JP3664034B2 - 面光源ユニットならびにそれを備えた表示装置および電子機器 - Google Patents

面光源ユニットならびにそれを備えた表示装置および電子機器 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、面光源ユニットならびにそれを備えた表示装置および電子機器に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】
液晶表示装置などの表示装置に用いられる面光源ユニットとして、導光板の一つの端面に沿って光源を配置し、導光板の残りの端面および導光板の背面を光反射性を備える固定枠で覆って形成したものがある。また、このような面光源ユニットにおいては、光源からの光の殆どを導光板に向かわせるために、光源を導光板側を除いて覆い導光板に向けて光を反射させるリフレクタを用いることが一般的である。
【0003】
そして、光源としては、エネルギー効率の高い蛍光管例えば冷陰極管が用いられることが多い。蛍光管は、その両端付近に電極や保持部を備えており、その近傍においては発光が少ないという性質を持っている。そのため、導光板の幅とほぼ等しい長さの蛍光管を導光板の一端面に沿って配置すると、蛍光管の端部付近に対応する位置の導光板からの光の放出が少ないという問題が起きる。
【0004】
そこで、適切な明るさを持つ蛍光管の中央部分のみが導光板の一辺に沿って配置されるように、蛍光管の長さを導光板の対応する一辺より長くして、蛍光管の端部付近が導光板の対応する一辺からはみ出すように配置することが考えられる。しかしながら、このように蛍光管を長くして導光板の対応する一辺からはみ出させるようにすると、発光面の領域は同様であるにも拘わらず、面光源ユニット全体としての外形が大きくなってしまう。そして、そのような面光源ユニットを用いた表示装置は表示領域以外の部分が大きくなってしまうため、表示装置における狭額縁化の趨勢に逆行してしまう。さらには、蛍光管の大型化に伴って重量や消費電力も増加してしまう。
【0005】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、導光板から放出される光量が、その面内でほぼ均一であり、外形に対する発光面面積の割合が高い、面光源ユニットならびにそれを備えた表示装置および電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
(1) 本発明に係る面光源ユニットは、
板形状を有する導光板と、光源部とを備え、
前記光源部は、
前記導光板の一端面に長さ以内に収まる長さの直管型の蛍光管と、
前記蛍光管の端部付近に配置された小光源と、
を備えることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、導光板の端面に沿って配置された光源部は、蛍光管と、蛍光管の端部付近に配置された小光源とを有する。したがって、光源部は、電極や保持部を備えており蛍光管の発光量が小さい端部付近の光量を小光源によって補って、導光板の一端面の長さ方向に沿ってほぼ均一な光量を放射することができる。それによって、蛍光管の端部付近に対応する位置の導光板からの光の放出量も他の領域からの光の放出量とほぼ等しくすることができる。
【0008】
しかも、蛍光管の長さは導光板の一端面の長さに収まる長さとすることが可能となり、蛍光管が導光板の一辺から長さ方向にはみ出さないように配置することができる。したがって、そのようなはみ出しによって、面光源ユニット全体としての外形が大きくなってしまうことがない。
【0009】
(2) 本発明に係る面光源ユニットは、板形状を有する導光板と、光源部とを備え、
前記光源部は、前記導光板の端面に沿って配置されたL字型あるいはコ字型の蛍光管と、前記蛍光管の端部付近に配置された小光源と、を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明によれば、導光板の端面に沿って配置された光源部は、L字型あるいはコ字型の蛍光管と、蛍光管の端部付近に配置された小光源とを有する。したがって、光源部は、(1)の構成と同様に、電極や保持部を備えており蛍光管の発光量が小さい端部付近の光量を小光源によって補って、導光板の一端面の長さ方向に沿ってほぼ均一な光量を放射することができる。それによって、蛍光管の端部付近に対応する位置の導光板からの光の放出量も他の領域からの光の放出量とほぼ等しくすることができる。しかも、蛍光管はL字型あるいはコ字型で導光板を囲むように形成できるため、光源の面積が大きくなり、導光板に対して、より均一にな光量を放射することが可能となり、輝度むらを抑えることができる。
【0011】
(3) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記導光板は一部が切り欠かれた切欠き部を備え、
前記小光源は前記切欠き部に沿って配置されていることを特徴とする。
【0012】
本発明によれば、小光源からの光を切欠き部の端面から導光板に入射させ、蛍光管からの光を切欠き部以外の端面から入射させることが可能となる。したがって、蛍光管および小光源のいずれも導光板の端面に近接させた状態で光を導光板に入射させて、蛍光管および小光源から導光板に直接入射する光の割合を高くでき、それによって高いエネルギー効率を得ることができる。
【0013】
(4) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記小光源は発光ダイオードであることを特徴とする。
【0014】
本発明によれば、小光源が発光ダイオードであるため、小型でありながら高い発光効率を確保することができる。
【0015】
(5) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記小光源はEL(Electro Luminesence)であることを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、小光源がEL(Electro Luminesence)であるため、小型でありながら高い発光効率を確保することができる。
【0017】
(6) 前記発光ダイオードは白色の発光ダイオードであることを特徴とする。
【0018】
本発明によれば、たとえば本発明の面光源ユニットをカラーの表示装置に用いた場合、発光ダイオードが3原色組み合わせ方式の白色ダイオードであるため、可視領域においてバランスのとれた分光エネルギー特性とすることができ、カラー表示に適した面光源ユニットが得られる。
【0019】
但し、低消費電力の観点からブルーを基調として、表面にイエローフィルムをコーティングした白色LEDでもよい。
【0020】
(7) 前記ELは白色で発光することを特徴とする。
【0021】
本発明によれば、たとえば本発明の面光源ユニットをカラーの表示装置に用いた場合、ELが3原色組み合わせ方式の白色ELであるため、可視領域においてバランスのとれた分光エネルギー特性とすることができ、カラー表示に適した面光源ユニットが得られる。
【0022】
(8) 本発明に係る面光源ユニットは、前記小光源は蛍光管と同一色であることを特徴とする。
【0023】
(9) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記発光ダイオードはチップ実装型の発光ダイオードであることを特徴とする。
【0024】
本発明によれば、発光ダイオードがチップ実装型であるため、小型に形成することができ、小さな領域に配置することができる。例えば、発光ダイオードを導光板の切欠き部に沿って配置する場合は、必要となる切欠き部を小さくすることができるため、導光板の有効発光面積を大きくすることができる。
【0025】
(10) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記光源部の周囲を前記導光板の側を除いてほぼ包み、前記光源部からの光を前記導光板に向けて反射するリフレクタをさらに備えることを特徴とする。
【0026】
本発明によれば、光源部から導光板の端面に直接入射しない光を、リフレクタによって反射させて導光板に入射させることができるため、エネルギー効率を高めることができる。
【0027】
(11) 本発明に係る面光源ユニットは、
底面部を有し、前記導光板を背面側から固定する導光板固定枠をさらに備えることを特徴とする。
【0028】
本発明によれば、導光板固定枠によって導光板の背面を保護し、背面側から導光板を固定することができる。また、導光板に面する底面部を高反射率に形成すれば、導光板の背面側に逃げる光を利用することが可能となるため、エネルギー効率を高めることができる。
【0029】
(12) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記導光板固定枠は、前記底面部から立設されて前記導光板の他の端面に当接して、前記導光板を前記底面部とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする、複数の第3位置決め部を有することを特徴とする。
【0030】
本発明によれば、導光板固定枠に設けられた複数の第3位置決め部によって、導光板を導光板固定枠の底面部とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めすることができるため、導光板と導光板固定枠とを短い工数で高精度に位置合わせして製造できる。また、導光板と導光板固定枠との位置決めを、両面テープなどを用いずに行うことができるため、両面テープの貼付などのために発光面として用いることができない額縁領域ひいては外形が増加することがなく、両面テープなどによって重量や厚さが増加することもない。
【0031】
(13) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記複数の第3位置決め部は、前記導光板の端面を覆う平面状に形成されていることを特徴とする。
【0032】
本発明によれば、第3位置決め部が、光源部が配置された以外の導光板の端面を覆う平面状に形成されている。したがって、それら第3位置決め部の導光板に面する側が十分な反射率を備えれば、それら第3位置決め部によって光源部からの光利用効率を向上させることができる。
【0033】
(14) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記導光板固定枠と前記リフレクタとが、所定形状に一体形成されていることを特徴とする。
【0034】
本発明にあっては、導光板固定枠とリフレクタとが所定の形状に一体形成されているため、所定位置において導光板固定枠またはリフレクタを導光板に固定することによって、導光板固定枠およびリフレクタが所定位置において導光板に固定されることになる。したがって、導光板固定枠およびリフレクタの少なくとも一方は、両面テープなどを用いて導光板に接着する必要がなくなり、両面テープなどが介在することによる面内輝度や光の利用効率の低下を抑制することができる。また、両面テープなどを用いて接着するための工数を削減することができる。
【0035】
(15) 本発明に係る表示装置は、
前記いずれかの面光源ユニットと、
前記面光源ユニットの前面側に配置される表示パネルと、
を備えることを特徴とする。
【0036】
本発明によれば、表示面内において明るさの分布がほぼ均一な表示装置が得られる。
【0037】
(16) 本発明に係る表示装置は、
前記(11)ないし(15)のいずれかの面光源ユニットと、
前記面光源ユニットの前面側に配置される表示パネルと、
第2枠部を備え、前記表示パネルを背面側から固定し、かつ、前記面光源ユニットを前面側から固定するスペーサと、
を備え、
前記導光板固定枠と前記スペーサとが一辺を共通にして一体形成されていることを特徴とする。
【0038】
本発明によれば、導光板固定枠とスペーサとが一辺を共通にして一体形成されているため、殆ど工数を要することなく、高精度に、導光板固定枠とスペーサとの間を位置合わせして製造できる表示装置が得られる。
【0039】
(17) 本発明に係る表示装置は、
前記導光板固定枠と前記スペーサとに共通な一辺には、前記導光板固定枠と前記スペーサとの境界線に切り込み部が形成されていることを特徴とする表示装置。
【0040】
本発明によれば、導光板固定枠とスペーサとに共通な一辺における、導光板固定枠とスペーサとの境界線に切り込み部が形成されているため、境界線において容易に折り曲げることによって、導光板固定枠とスペーサとを所定の位置関係として表示装置を製造することができる。
【0041】
(18) 本発明に係る表示装置は、
前記スペーサは、前記面光源ユニットの方向に向けて前記第2枠部から立設された第2立設部を有することを特徴とする。
【0042】
本発明によれば、スペーサおよび面光源ユニットを所定の位置関係とした後、スペーサに設けられた第2立設部を面光源ユニットの背後に回り込むようにして折り曲げることによって、高い信頼性で一体化された表示装置を容易に形成することができる。
【0043】
(19) 本発明に係る表示装置は、
前記スペーサは、前記第2枠部から立設されて前記表示パネルの端面に当接して、前記表示パネルを前記第2枠部とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする複数の第2位置決め部を有することを特徴とする。
【0044】
本発明によれば、スペーサに設けられた複数の第2位置決め部によって、表示パネルを第2枠部とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めすることができるため、表示パネルとスペーサとの間を短い工数で高精度に位置合わせして製造できる表示装置が得られる。また、表示パネルとスペーサとの位置決めを、両面テープなどを用いずに行うことができるため、両面テープの貼付などのために表示が行われない額縁領域ひいては外形が増加することがなく、両面テープなどによって重量や厚さが増加することもない。
【0045】
(20) 本発明に係る表示装置は、
前記表示パネルは、表示領域と、前記表示領域の周囲に形成された周辺回路領域と、を備え、
前記スペーサの前記第2枠部は、前記周辺回路領域に対応する位置に形成されていることを特徴とする。
【0046】
本発明によれば、表示パネルと面光源ユニットとの間に位置するスペーサの第2枠部が、表示領域の周辺回路領域に対応する位置に形成されているため、面光源ユニットから周辺回路領域に及ぶ光や熱を、第2枠部によって少なくとも部分的に遮断することができる。したがって、周辺回路領域に形成された回路に光や熱が及んでリーク電流(表示品位の低下)が発生する可能性を低減することができる。
【0047】
(21) 本発明に係る表示装置は、
前記導光板固定枠の4辺により囲まれる面積は、前記スペーサの4辺により囲まれる面積より小さいことを特徴とする。
【0048】
本発明は、スペーサが少なくとも表示パネルの全領域に対応する平面形状を備える必要があり、導光板固定枠がほぼ表示パネルの表示領域に対応する平面形状を有する導光板に対応した平面形状を持っていればよい点を利用して、導光板固定枠の平面形状をスペーサの平面形状より小さくしたものである。これによって、導光板固定枠が小型となるため、表示領域の大きさに比し小型軽量の表示装置が得られる。
【0049】
(22) 本発明に係る電子機器は、前記いずれかの表示装置を表示手段として有することを特徴とする。
【0050】
本発明によれば、表示装置について前述した作用効果を有し信頼性の高い表示手段を備えた電子機器が得られる。
【0051】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しながら、さらに具体的に説明する。
【0052】
1. <第1実施形態>
1.1 表示装置
本実施形態においては、本発明の表示装置の一例として、液晶を用いた表示装置である液晶表示装置を用いて説明する。図1は、本実施形態の表示装置としての液晶表示装置10を模式的に示す分解斜視図である。図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置10は、表示パネルとしての液晶パネル14と、液晶パネル14の背面側に配置される面光源ユニットとしてのバックライトユニット40と、バックライトユニット40の背面側に配置されるインバータ60とを備えている。
【0053】
さらに、液晶表示装置10は、図1および図2に示すように、上述した各部を保護して所定の位置関係に保つ枠部材として、液晶パネル14の前面側に配置されるパネル固定枠12と、液晶パネル14とバックライトユニット40との間に配置されるスペーサ30と、バックライトユニット40の一部である導光板44の背面側に配置される導光板固定枠56と、バックライトユニット40の一部である光源部を覆うリフレクタ66とを備えている。なお、本実施形態においては、パネル固定枠12とスペーサ30、および、スペーサ30と導光板固定枠56が、それぞれの対において一辺を共通にしており、全体としてつづら折状に一体形成されている。さらに導光板固定枠56とリフレクタ66も一辺を共通にして一体形成されている。パネル固定枠12、スペーサ30、導光板固定枠56、およびリフレクタ66は、金属例えば燐青銅またはブリキなどで形成されている。燐青銅は比抵抗が小さく強度、弾性、耐食性などの点でも優れており、特に好ましい。このように、パネル固定枠12、スペーサ30、導光板固定枠56、およびリフレクタ66が金属で形成されているため、これら枠部材は、薄型でありながら十分な強度と、高い放熱性を備えることができる。
【0054】
また、一体形成された、パネル固定枠12、スペーサ30、導光板固定枠56、およびリフレクタ66は、1箇所(例えば導光板固定枠の一箇所)に接続された接地線によって一括接地される。このように、枠部材、すなわちパネル固定枠12、スペーサ30、導光板固定枠56、およびリフレクタ66は、金属で形成されているため、接地してシールド効果を持たせることができる。しかも、それらは一体形成されているため、容易に一括して接地でき、インバータ60などから発生するノイズによる液晶パネル10の表示品質に対する影響を、これら枠部材を個々に接地する場合に比べて低下させることができる。
【0055】
そして、パネル固定枠12とスペーサ30、および、スペーサ30と導光板固定枠56のそれぞれの対において、共通な一辺の境界線には予め切り込み部が形成されている。例えば、図3は、パネル固定枠12とスペーサ30との共通な一辺の境界線付近を折り曲げ前の状態として示す断面図である。この図に示すように、共通な一辺における境界線には切り込み部38が形成されており、例えば厚さ0.25mmのブリキでパネル固定枠12とスペーサ30を形成した場合は、厚さの1/3程度の深さを持つ切り込み部38が適切であることが確認されている。これによって、一体形成されたパネル固定枠12とスペーサ30とをそれらの境界線で容易に折り曲げ加工して、パネル固定枠12とスペーサ30とを所定の位置関係にすることができる。なお、切り込み部38の深さは、用いられる材料とその厚さによって適宜決定される。また、ここではパネル固定枠12とスペーサ30との共通な一辺における境界線に形成された切り込み部38について説明したが、スペーサ30と導光板固定枠56との境界線ににおいても同様に切り込み部が形成されている。
【0056】
液晶パネル14は、図1に示したようにパネル固定枠12とスペーサ30との間に配置される。液晶パネル14は、アクティブマトリクス基板15と対向基板24との間に液晶が封入され、それら基板15,24の外面側に偏光板85(背面側の偏光板84は図1において図示せず)が貼付されて形成されている。また、液晶パネル14は、液晶注入後に液晶を密封するために、例えばUV硬化樹脂などからなる封止部22を一つの端面23に備えている。封止部22は、信頼性の高い封止を実現するために、例えば液晶パネル14の端面23と封止部22との接触面積を多くして外部からの空気等の侵入を防止することを目的として端面23から盛り上がった形状に形成されている。そして、液晶パネル14には、その端子部に配線基板82、例えばFPC(可撓性配線基板)が接続されている。
【0057】
また、後に詳述するが、液晶パネル14は、表示領域と、表示領域の周囲に形成された周辺回路領域とを備えて形成されている。周辺回路領域には、例えばアクティブマトリクス基板15上に形成されたポリシリコン層に、液晶パネル14の各画素を駆動する駆動回路、液晶パネル14に表示する画像情報を生成する信号回路、および検査回路などの少なくともいずれかが形成されている。
【0058】
面光源ユニットとしてのバックライトユニット40は、図1に示したようにスペーサ30と導光板固定枠56との間に配置される。バックライトユニット40は、図4に示した分解斜視図からも明らかなように、蛍光管50、小光源としての発光ダイオード54、導光板44、およびレンズシート42を備えて形成されている。
【0059】
光源部は、蛍光管50および発光ダイオード54を含んで構成される。蛍光管50には所定電圧の電源を接続するための接続部51を介してインバータ60の出力が接続される。蛍光管50としては、例えば冷陰極管タイプのランプが用いられる。蛍光管50は、その各端部の保持部52例えばラバーホルダなどを含めた長さが、導光板44の対応する辺の長さとほぼ等しくなっている。そのため、直管型の蛍光管50が導光板44の一辺から長さ方向にはみ出さないように、すなわち蛍光管50が導光板44の一端面の長さ以内に収まるように導光板の端面配置することができる。したがって、そのようなはみ出しによって、バックライトユニット40全体としての外形が大きくなってしまうことがない。また、直管型の蛍光管に限らず、L字型あるいはコ字型の蛍光管を用いた場合も、蛍光管の端部付近に小光源54を設けてもよい。このようにL字型あるいはコ字型の蛍光管を用いれば、より導光板に均一な光量を放射することが可能となる。小光源54としては、3原色組み合わせによる白色で、チップ実装型の発光ダイオードが用いられている。したがって、カラー表示に適した面光源ユニットを形成することができる。また、小光源54として発光ダイオードを用いているため、小型でありながら高い発光効率を確保することができる。なお、白黒表示のみを行う表示装置においては、小光源54として、青色の発光ダイオードの表面に黄色の蛍光体を塗装して形成された、白色の発光ダイオードを用いてもよい。さらに、小光源54は、発光ダイオードに限らず、白熱豆球、エレクトロルミネセンス(EL)、または白色ハロゲンランプなどの光源であってもよい。
【0060】
導光板44は、その一端面45に沿って蛍光管50および小光源54が配置され、それらから放射される光を液晶パネル14の全表示領域に向けて導く。導光板44には端面45付近の蛍光管50の端部に対応する位置に切欠き部48が形成されており、切欠き部48に沿って小光源54としてチップ実装型の発光ダイオードが配置されている。したがって、小光源54からの光を切欠き部48の端面49から導光板44に入射させ、蛍光管50からの光を切欠き部48以外の端面45から入射させることが可能となる。その結果、蛍光管50および小光源54のいずれも導光板44の端面47,49に近接させた状態で光を導光板44に入射させて、蛍光管50および小光源54から導光板44に直接入射する光の割合を高くでき、それによって高いエネルギー効率を得ることができる。また、小光源54としてチップ実装型の発光ダイオードを用いているため小型に形成することができ、小さな領域に配置することができる。そのため、小光源54が配置される導光板44の切欠き部48を小さくすることができ、それによって導光板44の有効発光面積を大きくすることができる。
【0061】
また、導光板44は、蛍光管50および小光源54が配置された端面45に近づくにつれて厚さが厚くなる、くさび状の断面形状に形成されている。導光板44がこのようにくさび形の断面形状を備えることによって、導光板44から液晶パネル14に向けて放射される光量が蛍光管50の付近と蛍光管50から離れた位置とで均一化される。
【0062】
レンズシート42は、導光板44の前面側に配置されて光利用効率を向上させる。
【0063】
本実施形態のバックライトユニット40においては、蛍光管50が導光板44の対応する端面45の長さとほぼ等しい長さで形成されている。そして、蛍光管50の両端付近の光量が少ない領域に対応して、小光源54が導光板44の端面45と蛍光管50との間に配置されている。それによって、蛍光管50の電極や保持部52があり発光量が小さい蛍光管50の端部付近からの光量を小光源54により補って、導光板44の端面45の長さ方向に沿ってほぼ均一な光量を放射することができる光源部が形成されている。その結果、蛍光管50の端部付近に対応する位置の導光板44の部分すなわち端面47,47付近の領域における導光板44の前面からの光の放出量も、導光板44の他の前面領域からの光の放出量とほぼ等しくすることができる。
【0064】
リフレクタ66は、蛍光管50の周囲を導光板44の側を除いて覆い、蛍光管50からの光を導光板44に向けて反射する。リフレクタ66によって、蛍光管50から導光板44に直接入射しない光を、反射させて導光板44に入射させることができるため、エネルギー効率を高めることができる。また、リフレクタ66は固定部68を備え、固定部68は蛍光管50の端部に位置する保持部52例えばラバーホルダに当接して、蛍光管50が長さ方向に移動しないように固定する。
【0065】
インバータ60は、導光板固定枠56の背面側に配置され、バックライトユニット40の蛍光管50に電力を供給する。インバータ60は、例えば入力された5Vの直流電圧を、250V、100kHzの交流電圧として出力して蛍光管50に供給する。インバータ50は導光板固定枠56を挟んでバックライトユニット40のすぐ背面側、しかも蛍光管50が配置される位置に近く配置されるため、蛍光管50の接続部51までの配線を短くすることができる。これによって、インバータ60と蛍光管50との間の配線からのリーク電流が小さくなり、高いエネルギー効率で蛍光管50を発光させることができる。
【0066】
パネル固定枠12は、図2に示したように、第1枠部としての枠部12aと、液晶パネル14の表示領域に対応した大きさの表示窓13とを備え、液晶パネル14を前面側から固定し物理的に保護している。パネル固定枠12は、前述したようにスペーサ30と一辺を共通にして一体形成されている。パネル固定枠12とスペーサ30との間に液晶パネル14が収められ、共通な一辺の境界線で折り曲げられることによって、パネル固定枠12、液晶パネル14、およびスペーサ30が互いに所定の位置関係となる。このように、液晶表示装置10は、パネル固定枠12とスペーサ30とが一辺を共通にして一体形成されているため、殆ど工数を要することなく、パネル固定枠12とスペーサ30とを高精度に位置合わせして製造できる。
【0067】
また、パネル固定枠12は、バックライトユニット40の方向に向けて枠部12aから立設された第1立設部としての立設部12bを備えている。立設部12bは、液晶表示装置10が組み立てられた後に、導光板固定枠56の背面側すなわちバックライトユニット40の背面側に向けて折り曲げられる。このように、立設部12bが折り曲げられて、パネル固定枠12と、導光板固定枠56を含む他の部分との一体性を保つことができる。
【0068】
スペーサ30は、第2枠部としての枠部30aを備え、液晶パネル14とバックライトユニット40との間に配置されて、液晶パネル14を背面側から固定し、バックライトユニット40を前面側から固定している。このように、液晶パネル14とバックライトユニット40との間にスペーサ30が配置されていることによって、液晶パネル14とバックライトユニット40との間に所定の間隙が形成され、干渉縞の発生、および、液晶パネル14の画素とバックライトユニット40のレンズシート42のストライプが光学的に干渉することによって生じるモアレの発生を防止している。また、液晶パネル14とバックライトユニット40との間にスペーサ30を配置することによって液晶パネル14とバックライトユニット40との間に間隙が形成されたため、液晶パネル14とレンズシート42とが当接せず、レンズシート42の傷つきや破損を防止できる。
【0069】
また、スペーサ30は、図1に示した矢印Aの方向から見た斜視図である図5から明らかなように、枠部30aから立設された第2位置決め部としての位置決め部30dを複数備えている。複数の位置決め部30dは、それぞれ液晶パネル14の端面に当接して、液晶パネル14を枠部30aとほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする。このように、スペーサ30に液晶パネル14を位置決めする複数の位置決め部30dが設けられているため、スペーサ30と液晶パネル14との位置ずれが生じて、枠部30aによってバックライトユニット40からの光の一部が遮られたり、バックライトユニット40やパネル固定枠12の表示窓13などと液晶パネル14との間に位置ずれが生じたりして、表示の一部が見えない状態となることを防止できる。また、これら位置決め部30dによって、液晶パネル14とスペーサ30とを短い工数で高精度に位置合わせできる。さらに、液晶パネル14とスペーサ30との位置決めを、両面テープなどを用いずに行うことができるため、両面テープの貼付などのために表示が行えない額縁領域ひいては外形が増加することがなく、両面テープなどによって重量や厚さが増加することもない。
【0070】
なお、液晶パネル14の封止部22がある端面23に対向する位置決め部30dは、突出する封止部22を避けた位置に設けられて、液晶パネル14の端面23に当接している。したがって、突出している封止部22の存在にも拘わらず、液晶パネル14は、スペーサ30の枠部30aとほぼ平行な面内の所定位置に安定して位置決めされて固定される。
【0071】
さらに、スペーサ30は、導光板固定枠56の方向に向けて枠部30aから立設された第2立設部としての立設部30bを備えている。立設部30bは、液晶表示装置10が組み立てられると、導光板固定枠56の背面側に向けて折り曲げられて導光板固定枠56に当接する状態となる。したがって、スペーサ30、バックライトユニット40、およびバックライト固定枠56を所定の位置関係とした後、スペーサ30に設けられた立設部30bを導光板固定枠56の背後に回り込むようにして折り曲げることによって、高い信頼性でスペーサ30、バックライトユニット40、および導光板固定枠56を一体化することができる。
【0072】
前述したように、スペーサ30は、導光板固定枠56とも一辺を共通にして一体形成されており、スペーサ30と導光板固定枠56との間に導光板44が収められ、共通な一辺の境界線で折り曲げられて、導光板44および導光板固定枠56と所定の位置関係となる。また、この折り曲げは、前述したように、スペーサ30と導光板固定枠56に共通な一辺における、スペーサ30と導光板固定枠56の境界線に切り込み部が形成されているため、境界線において容易に行うことができる。このように、スペーサ30が導光板固定枠56と一体に形成されているため、殆ど工数を要することなく、高精度に、スペーサ30と導光板固定枠56とを位置合わせできる。
【0073】
さらに、スペーサ30の前述した枠部30aは、液晶パネル14、スペーサ30、およびバックライトユニット40を模式的に示す断面図である図6に示すように、液晶パネル14の前述した周辺回路領域170に対応する位置に枠部30aが形成されている。このように、液晶パネル14とバックライトユニット40との間に位置するスペーサ30の枠部30aが、表示領域130の周囲に位置する周辺回路領域170に対応する位置に形成されているため、バックライトユニット40から周辺回路領域170に及ぶ光や熱を、枠部30aによって遮断することができる。本実施形態の周辺回路領域170は、前述したように、基板16上に形成されたポリシリコン層に作り込まれているため、シリコン基板上に形成されたものに比べ光や熱の影響を受けやすく、それらによりリーク電流などが発生しやすい。しかしながら、スペーサ30の枠部30aが、上述のようにバックライトユニット40から周辺回路領域170に及ぶ光や熱を遮蔽するように形成されているため、周辺回路領域170に光や熱が及んでリーク電流が発生する可能性を低減することができる。
【0074】
導光板固定枠56は、底面部57を備え、導光板44を背面側から固定する。前述したように、スペーサ30と導光板固定枠56は一辺を共通にして一体形成され、導光板固定枠56とリフレクタ66も一辺を共通にして一体形成されている。また、導光板固定枠56は、図2に示したように、底面部57から立設された第3位置決め部としての位置決め部58を複数備えている。複数の位置決め部58は、導光板44の端面47,47,46に当接するように形成されており、それによって導光板44を底面部57とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする。したがって、導光板44と導光板固定枠56を短い工数で高精度に位置合わせできる。また、導光板44と導光板固定枠56との位置決めを、両面テープなどを用いずに行うことができるため、両面テープの貼付などのために発光面として用いることができない額縁領域ひいては外形が増加することがなく、両面テープなどによって重量や厚さが増加することもない。また、底面部57において導光板44に面する側を高反射率に形成すれば、導光板44の背面側に逃げる光を利用することが可能となるため、エネルギー効率を高めることができる。
【0075】
また、複数の位置決め部58は、導光板44の端面のうち蛍光管50が配置されていない端面47,47,46をそれぞれほぼ密着して覆う平面状に形成されている。また、それら位置決め部58,58,58の導光板44に面する側は、十分な反射率を備えて形成されているため、それら位置決め部58,58,58によって蛍光管50からの光の利用効率を向上させることができる。
【0076】
そして、図2から明らかなように、導光板固定枠56の4辺により囲まれる面積は、スペーサ30の4辺により囲まれる面積より小さく形成されている。これは、スペーサ30が、液晶パネル14を保持固定するために少なくとも液晶パネル14の全領域に対応する平面形状を備える必要があり、導光板固定枠56が液晶パネル14の表示領域に対応する平面形状を有する導光板44に対応した平面形状を持っていればよいためである。これによって、導光板固定枠56をスペーサ30とほぼ等しい平面形状とした場合に比べて、導光板固定枠56が小型となるため、液晶表示装置10を表示領域の大きさに比し小型軽量とすることができる。
【0077】
上述したように、本実施形態の表示装置としての液晶表示装置10においては、パネル固定枠12とスペーサ30、スペーサ30と導光板固定枠56、および、導光板固定枠56とリフレクタ66が、それぞれ一辺を共通にして一体形成されている。そして、パネル固定枠12とスペーサ30の間に液晶パネル14、スペーサ30と導光板固定枠56の間に導光板44を、それぞれ両面テープなどを用いることなく、位置決め部によって位置決めし、立設部によって固定して形成できる。そのため、両面テープなどを用いる場合のように、微妙な位置合わせを行う必要がなく、短い工数で高精度に位置合わせして表示装置を製造することができる。また、各部の固定に両面テープなどを用いる場合のように、両面テープなどを用いた領域が表示に使用できない領域となってしまうことがないため、表示装置の額縁領域を小さくすることができる。さらに、両面テープなどを用いないため、両面テープなどの分だけ表示装置の厚さが増したり、重量が増加することがなく、小型軽量化できる。そして、両面テープなどを用いる場合のように、高温高湿環境下や低温環境下での使用または経時変化等により粘着力が低下して剥がれなどが発生することがないため、そのような原因のために液晶表示パネル14とスペーサ30やバックライトユニット40などとの間で位置ずれが生じて、表示領域の一部が見えない状態となったりする可能性がなく、高い信頼性を備えた液晶表示装置10が得られる。
【0078】
1.2 表示パネル
図7は、本実施形態の表示パネルとしての液晶パネル14の平面図である。また、図8は、液晶パネル14の端部付近(図7に示した線H−Iに沿った位置)における詳細を示す部分断面図である。
【0079】
これらの図に示すように、液晶パネル14は、石英ガラスまたは耐熱ガラスなどで形成された基板16の表面にITO(Indium Tin Oxide)膜からなる画素電極17がマトリクス状に形成されたアクティブマトリクス基板15と、やはり石英ガラスまたは耐熱ガラスなどで形成された基板25の表面に対向電極26が形成された対向基板24と、これらの基板間に封入、挟持されている液晶86とを含んで構成されている。ここで、アクティブマトリクス基板15では、基板16の表面のうち、画素スイッチング用のTFT18が形成される領域の下層側には予め遮光膜19が形成される。そして、その表面に保護膜20が形成された後、TFT18および画素電極17が形成され、それらの表面が配向膜21で覆われた構成になっている。なお、この液晶パネル14を用いてカラー表示を行う場合には、対向基板24の各画素に対向する領域にカラーフィルタが形成される。
【0080】
アクティブマトリクス基板15と対向基板24とは、それらの間に分散配置されたギャップ材(図示せず)によって所定間隔に保たれ、対向基板24の外周縁に沿って配置されたシール材76によって貼り合わされている。このようにして、アクティブマトリクス基板15、対向基板24、およびシール材76によって画成された領域に、電気光学物質としての液晶86が封入されている。ここで、図7に示したように、シール材76は部分的に途切れて配置されており、その途切れた部分が液晶注入口80となっている。このため、対向基板24とアクティブマトリクス基板15とを貼り合わせた後、シール材76の内側領域を減圧状態にすることによって、液晶注入口80から液晶86を減圧注入することができる。液晶注入口80は、液晶86が注入された後に、樹脂からなる封止部22によって封止される。
【0081】
アクティブマトリクス基板15においては、表示領域の周辺に位置する領域が周辺回路領域とされ、この領域に、画素スイッチング用のTFT18と同時形成された駆動回路用のTFT(図示せず)を用いて構成された走査線駆動回路171やデータ線駆動回路174が形成されている。また、アクティブマトリクス基板15の端部に形成された入出力端子81は、対向基板24からはみ出した領域に位置する。
【0082】
対向基板24には、シール材76の形成領域の内側であって表示領域でない領域を遮光する遮光膜27、およびアクティブマトリクス基板15の各画素電極17の境界領域に対応する領域を遮光する遮光膜28が形成されている。そして、これらの遮光膜27、28の表面側に対向電極26が形成され、対向電極26を覆って配向膜29が形成されている。
また、液晶パネル14は、アクティブマトリクス基板15および対向基板24の光入射側および光出射側の面に、ノーマリホワイトモード/ノーマリブラックモードの別に応じて、プラスチックシートを用いて形成された偏光板(偏光シート)84,85が所定の向きに配置される。
【0083】
なお、本実施形態では、アクティブマトリクス基板15の方から光が入射して、対向基板24の方から出射される構成になっているが、その逆に、対向基板24の方から光が入射して、アクティブマトリクス基板15の方から出射される構成であってもよい。
【0084】
このように構成した液晶パネル14において、アクティブマトリクス基板15では、データ線(図示せず)およびTFT18を介して画素電極17に印加した画像信号によって、画素電極17と対向電極26との間において液晶86の配向状態を画素毎に制御し、画像信号に対応した所定の画像を表示する。例えば、液晶パネル14をTNモードで構成した場合に、一対の基板間(アクティブマトリクス基板15と対向基板24)の各々に形成した配向膜21,29に対してラビング処理を行う際にラビング方向を互いに直交する方向に設定すると、液晶86は、基板間で90°の角度をもって捩じれ配向する。このような捩じれ配向は、基板間で液晶86に電場をかけることによって解放される。したがって、基板間に外部から電場を印加するか否かによって、液晶86の配向状態を画素電極17が形成されている領域毎(画素毎)に制御することができる。そのため、透過型の液晶パネル14であれば、光源すなわちバックライトユニット40からの光は、入射側の偏光板84によって所定の直線偏光に揃えられた後、液晶86の層に入射し、ある領域を透過する直線偏光は、旋光されて偏光面が捩じられて出射される一方、他の領域を通過した直線偏光は、旋光されず偏光面が捩じられることなく出射する。このため、入射側の偏光板84と出射側の偏光板85を互いの透過軸が直交するように配置しておけば(ノーマリホワイト)、液晶パネル14の出射側に配置された偏光板85を通過するのは、液晶86によって偏光面が捩じられた方の直線偏光のみである。これに対して、入射側の偏光板84と透過軸が平行になるように出射側の偏光板85を配置しておけば(ノーマリブラック)、液晶パネル14の出射側に配置された偏光板85を通過するのは、液晶86によって偏光面が捩じられることのなかった直線偏光のみである。よって、液晶86の配向状態を画素ごとに制御すれば、任意の情報を表示することができる。
【0085】
したがって、アクティブマトリクス基板15においてデータ線および画素スイッチング用のTFT18を介して画素電極17に画像信号を供給するとともに、対向電極26にも所定の電位を印加する必要がある。そこで、液晶パネル14では、アクティブマトリクス基板15の表面のうち、対向基板24の各コーナー部に対向する部分には、データ線などの形成プロセスを利用してアルミニウム膜(遮光性材料)からなる上下導通用の第1導通電極78が形成されている。一方、対向基板24の各コーナー部には、対向電極26の形成プロセスを援用してITO膜(光透過性材料)からなる上下導通用の第2導通電極79が形成されている。さらに、これらの上下導通用の第1導通電極78と第2導通電極79とは、エポキシ樹脂系の接着剤成分に銀粉や金めっきファイバーなどの導電粒子が配合された導通材77によって電気的に導通している。そのため、液晶パネル14では、アクティブマトリクス基板15および対向基板24のそれぞれにフレキシブル配線基板などを接続しなくても、アクティブマトリクス基板15のみにフレキシブル配線基板82を接続するだけで、アクティブマトリクス基板15および対向基板24の双方に所定の信号を入力することができる。
【0086】
図9は、上述のような構造を持つ液晶パネル14の電気的な構成を模式的に示すブロック図である。この図に示すように、液晶パネル14には、表示領域130と周辺回路領域170とが設けられている。
【0087】
表示領域130には、データ線131および走査線132と、データ線131および走査線132に接続された画素スイッチング用のTFT18と、このTFT18を介してデータ線131から画像信号が入力される液晶セル135が存在する。また、TFT18と液晶セル135とを含んで形成される各画素は、容量線133との間に容量素子136を備え、この容量素子136は、液晶セル135における電荷の保持特性を高める機能を果たしている。
【0088】
周辺回路領域170は、走査線駆動回路171およびデータ線駆動回路174を備えている。走査線駆動回路171は、走査線132に接続され、シフトレジスタ172およびレベルシフタ173を含んで構成される。データ線駆動回路174は、データ線131に接続され、シフトレジスタ175、レベルシフタ176、ビデオライン177、スイッチ178を含んで構成される。
【0089】
1.3 表示装置を備えた電子機器
図10(A)、(B)、および(C)は、本実施形態の表示装置である液晶表示装置10を表示部として用いた電子機器の例を示す外観図である。図10(A)は、携帯電話機88であり、その前面上方に液晶表示装置10を備えている。図10(B)は、腕時計92であり、本体の前面中央に液晶表示装置10を用いた表示部が設けられている。図10(C)は、携帯情報機器96であり、液晶表示装置10からなる表示部と入力部98とを備えている。これらの電子機器は、液晶表示装置10の他に、図示しないが、表示情報出力源、表示情報処理回路、クロック発生回路などの様々な回路や、それらの回路に電力を供給する電源回路などからなる表示信号生成部を含んで構成される。表示部には、例えば携帯情報機器の場合にあっては入力部98から入力された情報等に基づき表示信号生成部によって生成された表示信号が供給されることによって表示画像が形成される。
【0090】
なお、本実施形態の液晶表示装置10が組み込まれる電子機器としては、携帯電話機、腕時計、および携帯情報機器に限らず、ノート型パソコン、電子手帳、ページャ、電卓、POS端末、ICカード、ミニディスクプレーヤなど様々な電子機器が考えられる。
【0091】
1.4 第1実施形態の変形例
ここで、前述した第1実施形態に適用可能な変形例について説明する。下記の各変形例においては前述した第1実施形態と異なる点のみ記載して説明する。
【0092】
1.4.1 上記においては、小光源として用いられたチップ実装型の発光ダイオードの形状に対応した切欠き部が、導光板に形成された例を示した。しかしながら、図11に分解斜視図として示すように、導光板102には切欠き部を設けず、単に蛍光管50の端部と導光板102との間に小光源54が配置されるようにしてもよい。
【0093】
1.4.2 上記においては、小光源として、蛍光管50の各端部付近に対応してチップ実装型の発光ダイオードが用いられた例を示した。しかしながら、小光源としては、図12に模式的な分解平面図として示したように、小光源116として砲弾型の発光ダイオードを用い、導光板112に形成する切欠き部114を砲弾型の発光ダイオードに対応した形状としてもよい。
【0094】
2. <第2実施形態>
第1実施形態においては、スペーサの枠部のほぼ全体が液晶パネル14に接触する例を示した。本実施形態は、スペーサが壁部を備え、その壁部によって、枠部と表示パネルとの間隔を保ち、しかもバックライトユニットから周辺回路領域への光漏れを防ぐ点が、第1実施形態とは異なる。それ以外については、第1実施形態と同様に構成されており、その説明を省略する。また、図面において、第1実施形態と同様な各部には、第1実施形態と同一の符号を付す。
【0095】
2.1 スペーサ
図13は、便宜的に本実施形態のスペーサ180のみを、前面側すなわち液晶パネル14に面する側から見た斜視図である。また、図14は、液晶パネル14、スペーサ180、およびバックライトユニット40を示す模式的な分解断面図である。なお、これらの図においては、立設部30bおよび位置決め部30dは省略して描いてある。
【0096】
これらの図に示すように、スペーサ180は、枠部31aの内縁に沿って壁状に連続して形成された均一高の壁部181と、枠部31a上に壁部181と同一高に形成された複数の凸部183とを備えている。壁部181によって、囲まれる領域、すなわちスペーサの開口領域182は、図14に示すように液晶パネル14の表示領域130に対応している。スペーサ180は、この位置関係で壁部181と凸部183とが液晶パネル14に当接するように配置される。これによって、枠部30aと表示パネル14との間隔は壁部181の高さに保たれる。しかも、壁部181はスペーサの開口領域182を囲んで連続した壁状に形成されているため、バックライトユニット40から、液晶パネル14の周辺回路領域170への光漏れを防ぐことができる。
【0097】
本実施形態においては、スペーサ180に設けられた壁部181によって、液晶パネル14とバックライトユニット40との間の距離が、壁部181の高さ分だけ広がることになるため、バックライトユニット40の熱による液晶パネル14に対する影響をさらに低減することができる。しかも、壁部181はバックライトユニット40から周辺回路領域170への光漏れを防ぐように形成されているため、バックライトユニット40からの光による液晶パネル14に対する影響も防ぐことができる。
【0098】
2.2 第2実施形態の変形例
ここで、前述した第2実施形態に適用可能な変形例について説明する。下記の変形例においては前述した第2実施形態と異なる点のみ記載して説明する。
【0099】
2.2.1 スペーサ180の壁部は、枠部31aの内周からのみではなく、例えば、液晶パネル14、スペーサ180、およびバックライトユニット40を示す模式的な分解断面図である図15に示すように、樹脂材料などによって枠部31a全体が厚さを増すように形成した壁部185としてもよい。これによっても、液晶パネル14とバックライトユニット40との間の距離が、壁部185の高さ分だけ広がることになるため、バックライトユニット40の熱による液晶パネル14に対する影響を低減することができる。また、壁部185によってバックライトユニット40から周辺回路領域170への光漏れが防止されるため、バックライトユニット40からの光による液晶パネル14に対する影響も防ぐことができる。
【0100】
3. <他の変形例>
ここで、前述した各実施形態に適用可能な変形例について説明する。下記の各変形例においては前述した各実施形態と異なる点のみ記載して説明する。
【0101】
3.1 前述した各実施形態においては、導光板固定枠56とスペーサ30とが一辺を共通にして一体形成されている例を示した。しかしながら、導光板固定枠とスペーサとを一体ではなく、導光板固定枠とスペーサとの共通な一辺における境界線で切り離した形状に形成して、導光板固定枠をスペーサとは別個の部材としてもよい。
【0102】
3.2 前述した各実施形態においては、パネル固定枠12、スペーサ30、導光板固定枠56、およびリフレクタ66が金属で形成される例を示したが、これらは、樹脂例えば、アクリル樹脂、ポリプロピレン、または塩化ビニール樹脂などで形成してもよい。
【0103】
このように、パネル固定枠12、スペーサ30、導光板固定枠56、およびリフレクタ66を樹脂で形成することによって、それらを介した熱の伝導が少なく、それらによって電気的に絶縁された表示装置を形成することができる。さらに、回路部分などからリーク電流が、パネル固定枠12、スペーサ30、導光板固定枠56、またはリフレクタ66に流れ出すことも少ない。
【0104】
3.3 前述した各実施形態においては、パネル固定枠12とスペーサ30、および、スペーサ30と導光板固定枠56のそれぞれの対において、共通な一辺の境界線に予め切り込み部を形成することによって、一体形成された各枠部材をそれらの境界線で容易に折り曲げ加工して形成するようにしていた。しかしながら、このように切り込み部を設けずに、それぞれの境界線において、予め所定の角度より大きな角度で折り曲げプレスを施して折り曲げ部を形成しておき、液晶パネル14や、バックライトユニット40を挟み込んだ後に所定の角度まで折り曲げるようにしてもよい。このように、予め折り曲げ部を形成しておくことによって、その位置で容易に折り曲げて、パネル固定枠12とスペーサ30、および、スペーサ30と導光板固定枠56のそれぞれの対を所定の位置関係とすることができる。
【0105】
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲内でさらに各種の変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の液晶表示装置を示す模式的な分解斜視図である。
【図2】図1に示した枠部材、すなわちパネル固定枠、スペーサ、導光板固定枠、およびリフレクタを拡大して示す斜視図である。
【図3】パネル固定枠とスペーサとの共通な一辺の境界線付近を折り曲げ前の状態として示す断面図である。
【図4】バックライトユニットの分解斜視図である。
【図5】図1に示した矢印Aの方向から見た、パネル固定枠およびスペーサの斜視図である。
【図6】液晶パネル、スペーサ、およびバックライトユニットを模式的に示す断面図である。
【図7】第1実施形態の液晶パネルを示す平面図である。
【図8】図7に示した線H−Iに沿った位置における部分断面図である。
【図9】第1実施形態の液晶パネルの電気的構成を示すブロック図である。
【図10】第1実施形態の液晶表示装置を用いた電子機器を示す外観図であり、(A)は携帯電話機であり、(B)は腕時計であり、(C)は携帯情報機器である。
【図11】第1実施形態の変形例におけるバックライトユニットを示す分解斜視図である。
【図12】第1実施形態の他の変形例におけるバックライトユニットを示す分解平面図である。
【図13】第2実施形態のスペーサのみを、前面側すなわち液晶パネルに面する側から見た斜視図である。
【図14】第2実施形態における、液晶パネル、スペーサ、およびバックライトユニットの位置関係を示す模式的な分解断面図である。
【図15】第2実施形態の変形例における、液晶パネル、スペーサ、およびバックライトユニットの位置関係を示す模式的な分解断面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置
12 パネル固定枠
12a 枠部(第1枠部)
14 液晶パネル
30,180 スペーサ
30a 枠部(第2枠部)
30b 立設部(第2立設部)
30d 位置決め部(第2位置決め部)
38 切り込み部
40,100,110 バックライトユニット(面光源ユニット)
44,102,112 導光板
45 端面(一端面)
46,47 端面(他の端面)
48,114 切欠き部
50 蛍光管(光源部)
54,116 小光源
56 導光板固定枠
57 底面部
58 位置決め部(第3位置決め部)
66 リフレクタ
88 携帯電話機(電子機器)
92 腕時計(電子機器)
96 携帯情報機器(電子機器)
130 表示領域
170 周辺回路領域
181,185 壁部

Claims (22)

  1. 板形状を有する導光板と、光源部とを備え、
    前記光源部は、
    前記導光板の一端面の長さ以内に収まる長さを有する直管型の蛍光管と、
    前記蛍光管の端部付近に配置された小光源と、
    を備えることを特徴とする面光源ユニット。
  2. 板形状を有する導光板と、光源部とを備え、
    前記光源部は、前記導光板の端面に沿って配置されたL字型あるいはコ字型の蛍光管と、前記蛍光管の端部付近に配置された小光源と、
    を備えることを特徴とする面光源ユニット。
  3. 請求項1又は請求項2において、
    前記導光板は一部が切り欠かれた切欠き部を備え、
    前記小光源は前記切欠き部に沿って配置されていることを特徴とする面光源ユニット。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかにおいて、
    前記小光源は発光ダイオードであることを特徴とする面光源ユニット。
  5. 請求項1乃至請求項3において、
    前記小光源はEL(Electro Luminescence)であることを特徴とする面光源ユニット。
  6. 請求項4において、前記発光ダイオードは白色の発光ダイオードであることを特徴とする面光源ユニット。
  7. 請求項5において、前記EL(Electro Luminescence)は白色であることを特徴とする面光源ユニット。
  8. 請求項4または請求項5において、
    前記小光源は蛍光管と同一色度であることを特徴とする光源ユニット。
  9. 請求項4または請求項5において、
    前記発光ダイオードはチップ実装型の発光ダイオードであることを特徴とする面光源ユニット。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかにおいて、
    前記光源部の周囲を前記導光板の側を除いてほぼ包み、前記光源部からの光を前記導光板に向けて反射するリフレクタをさらに備えることを特徴とする面光源ユニット。
  11. 請求項1ないし請求項10のいずれかにおいて、
    底面部を有し、前記導光板を背面側から固定する導光板固定枠をさらに備えることを特徴とする面光源ユニット。
  12. 請求項11において、
    前記導光板固定枠は、前記底面部から立設されて前記導光板の他の端面に当接して、前記導光板を前記底面部とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする、複数の第3位置決め部を有することを特徴とする面光源ユニット。
  13. 請求項12において、
    前記複数の第3位置決め部は、前記導光板の端面を覆う平面状に形成されていることを特徴とする面光源ユニット。
  14. 請求項11乃至請求項13のいずれかにおいて、
    前記導光板固定枠と前記リフレクタとが、所定形状に一体形成されていることを特徴とする面光源ユニット。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の面光源ユニットと、
    前記面光源ユニットの前面側に配置される表示パネルと、
    を備えることを特徴とする表示装置。
  16. 請求項11乃至請求項14のいずれかに記載の面光源ユニットと、
    前記面光源ユニットの前面側に配置される表示パネルと、
    第2枠部を備え、前記表示パネルを背面側から固定し、かつ、前記面光源ユニットを前面側から固定するスペーサと、
    を備え、
    前記導光板固定枠と前記スペーサとが一体形成されていることを特徴とする表示装置。
  17. 請求項16において、
    前記導光板固定枠と前記スペーサとに共通な一辺には、前記導光板固定枠と前記スペーサとの境界線に切り込み部が形成されていることを特徴とする表示装置。
  18. 請求項16または請求項17において、
    前記スペーサは、前記面光源ユニットの方向に向けて前記第2枠部から立設された第2立設部を有することを特徴とする表示装置。
  19. 請求項16乃至請求項18のいずれかにおいて、
    前記スペーサは、前記第2枠部から立設されて前記表示パネルの端面に当接して、前記表示パネルを前記第2枠部とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする複数の第2位置決め部を有することを特徴とする表示装置。
  20. 請求項16乃至請求項19のいずれかにおいて、
    前記表示パネルは、表示領域と、前記表示領域の周囲に形成された周辺回路領域と、を備え、
    前記スペーサの前記第2枠部は、前記周辺回路領域に対応する位置に形成されていることを特徴とする表示装置。
  21. 請求項16乃至請求項20のいずれかにおいて、
    前記導光板固定枠の4辺により囲まれる面積は、前記スペーサの4辺により囲まれる面積より小さいことを特徴とする表示装置。
  22. 請求項15乃至請求項21のいずれかに記載の表示装置を表示手段として有することを特徴とする電子機器。
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