JP3666701B2 - 定尺切断装置及び定尺切断方法 - Google Patents

定尺切断装置及び定尺切断方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板状体の順次接合と板状体を適宜長さの定尺に切断する定尺切断装置及び定尺切断方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術を図1〜図3により説明すると、図1の矢印方向に板状体例えば単体のベニヤ単板を順次一定の早さで搬入して接合し、そして適宜長さの定尺に切断する装置に於いて、ベニヤ単板5が複数接合された先行のベニヤ単板5Aの搬送方向上手側端部が接合位置で待機していて、次に搬送方向の両端が切断されていて且つ同方向下手側端部に熱硬化性接着剤93が塗布されている後続のベニヤ単板5を搬入ロール91で搬入(図1参照)する。そして後続のベニヤ単板5の同方向下手側端部が接合位置に到達すると搬入ロール91でベニヤ単板5を停止させる。続いて加熱されている上定盤95を下降させて先行のベニヤ単板5Aの同方向上手側端部と後続のベニヤ単板5の同方向下手側端部とを所定時間加熱圧接(図2参照)し接合する。接合終了後、上定盤95を上昇させ搬入ロール91及び搬送ロール96で接合したベニヤ単板5Aを搬送する。そして順次接合したベニヤ単板5Aの搬送方向下手側端部を検知器97で検知すると、搬送ロール96でベニヤ単板5Aを搬送途中で停止(図3参照)させる。続いてナイフ98を下降させてベニヤ単板5Aを適宜長さの定尺に切断する。切断終了後、搬送ロール96で接合位置からナイフ98間に残されたベニヤ単板5Aを搬送し、該ベニヤ単板5Aの同方向上手側端部が接合位置に到達したら搬送を停止させ、次の後続のベニヤ単板を待つ。以下順次接合し定尺に切断する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の技術は次のような問題が生じる。搬送中のベニヤ単板5Aの搬送を停止させて定尺切断するので、定尺ベニヤ単板一枚を生産するのに要する時間は、搬入搬送に要する時間と接合に要する時間と定尺切断に要する時間とを合わせた時間になってしまい生産性が悪い。また、ベニヤ単板5Aを検知器97で検知してから停止するまでに進む距離は、接合が終了して停止していたベニヤ単板5Aが再び一定の早さとなる加速状態の時又はベニヤ単板5Aの同方向上手側端部が接合位置に停止するべく減速状態の時にベニヤ単板5Aの同方向下手側端部が検知器97に検知される場合と、該一定の早さで同じく検知される場合とでは違うため、定尺の長さに誤差が生じ歩留りを低下させてしまう。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、搬送した任意の板状体の同方向上手側端部が接合位置に停止した時、
接合位置より同方向下手側にある板状体の全長が定尺長さ以上であれば、後続の板状体の搬入及び接合の継続と共に前記停止した板状体の同方向下手側端部から同方向上手側に定尺長さ離れた定尺位置で定尺切断機構により板状体を定尺の長さに切断する。
故に、後続の板状体の搬入及び/又は接合中にほぼ定尺切断するので、定尺板状体一枚を生産するのに要する時間は、搬入搬送に要する時間と接合に要する時間と定尺切断に要する時間とを合わせた時間よりも短くなり、生産性が良い。 また、板状体が停止した状態で前記停止した板状体の搬送方向下手側端部から同方向上手側に定尺長さ離れた位置で、定尺切断機構を作動させて板状体を定尺切断するので、板状体の停止位置がずれたとしても定尺の長さに誤差がほとんど生じず、歩留りを低下させることがない。
【0005】
【実施例】
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて具体的に説明する。図4は定尺切断機構及び移動機構の側面図、図5は図4のEF視図、図6〜図9は実施例の全体側面の概略を示す作動図である。尚搬入される板状体は例えばベニヤ単板(以下単板という)であって、搬送方向である繊維方向の両端が切断されていて、且つ同方向下手側端部に熱硬化性接着剤が塗布されている。
【0006】
図6に示す3、3は単体の単板5を搬入する搬入ロールであり、単板搬送直交方向に単板5の同方向の幅以上の長さを有し、且つ回転可能に機台(図示せず)に支持され、且つ下方に位置する搬入ロール3には、間歇駆動装置としての、電動モータ(図示せず)がクラッチ機構(図示せず)を介して連結され、後述する制御器からの信号で、クラッチ機構が継断動作し、単板5を搬送停止させる。
【0007】
7は単板5を検知する検知器としての光電管であり、後述する接合機構の搬送方向上手側近辺に配備されて機台(図示せず)に取り付けられている。
9は定尺検出機構としての光電管であり、単板5が複数接合された単板5Aの搬送方向下手側端部を検知すべく、後述する定尺基準位置より定尺長さLだけ搬送方向下手側に離れた検知位置に配備されている。そして単板5、5Aを検知した夫々の検知信号は後述する制御器に送られる。
【0008】
13、15、17により先行の単板5Aの同方向上手側端部と後続の単板5の同方向下手側端部とを停止状態で接合する接合機構が構成されている。13、15は、単板5の搬送直交方向の幅以上の長さの上下一対の上熱盤、下熱盤であり、各々ヒータ(図示せず)が内蔵され、接着剤の硬化温度に加熱されている。17は上熱盤13を上下動させるシリンダであり、下熱板15は機台(図示せず)に固定されている。
【0009】
23、23は単板5Aを搬送する搬送体であるところの搬送ロールであり、単板搬送直交方向に単板5Aの同方向の幅以上の長さを有し、且つ回転可能に機台(図示せず)に支持され、且つ下方に位置する搬送ロール23には、間歇駆動装置としての、電動モータ(図示せず)がクラッチ機構(図示せず)を介して連結され、後述する制御器からの信号で、クラッチ機構が継断動作し、単板5Aを搬送停止させる。更に、搬送ロール23にはエンコーダが連結(図示せず)されていて、単板5Aを搬送している時に該エンコーダより出力されるパルスが後述する制御器に送られる。
【0010】
接合した単板5Aを適宜長さの定尺に切断する定尺切断機構の構成を図4、5により説明すると、図4に示す27はフレームであり、レール29、29及びラック33が単板搬送直交方向に取り付けられている。35、35はレール29、29に沿って移動可能な軸受であり、移動台37に取り付けられている。39は移動台37に取り付けられているモータであり、モータ39の軸に固着されている平ギア41がラック33に噛合されている。43は移動台37に取り付けられているメタルであり、モータ台45を回動軸44を介して回動可能に支持している。53はシリンダであり、モータ台45を回動させることにより、後述するモータ47を介してチップソウ49を矢印方向に略上昇下降させる。47はモータ台45に取り付けられているモータであり、モータ47の軸には単板切断用の回転刃物であるところのチップソウ49が固着されている。51はフレーム27に取り付けられている受台であり、単板通路を通る単板5Aの裏面を受ける。
【0011】
定尺切断機構の移動機構の構成を図4、5により説明すると、図5に示す機台19には、レール57、57及びラック59、59が単板搬送方向に取り付けられている。63、63はレール57、57に沿って移動可能な軸受であり、フレーム27の底部に取り付けられている。65はフレーム27に取り付けられているサーボモータであり、サーボモータ65の軸には通し軸67の一方が連結され、他方はフレーム27に回転可能に支持されていて、更に通し軸67に取り付けられている平ギア69、69がラック59、59に噛合されている。
【0012】
光電管7又は光電管9で単板5、5Aを検知した検知信号に基づいて、搬入ロール3、シリンダ17、53、搬送ロール23、モータ39及びサーボモータ65の作動を後述するように制御する制御器(図示せず)を設ける。尚、制御器からは、光電管7又は光電管9の検知信号に基づいて、適宜タイマ又はパルス等による遅延回路(図示せず)又は演算回路(図示せず)により、後述するように予め定められた時期に達すると各々を作動させる信号が出力される。
【0013】
尚、図6に示す定尺基準位置とは、接合位置から搬送方向下手側で且つ定尺切断機構が同方向の最も上手側に移動したときのチップソウ49の位置である。
【0014】
次に、上記のように構成されている実施例の作用を、図4乃至図9に従って説明する。図5に示すようにモータ47はチップソウ49を常時矢印方向に回転させている。更に、図6に示すように、チップソウ49が定尺基準位置で単板通路からはずれた位置に待機し、単板5Aの搬送方向上手側端部が接合位置で待機している初期状態において、同方向下手側端部に接着剤4が塗布されている後続の単板5を搬入ロール3で搬入すると、光電管7が該単板5を検知し、検知信号が制御器に送られる。そして、該単板5の同方向下手側端部が接合位置で停止すべく設定された微少時間の後、制御器から信号が出される。
【0015】
後続の単板5の搬送方向下手側端部が接合位置で停止した後、制御器から信号が出され、図7に示すようにシリンダ17のロッドを伸長させて、上熱盤13を下降させ、先行の単板5Aの同方向上手側端部と後続の単板5の同方向下手側端部とを下熱板15との間で所定時間加熱圧接する。
【0016】
接着剤が硬化し先行の単板5Aの搬送方向上手側端部と後続の単板5の同方向下手側端部とが接合されるのに充分な時間が経過した後、制御器から信号が出され、シリンダ17のロッドを収縮させて、上熱盤13を上昇させる。
【0017】
遅延回路によりシリンダ17のロッドが収縮し終えるために充分な時間が経過した後、制御器から信号が出され、搬入ロール3、搬送ロール23を作動させて接合した単板5A(接合されると、接合前の単板5も単板5Aとなる)を搬送する。前記単板5Aを搬送していくと、光電管7が単板5Aを検知しなくなり、非検知信号が制御器に送られる。
【0018】
続いて、接合した単板5Aの搬送方向上手側端部が接合位置で停止すべく設定された微少時間の後制御器から信号が出され、図8に示すように前記単板5Aの同方向上手側端部が接合位置で停止する。そして次の後続の単板5を待つ。
【0019】
一方前記搬送中に、接合した単板5Aの搬送方向下手側端部が、検知位置を通過する時、光電管9に検知され検知信号が制御器に送られる。この信号により搬送ロール23に連結されているエンコーダより出力されるパルス数の制御器での記憶が開始され、単板5Aが停止するまでのパルス数を記憶する。その結果、前記単板5Aの同方向上手側端部が接合位置で停止した状態で、前記単板5Aの搬送方向下手側端部が検知位置より距離Sだけ進んで停止しているとすると、前記距離Sに対応したパルス数が制御器に記憶されている。
【0020】
そして接合した単板5Aの前記停止と同時に制御器から信号が出され、サーボモータ65を回転させて、定尺切断機構をレール57に沿って搬送方向下手側へ移動させ、サーボモータ65のエンコーダより出力されるパルス数を制御器で記憶しその量が該距離Sに相当する量となると、サーボモータ65を停止させる。その結果、図8の二点鎖線の位置即ち単板5Aの搬送方向下手側端部から同方向上手側に定尺長さL離れた定尺位置に定尺切断機構のチップソウ49が移動することになる。
【0021】
前記移動停止後、制御器から信号が出され、図5に示すモータ39を時計方向に回転させると、平ギア41がラック33に噛合されているので、移動台37にモータ47を介して取り付けられたチップソウ49が左に移動し、単板5Aを切断する。その結果、図9に示すように長さLの定尺単板5Bが製造され、この定尺単板5Bは順次次工程へ搬送する。
【0022】
単板5Aを搬送直交方向に定尺切断するのに充分な距離移動させた後、制御器から信号が出され、モータ39を停止させ、続いてシリンダ53のロッドを収縮させて、チップソウ49を図9の二点鎖線で示す位置に略上昇させる。
【0023】
遅延回路によりシリンダ53のロッドが収縮し終えるために充分な時間が経過した後、制御器から信号が出され、モータ39及びサーボモータ65を、前記回転と逆方向に回転させ、移動台37を図5で示す位置に移動させ且つフレーム27を初期状態に戻す。
【0024】
移動台37が前記位置に戻るのに充分な時間が経過した後、制御器から信号が出され、シリンダ53のロッドを伸長させて、チップソウ49を略下降(図9の実線)させ初期状態に戻す。
【0025】
一方図8に示すように単板5Aが停止した後、上記定尺切断を行うための動作と同時進行で次の後続単板5の搬入及び/又は該単板5との接合動作も行い、前述のように図5でチップソウ49が左に移動し定尺切断が終了した時点で、定尺切断されて搬送方向上手側に残った単板5Aと次の後続単板5との接合が終了していれば接合した単板5Aを搬送し、また接合が終了していなければ接合終了後に接合した単板5Aを搬送する。尚、前記定尺切断終了時以後であれば、チップソウ49が上記のように移動するので単板5Aの搬送の妨げとはならない。
【0026】
上記動作の繰り返しにより、先行単板5Aの同方向上手側端部に後続単板5の同方向下手側端部を順次接合し、適宜長さの定尺に切断するのである。以上の実施例では、切断を行うための動作と平行して搬入動作及び/又は接合動作を行うものであるので、1枚の定尺単板5Bを製造するための時間が従来に比べて短くなる。また、単板5Aの搬送される早さが一定の早さであっても又は加速状態、減速状態であっても、搬送される単板5Aが光電管9に検知されてから停止するまでの距離Sを計測し、この距離Sに対応してチップソウ49を移動させるので、切断された定尺単板5Bの長さを等しくすることができる。
【0027】
実施例では、光電管9とエンコーダを使って距離Sを判断しているが、光電管9を設けず、予め接合位置から検知位置までの距離に匹敵する所定パルス数を制御器に設定しておき、搬送ロール23で単板5Aを搬送するごとに搬送ロール23に連結されたエンコーダより出力されるパルスを制御器に積算させて両者を比較し、その積算合計が前記所定パルス数と等しくなると検知位置を単板5Aの搬送方向下手側端部が通過したことになり、該等しくなった時点から前記実施例と同様に単板5Aが停止するまでのパルス数を記憶しても良い。
また、図10に示すように光電管7を接合位置よりも単板5の搬送方向の長さ以上同方向上手側に配備し、且つエンコーダを搬送ロール23ではなく搬入ロール3に連結する。そして、単板5が接合位置に到達する前に、単板5の光電管7での検知中の時の前記エンコーダより出力されるパルス数P1を制御器に記憶させる。その結果加算合計パルス数P2が前記と同様に制御器に設定された所定パルス数より大きければ、大きいだけのパルス数に匹敵する距離だけ、検知位置より同方向下手側の単板停止予想位置に単板5Aの同方向下手側端部が停止すると予想される。よって、単板5Aが停止する前に予め定尺切断機構を定尺基準位置より同方向下手側に距離S移動開始させることができる。そうすれば、接合に要する時間より定尺切断に要する時間が長い場合は特に生産性を高めることができる。
そうすれば、定尺切断機構を移動させるタイミングをより早くさせることができる。
【0028】
尚、実施例では定尺切断機構は定尺基準位置に待機していて、定尺切断の作動までに搬送方向下手側に移動させるが、定尺基準位置より同方向下手側の任意の定位置に毎回待機させ、次の定尺切断の時に定尺位置に移動させても良い。
【0029】
実施例では、定尺切断が終了すると定尺切断機構を毎回定尺基準位置に戻すが、
定尺切断機構を定尺基準位置より搬送方向下手側に距離S移動させて定尺切断させた位置にそのまま定尺切断機構を待機させ、次の定尺切断の時、次の単板5Aの同方向下手側端部が光電管9に検知されてからS+S1の距離進んで停止した場合は、定尺切断機構を前記位置より更に同方向下手側に距離S1移動させて定尺切断させ、そしてそのまま定尺切断機構をその位置に待機させる。
この場合のほとんどは、定尺切断機構の待機する位置は毎回違うが、搬入する単板5の長さが定尺切断する長さLの整数分の1の時は、待機する位置が同じとなり、また前記整数分の1に近いときは定尺切断機構の移動量は少なくなる。
【0030】
尚、実施例では定尺切断機構の切断部の搬送方向の移動は、単板5Aの同方向上手側端部が接合位置に停止してから移動させているが、単板5Aの搬送方向下手側端部を光電管9で検知するのと同時に移動させても良い。例えば、前記検知してから単位時間ごとに、前記端部は検知位置よりS1、S2と順次増加しながら進み、そして距離S進んで停止するので、検知と同時に制御器から同単位時間ごとに前記S1、S2に匹敵する距離分、定尺切断機構が定尺基準位置より同方向下手側に移動すべくサーボモータ65を作動させる。そして前記距離Sが変化しなくなったとき前記端部が停止したと判断させ、該距離Sに対応すべく定尺切断機構がサーボモータ65により定尺基準位置から同方向下手側へ距離S移動した位置に停止させる。そうすれば、定尺切断機構を移動させるタイミングをより早くさせることができる。
【0031】
尚、実施例では、搬送方向下手側端部に熱硬化性接着剤が塗布されている単板5の前記端部を、搬入ロール3で接合位置まで搬入しているが、搬入ロール3を設けず、人により前記端部を接合位置に搬入しても良い。
【0032】
尚、実施例の搬入ロール3は他の搬送体例えばベルトコンベアを同様に走行停止させても良い。
【0033】
尚、定尺切断機構は従来公知のナイフによるシャーカットでも良い。
【発明の効果】
本発明では、後続の板状体の搬入及び/又は接合中にほぼ定尺切断できるので、定尺板状体一枚を生産するのに要する時間は、搬入搬送に要する時間と接合に要する時間と定尺切断に要する時間とを合わせた時間よりも短くなり、生産性が良い。
また、板状体が停止した状態で前記停止した板状体の搬送方向下手側端部から同方向上手側に定尺長さ離れた位置で、定尺切断機構を作動させて板状体を定尺切断するので、板状体の停止位置がずれたとしても定尺の長さに誤差がほとんど生じず、歩留りを低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来装置の作動図である。
【図2】従来装置の作動図である。
【図3】従来装置の作動図である。
【図4】定尺切断機構及び移動機構の側面図である。
【図5】図4のEF視図である。
【図6】実施例の全体側面の概略を示す作動図である。
【図7】実施例の全体側面の概略を示す作動図である。
【図8】実施例の全体側面の概略を示す作動図である。
【図9】実施例の全体側面の概略を示す作動図である。
【図10】一部変更実施例の全体側面の概略を示す作動図である。
【符号の説明】
5・・・・・・・接合前の単体の単板
5A・・・・・・単板5が複数接合された単板
5B・・・・・・単板5Aが定尺切断された定尺単板
7、9・・・・・光電管
13・・・・・・上熱盤
23・・・・・・搬送ロール
49・・・・・・チップソウ
65・・・・・・サーボモータ

Claims (4)

  1. 搬送方向両端が切断されていて、且つ両端の少なくとも一方に接着剤が塗布されている板状体の順次接合と板状体を適宜長さの定尺に切断する装置に於いて、
    搬送した板状体の搬送方向上手側端部と搬入する後続の板状体の同方向下手側端部とを接合位置で接合する接合機構と、
    接合機構の同方向上手側に配備されていて板状体を検知する検知器と、
    接合機構の同方向下手側に配備されていて板状体を搬送停止させる搬送体と、
    搬送体の同方向下手側に配備されていて板状体を板状体搬送直交方向に切断する定尺切断機構と、
    定尺切断機構を板状体搬送方向に移動停止させる移動機構と、
    接合機構の同方向下手側に配備されていて接合位置より同方向下手側の板状体の長さが定尺以上となったことを検出し検出信号を出す定尺検出機構と、
    搬送体で搬送される任意の板状体の同方向上手側端部を検知した検知器の検知信号に基づいて、搬送体を停止させて任意の板状体の同方向上手側端部を接合位置に停止させた時、定尺検出機構が前記検出信号を出していない場合は後続の板状体の搬入及び接合機構での接合を継続させ、定尺検出機構が前記検出信号を出している場合は後続の板状体の搬入及び接合機構での接合の継続と共に前記停止した板状体の同方向下手側端部から同方向上手側に定尺長さ離れた定尺位置と定尺切断機構の現在位置とを比較し、両位置が違えば移動機構を作動させて定尺切断機構を定尺位置と同じ位置に移動させて停止させ次いで定尺切断機構を作動させて板状体を切断し、また両位置が同じであれば該位置で定尺切断機構作動させて板状体を切断し、該切断終了後、定尺位置から接合位置間に残っている板状体と後続の板状体との接合が終了していれば搬送体の搬送を再開し、また接合が終了していなければ接合終了後に搬送体の搬送を再開させる様各々制御する制御器と、
    を具備していることを特徴とする定尺切断装置。
  2. 搬送方向両端が切断されていて、且つ両端の少なくとも一方に接着剤が塗布されている板状体であるところの搬送した板状体の搬送方向上手側端部と搬入する後続の板状体の同方向下手側端部とを所定の接合位置に停止させ順次搬送方向に接合する工程と板状体を適宜長さの定尺に切断する工程と、に於いて、
    搬送した任意の板状体の同方向上手側端部が接合位置に停止した時、
    接合位置より同方向下手側にある板状体の全長が定尺長さに満たない場合は後続の板状体の搬入及び接合を継続し、
    該全長が定尺長さ以上であれば、後続の板状体の搬入及び接合の継続と共に前記停止した板状体の同方向下手側端部から同方向上手側に定尺長さ離れた定尺位置と定尺切断機構の現在位置とを比較し、
    両位置が違えば定尺切断機構を定尺位置と同じ位置に移動させ次いで定尺切断機構により板状体を切断し、
    また両位置が同じであれば該位置で定尺切断機構により板状体を切断し、
    該切断終了後、定尺位置から接合位置間に残っている板状体と後続の板状体との接合が終了していれば接合した板状体を搬送し、また接合が終了していなければ接合終了後に接合した板状体を搬送し、
    以下同様の作動で接合された板状体を定尺長さに切断することを特徴とする定尺切断方法。
  3. 搬送方向両端が切断されていて、且つ両端の少なくとも一方に接着剤が塗布されている板状体であるところの搬送した板状体の搬送方向上手側端部と搬入する後続の板状体の同方向下手側端部とを所定の接合位置に停止させ順次搬送方向に接合する工程と板状体を適宜長さの定尺に切断する工程と、に於いて、
    搬送している任意の板状体の同方向上手側端部が接合位置に停止するまでに、
    接合位置より同方向下手側に搬送される各板状体の長さを測定し且つ該長さを積算し、そして任意の板状体の長さが積算された時、全積算長さが定尺長さに満たない場合は後続の板状体の搬入及び接合を継続し、
    該全積算長さが定尺長さ以上になれば、
    前記任意の板状体の同方向上手側端部が接合位置に停止した時予想される該板状体の同方向下手側端部から同方向上手側に定尺長さ離れた定尺位置と定尺切断機構の現在位置とを比較し、
    両位置が違えば定尺切断機構を定尺位置と同じ位置に移動させて待機させ、また両位置が同じであれば該位置で待機させ、
    そして前記任意の板状体の同方向上手側端部が接合位置に停止後、後続の板状体の搬入及び接合の継続と共に定尺切断機構により板状体を切断し、
    該切断終了後、定尺位置から接合位置間に残っている板状体と後続の板状体との接合が終了していれば接合した板状体を搬送し、また接合が終了していなければ接合終了後に接合した板状体を搬送し、
    以下同様の作動で接合された板状体を定尺長さに切断することを特徴とする定尺切断方法。
  4. 搬送方向両端が切断されていて、且つ両端の少なくとも一方に接着剤が塗布されている板状体であるところの搬送した板状体の搬送方向上手側端部と搬入する後続の板状体の同方向下手側端部とを所定の接合位置に停止させ順次搬送方向に接合する工程と板状体を適宜長さの定尺に切断する工程と、に於いて、
    搬送した任意の板状体の同方向上手側端部が接合位置に停止した時、
    接合位置より同方向下手側にある板状体の全長に後続の板状体の全長を加算したトータル全長が定尺長さに満たない場合は後続の板状体の搬入及び接合を継続し、該トータル全長が定尺長さ以上であれば、
    後続の板状体の搬入及び接合の継続と共に前記任意の板状体と前記後続の板状体とが接合された板状体が搬送されて該板状体の同方向上手側端部が接合位置に停止した時に予想される該板状体の同方向下手側端部から同方向上手側に定尺長さ離れた定尺位置と定尺切断機構の現在位置とを比較し、
    両位置が違えば定尺切断機構を定尺位置と同じ位置に移動させて待機させ、また両位置が同じであれば該位置で待機させ、
    そして前記任意の板状体と前記後続の板状体とが接合された板状体の同方向上手側端部が接合位置に停止後、次の後続の板状体の搬入及び接合の継続と共に定尺切断機構により板状体を切断し、
    該切断終了後、定尺位置から接合位置間に残っている板状体と次の後続の板状体との接合が終了していれば接合した板状体を搬送し、また接合が終了していなければ接合終了後に接合した板状体を搬送し、
    以下同様の作動で接合された板状体を定尺長さに切断することを特徴とする定尺切断方法。
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