシールによって接合された偏平容器について説明するが、接着剤等それ以外の方法で接合された偏平容器の検査装置にも適用できる。
【0020】
図4は、薬液侵入検査装置の全体を示す概略正面図である。薬液侵入検査装置1は、輸液バッグ31を載置するための載置台2を備えている。載置台2は金属性のものであれば好ましく、また、接地されていれば好ましい。この載置台2上には、たとえばプラスチック製の受け部3が配置されている。載置台2の上方には、検出器4が上下方向に変位自在に設けられている。具体的には、たとえば載置台2から上方に向かって支持棒5が延びていて、検出器4は保持機構6を介して取り付けられている。
【0021】
検出器4は、上下方向に延びる円筒体8を備えており、この円筒体8内に公知の構成の静電容量センサが収容されている。また、円筒体8の下端には、検査時に、可撓性樹脂容器32の非接合部分38を押圧する薄い誘電体からなる押圧部材9が設けられている。押圧部材9は、検査時に上記受け部3と挟んで、非接合部分38を押圧するものである。
【0022】
図5を用いて静電容量センサの構成について具体的に説明する。
検出器4の静電容量センサは、発振部11と増幅部12とを備えている。発振部11には、電極13が備えられている。電極13は、たとえば押圧部材9に接して配置されており(図4参照)、検査時に非接合部分38にあてがわれる。
発振部11の電極13には、検査時に電極13の静電容量の変化に応じて発振し、または停止する発振回路14、上記発振回路14の発振信号を検出して、一対のフィルム33,33の非接合部分38との間の静電容量の変化を検出するための検波回路15、および発振信号を安定に取り出すための第1フィルタ回路16とが順に接続されている。
【0023】
一方、増幅部12は、発振信号をさらに安定化するための第2フィルタ回路17、出力回路19に信号を供給するための比較回路18、および出力回路19を有している。出力回路19には、表示手段20が接続されている。
再び図4を参照して、以上説明した薬液侵入検査装置1によって、容器32の非接合部分38を検査するときには、検査すべき非接合部分38が受け部3上に位置するように、輸液バッグ31を載置台2上に載置し、検出器4の電源をオンにする。
【0024】
次に、検出器4を下方にスライドさせて輸液バッグ31の非接合部分38にあてがった後、検出器4をさらに下方へとスライドさせると、検出器4の押圧部材9が非接合部分38を押圧するようになる。
このとき、検出器4の押圧部材9と、載置台2の受け部3とで挟まれる。これによって、非接合部分38の上下一対のフィルム33,33が近接し、非接合部分38に薬液侵入があれば侵入した薬液は薄く広がり、薬液侵入がなければ非接合部分38の一対のフィルム33,33は接触する。この場合に、薬液侵入時とそうでないときとで、電極13の静電容量が大きく異なる。なお、上記スライドは、手動であってもよいし、自動であってもよい。また、検出器4は、上下方向に変位可能な構成であれば、他の構成によって保持されるものであってもよい。
【0025】
この状態で、発振部11および増幅部12によって、接地との間の静電容量の検出が行われる。この検出作用について、以下具体的に説明する。
電極13を受け部3に近づけると、この電極13に電荷が生じる。電極13の静電容量が十分であるときは、発振回路14が発振する。発振回路14から発振された発振信号は、検波回路15において検出され、かつ、第1フィルタ回路16において平滑にされた後に、増幅部12へと供給される。
【0026】
増幅部12へと送られた信号は2つ目の第2フィルタ回路17においてさらに平滑にされ、比較回路18で予め設定されている閾値と比較される。この信号が予め定められていた閾値の範囲外にあれば、出力回路19を通して表示手段20にその信号が発信される。一方、非接合部分38と電極13との間の静電容量の変化が不十分である場合には、発振回路14は発振せず、表示手段20に表示されない。このように、電極13の静電容量の変化を検出することにより、非接合部分38での薬液侵入を検出できる。
【0027】
なお、ここで用いる静電容量センサは、電極13の面積が小さいことが好ましい。電極13の面積が小さいと、周囲の誘電体の静電容量をとり込みにくいので、フィルム33,33および薬液の静電容量だけを良好に検出できる。
その他、本発明の範囲内において種々の変更が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】輸液バッグを示す図である。
【図2】薬液侵入検査装置の原理を説明するための図である。
【図3】薬液侵入検査装置の原理を説明するための図である。
【図4】 検査装置の全体を示す概略正面図である。
【図5】検出器について説明するための図である。
【符号の説明】
1 薬液侵入検査装置
2 載置台
4 検出器
9 押圧部材
11 発振部(静電容量検出手段)
12 増幅部(静電容量検出手段)
13 電極
31 輸液バッグ
33 フィルム
34 薬液収容部
38 非接合部分
Claims (2)
- 可撓性を有する一対のフィルムの所定部分を接合して薬液収容部を設け、その中に薬液を収容した医療現場において用いられる輸液バッグにおいて、薬液収容部から上記一対のフィルムの非接合部分への薬液の侵入があるか否かを検査するための検査装置であって、 上記非接合部にあてがうための面積が小さい電極と、上記電極を非接合部分を形成する一対のフィルムが互いに近接するまで非接合部に押し当てたときの上記電極の静電容量を検出する静電容量検出手段とを備えた検出器を含み、
検出器の電極を輸液バッグの非接合部分にあてがって一対のフィルムが互いに近接するまで押し当てたときの静電容量検出手段による検出に基づいて、非接合部分への薬液の侵入の有無を検出することを特徴とする薬液侵入検査装置。 - 可撓性を有する一対のフィルムの所定部分を接合して薬液収容部を設け、その中に薬液を収容した医療現場において用いられる輸液バッグの非接合部分への薬液の侵入があるか否かを検査するための検査方法であって、
上記非接合部にあてがうための面積が小さい電極を輸液バッグの非接合部分にあてがう当接ステップと、
一対のフィルムが互いに近接するまで、電極を押圧する押圧ステップと、
非接合部分に押圧された電極の静電容量を検出する検出ステップと、
検出された静電容量が予め定める閾値より大きいときに非接合部分へ薬液が侵入していることを検出するステップと、を含むことを特徴とする薬液侵入検査方法。
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