JPH10141213A - 斜板式可変容量ピストンポンプ - Google Patents
斜板式可変容量ピストンポンプInfo
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- JPH10141213A JPH10141213A JP8305021A JP30502196A JPH10141213A JP H10141213 A JPH10141213 A JP H10141213A JP 8305021 A JP8305021 A JP 8305021A JP 30502196 A JP30502196 A JP 30502196A JP H10141213 A JPH10141213 A JP H10141213A
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Abstract
トンポンプにおいて、吐出流量調整用の斜板を、きわめ
て円滑に調整することができると共に、低騒音にして高
性能および高信頼性のポンプ運転を行うことができる斜
板式可変容量ピストンポンプを提供する。 【解決手段】 斜板の傾斜角を調整して吐出流量を調整
する斜板式可変容量ピストンポンプからなり、前記斜板
とこれを支持する固定部材との間の摺動面に、この可変
容量ピストンポンプの吐出圧油の一部を供給して潤滑す
るように構成した斜板式可変容量ピストンポンプにおい
て、前記斜板30の傾斜角に応じて、前記摺動面に供給
する油量を調整する供給油量調整手段として、小径ピス
トン65を介して常時連通する絞り通路65dを備えた
油路65bと、斜板30の傾斜角に応じて前記油路65
bに連通する開口面積の大きな油通路(65c、65
c′)を設ける。
Description
ストンポンプに係り、特に可変斜板支持部分の高圧潤滑
方法であって、高速で使用されるポンプの騒音低減並び
に信頼性の向上を達成することができる斜板式可変容量
ピストンポンプの改良に関するものである。
は、図6および図7に示すように、基本的には、ハウジ
ング10の内面12に摺接すると共に回転軸14の軸線
方向に直角に傾動可能に挿通されるカム状の斜板30
と、この斜板30に摺動自在に係合すると共に回転軸1
4に一体的に形成される複数のピストン52からなるシ
リンダ50とから構成される。前記斜板30には、これ
を所定角度に傾動設定する傾斜調整アーム40からなる
調整機構が設けられている。
軸受14a、14bにより軸支され、斜板30のハウジ
ング10に対する摺接部32a、32bは、斜板30側
の円筒凸面34a、34bと、ハウジング10側の対応
円筒凹面(軸受面)12a、12b(図8および図9参
照)とから形成される。シリンダ50は、その複数のピ
ストン52が軸線方向に平行に配置されると共に、その
摺動関節部52aがシュー52bおよびばね受部54に
よる押圧力を介して、斜板30のカム面(平面)36上
に摺動可能に係合される。
部が斜板30に止具40aにより固定され、中央部がハ
ウジング10に支軸40bにより枢支されると共に、そ
の他端部(傾動端部)42は小径ピストン機構44およ
び大径ピストン機構46と協働する傾動関節部48とし
て形成される。これにより、斜板30は、所定角度に傾
動設定し得るように構成される。
板30を所定角度傾動する(図7参照)ことにより、ピ
ストン52のピストン室52c内におけるストロークを
変更して、ポンプ容量を変更することができる。なお、
この場合、斜板30のハウジング摺接部32a、32b
および傾斜調整アーム40からなる調整機構の傾動関節
部48の摺接面に対する静圧軸受部は、通常、ポンプ自
体の吐出圧油(自己負荷圧油)の一部を用いて潤滑する
ように構成される。
成からなる従来の斜板潤滑構造においては、なお次に述
べるような難点を有している。
ては、前述したように、その斜板30のハウジング摺接
面34a、34bに対する静圧軸受部の潤滑が、一般に
は、自己負荷圧油を介して行われる。すなわち、図示例
(図6および図7)においては、主ポンプ動作を行うシ
リンダ50に設けられたピストン52の往復運動によっ
て、ハウジングカバー13に設けたポンプ吸込口16か
らのポンプ取扱液は、バルブシート15に設けられた吸
込口15aを経て、ピストン室52c内に吸込まれ、次
いでバルブシート15の吐出口15bを経てポンプ吐出
口18へ吐出される。このように吐出されるポンプ取扱
液(自己負荷圧油)の一部は、ハウジングカバー13内
の油路13a、ハウジング10内の油路10a、小径ピ
ストン機構44内の油室44aおよび油路44bを通
り、先ず傾動関節部48の静圧軸受部へ供給されて、こ
れを潤滑する。その後、この潤滑液は、さらに傾斜調整
アーム40内の油路40c、斜板30内の油路30aを
通り、斜板30の静圧軸受部(ハウジング摺接部)32
a、32bへ供給されて、これを潤滑するように構成さ
れている。
受部32a、32bの一方の凸面すなわちハウジング摺
接面34a、34b上に設けた単一溝状の潤滑領域20
a、20b(図8)または他方の凹面すなわち斜板摺接
面12a、12b上に設けた同じく単一溝状の潤滑領域
22a、22b(図9)内へ導入されることにより、静
圧軸受作用を発揮する。すなわち、前記斜板30の凸面
を、ハウジング10の軸受凹面から離間浮揚し、所定の
潤滑を達成する。
ては、ポンプの高速運転領域、特にこの場合、斜板の傾
斜角が大きい場合において、斜板の静圧軸受作用が所要
状態に達成できない。すなわち、斜板のハウジング軸受
部からの離間が所要状態に浮揚バランスされず、このた
めポンプの運転制御性および効率を所要状態に達成する
ことができなかった。
込側のシリンダ50は、そのピストン52の吸込抵抗が
増大して、吸込側から吐出側へ移動した直後のピストン
穴52c内の圧力上昇が、吐出側のシリンダ50に比較
して、遅延するため、軸受部を構成する斜板30および
ハウジング10の両者間の、ばね受部54による押圧力
すなわち反力が減少する。
10の両者間における潤滑油による開離力は、吸込側お
よび吐出側共に、前記潤滑油圧力すなわちポンプ吐出圧
力に比例して増大する。これは、潤滑溝20a、20b
または22a、22bの面積が変動しないからである。
このため、前記高速運転領域においては、吐出側のシリ
ンダ50におけるピストン52の反力(以下、吐出側の
反力と称する)Fpと、軸受部間における潤滑油による
前記開離力(以下、軸受部の開離力と称する)Fsとの
間には、不等式Fp<Fsが成立する。この結果、斜板
がハウジング軸受部から不当に離間浮揚されるという前
記不都合が発生していた。なお、この不都合は、軸受部
を異常摩耗することにより、騒音等を誘発して、運転制
御性を阻害すると共に、潤滑油のリーク量が増大して、
ポンプ効率を低下させることは明らかである。
転される斜板式可変容量ピストンポンプにおいて、吐出
流量調整用の斜板を、きわめて円滑に調整することがで
きると共に、低騒音にして高性能および高信頼性のポン
プ運転を行うことができる斜板式可変容量ピストンポン
プを提供することにある。
に、本発明に係る斜板式可変容量ピストンポンプは、斜
板の傾斜角を調整して吐出流量を調整する斜板式可変容
量ピストンポンプからなり、前記斜板とこれを支持する
固定部材との間の摺動面に、この可変容量ピストンポン
プの吐出圧油の一部を供給して潤滑するように構成した
斜板式可変容量ピストンポンプにおいて、前記斜板の傾
斜角に応じて、前記摺動面に供給する油量を調整する供
給油量調整手段を設けたことを特徴とする。
の傾斜角が大きい領域では前記摺動面に供給する油量を
制限するように構成すると共に、斜板の傾斜角が小さな
領域では前記摺動面に供給する油量を増大するように構
成することができる。
びこれに固定されたカムレバーの内部に相互に連通する
油路を設け、前記カムレバーの一端の凸状球頭部にその
油路と連通する油路を内部に設けた小径ピストンを弾性
的に押し付けるよう配置し、前記ピストンを可変容量ピ
ストンポンプの吐出圧油の一部を供給する油室内に配置
すると共に、前記ピストンを斜板の傾斜角に応じてその
軸方向に変位するよう構成し、前記ピストンには常時内
部に設けた油路と油室とを連通する絞り通路を設けると
共に、前記斜板の傾斜角を小さく設定した際に変位して
前記油路と油室とを連通する開口面積の大きな油通路を
設けた構成とすれば好適である。
ポンプの実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳
細に説明する。なお、説明の便宜上、図6ないし図9に
示す従来の構成と同一の構成部分には同一の参照符号を
付し、詳細な説明は省略する。
ピストンポンプの構成は、基本的には、前記従来の構成
(図6および図7)と同一である。従って、重複する
が、理解を容易にするため再び簡単に説明する。
板式可変容量ピストンポンプは、基本的には、ハウジン
グ10の内面12に摺接すると共に回転軸14の軸線方
向に直角に傾動可能に挿通されるカム状の斜板30と、
この斜板30に摺動自在に係合すると共に回転軸14に
一体的に結合される複数のピストン52からなるシリン
ダ50によって構成される。
り、前記ピストン52のストロークを変更して、ポンプ
容量を変更すると共に、このポンプ自己負荷圧油の一部
(潤滑油)を用いて、斜板30のハウジング10に対す
る前記摺接部(静圧軸受部)32a、32bを潤滑する
(図8または図9参照)ように構成されている。
ポンプにおいては、前記構成において、斜板30のハウ
ジング10に対する前記静圧軸受部32a、32bの潤
滑構造(斜板潤滑構造)は、図1および図2において、
斜板30に設けた円筒状の凸面34a、34bと、ハウ
ジング10に設けた凹面12a、12bとからなる円筒
状の摺接部により形成する。
0がボルト等の止具61により固定され、このカムレバ
ー60の一端には、凸状球頭部62、62が形成され、
さらにこの凸状球頭部62、62には、ロッド64およ
び受け部材66がそれぞれの凹状球面により摺動自在に
当接している。
ストン65に設けられた凹状球面穴65aにより、摺動
自在に支持されている。また、前記受け部材66は、大
径ピストン67の一端に設けられた穴部67a内に摺動
自在に支持されている。
容量ピストンポンプにおいて、そのポンプ容量は、斜板
30の回転軸14の軸線14′に対する傾斜角θを調整
することにより調節されるが、この傾斜角θは斜板30
に固定された前記カムレバー60を介して調整される。
調整について説明する。すなわち、斜板30に固定され
たカムレバー60は、その一端の凸状球頭部62、62
を、ロッド64および受け部材66により、図2におい
て上下方向から支持されている。ロッド64は、他端を
小径ピストン65により支持されており、この小径ピス
トン65は、他端にばね68を当接配置して、これを常
にカムレバー60の前記球頭部62、62の方向(図2
において上方)へ弾性的に押し付けられている。
うに、この小径ピストン65を囲繞保持するカバー部材
70の挿通穴70aへ摺動自在に挿通されて、液密に支
持されている。そして、この小径ピストン65には、そ
の中央部に油路65bが設けられると共に、前記小径ピ
ストン65が図2に示す状態において下方へ予め定めら
れた所定量(x)移動することにより、油室72へ開口
するように構成された穴部65cが、前記油路65bと
交差するように設けられている。なお、前記穴部65c
の開口端部には、その開口面積を拡大するために、適宜
溝部65c′を設けることもできる。
は、絞り通路65dを介して油室72へ連通するように
構成されている。すなわち、前記前記油路65bは、小
径ピストン65の位置に拘らず、前記絞り通路65dを
介して油室72と連通接続されている。
3に設けたポンプ吐出口18へ吐出されるポンプ取扱液
(自己負荷圧油)の一部が、ハウジングカバー13の油
路13a、ハウジング10内の油路10a、カバー部材
70に設けた油路70bを介して常時供給されている。
ン65の絞り通路65dを介して、および小径ピストン
65のストローク位置が所定量(x)下方へ移動した後
は、穴部65cを介して、それぞれ油路65bへ供給さ
れる。さらに、この圧油は、ロッド64内の油路64
a、カムレバー60内の油路60a、60bおよび開口
部60cを経て、さらに斜板30に設けた油路30aを
介して、常時斜板30とハウジング10の軸受部32
a、32bの摺動面(斜板30側の円筒凸面34a、3
4bと、ハウジング10側の対応円筒凹面12a、12
b)に供給されている。
いて受け部材66を支持し、他端は油室74に対向して
おり、この油室74へは、図示しない制御部分により調
整された圧油が供給されるよう構成されている。この場
合、前記大径ピストン67の径は、小径ピストン65の
径より大きく設定してあるので、小径ピストン65に作
用する油室72内の圧力およびばね68の力に対向し
て、カムレバー60と共に小径ピストン65を、図2に
おいて下方へ移動させる。この結果、カムレバー60の
駆動軸線14′に対する傾斜角θを減少させることがで
きる。
トン67を囲繞保持するカバー部材76の挿通穴76a
へ摺動自在に挿通されて、液密に支持されている。そし
て、前記油室74内に所要の制御圧力が作用しない時に
は、前記挿通穴76aに設けた段差部76bに大径ピス
トン67の上端部が当接し、この状態で前記傾斜角θの
最下値が決まる。
室72から小径ピストン65を経て、前記斜板30とハ
ウジング10の軸受部32a、32bの摺動面へ供給さ
れる潤滑油は、前記摺動面の潤滑を良好な状態に維持し
得ると共に、常時比較的少量の所定量を供給して、摺動
面間の微少隙間からポンプのケース内へ排出し得る、潤
滑油の適正な供給油量調整手段を構成することができ
る。
調整手段を備えた斜板式可変容量ピストンポンプによれ
ば、比較的高速で運転され、かつ斜板30の傾斜角θが
大きいために、吸込み抵抗が増加することによって、斜
板30に対するピストン52の反力が低下した場合で
も、傾斜角θが大きい状態では、前記斜板30とハウジ
ング10の軸受部32a、32bの摺動面への潤滑油の
供給は、小径ピストン65の絞り通路65dを介しての
み供給される。しかも、前記摺動面からは所定量の潤滑
油がケース内へ排出されるので、前記絞り通路65dで
圧力損失が生じ、前記摺動面の圧力はポンプ吐出圧に比
較して低下することから、斜板30の摺動面間の分離力
も低減され、斜板30が案内面から浮き上がることはな
い。
前記摺動面へは、小径ピストン65の絞り通路65dに
加え、開口面積が十分に大きな油通路(溝部65c′な
いし穴部65c)からも潤滑油(自己負荷圧油)が供給
されるので、潤滑油の供給油路中での圧力損失は、無視
することができる。すなわち、図4に示すように、斜板
30の傾斜角θとこの斜板30に作用する力との関係に
おいて、斜板30に作用するピストン52の反力は、特
性曲線Iで示される。これに対し、本発明における斜板
30とハウジング10の軸受部32a、32bの間にお
ける潤滑油による開離力は、図4の特性曲線II(図3に
示す構成)および特性曲線III (図3に示す構成におい
て溝部65c′を設けた場合)で示されるように、前記
ピストン52の反力に見合って変化する特性となる。し
かしながら、従来の技術によれば、前記開離力は、図4
の特性曲線IVで示されるように、変化しない。従って、
本発明によれば、前記摺動面の圧力は、ポンプ吐出圧力
と同等となり、吸込み抵抗が減少したことによるピスト
ンの反力(傾斜角θが大きい状態と比較した場合)の増
加に見合った圧力となる。
部32a、32bの摺動面へ供給する圧油を得るため
の、本発明に係る斜板式可変容量ピストンポンプの主ポ
ンプ動作を行うシリンダ50のピストン室52c内の圧
力分布を測定した結果、図5に示すように、傾斜角θが
小さい時は、実線で示すように高圧分布特性が得られ、
また傾斜角θが大きい時は、破線で示すように低圧分布
特性が得られた。この結果、斜板の傾斜角を大きくした
場合において、軸受部における異常摩耗等の発生を有効
に防止することができる。
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。
式可変容量ピストンポンプは、斜板の傾斜角を調整して
吐出流量を調整する斜板式可変容量ピストンポンプから
なり、前記斜板とこれを支持する固定部材との間の摺動
面に、この可変容量ピストンポンプの吐出圧油の一部を
供給して潤滑するように構成した斜板式可変容量ピスト
ンポンプにおいて、前記斜板の傾斜角に応じて、前記摺
動面に供給する油量を調整する供給油量調整手段を設け
た構成としたことにより、比較的高速で運転された場合
でも、吐出流量調整用の斜板を、きわめて円滑に調整す
ることができ、安定した運転を達成し得ると共に、低騒
音にして高性能および高信頼性のポンプ運転を実現する
ことができる。
一実施例を示す要部断面側面図である。
−II線断面図である。
る。
おける斜板に作用する反力に対する開離力について従来
のピストンポンプの開離力と比較表示する特性線図であ
る。
おけるシリンダのピストン室内における圧力分布特性を
示す特性線図である。
の回転軸を通る部分の構成を示す要部断面側面図であ
る。
おける潤滑構造を示す分解斜視図である。
おける潤滑構造の別の構成例を示す分解斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 斜板の傾斜角を調整して吐出流量を調整
する斜板式可変容量ピストンポンプからなり、前記斜板
とこれを支持する固定部材との間の摺動面に、この可変
容量ピストンポンプの吐出圧油の一部を供給して潤滑す
るように構成した斜板式可変容量ピストンポンプにおい
て、 前記斜板の傾斜角に応じて、前記摺動面に供給する油量
を調整する供給油量調整手段を設けたことを特徴とする
斜板式可変容量ピストンポンプ。 - 【請求項2】 供給油量調整手段は、斜板の傾斜角が大
きい領域では前記摺動面に供給する油量を制限するよう
に構成すると共に、斜板の傾斜角が小さな領域では前記
摺動面に供給する油量を増大するように構成してなる請
求項1記載の斜板式可変容量ピストンポンプ。 - 【請求項3】 供給油量調整手段は、斜板およびこれに
固定されたカムレバーの内部に相互に連通する油路を設
け、前記カムレバーの一端の凸状球頭部にその油路と連
通する油路を内部に設けた小径ピストンを弾性的に押し
付けるよう配置し、前記ピストンを可変容量ピストンポ
ンプの吐出圧油の一部を供給する油室内に配置すると共
に、前記ピストンを斜板の傾斜角に応じてその軸方向に
変位するよう構成し、前記ピストンには常時内部に設け
た油路と油室とを連通する絞り通路を設けると共に、前
記斜板の傾斜角を小さく設定した際に変位して前記油路
と油室とを連通する開口面積の大きな油通路を設けてな
る請求項1または2記載の斜板式可変容量ピストンポン
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30502196A JP3782529B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 斜板式可変容量ピストンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP30502196A JP3782529B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 斜板式可変容量ピストンポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10141213A true JPH10141213A (ja) | 1998-05-26 |
JP3782529B2 JP3782529B2 (ja) | 2006-06-07 |
Family
ID=17940144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP30502196A Expired - Lifetime JP3782529B2 (ja) | 1996-11-15 | 1996-11-15 | 斜板式可変容量ピストンポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3782529B2 (ja) |
Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
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CN105339657A (zh) * | 2013-05-22 | 2016-02-17 | 贺德克传动中心有限公司 | 以斜盘式结构形式的轴向活塞泵 |
JP2016223307A (ja) * | 2015-05-27 | 2016-12-28 | 株式会社豊田自動織機 | 可変容量型斜板式液圧回転機 |
-
1996
- 1996-11-15 JP JP30502196A patent/JP3782529B2/ja not_active Expired - Lifetime
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JP2016223307A (ja) * | 2015-05-27 | 2016-12-28 | 株式会社豊田自動織機 | 可変容量型斜板式液圧回転機 |
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JP3782529B2 (ja) | 2006-06-07 |
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