JP3673028B2 - 写真要素およびこれを用いた拡散転写写真感光材料 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は写真要素に関し、特に拡散転写写真におけるアセチルセルロース塗膜の接着改良法に関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆるモノシート型のインスタント写真は、支持体上に少なくとも一つの感光性ハロゲン化銀乳剤層を有する感光シートと別の支持体上に少なくとも中和のための酸ポリマー層を有するカバーシートそしてこれらの両シート間にアルカリ性現像液を含む圧力で破裂可能な容器とからなるフィルムユニット形態で使用されるのが一般的である。この感光シートの感光性ハロゲン化銀乳剤層を有さない側とカバーシートの酸ポリマー層を有さない側は、このフィルムユニット形態では最外層となるためカメラからの排出性を良くするための滑り剤とか紫外線からの画像劣化防止のための紫外線吸収剤などを含有したバック層を設けることがよく行われている。このバック層のバインダーとしては、最外面のため耐水性を考慮して疎水性のポリマーが好ましくアセチルセルロースなどが用いられている。一方このアセチルセルロースを塗設する支持体としては写真感光材料の場合一般的にゼラチン下塗りが施されたものを用いる。しかし、ゼラチン下塗りが施された支持体上にアセチルセルロース膜を単に塗布しただけでは層間接着が悪く、簡単に塗膜が剥がれてしまう。
【0003】
このため、ゼラチン下塗りをアセチルセルロース膜と物理化学性の似かよったニトロセルロース下塗りなどにするとかの方法で層間接着の改良がなされているが特殊工程となりコスト的に好ましくない。
【0004】
また、上記のような層間接着を改良するために、層間にいわゆるプライマー層を設けることが米国特許4,297,432号、同4,297,195号、ヨーロッパ特許45692A2号、特開昭57ー58148号、同57ー58146号、同59ー65842号などに開示されているが、層構成が一層増え同様にコスト上好ましくない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ゼラチン下塗りを有する支持体上に接着性の良いアセチルセルロース層を塗設した写真要素を提供することにある。
また本発明の目的は、このような写真要素を含む拡散転写法用写真フィルムユニットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1)本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、最外層にゼラチン下塗りを有する支持体上に、下記一般式(1)で表されるポリマー1.0〜12.0wt%とイソシアネート基を少なくとも2個有する化合物を5〜40wt%含有するアセチルセルロース層を塗設することを特徴とする写真要素によって上記の目的が効果的に達成されることを見出した。
一般式(1)
【0007】
【化3】
【0008】
式中、Aは一般式(2)で表される重合したコ・モノマー成分を、R1 はアルキル基、アリール基、又はアラルキル基を、Bは重合した他のエチレン性コ・モノマー成分を、xは20〜90モル%を、yは10〜80モル%を、zは0〜30モル%を表す。
一般式(2)
【0009】
【化4】
【0010】
式中、R2 は水素原子、ハロゲン原子、又はメチル基を、R3 は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、−(CH2 )n−O−R4 基、
−(CH2 )n−O−CO−R5 基、又は−CO−O−R6 基を、R4 はアルキル基、アラルキル基を、R5 ,R6 はアルキル基、アリール基、又はアラルキル基(それぞれ同じでも異なっても良い)、nは0又は1を表す。
(2)ゼラチン下塗りを有する支持体上に、(1)に示す一般式(1)で表されるポリマー2.0〜9.0wt%とイソシアネート基を少なくとも2個有する化合物を5〜20wt%含有するアセチルセルロース層を塗設することを特徴とする写真要素。
(3)(2)に示す写真要素を有することを特徴とする拡散転写写真感光材料。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明で使用する下記一般式(1)で表されるポリマーとしては、
一般式(1)
【0012】
【化5】
【0013】
式中、Aは一般式(2)で表される重合したコ・モノマー成分を、R1 は好ましくはC1 〜C12のアルキル基、好ましくはC1 〜C12のアリール基、又は好ましくはC7 〜C10のアラルキル基を、Bは重合した他のエチレン性コ・モノマー成分を、xは20〜90モル%を、yは10〜80モル%を、zは0〜30モル%を表す。
一般式(2)
【0014】
【化6】
【0015】
式中、R2 は水素原子、ハロゲン原子、又はメチル基を、R3 は水素原子、ハロゲン原子、好ましくはC1 〜C12のアルキル基、好ましくはC6 〜C12のアリール基、−(CH2 )n−O−R4 基、−(CH2 )n−O−CO−R5 基、又は−CO−O−R6 基を、R4 は好ましくはC6 〜C12のアルキル基、又はアラルキル基(好ましくはベンジル基)を、R5 ,R6 は同じでも異なっていても良く好ましくはC1 〜C8 のアルキル基、好ましくはC6 〜C12のアリール基、又はC7 〜C10のアラルキル基を、nは0又は1を表す。
一般式(1)及び一般式(2)中、アルキル基は無置換アルキル基及び置換アルキル基を含み、またアリール基及びアラルキル基中のアリール残基(moiety)は無置換アリール基及び置換アリール基を含む。R1 やR4 のアルキル基の置換基としては、ハロゲン原子(塩素、臭素、フッ素原子)、好ましくはC1 〜C6 のアルコキシ基等を挙げることができる。R1 のアリール基やアラルキル基のアリール残基の置換基としては、ヒドロキシ基、ハロゲン原子(塩素、臭素、フッ素原子)、アシル基(アセチル基など)等を挙げることができる。R3 のアリール基の置換基としては、アシル基(アセチル基)、ヒドロキシ基、ハロゲン原子(塩素、臭素、フッ素原子)、好ましくはC1 〜C4 のアルキル基、好ましくはC1 〜C4 のアルコキシ基等を挙げることができる。R5 のアルキル基の置換基としては、ハロゲン原子(塩素、臭素、フッ素原子)等を挙げることができる。R5 のアリール基やアラルキル基のアリール残基の置換基としては、ハロゲン原子(塩素、臭素、フッ素原子)、好ましくはC1 〜C4 のアルキル基、好ましくはC1 〜C4 のアルコキシ基等を挙げることができる。R6 のアルキル基の置換基としてはハロゲン原子(塩素、臭素、フッ素原子)、アシル基(アセチル基など)、テトラヒドロフリル基等を挙げることができる。R6 のアリール基やアラルキル基のアリール残基の置換基としてはアシル基(アセチル基)、ハロゲン原子(塩素、臭素、フッ素原子)、好ましくはC1 〜C4 のアルキル基、好ましくはC1 〜C4 のアルコキシ基等を挙げることができる。R2 及びR3 のハロゲン原子としては、塩素、臭素、フッ素原子を含む。
一般式(1)で表されるポリマーは、マレイン酸モノエステル、フマル酸モノエステルとA成分、B成分をそれぞれ与えるモノマーとの共重合反応により合成できるし、また無水マレイン酸とA成分、B成分をそれぞれ与えるモノマーとの共重合反応により得られたポリマーをアルコールでエステル化することによっても合成できる。
【0016】
更に詳しく説明すると、A成分を与えるモノマーとしてはオレフィン類、スチレン類、ビニルエーテル類、ビニルエステル類、アリル化合物、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類等が挙げられる。
更に具体的なモノマーを挙げると、オレフィン類では、例えばエチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン、ヘキセン、ドデセン、塩化ビニル、塩化ビニリデンなど;スチレン類では例えば、スチレン、ビニルトルエン、α−メチルスチレン、ジメチルスチレン、クロルスチレン、ブロムスチレン、トリフルオルスチレンなど;ビニルエーテル類では、例えば、メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル、クロロエチルビニルエーテル、ベンジルビニルエーテルなど;ビニルエステル類としては例えば、ビニルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニルブチレート、ビニルベンゾエート、ビニルクロルアセテート、ビニルカプロエート、など;アリル化合物としては例えば、酢酸アリル、カプロン酸アリル、アリルブチルエーテル、アリルオクチルエーテルなど;アクリル酸エステル類としては例えば、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート、オクチルアクリレート、フエネチルアクリレート、ベンジルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、クロロエチルアクリレートなど;メタクリル酸エステル類としては例えば、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ラウリルメタクリレート、ベンジルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、クロロエチルメタクリレート、エトキシエチルメタクリレートなどがある。これらの中でもオレフィン類、スチレン類、ビニルエーテル類、アクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類が好ましく、特にスチレン類、ビニルエーテル類が好ましい。
一般式(3)
【0017】
【化7】
【0018】
一般式(3)を与えるモノマーの具体例としては、例えば、マレイン酸モノメチル、マレイン酸モノエチル、マレイン酸モノブチル、マレイン酸モノオクチル、マレイン酸モノドデシル、フマル酸モノメチル、フマル酸モノエチル、フマル酸モノブチル、フマル酸モノオクチル、マレイン酸モノベンジルなどが挙げられる。
B成分を与えるモノマーとしては例えば、アクリルアミド類、メタクリルアミド類、ビニル異節環化合物、不飽和ニトリル、イタコン酸類、マレイン酸ジエステル、フマル酸ジエステル、クロトン酸類、ビニルケトン類などがある。更に具体的なモノマーを挙げると、アクリルアミド類としては例えば、アクリルアミド、メチルアクリルアミド、ブチルアクリルアミド、ジエチルアクリルアミド、N−(1,1−ジメチル−3−オキソブチル)アクリルアミド、アクリロイルモルホリンなど;メタクリルアミド類としては例えば、メタクリルアミド、メチルメタクリルアミド、tert−ブチルメタクリルアミド、フェニルメタクリルアミド、ジメチルメタクリルアミド、メタクリロイルモルホリン、メタクリロイルピペリジンなど;ビニル異節環化合物としては例えば、N−ビニルピロリドン、N−ビニルオキサゾリドン、N−ビニルトリアゾール、N−ビニルサクシンイミドなど;不飽和ニトリルとしては例えば、アクリルニトリル、メタクリロニトリル、マレオニトリルなど;イタコン酸類としては例えば、無水イタコン酸、イタコン酸、イタコン酸モノエチル、イタコン酸ジメチルなど;マレイン酸ジエステルとしては例えば、マレイン酸ジメチル、マレイン酸ジエチル、マレイン酸ジブチルなど;フマル酸ジエステルとしては例えば、フマル酸ジメチル、フマル酸ジエチル、フマル酸ジブチルなど;クロトン酸類としては例えば、クロトン酸、クロトン酸メチル、クロトン酸エチルなど;ビニルケトン類としては例えば、メチルビニルケトン、メチルイソプロペニルケトン、フェニルビニルケトンなどがある。これらの中でも、アクリルアミド類、メタクリルアミド類、ビニル異節環化合物、不飽和ニトリル、イタコン酸類、マレイン酸ジエステル、フマル酸ジエステルが好ましく、特にアクリルアミド類、ビニル異節環化合物、不飽和ニトリル、マレイン酸ジエステルが好適である。
共重合体の組成比については、xは20〜90モル%であるが、30〜70モル%が好ましい。yは10〜80モル%であるが、30〜50モル%が好ましい。zは0〜30モル%であるが、0〜20モル%が好ましく、特に0〜15モル%が好ましい。
共重合体の分子量については特に限定はないが、ポリマーの溶解性、アセチルセルロースとの混和性、ハンドリング等の観点から1,000〜1,000,000が好ましく、特に5,000〜500,000が好ましい。
【0019】
本発明に用いられる一般式(1)で表される共重合体の合成には、英国特許第1,211,039号、特公昭47−29195号、特願昭47−7174号、特願昭47−23466号、特願昭48−31355号、特開昭49−135619号、英国特許第961,359号、米国特許第3,227,672号、同第3,290,417号、同第3,262,919号、同第3,245,932号、同第2,681,897号、同第3,230,275号、ジョン、シー、ペトロプーロスら著「オフィシアルダイジェスト」(John C.Petropoulosetal:Official Digest)33,719〜736(1961)、J.Aoyagi,I.Shinohara,「J.Appl.Polym.Sci.」16(Z)449〜460(1972)、「Encyclopedia of polymer science and technology」1,67〜95、C.D.Chow,「J.Appl.Polym.Sci」20,1619〜1626(1976)、C.Caze et al,「J.Macromol,Sci.」A9(1)29〜43(1975)、R.B.Seymour et al,「Polymer」17,21〜24(1976)、「高分子」14,(156)217〜223(1965)などに記載の方法を参考にして行うと好都合である。当業者にとっては、合成したいポリマーの種類に応じて、重合の開始剤、濃度、重合温度、反応時間などを幅広く、かつ容易に変更できることはいうまでもない。
一例を挙げると、重合は、一般に20℃〜180℃、好ましくは40℃〜120℃で行われる。重合反応は、通常重合すべき単量体に対し0.05〜5重量%のラジカル重合開始剤を用いて行われる。開始剤としては、アゾビス化合物、パーオキサイド、ハイドロパーオキサイド、レドックス触媒など、更に具体的には例えば過硫酸カルウム、tret−ブチルパーオクトエート、ベンゾイルパーオキサイド、イソプロピルパーカーボネイト、2,4−ジクロロベンゾイルパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ジクルミパーオキサイド、アゾビスイソブチロニトリルなどがある。
次に本発明で使用される一般式(1)で表される共重合体の典型的な具体例を挙げるが、これに限定されるものではない。重量平均分子量は1万〜100万であった。
【0020】
【化8】
【0021】
【化9】
【0022】
【化10】
【0023】
【化11】
【0024】
以上に示した一般式(1)で表される共重合体の添加量はバインダーであるアセチルセルロースに対して1〜12wt%が効果的に本発明の目的を達成できる。好ましくは、2〜9wt%の添加量である。
【0025】
本発明で使用するイソシアネート基を少なくとも2個有する化合物としては、脂肪族系であっても、芳香族系であっても、また両者の混合であっても良い。以下に具体的な好ましい化合物例を示すが、これらに限定されるものではない。
【0026】
【化12】
【0027】
【化13】
【0028】
【化14】
【0029】
以上に示したイソシアネート化合物の添加量はバインダーであるアセチルセルロースに対して5〜40wt%が効果的に本発明の目的を達成できる。好ましくは、5〜20wt%の添加量である。さらに好ましくは8〜16wt%の添加量である。
上記添加量で一種類または二種類以上のイソシアネート化合物をアセチルセルロース層に添加する。また、イソシアネート化合物の反応速度をより速めるために、トリエチルアミン、ジアザビシクロオクタン、トリエタノールアミン、Nーメチルモルホリンなどの三級アミン、またはラウリル酸ジブチルスズ、オクテン酸コバルト、オクテン酸鉛、オクテン酸スズ、オクテン酸亜鉛などの金属塩を、イソシアネート化合物と併用しても良い。
【0030】
本発明で使用するアセチルセルロースは、酢化度(100gのアセチルセルロースを加水分解して生成する酢酸の重量%)として45〜60%が適当であり、好ましくは50〜57%である。本発明で使用する無水マレイン酸コポリマーおよびイソシアネート化合物とともに有機溶剤(例えばアセトン、メチルエチルケトン、ジアセトンアルコールなど)に溶解させて塗設するのが好ましい。本発明のアセチルセルロース層には、必要に応じて紫外線吸収剤、滑り剤、マット剤などを添加することが好ましい。
【0031】
本発明で使用する支持体は透明でも不透明でもよいが、処理中に著しい寸度変化を起こさないものが好ましい。かかる支持体の例としては、通常の写真感光材料に用いられているセルロースアセテートフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリエチレンナフタレートフィルム、ポリカーボネイトフィルム、バライタ紙および紙の表面をポリエチレンのような水を透さないポリマーでラミネートした紙などがあげられる。これらの支持体のアセチルセルロース層を塗設する側には少なくとも最外層にゼラチン下塗りを施したものを用いる。
【0032】
本発明の感光シートに用いられるハロゲン化銀乳剤層は、ハロゲン化銀乳剤からなるが、この場合いわゆる表面潜像型でも内部潜像型でも良い。ハロゲン化銀乳剤層と組み合わせて用いられる色材が現像の結果、酸化剤と反応して拡散性色素(又はその前駆体)を放出するタイプのカプラー又はレドックス化合物である場合には、内部潜像型直接ポジハロゲン化銀乳剤の使用が好ましい。
本発明に用いられるハロゲン化銀乳剤には特開平2−198445号公報第(3)頁左下欄3行目〜第(4)頁左上欄18行目の記載が適用できる。
ハロゲン化銀乳剤の硬膜剤としては、特開昭53−41221号に記載のビニルスルホン化合物を用いるのが好ましい。
【0033】
ハロゲン化銀乳剤層と組み合わせて用いられる色材のうち、現像の結果として画像状に拡散性色素を放出しうるレドックス化合物(DRR化合物)の具体例としては、米国特許3,928,312号、同3,993,628号、同4,076,529号、同4,152,153号、同4,055,428号、同4,053,892号、同3,844,785号、同3,443,943号、同3,751,406号、同3,443,939号、同3,443,940号、同3,628,952号、同3,980,479号、同4,183,753号、同4,142,891号、同4,278,750号、同4,139,379号、同4,218,368号、同3,421,964号、同4,199,355号、同4,199,354号、同4,278,750号、同4,135,929号、同4,336,322号、同4,371,604号、同4,139,389号、特開昭53−50736号、同52−4819号、同51−104343号、同54−130122号、同53−110827号、同56−12642号、同56−16131号、同57−4043号、同57−650号、同57−20735号、同53−69033号、同54−130927号、同56−164342号、同57−119345号等に記載されているものを挙げることができる。
【0034】
その他、アルカリ性処理液中で拡散性であるが、現像の結果として酸化されて非拡散性(不動性)となる色素現像薬も色材として用いることができる。
これらの色材はハロゲン化銀乳剤層中に含有されてもよく、或いはハロゲン化銀乳剤層に直に接するか又は第三の層を介して近接する層中に含有される。
DRR化合物を用いるカラー拡散転写法においては、DRR化合物をクロス酸化できるものである限り、どのようなハロゲン化銀現像薬でも使用することができるが、ステインの発生が少ないという点で黒白現像剤(なかでもピラゾリジノン類)の使用が好ましい。
【0035】
カラー拡散転写法用媒染層としては、ポリマー媒染剤を含む親水性コロイド層が好ましい。
ポリマー媒染剤としては、二級および三級アミノ基を含むポリマー、含窒素複素環部分をもつポリマー、これらの4級カチオン基を含むポリマーなどで分子量が約5,000〜200,000のものが適当であり、なかでも10,000〜50,000のものが好ましい。例えば特開昭55−48210号、同55−129346号、米国特許4,282,305号、同4,273,853号、同4,193,796号、同4,228,257号、同4,229,515号などに記載されているイミダゾール系ポリマー;同第3,625,694号、同第3,859,096号、同第4,128,538号、イギリス特許第1,277,453号明細書等に開示されているゼラチン等と架橋可能なポリマー媒染剤;米国特許第3,958,995号、同第2,721,852号、同第2,798,063号、特開昭54−115228号、同54−145529号、同54−126027号、特公平1−51178号明細書等に開示されているラテックス型媒染剤又は水性ゾル型媒染剤;米国特許第3,898,088号明細書に開示されている水不溶性媒染剤等を挙げることができる。
【0036】
本発明のカバーシートに使用できる中和層には皮膜形成性の酸性ポリマーの使用が好ましく、このような酸性ポリマーならばいかなるものも使用できる。酸性ポリマーとしては例えば、無水マレイン酸の共重合体、例えばスチレン−無水マレイン酸共重合体、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体、無水マレイン酸とエチレンの共重合体のモノブチルエステル、無水マレイン酸とメチルビニルエーテルの共重合体のモノブチルエステル、無水マレイン酸とエチレンの共重合体のモノエチルエステル、同共重合体のモノプロピルエステル、同共重合体のモノペンチルエステル、同共重合体のモノヘキシルエステル、無水マレイン酸とメチルビニルエーテルの共重合体のモノエチルエステル、同共重合体のモノプロピルエステル、同共重合体のモノベンジルエステル、同共重合体のモノヘキシルエステル等;ポリアクリル酸:ポリメタクリル酸:アクリル酸とメタクリル酸の種々の比の共重合体:アクリル酸あるいはメタクリル酸と他のビニル系モノマー例えばアクリル酸エステル類(例えばアクリル酸ブチル等)、メタクリル酸エステル類、ビニルエーテル類、アクリルアミド類、メタクリルアミド類などとの種々の比、好ましくはアクリル酸もしくはメタクリル酸含量が50〜90モル%の共重合体である。これらの酸性ポリマーのなかでも、ポリアクリル酸やアクリル酸−アクリル酸ブチル共重合体あるいは無水マレイン酸−メチルビニルエーテル共重合体の使用が好ましい。前記の種々のポリマーは単独でも或いは二種以上混合して用いてもよい。また、膜強度を高める等の目的でアセチルセルロース等のセルロース誘導体或いはその他のポリマーと前記の酸性ポリマーを混合して用いてもよい。
【0037】
中和層と組み合わせて用いられる中和タイミング層には例えばゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、部分的に加水分解されたポリ酢酸ビニル、β−ヒドロキシエチルメタクリレートとエチルアクリレートの共重合体、またはアセチルセルロースなどが主成分として使用され、その他米国特許3,455,686号、同3,421,893号、同3,785,815号、同3,847,615号、同4,009,030号、特開昭52−14415号などに記載されているものも使用できる。さらに上記中和タイミング層と例えば米国特許4,056,394号、同4,061,496号、特開昭53−72622号あるいは特開昭54−78130号に記載されているようなアルカリ性処理液の透過について温度依存性が大きいポリマー層を併用することもできる。
その他、中和タイミング層には、アルカリ性環境においてβ脱離を受けうる単量体の重合生成物も利用できる。
【0038】
【実施例】
以下に、実施例および比較例をあげて本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1
ゼラチンからなる下塗り層を設けたポリエチレンテレフタレートフィルム上に酢化度55%のアセチルセルロース100gと本発明による前記イソシアネート化合物(24)16g(75重量%酢酸エチル溶液)および本発明による前記共重合体(3)19g(32重量%メタノール溶液)をアセトン1000mlに混合した溶液を100ml/m2の厚さで塗布し100℃5分間乾燥したフィルムシート1を作成した。
ゼラチンからなる下塗り層を設けたポリエチレンテレフタレートフィルム上に酢化度55%のアセチルセルロース100gと本発明による前記イソシアネート化合物(27)10gおよび本発明による前記共重合体(3)10g(32重量%メタノール溶液)をアセトン1000mlに混合した溶液を100ml/m2の厚さで塗布し100℃5分間乾燥したフィルムシート2を作成した。
ゼラチンからなる下塗り層を設けたポリエチレンテレフタレートフィルム上に酢化度55%のアセチルセルロース100gと本発明による前記イソシアネート化合物(24)20g(75重量%酢酸エチル溶液)および本発明による前記共重合体(5)5gをアセトン1000mlに混合した溶液を100ml/m2の厚さで塗布し100℃5分間乾燥したフィルムシート3を作成した。
比較例として実施例1におけるイソシアネート化合物と共重合体を除いた他はフィルムシート1と同様に作成したフィルムシート4を作成した。
比較例として実施例1における共重合体を除いた他はフィルムシート1と同様に作成したフィルムシート5を作成した。
比較例として実施例1におけるイソシアネート化合物を除いた他はフィルムシート1と同様に作成したフィルムシート6を作成した。
比較例として実施例1におけるイソシアネート化合物を4gに変更した他はフィルムシート1と同様に作成したフィルムシート7を作成した。
比較例として実施例1における共重合体を57gに変更した他はフィルムシート1と同様に作成したフィルムシート8を作成した。
【0039】
上記のフィルムシート1〜5を塗布完成翌日に25℃55%RH条件下に3時間放置した後、塗布面側縦11cm×横5cm角の中にカッターナイフ(NT Cutter A−300 日本転写紙(株)製)でポリエチレンテレフタレートベース中まで切り込みを斜め対角線上に8本づつ入れた。その切り込みを入れたフィルムシート表面にニットーポリエステル粘着テープ(No.31 日東電工(株)製)を均一に貼り付けた後、その粘着テープを勢い良く剥がした。この際に粘着テープ側にはぎ取られなかったアセチルセルロース層の面積を求め層間接着力を評価した。表1にその結果を示すが、数値の大きい方が層間接着力が強いことを意味する。
【0040】
【表1】
【0041】
表1より本発明のアセチルセルロース層のみがすぐれた層間接着性を有していることが分かる。
【0042】
実施例2
特開平7−333782号記載の実施例1に記載のカバーシートバック面側に本発明のフィルムシート1を用いた他は試料番号1と同様にサンプルを作成、写真性評価を行い弊害のないことを確認した。
【0043】
【発明の効果】
ゼラチン下塗りを施したベースにアセチルセルロース/イソシアネート化合物/一般式(1)からなる共重合体の特定範囲の重量比からなるバック層を設けた写真要素である本発明の構成をとることにより、すぐれた層間接着性の効果が得られる。
Claims (3)
- ゼラチン下塗りを有する支持体上に、下記一般式(1)で表されるポリマー1.0〜12.0wt%とイソシアネート基を少なくとも2個有する化合物を5〜40wt%含有するアセチルセルロース層を塗設することを特徴とする写真要素。
一般式(1)
一般式(2)
- ゼラチン下塗りを有する支持体上に、請求項1に示す一般式(1)で表されるポリマー2.0〜9.0wt%とイソシアネート基を少なくとも2個有する化合物を5〜20wt%含有するアセチルセルロース層を塗設することを特徴とする写真要素。
- 請求項2に示す写真要素を有することを特徴とする拡散転写写真感光材料。
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