JP3667472B2 - 口腔用組成物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、優れたマッサージ効果により、血流量を高めることができ、歯周疾患の予防・治療効果に優れた口腔用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
歯周疾患は、う蝕と並んで口腔領域における二大疾患の1つである。特に、歯槽膿漏は、今日のような高齢化社会においては深刻な問題となっている。従って、その予防・治療は口腔衛生上、非常に重要な意味を持っており、それらを目的とした食塩を薬効剤とした練歯磨が市販されている。この食塩の作用は炎症を起こした歯肉中の組織液を吸収することにより、歯肉局所における循環が改善される為といわれている。しかし、この食塩の効果を高める目的で、高濃度の食塩を配合すると、塩辛さが強くなり、口腔用組成物としての嗜好性が著しく損なわれるという欠点があった。そこで、口腔用組成物中に粒径の大きな溶解していない粒状食塩を配合することにより、塩辛さを低減することが行われている(特公平3-2122号公報)。従来、塩辛さを低減するためには、平均粒径300〜500μm程度の粒状食塩が使用されている。
【0003】
しかしながら、このような粒状食塩を含有する口腔用組成物では、食塩による薬効剤としての効果は得られるものの、十分な血流促進効果は得られなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、高い血流促進効果が得られ、歯周疾患の予防・治療効果に優れた口腔用組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる実情において、本発明者らは鋭意研究を行った結果、特定粒径の粒状食塩及び特定粒径の重曹を用いれば、優れたマッサージ効果により血流量を高めることができ、歯周疾患の予防・治療効果に優れた口腔用組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
【0006】
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B):
(A)平均粒径が700〜1400μmの粒状食塩を3〜15重量%、
(B)平均粒径が30〜500μmの重曹を5〜30重量%
含有する口腔用組成物を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明で用いられる粒状食塩は、組成物中での平均粒径が700〜1400μm、好ましくは700〜1200μm、特に好ましくは800〜1200μmのものである。平均粒径が700μm未満のものでは粒子径が小さいため、十分なマッサージ効果が得られず、
1400μmを超えるものでは単位重量当りの粒子数が減少し、歯肉との接触回数が少なくなるため、十分なマッサージ効果が得られない。
【0008】
このような粒状食塩は、平均粒径が上記範囲であればよいが、700μm以上の粒子が全体の30%以上、特に40%以上であるものが好ましい。
更に、平均粒径が750〜900μmの粒子が全体の50%以上、特に70%以上であ
ると、口中での感触の点でより好ましい。
【0009】
本発明において、粒状食塩は組成物中に3〜15重量%含有され、好ましくは3〜12重量%、特に好ましくは5〜10重量%含有される。3重量%未満では十分なマッサージ効果が得られず、15重量%を超えると、使用時の感触及び味がひどく劣る。
なお、粒状食塩は製造中に溶解して粒径が小さくなったり、前記粒径の食塩の含有量が減少したりするため、製造後に得られた組成物中での平均粒径及び含有量が前記のような範囲になるよう、予め組成物中での所望の量より多い配合量の粒状食塩を用いて製造するのが好ましい。
【0010】
本発明の口腔用組成物には、更に平均粒径30〜500μm、特に好ましくは80〜250μmの重曹を配合し、当該粒子によりマッサージ感をより高めることができる。このような重曹は、全組成中に5〜30重量%配合するが、特に10〜20重量%配合すると、マッサージ感をより向上させることができるので好ましい。
【0011】
本発明の口腔用組成物は、前記の粒状食塩以外の形態の食塩、例えば前記以外の粒径の粒状食塩、溶液状食塩等を任意の割合で含有することができる。食塩全体の含有量は、本発明組成物中に15重量%以上であることが好ましく、その上限については特に制限はないが、口腔用組成物としての実用的な形状や形態を考慮すると、約40重量%程度が好ましい。
【0012】
本発明の口腔用組成物は、常法により製造することができ、通常口腔用組成物として用いられている剤型、例えば練歯磨、粉歯磨、歯肉局所塗布剤等とすることができる。
【0013】
本発明の口腔用組成物にはその形態等に応じて種々の公知成分を用いることができる。例えばグリセリン、ソルビット、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、エチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、キシリット、マルチット、ラクチット等の湿潤剤;カルボキシメチルセルロース及びその塩類、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カラギーナン、ポリアクリル酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル、キサンタンガム、トラガカントガム、カラヤガム、アラビヤガム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ビーガム、ラポナイト等の粘結剤;モノフルオルリン酸ナトリウム、フッ化スズ、フッ化ナトリウム等の歯質強化剤;クロルヘキシジンの塩類、塩化セチルピリジニウム等の殺菌剤;リン酸ナトリウム等のpH調整剤;デキストラナーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、リゾチーム、ムタナーゼ等の酵素類;ヒノキチオール、ε−アミノカプロン酸、トラネキサム酸、アラントイン類、トコフェロール類、ジヒドロコレステロール、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸及びその塩類、グリセロホスフェート、クロロフィル、水溶性無機リン酸化合物、アズレン、カミツレ、当帰、川弓、生薬類等の抗炎症剤・血行促進剤;ラウリル硫酸塩、ミリスチル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、N−アシルアミノ酸塩、アシルモノグリセリド硫酸塩、石鹸、脂肪酸モノグリセリド、脂肪酸モノアルカノールアミド、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、アルキルグリコシド、イミダゾリニウムベタイン、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、スルホベタイン、アミンオキサイド等の界面活性剤;サッカリンナトリウム、ステビオサイド、タウマチン、アスパラチルフェニルアラニンメチルエステル等の甘味剤;p−ヒドロキシ−安息香酸、p−ヒドロキシ−安息香酸エチル、p−ヒドロキシ−安息香酸プロピル、p−ヒドロキシ−安息香酸ブチル、安息香酸ナトリウム等の防腐剤;二酸化チタン等の着色剤・色素類;ペパーミント油、スペアミント油、メントール、カルボン、アネトール、オイゲノール、サリチル酸メチル、リモネン、オシメン、n−デシルアルコール、シトロネロール、α−テルピネオール、メチルアセテート、シトロネリルアセテート、メチルオイゲノール、シネオール、リナロール、エチルリナロール、ワニリン、チモール、アニス油、レモン油、オレンジ油、セージ油、ローズマリー油、桂皮油、ピメント油、桂葉油、シソ油、冬緑油、丁子油、ユーカリ油等の香料などを、本発明の効果を損わない範囲で適宜使用できる。
【0014】
【発明の効果】
本発明の口腔用組成物は、優れたマッサージ効果により血流量を高めることができ、歯周疾患の予防・治療効果に優れたものである。また、従来の口腔用組成物に用いられる粒状食塩よりも更に粒径の大きな食塩を配合しているため、塩辛さも低減されて味が良く、更に、粒径が大きく表面積が小さいため、溶けにくく、マッサージ感が持続する。
【0015】
【実施例】
次に実施例を挙げて本発明を更に説明するが、本発明はこれによって何ら限定されるものではない。
なお、粒状食塩の平均粒径の測定は、JIS Z8801−1994試験用標準ふるいにより行った。
【0016】
実施例1
表1に示す組成の成分を用い、練歯磨組成物を常法により製造し、これらを使用したときの血流促進効果を評価した。結果を図1に示す。
なお、得られた組成物中における粒状食塩の含有量は3〜15重量%の範囲内であった。
【0017】
【表1】
Figure 0003667472
【0018】
(評価方法)
歯肉に炎症を有する男性6名を被験者とし、上顎3〜3歯について、ラウンドカット歯ブラシ(8/1000)及び練歯磨1gを用いてブラッシングしたときの血流量を測定した。測定は、被験者を仰向けに寝かせアングルワイダーをしたまま術者磨きで1分間ブラッシングした後、5分ごとにレーザードップラー法による血流測定を行った。結果はブラッシング前との相対血流量とし、6名の平均値で示した。
【0019】
図1の結果から明らかなように、平均粒径1000μmの粒状食塩を含有する本発明品を用いた場合には、平均粒径350μmの粒状食塩を含有する比較品に比べ、血流量がより高められていた。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1において、練歯磨組成物を用いてブラッシングしたときの血流量の変化を示す図である。

Claims (1)

  1. 次の成分(A)及び(B):
    (A)平均粒径が700〜1400μmの粒状食塩を3〜15重量%、
    (B)平均粒径が30〜500μmの重曹を5〜30重量%
    含有する口腔用組成物。
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