JP3667992B2 - 印刷装置の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、微細なノズル孔からインクを液滴として噴射して印字、画像等を形成する印刷用の各種プリンターや記録計、ファクシミリ、あるいは捺染分野や窯業分野で文様形成等に適用されるインク噴射装置等に用いられる高精度かつ軽量小型のインクジェットヘッドを有する印刷装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、マルチメディアの浸透に伴い、印版が不要で少量多品種の用途に適した小型軽量の各種情報の印刷用インターフェイスとして、従来のインパクト方式の印字装置に代わって、インク噴射装置や熱転写装置等を利用したノンインパクト方式の各種印刷装置が開発され、これらの利用範囲が各種産業分野に拡大している。
【0003】
かかるノンインパクト方式の印刷装置のなかでも、前記インク噴射装置は、多階調化やカラー化が容易で、ランニングコストが低いことから将来性が注目されている。
【0004】
前記インク噴射装置には、複数のノズル孔を有するノズル板と、インクの液滴を噴射させるための圧力を発生させるインク加圧室を主要な構成部品とするインクジェットヘッドが用いられており、該インクジェットヘッドは、一般的には、前記ノズル板と、該ノズル板のノズル孔からインクの液滴を色毎に個別に噴射させるために基板に隔壁を設けて溝を形成したインク加圧室と、該インク加圧室を密閉する蓋の役割を有する上部基板等から構成されている。
【0005】
又、前記インクジェットヘッドにおいて、インク加圧室に圧力を発生させてインクの液滴を噴射する方式としては、必要なインクの液滴だけを噴射するドロップ・オン・デマンド型が主流になっており、具体的には、カイザー型やサーマルジェット型が代表的な方式として採用されている。
【0006】
前記カイザー型は、隔壁で複数の平行な溝を形成したインク加圧室を密閉する上部基板の少なくとも一部に薄壁を設け、該薄壁を圧電素子等で変形させてインク加圧室の溝の容積を変化させ、インク加圧室に内圧を発生させてインクを液滴として噴射させるものである。
【0007】
又、前記サーマルジェット型は、前記インク加圧室内の一部に発熱体を設け、該インク加圧室内のインクを沸騰させた際の体積膨張を利用して内圧を発生させ、該インクを液滴として噴射させるものである。
【0008】
しかしながら、前記カイザー型は、上部基板の表面に更に圧電素子等を設ける必要があることから、インクジェットヘッドとしては小型化が困難であり、又、前記サーマルジェット型は、インクに高熱を加えるためインク自体に耐熱性が要求され、インクの選択領域を狭めたり、インクを熱膨張させるために時間を要することから、応答性が劣る等の問題があった。
【0009】
そこで、前記問題を解決するために、図5に示すような圧電材料から成る基板31上に平行に多数配置した溝32を形成する隔壁33と、隔壁33の側面に形成された電極34と、隔壁33の頂部に接合され、溝32を密閉する上部基板35とから成るインク加圧室36と、インク加圧室36の溝32の開放端側に、溝32と対応したノズル孔37を有するノズル板38を接合した構造を成すインクジェットヘッドから成る剪断モード型のインク噴射装置が提案されている。
【0010】
この提案では、電極34に駆動電圧を印加し、圧電材料の剪断モード変形を利用してインク加圧室36の溝32を形成する隔壁33を歪み変形させて溝32の容積を変化させることにより、溝32中のインクを加圧し、溝32に連通したノズル孔37から、インクの液滴を噴射するものである(特開平7−276648号公報参照)。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前記提案の剪断モード型のインク噴射装置を構成するインクジェットヘッドは、従来のカイザー型やサーマルジェット型のように、上部基板表面に圧電素子等を設置させる必要がなく、又、インクに耐熱性が要求されることもないことから、小型化が可能となり、しかも応答性に優れ、高速の印刷が可能となる等、注目に値するものであった。
【0012】
しかしながら、剪断モード型のインク噴射装置では、インクジェットヘッドのインク加圧室の溝を形成するのに、所要枚数重ねた薄い円盤状のダイヤモンドブレード等の切削具を回転しながら圧電材料から成る基板を切削して溝を成形しているため、得られた溝の端部39は、前記円盤状の切削具の曲率を転写した形状を成している。
【0013】
従って、所望の噴射性能を得るためには、隔壁を歪み変形させてインク加圧室に十分な内圧を発生させることが必要となり、十分な隔壁駆動領域を確保しなければならないことから、前記未切削分を考慮して溝を長く設ける必要があり、インクジェットヘッド自体が大きくなると共に、材料コストが増加するという課題があった。
【0014】
又、前記基板に溝を形成するに際しては、前述のような薄い円盤状のダイヤモンドブレード等の切削具を用いた加工方法では、切削条件が非常に難しく、送り速度、切り込み量、回転数等が適合しないと、ダイヤモンドブレード等の切削具自体がチッピングを起こしたりする等の種々の課題や、近年の印字、画像等のより高精細度化の要求に伴い、高精度かつ軽量小型化を実現すべく前記基板の溝間の隔壁が薄くなる傾向があるものの、切削ツールによる加工では、隔壁の幅に対する隔壁の高さの比が大きくなると隔壁が大きく欠けてしまって加工が非常に困難となり、切削具の断面形状が矩形を呈するために溝も矩形となり、隔壁の歪み変形時に隔壁基部に応力が集中して隔壁が破損する恐れがあるという課題があり、決して、量産に適した加工とは言い難いという課題があった。
【0015】
【発明の目的】
本発明は前記課題を解決するために成されたもので、その目的は、基板の溝幅が切削具の厚さに依存したり、溝の深さが切削具の切り込み量に依存したりせず、従来の切削ツールで生じる未切削部分を解消でき、しかも、隔壁の破損等の欠陥を低減でき、製造歩留りが向上すると共に、隔壁駆動領域が必要最小限の溝の長さで高精度に確保でき、インクジェットヘッドの小型化と材料コストの低減が可能となり、要求されている印字、画像等のより高精細化が容易で耐久性に優れ、かつ量産に適したインクジェットヘッドから成るインク噴射装置を具備した印刷装置の製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
本発明者等は、前記課題に鑑み鋭意検討した結果、剪断モード型のインク噴射装置において、圧電性を有する材料から成る隔壁の基部を頂部よりも断面形状で太くすることによって、隔壁基部への応力集中を緩和でき、稼働中の隔壁の破損を防止でき、しかも、前記隔壁を印刷成形法やサンドブラスト法で成形することにより、従来の加工法では解消できなかった不必要な曲率を有する未切削部分を不要として隔壁駆動領域を拡大することができ、インク加圧室を構成する溝の長さを必要最小限とすることができることを見いだし、本発明に至った。
【0019】
即ち、本発明の印刷装置の製造方法は、圧電性を有する隔壁形成用組成物から成るペーストを用いてインク加圧室を構成する基板上に、印刷成形法で該基板からの高さ及び印刷幅を調整しながら所定高さまで塗布を繰り返して積層し、頂部の厚さより基部の厚さの方が大となる隔壁積層体を成形して複数の溝を平行に形成した後、該隔壁積層体を前記基板と共に所定寸法に切断し、脱バインダー処理に続いて焼成一体化した後、隔壁の側面に電極を形成し、次いで隔壁頂部に上部基板を接合すると共に、溝の開放端側にノズル孔を穿設したノズル板を接合してインク噴射装置を構成するインクジェットヘッドを形成することを特徴とするものである。
【0020】
他の本発明の印刷装置の製造方法は、圧電性を有する隔壁形成用組成物をインク加圧室を構成する基板上に所定高さに設けた後、平行な複数の溝形状を形成したレジストパターンを用いサンドブラスト法で、隔壁の形状及び厚さに応じて適宜選択した砥粒を用いて研掃し、頂部の厚さより基部の厚さの方が大となる隔壁成形体を成形した後、該隔壁成形体を前記基板と共に所定寸法に切断し、脱バインダー処理に続いて焼成一体化した後、隔壁の側面に電極を形成し、次いで隔壁頂部に上部基板を接合すると共に、溝の開放端側にノズル孔を穿設したノズル板を接合してインク噴射装置を構成するインクジェットヘッドを形成することを特徴とするものである。
【0021】
【作用】
本発明の印刷装置の製造方法によれば、隔壁の厚さを頂部より基部を大とすることにより、隔壁基部への隔壁の歪み変形に伴う応力集中を緩和し、隔壁の破損を防止するように作用する。
【0022】
又、印刷成形法やサンドブラスト法により、従来の切削にて基板の溝を形成した場合に見られた溝端部の切削具の曲率を転写した形状を有する未研削部分を生ずることがないため、剪断モードによる隔壁駆動領域が拡大され、同一のインク噴射特性を得るには溝を従来よりも短くでき、インクジェットヘッド自体が小型軽量化され、材料コストも低減できると共に、かかるインクジェットヘッドから成るインク噴射装置の組み込み時の専有面積も大幅に低減され、その結果、印刷装置自体の小型化にも寄与する。
【0023】
更に、インクジェットヘッドが小型軽量化されることにより、インクジェットヘッドの移動速度の高速化、位置決め精度の向上にも寄与することになる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の製造方法で作製した印刷装置及びその製造方法について、図面に基づき詳細に説明する。
【0025】
図1は、本発明の製造方法で作製した印刷装置を構成するインク噴射装置に用いられるインクジェットヘッドの溝方向に対して直角方向の要部を示す断面図である。
【0026】
図において、1はインク加圧室2を構成する基板3と、平行な複数の溝4を形成する隔壁5と、溝4の開放端側に接合したノズル孔6を穿設したノズル板13とを主要部とするインクジェットヘッドであり、隔壁5は基部の厚さ7が頂部の厚さ8より大である断面形状を成すものである。
【0027】
従って、隔壁5の断面形状は、頂部から基部にかけて全体がテーパー形状9であっても良く、本発明の印刷装置を構成するインク噴射装置に用いられる他のインクジェットヘッドの溝方向に対して直角方向の要部の断面を示す図2又は図3のように、隔壁5の基部が円弧状や楕円状に曲面10を成して基板3と密着させたり、あるいは隔壁5の基部側の一部がテーパー形状9を成して基板3と密着させたりして、隔壁5の基部の厚さ7が頂部の厚さ8より大である断面形状を成すようにすれば良く、その断面形状は特に限定するものではない。
【0028】
更に、インクジェットヘッド1には、隔壁5の頂部にインク室(不図示)に連結する上部基板11が接合され、隔壁5の側面には、駆動電圧印加用の電極12が形成されており、ノズル孔6はノズル板13に溝4と対応して列状に穿設されている。
【0029】
本発明の印刷装置において、前記隔壁5の基部の厚さ7が頂部の厚さ8より大である断面形状を成すようにして、圧電材料から成る隔壁5に駆動電圧が印加されて剪断モード変形を繰り返しても、隔壁5に歪み変形に伴う応力集中を生じないようにすれば、いかなる形状形態でも良いことは先に詳述した。
【0030】
特に、その断面形状をテーパー形状9とする場合には、隔壁5の基部が成すテーパー面と基板3に対する垂線とで形成する角度θが、この部分への応力集中を効果的に緩和して隔壁5の歪み変形の繰り返しに長期間、耐えるためと、焼成一体化の際にクラック等の欠陥を生じないようにするためには、1〜76°の範囲内であることが最適である。
【0031】
又、同様に隔壁5の基部の断面形状は、応力緩和効果と隔壁5の歪み変形の変位量を確保するためには、隔壁5の最小厚さの1/4〜1/2の曲率を有する曲面10であることが最も望ましい。
【0032】
次に、本発明の印刷装置の製造方法を、該印刷装置の要部を成すインク噴射装置を構成するインクジェットヘッドの製造工程を示す図4に基づき詳述する。
【0033】
図4において、1は基板3と一体化した複数の平行な溝4を形成する隔壁5の頂部に接合した上部基板11と、溝4の開放端側に接合したノズル孔6を穿設したノズル板13とから成るインクジェットヘッドである。
【0034】
先ず、基板3を用意するが、この基板材料は隔壁5と同一の圧電性を有する材料は勿論、隔壁5と焼結後に一体化できるものであれば特に限定するものではなく、例えば、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスやジルコニア等を用いることができる。
【0035】
本発明の印刷装置の製造方法としては、先ず、前記基板3上に圧電性を有する材料及びバインダー、各種有機添加物を混合した隔壁形成用組成物から成るペースト14を印刷製版21を用いて印刷成形15して印刷装置の要部を成すインク噴射装置を構成するインクジェットヘッド1の隔壁5を成形する方法がある。
【0036】
その際、隔壁5の基部に相当する印刷製版21は隔壁5の厚さが大きくなる様に設定し、隔壁5の頂部に相当する印刷製版21はその厚さが小さくなるように設定することにより、印刷、乾燥を繰り返して積層することにより、隔壁5の頂部の厚さ8より基部の厚さ7を大きくした断面形状を有する隔壁積層体16を成形することができる。
【0037】
前記印刷成形法としては、転写法やスクリーン印刷法をはじめ、公知の方法がいずれも適用可能であるが、とりわけ製版の作り易さ及びコストの面からは、スクリーン印刷法が最適である。
【0038】
又、前記隔壁形成用組成物から成るペースト14に含有されるバインダー溶液には、他に分散剤や増粘剤等の各種添加剤を添加することもできる。
【0039】
一方、本発明の印刷装置の他の製造方法として、先ず、前記基板3上に圧電性を有する材料、及び樹脂、溶剤等から成るバインダー溶液を混合した隔壁形成用組成物17を、ドクターブレード法やロールコーター法等、公知の方法にて溝4の深さ、即ち隔壁5の高さを考慮して厚さを制御しながら均一塗布して乾燥させるか、あるいは、圧電性を有する材料及び樹脂等から成るシート状のフィルムを前記基板3に貼り付けても良い。
【0040】
次に、感光性フィルムをその上に貼付後、該感光性フィルム表面に隔壁形状のパターンを載置し、紫外線下で露光後、現像して所定形状のレジストパターン18を形成する。
【0041】
その後、サンドブラスト装置に前記レジストパターン18ともども設置し、隔壁の形状、寸法等に応じて適宜選択した砥粒を吹き付けるサンドブラスト加工19を行い、溝4を選択的に削り取って、隔壁5の基部の厚さ7が頂部の厚さ8より大である断面形状を有する隔壁成形体20を成形した後、レジストパターン18を剥離液にて除去する。
【0042】
又、サンドブラスト加工19を基板3が露出する前に停止すると、溝4の底部に丸みを有する形状とすることができ、隔壁5の基部の厚さ7を結果的に頂部の厚さ8より大とすることができる。
【0043】
尚、前記砥粒は、公知の材料が適用可能であり、例えば、窒化珪素(Si3 N4 )や炭化珪素(SiC)等を好適に使用することができる。
【0044】
かくして得られた隔壁積層体16あるいは隔壁成形体20を焼成収縮代や、切削代又は研削代等を考慮して所定寸法に切断した後、公知の脱バインダー処理を施してから焼成して基板3と一体化し、複数の平行な溝4を有するインク加圧室構成部材を作製することができる。
【0045】
又、必要に応じて引き出し電極用のわずかな空間を溝4の端部に機械加工にて形成することもできる。
【0046】
尚、脱バインダー処理後あるいは焼成一体化後に、ワイヤーソーやダイヤモンドディスク等により前記所定寸法に切り出しても良いことは言うまでもない。
【0047】
更に、本発明で用いることができる圧電性を有する材料としては、特に限定するものではなく、圧電すべり効果や圧電縦効果、圧電横効果等の各種圧電モードを利用できるものであればいずれでも良いが、なかでもチタン酸ジルコン酸鉛系のセラミック材料が最適である。
【0048】
その後、前記いずれの印刷装置の製造方法においても、隔壁の頂端部から基部方向に分極処理を行い、基板と一体化した複数の平行な溝を有するインク加圧室構成部材を作製した後、隔壁側面の少なくとも一部及び溝の端部に設けたわずかな空間に、駆動電圧印加用の電極12と引き出し電極を、例えば、スパッタリング法やめっき法、蒸着法、イオンプレーティング法、又はCVD法等により形成する。
【0049】
かかる電極12に適用できる材料としては、特に限定するものではないが、銅、銀、金、白金、タングステン、ニッケル等の金属材料や、ペロブスカイト系の導電性セラミックス材料等が好適に使用することができる。
【0050】
他方、前記ノズル板13は、レーザー等で所定寸法に穿孔してノズル孔6を形成したもので、その材料としては、各種プラスチックや金属、セラミックス等のいかなる材料をも使用することができる。
【0051】
具体的には、例えば、ポリエチレンテレフタレートやポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネイト、酢酸セルロース等のプラスチック、あるいはステンレス鋼やクロムモリブデン鋼、アルミニウム等の金属、もしくはアルミナやジルコニア、チタン酸ジルコン酸鉛等のセラミックスが挙げられるが、特に、加工のし易さの観点からは、ポリエチレンテレフタレートやポリイミドから成るプラスチック板が好適である。
【0052】
かくして得られた部材をそれぞれエポキシ系接着剤等で接着して組み立てることにより、本発明の印刷装置を構成するインク噴射装置の剪断モード型のインクジェットヘッドが得られる。
【0053】
尚、上記の印刷装置では、噴射させるインクとしては顔料又は/及び染料と、水やアルコール等の水系の溶剤、あるいはヘキサンやトルエン等の非水系の溶剤を主成分としたもの等、いずれにも適用可能である。
【0054】
【実施例】
次に、本発明の印刷装置の製造方法について、以下のようにして評価した。
【0055】
(実施例1)
先ず、厚さ約300μmのチタン酸ジルコン酸鉛系セラミック基板上に、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミック粉末と有機バインダー、可塑剤、溶剤、分散剤とから成るペーストを用いて、隔壁の厚さに該当する幅を70μmに設定した印刷製版により隔壁形状にスクリーン印刷した。
【0056】
その後、4回の乾燥、印刷を繰り返した後、隔壁の厚さに該当する幅をそれぞれ60μm、50μm、40μmに設定した印刷製版を順次用いて、各5回、印刷と乾燥を繰り返して積層し、かつ最上層は引き出し電極用のわずかな空間を有するような製版パターンでスクリーン印刷して厚さ約500μmの隔壁積層体を有する基板を作製した。
【0057】
その後、ダイヤモンドディスクを用いて前記隔壁積層体の焼成収縮を考慮しながら、該隔壁積層体を所定寸法で切断した。
【0058】
次いで、450℃の温度で脱バインダー処理を行い、続いて1200℃の温度で焼成して一体化し、インク加圧室構成部材を作製した。
【0059】
その後、隔壁の分極処理を施し、更に隔壁の側面の上部半分と溝の引き出し電極相当部にスパッタリング法により金電極を形成した。
【0060】
一方、厚さ約300μmのチタン酸ジルコン酸鉛系セラミック板に機械加工によりインク室連結用の穴を形成して上部基板を作製した。
【0061】
又、ポリイミド製のプラスチック板にレーザーでノズル孔を穿孔してノズル板を作製した。
【0062】
かくして得られた各部材を、エポキシ系接着剤で接着して組み上げ、剪断モード型のインクジェットヘッドを作製した。
【0063】
隔壁断面形状の評価は、同様に作製したものを破断し、走査線型電子顕微鏡でその断面を観察し、隔壁の頂部の厚さは隔壁の先端から隔壁基部に向かって15μmの位置の厚さを測定し、また、隔壁の基部の厚さは溝の最底部から15μmの位置の隔壁の厚さを測定した。
【0064】
その結果、評価用のインクジェットヘッドは、外形寸法が厚さ1mm、奥行き56mm、幅12mmから成り、インク加圧室の隔壁は、頂部の厚さが45μm、基部の厚さが70μm、高さが400μmのやや階段上の段差を有する角度θが約2°の疑似テーパー形状の断面を示し、又、インク加圧室の溝の端部は溝底部からほぼ垂直に形成されており、溝の端部で長さ2mmの引き出し電極相当部と10mmの溝部の長さを有し、溝のピッチは140μmであった。
【0065】
一方、インク液滴の噴射実験では、隔壁駆動領域が十分に確保できてインク液滴も十分に噴射でき、印加電圧110Vで20kHz、500時間の耐久吐出試験においても、隔壁が破損する等の欠陥も認められず、良好な噴出特性を有し、しかも、高精細度化が可能な小型のインクジェットヘッドが得られていることが確認できた。
【0066】
(実施例2)
実施例1において、隔壁の厚さに相当する幅が80μmの印刷製版で3回印刷積層し、その後、同じく60μmの印刷製版で15回印刷積層する以外は、実施例1と同様にして評価用の剪断モード型のインクジェットヘッドを作製した。
【0067】
インク加圧室の溝は、最大深さが380μmで溝の底部が印刷ダレによりU字形状を呈し、又、該溝を形成する隔壁の頂部の厚さは約60μm、基部の厚さが82μmで、隔壁の基部は溝底部と半径約20μmの曲面を形成しており、溝の端部で長さ2mmの引き出し電極相当部と10mmの溝部の長さを有し、溝のピッチは140μmであった。
【0068】
一方、インク液滴の噴射実験では、隔壁駆動領域が十分に確保できてインク液滴も十分に噴射でき、実施例1と同様の耐久吐出試験においても、実施例1と同じ結果が得られていることが確認できた。
【0069】
(実施例3)
先ず、厚さ約300μmのチタン酸ジルコン酸鉛系セラミック基板上に、チタン酸ジルコン酸鉛系セラミック粉末と有機バインダー、溶剤、分散剤とから成る隔壁形成用組成物をドクターブレード法により塗布した後、乾燥させて厚さ約500μmの隔壁形成用組成物の層を有する基板を得た。
【0070】
次に、感光性フィルムを前記隔壁形成用組成物の層上に貼付後、更にその表面に隔壁の厚さに該当する幅が50μm、ピッチが140μmのネガパターンを載置し、紫外線下で露光後、0.2wt%の炭酸ナトリウム溶液で現像してレジストパターンを形成した。
【0071】
その後、サンドブラスト装置に取りつけて、#800の炭化珪素砥粒をエアー噴出圧力5kgf/cm2 で吹き付けて、サンドブラスト加工を行い、隔壁間の溝に相当する部分を基板に達するまで選択的に削り取って、隔壁の頂部から基部にかけてテーパー形状を有する隔壁を成形した。
【0072】
次いで、前記レジストパターンを剥離液にて除去した後、450℃の温度で脱バインダー処理を行い、続いて1200℃の温度で焼成して一体化し、インク加圧室構成部材を作製した後、引き出し電極用のわずかな空間を溝の端部にスライシング加工にて形成した。
【0073】
その後、隔壁の分極処理を施し、更に隔壁の側面の上部半分と溝の引き出し電極相当部にスパッタリング法により金電極を形成した。
【0074】
次に、上部基板とノズル孔を穿孔したノズル板は、実施例1と同じものを採用し、各部材を、エポキシ系接着剤で接着して組み上げ、剪断モード型のインクジェットヘッドを作製した。
【0075】
隔壁断面形状の評価は、実施例1と同様にして測定したところ、評価用のインクジェットヘッドは、外形寸法が厚さ1mm、奥行き56mm、幅12mmから成り、インク加圧室の隔壁は、頂部の厚さが45μm、基部の厚さが69μm、高さが400μm、角度θが約5°のテーパー形状の断面を成し、インク加圧室の溝の端部も溝底部から隔壁同様テーパー状に形成されており、溝の端部で長さ2mmの引き出し電極相当部と10mmの溝部の長さを有し、溝のピッチは140μmとなっていた。
【0076】
また、インク液滴の噴射実験でも、隔壁駆動領域が十分に確保できてインク液滴も十分に噴射でき、実施例1と同様の耐久吐出試験においても、実施例1と同じ結果が得られていることが確認できた。
【0077】
(実施例4)
実施例3において、サンドブラスト加工を基板に達する前に中断する以外は、実施例3と同様にして剪断モード型のインクジェットヘッドを作製した。
【0078】
その結果、得られた評価用のインクジェットヘッドは、外形寸法が厚さ1mm、奥行き56mm、幅12mmから成り、インク加圧室の溝は、最大深さが380μmで溝の底部がU字形状を呈し、又、該溝を形成する隔壁の頂部の厚さは48μm、基部の厚さが74μmで、隔壁の基部は溝底部と約33μmの半径を有する曲面を形成しており、溝の端部で長さ2mmの引き出し電極相当部と10mmの溝部の長さを有し、溝のピッチは140μmであった。
【0079】
また、インク液滴の噴射実験では、隔壁駆動領域が十分に確保できてインク液滴も十分に噴射でき、実施例1と同様の耐久吐出試験においても、実施例1と同じ結果が得られていることが確認できた。
【0080】
(比較例1)
先ず、外形寸法で厚さ1mm、奥行き56mm、幅12mmのチタン酸ジルコン酸鉛から成る基板に、ブレードの厚さが80μmのダイヤモンドブレードを用いてダイシング法により溝を切削加工してインク加圧室部材を作製し、隔壁に分極処理を施した後、隔壁側面の上部半分と溝の引き出し電極相当部にスパッタリング法により金電極を形成した。
【0081】
一方、厚さ約300μmのチタン酸ジルコン酸鉛基板にインク室連結用の穴を研削により穿孔して上部基板を作製した。
【0082】
他方、ポリイミド製のプラスチック板にレーザーでノズル穴を穿孔してノズル板を作製した。
【0083】
次いで、エポキシ系接着剤で前記各部材を接着して組み上げ、剪断モード型のインクジェットヘッドを作製した。
【0084】
その結果、得られたインクジェットヘッドは、外形寸法が厚さ1mm、奥行き56mm、幅12mmから成り、インク加圧室の溝は、溝幅が85μm、溝の深さが400μmの矩形断面を有すると共に、溝の端部は、ダイヤモンドブレードの曲率を転写した円弧形状を成しており、又、該溝を形成する隔壁の頂部及び基部の厚さは約85μmであり、溝の端部で長さ2mmの引き出し電極相当部を有し、溝部の長さは10mm、溝の底部の長さは7mm、未切削部分長さは3mmもあり、溝のピッチは150μmであった。
【0085】
従って、インク液滴の噴射実験では、隔壁駆動領域が十分に確保できず、得られた印字は極めて粗いピッチであり、その上、スライシング加工の振動、ブレ等により隔壁の一部欠損が12ヵ所、隔壁の基部からの破損が5ヵ所認められ、欠陥のないインクジェットヘッドが得られていないだけでなく、隔壁の歪み変形により、実施例1と同様の耐久吐出試験を行ったところ、約1/4の隔壁において破損が認められ、噴出特性の劣化が著しく、耐久性に極めて乏しいものであることが分かった。
【0086】
以上の結果からも明らかなように、比較例では、スライシング加工時のダイヤモンドブレード等のツール形状に依存する未切削部分が生じるために十分な隔壁駆動領域を確保できず、従ってインク液滴を十分に噴出できず、高精細なピッチの隔壁を成形せんとすると、隔壁自体に欠損や破損を生じたりするのに対して、本発明では、いずれも溝の全長が確保でき、小型のインクジェットヘッド自体を形成できるだけでなく、噴出特性及び耐久性に優れ、かつ高精度化できることが分かる。
【0087】
又、本発明では、隔壁駆動領域を十分に確保でき、インク液滴を十分な圧力で噴射できることから、例えば、ラインプリンターヘッドの如き、長いヘッドを容易に作製できる。
【0088】
尚、本発明は前記詳述した実施例に何等限定されるものではない。
【0089】
【発明の効果】
叙上の如く、本発明の印刷装置の製造方法によれば、隔壁の基部の厚さを頂部の厚さより大とすることにより、隔壁基部への隔壁の歪み変形に伴う応力集中を緩和できるため、隔壁の破損を防止して耐久性を大いに向上させることができ、その上、印刷成形法やサンドブラスト法により隔壁あるいは溝を成形するため、従来のような溝端部に切削ツールの曲率を転写した形状を有する未研削部分を生ずることがなく、剪断モ―ドによる隔壁駆動領域が拡大され、同一のインク噴射特性を得るには溝を従来よりも短くできてインクジェットヘッド自体が小型軽量化でき、インクジェットヘッドの移動速度の高速化、位置決め精度の向上にも寄与する。
【0090】
更に、本発明では、インクジェットヘッド自体が小型軽量化できることから、材料コストも低減でき、その上、積層数を調整することにより、インクジェットヘッドを移動させる必要のない耐久性に優れた長尺のラインプリンターヘッドも簡単に製造することができ、高速、高解像度の印刷も可能となる。
【0091】
しかも、かかるインクジェットヘッドから成るインク噴射装置の組み込み時の専有面積も大幅に低減され、引いては印刷装置自体の小型化が実現でき、各種用途の印刷装置として幅広く適用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷装置を構成するインク噴射装置に用いられるインクジェットヘッドの溝方向に対して直角方向の要部を示す断面図である。
【図2】印刷装置を構成するインク噴射装置に用いられる他のインクジェットヘッドの溝方向に対して直角方向の要部を示す断面図である。
【図3】印刷装置を構成するインク噴射装置に用いられる他のインクジェットヘッドの溝方向に対して直角方向の要部を示す断面図である。
【図4】本発明の印刷装置の製造方法を説明するための、印刷装置の要部を成すインク噴射装置を構成するインクジェットヘッドの製造工程を示す図である。
【図5】従来の印刷装置を構成するインク噴射装置に用いられる一部破断したインクジェットヘッドの構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 インクジェットヘッド
2 インク加圧室
3 基板
4 溝
5 隔壁
6 ノズル孔
7 基部の厚さ
8 頂部の厚さ
9 テーパー形状
10 曲面
11 上部基板
12 電極
13 ノズル板
14 隔壁形成用組成物から成るペースト
15 印刷成形
16 隔壁積層体
17 隔壁形成用組成物
18 レジストパターン
19 サンドブラスト加工
20 隔壁成形体θ 角度
Claims (2)
- インク加圧室を構成する基板上に、圧電性を有する隔壁形成用組成物から成るペーストを印刷成形して前記基板からの高さ及び印刷幅を調整しながら塗布して所定高さまで積層し、頂部の厚さより基部の厚さの方が大となる隔壁積層体を成形することにより平行な複数の溝を形成した後、得られた隔壁積層体を前記基板と共に所定寸法に切断し、次いで脱バインダー処理後、焼成一体化し、その後、隔壁の側面に電極を形成し、次いで隔壁頂部に上部基板を接合すると共に、溝の開放端側にノズル孔を穿設したノズル板を接合してインク噴射装置を構成するインクジェットヘッドを形成することを特徴とする印刷装置の製造方法。
- インク加圧室を構成する基板上に、圧電性を有する隔壁形成用組成物を所定高さに設けた後、平行な複数の溝形状を形成したレジストパターンを用い、隔壁の形状及び厚さに応じて適宜選択した砥粒を用いてサンドブラスト加工し、頂部の厚さより基部の厚さの方が大となる隔壁成形体を研掃成形した後、得られた隔壁成形体を前記基板と共に所定寸法に切断し、次いで脱バインダー処理後、焼成一体化し、その後、隔壁の側面に電極を形成し、次いで隔壁頂部に上部基板を接合すると共に、溝の開放端側にノズル孔を穿設したノズル板を接合してインク噴射装置を構成するインクジェットヘッドを形成することを特徴とする印刷装置の製造方法。
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- 1998-05-29 JP JP14937598A patent/JP3667992B2/ja not_active Expired - Fee Related
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