JP3668582B2 - アキシャルピストンポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、1つのシリンダブロックに対し、1つ又は2つ以上の吐出ポ−トを持つアキシャルピストンポンプにおける斜板の傾転角を制御する制御ピストンに導入する圧力の検出手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、アキシャルピストンポンプおける斜板の傾転角を制御する制御ピストンに導入する圧力の検出手段に関するものとして、例えば、特開平6−307330号公報の第1図に開示されたものがあり、これについて説明する。
【0003】
このアキシャルピストンポンプでは、シリンダバレルの外側開口穴及び内側開口穴とを吐出行程域で交互に連通可能にバルブプレ−トの二つの円弧状外側溝、円弧状内側溝の中間に開口穴を設けて、二つの吐出ポ−トの中間圧力を一つあるいは複数得て、この中間圧力を圧力連通路を介してコントロ−ルピストンに導き、斜板を傾動させ、斜板の傾転角に見合った吐出量が得られようポンプ軸入力を一定に保つ、定馬力制御を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記アキシャルピストンポンプの構造ものでは、コントロ−ルピストンに中間圧力を導くのに、圧力検出ポ−トである開口穴を一つにするために、二つの吐出ポ−トの中間圧力が必要になり、二つの吐出ポ−トの圧力がポンプの回転により交互になるようにバルブプレ−トの二つの円弧状外側溝、円弧状内側溝の中間位置に圧力検出ポ−トである開口穴を設けなければならず、このため、シリンダバレルの外側開口穴及び内側開口穴を大きくしなければならなくなり、作動油中に混入している異物等によりバルブプレ−トとシリンダブロックの摺動面に円周状の傷が発生した場合、2つの吐出ポ−トが傷を介して連通し、ポ−ト間の油のふきぬけが発生する恐れがあるという問題がある。また、上記構造の場合は、吐出ポ−トが2つの場合にのみ適用可能な構造となっており、2つを超える数の吐出ポ−トを持つピストンポンプにおいては、別途圧力検出部を吐出ポ−トに設置しなければならないという問題がある。さらに、コントロ−ルピストンに中間圧力をポ−トブロックから導くためには、吐出ポ−ト近傍に油路を確保する必要があり、ピストンポンプの小型化が図れないという問題があった。
【0005】
そこで、この発明は、コントロ−ルピストンに中間圧力を導くための圧力検出ポ−トを従来のように バルブプレ−トの二つの円弧状外側溝、円弧状内側溝の中間位置には設けずに、1つ又は複数の吐出ポ−トの中間圧力である平均圧力を検出し、バルブプレ−トとシリンダブロックの摺動面に発生する傷によるポ−ト間の油のふきぬけを防止するとともに、吐出ポ−トの数に限定されない圧力検出手段を提供し、吐出ポ−ト近傍での圧力連通路の加工を避けて、ピストンポンプのコンパクト化を図ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
の発明では、本体と、本体に回転自在に支承される主軸と、本体内で主軸とスプライン結合され軸方向に主軸を中心とする円周上に複数のシリンダを穿設したシリンダブロックと、シリンダブロックの各シリンダ内に往復運動可能に嵌挿された複数のピストンと、各ピストンのシリンダブロックからの突出側頭部に揺動自在に係合しシリンダに連通する通路を有する複数のシューと、各シューを摺接させる摺動面を形成する斜板と、斜板を傾動可能に支持する傾動支持部と、本体とシリンダブロックとの間で各シリンダと本体とに設けた給排通路を切換えるバルブプレートと、斜板を傾動する制御ピストン・シリンダと、制御ピストンに対抗して斜板とケーシング間に介装されるばね部材とを備え、シリンダ内の圧油を連通路を介して制御シリンダに導入し、ばね部材に対抗する制御ピストンで斜板を傾動させ、定馬力制御するアキシャルポンプにおいて、前記制御シリンダに導入する圧油を斜板の摺動面に設けた検出部から斜板の傾動支持部に設けた潤滑部を経由して連通するようにしたことを特徴するアキシャルピストンポンプ。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。
この実施の形態に関わるアキシャルピストンポンプは、図1に示すように、本体1が、ケ−シング2とフロントカバ−3とからなっている。
【0009】
本体1の内部にはシ−ル部材4でシ−ルされ、軸受5a,5bで支承される主軸6とスプライン結合して、一体的に回転するシリンダブロック7が収めらている。
【0010】
このシリンダブロック7には、主軸6を中心にして異なる円周上に等間隔で複数の中空なピストン8が配設されている。
【0011】
各ピストンは8、シリンダブロック7に成形したシリンダ9に摺動自由に嵌挿され、シリンダ室10を区画し、ピストン8の頭部8aはリテ−ナ11によって保持されるシュ−12と揺動可能に係合しながら斜板13に摺接する。
【0012】
リテ−ナ11は、シリンダブロック7内に嵌挿されるばね15,ピン16を介して付勢されるブッシュ17によって揺動自由に押圧されている。
【0013】
斜板13に成形される半円筒状の傾動部13aは、フロントカバ−3に設けた半円状の凹部3aに介装した軸受18に摺接して、傾動するように傾動支持部を形成しており、また、斜板13の傾動部13aには軸受潤滑用の油溜まり凹部13dが成形され、潤滑部を形成している。
【0014】
シュ−12には凹部12aと連通穴12bが連通して設けられており、連通穴12bの一端側はピストン8の中空路8bを介してシリンダ室10に、他端側の凹部12aは、斜板13の摺接面13bの吐出行程に開口する検出ポ−トである連通孔13cとそれぞれ間欠的に連通するようになっている。
【0015】
そして、この連通孔13cは、斜板13の傾動部13aに設けた油溜まり凹部13dと連通している。
【0016】
シリンダブロック7の他端側は、ピン19で係止されたバルブプレ−ト20と摺接し、シリンダブロック7の回転により往復動するピストン8によるシリンダ9に対する作動油の吸込み、吐出を切り換える。
【0017】
フロントカバ−3には制御シリンダ21が成形されており、このシリンダ21に摺動自由に制御ピストン22が嵌挿され、制御ピストン22により制御シリンダ室23が区画されている。
【0018】
制御ピストン22の一端22aは斜板13と当接しており、斜板13の反対側には制御ばね24a,24bが調整部材25により調整自在に装着されて、制御ピストン22の動きに対して逆方向に付勢するように設けてある。
【0019】
フロントカバ−3には、制御シリンダ室23に連通する制御通路26、絞り26aが設けられており、この制御通路26は、斜板13の傾動部13aに介装した軸受18に設けた小孔18aを介して軸受潤滑用の油溜まり凹部13dと連通されている。
【0020】
シリンダ室10内の圧力がシュ−12に設けた連通穴12b、凹部12a、斜板13に成形した検出ポ−ト である連通孔13c、油溜まり凹部13d、軸受18の小孔18a、制御通路26、絞り26aを介して制御シリンダ室23に制御圧力として導入されると、制御ばね24a,24bに対抗して制御シリンダ室23内に反力が生じて、その反力に相応して制御ピストン22が伸張して、斜板13を傾動させ、斜板13の傾転角に見合った吐出量が得られるように、ポンプ主軸6の軸入力を一定に保つ、定馬力制御が行われる。
【0021】
次に、その作用について説明する。
今、仮に、図示しない電動機等によりポンプの主軸6が回転すると、主軸6に連動してシリンダブロック7が回転する。
【0022】
シリンダブロック7が回転すると、シュ−12は、斜板13の摺動面13bを摺動しながら、順次軸6方向に往復運動を繰り返し、シュ−12に係合したピストン8が伸張行程でシリンダ室10に作動油を導き入れ、圧縮行程では作動油を加圧して、吐出する。
【0023】
ピストン8の圧縮行程において、シリンダ室10内の圧油は、シュー12の連通穴12b、凹部12a、斜板13の摺接面13bに開口する検出ポートである連通孔13cとそれぞれ間欠的に連通して、傾動部13aに設けた油溜まり凹部13dに導入され、斜板13の傾動部13aと軸受18との潤滑、あるいは静圧軸受として作用するとともに、さらに、油溜まり凹部13dより軸受18の小孔18、制御通路26、絞り26aを介して制御シリンダ室23にシリンダ室10内の圧油が制御圧力として導入されると、制御ピストン22には制御ばね24a,24bに対抗して反力が生じて、その反力に相応して制御ピストン21で斜板13を傾動して、斜板13の傾動角に見合った吐出量が得られるようポンプ主軸6の軸入力を一定に保つ、定馬力制御が行われる。
【0024】
このように、制御シリンダ室23に導入する制御圧力である制御圧力を斜板13の摺接面13bの吐出行程に開口する検出ポ−トである連通孔13cを介して間欠的に連通し、ポンプ主軸6の軸入力を一定に保つ、定馬力制御を行うとともに、斜板13の傾動部13aの潤滑、静圧軸受をも兼ねるようにしたので、制御ピストン22に制御圧力を導くための検出ポ−トを従来のように、バルブプレ−トの二つの円弧状外側溝、円弧状内側溝の中間位置には設けずに平均圧力である制御圧力を検出できるようになり、シリンダバレル(シリンダブロック)の外側開口穴及び内側開口穴を大きくする必要がなくなり、シリンダブロックとバルブプレ−トの摺動面に傷が発生した場合に於いても、ポ−ト間の油のふきぬけの発生を防止することが可能になる。そして、また、圧力の検出部を斜板のシュ−の摺動面に設けたことにより、吐出ポ−トの数に関係なく制御圧力を検出することが可能となる。さらに、制御シリンダに導入する圧油を斜板の傾動支持部に設けた潤滑部を経由して連通するようにしたので、斜板の傾動支持部の潤滑を兼ねることができるとともに、制御シリンダへ連通する制御通路と一部共有化が図れ、吐出ポ−ト 近傍での制御通路が不要となることにより、ピストンポンプの小型化が可能となる。
【0025】
図2は本発明の第2の実施例を示すもので、本実施例については、前記第1の実施例とは、斜板を傾動する制御ピストンをケ−ス内に設けた点のみを相違するので、同一の構成については省略し、相違する構成に付いてのみ説明する。
【0026】
ケ−ス2には制御シリンダ27が成形されており、このシリンダ27に摺動自在に制御ピストン28が嵌挿され、制御ピストン28により制御シリンダ室29が区画されている。
【0027】
制御ピストン28の一端28aは、部材30を介して斜板13に当接しており、斜板13の傾動に対して互いに相反する向きに作用するような斜板の位置に制御ばね24a,24bが調整部材25により調整自在に装着されて、制御ピストン28の動きに対して逆方向に付勢するように設けてある。
【0028】
フロントカバ−3、ケ−ス2には、制御シリンダ室29に連通する制御通路31,32、絞り32aが設けられており、この制御通路31,32は、前記第1の実施例と同様に、斜板13の傾動部13aに介装した軸受18に設けた小孔18aを介して軸受潤滑用の油溜まり凹部13dと連通されている。
【0029】
シリンダ室10内の圧油がシュ−12に設けた連通穴12b、凹部12a、斜板に成形した連通孔13c、油溜り凹部13d、軸受18の小孔18a、制御通路31、32、絞り32aを介して制御シリンダ室29に制御圧力として導入されると、制御ばね24a,24bに対抗して制御シリンダ室29内に反力が生じて、その反力に相応してピストン28が伸張して、斜板13を傾動して、斜板13の傾転角に見合った吐出量が得られるようになっている。
【0030】
図3は本発明の第3の実施例を示すもので、斜板を傾動する傾動部の構成のみを相違するので、同一の構成については省略し、相違する構成に付いてのみ説明する。
【0031】
斜板35の背面35aに球状凹部35dが成形されており、この球状凹部35dに斜板35の摺接面35bの吐出行程に開口する検出ポ−トである連通孔35cと連通している。
【0032】
フロントカバー3には、穴3aが形成されており、この穴3aに球状部36aを有する傾動部材36の通路36bを嵌挿、固定してあり、斜板35の背面35aの球状凹部35dに傾動部材36の球状部36aが摺接するように嵌挿されて傾動支持部を形成する。
【0033】
傾動部材36には通路36bと円錐状拡径部36cが連通して成形されており、円錐状拡径部36cは、斜板35の摺接面35bの吐出行程に開口する検出ポ−トである連通路35cと連通し潤滑部を形成し、通路36bは、フロントカバ−に3設けた制御通路37、絞り37aと接続されている。
【0034】
シリンダ室10内の圧油がシュ−12に設けた連通路12b、凹部12a、斜板35に成形した連通路35c、油溜りとなる円錐状拡径部36c、通路36b、制御通路37、絞り37aを介して制御シリンダ室23に制御圧力として導入されると、制御ばね24a,24bに対抗して制御シリンダ室23内に反力が生じて、その反力に相応してピストン22が伸張して、斜板35を傾動部材36を支点として傾動して、斜板35の傾転角に見合った吐出量が得られるようになっている。
【0035】
さらに、図4は本発明の第4の実施例を示すもので、斜板を傾動する傾動部の構成のみを相違しており、同一の構成については省略し、相違する構成に付いてのみ説明する。
【0036】
斜板38には左右にトラニオンシャフト38e,38fが設けられ、一方のトラニオンシャフト38eでは、ケ−ス39に成形した穴39cに装着するベアリング40で、他方のトラニオンシャフト38fは、穴39dに装着するメタル軸受41とで回動自由に支承されて傾動支持部を形成し、穴39c,39dにはシ−ル部材43を介して嵌挿される蓋44がボルト45で締結されている。
【0037】
他方のトラニオンシャフト38fにはメタル軸受41に摺接する摺接面38gに凹部38hが成形されている。
【0038】
この凹部38hは、斜板38の摺接面38bの吐出行程に開口する検出ポ−トである連通孔38cとそれぞれ間欠的に連通し、トラニオンシャフト38fとメタル軸受41との潤滑をする潤滑部を形成している。
【0039】
そして、この凹部38hよりメタル軸受41、ケ−ス39に亘って設けられる制御通路42、絞り42aを介して図示しない制御シリンダに接続されている。
【0040】
ピストン8の圧縮行程において、シリンダ室10内の圧油は、シュ−12の連通穴12b、凹部12a、斜板38の摺接面38bに開口する検出ポ−トである連通孔38cとそれぞれ間欠的に連通し、連通孔38cよりトラニオンシャフト38fの凹部38hに導入され、斜板38のトラニオンシャフト38fとメタル軸受41との潤滑、あるいは静圧軸受として作用するとともに、さらに、トラニオンシャフト38fの凹部38hより制御通路42、絞り42aを介して図示しない制御シリンダ室にシリンダ室10内の圧油が制御圧力として導入されると、図示しない制御ピストンには制御ばねに対抗して反力が生じて、その反力に相応してピストンで斜板を傾動して、斜板の傾転角に見合った吐出量が得られようポンプ主軸6の軸入力を一定に保つ、定馬力制御が行われる。
【0041】
なお、上記の各実施例は、アキシャルピストンポンプの例を説明したが、本発明は、上記アキシャルピストンポンプに限らず、同様に効果が期待できる範囲でアキシャルピストンモ−タにも適用できることは言うまでもない。
【0042】
【発明の効果】
この発明によれば、シリンダ内の圧油を連通路を介して制御シリンダに導入し、ばね部材に対抗する制御ピストンで斜板を傾動させ、定馬力制御するアキシャルピストンポンプであって、前記制御シリンダに導入する圧油の検出部を斜板の摺動面に設けて連通するようにしたので、従来例のように、二つの吐出ポートの圧力がポンプの回転により交互になるようにバルブプレートの二つの円弧状外側溝、円弧状内側溝の中間位置に圧力検出ポートである開口穴を設けることもなく、また、シリンダバレルの内外側開口穴(キドニーポート)を大きくする必要もなくなり、バルブプレートとシリンダブロックの摺動面に円周上に傷が発生した場合に於いても、傷を介して2つのポートが連通することなく、ポート間のふきぬけを防止することができる。また、圧力の検出部を斜板の摺動面に設けたことにより、主軸の回転中にシューの凹部が斜板の圧力検出部上を通過することにより制御圧力が検出できるため、吐出ポートの数に制限されることなく定馬力制御が可能となる。さらに、制御シリンダに導入する圧油を斜板の傾動支持部に設けた潤滑部を経由して連通するようにしたので、斜板の傾動支持部潤滑を兼ねることができるとともに、制御シリンダへ連通する制御通路と一部共有化が図れ、吐出ポート近傍での制御通路が不要となるため、ピストンポンプが小型になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例を示すアキシャルピストンポンプの正面断面図である。
【図2】同じく図1における制御ピストンをケ−スに介装したアキシャルピストンポンプの正面断面図である。
【図3】同じく図1における斜板を主軸に直交する軸線を形成する2個の球状体又は円筒状体により傾動支持したアキシャルピストンポンプの正面断面図である。
【図4】同じく図2における斜板をトラニオンシャフトにて傾動支持したアキシャルピストンポンプの上面断面図である。
【符号の説明】
1 本体
2 ケ−ス
3 フロントカバ−
4 シ−ル部材
5a,5b ベアリング
6 主軸
7 シリンダブロック
8 ピストン
8a 頭部
8b 中空路
9 シリンダ
10 シリンダ室
11 リテ−ナ
12 シュ−
12a 凹部
12b 連通路
13 斜板
13a 傾動部
13b 摺動面
13c 連通孔
13d 油溜まり凹部
15 ばね
16 ピン
17 ブッシュ
18 軸受
18a 小孔
19 ピン
20 バルブプレ−ト
21 制御シリンダ
22 制御ピストン
23 制御シリンダ室
24a,24b ばね
25 調整部材
26 制御通路
27 制御シリンダ
28 制御ピストン
29 制御シリンダ室
30 部材
31,32 制御通路
35 斜板
35a 背面
35b 摺動面
35c 連通孔
35d 球状凹部
36 傾動部材
36a 球状部
36b 連通路
36c 円錐状拡径部
36d ステム
37 制御通路
38 斜板
38b 摺動面
38c 連通路
38e,38f トラニオンシャフト
38g 摺接面
38h 凹部
39 ケ−ス
39c,39d 穴
40 ベアリング
41 メタル軸受
42 制御通路
43 シ−ル部材
44 蓋
26a,32a,37a,42a 絞り

Claims (1)

  1. 本体と、本体に回転自在に支承される主軸と、本体内で主軸とスプライン結合され軸方向に主軸を中心とする円周上に複数のシリンダを穿設したシリンダブロックと、シリンダブロックの各シリンダ内に往復運動可能に嵌挿された複数のピストンと、各ピストンのシリンダブロックからの突出側頭部に揺動自在に係合しシリンダに連通する通路を有する複数のシューと、各シューを摺接させる摺動面を形成する斜板と、斜板を傾動可能に支持する傾動支持部と、本体とシリンダブロックとの間で各シリンダと本体とに設けた給排通路を切換えるバルブプレートと、斜板を傾動する制御ピストン・シリンダと、制御ピストンに対抗して斜板とケーシング間に介装されるばね部材とを備え、シリンダ内の圧油を連通路を介して制御シリンダに導入し、ばね部材に対抗する制御ピストンで斜板を傾動させ、定馬力制御するアキシャルポンプにおいて、前記制御シリンダに導入する圧油を斜板の摺動面に設けた検出部から斜板の傾動支持部に設けた潤滑部を経由して連通するようにしたことを特徴するアキシャルピストンポンプ。
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