JP3665960B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ Download PDF

Info

Publication number
JP3665960B2
JP3665960B2 JP2001054687A JP2001054687A JP3665960B2 JP 3665960 B2 JP3665960 B2 JP 3665960B2 JP 2001054687 A JP2001054687 A JP 2001054687A JP 2001054687 A JP2001054687 A JP 2001054687A JP 3665960 B2 JP3665960 B2 JP 3665960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
flexible substrate
contact portion
insulator
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001054687A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002260793A (ja
Inventor
守 鈴木
くみ 田代
高明 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Original Assignee
Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Aviation Electronics Industry Ltd filed Critical Japan Aviation Electronics Industry Ltd
Priority to JP2001054687A priority Critical patent/JP3665960B2/ja
Publication of JP2002260793A publication Critical patent/JP2002260793A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3665960B2 publication Critical patent/JP3665960B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フレキシブル基板等の接続に適したコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のフレキシブル基板用コネクタは例えば特許第2914313号公報に開示されている。そのコネクタは、互いに対向した第1のコンタクト及び第2のコンタクトと、操作のためのロックレバーと、これらを保持したインシュレータとを有している。ロックレバーは加圧部を有している。第1のコンタクト及び第2のコンタクトはインシュレータに圧入により固定されている。ロックレバーを回動させると、加圧部が第2のコンタクトの接触子を押し上げ、第1のコンタクトにフレキシブル基板を押し付ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述したコネクタにあっては、第1のコンタクトは常に押し上げられているので、圧入固定しているインシュレータが経時変化で変形し、第1のコンタクトの接触力が低下し信頼性に影響を与えるという問題をもつ。
【0004】
また、ロックレバーの回動には、第2のコンタクトの接触子を押し上げるのに十分な回転範囲が必要である。この回転範囲を得るため、フレキシブル基板を挿入する前のロックレバーがフレキシブル基板の挿入の入り口を塞ぐ位置にあった。このため、フレキシブル基板の挿入に不便があった。
【0005】
それ故に本発明の課題は、経時変化による影響が少なく、かつフレキシブル基板の挿入性及び接続性に優れ、しかも小型で高密度実装が可能なコネクタを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、接続相手の一側に位置して前記接続相手に接触する第1の接触部と前記接続相手の反対側にあって前記第1の接触部に対向する第1の係合部とを有した導電性の第1のコンタクト、前記接続相手の前記反対側に位置する第2の接触部と前記第2の接触部の近傍に位置した第2の係合部とを有した第2のコンタクト、前記第1のコンタクト及び前記第2のコンタクトを保持したインシュレータ、及び前記インシュレータに回動自在に保持される加圧部材を含み、前記加圧部材は前記第1の係合部と前記第2の係合部との間に位置してこれらに係合するカム部を有し、前記加圧部材を操作した際、前記第1の係合部は前記カム部の加圧を受ける加圧受け部となり、前記第2の係合部は前記カム部による加圧で押圧されて前記第2の接触部を前記接続相手に圧接させることを特徴とするコネクタが得られる。
【0007】
前記接続相手はフレキシブル基板であり、前記インシュレータは、前記第1の接触部と前記第2の接触部との間に前記フレキシブル基板を挿入できる挿入溝を有してもよい。
【0008】
前記第1のコンタクト及び前記第2のコンタクトは前記第1の接触部及び前記第2の接触部を前記フレキシブル基板に弾力的に押し付けるバネ性をそれぞれ有していてもよい。
【0009】
前記第1の接触部と前記第2の接触部が前記挿入溝をまたいで交差していてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1−図4を参照して、本発明の実施の形態に係るコネクタの構造について説明する。
【0011】
このコネクタはフレキシブル基板を接続するためのもの即ちフレキシブル基板用コネクタであり、インシュレータ1と、インシュレータ1に着脱自在に取り付けられた絶縁性の操作部材又は加圧部材2と、インシュレータ1に固定保持された導電性の2種類のコンタクトとを含んでいる。ここでは、一方の種類のコンタクトを第1のコンタクト3と呼び、他方の種類のコンタクトを第2のコンタクト4と呼ぶ。
【0012】
インシュレータ1は略直方体形状を呈するものであり、その長手方向の両端面に係止凹部5がそれぞれ形成されている。一方、加圧部材2は細長い形状を呈し、その長手方向の両端部にそれぞれ指片6を有している。それらの指片6の内向き面には、係止凹部5に嵌入係合する係止凸部7がそれぞれ形成されている。係止凸部7が係止凹部5に係合することにより、加圧部材2はインシュレータ1に係止されている。
【0013】
インシュレータ1はフレキシブル基板を挿入するための挿入溝8を有している。挿入溝8は、インシュレータ1の長手方向にのび、かつフレキシブル基板の厚みよりも大寸の幅と上面から底面の近傍に至る深さとをもって形成されている。インシュレータ1には、挿入溝8の一側には互いに離間した複数の第1の縦溝11が、また他側には互いに離間した第2の縦溝12が形成されている。第1の縦溝11と第2の縦溝12とはインシュレータ1の長手方向で互いに食い違った位置にある。インシュレータ1には、さらに、挿入溝8の上述した他側に第1の圧入穴13が第1の縦溝11に対応して形成され、また挿入溝8の上述した一側には第2の圧入穴14が第2の縦溝12に対応して形成されている。
【0014】
第1のコンタクト3は、図3(b)に最も明瞭に示すように、第1の縦溝11に挿入された第1のバネ部15と、第1のバネ部15の先端に形成された第1の接触部16と、第1の圧入穴13に圧入固定された第1の圧入部17と、第1の圧入部17の先端に形成された第1の係合部18と、プリント板などに半田付けするための第1の端子部19とを一体に有している。
【0015】
第2のコンタクト4は、図3(c)に最も明瞭に示すように、第2の縦溝12に挿入された第2のバネ部21と、第2のバネ部21に引き続き形成された第2の接触部22と、第2の接触部22に引き続き形成された第2の係合部23と、第2の圧入穴14に圧入固定された第2の圧入部24と、プリント板などに半田付けするための第2の端子部25とを一体に有している。なお、第1のコンタクト3と第2のコンタクト4はインシュレータの長手方向において交互に配置されている。
【0016】
第1の係合部18と第2の係合部23は、インシュレータ1の上面に2列をなすように突出し、これらの列間に加圧部材2が挿入されている。この状態で、第2の係合部23は第2のバネ部21の復元力により加圧部材2に弾力的に接触している。
【0017】
加圧部材2は、第1の係合部18に対応した加圧部又はカム部26を有している。加圧部材2はカム部26を支点として、図1のように加圧部材2が立った状態と図4のように加圧部材2が横になった状態との間で回動可能なように組みつけられる。加圧部材2の端部やカム部26の形状は後述する動作説明からさらに明らかになる。
【0018】
なお、図3(b),(c)から明らかなように、第1の接触部16は挿入溝8に突出しているが、第2の接触部22は挿入溝8には突出していないか、若しくは僅かに突出している程度に設定される。
【0019】
さらに図5及び図6をも参照して、上述したコネクタにフレキシブル基板を接続する際の動作について説明する。
【0020】
まず図5に示すように、加圧部材2が立った状態でフレキシブル基板30の端部を挿入溝8に挿入する。挿入溝8の溝幅はフレキシブル基板30の厚みよりも大寸であるため、フレキシブル基板30を挿入溝8に挿入する作業は無理なく容易に実施できる。なお、フレキシブル基板30の端部の両面には回路パターン又は接続パッド(図示せず)が第1の接触部16及び第2の接触部22に対応して形成されているものとする。
【0021】
次に、図6(a),(b)に示すように、加圧部材2をカム部26を支点として回動させて横になった状態にする。すると、加圧部材2の端部が第2の係合部23を挿入溝8に向けて押し動かす。この結果、第2の接触部22が挿入溝8に突出させられ、フレキシブル基板30の一面に弾力的に接触する。
【0022】
また同時に、フレキシブル基板30により第1の接触部16が第1の縦溝11に押し込まれる。この際の第1のバネ部15の復元力により第1の接触部16がフレキシブル基板30の反対面に弾力的に接触する。結局、フレキシブル基板30の両面の回路パターン又は接続パッドに第1の接触部16と第2の接触部22がそれぞれ圧接される。
【0023】
カム部26は第1の係合部18と第2の係合部23との間に位置し、加圧部材2の回動操作により、第2の係合部23をフレキシブル基板30側へ向けて押圧し、かつ移動させ、その結果、第2の接触部22をフレキシブル基板30の接続パッドと接続させる。
【0024】
上述したコネクタによると、第1の接触部16と第1の圧入部17がフレキシブル基板30を挟んで位置し、かつ第2の接触部22と第2の圧入部24がフレキシブル基板30を挟んで位置するように構成しているので、経時変化による影響が殆ど無く、信頼性の高いものとなる。さらに、第1のコンタクト3と第2のコンタクト4とが千鳥配列にされているので、狭ピッチ化でも半田付けする端子側が倍ピッチとなるので、プリント板などへの実装が容易である。また、フレキシブル基板30を挿入するための挿入溝8と加圧部材とが位置ずれしているので、フレキシブル基板30の挿入溝8への挿入を容易に行うことができる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、経時変化による影響が少なく、かつフレキシブル基板の挿入性及び接続性に優れ、しかも小型で高密度実装が可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコネクタの、加圧部材が立った状態での斜視図である。
【図2】図1のコネクタを分解して示した斜視図である。
【図3】(a)は図1のフレキシブル基板用コネクタの正面図、(b)は(a)におけるB−B線に沿って得られた断面図、(c)は(a)におけるC−C線に沿って得られた断面図である。
【図4】図1のコネクタの、加圧部材が横になった状態での斜視図である。
【図5】図1のコネクタにフレキシブル基板を挿入した状態における、図3(c)と同様な断面図である。
【図6】(a)は図1のコネクタにフレキシブル基板を接続した状態における、図3(b)と同様な断面図、(b)は同じく図3(c)と同様な断面図である。
【符号の説明】
1 インシュレータ
2 操作部材又は加圧部材
3 第1のコンタクト
4 第2のコンタクト
5 係止凹部
6 指片
7 係止凸部
11 第1の縦溝
12 第2の縦溝
13 第1の圧入穴
14 第2の圧入穴
15 第1のバネ部
16 第1の接触部
17 第1の圧入部
18 第1の係合部
19 第1の端子部
21 第2のバネ部
22 第2の接触部
23 第2の係合部
24 第2の圧入部
25 第2の端子部
26 加圧部又はカム部
30 フレキシブル基板

Claims (4)

  1. 接続相手の一側に位置して前記接続相手に接触する第1の接触部と前記接続相手の反対側にあって前記第1の接触部に対向する第1の係合部とを有した導電性の第1のコンタクト、
    前記接続相手の前記反対側に位置する第2の接触部と前記第2の接触部の近傍に位置した第2の係合部とを有した第2のコンタクト、
    前記第1のコンタクト及び前記第2のコンタクトを保持したインシュレータ、及び
    前記インシュレータに回動自在に保持される加圧部材を含み、
    前記加圧部材は前記第1の係合部と前記第2の係合部との間に位置してこれらに係合するカム部を有し、
    前記加圧部材を操作した際、前記第1の係合部は前記カム部の加圧を受ける加圧受け部となり、前記第2の係合部は前記カム部による加圧で押圧されて前記第2の接触部を前記接続相手に圧接させることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記接続相手はフレキシブル基板であり、前記インシュレータは、前記第1の接触部と前記第2の接触部との間に前記フレキシブル基板を挿入できる挿入溝を有する請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1のコンタクト及び前記第2のコンタクトは前記第1の接触部及び前記第2の接触部を前記フレキシブル基板に弾力的に押し付けるバネ性をそれぞれ有している請求2に記載のコネクタ。
  4. 前記第1の接触部と前記第2の接触部が前記挿入溝をまたいで交差している請求項2又は3に記載のコネクタ。
JP2001054687A 2001-02-28 2001-02-28 コネクタ Expired - Fee Related JP3665960B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001054687A JP3665960B2 (ja) 2001-02-28 2001-02-28 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001054687A JP3665960B2 (ja) 2001-02-28 2001-02-28 コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002260793A JP2002260793A (ja) 2002-09-13
JP3665960B2 true JP3665960B2 (ja) 2005-06-29

Family

ID=18914979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001054687A Expired - Fee Related JP3665960B2 (ja) 2001-02-28 2001-02-28 コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3665960B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002260793A (ja) 2002-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3617220B2 (ja) コネクタ
US8123574B2 (en) Contact having increased resilience for use with electrical connector
JP4804386B2 (ja) プレスフィット・コンタクト
JP4479989B2 (ja) コネクタ
US7726995B2 (en) Connector
KR20000076849A (ko) 전기커넥터
JP2002008760A (ja) コネクタ
US7503770B2 (en) Electrical connector
US8382491B2 (en) Electrical connector with balanced mounting structure
US6231396B1 (en) Jack connector
US7115005B2 (en) Electrical connector having resilient contacts
JP5571837B1 (ja) 電気コネクタ
JP3665960B2 (ja) コネクタ
US5997356A (en) Electronic card connector having card-biasing means
US6302710B1 (en) Electrical connector assembly for vertically connecting two electrical devices together
US6213807B1 (en) ZIF socket connector having improved contact arrangement
JP4073879B2 (ja) コネクタ
JP4387031B2 (ja) Fpc/ffc用コネクタ
US5977497A (en) Reliable switch for IC cards
JP4270451B2 (ja) コネクタ
JP2003173834A (ja) コネクタソケット
JP3549851B2 (ja) コネクタ
US20030194885A1 (en) Electrical connector assembly and cap connector
JP2002216880A (ja) プリント配線板用コネクタ
JP2001351734A (ja) コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050228

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050324

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080415

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090415

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100415

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees