JP3661837B2 - 燃焼型香り組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃焼により含有している香料を周囲に発散する燃焼型香り組成物に係り、特に質が高く満足がゆく程度の強度及び広がりを備えた香りを有する燃焼型香り組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
ストレスの多い現代社会において、心身共にリラックスできる時間を持つことは、日常生活の中でも大変重要な要素として注目されるようになってきている。最近、特に注目されているものの一つに快い香りを嗅ぐことにより、心身をリラックスさせ生理・心理的な効果を得ようとするアロマテラピー(芳香療法)がある。また、これに呼応するこのように自然を好み自然のものを取り入れて生活をしようとする所謂自然派等の流行により、自然な香りを室内空間に配することへの要求が急速に増加してきいる。
【0003】
これらの要求に応えるものとして、所望の香り、特に芳香を有する香料成分を含有した液体若しくは固体等の香り組成物を室内用の芳香剤として提供すべく、多種類のものが販売されている。一般に、この種の芳香剤は室内に設置し、含有する香料成分を自然な(室温環境下での)揮発により、芳香を室内に発散させて香りを室内に満たそうとするものである。
【0004】
また、線香も含んだ概念として古来から広く用いられてきた「香(こう)」のように、それ自身の燃焼により、含有する香料成分の揮発を促進し、自然で比較的強度のある芳香を持続的に発生させるものも従来から知られている。
最近更に、ローソク材料に適当な香料を含有させ、燃焼に伴い芳香を発生させるよう構成された所謂「パフュームキャンドル」もまた広く販売されるようになっている。
【0005】
尚、本願明細書においては、「香(こう)」及び香料入りのローソクなどの形態を有することができ、それ自身が燃焼して含有する香料成分の揮発を促し、香りを発散するタイプの香り組成物を「燃焼型香り組成物」と定義し、文中で使用することとする。ここでいう、燃焼型香り組成物には、非燃焼時には香りは弱く、その広がりも十分なものではないが、燃焼によって、香りの強度及び広がりを増大させ、燃焼中はその強度と広がりを保持しうるものが含まれる。発散する香りについては、通常の芳香も含み、後に説明するように多種多様な香りを含みうる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した室温での揮発により芳香を満たす芳香剤は当然のごとく気温の変化による影響を受けやすく、ある特定な時間すなわちリラックスしようとするときに質が良く、ある程度の強度と広がりある香りを求めてもこれを得ることは難しい。一方、上述した「パフュームキャンドル」や「香」に代表される燃焼型香り組成物であれば、燃焼させることで欲するときに香りを発生させることができるのでこちらの方が好ましいといえる。
【0007】
しかし、これら燃焼型香り組成物ついては、一般にその主構成材料である基剤に対して香料を直接添加して製造を行うので、満足な燃焼型香り組成物が得られないことが多かった。すなわち、基剤に直接賦香して得られた燃焼型香り組成物は、燃焼によって確かに、ある程度の香りの強度及び広がり増大の現象が見られるが、その達成程度が不十分若しくは効率の悪いものであり、未だ利用者にとって満足がゆく程度の十分な強度と広がりを持った香りが得られないことが多かった。
【0008】
このような問題に対して、含有させる香料の量を多くして、香りの強度及び広がりを増大させることが考えられるが、香料が多すぎると一時的に過度の香りが生じたり、香りの変質が発生し、所望の芳香が得られないという別な問題を招来することになっていた。
以上より本発明の目的は、燃焼させて使用する時に、効率が良く、質が高く、満足の行く程度の強度及び広がりのある香りを発揮できるようにした燃焼型香り組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の燃焼型香り組成物にあっては、燃焼性の基剤と香料とを含み、燃焼によって香りの発生を促す燃焼型香り組成物において、発生する香りの調整を行なう香料調整剤を配合したことを特徴としている。本発明の燃焼型香り組成物は、本来の構成材料である基剤及び香料に加えて、更に香料調整剤を含むものである。すなわち、本願発明者等は比較的揮発度の高い香料を直接基剤に配合したときに、香りの質、強度及び広がりの点で問題が顕著に表れることに着目して検討した結果、一般に化粧品等で香り立ちを抑え、マイルド化する時に使用される、香料調整剤を配合すると満足の行く香りの質、強度及び広がりを有した燃焼型香り組成物とすることができることを見出したものである。すなわち、本発明では、従来の化粧品等で香りを抑制する成分として使用される傾向が強かった香料調整剤を、逆に香り立ちを促進する成分として使用するものである。
【0010】
上記香料調整剤はその配合量を、本燃焼型香り組成物内の前記香料に対する重量比で20%以上とされ、好ましくは前記香料に対する重量比で30%以上、より好ましくは前記香料に対する重量比で50%以上とされる。なお、上述したように、従来一般に香料調整剤は化粧品等で香り立ちを抑え、マイルド化する時に使用するものとされ、これと全く異なる観点から香料調整剤を使用するため、例えば20%,好ましくは30%,より好ましくは50%とその含有割合はかなり異なるものである。ここで考慮すべきことは、従来では香りを抑制するために所望量の香料調整剤が化粧品等に添加されてきたのに対し、本発明では線香等の組成物が燃焼する時の香り立ちを促進するために好ましい香料調整剤の割合を示唆している点である。
【0011】
本発明の燃焼型香り組成物に配合される前記香料調整剤は、テトラハイドロメチルアビエテート、ジヒドロメチルアビエテート、トリエチルシトレート、ジプロピレングリコール、イソプロピルミリステート及びこれらの二種以上からなる混合物により構成される群から選択することが好ましい。特に、これらの香料調整剤の内では、テトラハイドロメチルアビエテートとジヒドロメチルアビエテートの混合物は非常に優れた香料調整機能を発揮する。
【0012】
更に、他に採用可能な香料調整剤として、クエン酸トリアルキル(エステル)類、クエン酸エステル類、イソオクタン酸エステル類、イソオクタン酸アルキル(エステル)類、フタル酸ジアルキル類、フタル酸エステル類、パルチミン酸アルキル類、パルチミン酸エステル類、アジピン酸ジアルキル(エステル)類、アジピン酸エステル類、ジ安息香酸プロピレングリコール、ポリオキシプロピレン(20)メチルグルコシド、グルコース誘導体等がある。
【0013】
そして,本発明の燃焼型香り組成物はローソク又は線香として具現化することとができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について説明する。
本発明は、本発明者による鋭意検討の結果、燃焼性の基剤と香料とを含み、燃焼によって香りの発生を促す燃焼型香り組成物において、発生する香りの調整を行なう香料調整剤を更に配合することにより、その香りが質、強度及び拡散性のレベルが何れにおいても向上すること、そしてまた、香料調整剤を所定量に調整することにより、香りの質、強度及び拡散性のすべてにおいて満足な燃焼型香り組成物を構成可能であることを見出し、その結果を基づいて成されたものである。
【0015】
本香料調整剤は、一般に保留剤とも称され、香料の香りの立ちを抑え、香りをマイルド化し、残香性を増したい場合に香料と共に使用される一群の化合物であり、通常は香料に予め添加しておき、香料の一部として芳香剤を製造する場合などにおいて、香料とともに使用されることが多い。
しかしながら、本発明の燃焼型香り組成物においては、この香料調整剤を従来とは異なる観点から使用し、その使用量についても従来とは異なり香り立ちを高率よく促進する観点からその配合量が定められる。そして、一見すると本来の香料調整剤が具備する性質と矛盾するような使用法には見えるが、驚くことに本発明の燃焼型香り組成物では香り強度の増大及び香りの広がりの増大が、香りの質を良好に保持したまま実現されている。
【0016】
すなわち、元来、香料調整剤は香料の香りの立ちを抑え、香りをマイルド化するためのものである。しかし、本願発明者等は、その一方で、燃焼型香り組成物において使用された場合は、香りの強度と広がりを増大できるという新たな機能を発揮するものであることを見出したものである。
ここで、香料調整剤の配合量については、一緒に配合される香料に対する重量比で20%以上とすることが望ましい。この配合比以下では効果が十分に現れない場合がある。
【0017】
そして、更に30%以上とすることが確実な効果を得るという点で好ましい。
また更に、50%以上とすることにより非常に優れた香りの強度の増大、及び香りの広がりの増大特性が得られ、特に望ましい。
尚、香料調整剤の配合量の上限については、上記特性を実現する上で特に設ける必要はないが、燃焼型香り組成物における適当な燃焼を阻害しない程度、及び後にローソクや線香の形態をとる場合には必要な成形性を阻害しない程度に抑えることが好ましい。
【0018】
本発明の燃焼型香り組成物における特徴有る特性の発現機構については、本発明者らは、燃焼という特有の香料揮発促進機構に関して、香料調整剤が香りの強度を増大する方向で特有の補助的な効果を及ぼしているものと推定している。
本発明にかかる燃焼型香り組成物おいて香料調整剤として使用可能な化合物は、テトラハイドロメチルアビエテート、ジヒドロメチルアビエテート、トリエチルシトレート、ジプロピレングリコール、イソプロピルミリステート及びこれらの二種以上の混合物からなる群から選択することができる。ここで、本発明の香料調整剤として、特に好ましいのは香りの質が良く、満足の行く程度の香り強度を有し、拡散性を備えたテトラハイドロメチルアビエテートとジヒドロメチルアビエテートの混合物である。
【0019】
そして本発明にかかる燃焼型香り組成物において使用可能な香料としては、天然製油、合成香料、調合香料の一般的なもの全てが使用でき、具体的には例えばフローラル、シトラス、グリーン、フルーティ、ウッディ、ムスク、シプレ、フゼア、オリエンタル等全ての香調である。また、基剤としては従来から使用されているもを採用することができる。
【0020】
そしてさらに、本発明にかかる燃焼型香り組成物の採りうる具体的な形態としては、線香、ローソク等が挙げられる。
その場合、例えばローソクの形態をとるならば、燃焼型香り組成物を構成する基剤として、ロウ等通常のローソクの構成に必要な材料を含みうる。
また成形性等を考慮して一部に不燃性の材料、例えば金属や水分等を含有していても燃焼が起こりえるならば構わない。
【0021】
【実施例】
以下において、本発明の実施例について説明する。
(実施例1)
本実施例は本発明を線香として具現化したものである。表1に示す材料を使い公知の手法により線香を調製し、その際本発明の香料調整剤を添加した。使用した基剤は市販の線香と同じとし、香料はレモンオイルとした。
【0022】
本香料調整剤は香料に対して重量比100 %であった。評価は例Aで示されるテトラハイドロメチルアビエテート及びジヒドロメチルアビエテートの混合物を香料調整剤として使用した場合が最も良好で、2重丸(香り強度、質、拡散性の全ておいて顕著な効果有り)であった。更に他の例Bのトリエチルシトレート,例Cのジプロピレングリコール,例Dのイソプロピルミリステートについても、1重丸(香り強度、質、拡散性いずれかにおいて有意的効果有り)であった。したがって、少なくとも香料調整剤を添加するによる効果は全てにおいて認められた。
【0023】
【表1】
【0024】
(実施例2)
本実施例は本発明をローソクとして具現化したものである。上述実施例1で特に顕著な効果を表した香料調整剤の1つテトラハイドロメチルアビエテート及びジヒドロメチルアビエテートの混合物を精製して表2に示す材料を使い公知の手法によりローソクを調製した。使用した基剤は市販のローソクと同じとし、本香料調整剤は香料に対して重量比50%であった。
【0025】
【表2】
【0026】
上記表2に示されるローソクについて、香料を5種類変えてその効果を確認したのが表3である。
【0027】
【表3】
【0028】
ムスク様の合成香料(シクロペンタデカノリド)、植物系のレモンオイル、ラベンダーオイル、アップル調合及び調合香料(フレグランス・タイプ)のいずれにも1重丸(香り強度、質、拡散性いずれかにおいて有意的効果有り)であり、効果を確認することができた。
【0029】
【発明の効果】
上述の如く本発明の燃焼型香り組成物によれば、燃焼により含有している香料を周囲に発散する際に、質が高く、満足がゆく程度の強度及び広がりを備えた香りとすることができる。また、多量の香料を使用する必要もないので効率が良い。
Claims (5)
- 燃焼性の基剤と香料とを含み、燃焼によって香りの発生を促す燃焼型香り組成物において、
発生する香りの調整を行なう香料調整剤が配合され、
前記香料調整剤は、テトラハイドロメチルアビエテート及びジヒドロメチルアビエテートの混合物、ジプロピレングリコール、並びにこれらの混合物よりなる群から選択されることを特徴とする燃焼型香り組成物。 - 請求項1記載の燃焼型香り組成物において、前記香料調整剤の配合量を、前記香料に対する重量比で20%以上としたことを特徴とする燃焼型香り組成物。
- 請求項1記載の燃焼型香り組成物において、前記香料調整剤の配合量を、前記香料に対する重量比で30%以上としたことを特徴とする燃焼型香り組成物。
- 請求項1記載の燃焼型香り組成物において、前記香料調整剤の配合量を、前記香料に対する重量比で50%以上としたことを特徴とする燃焼型香り組成物。
- 請求項1乃至請求項4のうち何れか一項に記載の燃焼型香り組成物がローソク又は線香を構成していることを特徴とする燃焼型香り組成物。
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