JP3668803B2 - Crt用水平偏向回路 - Google Patents

Crt用水平偏向回路

Info

Publication number
JP3668803B2
JP3668803B2 JP2004113034A JP2004113034A JP3668803B2 JP 3668803 B2 JP3668803 B2 JP 3668803B2 JP 2004113034 A JP2004113034 A JP 2004113034A JP 2004113034 A JP2004113034 A JP 2004113034A JP 3668803 B2 JP3668803 B2 JP 3668803B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
horizontal deflection
crt
circuit
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004113034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004254336A (ja
Inventor
司 田代
秀人 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Totoku Electric Co Ltd
Original Assignee
Totoku Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Totoku Electric Co Ltd filed Critical Totoku Electric Co Ltd
Priority to JP2004113034A priority Critical patent/JP3668803B2/ja
Publication of JP2004254336A publication Critical patent/JP2004254336A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3668803B2 publication Critical patent/JP3668803B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Television Scanning (AREA)

Description

本発明は、CRT用水平偏向回路に関し、さらに詳しくは、水平偏向周波数が低いときでも表示画像の水平方向のリニアリティ(直線性)を十分に高めることができるように改良したCRT用水平偏向回路に関する。
図5は、従来のCRT用水平偏向回路の一例を示す構成図である。
このCRT用水平偏向回路500は、入力された水平同期信号HDを水平位置制御信号CH’に応じて遅延させて遅延水平同期信号HD’を生成する水平位置制御回路1と,前記遅延水平同期信号HD’に周波数および位相が一致した水平偏向パルス電圧Vpを発生する水平発振回路2と,前記水平偏向パルス電圧Vpを増幅すると共に波形成形を行う水平ドライブ回路3と,トランジスタQ1のスイッチング動作および共振回路の働きにより水平偏向コイル41およびリニアリティコイル42に水平偏向電流i’を流す水平出力回路4と,その水平出力回路4で発生したフライバックパルスを昇圧してCRT(図示せず)のアノード電極に印加する高圧を発生させるフライバックトランス5と,画像表示位置が画面の中央になるように水平位置制御信号CH’を出力するマイクロコンピュータ50とを具備して構成されている。
次に、上記CRT用水平偏向回路500の動作について説明する。
図6に、水平偏向周波数fhが110kHzの場合を示す。図6の(a)に示すように、遅延同期信号HD’(実線)は、水平同期信号HD(点線)を前記水平位置制御信号CH’に相当する遅延時間τだけ遅延させた波形である。
周期T1は、9.09μsである。水平方向の画像表示位置は、図6の(a)に示した遅延同期信号HD’と,図6の(b)に示す表示信号との時間差により決まる。図6の(c)に示すように、水平偏向コイル41には、遅延同期信号HD’に同期した鋸歯状の水平偏向電流i’が流れる。水平偏向周波数fhが高ければ、水平走査期間Lにおける水平偏向電流i’の波形のリニアリティは高く、表示画像の水平方向のリニアリティは良好である。
図7に、水平偏向周波数fhが30kHzの場合を示す。図7の(a)に示すように、遅延同期信号HD’(実線)は、水平同期信号HD(点線)を前記遅延時間τだけ遅延させた波形である。周期Tは、33μsである。図7の(c)に示すように、水平偏向コイル41には、遅延同期信号HD’に同期した鋸歯状の水平偏向電流i’が流れる。水平偏向周波数fhが低いと、フライバックトランス5の特性等の影響により、期間Dで水平偏向電流i’の波形が鈍ってリニアリティが低くなり、表示画像の水平方向のリニアリティが悪化する。すなわち、図8に示すように、図7の(c)の期間Dに対応する低リニアリティ領域(左上がりの斜線領域)DFが、画像表示領域(右上がりの斜線領域)Gに重なり、この部分で画像に歪みを生じてしまう。なお、図中、Wは画面幅である。LFは、水平走査範囲(水平ラスター領域)である。Fは、CRTの管面幅である。
従来、リニアリティ補正する技術(例えば、特許文献1参照。)やオーバースキャン技術(例えば、特許文献2参照。)が知られている。
特開平09−205562号公報 特開昭50−63826号公報
上記従来のCRT用水平偏向回路500では、水平偏向周波数が低いとき、表示画像のリニアリティが低下する問題点がある。
そこで、本発明の目的は、水平偏向周波数が低いときでも表示画像の水平方向のリニアリティを十分に高めることができるCRT用水平偏向回路を提供することにある。
第1の観点では、本発明は、鋸歯状の水平偏向電流をCRTの水平偏向コイルに流して電子ビームを水平方向に走査するCRT用水平偏向回路であって、前記水平偏向電流の波形の全体のリニアリティは補正せずに、前記波形のリニアリティが高い走査期間の部分のみを使って画像を表示するように前記波形のタイミングを前記水平走査周波数に基づいて制御する表示制御手段を具備したことを特徴とするCRT用水平偏向回路を提供する。
上記第1の観点によるCRT用水平偏向回路では、波形のタイミングを水平走査周波数に基づいて制御し、水平偏向電流の波形のリニアリティが高い走査期間の部分のみを使って画像を表示するので、マルチスキャンディスプレイ装置で水平偏向周波数が変化し低くなったときでも表示画像の水平方向のリニアリティを十分に高めることが出来る。
本発明のCRT用水平偏向回路によれば、水平偏向電流の波形のリニアリティが低い(水平走査期間の一部で波形が鈍る)場合には、水平偏向電流の波形のリニアリティが高い走査期間のみを使って画像を表示できるので、表示画像の水平方向の歪みを十分に低減することが出来る。
以下、図に示す実施の形態により本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、実施例1にかかるCRT用水平偏向回路を示す構成図である。
このCRT用水平偏向回路100は、入力された水平同期信号HDを水平位置制御信号CHに応じて遅延させて遅延水平同期信号HD’を生成する水平位置制御回路1と,前記遅延水平同期信号HD’に周波数および位相が一致した水平偏向パルス電圧Vpを発生する水平発振回路2と,前記水平偏向パルス電圧Vpを増幅すると共に波形成形を行う水平ドライブ回路3と,トランジスタQ1のスイッチング動作および共振回路の働きにより水平偏向コイル41およびリニアリティコイル42に水平偏向電流iを流す水平出力回路4と,その水平出力回路4で発生したフライバックパルスを昇圧してCRT(図示せず)のアノード電極に印加する高圧を発生させるフライバックトランス5と,水平偏向周波数fhに応じて水平偏向電流の波形のリニアリティが高い走査期間のみを使うべく画像表示位置を移動する水平位置制御信号CHを出力すると共に画像表示位置が画面の中央になるように直流電流制御信号CIを出力するマイクロコンピュータ10と,前記直流電流制御信号CIに応じた直流電流idを前記水平偏向電流iに重畳する直流電流重畳回路11を具備して構成されている。
次に、このCRT用水平偏向回路100の動作について説明する。
水平偏向周波数fhが40〜110kHzの場合、CRT用水平偏向回路100の動作は、従来のCRT用水平偏向回路500(図5参照)の動作と基本的に同じである。マイクロコンピュータ10は、従来と同じ水平位置制御信号CH=CH’を出力すると共に、直流電流制御信号CIを出力しない。
水平偏向周波数fhが30kHzの場合、マイクロコンピュータ10は、画像表示位置を画面の中央よりも左方向に移動するための水平位置制御信号CH=CH’+cdを出力する。図2の(a)に示すように、遅延同期信号HD’(実線)は、水平同期信号HD(点線)を、従来の遅延時間τ(図7参照)に前記cdに相当する遅延時間τcdを加えた遅延時間{τ+τcd}だけ遅延させた波形である。
周期Tは、33μsである。水平方向の画像表示位置は、図2の(a)に示した遅延同期信号HD’と,図2の(b)に示す表示信号との時間差により決まる。図2の(c)に示すように、水平偏向コイル41には、従来の水平偏向電流i’(一点鎖線)より前記遅延時間τcdだけ余分に遅延され且つ遅延同期信号HD’に同期した鋸歯状の水平偏向電流i(実線)が流れる。これにより、図3に示すように、画像表示領域G(右上がりの斜線斜線)が画面の中央より前記cdだけ左方向に移動し、図2の(c)の期間Dに対応する低リニアリティ領域DFとの重なりが無くなる。前記cdは、例えば画面幅Wの10%程度である。移動状態の理解を容易にするため、画面の中央に位置した画像表示領域を点線で示す。なお、図中、LFは、水平走査範囲である。Fは、CRTの管面幅である。
マイクロコンピュータ10は、前記画像表示領域Gの移動を相殺するように水平走査範囲を移動するため、前記水平偏向電流iに直流電流idを重畳させる直流電流制御信号CIを出力する。図2の(d)に示すように、水平偏向コイル41には、電流{i+id}が流れる。これにより、図4に示すように、水平走査範囲LF(実線)が右方向に前記cdだけ移動し、画像表示領域Gが画面の中央に位置する。直流電流idを重畳する前の水平走査範囲を点線で示す。
なお、上記動作では、説明の都合上、水平位置制御信号CHの出力と,直流電流制御信号CIの出力とに時間差を設けたが、水平位置制御信号CHおよび直流電流制御信号CIを同時に出力してもよい。
以上のCRT用水平偏向回路100によれば、水平偏向周波数fhが低い場合、水平位置制御回路1により画像表示領域Gを画面の中央より左方向に移動すると共に、直流電流重畳回路11により水平偏向コイル41を流れる水平偏向電流iに直流電流idを重畳して画像表示領域Gを画面の中央に戻すので、水平偏向電流iの波形のリニアリティが高い走査期間のみを使って画像を表示することが出来る。
本発明のCRT用水平偏向回路は、水平偏向周波数が30kHz〜110kHz程度の範囲で変化するマルチスキャンディスプレイ装置に有用である。
本発明の実施例1にかかるCRT用水平偏向回路を示す構成図である。 図1のCRT用水平偏向回路における各部の波形図である。 図1のCRT用水平偏向回路により走査された画面の状態を示す説明図である。 図1のCRT用水平偏向回路により走査された画面の状態を示す別の説明図である。 従来のCRT用水平偏向回路の一例を示す回路図である。 図5のCRT用水平偏向回路における各部の波形図である。 図5のCRT用水平偏向回路により走査された画面の状態を示す説明図である。 図5のCRT用水平偏向回路により走査された画面の状態を示す別の説明図である。
符号の説明
100 CRT用水平偏向回路
1 水平位置制御回路
2 水平発振回路
3 水平ドライブ回路
4 水平出力回路
5 フライバックトランス
10 マイクロコンピュータ
11 直流電流重畳回路
41 水平偏向コイル
42 リニアリティコイル
CH 水平位置制御信号
CI 直流電流制御信号
HD 水平同期信号
HD’ 遅延水平同期信号
i 水平偏向電流
id 直流電流
Vp 水平偏向パルス電圧

Claims (1)

  1. 鋸歯状の水平偏向電流をCRTの水平偏向コイルに流して電子ビームを水平方向に走査するCRT用水平偏向回路であって、
    前記水平偏向電流の波形の全体のリニアリティは補正せずに、前記波形のリニアリティが高い走査期間の部分のみを使って画像を表示するように前記波形のタイミングを前記水平走査周波数に基づいて制御する表示制御手段を具備したことを特徴とするCRT用水平偏向回路。
JP2004113034A 2004-04-07 2004-04-07 Crt用水平偏向回路 Expired - Fee Related JP3668803B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004113034A JP3668803B2 (ja) 2004-04-07 2004-04-07 Crt用水平偏向回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004113034A JP3668803B2 (ja) 2004-04-07 2004-04-07 Crt用水平偏向回路

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27831798A Division JP3569818B2 (ja) 1998-09-30 1998-09-30 Crt用水平偏向回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004254336A JP2004254336A (ja) 2004-09-09
JP3668803B2 true JP3668803B2 (ja) 2005-07-06

Family

ID=33028573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004113034A Expired - Fee Related JP3668803B2 (ja) 2004-04-07 2004-04-07 Crt用水平偏向回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3668803B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004254336A (ja) 2004-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0144678B1 (ko) 편향회로
JP3668803B2 (ja) Crt用水平偏向回路
JP3569818B2 (ja) Crt用水平偏向回路
JPH10293552A (ja) モニタの自動集束回路
JP3672771B2 (ja) 偏向装置
KR100190534B1 (ko) 수평 편향 출력 회로(horizontal deflection output circuit)
US6590620B1 (en) CRT display image horizontal distortion correction device
JPH02292964A (ja) 水平偏向回路
JPH03145378A (ja) 偏向回路
KR100243431B1 (ko) 프로젝션 티브이에서의 렌즈에 의한 영상왜곡 보정장치
JPH08172543A (ja) 往復偏向式crtディスプレイ装置
WO2002093941A1 (fr) Dispositif de reglage de la superposition d'image et procede de reglage de la superposition d'images
KR20040014941A (ko) 다이내믹 집속 회로, 화상 디스플레이 디바이스 및다이내믹한 집속 전압을 생성하는 방법
JP2004282521A (ja) 垂直偏向回路および映像表示装置
JPH0470266A (ja) デイスプレイ装置
JP2004279850A (ja) 映像表示装置
JP2000047623A (ja) Crtディスプレイ画像水平歪補正装置
JPH11146223A (ja) 水平偏向装置
JPH0792928A (ja) 画面幅補正回路
JP2000047623A5 (ja)
JPH07154631A (ja) ディスプレイ装置
JPH11284876A (ja) 偏向歪み補正回路
JPH1169195A (ja) ディスプレイ装置
JP2001136405A (ja) 往復偏向式映像信号表示装置
JPH07123284A (ja) 水平リニアリティ補正装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050322

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050323

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090422

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100422

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110422

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120422

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees