JP3667103B2 - 電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電子写真感光体並びに該電子写真感光体を備えたプロセスカ−トリッジ及び電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真感光体としては、セレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛等の無機光導電性物質が広く用いられていた。一方、有機光導電性物質を用いた電子写真感光体は成膜性が良く、塗工によって生産できるため、極めて生産性が高く安価な感光体を提供できる利点を有している。また、使用する染料や顔料等の選択により、感色性を自在にコンントロ−ルできる等の利点を有し、これまで幅広い検討がなされてきた。特に最近では、有機光導電性染料や顔料を含有した電荷発生層と光導電性ポリマ−や低分子の有機光導電性物質を含有した電荷輸送層を積層した機能分離型感光体の開発により、従来の有機電子写真感光体の欠点とされていた感度や耐久性に著しい改善がなされてきた。
【0003】
アゾ顔料は優れた光導電性を示し、しかもアミノ成分とカプラ−成分の組み合わせ方で様々な特性を持った化合物が容易に得られることから、これまで数多くの化合物が提案されており、例えば特開昭54−22834号公報、特開昭58−177955号公報、特開昭58−194035号公報、特開昭61−215556号公報、特開昭61−241763号公報、特開昭63−17456号公報等により既に公知である。
【0004】
しかしながら、従来のジスアゾ顔料を用いた電子写真感光体は、感度や繰り返し使用時の電位安定性の面で必ずしも十分なものとは言えず、実用化されているのは極く僅かな材料のみである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、優れた高感度特性と繰り返し使用時の安定した電位特性を有する電子写真感光体を提供することである。また、該電子写真感光体を用いたプロセスカ−トリッジ並びに電子写真装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該感光層が下記一般式(1)で示されるジスアゾ顔料を含有することを特徴とする電子写真感光体から構成される。
一般式(1)
【化2】
Figure 0003667103
式中、Ar1 及びAr2 は同一または異なって、結合基を介して結合してもよい、置換基を有してもよい芳香族炭化水素環または置換基を有してもよい複素環を表わし、A1 及びA2 は同一または異なって、フェノ−ル性水酸基を有するカプラ−残基を表わし、nは0、1または2を表わす。
【0007】
また、本発明は、前記本発明の電子写真感光体、及び帯電手段、現像手段及びクリ−ニング手段からなる群より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカ−トリッジから構成される。
【0008】
また、本発明は前記本発明の電子写真感光体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有することを特徴とする電子写真装置から構成される。
【0009】
【発明の実施の形態】
前記一般式(1)で示されるジスアゾ顔料において、その式中、A1 及びA2 の表わすフェノ−ル性水酸基を有するカプラ−残基の好ましい例として、下記一般式(2)〜(8)に示されるカプラ−残基が挙げられる。
一般式(2)
【化3】
Figure 0003667103
一般式(3)
【化4】
Figure 0003667103
一般式(4)
【化5】
Figure 0003667103
一般式(5)
【化6】
Figure 0003667103
一般式(6)
【化7】
Figure 0003667103
一般式(7)
【化8】
Figure 0003667103
一般式(8)
【化9】
Figure 0003667103
【0010】
一般式(2)、(3)、(4)及び(5)中のXは、ベンゼン環と縮合して置換基を有してもよいナフタレン環、置換基を有してもよいアントラセン環、置換基を有してもよいカルバゾ−ル環、置換基を有してもよいベンズカルバゾ−ル環、置換基を有してもよいジベンゾカルバゾ−ル環等の多環芳香環または複素環を形成するのに必要な残基を表わす。
【0011】
一般式(7)中のYは、置換基を有してもよい2価の芳香族炭化水素ないしは窒素原子を環内に含む2価の複素環基を表わす。例えば、o−フェニレン、o−ナフチレン、ペリナフチレン、1,2−アンスリレン、3,4−ピラゾ−ルジイル、2,3−ピリジンジイル、4,5−ピリジンジイル、6,7−インダゾ−ルジイル、6,7−キノリンジイル等の2価の基が挙げられる。
【0012】
一般式(2)、(3)及び(8)中のR1 とR2 、R3 とR4 、R8 とR9 は水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリ−ル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい複素環基を表わし、また、R1 とR2 、R3 とR4 、R8 とR9 は共に窒素原子を結合して窒素原子を環内に含む環状アミノ基を形成してもよい。
【0013】
一般式(4)及び(5)中のR5 及びR6 は水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリ−ル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい複素環基を表わす。
【0014】
一般式(6)中のR7 は水素原子、置換基を有してもよいアルキル基、置換基を有してもよいアリ−ル基、置換基を有してもよいアラルキル基、置換基を有してもよい複素環基を表わす。
【0015】
一般式(2)、(4)及び(8)中のZは、酸素原子または硫黄原子を表わし、mは0または1の整数を表わす。
【0016】
上記表現のアルキル基としてはメチル、エチル、プロピル等の基、アリ−ル基としてはフェニル、ナフチル、アンスリル等の基、アラルキル基としては、ベンジル、フェネチル等の基、複素環基としてはピリジル、チオニル、チアゾイル、カルバゾイル、ベンゾイミダジリル、ベンゾチアゾリル等の基が挙げられ、環状アミノ基としては、ピロリル、インドリニル、インドリル、カルバゾリル、イミダゾリル、ベンズイミダゾリル、ピラゾリル、フェノチアジニル、フェノキサジニル等の基が挙げられる。
【0017】
また、置換基としては、メチル、エチル、プロピル等のアルキル基、メトキシ、エトキシ等のアルコキシ基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子及びヨウ素原子のハロゲン原子、アセチル、ベンジル等のアシル基、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ等のアルキルアミノ基、フェニルカルバモイル基、ニトロ基、シアノ基、トリフルオロメチル等のハロアルキル基等が挙げられる。
【0018】
なお、一般式(1)中、Ar1及びAr2が置換基を有してもよいベンゼン環であり、nが0であることが好ましい。
【0019】
また、A1 及びA2 が一般式(2)、(3)または(4)であり、Xがベンゼン環と縮合してベンズカルバゾ−ル環を形成する残基であるカプラ−を用いた顔料は、その吸収域が近赤外領域付近まで広がるため、半導体レ−ザ−用の電荷発生物質としても好適である。
【0020】
一般式(1)で示されるジスアゾ顔料の好ましい例を表1〜35に列挙する。記載は顔料の基本型において変化する部分のみを記載することによって、全体構造を記載したこととする。本発明に用いる一般式(1)で示されるジスアゾ顔料はこれらの例に限定されるものではない。
【0021】
【表1】
Figure 0003667103
【表2】
Figure 0003667103
【表3】
Figure 0003667103
【表4】
Figure 0003667103
【表5】
Figure 0003667103
【0022】
【表6】
Figure 0003667103
【表7】
Figure 0003667103
【表8】
Figure 0003667103
【表9】
Figure 0003667103
【表10】
Figure 0003667103
【0023】
【表11】
Figure 0003667103
【表12】
Figure 0003667103
【表13】
Figure 0003667103
【表14】
Figure 0003667103
【表15】
Figure 0003667103
【0024】
【表16】
Figure 0003667103
【表17】
Figure 0003667103
【表18】
Figure 0003667103
【表19】
Figure 0003667103
【表20】
Figure 0003667103
【0025】
【表21】
Figure 0003667103
【表22】
Figure 0003667103
【0026】
【表23】
Figure 0003667103
【表24】
Figure 0003667103
【表25】
Figure 0003667103
【表26】
Figure 0003667103
【表27】
Figure 0003667103
【表28】
Figure 0003667103
【表29】
Figure 0003667103
【表30】
Figure 0003667103
【表31】
Figure 0003667103
【表32】
Figure 0003667103
【表33】
Figure 0003667103
【表34】
Figure 0003667103
【表35】
Figure 0003667103
【0027】
本発明に用いるジスアゾ顔料は、相当するジアミンを常法によりテトラゾ化し、アルカリの存在下でカプラ−と水系でカップリングするか、テトラゾニウム塩をホウフッ化塩や塩化亜鉛複塩等に変換した後、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等の有機溶剤中で、酢酸ソ−ダ、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン等の塩基の存在下、カプラ−とカップリングすることによって容易に合成できる。
【0028】
一般式(1)中のA1 とA2 が相異なるカプラ−残基である場合は、前述のテトラゾニウム塩1モルに対し、初めに一方のカプラ−1モルをカップリングさせ、次いで、もう一方のカプラ−1モルをカップリングさせて合成するか、あるいはジアミンの一方のアミノ基をアセチル基等で保護しておき、これをジアゾ化し一方のカプラ−をカップリングさせた後、保護基を塩酸等で加水分解し、これを再びジアゾ化し、もう一方のカプラ−をカップリングさせて合成できる。
【0029】
合成例1(顔料例1の合成)
300mlビ−カ−に水150ml、濃塩酸20ml(0.23モル)と下記構造式のジアミン化合物
【化10】
Figure 0003667103
8.9g(0.032モル)を入れ0℃迄冷却し、亜硝酸ソ−ダ4.6g(0.067モル)を水10mlに溶かした液を液温を5℃以下に保ちながら10分間で液中に滴下した。15分間撹拌した後カ−ボンろ過し、この溶液の中へホウフッ化ソ−ダ10.5g(0.096モル)を水90mlに溶かした液を撹拌下滴下し、析出したホウフッ化塩をろ取し、冷水で洗浄した後、アセトニトリルで洗浄し室温で減圧乾燥した。収量12.9g、収率85%
【0030】
次に、1リットルビ−カ−にN,N−ジメチルホルムアミド(DMF)500mlを入れ、下記構造式の化合物
【化11】
Figure 0003667103
11.1g(0.042モル)を溶解し液温を5℃に冷却した後、先に得たホウフッ化塩9.5g(0.020モル)を溶解し、次いでトリエチルアミン5.1g(0.050モル)を5分間で滴下した。2時間撹拌した後析出した顔料をろ取し、DMFで4回、水で3回洗浄した後、凍結乾燥した。収量15.0g、収率91%
【0031】
Figure 0003667103
【0032】
合成例2(顔料例92の合成)
300mlビ−カ−に水150ml、濃塩酸20ml(0.23モル)と下記構造式のジアミン化合物
【化12】
Figure 0003667103
10.5g(0.032モル)を入れ0℃迄冷却し、亜硝酸ソ−ダ4.6g(0.067モル)を水10mlに溶かした液を液温を5℃以下に保ちながら10分間で液中に滴下した。15分間撹拌した後カ−ボンろ過し、この溶液の中へホウフッ化ソ−ダ10.5g(0.096モル)を水90mlに溶かした液を撹拌下滴下し、析出したホウフッ化塩をろ取し、冷水で洗浄した後、アセトニトリルで洗浄し室温で減圧乾燥した。収量13.8g、収率82%
【0033】
次に、1リットルビ−カ−にDMF500mlを入れ、下記構造式の化合物
【化13】
Figure 0003667103
11.1g(0.042モル)を溶解し液温を5℃に冷却した後、先に得たホウフッ化塩9.5g(0.020モル)を溶解し、次いでトリエチルアミン5.1g(0.050モル)を5分間で滴下した。2時間撹拌した後析出した顔料をろ取し、DMFで4回、水で3回洗浄した後、凍結乾燥した。収量16.3g、収率93%
【0034】
Figure 0003667103
【0035】
本発明の電子写真感光体は、導電性支持体上に前記一般式(1)で示されるジスアゾ顔料を含有する感光層を有する。感光層の形態は、公知のいかなる形態も可能であるが、一般式(1)で示されるジスアゾ顔料を含有する層を電荷発生層とし、これに電荷輸送物質を含有する電荷輸送層を積層した機能分離型の感光層が特に好ましい。
【0036】
電荷発生層は、前記特定のジスアゾ顔料を適当な溶剤中でバインダ−樹脂と共に分散した塗布液を、導電性支持体上に公知の方法で塗布することによって形成することができ、その膜厚は5μm以下、好ましくは0.1〜1μmの薄膜層とすることが望ましい。
【0037】
バインダ−樹脂としては、広範な絶縁性樹脂あるいは有機光導電性ポリマ−から選択されるが、ポリビニルブチラ−ル、ポリビニルベンザ−ル、ポリアリレ−ト、ポリカ−ボネ−ト、ポリエステル、フェノキシ樹脂、セルロ−ス樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン等の樹脂構成単位に置換基を有してもよい樹脂が好ましく、置換基としてはフッ素原子、臭素原子等のハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、ニトロ基、トリフルオロメチル基、シアノ基等が挙げられる。また、バインダ−樹脂の使用量は電荷発生層中の含有率で80重量%以下、好ましくは40重量%以下である。
【0038】
溶剤としては、前記のバインダ−樹脂を溶解し、後述の電荷輸送層や下引き層を溶解しない種類から選択するのが好ましい。例えば、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエ−テル系化合物、シクロヘキサノン、メチルエチルケトン等のケトン系化合物、N,N−ジメチルホルムアミド等のアミド系化合物、酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル系化合物、トルエン、キシレン、モノクロルベンゼン等の芳香族化合物、メタノ−ル、エタノ−ル、2−プロパノ−ル等のアルコ−ル系化合物、クロロホルム、塩化メチレン等の脂肪族ハリゲン化炭化水素系化合物等が挙げられる。
【0039】
電荷輸送層は電荷発生層の上または下に積層され、電界の存在下電荷発生層から電荷キャリアを受け取り、これを輸送する機能を有している。電荷輸送層は電荷輸送物質を必要に応じて適当なバインダ−樹脂と共に溶剤中に溶解した塗布液を塗布することによって形成される。その膜厚は5〜40μm、好ましくは12〜30μmである。
【0040】
電荷輸送物質には電子輸送性物質と正孔輸送性物質とがある。電子輸送性物質としては、例えば2,4,7−トリニトロフルオレノン、2,4,5,7−テトラニトロフルオレノン、クロラニル、テトラシアノキノジメタン等の電子吸引性物質やこれら電子吸引性物質を高分子化したもの等が挙げられる。
【0041】
正孔輸送性物質としては、ピレン、アントラセン等の多環芳香族化合物、カルバゾ−ル、インド−ル、イミダゾ−ル、オキサゾ−ル、チアゾ−ル、オキサジアゾ−ル、ピラゾ−ル、ピラゾリン、チアジアゾ−ル、トリアゾ−ル等の複素環化合物、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾン、N,N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾ−ル等のヒドラゾン系化合物、α−フェニル−4’−N,N−ジフェニルアミノスチルベン、5−[4−(ジ−p−トリルアミノ)ベンジリデン]−5H−ジベンゾ[a、d]シクロヘプテン等のスチリル系化合物、ベンジジン系化合物、トリアリ−ルメタン系化合物、トリアリ−ルアミン系化合物、トリフェニルアミンあるいはこれらの化合物からなる基を主鎖または側鎖に有するポリマ−(例えばポリ−N−ビニルカルバゾ−ル、ポリビニルアントラセン等)が挙げられる。
【0042】
これらの有機電荷輸送物質の他に、セレン、セレン−テルル、アモルファスシリコン、硫化カドミウム等の無機化合物も用いることができる。
【0043】
前記電荷輸送物質は1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。電荷輸送物質が成膜性を有していないときには適当なバインダ−樹脂を用いることができ、アクリル樹脂、ポリアリレ−ト、ポリエステル、ポリカ−ボネ−ト、ポリスチレン、アクリロニトリル−スチレンコポリマ−、ポリサルホン、ポリアクリルアミド、ポリアミド、塩素化ゴム等の絶縁性樹脂あるいはポリ−N−ビニルカルバゾ−ル、ポリビニルアントラセン等の有機光導電性ポリマ−等が挙げられる。
【0044】
感光層が形成される支持体は、導電性を有していればいずれのものでもよく、例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅、亜鉛、ステンレス、チタン、ニッケル、インジウム、金や白金等が挙げられる。また、かかる金属あるいは合金を真空蒸着法により被膜形成したプラスチック(例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレ−ト、アクリル樹脂等)や導電性粒子(例えばカ−ボンブラック、銀粒子等)を適当なバインダ−と共にプラスチックまたは金属基板上に被覆した支持体、あるいは導電性粒子をプラスチックや紙に含浸させた支持体等が挙げられる。
【0045】
支持体と感光層の中間にバリヤ−機能と接着機能を有する下引き層を設けることができる。下引き層の膜厚は5μm以下、好ましくは0.1〜3μmである。下引き層はカゼイン、ポリビニルアルコ−ル、ニトロセルロ−ス、ポリアミド(ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610、共重合ナイロン、N−アルコキシメチル化ナイロン等)、ポリウレタン、酸化アルミニウム等によって形成できる。
【0046】
本発明の電子写真感光体の別の具体例として、前記特定のジスアゾ顔料と電荷輸送物質を同一層に含有させた電子写真感光体が挙げられる。この例の電子写真感光体は、前記特定のジスアゾ顔料と電荷輸送物質を適当な樹脂溶液中に分散させた液を塗布乾燥して作成できる。
【0047】
いずれの電子写真感光体においても用いられる一般式(1)で示されるジスアゾ顔料の結晶形は、結晶質であっても非結晶質であってもよく、また、必要に応じて一般式(1)で示されるジスアゾ顔料を2種類以上組み合わせたり、公知の電荷発生物質と組み合わせて用いることも可能である。
【0048】
本発明の電子写真感光体は電子写真複写機に利用するのみならず、レ−ザ−ビ−ムプリンタ−、CRTプリンタ−、LEDプリンタ−、液晶プリンタ−、レ−ザ−製版、ファクシミリ等の電子写真応用分野にも広く用いることができる。
【0049】
次に、本発明のプロセスカ−トリッジ並びに電子写真装置について説明する。図1に本発明の電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジを有する電子写真装置の概略構成を示す。図において、1はドラム状の本発明の電子写真感光体であり、じく2を中心に矢印方向に所定の周速度で回転駆動される。感光体1は回転過程において、一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位の均一帯電を受け、次いで、スリット露光やレ−ザ−ビ−ム走査露光等の像露光手段(不図示)からの画像露光光4を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順次形成されていく。
【0050】
形成された静電潜像は、次いで現像手段5によりトナ−現像され、現像されたトナ−現像像は、不図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光体1の回転と同期取りされて給送された転写材7に、転写手段6により順次転写されていく。像転写を受けた転写材7は感光体面から分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けることにより複写物(コピ−)として装置外へプリントアウトされる。像転写後の感光体1の表面は、クリ−ニング手段9によって転写残りトナ−の除去を受けて清浄面化され、更に前露光手段(不図示)からの前露光光10により除電処理がされた後、繰り返し画像形成に使用される。なお、一次帯電手段3が帯電ロ−ラ−等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではない。
【0051】
本発明においては、上述の感光体1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリ−ニング手段9等の構成要素のうち、複数のものをプロセスカ−トリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカ−トリッジを複写機やレ−ザ−ビ−ムプリンタ−等の電子写真装置本体に対して着脱可能に構成してもよい。例えば一次帯電手段3、現像手段5及びクリ−ニング手段9の少なくとも1つを感光体1と共に一体に支持してカ−トリッジ化し、装置本体のレ−ル12等の案内手段を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカ−トリッジ11とすることができる。また、画像露光光4は、電子写真装置が複写機やプリンタ−である場合には、原稿からの反射光や透過光を用いる、あるいは、センサ−で原稿を読み取り、信号化し、この信号に従って行われるレ−ザ−ビ−ムの走査、LEDアレイの駆動及び液晶シャッタ−アレイの駆動等により照射される光である。
【0052】
【実施例】
実施例1〜10
アルミ基板上にメトキシメチル化ナイロン樹脂(平均分子量32,000)5gとアルコ−ル可溶性共重合ナイロン樹脂(平均分子量29,000)10gをメタノ−ル95gに溶解した液をマイヤ−バ−で塗布し、乾燥後の膜厚が1μmの下引き層を形成した。
【0053】
次に、前記顔料例1のジスアゾ顔料5gをシクロヘキサノン95gにブチラ−ル樹脂(ブチラ−ル化度63モル%)2gを溶かした液に加え、サンドミルで20時間分散した。この分散液を下引き層の上に乾燥後の膜厚が0.2μmとなるようにマイヤ−バ−で塗布し、電荷発生層を形成した。
【0054】
次いで、下記構造式のヒドラゾン化合物
【化14】
Figure 0003667103
5gとポリメチルメタクリレ−ト(数平均分子量100,000)5gをモノクロルベンゼン40gに溶解し、この塗布液を電荷発生層の上に乾燥後の膜厚が20μmとなるようにマイヤ−バ−で塗布し、電荷輸送層を形成し、実施例1の電子写真感光体を作成した。
【0055】
実施例1における顔料例1のジスアゾ顔料に代えて後記表36に示す顔料例のジスアゾ顔料を用いた他は、実施例1と同様にして実施例2〜10に対応する電子写真感光体を作成した。
【0056】
実施例1〜10の電子写真感光体のそれぞれについて、川口電機(株)製の静電複写紙試験装置(商品名Model SP−428)を用いて−5KVのコロナ放電で負に耐電し、1秒間暗所放置した後、ハロゲンランプを用いて照度10ルックスの光で露光し、耐電特性を評価した。耐電特性としては表面電位V0 と暗所放置後の表面電位が1/2に減衰するのに必要な露光量E1/2を測定した。結果を表36に示す。
【0057】
【表36】
Figure 0003667103
【0058】
比較例1及び2
実施例1で用いたジスアゾ顔料を下記構造式で示されるジスアゾ顔料に代えた他は、実施例1と全く同様にして電子写真感光体を作成し、同様に評価した。結果を表37に示す。
比較顔料A
【化15】
Figure 0003667103
比較顔料B
【化16】
Figure 0003667103
【0059】
【表37】
Figure 0003667103
【0060】
これらの評価結果から、本発明の電子写真感光体はいずれも十分な帯電能と優れた感度を有していることが分かる。
【0061】
実施例11〜15
実施例2で作成した電子写真感光体を−6.4KVのコロナ帯電器、露光光学系、現像器、転写帯電器、除電露光光学系およびクリ−ナ−を備えた電子写真複写機のシリンダ−に貼り付けた。初期の暗部電位VD と明部電位VL をそれぞれ−700V、−200V付近に設定し、5,000回繰り返し使用した際の暗部電位の変動量ΔVD と明部電位の変動量ΔVL を測定した。
【0062】
実施例3、4、6及び10で作成した電子写真感光体のそれぞれについても同様に評価した。結果を表38に示す。なお、電位の変動量における負記号は電位の絶対値の低下を表わし、正記号は電位の絶対値の増加を表わす。
【0063】
【表38】
Figure 0003667103
【0064】
比較例3及び4
比較例1及び2で作成した電子写真感光体を実施例11と同様の方法で繰り返し使用時の電位変動量を測定した。結果を表39に示す。
【表39】
Figure 0003667103
【0065】
実施例11〜15及び比較例3、4における電子写真感光体の評価から、本発明の電子写真感光体は、繰り返し使用時の電位変動が少ないことが分かる。
【0066】
実施例16
アルミ蒸着ポリエチレンテレフタレ−トフィルムのアルミ面上に膜厚0.5μmのポリビニルアルコ−ルの下引き層を形成した。この上に実施例2で用いたジスアゾ顔料の分散液をマイヤ−バ−で塗布乾燥して、膜厚0.2μmの電荷発生層を形成した。
【0067】
次いで、下記構造式のスチリル化合物5g
【化17】
Figure 0003667103
とポリカ−ボネ−ト(重量平均分子量55,000)5gをテトラヒドロフラン40gに溶かした液を電荷発生層の上に塗布乾燥して、膜厚20μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作成した。
【0068】
作成した電子写真感光体の帯電特性と耐久特性を実施例1及び実施例11と同様の方法によって測定した。結果を示す。
0 :−720V、E1/2 :0.78ルックス・秒
ΔVD :0V 、ΔVL :−10V
【0069】
実施例17
実施例16において、ジスアゾ顔料を実施例3で用いたジスアゾ顔料に代え、電荷輸送物質を下記構造式の化合物に代えた他は、実施例16と同様にして電子写真感光体を作成し、同様に評価した。結果を示す。
【化18】
Figure 0003667103
0 :−730V、E1/2 :0.98ルックス・秒
ΔVD :0V、ΔVL :0V
【0070】
実施例18
実施例6において電荷発生層と電荷輸送層を逆の順番で積層した他は、実施例17と同様にして電子写真感光体を作成し、実施例1と同様の方法で帯電特性を評価した。ただし帯電は正帯電とした。結果を示す。
0 :+700V、E1/2 :1.42ルックス・秒
【0071】
実施例19
実施例8と同様にして形成した電荷発生層の上に、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン5gとポリ−4,4’−ジオキシジフェニル−2,2’−プロパンカ−ボネ−ト(分子量300,000)5gをテトラヒドロフラン50gに溶解した液をマイヤ−バ−で塗布乾燥して、膜厚20μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作成した。実施例1と同様の方法で帯電特性を評価した。ただし帯電は正帯電とした。結果を示す。
0 :+670V、E1/2 :3.50ルックス・秒
【0072】
実施例20
顔料例70のジスアゾ顔料0.5gをシクロヘキサノン9.5gと共にペイントシェイカ−で5時間分散した。ここへ実施例1で用いた電荷輸送物質5gとポリカ−ボネ−ト5gをテトラヒドロフラン40gに溶かした液を加え、更に1時間振とうした。こうして調製した塗布液をアルミ基板上にマイヤ−バ−で塗布乾燥して、膜厚18μmの感光層を形成し、電子写真感光体を作成した。実施例1と同様の方法で帯電特性を評価した。ただし帯電は正帯電とした。結果を示す。V0 :+650V、E1/2 :2.79ルックス・秒
【0073】
実施例21〜30
実施例1において、電荷発生物質として用いた顔料例1のジスアゾ顔料に代えて、顔料例92のジスアゾ顔料4gを用いたこと、電荷輸送層の膜厚を23μmとしたことの他は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作成した。感光体21とする。
【0074】
実施例21における顔料例92のジスアゾ顔料に代えて後記表40に示す顔料例のジスアゾ顔料を用いた他は、実施例21と同様にして実施例22〜30に対応する電子写真感光体を作成した。感光体22〜30とする。
【0075】
実施例21〜30の電子写真感光体のそれぞれについて、実施例1と同様にして帯電特性を評価した。結果を表40に示す。
【0076】
【表40】
Figure 0003667103
【0077】
比較例5及び6
実施例21で用いたジスアゾ顔料を前記比較顔料A及びBに代えた他は、実施例21と全く同様にして感光体25及び26の電子写真感光体を作成し、同様に評価した。結果を表41に示す。
【0078】
【表41】
Figure 0003667103
【0079】
これらの評価結果から、本発明の電子写真感光体はいずれも十分な帯電能と優れた感度を有していることが分かる。
【0080】
実施例31〜35
実施例23で作成した電子写真感光体を実施例11と同様の方法で5,000回繰り返し使用した際の暗部電位の変動量ΔVD と明部電位の変動量ΔVL を測定した。
【0081】
実施例25、26、28及び30で作成した電子写真感光体のそれぞれについても同様に評価した。結果を表42に示す。なお、電位の変動量における負記号は電位の絶対値の低下を表わし、正記号は電位の絶対値の増加を表わす。
【0082】
【表42】
Figure 0003667103
【0083】
比較例7及び8
比較例5及び6で作成した電子写真感光体を実施例31と同様の方法で繰り返し使用時の電位変動量を測定した。結果を表43に示す。
【表43】
Figure 0003667103
【0084】
実施例31〜35及び比較例7、8における電子写真感光体の評価から、本発明の電子写真感光体は、繰り返し使用時の電位変動が少ないことが分かる。
【0085】
実施例36
実施例16において、電荷発生物質として実施例23で用いたジスアゾ顔料を用い、電荷輸送層の厚さを15μmとした他は、実施例16と同様にして電子写真感光体を作成し、同様の方法で評価した。結果を示す。
0 :−680V、E1/2 :0.98ルックス・秒
ΔVD :0V、ΔVL :0V
【0086】
実施例37
実施例17において、ジスアゾ顔料を実施例28で用いたジスアゾ顔料に代え、電荷輸送物質を下記構造式の化合物に代えた他は、実施例17と同様にして電子写真感光体を作成し、同様に評価した。結果を示す。
0 :−730V、E1/2 :0.78ルックス・秒
ΔVD :0V、ΔVL :0V
【0087】
実施例38
実施例30において電荷発生層と電荷輸送層を逆の順番で積層した他は、実施例21と同様にして電子写真感光体を作成し、同様の方法で帯電特性を評価した。ただし帯電は正帯電とした。結果を示す。
0 :+720V、E1/2 :0.95ルックス・秒
【0088】
実施例39
実施例22と同様にして形成した電荷発生層の上に、2,4,7−トリニトロ−9−フルオレノン5gとポリ−4,4’−ジオキシジフェニル−2,2’−プロパンカ−ボネ−ト(分子量300,000)5gをテトラヒドロフラン50gに溶解した液をマイヤ−バ−で塗布乾燥して、膜厚19μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を作成した。実施例21と同様の方法で帯電特性を評価した。ただし帯電は正帯電とした。結果を示す。
0 :+700V、E1/2 :2.50ルックス・秒
【0089】
実施例40
実施例20において、顔料例108のジスアゾ顔料を用いた他は、実施例20と同様にして電子写真感光体を作成し、同様の方法で帯電特性を評価した。ただし帯電は正帯電とした。結果を示す。
0 :+700V、E1/2 :1.03ルックス・秒
【0090】
【発明の効果】
本発明の電子写真感光体は、感光層に特定構造のジスアゾ顔料を用いることにより、感光層内部における電荷キャリアの発生効率ないしは注入効率のいずれか一方あるいは双方が改善され、感度や繰り返し使用時の電位安定性に優れた特性が得られるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有するプロセスカ−トリッジを有する電子写真装置の概略構成を示す図。
【符号の説明】
1 本発明の電子写真感光体
2 軸
3 一次帯電手段
4 画像露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 転写材
8 像定着手段
9 クリ−ニング手段
10 前露光光
11 プロセスカ−トリッジ
12 レ−ル

Claims (5)

  1. 支持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該感光層が、下記一般式(1)で示されるジスアゾ顔料を含有することを特徴とする電子写真感光体。
    一般式(1)
    Figure 0003667103
    式中、Ar1 及びAr2 は同一または異なって、結合基を介して結合してもよい、置換基を有してもよい芳香族炭化水素環または置換基を有してもよい複素環を表わし、A1 及びA2 は同一または異なって、フェノ−ル性水酸基を有するカプラ−残基を表わし、nは0、1または2を表わす。
  2. Ar1及びAr2が置換基を有してもよいベンゼン環であり、nが0である請求項1記載の電子写真感光体。
  3. 感光層が前記一般式(1)で示されるジスアゾ顔料を含有する電荷発生層と電荷輸送層の少なくとも二層からなる請求項1または2記載の電子写真感光体。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真感光体、及び帯電手段、現像手段及びクリ−ニング手段からなる群より選ばれる少なくとも一つの手段を一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカ−トリッジ。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載の電子写真感光体、帯電手段、像露光手段、現像手段及び転写手段を有することを特徴とする電子写真装置。
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