JP3665646B2 - 注射器 - Google Patents
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Description
体液サンプルを採取したり、患者に液体薬剤を投与するための種々の注射器が知られている。このような注射器は通常、シリンダー状の注射器バレルと、注射器バレルに係合した皮下注射針と、操作者によって軸方向の力が加えられると体液をバレル内に吸い込む吸引力を生成し、又は液体薬剤を皮下注射針を通して供給する注射器バレル内のプランジャーとを備えている。プランジャーの目的は、バレルとの間に気密シールを提供してバレルに対するプランジャーの上下動によって液体、血液等の流体が吸い込まれ、又は注射器の先端部から押し出されるようにすることにある。
かかる目的に使用される注射器は、シリンダー状バレルがガラスでできており、プランジャーがシリンダー状バレル内にぴったり合う磨りガラス製のロッドであるガラス注射器を含む。漏れを無くしながら同時に抵抗を許容可能なレベルまで下げるためには、バレルとプランジャーとの密着精度が要求されるとともに、潤滑剤の使用が必要である。ガラス注射器は多くの短所を有している。例えば、密着精度が要求されることから高価である。プランジャーはしばしば交換することができず、製造者による研磨工程でバレルと個々に合わせられることから量産が容易ではない。そして、壊れやすい。
これらの問題を未然に防ぐために、ガラス及びプラスチック製のバレルをプラスチック又はエラストマー製のプランジャーと共に用いた注射器が提案された。プランジャーの周囲での漏れを防ぐために、プランジャーは、非圧縮状態でバレルの内部より少し大きい直径を有し、バレル内に置かれるとバレルの壁に対して押し付けられ変形してシールを形成する1又は複数のリブを有するように作られる。シールの質及び強度はプランジャーを作るのに用いられる材質の弾性(elastomeric)特性とプランジャー及びバレル内部の直径の比によって決まる。漏れのない良好なシールを得るために、注射器バレルによってエラストマー製プランジャーに比較的大きい圧縮力をかける必要がある。しかし、このシールの質は、バレル内でのプランジャーの動きを難しくし、プランジャーを動かす操作者に過度の力を要求する。この欠点は、予め充填された注射器が使用に備えて保管されるときに一層はっきりする。この棚持ちの間に、プランジャーはバレル内にとらえられる傾向がある。この問題を軽減するために、従来はプランジャーと注射器バレルの内部との間の摩擦を低減する潤滑剤を使用していた。しかし、このような潤滑剤の使用は、潤滑剤が非経口配合物中に分散し、及び/又は溶解することにより配合物を汚染する傾向があるので、望ましくない。このように品質を落とす可能性は、もちろん、望ましくなく、潤滑剤の使用を避けながら、なお、容易に摺動可能なプランジャーを有する漏れのない注射器を提供する試みが行われた。このような試みは、プランジャーとバレルとの間の摺動摩擦を低減するために、バレル内で前方又は後方に突出する1又は複数のリブを含む種々のプランジャー構成の使用を含んでいた。もう一つのアプローチは、例えば米国特許第5,009,646号に記載されているように、エラストマー製のプランジャーにテトラフルオロエチレン、エチレンテトラフルオロエチレン及び超高分子ポリエチレン樹脂のフィルムを積層することであった。
これらの試みによって、体液サンプルの採取用又は保管された薬剤瓶から薬剤を注射するための注射器に関する限り、液密性及び摺動特性が幾分改善されたが、予め充填され長期間保管された注射器の不適当な摺動特性は依然未解決である。
本発明の主な目的は、上述の不適当な摺動特性を克服しながら、プランジャーと注射器バレルの壁との間の漏れのない密なシールを維持する、予め充填される注射器及び予め充填されるカートリッジを提供することにある。
自己吸引(self-aspirating)注射器及びカートリッジを提供することは、本発明の特定の好適な実施形態の目的である。
医療実務において、皮下注射は、投与される特定の薬物に応じて皮下又は筋肉に行われることがあるが、他は静脈に行われる。全ての場合において、薬剤の注射に先立って、皮下注射針の先端が静脈のような主血管内に位置しているか、又は皮下組織内に位置しているかを医師が確信をもって知ることが不可欠である。注射器内で負圧が生成され得る吸引注射器の使用は、このような決定を行う手段を提供する。従って、負圧が生じた時に注射器内に血液が現れれば、針の先端が主血管内にあることが分かる。一方、血液が現れなければ、針の先端が皮下組織内にあることが分かる。注射の種類に応じて、直ちに注射が行われ、又は先端が抜き取られて位置を変えることになる。
吸引注射器には通常二つのタイプがある。つまり、手動で吸引されるか、又は自動で吸引されるかである。手動で吸引されるタイプでは、プランジャーは注射器のバレル内を少しの距離だけ引き込まれる。この引き込みによって注射器内の圧力が低下し、針の先端にある流体が注射器のバレル内で観察できるようになる。固体組織からは何の流体もバレル内へ吸い出されない。手動で吸引される注射器は、両手を用いて操作する必要がある。つまり、一方の手でバレルを保持し、他の手でプランジャーに後ろ向きの力を与える。このような手動吸引可能な注射器は、その適正な使用が、注射を行う人の熟練度に大きく依存しているといった短所を有する。
自動又は自己吸引タイプの注射器における吸引は、注射器の薬剤を含む部分にまず正圧が加えられることによって行われる。正圧を与えている力を緩めると、対応する負圧が注射器内に生成され、吸引効果が引き起こされる。本発明の特定の好ましい実施形態は自己吸引タイプの注射器に関する。
理想的には、自己吸引の皮下注射器は、比較的構造が簡素で製造コストが最小限であり、操作が簡単で片手で操作でき、複合的な自己吸引動作が可能で、注射部位への針の挿入に先立って、及び、自己吸引動作の開始に先立って、注射器の動作シーケンスの後の時間における自己吸引動作を妨げたり無効にしたりすることなく、注射器から空気を追い出すことができるべきである。
本発明の特定の好ましい実施形態により提供される自己吸引注射器は自動的に、手動操作可能な注射器のピストンが後向きに少し変位する後退動作を真似ることにより、吸引に不可欠な注射器内のわずかな負担を生成する。従って、このような注射器は、医療分野における特別の熟練を要求することなく吸引作用が自動的に、生成されるので、手動タイプの従来の注射器に固有の欠点が除去される。
本発明を、予め充填された注射器に関して説明するが、本発明は、予め充填された注射器と基本的に同じ形状等の特徴を有する予め充填されたカートリッジに適用し得ると理解される。従って、請求の範囲で使用している「注射器」なる用語は注射器と同じくカートリッジをもカバーする意図に理解される。
本発明の一側面によれば、バレル、プランジャー及びプランジャーロッドを備えた注射器であって、前記プランジャーロッドが駆動されることによりプランジャーに軸方向の張力が生じてプランジャーの直径が縮小し、前記直径の縮小がバレルの内部とプランジャーとの摩擦を低減しながら、なおバレルの内部とプランジャーとのシールが維持されるように前記プランジャーの伸長が制限され、前記プランジャーロッドが、ロッド部材と、プランジャーの結合部材とを備え、ロッド部材が結合部材に対して軸方向に摺動可能である注射器が提供される。
本発明の第2の側面によれば、予め充填され注射に備えて保管される注射器であって、
(a)注射可能な液体を保持するシリンダー状質を形成する内面と、注射針が取り付けられるテーパー状先端で終端された先端部と、プランジャーを受け入れる基端部とを有するバレルと、
(b)前記バレル内に摺動可能に設けられ、バレルの基端部近くに位置してバレルの内部のシールを提供するカップ状のプランジャーであって、
(1)バレル内に入れられた注射可能な液体と接する先端側の凸面と、
(2)基端側の面と、
(3)先端側の凸面につながる外壁であって、径方向外方に突出してバレルの内面との摺動可能なシールを形成している先端側リング、基端側リング及び中央リングをその上に備えている外壁と、
(4)内壁と
(5)プランジャー挿入部を受ける凹部を内壁と共に形成する底部リムとを備えたプランジャーと、
(c)前記凹部内に位置し、先端部及び基端部を有する堅いプランジャー挿入部であって、プランジャーロッドの雄ねじを受けて係合する雌ねじを有する内壁と、基端部に位置し前記プランジャー挿入部が前記凹部内に確実に保持されるようにプランジャーの底部リムの直径より大きい直径を有するフランジとを備えたプランジャー挿入部と、
(d)プランジャーと係合する先端部及び基端部を有するプランジャーロッドであって、
(1)プランジャーロッドがプランジャー内に挿入されたときにプランジャーの底部リムに当接してプランジャーの伸張を制限する、プランジャーロッドの先端部の肩部と、
(2)プランジャーロッド先端につながり、プランジャー挿入部の雌ねじと係合する雄ねじを有するネック部と、
(3)プランジャーロッドの先端部に位置してプランジャーの方向に突出し、直径がプランジャーの直径より小さく、プランジャーの基端側内面の中央部に当接するプランジャーロッド先端
とを備えているプランジャーロッド
とを備えた注射器が提供される。
本発明の第3の側面によれば、予め充填され注射に備えて保管される注射器であって、
(a)注射可能な液体を保持するシリンダー状室を形成する内面と、注射針が取り付けられるテーパー状先端で終端された先端部と、プランジャーを受け入れる基端部とを有するバレルと、
(b)前記バレル内に摺動可能に設けられ、バレルの基端部近くに位置してバレルの内部のシールを提供するカップ状のプランジャーであって、
(1)バレル内に入れられた注射可能な液体と接する先端側の凸面と、
(2)先端側の凸面に基本的に平行な基端側の平面又は凹面と、
(3)先端側の凸面につながる外壁であって、径方向外方に突出してバレルの内面との摺動可能なシールを形成している先端側リング、基端側リング及び中央リングをその上に備えている外壁と、
(4)雌ねじを有する内壁と
(5)プランジャーロッドが係合のために挿入される円形開口を、内壁と共に、カップ状のプランジャー内に形成する底部リム
とを備えるプランジャーと、
(c)プランジャーと係合する先端部及び基端部有するプランジャーロッドであって、
(1)プランジャーロッドの先端部に位置し、プランジャーの方向に突出する凸面の半円形状を有し、直径がプランジャーの直径より小さく、プランジャーの基端側の平面又は凹面の内面の中央部に当接するプランジャーロッド先端と、
(2)プランジャーロッド先端につながり、摺動可能なシリンダーを受けるネック部と、
(3)ネック部の周囲に位置し、内壁及び外壁を備えた摺動可能なシリンダーであって、内壁がプランジャーロッド先端の直径より小さい直径を有するシリンダーを形成していることにより、摺動可能なシリンダーがネック部から離脱するのを防ぎ、外壁は、プランジャーロッドが注射器を使用する際にプランジャーロッドがプランジャーに挿入されたときプランジャーの雌ねじに係合する雄ねじを有する、摺動可能なシリンダー
とを備えているプランジャーロッド
とを備えた注射器が提供される。
本発明の第4の側面によれば、予め充填され注射に備えて保管される注射器であって、
(a)注射可能な液体を保持するシリンダー状室を形成する内面と、注射針が取り付けられるテーパー状先端で終端された先端部と、プランジャーを受け入れる基端部とを有するバレルと、
(b)前記バレル内に摺動可能に設けられ、バレルの基端部近くに位置してバレルの内部のシールを提供するカップ状のプランジャーであって、
(1)バレル内に入れられた注射可能な液体と接する先端側の凸面と、
(2)基端側の面と、
(3)先端側の凸面につながる外壁であって、径方向外方に突出してバレルの内面との摺動可能なシールを形成している先端側リング、基端側リング及び中央リングをその上に備えている外壁と、
(4)雌ねじを有する内壁と
(5)プランジャー駆動シリンダーが係合のために挿入される円形開口を、内壁と共に、カップ状のプランジャー内に形成する底部リム
とを備えるプランジャーと、
(c)プランジャーと係合する先端部及び基端部有するプランジャー駆動シリンダーであって、
(1)プランジャー内の雌ねじと係合する先端側の雄ねじと、
(2)基端側のハンドル
とを有するプランジャー駆動シリンダーと、
(d)先端部及び基端部を有し前記プランジャー駆動シリンダー内に適合しするプランジャーロッドであって、
(1)プランジャーの方向に突出する凸面を有する先端部の半円形の先端であって、直径がプランジャーの直径より小さく、プランジャーロッドに力が加えられたときにプランジャーの基端側の面に押しつけられる先端と、
(2)プランジャー駆動シリンダーの外側に位置し、プランジャーロッドがプランジャーの基端側の面へ突き出るのを規制する第1のストッパー手段として機能する基端側のノブと、
(3)基端側でノブと間隔を置いてプランジャー駆動シリンダー内に位置し、プランジャーロッドがプランジャー駆動シリンダーの基端側への動きを規制する第2のストッパー手段として機能するフランジ
とを備えたプランジャーロッド
とを備え、前記第1ストッパー手段及び第2ストッパー手段が、プランジャーロッドのプランジャー駆動シリンダー内での動きを、第1及び第2のストッパー手段間の距離によって予め決められた長さに規制するように構成されている注射器が提供される。
本発明の好適な実施形態を、例を用いて、そして添付の図面を参照しながら次に説明する。ここで、
図1は、本発明の第1実施形態に係る注射器の分解斜視図であり、プランジャーロッドが取り外された状態のプランジャー及びプランジャー挿入部を含んでいる。
図2は、図1の2−2線に沿う、注射器及びプランジャーの長手方向の断面を示す。
図3は、図1の2−2線に沿う、プランジャーロッドの断面を示す。
図4は、図1の2−2線に沿う、プランジャー及びプランジャー挿入部の分解断面図である。
図5は、図1の2−2線に沿う、プランジャー及びプランジャー挿入部の断面図である。
図6は、図1の2−2線に沿う、注射器、プランジャー及びプランジャーロッドの破断断面図である。
図7は、本発明の第2実施形態に係る組み立てられた注射器の斜視図であり、プランジャー及びプランジャー挿入部を含んでいる。
図8は、図7の8−8線に沿う、摺動可能なシリンダーを備えた注射器、プランジャー、及びプランジャーロッドの長手方向の破断断面図であり、プランジャーとプランジャーロッドが注射器内に挿入されている。
図9は、図7のプランジャーロッドの拡大破断断面図である。
図10は、図7のプランジャーロッド及びプランジャーの拡大破断断面図であり、プランジャーロッドがプランジャーに接していない。
図11は、図7のプランジャーロッド及びプランジャーの拡大破断断面図であり、注射開始時にプランジャーに力が加えられるに伴ってプランジャーロッドがプランジャーに当接したときに生ずる周部縮小を動的に表している。
図12は、図7のプランジャーロッド及び摺動可能なシリンダーの拡大部分斜視図であり、プランジャーロッドが摺動可能なシリンダーに部分的に挿入されている。
図13は、図7のプランジャーロッド及び摺動可能なシリンダーの拡大斜視図であり、プランジャーロッドが摺動可能なシリンダーに完全に挿入されている。
図14は、図12のプランジャー及び摺動可能なシリンダーの側面図である。
図15は、図13のプランジャー及びプランジャーロッドの側面図である。
図16は、摺動可能なシリンダーを取り外したプランジャーロッドの側面図である。
図17は、雄ねじを有する摺動可能なシリンダーの側面図である。
図18は、図17の摺動可能なシリンダーの先端正面図である。
図19は、典型的な従来の注射器、プランジャー、及びプランジャーロッドの長手方向の破断断面図である。
図20は、図19の従来のプランジャー及びプランジャーロッドの拡大破断断面図である。
図21は、本発明の第3実施形態に係る組み立てられた注射器の斜視図であり、注射器バレル、プランジャー、プランジャー駆動用シリンダー及びプランジャーロッドを備えている。
図22は、図21の22−22線に沿うプランジャーの長手方向の断面図である。
図23は、図21の22−22線に沿うプランジャー駆動用シリンダーの長手方向の断面図である。
図24は、図21の22−22線に沿うプランジャーロッドの長手方向の断面図である。
図25は、プランジャー駆動用シリンダーの拡大破断断面図である。
図26は、図21の22−22線に沿う、注射器バレル、プランジャー、プランジャー駆動用シリンダー及びプランジャーロッドを備えた組み立てられた注射器の長手方向の断面図であり、プランジャーロッドが基本位置にある。
図27は、図21の22−22線に沿う、注射器バレル、プランジャー、プランジャー駆動用シリンダー及びプランジャーロッドを備えた組み立てられた注射器の長手方向の断面図であり、プランジャーロッドが突出位置にある。
図28は、プランジャー、プランジャー駆動用シリンダー及びプランジャーロッドの拡大破断断面図であり、プランジャーロッドが基本位置にある。
図29は、プランジャー、プランジャー駆動用シリンダー及びプランジャーロッドの拡大破断断面図であり、プランジャーロッドが突出位置にある。
図1を参照すると、本発明の第1実施形態による注射器10が示されており、これは、
バレル20と、
プランジャ30と、
プランジャーロッド50
とを備えている。
図1、2及び3を参照すると、注射器10のバレル20は内壁21と、貫通孔23を有するテーパー状先端22で終端された先端部と、プランジャー30を受入れる基端部24とを備えている。プランジャー30はバレル20内に摺動可能に位置する。そしてプランジャーロッド50はプランジャー30に結合可能である。バレル20の基端部24の周縁部に設けられているのはフィンガーハブ26であり、これは、プランジャーロッド50に力を加えてプランジャー30を動かす際にバレル20を保持しやすくする。プランジャーロッド50は、先端部52と基端部60とを有し、基端部60は、注射器の使用時にプランジャーロッド50によってプランジャー30に力をかけやすくするハンドル62を備えている。
注射器のバレル20はガラスのような不活性ガス不透過性の材料でできている。しかし、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル及びメタクリルポリマーのような、ガラスよりも多少柔軟で、ほぼ透明な材料でできていることが好ましい。
プランジャー30は、ポリイソプレンゴム等の圧縮可能なエラストマー材料でできている。プランジャーロッド50は基本的にはバレルと同じ材料でできている。
図1、2、3、4及び6を参照すると、プランジャー30はバレル20内に摺動可能に受入れられ、プランジャー30と係合するプランジャーロッド50に加えられる手動の力によってバレル内を軸方向に移動する。弛緩状態のプランジャー30は逆カップ状であり、先端側の凸状外面32と、基端側の内面34と、先端側の凸状外面32につながる外壁36と、内面34につながる内壁38と、カップ状のプランジャー30に円形の開口を形成している底部リム39とを備えている。プランジャー30の先端側の凸状面32はバレル20内に入れられた液体と接する。
プランジャー30の外壁36は、先端側リング40、基端側リング41、及び中央リング42を備え、これらは弾性変形可能で外壁36から径方向外方へ突出している。そして、プランジャー30と一緒になって、バレル20の作用部の最大径をわずかに越える最小径を有する。これらのリングはシールを形成するが、バレル20の内壁21と摺動可能に係合する。
内壁38、内面34及び底部リム39はプランジャー30のプランジャー挿入部68を受ける三次元の凹部又は領域を形成している。
プランジャー挿入部68は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル及びメタクリルポリマー等の硬質高分子材料でできており、外壁74、プランジャーロッド50の雄ねじ71と係合する雌ねじ69を有する内壁72、及びフランジ70を備えている。プランジャー挿入部68は、プランジャー36内に位置し、内壁38、内面34及び底部リム39で形成される三次元領域がプランジャー挿入部68を完全に包み込む。しかし、プランジャー挿入部68のサイズは、内壁38に圧力をかけないように定められ、これによってプランジャー36の外壁は、注射器のバレルの内壁から横方向に広がる十分な空間を有する。プランジャー挿入部68のフランジ70はプランジャー30の底部リム39の直径より大きい直径を有し、これによってプランジャー挿入部68はプランジャー30から外れない。
プランジャーロッド50は、操作者が手動で力を加えやすいように基端部60に位置するハンドル62と、プランジャー挿入部68の雌ねじ69に係合するように設計された雄ねじ71を有する先端部52と、肩部52と、ねじ部からさらにプランジャーの軸方向に突出している部分を形成するプランジャーロッド先端64とを備えている。前記プランジャーロッド先端の直径は、プランジャーの直径よりかなり小さく、プランジャーロッド50に力を加えると、プランジャー30の基端側内面34の中央部に接触するように設計されている。
この実施形態の動作は以下の通りである。
プランジャー30がバレル20の基端部24に挿入され、フィンガーハブ26より中まで挿入されることにより、バレル20は、プランジャー30に邪魔されることなく基端部24を充填ライン等の平坦面に置くようにして、上向きに置かれる。バレル20は、テーパー状の先端部22の貫通孔23を通して薬剤又は診断用造影剤のような所望の液体で充填され、蓋をかぶせられる。液体は全体として予め滅菌され、注射器のバレルに無菌技術を用いて充填される。あるいは、予め充填された注射器を滅菌器等によって滅菌処理しても良い。
充填され、滅菌された注射器は、使用の直前に組み立てられる皮下注射用針及びプランジャーロッドと別々に梱包される。注射の準備段階で、皮下注射針がバレルのテーパー状先端部に取り付けられる。プランジャーロッド50はプランジャー30の内部穴に収納されたプランジャー挿入部68にねじ込まれ、締め付けられる。医師はそれから従来の静脈穿刺技術を用いて、血管等の所望の部位へ挿入する。プランジャー挿入部68の雌ねじ69はプランジャーロッド50の雄ねじに係合し、プランジャーロッド先端64はプランジャー30の内面34に当接する。
この動作によってプランジャー30は軸方向に伸び、プランジャーロッド50はプランジャー挿入部68をプランジャー30の先端部へ押す。プランジャー挿入部68は、プランジャー30の底部リム39の内側に押されるので、その動きが制限される。この軸方向の伸長はプランジャー30の直径を低減し、液体を注射器から押し出すのに必要な力を低減する。プランジャーロッド先端64が注射器の先端部へ押され、その力によってプランジャー30の凸面32が変形することにより、さらに力が低減する。しかし、この変形は、プランジャーロッド50の肩部51がプランジャー30の底部リム39に当接した時に制限される。この肩部51と底部リム39との当接によってプランジャーの基端部が圧縮され、作動中のプランジャーの伸長を制限する。
操作者がプランジャーロッド50を先端側へ比較的弱い力で押したとき、プランジャーの周部変形は図6に示すようになる。つまり、プランジャー30の凸面32は先端側へ伸長し、先端側リング40、基端側リング41及び中央リング42は弾性張力によって内方へ引っ張られる。このプランジャーの周部変形は注射器からヘッドガスを放出する。即ち、注射器が呼吸する(espirate)。プランジャーロッド50に加えた力を緩めると、プランジャー30が静止状態に戻ってバレル20内に負圧が発生し、所望の部位であることを示す患者からの体液が吸い取られる。そして注射が始まる。プランジャーロッドを介してプランジャーをバレルの基端側へ引くことによって、吸引を行うこともできる。プランジャーロッドを引くことにより、プランジャー挿入部68がプランジャー30の底部リム39にのみ力を加え、この種の吸引において底部リム39はプランジャー30の先導端となる。このように、プランジャーは軸方向に伸長して手動吸引を容易にする。
吸引プロセスが完了すると、操作者はプランジャーロッド50に力を加える。基端側リング41、先端側リング40及び中央リング42に関して、これらがバレル20の内壁21に与える力がリングの周部変形量に比例して減少することは明らかである。その結果、プランジャーはバレル内を比較的容易に移動して注射部位への液体の供給を容易にする。この利点は、予め充填された注射器が長期間保管されており、その間にプランジャーがバレル内にくっついて、プランジャーとバレルの内壁との界面の力が軸方向に極めて破れにくくなっている場合に一層顕著になる。上述の注射器において、プランジャーに加えられる力は先端側リング、基端側リング及び中央リングを内方に引っぱり、プランジャーとバレルの内壁との間の界面の力を大幅に低減する。
次に、図7及び8をを参照すると、本発明の第2実施形態に係る注射器110が示されている。この注射器のバレル120は内壁121と、貫通孔123を有するテーパー状先端122で終端された先端部と、プランジャー130を受ける基端部124とを備えている。プランジャー130はバレル120内に摺動可能に位置する。そしてプランジャーロッド150はプランジャー130に結合可能である。バレル120の基端部124の周縁部に設けられているのはフィンガーハブ126であり、これは、プランジャーロッド150に力を加えてプランジャー130を動かす際にバレル120を保持しやすくする。プランジャーロッド150は、先端部152と基端部160とを有し、基端部160は、注射器の使用時にプランジャーロッド150によってプランジャー130に力をかけやすくするハンドル162を備えている。
注射器のバレル120はガラスのような不活性ガス不透過性の材料でできている。しかし、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル及びメタクリルポリマーのような、ガラスよりも多少柔軟で、ほぼ透明な材料でできていることが好ましい。
プランジャー130は、ポリイソプレンゴム等の圧縮可能なエラストマー材でできている。プランジャーロッド150は基本的にはバレルと同じ材料でできている。
図7、9及び10を参照すると、プランジャー130はバレル120内に摺動可能に受入れられ、プランジャー130と係合するプランジャーロッド150に加えられる手動の力によってバレル内を軸方向に移動する。弛緩状態のプランジャー130は逆カップ状であり、先端側の外側凸面132と、先端側の外側凸面132と基本的に平行な基端側の平坦又は凹面状の内面134と、先端側の外側凸面132につながる外壁136と、平坦又は凹面状の内面134につながる内壁138と、カップ状のプランジャー130に円形の開口を形成している底部リム139とを備えている。プランジャー130の先端側の凸面132はバレル120内に入れられた液体と接する。
プランジャー130の外壁136は、先端側リング140、基端側リング141、及び中央リング142を備え、これらは弾性変形可能で外壁136から径方向外方へ突出している。そして、プランジャー130と一緒になって、バレル120の作用部の最大径をわずかに越える最小径を有する。これらのリングはシールを形成するが、バレル120の内壁121と摺動可能に係合する。
プランジャー130の内壁138は、プランジャーロッド150の雄ねじ170を受ける雌ねじ143を備えている。
図9、10、12、13、14、15、17及び18を参照すると、プランジャーロッド150は、操作者が手動で力を加えやすいように基端部160に位置するハンドル162と、プランジャーの方向に突出する凸面を有する半円形状のプランジャーロッド先端164とを備えている。プランジャーロッド先端164は、その直径がプランジャーの直径よりかなり小さく、プランジャーロッド150の先端部152に位置し、プランジャーロッド150の先端部152からさらに軸方向に突出する。プランジャー130に力が加えられると、プランジャーロッド先端164は、プランジャー130の基端側の平坦又は凹面状の内面134の中央部に当接する。プランジャーロッド先端164とプランジャーロッド150の先端部152との間に位置するプランジャーロッド150のネック部166は、外壁174及び内壁172を有する摺動可能なシリンダー168を受ける。外壁174はプランジャー130の雄ねじ143に係合する雄ねじ170を有する。内壁172は、プランジャーロッド先端164の直径より少し小さい直径を有するシリンダーを形成し、これによって、摺動可能なシリンダー168がプランジャーロッド150のネック部166から外れるのを防止している。
この実施形態の動作は以下の通りである。
プランジャー130が注射器110のバレル120の基端部124に挿入され、フィンガーハブ126より中まで挿入されることにより、バレル120は、プランジャー130に邪魔されることなく基端部を充填ライン等の平坦面に置くようにして、上向きに置かれる。バレル120は、テーパー状の先端122の貫通孔123を通して薬剤又は診断用造影剤のような所望の液体で充填され、蓋をかぶせられる。液体は全体として予め滅菌され、注射器のバレルに無菌技術を用いて充填される。あるいは、予め充填された注射器を滅菌器等によって滅菌処理しても良い。
別の充填方法では、テーパー状の先端122に蓋をかぶせ、薬剤をバレル120の基端部から満たす。プランジャー130は、注射器110を充填した後にバレル120内に挿入される。
充填され、滅菌された注射器は、使用の直前に取り付けられる皮下注射用針と別々に梱包される。注射の標準段階で、皮下注射針がバレル120のテーパー状先端部122に取り付けられる。プランジャーロッド150の先端の摺動可能なシリンダー168がプランジャー130にねじ込まれ、締め付けられてぴったり係合する。医師はそれから従来の静脈穿刺技術を用いて、血管等の所望の部位へ挿入する。この時点で、プランジャーロッド150及びプランジャー130は静的に係合している。図10に示すように、プランジャー130の雌ねじ143が摺動可能なシリンダー168の雄ねじ170に係合している。しかし、プランジャー先端164はプランジャー130の平坦又は凹面134に当接せず、それに力を与えない。
操作者がプランジャーロッド150を先端側へ比較的弱い力で押したとき、プランジャーの周部変形は図11に示すようになる。つまり、プランジャー130の凸面132は先端側へ距離“a”だけ伸長し、一方、先端側リング140、基端側リング141及び中央リング142は弾性張力によって、それぞれ距離“b”、“c”及び“d”だけ内方へ引っ張られる。図示のように、距離“a”が最も大きく、次いで距離“b”,“c”,“d”の順に小さくなる。このプランジャーの周部変形は注射器からヘッドガスを放出する。即ち、注射器が呼吸する(aspirate)。プランジャーロッド150に加えた力を緩めると、プランジャー130が静止状態に戻ってバレル120内に負圧が発生し、所望の部位であることを示す患者からの体液が吸い取られる。そして注射が始まる。それから操作者は再びプランジャーロッド150に力を加え。その結果、注射器の呼吸(aspirating)に関して述べたのと同じプランジャー130の周部変形が生ずる。基端側リング141、先端側リング140及び中央リング142に関して、これらがバレル120の内壁121に与える力が周部変形によって作り出された距離“b”,“c”及び“d”に比例して減少することは明らかである。その結果、プランジャーはバレル内を比較的容易に移動して注射部位への液体の供給を容易にする。この利点は、予め充填された注射器が長期間保管されており、その間にプランジャーがバレル内にくっついて、プランジャーとバレルの内壁との界面の力が軸方向に極めて破れにくくなっている場合に一層顕著になる。本発明のこの実施形態において、プランジャーに加えられる力は先端側リング、基端側リング及び中央リングを内方に引っぱり、プランジャーとバレルの内壁との間の界面の力を大幅に低減する。
本発明にほぼ類似する構造を有する従来の注射器が図19及び20に示されている。これらの図において、対応する部材は同じ番号に(´)を付して示されている。
プランジャー130´に凸面状の外面132´は存在するが、凹面状の内面134´は無い。つまり、プランジャー130´の内面は平坦である。プランジャーロッド先端164´は存在しない。しかし、代わりに、凸面でない内面134´と連通するプランジャーロッド面は平坦である。従来の注射器の動作において、プランジャーロッド150´からプランジャーロッド先端164´を介してプランジャー130´に加えられる力はリング140´,141´及び142´の収縮を生じさせず、その結果、注射の完遂に必要な注射力の減少を生じさせない。また、図示された従来の注射器は自己吸引能力に欠けている。つまり、プランジャーロッド150´に力を加えたときにプランジャー130´の凸面132´は変形せず、力を緩めたときに静的な状態を取り戻さない。
図21、22、23、24及び26を参照すると、本発明の第3実施形態による注射器210が示されている。この注射器210は以下の構成要素を備えている。
注射器のバレル220。これは、内壁221と、貫通孔223を有するテーパー状先端222で終端された先端部と、フィンガーハブ226で終端された基端部224とを備えている。
プランジャー230。これはバレル220内に摺動可能に位置する。
プランジャー駆動用シリンダー250。これは先端部252と基端部260とを有し、先端部に雄ねじ270を備え、基端部にハンドル262を備え、バレル220内でプランジャー230に係合する。
プランジャーロッド280。これは、先端部の半円状のプランジャーロッド先端282と、フランジ284と、基端部のノブ286とを備える。プランジャーロッドは前記プランジャー駆動用シリンダー250によって受けられる。
注射器のバレル220はガラスのような不活性ガス不透過性の材料でできている。しかし、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル及びメタクリルポリマーのような、ガラスよりも多少柔軟で、ほぼ透明な材料でできていることが好ましい。
プランジャー230は、ポリイソプレンゴム等の圧縮可能なエラストマー材でできている。プランジャー駆動用シリンダーはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリル及びメタクリルポリマーを含む硬質プラスチック材料でできている。プランジャーロッド280は基本的にはバレルと同じ材料でできている。
図22、25、26及び27を参照すると、プランジャー230は注射器バレル220内の基端部224に摺動可能に受入れられる。プランジャー230がこの位置にあるとき、注射器バレルは、プランジャー230に邪魔されることなく基端部を充填ライン等の平坦面に置くようにして、上向きに置かれる。次に注射器バレルは、テーパー状の先端222の貫通孔123を通して薬剤又は診断用造影剤のような所望の液体で充填され、蓋をかぶせられる。注射器バレルに入れられる液体は全体として予め滅菌され、注射器のバレルに無菌技術を用いて充填される。あるいは、予め充填された注射器を滅菌器等によって滅菌処理しても良い。充填プロセスが完了し注射器に蓋がかぶせられた後、注射器バレルに係合するプランジャーロッド280と注射器駆動用シリンダー250の無い注射器が保管のために梱包される。
別の充填方法では、テーパー状の先端222に蓋をかぶせ、薬剤をバレル220の基端部から満たす。プランジャー230は、注射器210を充填した後にバレル220内に挿入する。
シール手段を有するプランジャー230は注射器バレル220内に入れられた液体を保持し、注射器の吸引動作とそれに続く患者への注射の間、内部のシールが維持されている状態で内部容積を変化させる役目を有する。図22及び25に最も良く示されているように、プランジャー230は弛緩状態で逆カップ状であり、以下の構成要素を有する。
先端外側凸面232。これは注射器バレル220内に入れられた液体と界面を形成する。
基端側内面234。
外壁236。これは先端外側凸面232につながっている。
内壁238。これは基端側内面234につながっている。
底部リム239。これはカップ状プランジャー230内に円形開口を形成する。
プランジャー230の外壁236は先端側リング240、基端側リング241及び中央リング242を備える。これらは弾性変形可能で外側236から径方向外方へ突出しており、プランジャー230と一緒になって、バレル220の作用部の最大径をわずかに越える最小径を有する。これらのリングはシールを形成するが、バレル220の内壁221と摺動可能に係合する。
プランジャー230の内壁238は、プランジャー駆動用シリンダー250の雄ねじ270を受けて係合する雌ねじ243を備えている。液体の吸引と患者への注射に先立って、プランジャー駆動用シリンダー250はプランジャー230内に完全にねじ込まれ、ねじ243がねじ270に噛み込む。
図26を参照すると、プランジャーロッド280がプランジャー駆動用シリンダー250に挿入され、フランジ284はプランジャー駆動用シリンダーの内側、つまり、プランジャー駆動用シリンダーのハンドル262を丁度過ぎた位置にある。プランジャーロッド280のノブ286及びフランジ284は、プランジャーロッド280のプランジャー駆動用シリンダー250内での動きを規制するストッパー手段の役目を有する。距離Xは、ストッパー手段として機能するフランジ284及びノブ286によって制御される、プランジャー駆動用シリンダー内におけるプランジャーロッドの動きの許容距離(突出距離という)である。図26に示されている組み立てられた注射器の長手方向の断面は、組み立てられた注射器の各部を明らかにしている。ここで、
Xはフランジ284とノブ286との間の距離である。
Yはプランジャー280の全長であり、プランジャーロッド先端282とノブ286との間で測られる。
Zは注射器バレル220の作用部の全長である。
Wはプランジャー駆動用シリンダー250とプランジャー230との全長である。
図26と強調された図28とに示すように、プランジャーロッドが基本位置にある。即ち、プランジャーロッド先端がプランジャー230の内面234に達しておらず、力を加えていない。この基本位置においてフランジ284はプランジャー駆動用シリンダー250のハンドル262に当接する。
図27及び29に、プランジャーロッド280が突出位置にあるときの注射器組み立て品210が描かれている。ノブ286はハンドル262に押し付けられ、プランジャーロッド先端282はプランジャー230の内面234に力を加える。この力によってプランジャー230が周部変形する。プランジャー230の外側凸面232は距離”a”だけ伸長し、一方、先端側リング240、基端側リング241及び中央リング242は弾性強力によって、それぞれ距離“b”,“c”及び“d”だけ内方へ引っ張られる。図示のように、距離“a”が最も大きく、次いで距離“b”,“c”,“d”の順に小さくなる。このプランジャーの周部変形は注射器からヘッドガスを放出する。即ち、注射器が呼吸する。プランジャーロッド280に加えた力を緩めると、プランジャー230が静止状態に戻ってバレル220内に負圧が発生し、所望の部位であることを示す患者からの体液が吸い取られる。そして注射が始まる。それから操作者は再びプランジャーロッド280に力を加え、その結果、注射器の呼吸に関して述べたのと同じプランジャー230の周部変形が生ずる。基端側リング241、先端側リング240及び中央リング242に関して、これらがバレル220の内壁221に与える力が、周部変形によって作り出された距離“b”,“c”及び“d”に比例して減少することは明らかである。その結果、プランジャーはバレル内を比較的容易に移動して注射部位への液体の供給を容易にする。この利点は、予め充填された注射器が長期間保管されており、その間にプランジャーがバレル内にくっついて、プランジャーとバレルの内壁との界面の力が軸方向に極めて破れにくくなっている場合に一層顕著になる。本発明のこの実施形態において、プランジャーに加えられる力は先端側リング、基端側リング及び中央リングを内方に引っぱり、プランジャーとバレルの内壁との間の界面の力を大幅に低減する。
通常は予め充填した注射器に用いられる注射器組み立て品を構成するX,Y,Z及びWの最も効果的な長さとそれらの比率を見付けるための実験を行った。典型的な範囲を以下に示す。
Xの長さ:0.010〜0.750インチ(0.254〜19.1mm)
Yの長さ:2.000〜6.000インチ(50.8〜152.4mm)
Zの長さ:6.000〜10.000インチ(152.4〜254mm)
Wの長さ:1.990〜5.999インチ(50.5〜152.2mm)
これらの比率は次の通りである。
X/Y 0.375〜0.002
X/Z 0.125〜0.001
Y/Z 1.000〜2.000
W/X 2.650〜599
W/Y 0.332〜2.999
W/Z 0.199〜0.988
プランジャーロッド280の突出長はXのYに対する比で定義され、注射器バレル220の内壁221からプランジャー230が離脱する力に大きく影響する。
この実施形態の動作は以下の通りである。
予めプランジャーロッド280と組み立てられたプランジャー駆動用シリンダー250が、注射器バレル220の基端部に入れられたプランジャー230にねじ込まれ、雌ねじ243が雄ねじ270に完全に係合する。プランジャーロッド280はこの時点でプランジャー駆動シリンダー250内の基本又は静止位置にある。即ち、フランジ284はプランジャー駆動用シリンダー250のハンドル262に対して位置し、プランジャーロッド先端282はプランジャー230の内面234に力を加えない。皮下注射針が注射器バレル220の先端222に取り付けられる。医師はそれから従来の静脈穿刺技術を用いて、血管等の所望の部位へ挿入する。次の医師はプランジャーロッド280のノブ286に力を加え、これによってノブ286がプランジャー駆動用シリンダー250のハンドル262に対して押し付けられる。次に。プランジャーロッド280の先端284がプランジャー230の内面234に対して押し付けられ、その結果、プランジャーの周囲変形が生ずる。プランジャー230の凸面232は先端側へ距離“a”だけ伸長し、一方、先端側リング240、基端側リング241及び中央リング242は弾性張力によってそれぞれ距離“b”,“c”及び“d”だけ内方へ引っ張られる。このプランジャーの周部変形は注射器からヘッドガスを放出する。即ち、注射器が呼吸する。同時に、プランジャー230によって注射器バレル220の壁221にかけられた力は大きく低減され、呼吸後の注射プロセスを容易に実行することができる。プランジャーロッド280に加えた力を緩めると、プランジャー230が元の状態に戻ってバレル220内に負圧が発生し、所望の部位であることを示す患者からの体液が吸い取られる。そして注射が始まる。もし体液が抜き取られないなら、注射部位が変えられ、吸引プロセスが繰り返される。この時点で医師は液体を部位に注射する準備ができており、最後にプランジャーロッド280及びプランジャー駆動用シリンダー250に力を加える。加えられた力は注射器の呼吸に関して述べたのと同じプランジャー230の周部変形が生ずる。基端側リング241、先端側リング240及び中央リング242に関して、これらがバレル220の内壁221に与える力が、周部変形によって作り出された距離“b”,“c”及び“d”に比例して減少することは明らかである。その結果、プランジャーはバレル内を比較的容易に移動して注射部位への液体の供給を容易にする。この利点は、予め充填された注射器が長期間保管されており、その間にプランジャーがバレル内にくっついて、プランジャーとバレルの内壁との界面の力が軸方向に極めて破れにくくなっている場合に一層顕著になる。本発明のこの実施形態において、プランジャーに加えられる力は先端側リング、基端側リング及び中央リングを内方に引っぱり、プランジャーとバレルの内壁との間の界面の力を大幅に低減する。
本発明の好適な実施形態の注射器は、上述のように、吸引及び注射の両方にとって理想的な注射器の属性の多くを備えていると考えられる。すなわち、この注射器は構造が簡単で、従って製造コストを最小化でき、操作が簡単で、片手で取り扱うことができ、各注射器又はカートリッジの複合的な自己吸引動作が可能である。注射器又はカートリッジ内にある空気を自己吸引動作の開始前に、又は注射物の注射に必要な一連の動作中の任意の時に放出することができ、この際、任意の時点での自己吸引動作を妨げることは無いし、自己吸引動作を無効にすることもない。
Claims (18)
- バレル、プランジャー及びプランジャーロッドを備えた注射器であって、前記プランジャーロッドが駆動されることによりプランジャーに軸方向の張力が生じてプランジャーの直径が縮小し、前記直径の縮小がバレルの内部とプランジャーとの摩擦を低減しながら、なおバレルの内部とプランジャーとのシールが維持されるように前記プランジャーの伸長が制限され、
前記プランジャーロッドが、ロッド部材と、プランジャーの結合部材とを備え、ロッド部材が結合部材に対して軸方向に摺動可能である注射器。 - プランジャーがほぼカップ状であり、その基端側が開いており、先端部がプランジャーの駆動によって軸方向に変形するように構成されている請求項1に記載の注射器。
- プランジャーの凹部に保持された挿入部を備え、挿入部は雌ねじを有し、プランジャーロッドの先端部に、挿入部の雌ねじと共同作用する雄ねじが備えられている請求項1又は2に記載の注射器。
- プランジャーロッドが挿入部にねじ込まれたとき、プランジャーロッドの一部分がねじ部から突出してプランジャーの内面に当接し、プランジャーがさらに挿入部にねじ込まれると、このプランジャーロッドの突出部がプランジャーを変形させるように機能する請求項3に記載の注射器。
- プランジャー部材が、ロッド部材の先端部を囲む管状部材である請求項1に記載の注射器。
- ロッド部材の動きがロッド部材の先端部の2つのストッパーによって制限される請求項1又は5に記載の注射器。
- ロッド部材が、プランジャー結合部材に対して移動可能であり、その移動範囲はロッド部材の先端部がプランジャー結合部材から突出している位置と、ロッド部材の先端部がプランジャー結合部材から突出していない位置との間である請求項1,5又は6に記載の注射器。
- プランジャーが内ねじを有し、プランジャー結合部材が外ねじを有し、両ねじが共同作用してプランジャー結合部材をプランジャー内に保持する請求項1,5〜7のいずれか一項に記載の注射器。
- プランジャーロッドが、ほぼ棒状の内側部材を囲むほぼ管状の外側部材を備え、内部部材と外部部材が互いに摺動可能である請求項1又は2に記載の注射器。
- 内側部材の外側部材に対する摺動が2つのストッパーによって制限される請求項9に記載の注射器。
- 内側部材が外側部材に対して移動可能であり、その移動範囲は内側部材の先端部が外側部材から突出している位置と、内側部材の先端部がプ外側部材から突出していない位置との間である請求項9又は10に記載の注射器。
- プランジャーが内ねじを有し、外側部材の先端部が外ねじを有し、両ねじが共同作用して外側部材をプランジャー内に保持する請求項9〜11のいずれか一項に記載の注射器。
- プランジャーがその外周に先端側リング、中央リング及び基端側リングを有し、プランジャーの変形が少なくと先端側リングをバレルの内面から離す方向に引っ張る一方、少なくとも基端側リングがバレルの内面との接触を維持するように働く1〜12のいずれか一項に記載の注射器。
- 予め充填され注射に備えて保管される注射器であって、
(a)前記バレルは、注射可能な液体を保持するシリンダー状室を形成する内面と、注射針が取り付けられるテーパー状先端で終端された先端部と、プランジャーを受け入れる基端部とを有し、
(b)前記プランジャーはカップ状であり、前記バレル内に摺動可能に設けられ、バレルの基端部近くに位置してバレルの内部のシールを提供し、前記プランジャーは、
(1)バレル内に入れられた注射可能な液体と接する先端側の凸面と、
(2)基端側の面と、
(3)先端側の凸面につながる外壁であって、径方向外方に突出してバレルの内面との摺動可能なシールを形成している先端側リング、基端側リング及び中央リングをその上に備えている外壁と、
(4)内壁と
(5)プランジャー挿入部を受ける凹部を内壁と共に形成する底部リムとを備え、
(c)前記プランジャーロッドはプランジャーと係合する先端部及び基端部を有し、
(1)プランジャーロッドがプランジャー内に挿入されたときにプランジャーの底部リムに当接してプランジャーの伸張を制限する、プランジャーロッドの先端部の肩部と、
(2)プランジャーロッド先端につながり、プランジャー挿入部の雌ねじと係合する雄ねじを有するネック部と、
(3)プランジャーロッドの先端部に位置してプランジャーの方向に突出し、直径がプランジャーの直径より小さく、プランジャーの基端側内面の中央部に当接するプランジャーロッド先端
とを備え、前記注射器はさらに、
(d)前記凹部内に位置する先端部と基端部とを有する堅いプランジャー挿入部であって、プランジャーロッドの雄ねじを受けて係合する雌ねじを有する内壁と、基端部に位置し、前記プランジャー挿入部が前記凹部内に確実に保持されるようにプランジャーの底部リムの直径より大きい直径を有するフランジとを備えたプランジャー挿入部
を備えている請求項1に記載の注射器。 - 予め充填され注射に備えて保管される注射器であって、
(a)前記バレルは、注射可能な液体を保持するシリンダー状室を形成する内面と、注射針が取り付けられるテーパー状先端で終端された先端部と、プランジャーを受け入れる基端部とを有し、
(b)前記プランジャーはカップ状であり、前記バレル内に摺動可能に設けられ、バレルの基端部近くに位置してバレルの内部のシールを提供し、前記プランジャーは、
(1)バレル内に入れられた注射可能な液体と接する先端側の凸面と、
(2)先端側の凸面に基本的に平行な基端側の平面又は凹面と、
(3)先端側の凸面につながる外壁であって、径方向外方に突出してバレルの内面との摺動可能なシールを形成している先端側リング、基端側リング及び中央リングをその上に備えている外壁と、
(4)雌ねじを有する内壁と
(5)プランジャーロッドが係合のために挿入される円形開口を、内壁と共に、カップ状のプランジャー内に形成する底部リム
とを備え、
(c)前記プランジャーロッドはプランジャーと係合する先端部及び基端部を有し、
(1)プランジャーロッドの先端部に位置し、プランジャーの方向に突出する凸面の半円形状を有し、直径がプランジャーの直径より小さく、プランジャーの基端側の平面又は凹面の内面の中央部に当接するプランジャーロッド先端と、
(2)プランジャーロッド先端につながり、摺動可能なシリンダーを受けるネック部と、
(3)ネック部の周囲に位置し、内壁及び外壁を備えた摺動可能なシリンダーであって、内壁がプランジャーロッド先端の直径より小さい直径を有するシリンダーを形成していることにより、摺動可能なシリンダーがネック部から脱離するのを防ぎ、外壁は、注射器の使用のためにプランジャーロッドがプランジャーに挿入されたときにプランジャーの雌ねじに係合する雄ねじを有する、摺動可能なシリンダー
とを備えている請求項1に記載の注射器。 - 予め充填され注射に備えて保管される注射器であって、
(a)前記バレルは、注射可能な液体を保持するシリンダー状室を形成する内面と、注射針が取り付けられるテーパー状先端で終端された先端部と、プランジャーを受け入れる基端部とを有し、
(b)前記プランジャーはカップ状であり、前記バレル内に摺動可能に設けられ、バレルの基端部近くに位置してバレルの内部のシールを提供し、前記プランジャーは、
(1)バレル内に入れられた注射可能な液体と接する先端側の凸面と、
(2)基端側の面と、
(3)先端側の凸面につながる外壁であって、径方向外方に突出してバレルの内面との摺動可能なシールを形成している先端側リング、基端側リング及び中央リングをその上に備えている外壁と、
(4)雌ねじを有する内壁と
(5)内壁と共に、プランジャー駆動シリンダーが係合のために挿入される円形開口をカップ状のプランジャー内に形成する底部リム
とを備え、前記注射器はさらに、
(c)プランジャーと係合する先端部及び基端部を有するプランジャー駆動シリンダーであって、
(1)プランジャー内の雌ねじと係合する先端側の雄ねじと、
(2)基端側のハンドル
とを有するプランジャー駆動シリンダーを備え、
(d)前記プランジャーロッドは先端部及び基端部を有し前記プランジャー駆動シリンダー内に適合し、
(1)プランジャーの方向に突出する凸面を有する先端部の半円形の先端であって、直径がプランジャーの直径より小さく、プランジャーロッドに力が加えられたときにプランジャーの基端側の面に押しつけられる半円形の先端と、
(2)プランジャー駆動シリンダーの外側に位置し、プランジャーロッドがプランジャーの基端側の面へ突き出るのを規制する第1のストッパー手段として機能する基端側のノブと、
(3)基端側でノブと間隔を置いてプランジャー駆動シリンダー内に位置し、プランジャーロッドがプランジャー駆動シリンダーの基端側への動きを規制する第2のストッパー手段として機能するフランジ
とを備え、
前記第1ストッパー手段及び第2ストッパー手段が、プランジャーロッドのプランジャー駆動シリンダー内での動きを、第1及び第2のストッパー手段間の距離によって予め決められた長さに規制するように構成されている請求項1に記載の注射器。 - 前記注射器バレルがガラス、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、アクリルポリマー及びメタクリルポリマーからなるグループから選ばれた不活性ガス不透過性の材料でできている請求項1〜16のいずれか一項に記載の注射器。
- 前記プランジャーが圧縮可能なエラストマー材で構成されている請求項1〜17のいずれか一項に記載の注射器。
Applications Claiming Priority (7)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US08/239,087 | 1994-05-06 | ||
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