JP3673369B2 - クランプ装置 - Google Patents

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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
    • F16L3/08Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
    • F16L3/10Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing divided, i.e. with two or more members engaging the pipe, cable or protective tubing

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば配管の支持固定に用いられるクランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、例えば自動車のパワーステアリング装置における圧油搬送配管を固定するための、従来のクランプ装置を示す側面図である。図において、クランプ装置100は第1クランプ片101、第2クランプ片102及びこれらを互いに連結するボルト103によって構成されている。第1クランプ片101及び第2クランプ片102はそれぞれ、略円弧状に湾曲した挟持部101a及び102aと、平板状の連結部101b及び被連結部102bとを備えている。連結部101bにはボルト103を貫通させる孔(図示せず)が設けられ、被連結部102bには雌ねじ加工が施された孔102eが設けられている。第2クランプ片102の被連結部102bの右端部両側面には、当該被連結部102bの平面に対して直交する方向に回り止め102fが突設されている。この回り止め102fは、第1クランプ片101の連結部101bの側面に対向しており、ボルト103の締め付け時に連結部101bの側面に当接して第2クランプ片2が回動するのを防ぐ。
【0003】
上記のように構成された従来のクランプ装置100は、例えばパワーステアリング装置の組立部品として納品する際に、その後の組立作業を迅速に行うことを可能にするために、予め、クランプ装置100を組み立て、かつ、クランプ対象物である配管にそのまま装着できるように、ボルト103を軽く締込んだ仮止めの状態にしておく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のクランプ装置100では、装置ごとにボルト103の締込量を一定に保つことが容易ではないため、開き寸法Aが安定しなかった。この結果、開き寸法Aがクランプ対象物の直径より小さい場合には、クランプ装置100をクランプ対象物にそのまま装着することができない場合があった。一方、ボルト103の締め込みが不足した場合や適正締込位置から振動で緩んだ場合等には、回り止め102fと第1クランプ片101の側面との係合が外れて第2クランプ片102が回動し、迅速な装着作業の妨げとなっていた。また、さらにボルト103が緩んだ場合にはボルト103が脱落し、装着作業の能率が低下していた。
【0005】
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、納品時の仮止め状態における開き寸法を一定に保つことが容易なクランプ装置を提供することを目的とする。また、ボルトの脱落を防止することのできるクランプ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のクランプ装置は、クランプ対象物の外周上の一部に沿わせる挟持部の一端部に、平板状の連結部を有する第1クランプ片と、前記外周上の他部に沿わせる挟持部の一端部に、前記連結部に対向した平板状の連結部を有する第2クランプ片と、前記第1クランプ片の連結部と前記第2クランプ片の被連結部とを締結するボルトとを備えるクランプ装置であって、前記第1クランプ片の連結部の側端部から前記第2クランプ片の被連結部の側面に沿って突設され、係合孔を有する回り止め部と、前記第2クランプ片の被連結部の側端部から突出し、前記ボルトの軸方向に所定範囲で遊動可能に、前記係合孔に嵌挿される突起部とを備えたものである。
このように構成されたクランプ装置においては、ボルトによって第1クランプ片の連結部と第2クランプ片の被連結部とを連結すると、係合孔に嵌挿された突起部の、ボルトの軸方向における遊動可能範囲が、係合孔によって規制される。従って、ボルトの螺合初期状態から、規制された開き寸法の最大値が得られるボルトの締込状態までの締込範囲においては、開き寸法は一定である。すなわち、ある一定の範囲のボルトの締込状態で、一定の開き寸法が安定的に得られる。
【0007】
また、上記クランプ装置において、ボルトは、緩み止め用の接着剤がコーティングされているものであってもよい。
この場合、ボルトと雌ねじとが接着されるので、ボルトの脱落を防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1の(a)及び(b)は、例えば自動車のパワーステアリング装置における圧油搬送配管を固定するための、本発明の一実施形態によるクランプ装置を示す側面図であり、(b)は(a)の状態からさらにボルト3を締め込んだ状態を示している。図において、クランプ装置10は第1クランプ片1、第2クランプ片2及びこれらを互いに連結するボルト3、ワッシャ4等によって構成されている。ボルト3には、緩み止め用に嫌気性の接着剤がコーティングされている。この接着剤による接着力は、工具によるボルト3の締め付けを妨げるほどのものではないが、振動等によるボルト3の脱落を防止するには効果がある。
図2の(a)は第1クランプ片1の平面図、(b)は側面図である。図3の(a)は第2クランプ片2の平面図、(b)は側面図である。
【0009】
図1及び図2において、第1クランプ片1は、配管等のクランプ対象物の外周上の一部に沿うように先端部(図の左端部)が円弧状に湾曲した挟持部1aと、この挟持部1aの一端部に形成された平板状の連結部1bとを備えている。連結部1bにはボルト3を貫通させる孔1e(図2の(a))が設けられている。連結部1bの側面には、当該連結部1bの平面に直交する方向に、第2クランプ片2の後述する被連結部2bの側面に沿って回り止め部1cが突設されている。回り止め部1cには長方形状の係合孔1dが設けられている。
一方、図1及び図3において、第2クランプ片2は、クランプ対象物の前記外周上の他部に沿うように略円弧状に湾曲した挟持部2aと、この挟持部2aの一端部に形成され、第1クランプ片1の連結部1bに対向した平板状の被連結部2bとを備えている。被連結部2bには雌ねじ加工が施されたねじ孔2e(図3)が設けられている。被連結部2bの側端部からは、突起部2dが突設されている。
【0010】
クランプ装置10を図1に示す状態に組み立てるに当たっては、まず、第2クランプ片2の突起部2dを第1クランプ片1の係合孔1d内に嵌挿した状態で、ボルト3を第2クランプ片2のねじ孔2eに螺合させる。ボルト3がねじ孔2eに少しでも螺合しさえすれば、図1の(a)に示すように突起部2dは係合孔1d内に保持された状態(第1の状態とする。)となり、第2クランプ片2はボルト3を介して第1クランプ片1と相互に仮止めされる。この第1の状態において突起部2dは、ボルト3の軸方向に係合孔1dの範囲内で遊動可能な状態であり、また、係合孔1dの長手方向(連結部1bと平行な方向)にも若干の隙間を有する状態である。この第1の状態からさらにボルト3を締め込んでいくと、第1クランプ片1及び第2クランプ片2の相互位置関係は変わらず、ボルト3のみが相対的に下降する方向に移動して、図1の(b)に示すように、第2クランプ片2の被連結部2bの右端部が第1クランプ片1に当接し、突起部2dが係合孔1dの下辺部に当接し、そしてボルト3の頭部とワッシャ4との間に実質的な隙間がなくなった状態(第2の状態とする。)に達する。言い換えれば、この第2の状態は、それ以上ボルト3を締め込むと、第2クランプ片2が引き上げられて開き寸法Aが小さくなり始める直前の状態である。
【0011】
上記第1の状態及びそこから第2の状態に至るまでの締込範囲においては、クランプ装置10の開き寸法Aは一定である。逆に言えば、一定の開き寸法Aを得るにはボルト3の締込状態は第1の状態から第2の状態までの範囲内にあればよい。従って、ボルト3の締込量を厳密に調整しなくても、上記範囲内にさえあれば、一定の開き寸法Aが安定的に得られる。開き寸法Aの値は、係合孔1dに対する突起部2dの可動範囲によって規制され、係合孔2dの寸法及び回り止め部1cの曲げ加工の公差により安定して管理することが可能である。
【0012】
上記第1の状態から第2の状態までの範囲にあるクランプ装置10に直径がA以下のクランプ対象物を挟み込み、必要に応じて弾性体等を間挿し、ボルト3を締め込むことにより、クランプ対象物を確実に支持固定することができる。
なお、図1の(a)に示す第1の状態でも一定の開き寸法Aが得られるが、ボルト3が脱落する恐れがあるため、実際にはボルト3の脱落の恐れがない程度に締め込んだ状態から(b)に示す第2の状態までの範囲の締込状態でクランプ装置10を納品する。
【0013】
クランプ対象物を挟持する前及び挟持した後の双方において、ボルト3を回転させる際に付与される回転トルクによって、第2クランプ片2には従動的な回動力が付与される。しかしながら、突起部2dが係合孔1dの左右辺部に当接することにより回動は抑止される。第2クランプ片2はボルト3を中心に回動しようとするため、ボルト3が第2クランプ片2のねじ孔2eと螺合している限り第2クランプ片の回動は抑止できる。従って、図1の(a)に示す状態から(b)に示す状態の範囲の締込状態であれば、第2クランプ片2は回動しない。
こうして、係合孔1dを有する回り止め部1cと突起部2dとの係合により、開き寸法の安定化と回り止めとが共に実現できる。
【0014】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明は以下の効果を奏する。
請求項1のクランプ装置によれば、係合孔に嵌挿された突起部の、ボルトの軸方向における遊動可能範囲が、係合孔によって規制されるので、ボルトの螺合初期状態から、規制された開き寸法の最大値が得られるボルトの締込状態までの締込範囲においては、クランプ装置の開き寸法は一定である。従って、ある一定範囲のボルトの締込状態で、一定の開き寸法が安定的に得られるため、納品時のクランプ装置の開き寸法を一定に保つことが容易になる。
【0015】
請求項2のクランプ装置によれば、ボルトと雌ねじとが接着されるので、ボルトの脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるクランプ装置の側面図である。
【図2】図1のクランプ装置における第1クランプ片の平面図及び側面図である。
【図3】図1のクランプ装置における第2クランプ片の平面図及び側面図である。
【図4】従来のクランプ装置を示す側面図である。
【符号の説明】
1 第1クランプ片
1a 挟持部
1b 連結部
1c 回り止め部
1d 係合孔
1e 孔
2 第2クランプ片
2a 挟持部
2b 被連結部
2d 突起部
2e 孔
3 ボルト
10 クランプ装置

Claims (2)

  1. クランプ対象物の外周上の一部に沿わせる挟持部の一端部に、平板状の連結部を有する第1クランプ片と、
    前記外周上の他部に沿わせる挟持部の一端部に、前記連結部に対向した平板状の被連結部を有する第2クランプ片と、
    前記第1クランプ片の連結部と前記第2クランプ片の被連結部とを締結するボルトと
    を備えるクランプ装置であって、
    前記第1クランプ片の連結部の側端部から前記第2クランプ片の被連結部の側面に沿って突設され、係合孔を有する回り止め部と、
    前記第2クランプ片の被連結部の側端部から突出し、前記ボルトの軸方向に所定範囲で遊動可能に、前記係合孔に嵌挿される突起部と
    を備えたことを特徴とするクランプ装置。
  2. 前記ボルトは緩み止め用の接着剤がコーティングされていることを特徴とする請求項1記載のクランプ装置。
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