JP3670496B2 - パノラマx線撮影装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防X線室内に、他のX線撮影装置と共に設けられたパノラマX線撮影装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
パノラマX線撮影装置は、図6(a)、(b)に示すように、X線発生器101とX線受像器102とを対向配置させた旋回アーム103を、支柱104に対して上下に昇降可能に、かつ、歯列に沿って旋回可能に取付けたもので、被写体である歯列を、その旋回アーム103の回転中心付近に固定して、旋回アーム103を旋回させながら、X線発生器101からX線を被写体に照射して、そのX線の投影像を、X線受像器102で映像化して、その歯列のパノラマX線画像を得て、歯科治療に用いるものである。
【0003】
このパノラマX線撮影装置110においては、従来より、撮影のために被写体を、その旋回アーム103の回転中心付近の固定位置に出入りさせる際に、この旋回アーム103の両端に対抗配置され、下方に突き出ているX線発生器101とX線受像器102が邪魔しないように、その旋回アーム103や、X線受像器102などの旋回角度や上下位置などを待機位置に設定できるようにしたものが、多数提案されている。
【0004】
図6(a)の終了位置Bの円内における旋回アーム103の旋回角度位置は、その一例で、防X線室30の出入り口31から、このパノラマX線撮影装置110の被写体固定位置に出入りする被写体の出入りに都合がよい位置となっている。これは、旋回アーム103が旋回可能であるという点を利用したものである。また、旋回アーム103は、上下に昇降可能であるので、図の位置から、さらに、上に移動させる方法も提案されている。
【0005】
一方、図6に示す様に、パノラマX線撮影装置110は、通常の歯科治療院などでは、限られたスペースの防X線室30に、他のX線撮影装置、特に、デンタルX線撮影装置20と、一緒に設置されることが多く、この場合に、しばしば、使用していないパノラマX線撮影装置110の終了位置Bにある旋回アーム103や、X線発生器101が、その他のX線撮影装置20の動作に支障を来たすようなことがあった。
【0006】
例えば、防X線室30内に設けられたデンタルX線撮影装置20では、被写体を座板23に着座させ、その歯列のデンタルX線撮影をする際、支柱24の高さを調整して、その支柱24から伸びた水平関節を有するアーム22の先端に設けられたX線発生器21を、図の動作範囲Cで動かすことができるが、この場合、終了位置BにあるパノラマX線撮影装置110の旋回アーム103と接触する可能性のある接触範囲Dを形成することとなる。
【0007】
したがって、操作中に、不注意で、デンタルX線撮影装置20のX線発生器21が、パノラマX線撮影装置110の旋回アーム103などに接触して、双方の機器を損壊したりすることがあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来のパノラマX線撮影装置が、このような事情にあるのに着目して開発されたもので、旋回アームが旋回し、また、上下に昇降可能であるという点などを更に多面的に利用して、防X線室での他のX線撮影装置との接触を避けることのできるパノラマX線撮影装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のパノラマX線撮影装置は、X線発生器とX線受像器とを対向配置させた旋回アームを、支柱に対して上下に昇降可能に、かつ、歯列に沿って旋回可能に取付けたパノラマX線撮影装置において、
このパノラマX線撮影装置を防X線室内で他のX線撮影装置と共に使用する際に、このパノラマX線撮影装置が、その非使用時に、上記他のX線撮影装置を使用する際に該X線撮影装置と接触することの無い退避位置を設定する退避位置設定手段と、その退避位置を記憶する記憶手段と、旋回アームをその記憶された退避位置へ移動させる駆動手段と、旋回アームをその記憶された退避位置に移動するように指令する退避スイッチとを備えたことを特徴とする。
【0010】
ここでX線受像器とは、被写体を透過したX線の投影画像を生成することのできる手段を広く意味するもので、X線TFT(Thin Film Transistor)センサ、X線MOS(Metal Oxide Semiconductor)センサ、X線II(Image Intensifier)カメラ、X線アモルファスセレンセンサ、X線CCD(Charge Coupled Device)センサ、増幅器付きX線CCDセンサ(XICCD)などの2次元X線イメージセンサだけでなく、X線フィルムを用いるものなども含まれるものである。
【0011】
このパノラマX線撮影装置は、従来より備えられている旋回アームの旋回手段と上下移動手段を退避位置設定手段として活用し、防X線室内の他のX線撮影装置を使用した場合に、そのX線撮影装置と接触しないような位置に、旋回アームを旋回、上下移動させて、退避位置を設定し、その退避位置を記憶手段に記憶させ、撮影終了後に退避スイッチを操作することによって、上記従来の旋回手段と上下移動手段を更に旋回アームの退避位置への駆動手段として活用して、旋回アームをその記憶された退避位置に移動させることができる。
【0012】
したがって、他のX線撮影装置の接触を避けることができ、他の装置の操作に支障を来たさず、また、機器を破損するようなこともない。
請求項2に記載のパノラマX線撮影装置は、請求項1において、上記駆動手段は、上記退避スイッチが操作された際には、上記旋回アームを、水平面域で、あるいは/かつ、垂直面域で、上記記憶された退避位置に移動させることを特徴とする。
【0013】
このパノラマX線撮影装置は、退避スイッチを操作すると、上記従来の旋回手段など、換言すれば水平面域移動手段によって旋回アームを水平面域で移動させ、あるいは、上記従来の上下移動手段、換言すれば垂直面域移動手段によって旋回アームを垂直面域で移動させ、または、前記水平面域移動手段と垂直面域移動手段の両方を用いて、旋回アームを水平面域と垂直面域とで移動させて、記憶された退避位置に移動させる。
【0014】
したがって、接触する可能性のある双方の機器の位置関係、それぞれの動作態様に合わせ、最適の移動態様を選ぶことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図とともに、本発明を説明する。
図1は、本発明のパノラマX線撮影装置の一例の退避位置を説明するもので、(a)はその平面図、(b)はその正面図である。この図において、防X線室とデンタルX線撮影装置については、従来例についての図6で説明したものと同じものであるので、同じ符号を付して重複説明を省略する。
【0016】
図1に示すように、このパノラマX線撮影装置10は、防X線室30内に、他のX線撮影装置であるデンタルX線撮影装置20と共に設置されている。なお、ここでは、他のX線撮影装置の例として、一般に多く共用されているデンタルX線撮影装置を取り上げたが、これに限るものではない。
パノラマX線撮影装置10は、X線発生器1とX線受像器2を対向させて設けた旋回アーム3を支柱4に上下可能に支持して構成されている。なお、より詳しい説明は後述する。
【0017】
このパノラマX線撮影装置10の特徴は、X線撮影終了後、後述するように所定の操作によって、旋回アーム3が、図にAで示す退避位置に自動的に移動することを特徴とする。
このようにすると、他のX線撮影装置であるデンタルX線撮影装置20の動作範囲Cからは、旋回アーム3は、離れた位置となり、デンタルX線撮影装置20のX線発生器21が、旋回アーム3に接触することがなく、デンタルX線撮影装置20の操作に支障を来たさず、また、両機器を破損するようなことがない。
【0018】
図2は、本発明の実施例の外観斜視図である。以下、すでに説明した部分については、同じ符号を付して、重複説明を省略する。
図において、2aは、旋回アーム3のX線受像器2の設置部分の反対側にもうけられた操作パネルであり、その詳細については、後述する。
3aは、支柱4に上下昇降可能に支持され、旋回アーム3を旋回可能に支持する上下移動アームである。この上下移動アーム3aは、支柱4に上下可能にスライド係合する係合部3bの上部に設置され、その係合部3bの下部には支柱4の前方へ、上下移動アーム3aの下方になる位置に伸び出している下部アーム3cが設置されている。
【0019】
この下部アーム3cは、被写体Oが、X線発生器1とX線受像器2の間の撮影のための固定位置にあるときに、その胸部上方に位置するようになっており、下部アーム3cの前方下面からは被写体Oが位置設定のために両手で握持するための一対のハンドル3dが伸び、前方上部には被写体の顎部を載せるチンレスト3eと被写体の頭部の前傾位置と左右旋回位置を被写体の耳によって規定する一対のイヤーロッド3fが備えられている。
【0020】
支柱4は、ベース4aに強固に立設されているが、防X線室30の壁面に、取り付けるようにしてもよい。
この上下移動アーム3aには、後述する旋回アーム3の旋回手段、その旋回中心のX軸方向移動手段、Y軸方向移動手段が内蔵され、支柱4には、上下移動アーム3aの上下移動手段が内蔵されている。
【0021】
図3は、本発明の実施例の要部構成ブロック図である。このブロック図を用いて、パノラマX線撮影装置10の旋回アーム3の退避に関係する機器について説明する。
5aは、従来より設けられていた旋回アーム3の旋回手段を、旋回アーム3の退避位置設定のための旋回手段5aとして活用し、さらに、後述する退避スイッチ8が操作された場合には、記憶された退避位置の旋回角度に、旋回アーム3を旋回駆動する旋回手段7aとしても用いる。
【0022】
5bは、従来より設けられていた旋回アーム3の回転中心のX軸方向移動手段を、旋回アーム3の退避位置設定のためのX軸方向移動手段5bとして活用したもので、さらに、後述する退避スイッチ8が操作された場合には、記憶された退避位置に、旋回アーム3を移動させるX軸方向移動手段7bとしても用いる。
5cは、従来より設けられていた旋回アーム3の回転中心のY軸方向移動手段を、旋回アーム3の退避位置設定のためのY軸方向移動手段5cとして活用したもので、さらに、後述する退避スイッチ8が操作された場合には、記憶された退避位置に、旋回アーム3を移動させるY軸方向移動手段7cとしても用いる。
【0023】
これらの旋回手段5a、X軸方向移動手段5b、Y軸方向移動手段5cで、旋回アーム3の退避位置設定のための水平面域移動手段5dを構成し、また、これらの旋回手段7a、X軸方向移動手段7b、Y軸方向移動手段7cで、退避スイッチ8が操作された場合には、記憶された退避位置に、旋回アーム3を移動させる水平面域移動手段7dを構成している。
【0024】
5eは、従来より設けられていた旋回アーム3の上下(Z軸)移動手段を、旋回アーム3の退避位置設定のための上下(Z軸)方向移動手段5eとして活用したもので、さらに、後述する退避スイッチ8が操作された場合には、記憶された退避位置に、旋回アーム3を移動させる上下(Z軸)方向移動手段7eとしても用いる。なお、ここでは、この上下移動手段を、垂直面域移動手段とも呼ぶ。
【0025】
上記の水平面域移動手段5dと上下(Z軸)方向つまり垂直面域移動手段5eとで、旋回アーム3を退避位置に設定する退避位置設定手段5を構成している。また、上記の水平面域移動手段7dと上下(Z軸)方向つまり垂直面域移動手段7eとで、退避スイッチ8が操作された場合には、記憶された退避位置に、旋回アーム3を移動させる駆動手段7を構成している。
【0026】
6は、パノラマX線撮影装置10の制御に必要なデータを記憶保持する記憶手段であり、装置10に固定的なデータを記憶保持するROM6aと、電気的に可変のデータを記憶保持するEEPROM6bから構成されている。ここで、EEPROMとは、Electrically Erasable Programmable ROMの略称で、電気的に特定データの消去及び書き込みが何度でもできるROMである。
【0027】
操作パネル2aには、旋回手段5aを操作するための旋回スイッチ5aaと、旋回アーム3の旋回角度を表示する旋回角度表示窓5ab、X、Y、Z軸移動手段をそれぞれ操作するためのX、Y、Z軸スイッチ5ba,5ca,5eaと、旋回アーム3の回転中心のX、Y位置を表示するX、Y位置表示窓5bb,5cb、旋回アーム3の上下位置を表示する上下位置表示窓5ebが備えられている。
【0028】
また、退避位置設定手段5によって設定された旋回アーム3の退避位置を記憶手段6のEEPROM6bに記憶させる記憶スイッチ6cと、その記憶された退避位置に、駆動手段7によって旋回アーム3を移動させる退避スイッチ8を備えている。
なお、退避スイッチ8などは、個別のものを設けてもよいし、すでに設けられているX線撮影準備スイッチなどを、通常と異なる態様で、例えば、所定の秒数以上保持するなど、操作することで、代替してもよい。
【0029】
また、操作パネル2aには、実際には、X線照射スイッチや、電源スイッチ、テンキーなど、パノラマX線撮影装置の操作に必要な他の操作スイッチや、他の表示窓などが備えられているが、ここでは、省略している。
9は、装置10全体を制御している中央制御装置(CPU)であり、上述した操作パネル2a、水平面域移動手段5dと上下(Z軸)方向つまり垂直面域移動手段5eとで構成される退避位置設定手段5、記憶手段6、水平面域移動手段7dと上下(Z軸)方向つまり垂直面域移動手段7eとで構成される駆動手段7と接続され、これらを制御している。
これより、上述したパノラマX線撮影装置における旋回アームの退避のための操作手順について、これまでの図も参照しながら説明する。
【0030】
図4は、本発明のパノラマX線撮影装置における退避位置設定の手順の一例を示すフローチャートである。
旋回アームを退避させるには、まず、その退避位置を設定しておく必要がある。これは、退避位置は、防X線室内に、このパノラマX線撮影装置と共に設置される他のX線撮影装置の種類、動作態様、設置位置などによって、望ましい退避位置が異なるからである。したがって、新しく関係機器を設置する場合、また、設置替えなどをした場合には、この退避位置設定をする必要がある。
【0031】
まず、所定の操作により、パノラマX線撮影装置10をサービスマンモードに設定する(S1)。サービスマンモードとは、装置10の設置技術者が利用することのできるモードで、このモードにするための所定の操作は、装置10の一般の操作者には、知られないようなものとなっている。これは、みだりに設定が変更されて、機器の接触が生じないようにするためである。ただし、このモードに設定するのは、安全のためであり、必須のものではない。
【0032】
ついで、旋回スイッチ5ab、X、Y軸スイッチ5ba,5ca(図3)を操作し、旋回アーム3を適当な旋回角度に旋回させ、旋回アーム3の回転中心を適当な水平位置に移動させ(S2)、Z軸スイッチ5eaを操作して、旋回アーム3を適当な上下位置に移動させる(S3)。
この移動後に、他の機器、ここでは、デンタルX線撮影装置20のX線発生器21(図1)を移動可能な範囲で移動させ(S4)、旋回アーム3と接触しないか、どうか確認する(S5)。ここで、接触すれば、S2〜S5を繰り返し、接触しないことを確認したら、記憶スイッチ6cを操作して、そのときの旋回アーム3の位置を退避位置として、記憶手段6のEEPROM6bに記憶保持させ、退避位置設定を終了する。
【0033】
このようにして、退避位置を設定すると、他の機器との接触を避けることのできる退避位置を確実に設定することができる。
図5は、本発明のパノラマX線撮影装置における旋回アーム退避の手順の一例を示すフローチャートである。
撮影終了したかを確認して(S11)、退避スイッチ(S12)を操作すると、中央制御装置9(図3)によって、記憶手段6のEEPROM6bに記憶保持された退避位置が呼び出され、その退避位置になるように、水平面域移動手段7dが駆動され、旋回アーム3が水平面域で退避移動し(S13)、垂直面域移動手段7eが駆動され、旋回アーム3が垂直面域で退避移動する。
【0034】
ついで、その退避位置で旋回アーム3が移動しないようにロックされ、電源が自動的に遮断されて、旋回アーム退避を終了する。
こうして、撮影終了後は、退避スイッチをワンタッチ操作するだけで、自動的に旋回アームが退避位置に移動し、装置の電源が遮断される。
なお、電源の自動遮断は、必須の構成ではなく、別に、電源スイッチを遮断するようにしてもよい。
【0035】
また、水平面域移動手段7dと、垂直面域移動手段7eは必ずしも、双方とも駆動される必要はなく、場合によっては、どちらか一方だけを駆動するようにしてもよい。
また、ここでは、水平面域移動手段として、旋回手段5a(7a)に加え、旋回アーム3の回転中心のX,Y軸移動手段5b(7b),5c(7c)を備えた例について説明したが、これらのX,Y軸移動手段5b(7b),5c(7c)は必須ものではない。
【0036】
さらに、退避位置設定手段は、旋回アームが手動でも、旋回などできる場合には、手動で移動、旋回させることによっても、代替することができる。
【0037】
【発明の効果】
請求項1に記載のパノラマX線撮影装置によれば、旋回アームの退避位置設定手段、その退避位置の記憶手段を有し、撮影終了後に退避スイッチを操作すると、駆動手段によって、旋回アームをその記憶された退避位置に移動させることができるので、他のX線撮影装置との接触を避けることができ、他の装置の操作に支障を来たさず、また、機器を破損するようなこともない。
【0038】
請求項2に記載のパノラマX線撮影装置によれば、請求項1に記載のパノラマX線撮影装置の効果に加え、上記駆動手段は、上記退避スイッチが操作された際には、上記旋回アームを、水平面域で、あるいは/かつ、垂直面域で、上記記憶された退避位置に移動させるので、接触する可能性のある双方の機器の位置関係、それぞれの動作態様に合わせ、最適の移動態様を選ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパノラマX線撮影装置の一例の退避位置を説明するもので、(a)はその平面図、(b)はその正面図
【図2】本発明の実施例の外観斜視図
【図3】本発明の実施例の要部構成ブロック図
【図4】本発明のパノラマX線撮影装置における退避位置設定の手順の一例を示すフローチャート
【図5】本発明のパノラマX線撮影装置における旋回アーム退避の手順の一例を示すフローチャート
【図6】従来のパノラマX線撮影装置と他のX線撮影装置との接触範囲を説明するもので、(a)はその平面図、(b)はその正面図
【符号の説明】
1 X線発生器
2 X線受像器
3 旋回アーム
4 支柱
5 退避位置設定手段
6 記憶手段
7 駆動手段
7d 水平面域移動手段
7e 垂直面域移動手段
8 退避スイッチ
9 中央制御装置(CPU)
10 パノラマX線撮影装置
20 他のX線撮影装置
30 防X線室
A 退避位置
B 終了位置
C 他の機器の動作範囲
D 接触範囲

Claims (2)

  1. X線発生器とX線受像器とを対向配置させた旋回アームを、支柱に対して上下に昇降可能に、かつ、歯列に沿って旋回可能に取付けたパノラマX線撮影装置において、
    このパノラマX線撮影装置を防X線室内で他のX線撮影装置と共に使用する際に、
    このパノラマX線撮影装置が、その非使用時に、上記他のX線撮影装置を使用する際に該X線撮影装置と接触することの無い退避位置を設定する退避位置設定手段と、その退避位置を記憶する記憶手段と、旋回アームをその記憶された退避位置へ移動させる駆動手段と、旋回アームをその記憶された退避位置に移動するように指令する退避スイッチとを備えたことを特徴とするパノラマX線撮影装置。
  2. 請求項1において、
    上記駆動手段は、上記退避スイッチが操作された際には、上記旋回アームを、水平面域で、あるいは/かつ、垂直面域で、上記記憶された退避位置に移動させることを特徴とするパノラマX線撮影装置。
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