JP3664865B2 - コルゲートマシン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表ライナと芯紙と裏ライナとを貼り合わせて段ボールシートを製造する、コルゲートマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来の一般的なコルゲートマシンを示す側面図である。
図11に示すように、従来の一般的なコルゲートマシンは、シングルフェーサA1,A2、ダブルフェーサB、スリッタスコアラ・カットオフ・スタッカ等よりなるドライエンドC、積載部Dを主要構成としている。
【0003】
まず、シングルフェーサA1,A2では、中芯原紙a1,a2が導入されて波状に成形された後、別途導入される裏ライナ原紙b1,b2に接着されて片面段ボールシートが形成されるようになっている。なお、中芯原紙a1,a2はプレヒータd1,d2で、裏ライナ原紙b1,b2はプレヒータc1,c2でそれぞれ加熱され、澱粉糊固化のための熱量が付与されるようになっている。
【0004】
このようにして形成された片面段ボールシートは、プレヒータeで表ライナ原紙fとともに加熱され、糊付装置gを経由した後、ダブルフェーサBへ導入される。
このダブルフェーサBは、図12の更に詳細な側面図に示すように、その下部に配置される熱板群hと、その上部に熱板群hに向けて配設され、エアー加圧装置或いはウェイトロール等によってベルトの背面を加圧することによって片面段ボールシート4及び表ライナ1とを加圧する加圧装置iと、裏ライナ2と波状成形された波状中芯3とを接着して形成される片面段ボールシート4と表ライナ1との接着シートである両面段ボールシート5を挟持して搬送する上コンベアjと、下コンベアkとを備えて構成される。
【0005】
また、ダブルフェーサBの熱板群hと加圧装置iとの間に導入された片面段ボールシート4と表ライナ1とは、片面段ボールシート4の波状中芯3の段頂部に付着された糊を介して接合された状態に置かれ、熱板群hに接触摺動しながら走行しつつ受熱して昇温される表ライナ1の熱によって澱粉糊が固化されて接着され、両面段ボールシート5が形成されるようになっている。このようにして接着された両面段ボールシート5は、上コンベアj,下コンベアkにより搬送されて後工程に搬出されるようになっている。
【0006】
そして、搬出された両面段ボールシート5は、図11に示すように、ドライエンドCに配置されるスリッタスコアラlでのスリッティング,罫線入れ、カットオフmでの裁断処理を受けて分割板状となり、図13の更に詳細な側面図に示すように、分割板状の両面段ボールシート5′はスタッカnで搬送された後、積載部Dにて積み上げられ、機外に排出されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のコルゲートマシンでは、接着材としての澱粉糊を固化して接着力を生じさせるため、裏ライナ2,波状中芯3,裏ライナ2と波状中芯3との接着シートである片面段ボールシート4のそれぞれを加熱するプレヒータc1,c2,d1,d2,eが各所に配置されている。さらに、片面段ボールシート4と表ライナ1とを接着するための熱板群hも配置されており、表ライナ1側と裏ライナ2側とから加熱されるようになっている。
【0008】
このように従来のコルゲートマシンでは、その前半部で各シートが加熱されるため、その後半部でも加熱されたシートの温度は保たれ、積載部Dに積載される分割板状の両面段ボールシート5′もかなりの高温・低水分の乾燥状態で積み上げられることになる。
また、積載部Dでの積載直前の分割板状の両面段ボールシート5′では、例えば、表ライナ1側の含水分は3〜4%程度、裏ライナ2側の含水分は4〜5%程度になっており、その表ライナ1側と裏ライナ2側とで水分差が生じている。
【0009】
さらに、積載部Dに積載された分割板状の両面段ボールシート5′が平衡水分(例えば7〜9%)に到達するまでに約数十時間を要し、この間に分割板状の両面段ボールシート5′の表ライナ1,裏ライナ2のそれぞれの平面内には水分分布が生じることになる。
ここで、図14は、従来のコルゲートマシンで製造され、積載部Dに積載されてから平衡水分に到達するまでの分割板状の両面段ボールシート5′の表ライナ1や裏ライナ2の表面周辺部及び表面中央部の水分変化計測結果を示すものである。
【0010】
図14中、破線で示すように、表ライナ1や裏ライナ2の表面周辺部は大気中の水分を吸収し易いため、約数時間で平衡水分に達するが、図14中、実線で示すように、表ライナ1や裏ライナ2の表面中央部は大気中の水分を吸収しにくく、含水分は緩やかに増加して約数十時間で平衡水分に到達することがわかる。
このように、平衡水分に到達するまでの時間が異なり、水分差が生じるため、表ライナ1や裏ライナ2の表面周辺部の伸張量が表ライナ1や裏ライナ2の表面中央部に比べて大きくなる。このため、表ライナ1や裏ライナ2が平面を保持できずに座屈変形を起こし、図15の積載状態のように、波状の経時反り変形を生じてしまい、両面段ボールシート5′の品質を向上させるのは困難であった。
【0011】
このため、積載時の両面段ボールシート5′の表ライナ1と裏ライナ2との水分差と、積載後に表ライナ1や裏ライナ2の表面中央部と表面周辺部との間に経時的に生じる水分差とによって経時反り変形が発生するため、これらの水分差を低減できるようにすべくシート湿潤化装置を提案している(特願平6−170561号参照)。
【0012】
以下、このシート湿潤化装置について、図16を参照しながら説明する。
このシート湿潤化装置は、図16に示すように、上コンベアj及び下コンベアkの下流側に設けられた水分センサ14s,14rと、さらに、これらの下流側に設けられ、供給液(例えば水)を供給するスプレー装置(ここでは、水を供給するものであるため、以下、水スプレー装置という)6s,6rと、この水スプレー装置6s,6rに連結されて供給液(ここでは水)の流量を調整する水量調整装置16s,16rと、コントローラ17と、プリセット装置18と、集中制御装置(生産管理装置)19とを備えて構成される。
【0013】
そして、上コンベアj及び下コンベアkの下流側で両面段ボールシート5の表ライナ1側及び裏ライナ2側の含水分を水分センサ14s,14rにより計測し、コントローラ17によって、目標水分(水分目標値)に対する不足水分量を計算するとともに、その不足水分量に相当する供給液流量を計算し、これに基づいて供給液の水量調整装置16s,16rにより流量を調整して、水スプレー装置6s,6rによりシートへの湿潤化を行なうようになっている。
【0014】
また、水分センサ14s,14rを使用せず、紙質による物性値が予め把握でき、コルゲートマシン各部の運転操作条件がモニタされ、表ライナ或いは裏ライナのライン上の動向が予測できる場合には、これらのデータとモニタ情報を集中管理する生産管理装置19により、プリセット装置18に各設定値を指令し、水量調整装置16s,16rの集中制御を行なうにするとある。
【0015】
しかし、このシート湿潤化装置のような水スプレー装置6s,6rの位置でシートを加湿する方法では、正確なシートの水分付与調整ができない。つまり、水スプレー装置6s,6rの水分付与量が多くなったり、少なくなったりして目標水分に調整することができない場合、水分付与後のシートの水分を直接検出することができないため、シートへの水分付与量も不正確なものとなってしまう。
【0016】
また、水分センサ14s,14rを使用せず、紙質による物性値が予め把握でき、コルゲートマシン各部の運転操作条件がモニタされ、表ライナ或いは裏ライナのライン上の動向が予測できる場合には、これらのデータとモニタ情報を集中管理する生産管理装置19により、プリセット装置18に各設定値を指令し、水量調整装置16s,16rの集中制御を行なうようにするとあるが、どのような紙物性値,運転操作条件を使用するのか、具体的には記述されていない。
【0017】
また、他の構成のシート湿潤化装置について説明すると、このシート湿潤化装置は、図17に示すように、上コンベアj及び下コンベアkの下流側に設けられた水分センサ14s,14rと、加圧装置i及び熱板群hの上流側に設けられた供給液(例えば水)を供給する水スプレー装置6s,6rと、これらの水スプレー装置6s,6rに連結される供給液(水)の水量調整装置16s,16rと、コントローラ17と、集中制御装置(生産管理装置)19とを備えて構成される。
【0018】
そして、上コンベアj及び下コンベアkの下流側で両面段ボールシート5の表ライナ1側及び裏ライナ2側の含水分を水分センサ14s,14rにより計測し、コントローラ17によって、目標水分に対する不足分を計算するとともに、その不足水分に相当する供給液流量を計算し、これに基づいて供給液の水量調整装置16s,16rにより流量を調整して、水スプレー装置6s,6rによりシートへの湿潤化を行なうようになっている。
【0019】
このとき、集中制御装置19からコントローラ17に紙物性データを送ることが可能であり、このデータを考慮して流量を調整可能とある。
しかし、本シート湿潤化装置のような水スプレー装置6s,6rの位置でシートへ加湿すれば、片面段ボールシート4と表ライナ1とが接着される前に水分付与が行なわれるため、これらの伸縮量が変化した状態で接着されてしまうことになり、却ってシートの上反り又は下反りの発生原因となってしまう。
【0020】
また、集中制御装置19からコントローラ17に紙物性データを送り、このデータを考慮して流量を調整可能とあるが、紙物性データのどのような値を考慮するのか具体的に示されていない。
さらに、他の構成のシート湿潤化装置について説明すると、このシート湿潤化装置は、図18に示すように、上コンベアj′のベルトに水スプレー装置6sで、下コンベアkのベルトに水スプレー装置6rでそれぞれ水分付与し、加湿されたベルトを介して両面段ボールシート5の裏ライナ2側と表ライナ1側とに水分付与するものである。
【0021】
しかし、このようなシート湿潤化装置による水分付与方法では、シートへの十分な加湿が行なえず、水分付与量の微調整を行なうこともできない。
ところで、上述の従来のコルゲートマシンでは、ダブルフェーサBは、上述したように、加圧装置が、エアー加圧装置或いはウェイトロール等によりベルトの背面を加圧することによって片面段ボールシート4及び表ライナ1を加圧するものとして構成されているが、両面段ボールシート5の品質を向上させるべく、加圧装置をシート搬送方向に沿って離隔して複数配設して構成したものも提案されている。
【0022】
しかし、このような加圧装置を備えるダブルフェーサでは、加圧装置を離隔して配設し、片面段ボールシート4及び表ライナ1(貼り合わされた後は両面段ボールシート5となる)が外気に触れやすい状態として、片面段ボールシート4及び表ライナ1からの水分の抜け機能を向上させているため、ダブルフェーサの直下流側の両面段ボールシート5はより高温・低水分傾向となる。このため、上述のようなシート湿潤化装置による水分付与方法では、シートへの十分な加湿が行なえず、水分付与量の微調整を行なうこともできないため、シートの経時反り変形を確実に抑制することができない。
【0023】
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、シートの水分に応じて水分付与量を正確に調整できるようにして、シートの経時反り変形を確実に抑制できるようにした、コルゲートマシンを提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1記載の本発明のコルゲートマシンは、シート搬送方向に沿って直列状に並べられ互いに離隔して複数配設された加圧装置を備えるヒーティング部と該ヒーティング部の下流側に設けられるクーリング部とからなるダブルフェーサを備え、該ダブルフェーサで表ライナと芯紙と裏ライナとを貼り合わせて段ボールシートを製造するコルゲートマシンにおいて、該表ライナ側及び該裏ライナ側にそれぞれ設けられ、該表ライナ及び該裏ライナの含水分状態を計測する水分センサと、該表ライナ側及び該裏ライナ側にそれぞれ設けられ、該表ライナ及び該裏ライナの含水分状態を調整すべく直接水分を付与するシート湿潤化装置とを備え、該シート湿潤化装置が、該ヒーティング部と該クーリング部との間であって、かつ該水分センサの上流側に設けられ、該水分センサからの計測情報に基づいて制御されることを特徴としている。
【0025】
請求項2記載の本発明のコルゲートマシンは、請求項1記載の構成において、該シート湿潤化装置が、スプレー装置を備えて構成されることを特徴としている。
請求項3記載の本発明のコルゲートマシンは、請求項1記載の構成において、該シート湿潤化装置が、一対の水分レベル増加用スプレー装置と、該水分レベル増加用スプレー装置の下流側に設けられ、シート幅方向の水分レベルを均一化させる一対の水分レベル均一化用スプレー装置とを備えて構成されることを特徴としている。
【0026】
請求項4記載の本発明のコルゲートマシンは、請求項1記載の構成において、該シート湿潤化装置が、ロール装置を備えて構成されることを特徴としている。請求項5記載の本発明のコルゲートマシンは、請求項1記載の構成において、該シート湿潤化装置が、一対の水分レベル増加用ロール装置と、該水分レベル増加用ロール装置の下流側に設けられ、シート幅方向の水分レベルを均一化させる一対の水分レベル均一化用ロール装置とを備えて構成されることを特徴としている。
【0027】
請求項6記載の本発明のコルゲートマシンは、請求項1記載の構成において、該シート湿潤化装置が、一対の水分レベル増加用ロール装置と、シート幅方向の水分レベルを均一化させる一対の水分レベル均一化用スプレー装置とを備えて構成されることを特徴としている。
請求項7記載の本発明のコルゲートマシンは、請求項4記載の構成において、該ロール装置が、水付けロールと、水かきブレードと、該水付けロールと該水かきブレードとの間の隙間を調整する隙間調整装置とを備えることを特徴としている。
請求項8記載の本発明のコルゲートマシンは、請求項1〜7のいずれか1項に記載の構成において、該シート湿潤化装置が、シート速度を考慮して該表ライナ及び該裏ライナへの水分付与量を求めることを特徴としている。
【0028】
【発明の実施形態】
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
まず、第1実施形態について説明すると、図1は本発明の第1実施形態にかかるコルゲートマシンを示す側断面図である。
本第1実施形態にかかるコルゲートマシンのダブルフェーサBは、図1に示すように、ヒーティング部AAとクーリング部BBとに分割されて構成されており、ダブルフェーサBの上流側のプレヒータeで加熱され、糊付装置gにより糊付けされた片面段ボールシート4と、ダブルフェーサBの上流側のプレヒータeで加熱された表ライナ1とを貼り合わせ、両面段ボールシート5を製造するものである。なお、図1中、実線の矢印は搬送方向を示している。
【0029】
このうち、ヒーティング部AAは、片面段ボールシート4及び表ライナ1を加圧しながら加熱することにより、片面段ボールシート4と表ライナ1とを接着させて両面段ボールシート5を形成する部分であり、片面段ボールシート4及び表ライナ1を加熱する加熱部材としての熱板群(ヒーティングボックス)h、片面段ボールシート4及び表ライナ1を熱板群h上で加圧する加圧装置群iとを備えて構成される。
【0030】
ここで、熱板群hは、蒸気によって適度に加熱された複数の板状部材によって構成され、両面段ボールシート5を構成する表ライナ1に接触しながら両面段ボールシート5を加熱するようになっている。
この熱板群hは、ダブルフェーサBの両側部下方に搬送方向の全長に亘って延設されたメインフレーム(図示せず)上に配設されている。
【0031】
また、加圧装置群iは、図1に示すように、ダブルフェーサBの両側部上方に搬送方向の全長に亘って延設された可動フレーム(図示せず)に支持されて、熱板群hに対向するように配設されている。
ここで、加圧装置群iは、図2(a)に示すように、シート搬送方向に沿って、直列的に離隔して複数配設された加圧装置i′によって構成され、これらの相互間には所定の隙間が形成されるようになっている。これは、片面段ボールシート4と表ライナ1とを貼り合わせる際に、両面段ボールシート5内に残る水分の抜け(蒸発)機能を向上させるためであり、これにより、片面段ボールシート4と表ライナ1との間に塗付された糊の乾燥状態を一様にすることができるようになる。
【0032】
これらの加圧装置i′は、図2(b)に示すように、スプリング13′を介して懸吊された押さえ板13を幅方向に並設した構造となっている。したがって、各押さえ板13は、それぞれシート搬送方向に延在し、互いに平行に配設されている。
なお、このようにシート搬送方向に間隔をおいて配設された複数の加圧装置i′の相互間には、図1に示すように、シート送り装置pが配設されており、両面段ボールシート5の製造開始時に、片面段ボールシート4及び表ライナ1の先端部を送り、その下流側のクーリング部BBを構成する上コンベアj及び下コンベアkの間に導入できるようになっている。
【0033】
また、クーリング部BBは、図1に示すように、シート搬送手段としての上コンベアj及び下コンベアkを備えて構成される。これらの上コンベアj及び下コンベアkは、幅方向に一定の隙間が形成されるように等分割して配置されている。また、これらの上コンベアj及び下コンベアkには、複数のロールoが備えられており、これらのロールoによって上コンベアj及び下コンベアkのベルト背面を加圧しうるようになっている。
【0034】
そして、ヒーティング部AAで形成された両面段ボールシート5が、上コンベアj及び下コンベアkにより挟持され、複数のロールoにより加圧されながら搬送されるようになっている。
次に、本実施形態にかかるコルゲートマシンにおける両面段ボールシートの経時反り変形を防止するためのシート湿潤化装置について説明する。
【0035】
本シート湿潤化装置は、図1に示すように、ダブルフェーサBの直下流側に配設された水分センサ14s,14rと、ヒーティング部AAとクーリング部BBとの間に配設された水分スプレー装置6s,6rと、コントローラ17と、水量調整装置16s,16rと、ポンプ15とを備えて構成される。
なお、水分センサ14sは、片面段ボールシート4側に配設されており、水分センサ14rは、表ライナ1側に配設されている。また、水分スプレー装置6sは、片面段ボールシート4側に配設されており、水スプレー装置6rは、表ライナ1側に配設されている。
【0036】
このうち、水分センサ14s,14rとしては非接触赤外線水分計が用いられる。また、水スプレー装置6s,6rとしては一流体式スプレーノズル又は二流体式スプレーノズルが用いられる。また、水量調整装置16s,16rとしては比例電磁弁が用いられる。
ここで、図3は、両面段ボールシート5の幅方向の水分分布を均一化したうえで本発明の目的を達成するためのシート湿潤化装置を示すものである。
【0037】
水分センサ14s,14rは、図3に示すように、コルゲートマシン内の所定機械間スペースに機械幅を横切るようにフレーム12に固定されたバー11,11に沿って横移動可能に装着されており、片面段ボールシート4側及び表ライナ1側の水分(含水分ともいう)を測定可能に配置されている。
そして、水分センサ14s,14rは、図3中矢印で示すように、往復動を継続して走行中の両面段ボールシート5の紙幅方向の水分分布を連続的に計測しうるようになっている。これらの水分センサ14s,14rの水分計測信号は、コントローラ17に送られるようになっている。
【0038】
なお、水分センサ14s,14rは、これに限られるものではなく、水分センサを紙幅方向に複数個配列して、特に、各水分センサを移動させることなしに、紙幅方向にスポット的に水分を検出することも可能である。
水スプレー装置(水分吐出装置)6sは、図3に示すように、両面段ボールシート5の片面段ボールシート4側に向けて、紙幅方向の各領域に水分を付与すべく複数設けられている。なお、図3では、複数の水スプレー装置6sのそれぞれに符号6s1 〜6sN を付している。
【0039】
また、水スプレー装置6r(水分吐出装置)は、図3に示すように、両面段ボールシート5の表ライナ1側に向けて、紙幅方向の各領域に水分を付与すべく複数設けられている。なお、図3では、複数の水スプレー装置6rのそれぞれに符号6r1 〜6rN を付している。
これらの水スプレー装置6s1 〜6sN ,6r1 〜6rN は、それぞれフレーム12に固定されたバー11′,11′に略等間隔に装着されている。
【0040】
これらの水スプレー装置6s1 〜6sN ,6r1 〜6rN の配管系は、水量調整装置(吐出液量調整装置,流量調整装置ともいう)16s1 〜16sN ,16r1 〜16rN に各々接続された上、液体(ここでは水)の供給源であるポンプ装置15に連結されている。これらの水量調整装置16s1 〜16sN ,16r1 〜16rN には、コントローラ17から個別の指令信号が発信されるようになっており、この信号に基づいて水量調整装置16s1 〜16sN ,16r1 〜16rN が制御されてポンプ15から供給される水量が調整され、これにより、水スプレー装置6s,6rに適正水量が送られるようになっている。
【0041】
コントローラ17は、水分センサ14s,14rによる水分計測値,生産管理装置19に備えられる紙種〔坪量(シート1m2 当たりの紙重量)P〕,マシン速度Vを取り込み、目標水分とするための水分付与量を計算し、これに相当する信号を水量調整装置16s,16rに送る機能を有するものとして構成される。ここで、コントローラ17における演算処理について、図4(a),(b)を参照しながら説明する。なお、図4(a), (b)は、いずれも横軸に紙幅方向位置を示し、縦軸が水分計測値を示している。
【0042】
ここで、図4(a)は、水分センサ14s,14rで計測された紙幅方向の水分計測値(水分値ともいう)の分布パターン例であり、図4(b)に示すものは、図4(a)で計測された水分計測値に対し、目標水分を達成するために必要な各紙幅位置d1 〜dN での補足水分付加量Δw1 〜ΔwN を示すものである。
なお、目標水分とは、積載部での両面段ボールシート5の水分平衡状態に近づけるために、ダブルフェーサBの直下流で必要な水分状態を示すものであり、この目標水分を達成するための水分値を水分目標値という。
【0043】
次に、コントローラ17で行なわれる演算について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。
まず、ステップS10で、生産管理装置19からシート(両面段ボールシート)幅W,シート速度(マシン速度)V,表ライナ1及び裏ライナ2の坪量Pを取り込み、ステップS20で、シート速度Vに対応したシャワー量減少係数φを決定して、ステップS30に進む。
【0044】
ここで、シャワー量減少係数φは、シート速度Vの増加に伴い、シート表面に空気膜が生じ、シートへの水分付着量が減少するため、シート速度Vの増加にかかわらず、シートへの水分付与量を一定にするために設定される係数である。
次に、ステップS30で、ダブルフェーサBの直下流の水分センナ14s,14rから表ライナ1及び裏ライナ2の水分計測値を取り込んで、ステップS40に進み、ステップS40で、これらの水分計測値が水分目標値内(即ち、水分目標値との差が所定の微小値以内)か否かの判定を行なう。
【0045】
この判定の結果、水分目標値内である場合は、ステップS30に戻り、次の表ライナ1及び裏ライナ2の水分計測値を取り込む。一方、水分目標値内でない場合は、ステップS50に進み、水分目標値と水分計測値との差分(水分変更量M)を計算して、ステップS60に進む。
そして、ステップS60で、表・裏ライナ側へのシャワー量(水分付与量)Sを計算する。シャワー量Sは、単位時間当たりの水量として、次式(1)により求められる。
【0046】
S=M・W・V・P/φ ・・・(1)
次いで、ステップS70で、表・裏ライナ側の水量調整装置16s,16rの調整量(例えば、比例電磁弁の弁開度等)を計算して、ステップS80に進み、水量調整装置16s,16rの調整量(例えば、比例電磁弁の弁開度等)を変更し、このようにして変更した調整量に基づいて水量調整装置16s,16rが制御される。その後、ステップS30に戻り、以後、このような手順を順次繰り返すことによって、ダブルフェーサBの直下流の表・裏ライナ水分が平衡水分に近づけられ、表・裏ライナの水分差が低減される。
【0047】
これにより、シート幅方向で均一に水分レベルを上げることができるため、積載直前の両面段ボールシート5′は表・裏ライナ全面で均一に平衡水分に近づけられ、この状態で積載されることになる。
本発明の第1実施形態にかかるシート湿潤化装置は、上述のように構成されるため、経時反り変形を防止するための制御は、以下のようにして行なわれる。
【0048】
はじめに、コントローラ17によって、クーリング部BBの直下流の片面段ボールシート4側及び表ライナ1側の目標水分が設定されるとともに、水分センサ14sによって計測された片面段ボールシート4側の水分計測値、水分センサ14rによって計測された表ライナ1側の水分計測値、生産管理装置19に備えられる表・裏ライナの坪量データ,マシン速度データが取り込まれ、目標水分にするための両面段ボールシート5への水分付与量が計算される。
【0049】
そして、この水分付与量に基づいて水量調整装置16s,16rによる流量調整が行なわれ、水スプレー装置6s,6rによって両面段ボールシート5の表ライナ1側及び裏ライナ2側への水分付与が行なわれる。
ここで、図6(a), (b)は、コルゲートマシンのダブルフェーサBの直下流の目標水分を5%に設定し、流量制御を実施したときのコルゲートマシンの各部での温度・水分計測結果の一例を示している。
【0050】
この図6(b)に示すように、通常、流量制御を行なわなければ、ダブルフェーサBの直下流の表ライナ水分は約3%、裏ライナ水分は約4%となるが、ここでは流量制御を行なっているため、ダブルフェーサBの直下流の表・裏ライナ水分は5±0.5%以内となっている。
したがって、本発明の第1実施形態としてのコルゲートマシンによれば、以下のような作用,効果がある。
【0051】
つまり、表ライナ1及び裏ライナ2の含水分状態が水分センサ14s,14rにより計測され、この計測結果に基づいてコントローラ17及び生産管理装置19によって目標水分に対する不足分とその不足水分量に相当する適正供給液流量が計算される。そして、この適正供給液流量となるように水量調整装置16s,16rによって供給液の水量が調整されて水スプレー装置6s,6rによってシートへの湿潤化が行なわれる。これにより、表ライナ1及び裏ライナ2への十分な加湿が行なわれ、水分付与量の微調整を行なうことができるため、ダブルフェーサB直後の両面段ボールシート5の表ライナ1及び裏ライナ2の水分を正確に平衡水分に近い目標水分とすることができ、表ライナ1と裏ライナ2との水分差をほとんどなくすことができる。
【0052】
これにより、加圧装置i′がシート搬送方向に沿って離隔して複数配設して構成されている場合であっても、シートへの十分な加湿が行なえ、水分付与量の微調整が行なわれるため、表ライナ1と裏ライナ2とが同時に平衡温度,平衡水分に近づけられ、上下方向への反り変形を少なくすることができ、さらに、段ボールシート積載後の表ライナ1及び裏ライナ2の表面の周辺部と中央部との水分差が低減され、シート積載後から平衡水分に到達するまでの積載シート表面周辺部と中央部との間の伸張量もほぼ等しくなるため、シート周辺部の座屈変形は生じず、波上の経時反り変形も確実に抑制することができるという利点がある。
【0053】
また、水スプレー装置6s,6rによる水分付与量が目標水分を達成するための水分付与量よりも多くなったり、少なくなったりした場合であっても、シート水分を直接検出できるため、シートへの水分付与量を正確に調整することができ、シートの波状の経時反り変形を抑制可能となるという利点がある。
また、片面段ボールシート4と表ライナ1とが接着された後に水分付与が行なわれるため、伸縮量が変化した状態で接着されることがなく、反りの発生を確実に防止できるという利点がある。
【0054】
次に、第2実施形態について説明する。
ここで、図7は、本発明の第2実施形態にかかるコルゲートマシンの側断面図を示している。
本第2実施形態にかかるコルゲートマシンは、図7に示すように、第1実施形態のものに対し、ヒーティング部AAとクーリング部BBと間に、一対の水スプレー装置6s′,6r′と、一対の水量調整装置16s′,16r′とを追加して構成される。
【0055】
そして、これらの水量調整装置16s′,16r′は、ポンプ15に接続されており、このポンプ15から供給される水量を調整するようになっている。
ここで、追設した一対の水スプレー装置6s′,6r′は、表ライナ1側及び裏ライナ2側の水分レベルを幅方向均一に増加させるべく水分をシートに付与し、さらに表ライナ1及び裏ライナ2の幅方向への水分不足分を水スプレー装置6s,6rにより供給するものとして機能する。
【0056】
次に、経時反り変形を防止するためのシート湿潤化装置の制御プロセスを以下に示す。
はじめに、図に示すように、コントローラ17で、クーリング部BBの直下流側の片面段ボールシート4側及び表ライナ1側の目標水分を設定するとともに、水分センサ14sによって計測された片面段ボールシート4側の水分計測値、水分センサ14rによって計測された表ライナ1側の水分計測値、生産管理装置19からの表ライナ1及び裏ライナ2の坪量データ及びマシン速度データを取り込み、目標水分にするための両面段ボールシート5への水分付与量を計算する。
【0057】
このとき、追設した一対の水スプレー装置6s′,6r′によって、表ライナ1側及び裏ライナ2側の水分レベルを幅方向均一に増加させるべく水分がシートに付与され、さらに表ライナ1及び裏ライナ2の幅方向への水分不足分が水スプレー装置6s,6rにより供給される。
したがって、本発明の第2実施形態にかかるコルゲートマシンによれば、上述の第1実施形態にかかるコルゲートマシンの効果に加え、マシン速度の増加によるシートへの水分付着量不足を解消できるという利点がある。また、スプレーによるシートへの水分付与方式を採用しているため、水分付与量の微調整ができ、シート幅方向に均一な水分付与が可能である。
【0058】
次に、第3実施形態について説明する。
ここで、図8は、本発明の第3実施形態にかかるコルゲートマシンの側断面図を示している。
本第3実施形態にかかるコルゲートマシンは、図8に示すように、上述の第1実施形態のものに対し、シートへの水分付与用の一対の水スプレー装置6s,6rに代えて、一対の水付けロール装置8s,8rを配置したものである。つまり、水スプレー装置6s,6rに代えて、ヒーティング部AAとクーリング部BBとの間の片面段ボールシート4側と表ライナ1側とに水付けロール装置8s,8rを配置したものである。
【0059】
ここで、水付けロール装置(ロール装置)8sは、図8に示すように、水付けロール8sa,8sbと、水7sと、水かきブレード9sと、水付けロール8saと水かきブレード9sとの間の隙間調整装置10sとを備えて構成され、水付けロール8saと水かきブレード9sとの間の隙間調整装置10sにより水かきブレード9sを水付けロール8saの半径方向に移動させ、水かきブレード9sと水付けロール8saとの隙間を調整することにより、シートへの水分付与量を調整するものである。なお、水付けロール8sa,8sbの直径は、水分付加量に応じて、適宜変更可能である。
【0060】
同様に、水付けロール装置(ロール装置)8rも、図8に示すように、水付けロール8ra,8rbと、水7rと、水かきブレード9rと、水付けロール8raと水かきブレード9rとの間の隙間調整装置10rとを備えて構成され、水付けロール8raと水かきブレード9rとの間の隙間調整装置10rにより水かきブレード9rを水付けロール8raの半径方向に移動させ、水かきブレード9rと水付けロール8raとの隙間を調整することにより、シートへの水分付与量を調整するものである。なお、水付けロール8ra,8rbの直径は、水分付加量に応じて、適宜変更可能である。
【0061】
次に、経時反り変形を防止するためのシート湿潤化装置の制御プロセスを以下に示す。
はじめに、図8に示すように、コントローラ17で、クーリング部BBの直下流側の片面段ボールシート4側と表ライナ1側との目標水分を設定するとともに、水分センサ14sによって計測される片面段ボールシート4側の水分計測値、水分センサ14rによって計測される表ライナ1側の水分計測値、生産管理装置19からの表ライナ1及び裏ライナ2の坪量データ及びマシン速度データ(参考値)を取り込み、目標水分にするための両面段ボールシート5への水分付与量を計算する。
【0062】
これにより、片面段ボールシート4側と表ライナ1側とに設置した一対の水付けロール装置8s,8rを用い、水かきブレード9s,9rと水付けロール8sa,8raとの隙間調整を行なうことにより、この計算水分をシートへ付与することができる。
したがって、本発明の第3実施形態にかかるコルゲートマシンによれば、上述の第1実施形態にかかるコルゲートマシンと同様の効果を奏するとともに、水分付着量のマシン速度依存性を減らすことができ、比較的大容量の一定水分を容易にシートへ付与することができるという利点がある。
【0063】
次に、第4実施形態について説明する。
ここで、図9は、本発明の第4実施形態にかかるコルゲートマシンの側断面図を示している。
本第4実施形態にかかるコルゲートマシンは、図9に示すように、上述の第3実施形態のものに対し、ヒーティング部AAとクーリング部BBとの間の一対の水付けロール装置8s,8rの下流側に、さらに1対の水付けロール装置8s′,8r′を追加して構成される。
【0064】
この追設した一対の水付けロール装置8s′,8r′は、既設の一対の水付けロール装置8s,8rと同様に構成される。これらの一対の水付けロール装置8s′,8r′は、片面段ボールシート4側と表ライナ1側との水分レベルを幅方向均一に増加させるための水分をシートに付与し、既設の水付けロール装置8は、さらに表・裏ライナの不足水分を幅方向均一に増加させるものとして機能する。
【0065】
ここで、水付けロール装置(ロール装置)8s′は、図9に示すように、水付けロール8sa′,8sb′と、水7s′と、水かきブレード9s′と、水付けロール8sa′と水かきブレード9s′との間の隙間調整装置10s′とを備えて構成され、水付けロール8sa′と水かきブレード9s′との間の隙間調整装置10s′により水かきブレード9s′を水付けロール8sa′の半径方向に移動させ、水かきブレード9sと水付けロール8saとの隙間を調整することにより、シートへの水分付与量を調整するものである。なお、水付けロール8sa′,8sb′の直径は、水分付加量に応じて、適宜変更可能である。
【0066】
同様に、水付けロール装置(ロール装置)8r′も、図9に示すように、水付けロール8ra′,8rb′と、水7r′と、水かきブレード9r′と、水付けロール8ra′と水かきブレード9r′との間の隙間調整装置10r′とを備えて構成され、水付けロール8ra′と水かきブレード9r′との間の隙間調整装置10r′により水かきブレード9r′を水付けロール8ra′の半径方向に移動させ、水かきブレード9r′と水付けロール8ra′との隙間を調整することにより、シートへの水分付与量を調整するものである。なお、水付けロール8ra′,8rb′の直径は、水分付加量に応じて、適宜変更可能である。
【0067】
次に、経時反り変形を防止するためのシート湿潤化制御装置の制御プロセスを以下に示す。
はじめに、図9に示すように、コントローラ17で、クーリング部BBの直下流側の片面段ボールシート4側及び表ライナ1側の目標水分を設定するとともに、水分センサ14sによって計測される片面段ボールシート4側の水分計測値、水分センサ14rによって計測される表ライナ1側の水分計測値、生産管理装置19からの表ライナ1及び裏ライナ2の坪量データ及びマシン速度データ(参考値)を取り込み、目標水分にするための両面段ボールシート5への水分付与量を計算する。
【0068】
このとき、追設した水付けロール装置8s′,8r′によって、片面段ボールシート4側と表ライナ1側との水分レベルを幅方向均一に増加させるための水分がシートに付与され、既設の水付けロール装置8s′,8r′は、さらに表ライナ1及び裏ライナ2の不足水分を幅方向均一に増加させる。
したがって、本発明の第4実施形態にかかるコルゲートマシンによれば、上述の第3実施形態に示す効果に加え、より大量の水分付与が可能となるという利点がある。
【0069】
次に、第5実施形態について説明する。
ここで、図10は、本発明の第5実施形態にかかるコルゲートマシンの側断面図を示している。
本第5実施形態にかかるコルゲートマシンは、図10に示すように、上述の第4実施形態のものに対し、ヒーティング部AAとクーリング部BBとの間の既設の一対の水付けロール装置8s,8rの下流側に、さらに一対の水スプレー装置6s,6rを追加して構成される。
【0070】
ここで、一対の水付けロール装置8s,8rは、上述の第4実施形態にかかる一対の水付けロール装置8s,8rと同様に構成される。これらの水付けロール装置8s,8rは、片面段ボールシート4側と表ライナ1側との間の水分レベルがシート幅方向に均一に増加するように水分をシートに付与するものである。
また、一対の水スプレー装置6s,6rは、上述の第1実施形態にかかる一対の水スプレー装置6s,6rと同様に構成される。これらの水スプレー装置6s,6rは、表ライナ1及び裏ライナ2のシート幅方向の不足水分を微調整しながら供給するものである。
【0071】
次に、経時反り変形を防止するためのシート湿潤化装置の制御プロセスを以下に示す。
はじめに、図10に示すように、コンローラ17で、クーリング部BBの直下流側の片面段ボールシート4側及び表ライナ1側の目標水分を設定するとともに、水分センサ14sによって計測される片面段ボールシート4側の水分計測値、水分センサ14rによって計測される表ライナ1側の水分計測値、生産管理装置19からの表ライナ1及び裏ライナ2の坪量データ及びマシン速度データ(参考値)を取り込み、目標水分にするための両面段ボールシート5への水分付与量を計算する。
【0072】
このとき、水付けロール装置8s,8rによって、片面段ボールシート4側と表ライナ1側との間の水分レベルをシート幅方向に均一に増加させるように水分がシートに付与されるとともに、水スプレー装置6s,6rによって、表ライナ1及び裏ライナ2のシート幅方向の不足水分が微調整しながら供給される。
したがって、本発明の第5実施形態にかかるコルゲートマシンによれば、上述の第4実施形態に示す効果に加え、水付けロール装置8s,8rによってシート幅方向の水分を均一に増加させたうえで、水分スプレー装置6s,6rによってシート幅方向の不足水分を微調整して補うことができるという利点がある。
【0073】
なお、本第5実施形態にかかるコルゲートマシンでは、シート搬送方向上流側に水付けロール装置8を、シート搬送方向下流側に水スプレー装置を設けるようにしているが、これに限られるものではなく、シート搬送方向上流側に水スプレー装置を、シート搬送方向下流側に水付けロール装置8を設けるようにしても良い。
【0074】
なお、上述の各実施形態にかかるコルゲートマシンは、段ボールシートとして両面段ボールシートを製造するものとして構成したが、これに限られるものではなく、例えば複両面段ボールシート,複々両面段ボールシート,あるいはそれ以上の層数からなる両面段ボールシートを製造するものであっても良い。
また、上述の各実施形態にかかるコルゲートマシンにおける段ボール湿潤化装置の制御プロセスは、上述のものに限られるものではない。
【0075】
また、上述の各実施形態にかかるコルゲートマシンでは、加圧装置i′を、スプリング13′を介して懸吊された押さえ板13を幅方向に並設した構造のものとして構成しているが、加圧装置i′はこれに限られるものではなく、エアー加圧方式のものでも良い。
また、上述の各実施形態にかかるコルゲートマシンでは、シート湿潤化装置をクーリング部BBの上流側に設けているが、シート湿潤化装置の位置はヒーティング部AAの下流側であって、かつ水分センサの上流側であれば良く、例えばクーリング部BBの下流側に設けても良い。
【0076】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1,8記載の本発明のコルゲートマシンによれば、水分センサによって段ボールシートの表ライナ及び裏ライナの含水分状態が計測され、この計測情報に基づいてシート湿潤化装置によってシートへの湿潤化が行なわれるため、ダブルフェーサ直後の段ボールシートの表ライナ側と裏ライナ側の水分を正確に平衡水分に近い目標水分とすることができる。
【0077】
これにより、加圧装置がシート搬送方向に沿って離隔して複数配設されており、ダブルフェーサの直下流側の両面段ボールシートがより高温・低水分傾向となる場合であっても、シートへの十分な加湿が行なえ、水分付与量の微調整を行なうことができ、これにより経時反り変形を確実に抑制することができるという利点がある。
【0078】
請求項2記載の本発明のコルゲートマシンによれば、水スプレー装置でシートの水分レベルを均一に増加させ、表・裏ライナ幅方向の不足水分を供給することができる。これにより、シートへの水分付与量の微調整、シート幅方向への均一な水分付与が可能となるという利点がある。
請求項3記載の本発明のコルゲートマシンによれば、1セットの水スプレー装置でシートの水分レベルを均一に増加させ、もう1セットの水スプレー装置で表ライナ及び裏ライナ幅方向の不足水分を供給することができる。これにより、マシン速度の増加によるシートへの水分付着量不足を解消でき、水分付与量の微調整、幅方向への均一な水分付与が可能となるという利点がある。
【0079】
請求項4,7記載の本発明のコルゲートマシンによれば、シートへの水分付着量のマシン速度依存性は少なくなり、比較的大容量の一定水分量を容易にシートへ付着することができるという利点がある。
請求項5記載の本発明のコルゲートマシンによれば、1セットの水付けロール装置でシートの水分レベルを均一に増加させ、もう1セットの水付けロール装置でさらにシートの水分レベルを均一に増加させることができる。これにより、シートへの水分付着量のマシン速度依存性は少なくなり、第容量の一定水分量を容易にシートへ付与することができるという利点がある。
【0080】
請求項6記載の本発明のコルゲートマシンによれば、1セットの水付けロール装置でシートの水分レベルを均一に増加させ、もう1セットの水スプレー装置でさらにシートの幅方向不足水分を微調整しながら供給することができる。これにより、シートへの水分付着量のマシン速度依存性は減り、大容量の一定水分量を容易に微調整してシートへ付与することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるコルゲートマシンの側断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態にかかるコルゲートマシンのヒーティング部を説明するための図であり、(a)はヒーティング部を拡大して示す側断面図、(b)はヒーティング部の加圧装置を拡大して示す斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態にかかるコルゲートマシンを示す図であり、(a)は水分センサ、(b)は水スプレー装置を備えるシート湿潤化装置をそれぞれ示している。
【図4】本発明の第1実施形態にかかるコルゲートマシンのシート幅方向への水分付加量を説明するための図である。
【図5】本発明の第1実施形態にかかるコルゲートマシンのコントローラによる水量制御を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施形態にかかるコルゲートマシンにおけるシート温度及び水分の変化を説明するための図であり、(a)はコルゲートマシンの側断面図であり、(b)は(a)に示すコルゲートマシンの各部に対応するシート温度及び水分を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態にかかるコルゲートマシンの側断面図である。
【図8】本発明の第3実施形態にかかるコルゲートマシンの側断面図である。
【図9】本発明の第4実施形態にかかるコルゲートマシンの側断面図である。
【図10】本発明の第5実施形態にかかるコルゲートマシンの側断面図である。
【図11】従来のコルゲートマシンを示す側面図である。
【図12】従来のコルゲートマシンのダブルフェーサを示す側面図である。
【図13】従来のコルゲートマシンのスタッカ及び積載部を示す側面図である。
【図14】従来のコルゲートマシンで製造され、積載部に積載された段ボールシートのライナ表面周辺部とライナ表面中央部との水分変化測定結果を示す図である。
【図15】従来のコルゲートマシンで製造され、積載された段ボールシートを示す斜視図である。
【図16】従来のコルゲートマシンにおけるシート湿潤化制御装置を示す図である。
【図17】従来のコルゲートマシンにおけるシート湿潤化制御装置を示す図である。
【図18】従来のコルゲートマシンにおけるシート湿潤化制御装置を示す図である。
【符号の説明】
1 表ライナ
2 裏ライナ
3 中芯
4 片面段ボールシート
5,5′ 両面段ボールシート(段ボールシート)
6s,6r,6s′,6r′ 水スプレー装置(スプレー装置)
7 水
8 水付けロール装置(ロール装置)
8a 水付けロール
9 水かきブレード
10 隙間調整装置
11,11′ バー
12 フレーム
13 押さえ板
14s,14r 水分センサ
15 ポンプ
16s,16r,16s′,16r′ 水量調整装置
17 コントローラ
18 プリセット装置
19 集中制御装置(生産管理装置)
A1,A2 シングルフェーサ
B ダブルフェーサ
C ドライエンド
D 積載部
AA ヒーティング部
BB クーリング部
a1,a2 中芯原紙
b1,b2 裏ライナ原紙
c1,c2,d1,d2,e プレヒータ
f 表ライナ原紙
g 糊付装置
h 熱板群
i 加圧装置
j 上コンベア
k 下コンベア
l スリッタスコアラ
m カットオフ
n スタッカ
o ロール
p シート送り装置

Claims (8)

  1. シート搬送方向に沿って直列状に並べられ互いに離隔して複数配設された加圧装置を備えるヒーティング部と該ヒーティング部の下流側に設けられるクーリング部とからなるダブルフェーサを備え、該ダブルフェーサで表ライナと芯紙と裏ライナとを貼り合わせて段ボールシートを製造するコルゲートマシンにおいて、
    該表ライナ側及び該裏ライナ側にそれぞれ設けられ、該表ライナ及び該裏ライナの含水分状態を計測する水分センサと、
    該表ライナ側及び該裏ライナ側にそれぞれ設けられ、該表ライナ及び該裏ライナの含水分状態を調整すべく直接水分を付与するシート湿潤化装置とを備え、
    該シート湿潤化装置が、該ヒーティング部と該クーリング部との間であって、かつ該水分センサの上流側に設けられ、該水分センサからの計測情報に基づいて制御されることを特徴とする、コルゲートマシン。
  2. 該シート湿潤化装置が、スプレー装置を備えて構成されることを特徴とする、請求項1記載のコルゲートマシン。
  3. 該シート湿潤化装置が、一対の水分レベル増加用スプレー装置と、該水分レベル増加用スプレー装置の下流側に設けられ、シート幅方向の水分レベルを均一化させる一対の水分レベル均一化用スプレー装置とを備えて構成されることを特徴とする、請求項1記載のコルゲートマシン。
  4. 該シート湿潤化装置が、ロール装置を備えて構成されることを特徴とする、請求項1記載のコルゲートマシン。
  5. 該シート湿潤化装置が、一対の水分レベル増加用ロール装置と、該水分レベル増加用ロール装置の下流側に設けられ、シート幅方向の水分レベルを均一化させる一対の水分レベル均一化用ロール装置とを備えて構成されることを特徴とする、請求項1記載のコルゲートマシン。
  6. 該シート湿潤化装置が、一対の水分レベル増加用ロール装置と、シート幅方向の水分レベルを均一化させる一対の水分レベル均一化用スプレー装置とを備えて構成されることを特徴とする、請求項1記載のコルゲートマシン。
  7. 該ロール装置が、水付けロールと、水かきブレードと、該水付けロールと該水かきブレードとの間の隙間を調整する隙間調整装置とを備えることを特徴とする、請求項4記載のコルゲートマシン。
  8. 該シート湿潤化装置が、シート速度を考慮して該表ライナ及び該裏ライナへの水分付与量を求めることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のコルゲートマシン。
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