JP3666235B2 - 電池パック - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気機器用電源としての電池パックに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数個の電池(素電池)を接続してこれをケースに収容した電源電池は、電池パック(パック電池)と称されて広く実用に供されている。ここで、電池パックは、一般的に電気絶縁性を有する外装ケースの中に、複数個の素電池と、これらの素電池同士を電気的に接続する配線回路、素電池や配線回路と外部接続用端子とを接続する配線回路、更には保護回路などを内蔵するとともに、外部接続用端子を外装ケース外に露出させた構造になっている。このような電池パックは、年々、その用途が拡大化するとともに、需要も増大化している。この種の電池パックの構造は、二分割された一対のケースからなり、一対のケースのそれぞれには携帯機器本体との位置決め嵌合機構を形設している。一方のケース(ケース本体)およびもう一方のケース(ケース蓋体)内には、内装部品を装着・配置し、このケース本体の接合面に、ケース蓋体の対応する接合面を固定一体化して内装部品を密封した構造を採っている。ケース本体とケース蓋体相互の一体化・封止は、それぞれの接合面に形設された凹溝と凸条との係合、もしくは超音波溶着や接着剤などによって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記構成の電池パックにおいては、次のような不都合が認められる。その一つは、電池パックが携帯機器の電源ということから、不安定な位置状態に置かれる機会が多く、使用環境も特定できないため、携帯機器本体との脱着、嵌合に注意を要し、嵌合が不安定であれば機器を使用できない。
【0004】
その二つ目は、機器本体と電池パックの位置決め嵌合機構のガタツキが大きければ、両者の回路接点部の位置関係のズレが大きくなり、回路の瞬断による機器本体の機能が停止してしまうといった事故が想定されることである。逆に嵌合が固くなれば脱着が困難になり機器使用に支障を来す。
【0005】
その三つ目は、携帯機器と電池パックとの接続面の状態に過度な凹凸があれば、見栄えも悪く、製品の品位にも問題が生じることである。この種の電池パックは、その使用形態、規格・寸法など一品一葉の要素が強く、品種ごとに専用部品のバラツキ、各部品の組合わせによるバラツキ、携帯機器本体との嵌合バラツキ等、多くのバラツキ要素を考慮する必要がある。これは高い完成度の製品を要求されるに際して、解決すべき課題の多い内容である。その課題解決には各構成部品に寸法精度の高いレベルのものを準備する必要があり、それら構成部品を高精度で組立てる技術が必要であり、尚かつ、それにより増大化した管理ポイントの管理を徹底しなければならない。
【0006】
本発明は、上記の事情に対処してなされたもので、電池パックの基準嵌合部のパック組立て時におけるバラツキをなくし、信頼性の高い携帯機器用電池パックの提供を主たる目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明の電池パックは、上記問題点である電池パック組立て時における基準嵌合部の寸法バラツキをなくすため、携帯機器本体と電池パックとの嵌合位置決め部に着目し、嵌合の因子を本体機器との嵌合時に基準となる一方のケースに集約した構造を採ることにより、電池パック組立て時の上下二つのケースの接合バラツキの影響を排除して上記の問題点を解決するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、電源電池、配線回路、外部接続用端子および保護回路等を内部に収容した電池パックにおいて、外装ケースは上下に二分割された一対のケースからなっており、前記ケースのうち機器本体のフタを成す側に、携帯機器との嵌合着脱位置決め機構を集中配置し、電池パック組立て時に上下ケースの接合バラツキに影響を受けない構造とすることにより携帯機器との確実な装着嵌合状態を提供することができる。
【0010】
さらに、請求項2に記載のように、前記ケースのうち機器本体のフタを成す側は、給電端子とは別に機器本体のフタを成す面に一対の充電端子を備えることにより、電池パック組立て時のケース接合のバラツキとは無関係に、機器本体として、そのままの状態で外部充電器との安定した電気的接続を行うことができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を従来例ともども図面に基づき説明する。
【0012】
図1は左右二分割型の外装ケース1Aと外装ケース1Bのそれぞれに携帯機器本体との嵌合用凸条2を形設した従来の構成である。この構成では、図2の様にケースの接合部11に位置ズレが生じた場合、嵌合用凸条2の位置関係にもズレが生じる。さらに、機器本体の係止爪5により係止される係止凹部4の形成にもズレが生じてしまい、機器本体との正しい嵌合、係止ができない場合が起こる。また、電池パック10として機器本体9に嵌合ができても、図3の様に機器本体との合わせ面に段差が生じて製品の品位が低下する。また、機器本体接続用端子6A,6Bの位置が本来の狙い位置からズレてしまい機器本体の電池パック接続用本体端子7A,7B(図示せず)との間で接触不良を起こす恐れがある。また、機器本体との合わせ面に段差が生じたことにより、外部充電器接続用端子8A,8Bの位置が本来の狙い位置からズレてしまい外部充電器との接触不良を起こす問題もあった。
【0013】
図4はケース蓋体をなす外装ケース1Bに、ケース本体をなす外装ケース1Aとの接合とは無関係に機器本体との嵌合用凸条2及び係止凹部4を一体に設けたものである。この場合、図5の様にケース1A,1Bの接合部11に位置ズレが生じてもケース1Bと凸条2との位置関係にズレは生じないので、機器本体9の凹溝との嵌合時にガタツキは発生しない。また、機器本体9との接続用端子6A,6Bの位置も本来の狙い位置から殆んどズレないので、これら端子6A,6Bと機器本体の電池パック接続用端子7A,7Bとの間で接触不良を起こす恐れも殆んどない。しかし、機器本体の電池装着部のフタを成す外装ケース1Aは、凸条2の部分とは位置ズレを生じているため、機器本体の凹溝への嵌合時には図6の様に電池パック10と機器本体との合わせ面に段差が生じて品位が低下する。また、機器本体との合わせ面に段差が生じたことにより、外部充電器接続用端子8A,8Bの位置が本来の狙い位置からズレてしまい、外部充電器との接触不良を起こす恐れがある。
【0014】
図7は本発明の実施例である。機器本体の電池装着部のフタを成しフタ面を機器本体との嵌合時の基準とした外装ケース1Aに、外装ケース1Bとの接合とは無関係に、装着方向の始端から終端にかかる連続的な嵌合用凸条2と、装着方向の終端面に係止凹部4を一体に設けたものである。この場合、図8の様にケース1A,1Bが適正に接合された電池パックはもちろんのこと、図9の様に両ケースの接合部にズレを起こした電池パックであっても、ケース1Aと嵌合用凸条2との位置関係にズレは生じないので機器本体9の嵌合用凹溝3との嵌合にガタツキは発生しない。また、機器本体接続用端子6A,6Bの位置が本来の狙い位置から殆んどズレないので機器本体の電池パック接続用本体端子7A,7Bとの接触不良を起こす恐れもない。さらにまた、機器本体の電池装着部のフタを成す外装ケース1Aは嵌合用凸条2の部分と一体であるため、電池パック10の凸条2を、電池パックの装着方向に連続的に設けた機器本体の凹溝3に嵌合する時にも図10の様に機器本体との合わせ面に段差は生じない。従って製品としての品位も高く保てる。また、機器本体との合わせ面に段差が生じないことから、外部充電器接続用端子8Bの位置が本来の狙い位置からズレることもなく外部充電器との接触不良の心配もなく、何ら問題なく機器本体との適正な装着、嵌合を得ることができ、係止凹部4は機器本体の係止爪5に係合し、固定が確実化される。図11は、電池パック10を装着していない状態の機器本体9を示す斜視図であり、嵌合用凹溝3と係止爪5および電池パック接続用本体端子7A,7Bの位置関係を示している。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の電池パックは、電池パック組立て時の上下ケースの接合一体化の寸法バラツキの影響が携帯機器本体との嵌合状態のバラツキに影響しないものであり、機器本体との脱着が自在で装着時の信頼性が高く、品位も良好な電池パックを容易に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の左右二分割型外装ケースを示す斜視図
【図2】同ケース接合部でズレを起こした電池パックの斜視図
【図3】同電池パックを機器本体に嵌合した斜視図
【図4】従来の基準側でないケースに嵌合着脱位置決め機構を集約した外装ケースの斜視図
【図5】同外装ケースのケース接合部に位置ズレを起こした電池パックの斜視図
【図6】同ケース接合部に位置ズレを起こした電池パックを機器本体に嵌合した斜視図
【図7】本発明の上下二分割した外装ケースの一実施例での斜視図
【図8】両ケースを接合した電池パックの斜視図
【図9】同両ケースの接合部に位置ズレを起こした電池パックの斜視図
【図10】同電池パックの凸条を機器本体の嵌合用凹溝に嵌合する際の斜視図
【図11】機器本体の斜視図
【符号の説明】
1A 外装ケース
1B 外装ケース
2 嵌合用凸条
3 嵌合用凹溝
4 係止凹部
5 係止爪
6A 機器本体接続用端子
6B 機器本体接続用端子
7A 電池パック接続用本体端子
7B 電池パック接続用本体端子
8A 外部充電器接続用端子
8B 外部充電器接続用端子
9 機器本体
10 電池パック
11 ケースの接合部
Claims (2)
- 機器本体に脱着自在に装着され、機器本体に給電する電池パックであり、この電池パックは、二分割された上下のケースと、このケース内部に収容された電源電池と、電池パックの装着方向の始端から終端にかけて機器本体に連続的に設けた凹溝に嵌合する連続的な凸条と、装着方向の終端面に機器本体に設けた係止爪に係合する係止凹部とを備えていて、前記ケースのうち機器本体のフタを成す側に、前記凸条と係止凹部と給電端子とが設けられており、前記凸条に対し機器本体のフタと逆側の面に、前記ケースの他方を接合したものである電池パック。
- 前記ケースのうち機器本体のフタを成す側に、給電端子とは別に機器本体のフタを成す面に一対の充電端子を備えた請求項1記載の電池パック。
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- 1998-04-06 JP JP09309098A patent/JP3666235B2/ja not_active Expired - Fee Related
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