JP2001282119A - 面光源ユニットならびにそれを備えた表示装置および電子機器 - Google Patents

面光源ユニットならびにそれを備えた表示装置および電子機器

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JP2001282119A
JP2001282119A JP2000092490A JP2000092490A JP2001282119A JP 2001282119 A JP2001282119 A JP 2001282119A JP 2000092490 A JP2000092490 A JP 2000092490A JP 2000092490 A JP2000092490 A JP 2000092490A JP 2001282119 A JP2001282119 A JP 2001282119A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導光板から放出される光量が、その面内でほ
ぼ均一であり、外形に対する発光面面積の割合が高い、
面光源ユニットならびにそれを備えた表示装置および電
子機器を提供する。 【解決手段】 板形状を有する導光板44と、導光板4
4の一端面に沿って配置された光源部とを備える面光源
ユニットである。光源部は、導光板44の端面45の長
さとほぼ等しい長さの直管型の蛍光管50と、蛍光管5
0の端部付近に配置された3原色組み合わせ式による白
色光のチップ実装型発光ダイオード54とを備える。導
光板44は端面付近において一部が切り欠かれた切欠き
部48を備え、発光ダイオード54は切欠き部48に沿
って配置されている。蛍光管50の周囲は導光板44の
側を除いてリフレクタ66によってほぼ包まれ、リフレ
クタ66は蛍光管50からの光を導光板44に向けて反
射する。また、導光板固定枠56は、底面部57を有
し、導光板44を背面側から固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面光源ユニットな
らびにそれを備えた表示装置および電子機器に関する。
【0002】
【背景技術および発明が解決しようとする課題】液晶表
示装置などの表示装置に用いられる面光源ユニットとし
て、導光板の一つの端面に沿って光源を配置し、導光板
の残りの端面および導光板の背面を光反射性を備える固
定枠で覆って形成したものがある。また、このような面
光源ユニットにおいては、光源からの光の殆どを導光板
に向かわせるために、光源を導光板側を除いて覆い導光
板に向けて光を反射させるリフレクタを用いることが一
般的である。
【0003】そして、光源としては、エネルギー効率の
高い蛍光管例えば冷陰極管が用いられることが多い。蛍
光管は、その両端付近に電極や保持部を備えており、そ
の近傍においては発光が少ないという性質を持ってい
る。そのため、導光板の幅とほぼ等しい長さの蛍光管を
導光板の一端面に沿って配置すると、蛍光管の端部付近
に対応する位置の導光板からの光の放出が少ないという
問題が起きる。
【0004】そこで、適切な明るさを持つ蛍光管の中央
部分のみが導光板の一辺に沿って配置されるように、蛍
光管の長さを導光板の対応する一辺より長くして、蛍光
管の端部付近が導光板の対応する一辺からはみ出すよう
に配置することが考えられる。しかしながら、このよう
に蛍光管を長くして導光板の対応する一辺からはみ出さ
せるようにすると、発光面の領域は同様であるにも拘わ
らず、面光源ユニット全体としての外形が大きくなって
しまう。そして、そのような面光源ユニットを用いた表
示装置は表示領域以外の部分が大きくなってしまうた
め、表示装置における狭額縁化の趨勢に逆行してしま
う。さらには、蛍光管の大型化に伴って重量や消費電力
も増加してしまう。
【0005】本発明は、上記のような点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、導光板から放出される光量
が、その面内でほぼ均一であり、外形に対する発光面面
積の割合が高い、面光源ユニットならびにそれを備えた
表示装置および電子機器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明に係る面
光源ユニットは、板形状を有する導光板と、光源部とを
備え、前記光源部は、前記導光板の一端面に長さ以内に
収まる長さの直管型の蛍光管と、前記蛍光管の端部付近
に配置された小光源と、を備えることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、導光板の端面に沿って配
置された光源部は、蛍光管と、蛍光管の端部付近に配置
された小光源とを有する。したがって、光源部は、電極
や保持部を備えており蛍光管の発光量が小さい端部付近
の光量を小光源によって補って、導光板の一端面の長さ
方向に沿ってほぼ均一な光量を放射することができる。
それによって、蛍光管の端部付近に対応する位置の導光
板からの光の放出量も他の領域からの光の放出量とほぼ
等しくすることができる。
【0008】しかも、蛍光管の長さは導光板の一端面の
長さに収まる長さとすることが可能となり、蛍光管が導
光板の一辺から長さ方向にはみ出さないように配置する
ことができる。したがって、そのようなはみ出しによっ
て、面光源ユニット全体としての外形が大きくなってし
まうことがない。
【0009】(2) 本発明に係る面光源ユニットは、
板形状を有する導光板と、光源部とを備え、前記光源部
は、前記導光板の端面に沿って配置されたL字型あるい
はコ字型の蛍光管と、前記蛍光管の端部付近に配置され
た小光源と、を備えることを特徴とする。
【0010】本発明によれば、導光板の端面に沿って配
置された光源部は、L字型あるいはコ字型の蛍光管と、
蛍光管の端部付近に配置された小光源とを有する。した
がって、光源部は、(1)の構成と同様に、電極や保持
部を備えており蛍光管の発光量が小さい端部付近の光量
を小光源によって補って、導光板の一端面の長さ方向に
沿ってほぼ均一な光量を放射することができる。それに
よって、蛍光管の端部付近に対応する位置の導光板から
の光の放出量も他の領域からの光の放出量とほぼ等しく
することができる。しかも、蛍光管はL字型あるいはコ
字型で導光板を囲むように形成できるため、光源の面積
が大きくなり、導光板に対して、より均一にな光量を放
射することが可能となり、輝度むらを抑えることができ
る。
【0011】(3) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記導光板は一部が切り欠かれた切欠き部を備え、前記
小光源は前記切欠き部に沿って配置されていることを特
徴とする。
【0012】本発明によれば、小光源からの光を切欠き
部の端面から導光板に入射させ、蛍光管からの光を切欠
き部以外の端面から入射させることが可能となる。した
がって、蛍光管および小光源のいずれも導光板の端面に
近接させた状態で光を導光板に入射させて、蛍光管およ
び小光源から導光板に直接入射する光の割合を高くで
き、それによって高いエネルギー効率を得ることができ
る。
【0013】(4) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記小光源は発光ダイオードであることを特徴とする。
【0014】本発明によれば、小光源が発光ダイオード
であるため、小型でありながら高い発光効率を確保する
ことができる。
【0015】(5) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記小光源はEL(Electro Luminesence)であること
を特徴とする。
【0016】本発明によれば、小光源がEL(Electro
Luminesence)であるため、小型でありながら高い発光
効率を確保することができる。
【0017】(6) 前記発光ダイオードは白色の発光
ダイオードであることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、たとえば本発明の面光源
ユニットをカラーの表示装置に用いた場合、発光ダイオ
ードが3原色組み合わせ方式の白色ダイオードであるた
め、可視領域においてバランスのとれた分光エネルギー
特性とすることができ、カラー表示に適した面光源ユニ
ットが得られる。
【0019】但し、低消費電力の観点からブルーを基調
として、表面にイエローフィルムをコーティングした白
色LEDでもよい。
【0020】(7) 前記ELは白色で発光することを
特徴とする。
【0021】本発明によれば、たとえば本発明の面光源
ユニットをカラーの表示装置に用いた場合、ELが3原
色組み合わせ方式の白色ELであるため、可視領域にお
いてバランスのとれた分光エネルギー特性とすることが
でき、カラー表示に適した面光源ユニットが得られる。
【0022】(8) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記小光源は蛍光管と同一色であることを特徴とする。
【0023】(9) 本発明に係る面光源ユニットは、
前記発光ダイオードはチップ実装型の発光ダイオードで
あることを特徴とする。
【0024】本発明によれば、発光ダイオードがチップ
実装型であるため、小型に形成することができ、小さな
領域に配置することができる。例えば、発光ダイオード
を導光板の切欠き部に沿って配置する場合は、必要とな
る切欠き部を小さくすることができるため、導光板の有
効発光面積を大きくすることができる。
【0025】(10) 本発明に係る面光源ユニット
は、前記光源部の周囲を前記導光板の側を除いてほぼ包
み、前記光源部からの光を前記導光板に向けて反射する
リフレクタをさらに備えることを特徴とする。
【0026】本発明によれば、光源部から導光板の端面
に直接入射しない光を、リフレクタによって反射させて
導光板に入射させることができるため、エネルギー効率
を高めることができる。
【0027】(11) 本発明に係る面光源ユニット
は、底面部を有し、前記導光板を背面側から固定する導
光板固定枠をさらに備えることを特徴とする。
【0028】本発明によれば、導光板固定枠によって導
光板の背面を保護し、背面側から導光板を固定すること
ができる。また、導光板に面する底面部を高反射率に形
成すれば、導光板の背面側に逃げる光を利用することが
可能となるため、エネルギー効率を高めることができ
る。
【0029】(12) 本発明に係る面光源ユニット
は、前記導光板固定枠は、前記底面部から立設されて前
記導光板の他の端面に当接して、前記導光板を前記底面
部とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする、複数の
第3位置決め部を有することを特徴とする。
【0030】本発明によれば、導光板固定枠に設けられ
た複数の第3位置決め部によって、導光板を導光板固定
枠の底面部とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする
ことができるため、導光板と導光板固定枠とを短い工数
で高精度に位置合わせして製造できる。また、導光板と
導光板固定枠との位置決めを、両面テープなどを用いず
に行うことができるため、両面テープの貼付などのため
に発光面として用いることができない額縁領域ひいては
外形が増加することがなく、両面テープなどによって重
量や厚さが増加することもない。
【0031】(13) 本発明に係る面光源ユニット
は、前記複数の第3位置決め部は、前記導光板の端面を
覆う平面状に形成されていることを特徴とする。
【0032】本発明によれば、第3位置決め部が、光源
部が配置された以外の導光板の端面を覆う平面状に形成
されている。したがって、それら第3位置決め部の導光
板に面する側が十分な反射率を備えれば、それら第3位
置決め部によって光源部からの光利用効率を向上させる
ことができる。
【0033】(14) 本発明に係る面光源ユニット
は、前記導光板固定枠と前記リフレクタとが、所定形状
に一体形成されていることを特徴とする。
【0034】本発明にあっては、導光板固定枠とリフレ
クタとが所定の形状に一体形成されているため、所定位
置において導光板固定枠またはリフレクタを導光板に固
定することによって、導光板固定枠およびリフレクタが
所定位置において導光板に固定されることになる。した
がって、導光板固定枠およびリフレクタの少なくとも一
方は、両面テープなどを用いて導光板に接着する必要が
なくなり、両面テープなどが介在することによる面内輝
度や光の利用効率の低下を抑制することができる。ま
た、両面テープなどを用いて接着するための工数を削減
することができる。
【0035】(15) 本発明に係る表示装置は、前記
いずれかの面光源ユニットと、前記面光源ユニットの前
面側に配置される表示パネルと、を備えることを特徴と
する。
【0036】本発明によれば、表示面内において明るさ
の分布がほぼ均一な表示装置が得られる。
【0037】(16) 本発明に係る表示装置は、前記
(11)ないし(15)のいずれかの面光源ユニット
と、前記面光源ユニットの前面側に配置される表示パネ
ルと、第2枠部を備え、前記表示パネルを背面側から固
定し、かつ、前記面光源ユニットを前面側から固定する
スペーサと、を備え、前記導光板固定枠と前記スペーサ
とが一辺を共通にして一体形成されていることを特徴と
する。
【0038】本発明によれば、導光板固定枠とスペーサ
とが一辺を共通にして一体形成されているため、殆ど工
数を要することなく、高精度に、導光板固定枠とスペー
サとの間を位置合わせして製造できる表示装置が得られ
る。
【0039】(17) 本発明に係る表示装置は、前記
導光板固定枠と前記スペーサとに共通な一辺には、前記
導光板固定枠と前記スペーサとの境界線に切り込み部が
形成されていることを特徴とする表示装置。
【0040】本発明によれば、導光板固定枠とスペーサ
とに共通な一辺における、導光板固定枠とスペーサとの
境界線に切り込み部が形成されているため、境界線にお
いて容易に折り曲げることによって、導光板固定枠とス
ペーサとを所定の位置関係として表示装置を製造するこ
とができる。
【0041】(18) 本発明に係る表示装置は、前記
スペーサは、前記面光源ユニットの方向に向けて前記第
2枠部から立設された第2立設部を有することを特徴と
する。
【0042】本発明によれば、スペーサおよび面光源ユ
ニットを所定の位置関係とした後、スペーサに設けられ
た第2立設部を面光源ユニットの背後に回り込むように
して折り曲げることによって、高い信頼性で一体化され
た表示装置を容易に形成することができる。
【0043】(19) 本発明に係る表示装置は、前記
スペーサは、前記第2枠部から立設されて前記表示パネ
ルの端面に当接して、前記表示パネルを前記第2枠部と
ほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする複数の第2位
置決め部を有することを特徴とする。
【0044】本発明によれば、スペーサに設けられた複
数の第2位置決め部によって、表示パネルを第2枠部と
ほぼ平行な面内の所定位置に位置決めすることができる
ため、表示パネルとスペーサとの間を短い工数で高精度
に位置合わせして製造できる表示装置が得られる。ま
た、表示パネルとスペーサとの位置決めを、両面テープ
などを用いずに行うことができるため、両面テープの貼
付などのために表示が行われない額縁領域ひいては外形
が増加することがなく、両面テープなどによって重量や
厚さが増加することもない。
【0045】(20) 本発明に係る表示装置は、前記
表示パネルは、表示領域と、前記表示領域の周囲に形成
された周辺回路領域と、を備え、前記スペーサの前記第
2枠部は、前記周辺回路領域に対応する位置に形成され
ていることを特徴とする。
【0046】本発明によれば、表示パネルと面光源ユニ
ットとの間に位置するスペーサの第2枠部が、表示領域
の周辺回路領域に対応する位置に形成されているため、
面光源ユニットから周辺回路領域に及ぶ光や熱を、第2
枠部によって少なくとも部分的に遮断することができ
る。したがって、周辺回路領域に形成された回路に光や
熱が及んでリーク電流(表示品位の低下)が発生する可
能性を低減することができる。
【0047】(21) 本発明に係る表示装置は、前記
導光板固定枠の4辺により囲まれる面積は、前記スペー
サの4辺により囲まれる面積より小さいことを特徴とす
る。
【0048】本発明は、スペーサが少なくとも表示パネ
ルの全領域に対応する平面形状を備える必要があり、導
光板固定枠がほぼ表示パネルの表示領域に対応する平面
形状を有する導光板に対応した平面形状を持っていれば
よい点を利用して、導光板固定枠の平面形状をスペーサ
の平面形状より小さくしたものである。これによって、
導光板固定枠が小型となるため、表示領域の大きさに比
し小型軽量の表示装置が得られる。
【0049】(22) 本発明に係る電子機器は、前記
いずれかの表示装置を表示手段として有することを特徴
とする。
【0050】本発明によれば、表示装置について前述し
た作用効果を有し信頼性の高い表示手段を備えた電子機
器が得られる。
【0051】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて、図面を参照しながら、さらに具体的に説明す
る。
【0052】1. <第1実施形態> 1.1 表示装置 本実施形態においては、本発明の表示装置の一例とし
て、液晶を用いた表示装置である液晶表示装置を用いて
説明する。図1は、本実施形態の表示装置としての液晶
表示装置10を模式的に示す分解斜視図である。図1に
示すように、本実施形態の液晶表示装置10は、表示パ
ネルとしての液晶パネル14と、液晶パネル14の背面
側に配置される面光源ユニットとしてのバックライトユ
ニット40と、バックライトユニット40の背面側に配
置されるインバータ60とを備えている。
【0053】さらに、液晶表示装置10は、図1および
図2に示すように、上述した各部を保護して所定の位置
関係に保つ枠部材として、液晶パネル14の前面側に配
置されるパネル固定枠12と、液晶パネル14とバック
ライトユニット40との間に配置されるスペーサ30
と、バックライトユニット40の一部である導光板44
の背面側に配置される導光板固定枠56と、バックライ
トユニット40の一部である光源部を覆うリフレクタ6
6とを備えている。なお、本実施形態においては、パネ
ル固定枠12とスペーサ30、および、スペーサ30と
導光板固定枠56が、それぞれの対において一辺を共通
にしており、全体としてつづら折状に一体形成されてい
る。さらに導光板固定枠56とリフレクタ66も一辺を
共通にして一体形成されている。パネル固定枠12、ス
ペーサ30、導光板固定枠56、およびリフレクタ66
は、金属例えば燐青銅またはブリキなどで形成されてい
る。燐青銅は比抵抗が小さく強度、弾性、耐食性などの
点でも優れており、特に好ましい。このように、パネル
固定枠12、スペーサ30、導光板固定枠56、および
リフレクタ66が金属で形成されているため、これら枠
部材は、薄型でありながら十分な強度と、高い放熱性を
備えることができる。
【0054】また、一体形成された、パネル固定枠1
2、スペーサ30、導光板固定枠56、およびリフレク
タ66は、1箇所(例えば導光板固定枠の一箇所)に接
続された接地線によって一括接地される。このように、
枠部材、すなわちパネル固定枠12、スペーサ30、導
光板固定枠56、およびリフレクタ66は、金属で形成
されているため、接地してシールド効果を持たせること
ができる。しかも、それらは一体形成されているため、
容易に一括して接地でき、インバータ60などから発生
するノイズによる液晶パネル10の表示品質に対する影
響を、これら枠部材を個々に接地する場合に比べて低下
させることができる。
【0055】そして、パネル固定枠12とスペーサ3
0、および、スペーサ30と導光板固定枠56のそれぞ
れの対において、共通な一辺の境界線には予め切り込み
部が形成されている。例えば、図3は、パネル固定枠1
2とスペーサ30との共通な一辺の境界線付近を折り曲
げ前の状態として示す断面図である。この図に示すよう
に、共通な一辺における境界線には切り込み部38が形
成されており、例えば厚さ0.25mmのブリキでパネ
ル固定枠12とスペーサ30を形成した場合は、厚さの
1/3程度の深さを持つ切り込み部38が適切であるこ
とが確認されている。これによって、一体形成されたパ
ネル固定枠12とスペーサ30とをそれらの境界線で容
易に折り曲げ加工して、パネル固定枠12とスペーサ3
0とを所定の位置関係にすることができる。なお、切り
込み部38の深さは、用いられる材料とその厚さによっ
て適宜決定される。また、ここではパネル固定枠12と
スペーサ30との共通な一辺における境界線に形成され
た切り込み部38について説明したが、スペーサ30と
導光板固定枠56との境界線ににおいても同様に切り込
み部が形成されている。
【0056】液晶パネル14は、図1に示したようにパ
ネル固定枠12とスペーサ30との間に配置される。液
晶パネル14は、アクティブマトリクス基板15と対向
基板24との間に液晶が封入され、それら基板15,2
4の外面側に偏光板85(背面側の偏光板84は図1に
おいて図示せず)が貼付されて形成されている。また、
液晶パネル14は、液晶注入後に液晶を密封するため
に、例えばUV硬化樹脂などからなる封止部22を一つ
の端面23に備えている。封止部22は、信頼性の高い
封止を実現するために、例えば液晶パネル14の端面2
3と封止部22との接触面積を多くして外部からの空気
等の侵入を防止することを目的として端面23から盛り
上がった形状に形成されている。そして、液晶パネル1
4には、その端子部に配線基板82、例えばFPC(可
撓性配線基板)が接続されている。
【0057】また、後に詳述するが、液晶パネル14
は、表示領域と、表示領域の周囲に形成された周辺回路
領域とを備えて形成されている。周辺回路領域には、例
えばアクティブマトリクス基板15上に形成されたポリ
シリコン層に、液晶パネル14の各画素を駆動する駆動
回路、液晶パネル14に表示する画像情報を生成する信
号回路、および検査回路などの少なくともいずれかが形
成されている。
【0058】面光源ユニットとしてのバックライトユニ
ット40は、図1に示したようにスペーサ30と導光板
固定枠56との間に配置される。バックライトユニット
40は、図4に示した分解斜視図からも明らかなよう
に、蛍光管50、小光源としての発光ダイオード54、
導光板44、およびレンズシート42を備えて形成され
ている。
【0059】光源部は、蛍光管50および発光ダイオー
ド54を含んで構成される。蛍光管50には所定電圧の
電源を接続するための接続部51を介してインバータ6
0の出力が接続される。蛍光管50としては、例えば冷
陰極管タイプのランプが用いられる。蛍光管50は、そ
の各端部の保持部52例えばラバーホルダなどを含めた
長さが、導光板44の対応する辺の長さとほぼ等しくな
っている。そのため、直管型の蛍光管50が導光板44
の一辺から長さ方向にはみ出さないように、すなわち蛍
光管50が導光板44の一端面の長さ以内に収まるよう
に導光板の端面配置することができる。したがって、そ
のようなはみ出しによって、バックライトユニット40
全体としての外形が大きくなってしまうことがない。ま
た、直管型の蛍光管に限らず、L字型あるいはコ字型の
蛍光管を用いた場合も、蛍光管の端部付近に小光源54
を設けてもよい。このようにL字型あるいはコ字型の蛍
光管を用いれば、より導光板に均一な光量を放射するこ
とが可能となる。小光源54としては、3原色組み合わ
せによる白色で、チップ実装型の発光ダイオードが用い
られている。したがって、カラー表示に適した面光源ユ
ニットを形成することができる。また、小光源54とし
て発光ダイオードを用いているため、小型でありながら
高い発光効率を確保することができる。なお、白黒表示
のみを行う表示装置においては、小光源54として、青
色の発光ダイオードの表面に黄色の蛍光体を塗装して形
成された、白色の発光ダイオードを用いてもよい。さら
に、小光源54は、発光ダイオードに限らず、白熱豆
球、エレクトロルミネセンス(EL)、または白色ハロ
ゲンランプなどの光源であってもよい。
【0060】導光板44は、その一端面45に沿って蛍
光管50および小光源54が配置され、それらから放射
される光を液晶パネル14の全表示領域に向けて導く。
導光板44には端面45付近の蛍光管50の端部に対応
する位置に切欠き部48が形成されており、切欠き部4
8に沿って小光源54としてチップ実装型の発光ダイオ
ードが配置されている。したがって、小光源54からの
光を切欠き部48の端面49から導光板44に入射さ
せ、蛍光管50からの光を切欠き部48以外の端面45
から入射させることが可能となる。その結果、蛍光管5
0および小光源54のいずれも導光板44の端面47,
49に近接させた状態で光を導光板44に入射させて、
蛍光管50および小光源54から導光板44に直接入射
する光の割合を高くでき、それによって高いエネルギー
効率を得ることができる。また、小光源54としてチッ
プ実装型の発光ダイオードを用いているため小型に形成
することができ、小さな領域に配置することができる。
そのため、小光源54が配置される導光板44の切欠き
部48を小さくすることができ、それによって導光板4
4の有効発光面積を大きくすることができる。
【0061】また、導光板44は、蛍光管50および小
光源54が配置された端面45に近づくにつれて厚さが
厚くなる、くさび状の断面形状に形成されている。導光
板44がこのようにくさび形の断面形状を備えることに
よって、導光板44から液晶パネル14に向けて放射さ
れる光量が蛍光管50の付近と蛍光管50から離れた位
置とで均一化される。
【0062】レンズシート42は、導光板44の前面側
に配置されて光利用効率を向上させる。
【0063】本実施形態のバックライトユニット40に
おいては、蛍光管50が導光板44の対応する端面45
の長さとほぼ等しい長さで形成されている。そして、蛍
光管50の両端付近の光量が少ない領域に対応して、小
光源54が導光板44の端面45と蛍光管50との間に
配置されている。それによって、蛍光管50の電極や保
持部52があり発光量が小さい蛍光管50の端部付近か
らの光量を小光源54により補って、導光板44の端面
45の長さ方向に沿ってほぼ均一な光量を放射すること
ができる光源部が形成されている。その結果、蛍光管5
0の端部付近に対応する位置の導光板44の部分すなわ
ち端面47,47付近の領域における導光板44の前面
からの光の放出量も、導光板44の他の前面領域からの
光の放出量とほぼ等しくすることができる。
【0064】リフレクタ66は、蛍光管50の周囲を導
光板44の側を除いて覆い、蛍光管50からの光を導光
板44に向けて反射する。リフレクタ66によって、蛍
光管50から導光板44に直接入射しない光を、反射さ
せて導光板44に入射させることができるため、エネル
ギー効率を高めることができる。また、リフレクタ66
は固定部68を備え、固定部68は蛍光管50の端部に
位置する保持部52例えばラバーホルダに当接して、蛍
光管50が長さ方向に移動しないように固定する。
【0065】インバータ60は、導光板固定枠56の背
面側に配置され、バックライトユニット40の蛍光管5
0に電力を供給する。インバータ60は、例えば入力さ
れた5Vの直流電圧を、250V、100kHzの交流
電圧として出力して蛍光管50に供給する。インバータ
50は導光板固定枠56を挟んでバックライトユニット
40のすぐ背面側、しかも蛍光管50が配置される位置
に近く配置されるため、蛍光管50の接続部51までの
配線を短くすることができる。これによって、インバー
タ60と蛍光管50との間の配線からのリーク電流が小
さくなり、高いエネルギー効率で蛍光管50を発光させ
ることができる。
【0066】パネル固定枠12は、図2に示したよう
に、第1枠部としての枠部12aと、液晶パネル14の
表示領域に対応した大きさの表示窓13とを備え、液晶
パネル14を前面側から固定し物理的に保護している。
パネル固定枠12は、前述したようにスペーサ30と一
辺を共通にして一体形成されている。パネル固定枠12
とスペーサ30との間に液晶パネル14が収められ、共
通な一辺の境界線で折り曲げられることによって、パネ
ル固定枠12、液晶パネル14、およびスペーサ30が
互いに所定の位置関係となる。このように、液晶表示装
置10は、パネル固定枠12とスペーサ30とが一辺を
共通にして一体形成されているため、殆ど工数を要する
ことなく、パネル固定枠12とスペーサ30とを高精度
に位置合わせして製造できる。
【0067】また、パネル固定枠12は、バックライト
ユニット40の方向に向けて枠部12aから立設された
第1立設部としての立設部12bを備えている。立設部
12bは、液晶表示装置10が組み立てられた後に、導
光板固定枠56の背面側すなわちバックライトユニット
40の背面側に向けて折り曲げられる。このように、立
設部12bが折り曲げられて、パネル固定枠12と、導
光板固定枠56を含む他の部分との一体性を保つことが
できる。
【0068】スペーサ30は、第2枠部としての枠部3
0aを備え、液晶パネル14とバックライトユニット4
0との間に配置されて、液晶パネル14を背面側から固
定し、バックライトユニット40を前面側から固定して
いる。このように、液晶パネル14とバックライトユニ
ット40との間にスペーサ30が配置されていることに
よって、液晶パネル14とバックライトユニット40と
の間に所定の間隙が形成され、干渉縞の発生、および、
液晶パネル14の画素とバックライトユニット40のレ
ンズシート42のストライプが光学的に干渉することに
よって生じるモアレの発生を防止している。また、液晶
パネル14とバックライトユニット40との間にスペー
サ30を配置することによって液晶パネル14とバック
ライトユニット40との間に間隙が形成されたため、液
晶パネル14とレンズシート42とが当接せず、レンズ
シート42の傷つきや破損を防止できる。
【0069】また、スペーサ30は、図1に示した矢印
Aの方向から見た斜視図である図5から明らかなよう
に、枠部30aから立設された第2位置決め部としての
位置決め部30dを複数備えている。複数の位置決め部
30dは、それぞれ液晶パネル14の端面に当接して、
液晶パネル14を枠部30aとほぼ平行な面内の所定位
置に位置決めする。このように、スペーサ30に液晶パ
ネル14を位置決めする複数の位置決め部30dが設け
られているため、スペーサ30と液晶パネル14との位
置ずれが生じて、枠部30aによってバックライトユニ
ット40からの光の一部が遮られたり、バックライトユ
ニット40やパネル固定枠12の表示窓13などと液晶
パネル14との間に位置ずれが生じたりして、表示の一
部が見えない状態となることを防止できる。また、これ
ら位置決め部30dによって、液晶パネル14とスペー
サ30とを短い工数で高精度に位置合わせできる。さら
に、液晶パネル14とスペーサ30との位置決めを、両
面テープなどを用いずに行うことができるため、両面テ
ープの貼付などのために表示が行えない額縁領域ひいて
は外形が増加することがなく、両面テープなどによって
重量や厚さが増加することもない。
【0070】なお、液晶パネル14の封止部22がある
端面23に対向する位置決め部30dは、突出する封止
部22を避けた位置に設けられて、液晶パネル14の端
面23に当接している。したがって、突出している封止
部22の存在にも拘わらず、液晶パネル14は、スペー
サ30の枠部30aとほぼ平行な面内の所定位置に安定
して位置決めされて固定される。
【0071】さらに、スペーサ30は、導光板固定枠5
6の方向に向けて枠部30aから立設された第2立設部
としての立設部30bを備えている。立設部30bは、
液晶表示装置10が組み立てられると、導光板固定枠5
6の背面側に向けて折り曲げられて導光板固定枠56に
当接する状態となる。したがって、スペーサ30、バッ
クライトユニット40、およびバックライト固定枠56
を所定の位置関係とした後、スペーサ30に設けられた
立設部30bを導光板固定枠56の背後に回り込むよう
にして折り曲げることによって、高い信頼性でスペーサ
30、バックライトユニット40、および導光板固定枠
56を一体化することができる。
【0072】前述したように、スペーサ30は、導光板
固定枠56とも一辺を共通にして一体形成されており、
スペーサ30と導光板固定枠56との間に導光板44が
収められ、共通な一辺の境界線で折り曲げられて、導光
板44および導光板固定枠56と所定の位置関係とな
る。また、この折り曲げは、前述したように、スペーサ
30と導光板固定枠56に共通な一辺における、スペー
サ30と導光板固定枠56の境界線に切り込み部が形成
されているため、境界線において容易に行うことができ
る。このように、スペーサ30が導光板固定枠56と一
体に形成されているため、殆ど工数を要することなく、
高精度に、スペーサ30と導光板固定枠56とを位置合
わせできる。
【0073】さらに、スペーサ30の前述した枠部30
aは、液晶パネル14、スペーサ30、およびバックラ
イトユニット40を模式的に示す断面図である図6に示
すように、液晶パネル14の前述した周辺回路領域17
0に対応する位置に枠部30aが形成されている。この
ように、液晶パネル14とバックライトユニット40と
の間に位置するスペーサ30の枠部30aが、表示領域
130の周囲に位置する周辺回路領域170に対応する
位置に形成されているため、バックライトユニット40
から周辺回路領域170に及ぶ光や熱を、枠部30aに
よって遮断することができる。本実施形態の周辺回路領
域170は、前述したように、基板16上に形成された
ポリシリコン層に作り込まれているため、シリコン基板
上に形成されたものに比べ光や熱の影響を受けやすく、
それらによりリーク電流などが発生しやすい。しかしな
がら、スペーサ30の枠部30aが、上述のようにバッ
クライトユニット40から周辺回路領域170に及ぶ光
や熱を遮蔽するように形成されているため、周辺回路領
域170に光や熱が及んでリーク電流が発生する可能性
を低減することができる。
【0074】導光板固定枠56は、底面部57を備え、
導光板44を背面側から固定する。前述したように、ス
ペーサ30と導光板固定枠56は一辺を共通にして一体
形成され、導光板固定枠56とリフレクタ66も一辺を
共通にして一体形成されている。また、導光板固定枠5
6は、図2に示したように、底面部57から立設された
第3位置決め部としての位置決め部58を複数備えてい
る。複数の位置決め部58は、導光板44の端面47,
47,46に当接するように形成されており、それによ
って導光板44を底面部57とほぼ平行な面内の所定位
置に位置決めする。したがって、導光板44と導光板固
定枠56を短い工数で高精度に位置合わせできる。ま
た、導光板44と導光板固定枠56との位置決めを、両
面テープなどを用いずに行うことができるため、両面テ
ープの貼付などのために発光面として用いることができ
ない額縁領域ひいては外形が増加することがなく、両面
テープなどによって重量や厚さが増加することもない。
また、底面部57において導光板44に面する側を高反
射率に形成すれば、導光板44の背面側に逃げる光を利
用することが可能となるため、エネルギー効率を高める
ことができる。
【0075】また、複数の位置決め部58は、導光板4
4の端面のうち蛍光管50が配置されていない端面4
7,47,46をそれぞれほぼ密着して覆う平面状に形
成されている。また、それら位置決め部58,58,5
8の導光板44に面する側は、十分な反射率を備えて形
成されているため、それら位置決め部58,58,58
によって蛍光管50からの光の利用効率を向上させるこ
とができる。
【0076】そして、図2から明らかなように、導光板
固定枠56の4辺により囲まれる面積は、スペーサ30
の4辺により囲まれる面積より小さく形成されている。
これは、スペーサ30が、液晶パネル14を保持固定す
るために少なくとも液晶パネル14の全領域に対応する
平面形状を備える必要があり、導光板固定枠56が液晶
パネル14の表示領域に対応する平面形状を有する導光
板44に対応した平面形状を持っていればよいためであ
る。これによって、導光板固定枠56をスペーサ30と
ほぼ等しい平面形状とした場合に比べて、導光板固定枠
56が小型となるため、液晶表示装置10を表示領域の
大きさに比し小型軽量とすることができる。
【0077】上述したように、本実施形態の表示装置と
しての液晶表示装置10においては、パネル固定枠12
とスペーサ30、スペーサ30と導光板固定枠56、お
よび、導光板固定枠56とリフレクタ66が、それぞれ
一辺を共通にして一体形成されている。そして、パネル
固定枠12とスペーサ30の間に液晶パネル14、スペ
ーサ30と導光板固定枠56の間に導光板44を、それ
ぞれ両面テープなどを用いることなく、位置決め部によ
って位置決めし、立設部によって固定して形成できる。
そのため、両面テープなどを用いる場合のように、微妙
な位置合わせを行う必要がなく、短い工数で高精度に位
置合わせして表示装置を製造することができる。また、
各部の固定に両面テープなどを用いる場合のように、両
面テープなどを用いた領域が表示に使用できない領域と
なってしまうことがないため、表示装置の額縁領域を小
さくすることができる。さらに、両面テープなどを用い
ないため、両面テープなどの分だけ表示装置の厚さが増
したり、重量が増加することがなく、小型軽量化でき
る。そして、両面テープなどを用いる場合のように、高
温高湿環境下や低温環境下での使用または経時変化等に
より粘着力が低下して剥がれなどが発生することがない
ため、そのような原因のために液晶表示パネル14とス
ペーサ30やバックライトユニット40などとの間で位
置ずれが生じて、表示領域の一部が見えない状態となっ
たりする可能性がなく、高い信頼性を備えた液晶表示装
置10が得られる。
【0078】1.2 表示パネル 図7は、本実施形態の表示パネルとしての液晶パネル1
4の平面図である。また、図8は、液晶パネル14の端
部付近(図7に示した線H−Iに沿った位置)における
詳細を示す部分断面図である。
【0079】これらの図に示すように、液晶パネル14
は、石英ガラスまたは耐熱ガラスなどで形成された基板
16の表面にITO(Indium Tin Oxide)膜からなる画
素電極17がマトリクス状に形成されたアクティブマト
リクス基板15と、やはり石英ガラスまたは耐熱ガラス
などで形成された基板25の表面に対向電極26が形成
された対向基板24と、これらの基板間に封入、挟持さ
れている液晶86とを含んで構成されている。ここで、
アクティブマトリクス基板15では、基板16の表面の
うち、画素スイッチング用のTFT18が形成される領
域の下層側には予め遮光膜19が形成される。そして、
その表面に保護膜20が形成された後、TFT18およ
び画素電極17が形成され、それらの表面が配向膜21
で覆われた構成になっている。なお、この液晶パネル1
4を用いてカラー表示を行う場合には、対向基板24の
各画素に対向する領域にカラーフィルタが形成される。
【0080】アクティブマトリクス基板15と対向基板
24とは、それらの間に分散配置されたギャップ材(図
示せず)によって所定間隔に保たれ、対向基板24の外
周縁に沿って配置されたシール材76によって貼り合わ
されている。このようにして、アクティブマトリクス基
板15、対向基板24、およびシール材76によって画
成された領域に、電気光学物質としての液晶86が封入
されている。ここで、図7に示したように、シール材7
6は部分的に途切れて配置されており、その途切れた部
分が液晶注入口80となっている。このため、対向基板
24とアクティブマトリクス基板15とを貼り合わせた
後、シール材76の内側領域を減圧状態にすることによ
って、液晶注入口80から液晶86を減圧注入すること
ができる。液晶注入口80は、液晶86が注入された後
に、樹脂からなる封止部22によって封止される。
【0081】アクティブマトリクス基板15において
は、表示領域の周辺に位置する領域が周辺回路領域とさ
れ、この領域に、画素スイッチング用のTFT18と同
時形成された駆動回路用のTFT(図示せず)を用いて
構成された走査線駆動回路171やデータ線駆動回路1
74が形成されている。また、アクティブマトリクス基
板15の端部に形成された入出力端子81は、対向基板
24からはみ出した領域に位置する。
【0082】対向基板24には、シール材76の形成領
域の内側であって表示領域でない領域を遮光する遮光膜
27、およびアクティブマトリクス基板15の各画素電
極17の境界領域に対応する領域を遮光する遮光膜28
が形成されている。そして、これらの遮光膜27、28
の表面側に対向電極26が形成され、対向電極26を覆
って配向膜29が形成されている。また、液晶パネル1
4は、アクティブマトリクス基板15および対向基板2
4の光入射側および光出射側の面に、ノーマリホワイト
モード/ノーマリブラックモードの別に応じて、プラス
チックシートを用いて形成された偏光板(偏光シート)
84,85が所定の向きに配置される。
【0083】なお、本実施形態では、アクティブマトリ
クス基板15の方から光が入射して、対向基板24の方
から出射される構成になっているが、その逆に、対向基
板24の方から光が入射して、アクティブマトリクス基
板15の方から出射される構成であってもよい。
【0084】このように構成した液晶パネル14におい
て、アクティブマトリクス基板15では、データ線(図
示せず)およびTFT18を介して画素電極17に印加
した画像信号によって、画素電極17と対向電極26と
の間において液晶86の配向状態を画素毎に制御し、画
像信号に対応した所定の画像を表示する。例えば、液晶
パネル14をTNモードで構成した場合に、一対の基板
間(アクティブマトリクス基板15と対向基板24)の
各々に形成した配向膜21,29に対してラビング処理
を行う際にラビング方向を互いに直交する方向に設定す
ると、液晶86は、基板間で90°の角度をもって捩じ
れ配向する。このような捩じれ配向は、基板間で液晶8
6に電場をかけることによって解放される。したがっ
て、基板間に外部から電場を印加するか否かによって、
液晶86の配向状態を画素電極17が形成されている領
域毎(画素毎)に制御することができる。そのため、透
過型の液晶パネル14であれば、光源すなわちバックラ
イトユニット40からの光は、入射側の偏光板84によ
って所定の直線偏光に揃えられた後、液晶86の層に入
射し、ある領域を透過する直線偏光は、旋光されて偏光
面が捩じられて出射される一方、他の領域を通過した直
線偏光は、旋光されず偏光面が捩じられることなく出射
する。このため、入射側の偏光板84と出射側の偏光板
85を互いの透過軸が直交するように配置しておけば
(ノーマリホワイト)、液晶パネル14の出射側に配置
された偏光板85を通過するのは、液晶86によって偏
光面が捩じられた方の直線偏光のみである。これに対し
て、入射側の偏光板84と透過軸が平行になるように出
射側の偏光板85を配置しておけば(ノーマリブラッ
ク)、液晶パネル14の出射側に配置された偏光板85
を通過するのは、液晶86によって偏光面が捩じられる
ことのなかった直線偏光のみである。よって、液晶86
の配向状態を画素ごとに制御すれば、任意の情報を表示
することができる。
【0085】したがって、アクティブマトリクス基板1
5においてデータ線および画素スイッチング用のTFT
18を介して画素電極17に画像信号を供給するととも
に、対向電極26にも所定の電位を印加する必要があ
る。そこで、液晶パネル14では、アクティブマトリク
ス基板15の表面のうち、対向基板24の各コーナー部
に対向する部分には、データ線などの形成プロセスを利
用してアルミニウム膜(遮光性材料)からなる上下導通
用の第1導通電極78が形成されている。一方、対向基
板24の各コーナー部には、対向電極26の形成プロセ
スを援用してITO膜(光透過性材料)からなる上下導
通用の第2導通電極79が形成されている。さらに、こ
れらの上下導通用の第1導通電極78と第2導通電極7
9とは、エポキシ樹脂系の接着剤成分に銀粉や金めっき
ファイバーなどの導電粒子が配合された導通材77によ
って電気的に導通している。そのため、液晶パネル14
では、アクティブマトリクス基板15および対向基板2
4のそれぞれにフレキシブル配線基板などを接続しなく
ても、アクティブマトリクス基板15のみにフレキシブ
ル配線基板82を接続するだけで、アクティブマトリク
ス基板15および対向基板24の双方に所定の信号を入
力することができる。
【0086】図9は、上述のような構造を持つ液晶パネ
ル14の電気的な構成を模式的に示すブロック図であ
る。この図に示すように、液晶パネル14には、表示領
域130と周辺回路領域170とが設けられている。
【0087】表示領域130には、データ線131およ
び走査線132と、データ線131および走査線132
に接続された画素スイッチング用のTFT18と、この
TFT18を介してデータ線131から画像信号が入力
される液晶セル135が存在する。また、TFT18と
液晶セル135とを含んで形成される各画素は、容量線
133との間に容量素子136を備え、この容量素子1
36は、液晶セル135における電荷の保持特性を高め
る機能を果たしている。
【0088】周辺回路領域170は、走査線駆動回路1
71およびデータ線駆動回路174を備えている。走査
線駆動回路171は、走査線132に接続され、シフト
レジスタ172およびレベルシフタ173を含んで構成
される。データ線駆動回路174は、データ線131に
接続され、シフトレジスタ175、レベルシフタ17
6、ビデオライン177、スイッチ178を含んで構成
される。
【0089】1.3 表示装置を備えた電子機器 図10(A)、(B)、および(C)は、本実施形態の
表示装置である液晶表示装置10を表示部として用いた
電子機器の例を示す外観図である。図10(A)は、携
帯電話機88であり、その前面上方に液晶表示装置10
を備えている。図10(B)は、腕時計92であり、本
体の前面中央に液晶表示装置10を用いた表示部が設け
られている。図10(C)は、携帯情報機器96であ
り、液晶表示装置10からなる表示部と入力部98とを
備えている。これらの電子機器は、液晶表示装置10の
他に、図示しないが、表示情報出力源、表示情報処理回
路、クロック発生回路などの様々な回路や、それらの回
路に電力を供給する電源回路などからなる表示信号生成
部を含んで構成される。表示部には、例えば携帯情報機
器の場合にあっては入力部98から入力された情報等に
基づき表示信号生成部によって生成された表示信号が供
給されることによって表示画像が形成される。
【0090】なお、本実施形態の液晶表示装置10が組
み込まれる電子機器としては、携帯電話機、腕時計、お
よび携帯情報機器に限らず、ノート型パソコン、電子手
帳、ページャ、電卓、POS端末、ICカード、ミニデ
ィスクプレーヤなど様々な電子機器が考えられる。
【0091】1.4 第1実施形態の変形例 ここで、前述した第1実施形態に適用可能な変形例につ
いて説明する。下記の各変形例においては前述した第1
実施形態と異なる点のみ記載して説明する。
【0092】1.4.1 上記においては、小光源とし
て用いられたチップ実装型の発光ダイオードの形状に対
応した切欠き部が、導光板に形成された例を示した。し
かしながら、図11に分解斜視図として示すように、導
光板102には切欠き部を設けず、単に蛍光管50の端
部と導光板102との間に小光源54が配置されるよう
にしてもよい。
【0093】1.4.2 上記においては、小光源とし
て、蛍光管50の各端部付近に対応してチップ実装型の
発光ダイオードが用いられた例を示した。しかしなが
ら、小光源としては、図12に模式的な分解平面図とし
て示したように、小光源116として砲弾型の発光ダイ
オードを用い、導光板112に形成する切欠き部114
を砲弾型の発光ダイオードに対応した形状としてもよ
い。
【0094】2. <第2実施形態> 第1実施形態においては、スペーサの枠部のほぼ全体が
液晶パネル14に接触する例を示した。本実施形態は、
スペーサが壁部を備え、その壁部によって、枠部と表示
パネルとの間隔を保ち、しかもバックライトユニットか
ら周辺回路領域への光漏れを防ぐ点が、第1実施形態と
は異なる。それ以外については、第1実施形態と同様に
構成されており、その説明を省略する。また、図面にお
いて、第1実施形態と同様な各部には、第1実施形態と
同一の符号を付す。
【0095】2.1 スペーサ 図13は、便宜的に本実施形態のスペーサ180のみ
を、前面側すなわち液晶パネル14に面する側から見た
斜視図である。また、図14は、液晶パネル14、スペ
ーサ180、およびバックライトユニット40を示す模
式的な分解断面図である。なお、これらの図において
は、立設部30bおよび位置決め部30dは省略して描
いてある。
【0096】これらの図に示すように、スペーサ180
は、枠部31aの内縁に沿って壁状に連続して形成され
た均一高の壁部181と、枠部31a上に壁部181と
同一高に形成された複数の凸部183とを備えている。
壁部181によって、囲まれる領域、すなわちスペーサ
の開口領域182は、図14に示すように液晶パネル1
4の表示領域130に対応している。スペーサ180
は、この位置関係で壁部181と凸部183とが液晶パ
ネル14に当接するように配置される。これによって、
枠部30aと表示パネル14との間隔は壁部181の高
さに保たれる。しかも、壁部181はスペーサの開口領
域182を囲んで連続した壁状に形成されているため、
バックライトユニット40から、液晶パネル14の周辺
回路領域170への光漏れを防ぐことができる。
【0097】本実施形態においては、スペーサ180に
設けられた壁部181によって、液晶パネル14とバッ
クライトユニット40との間の距離が、壁部181の高
さ分だけ広がることになるため、バックライトユニット
40の熱による液晶パネル14に対する影響をさらに低
減することができる。しかも、壁部181はバックライ
トユニット40から周辺回路領域170への光漏れを防
ぐように形成されているため、バックライトユニット4
0からの光による液晶パネル14に対する影響も防ぐこ
とができる。
【0098】2.2 第2実施形態の変形例 ここで、前述した第2実施形態に適用可能な変形例につ
いて説明する。下記の変形例においては前述した第2実
施形態と異なる点のみ記載して説明する。
【0099】2.2.1 スペーサ180の壁部は、枠
部31aの内周からのみではなく、例えば、液晶パネル
14、スペーサ180、およびバックライトユニット4
0を示す模式的な分解断面図である図15に示すよう
に、樹脂材料などによって枠部31a全体が厚さを増す
ように形成した壁部185としてもよい。これによって
も、液晶パネル14とバックライトユニット40との間
の距離が、壁部185の高さ分だけ広がることになるた
め、バックライトユニット40の熱による液晶パネル1
4に対する影響を低減することができる。また、壁部1
85によってバックライトユニット40から周辺回路領
域170への光漏れが防止されるため、バックライトユ
ニット40からの光による液晶パネル14に対する影響
も防ぐことができる。
【0100】3. <他の変形例> ここで、前述した各実施形態に適用可能な変形例につい
て説明する。下記の各変形例においては前述した各実施
形態と異なる点のみ記載して説明する。
【0101】3.1 前述した各実施形態においては、
導光板固定枠56とスペーサ30とが一辺を共通にして
一体形成されている例を示した。しかしながら、導光板
固定枠とスペーサとを一体ではなく、導光板固定枠とス
ペーサとの共通な一辺における境界線で切り離した形状
に形成して、導光板固定枠をスペーサとは別個の部材と
してもよい。
【0102】3.2 前述した各実施形態においては、
パネル固定枠12、スペーサ30、導光板固定枠56、
およびリフレクタ66が金属で形成される例を示した
が、これらは、樹脂例えば、アクリル樹脂、ポリプロピ
レン、または塩化ビニール樹脂などで形成してもよい。
【0103】このように、パネル固定枠12、スペーサ
30、導光板固定枠56、およびリフレクタ66を樹脂
で形成することによって、それらを介した熱の伝導が少
なく、それらによって電気的に絶縁された表示装置を形
成することができる。さらに、回路部分などからリーク
電流が、パネル固定枠12、スペーサ30、導光板固定
枠56、またはリフレクタ66に流れ出すことも少な
い。
【0104】3.3 前述した各実施形態においては、
パネル固定枠12とスペーサ30、および、スペーサ3
0と導光板固定枠56のそれぞれの対において、共通な
一辺の境界線に予め切り込み部を形成することによっ
て、一体形成された各枠部材をそれらの境界線で容易に
折り曲げ加工して形成するようにしていた。しかしなが
ら、このように切り込み部を設けずに、それぞれの境界
線において、予め所定の角度より大きな角度で折り曲げ
プレスを施して折り曲げ部を形成しておき、液晶パネル
14や、バックライトユニット40を挟み込んだ後に所
定の角度まで折り曲げるようにしてもよい。このよう
に、予め折り曲げ部を形成しておくことによって、その
位置で容易に折り曲げて、パネル固定枠12とスペーサ
30、および、スペーサ30と導光板固定枠56のそれ
ぞれの対を所定の位置関係とすることができる。
【0105】以上、本発明の実施形態を説明したが、本
発明は前述した各実施形態に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内または特許請求の範囲の均等範囲
内でさらに各種の変形実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の液晶表示装置を示す模式的な分
解斜視図である。
【図2】図1に示した枠部材、すなわちパネル固定枠、
スペーサ、導光板固定枠、およびリフレクタを拡大して
示す斜視図である。
【図3】パネル固定枠とスペーサとの共通な一辺の境界
線付近を折り曲げ前の状態として示す断面図である。
【図4】バックライトユニットの分解斜視図である。
【図5】図1に示した矢印Aの方向から見た、パネル固
定枠およびスペーサの斜視図である。
【図6】液晶パネル、スペーサ、およびバックライトユ
ニットを模式的に示す断面図である。
【図7】第1実施形態の液晶パネルを示す平面図であ
る。
【図8】図7に示した線H−Iに沿った位置における部
分断面図である。
【図9】第1実施形態の液晶パネルの電気的構成を示す
ブロック図である。
【図10】第1実施形態の液晶表示装置を用いた電子機
器を示す外観図であり、(A)は携帯電話機であり、
(B)は腕時計であり、(C)は携帯情報機器である。
【図11】第1実施形態の変形例におけるバックライト
ユニットを示す分解斜視図である。
【図12】第1実施形態の他の変形例におけるバックラ
イトユニットを示す分解平面図である。
【図13】第2実施形態のスペーサのみを、前面側すな
わち液晶パネルに面する側から見た斜視図である。
【図14】第2実施形態における、液晶パネル、スペー
サ、およびバックライトユニットの位置関係を示す模式
的な分解断面図である。
【図15】第2実施形態の変形例における、液晶パネ
ル、スペーサ、およびバックライトユニットの位置関係
を示す模式的な分解断面図である。
【符号の説明】
10 液晶表示装置 12 パネル固定枠 12a 枠部(第1枠部) 14 液晶パネル 30,180 スペーサ 30a 枠部(第2枠部) 30b 立設部(第2立設部) 30d 位置決め部(第2位置決め部) 38 切り込み部 40,100,110 バックライトユニット(面光源
ユニット) 44,102,112 導光板 45 端面(一端面) 46,47 端面(他の端面) 48,114 切欠き部 50 蛍光管(光源部) 54,116 小光源 56 導光板固定枠 57 底面部 58 位置決め部(第3位置決め部) 66 リフレクタ 88 携帯電話機(電子機器) 92 腕時計(電子機器) 96 携帯情報機器(電子機器) 130 表示領域 170 周辺回路領域 181,185 壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F21V 8/00 601 F21V 8/00 601F G02B 6/00 331 G02B 6/00 331 G02F 1/13357 F21Y 101:02 // F21Y 101:02 103:00 103:00 113:02 113:02 G02F 1/1335 530

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板形状を有する導光板と、光源部とを備
    え、 前記光源部は、 前記導光板の一端面の長さ以内に収まる長さを有する直
    管型の蛍光管と、 前記蛍光管の端部付近に配置された小光源と、 を備えることを特徴とする面光源ユニット。
  2. 【請求項2】 板形状を有する導光板と、光源部とを備
    え、 前記光源部は、前記導光板の端面に沿って配置されたL
    字型あるいはコ字型の蛍光管と、前記蛍光管の端部付近
    に配置された小光源と、 を備えることを特徴とする面光源ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、 前記導光板は一部が切り欠かれた切欠き部を備え、 前記小光源は前記切欠き部に沿って配置されていること
    を特徴とする面光源ユニット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかにおい
    て、 前記小光源は発光ダイオードであることを特徴とする面
    光源ユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3において、 前記小光源はEL(Electro Luminescence)であるこ
    とを特徴とする面光源ユニット。
  6. 【請求項6】 請求項4において、前記発光ダイオード
    は白色の発光ダイオードであることを特徴とする面光源
    ユニット。
  7. 【請求項7】 請求項5において、前記EL(Electro
    Luminescence)は白色であることを特徴とする面光源
    ユニット。
  8. 【請求項8】 請求項4または請求項5において、 前記小光源は蛍光管と同一色度であることを特徴とする
    光源ユニット。
  9. 【請求項9】 請求項4または請求項5において、 前記発光ダイオードはチップ実装型の発光ダイオードで
    あることを特徴とする面光源ユニット。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至請求項9のいずれかにお
    いて、 前記光源部の周囲を前記導光板の側を除いてほぼ包み、
    前記光源部からの光を前記導光板に向けて反射するリフ
    レクタをさらに備えることを特徴とする面光源ユニッ
    ト。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし請求項10のいずれか
    において、 底面部を有し、前記導光板を背面側から固定する導光板
    固定枠をさらに備えることを特徴とする面光源ユニッ
    ト。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記導光板固定枠は、前記底面部から立設されて前記導
    光板の他の端面に当接して、前記導光板を前記底面部と
    ほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする、複数の第3
    位置決め部を有することを特徴とする面光源ユニット。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記複数の第3位置決め部は、前記導光板の端面を覆う
    平面状に形成されていることを特徴とする面光源ユニッ
    ト。
  14. 【請求項14】 請求項11乃至請求項13のいずれか
    において、 前記導光板固定枠と前記リフレクタとが、所定形状に一
    体形成されていることを特徴とする面光源ユニット。
  15. 【請求項15】 請求項1乃至請求項14のいずれかに
    記載の面光源ユニットと、 前記面光源ユニットの前面側に配置される表示パネル
    と、 を備えることを特徴とする表示装置。
  16. 【請求項16】 請求項11乃至請求項14のいずれか
    に記載の面光源ユニットと、 前記面光源ユニットの前面側に配置される表示パネル
    と、 第2枠部を備え、前記表示パネルを背面側から固定し、
    かつ、前記面光源ユニットを前面側から固定するスペー
    サと、 を備え、 前記導光板固定枠と前記スペーサとが一体形成されてい
    ることを特徴とする表示装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記導光板固定枠と前記スペーサとに共通な一辺には、
    前記導光板固定枠と前記スペーサとの境界線に切り込み
    部が形成されていることを特徴とする表示装置。
  18. 【請求項18】 請求項16または請求項17におい
    て、 前記スペーサは、前記面光源ユニットの方向に向けて前
    記第2枠部から立設された第2立設部を有することを特
    徴とする表示装置。
  19. 【請求項19】 請求項16乃至請求項18のいずれか
    において、 前記スペーサは、前記第2枠部から立設されて前記表示
    パネルの端面に当接して、前記表示パネルを前記第2枠
    部とほぼ平行な面内の所定位置に位置決めする複数の第
    2位置決め部を有することを特徴とする表示装置。
  20. 【請求項20】 請求項16乃至請求項19のいずれか
    において、 前記表示パネルは、表示領域と、前記表示領域の周囲に
    形成された周辺回路領域と、を備え、 前記スペーサの前記第2枠部は、前記周辺回路領域に対
    応する位置に形成されていることを特徴とする表示装
    置。
  21. 【請求項21】 請求項16乃至請求項20のいずれか
    において、 前記導光板固定枠の4辺により囲まれる面積は、前記ス
    ペーサの4辺により囲まれる面積より小さいことを特徴
    とする表示装置。
  22. 【請求項22】 請求項15乃至請求項21のいずれか
    に記載の表示装置を表示手段として有することを特徴と
    する電子機器。
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JP2009251544A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Mitsubishi Electric Corp 導光板及びその製造方法
JP2010181708A (ja) * 2009-02-06 2010-08-19 Hitachi Displays Ltd 表示装置

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