JP3661815B2 - 電子黒板 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は筐体構造を改良した電子黒板に関し、詳しくは、筐体の軽量化、光学的な安定性向上、及び書き込み面の平坦性向上等を可能にした電子黒板に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子黒板は、書込み易さの観点から、書込み面の強度や平坦性が要求される。また、電子黒板は光源やイメージセンサ等の光学系を有するため、光学的に安定性のある筐体構造が必要である。
【0003】
このため、従来の筐体は図5に示すように構成されていた。
図5において、51,52,53は溶接によってほぼコ字形に連結、形成された鉄パイプであり、その内側に枠体54が固着されて背面フレーム55が形成されている。56は、背面フレーム55の裏面に取り付けられる背面板である。
【0004】
また、書込みユニット57は、図6に示すごとく金属製の型材58を裏面に取り付けたハードボード59を用い、その両側に配置したローラ60の回転により書込みシート61を移動させるように形成されている。
なお、図5において、62はほぼコ字形の表面フレーム、63は操作部、64は下部フレームである。
【0005】
従来では、上述した背面フレーム55の構造により筐体の剛性を高め、光学的安定性を確保すると共に、ハードボード59の使用によって書込み面の強度や平坦性を確保していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、このような筐体構造では鉄等の金属部品を多く使うため重くなり、製造上、輸送上の難点があった。また、使用時に移動、携帯する際も不便が多く、壁に掛けて使うことも場合によっては不可能であった。
一方、射出成形により筐体を樹脂化して軽量にすることも考えられるが、一般に強度が不足し、また、書込み面の平坦性が得にくいと共に、金型が高価になって製造コストが増加する等の問題がある。
【0007】
そこで本発明は、筐体の主要部を樹脂のブロー成形によって形成し、筐体の軽量化、強度の向上並びに製造コスト、輸送コストの低減を図り、更に書込み面の平坦性を高めた電子黒板を提供しようとするものである。
【0008】
【解決を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、書込みユニットを表裏から挟むように表面枠ユニット及び裏面枠ユニットが取り付けられ、かつ表面枠ユニット側に書込みユニットの書込み面が露出される電子黒板において、前記表面枠ユニット及び裏面枠ユニットの少なくとも一方は、樹脂のブロー成形により、書込みユニットを収納する窓部の周囲に、中空の周辺部がほぼ四角の枠状に形成されたものである。
すなわち本発明では、表面枠ユニットまたは裏面枠ユニットの何れか一方、もしくはその双方をブロー成形により形成する。
【0009】
請求項2記載の発明は、情報の書込み面が一体化された書込みボードにより書込みユニットが構成される電子黒板において、前記書込みボードは樹脂のブロー成形により中空に形成され、この書込みボードの側面に上カバー、下カバー、左カバーおよび右カバーが取付けられて書込みユニットが構成されたものである。
ここで、書込み面は、書込みボードを適宜表面処理して形成するか、書込みボードの表面にシート等を貼って形成される。
【0010】
請求項3記載の発明は、移動可能な書込みシートの表面により情報の書込み面が形成され、この書込みシートを支持ボードの表面に張り渡して書込みユニットが構成される電子黒板において、前記支持ボードは樹脂のブロー成形により中空に形成され、この支持ボードの側面に上カバー、下カバー、左カバーおよび右カバーが取付けられて書込みユニットが構成されたものである。
つまり本発明では、書込みシートを移動可能とした電子黒板において、書込みシートの背後にある支持ボードをブロー成形により形成する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。図1、図2は請求項1に記載した発明の実施形態を示すもので、この実施形態は、図1の表面枠ユニット100と図2の裏面枠ユニット200とを組み合わせて筐体を形成するものである。
【0012】
図1(A)において、表面枠ユニット100は、矩形の窓部101とその周囲の中空の周辺部102とからなり、全体がほぼ四角形の枠状に形成されている。なお、図1(B)は図1(A)のA−A断面図である。
この表面枠ユニット100は、金型内の樹脂に空気を注入して成形するブロー成形によって形成されており、中央の窓部101は、図5に示したような書込みユニット57を収納するためのものである。
【0013】
図2に示す裏面枠ユニット200も、書込みユニット57を収納する窓部201と、その周囲の中空の周辺部202とを有しており、表面枠ユニット100と同様にブロー成形にてほぼ四角形の枠状に形成されている。
組立に当たっては、書込みユニット57を表面枠ユニット100及び裏面枠ユニット200によって表裏から挟み込み、両ユニット100,200をねじ止めして全体を一体構造とする。
これにより、書込みユニット57の書込みシート61の表面(書込み面)が表面枠ユニット100側に露出する。
【0014】
この実施形態によれば、前記周辺部102,202が中空になっているので、表面枠ユニット100、裏面枠ユニット200の軽量化を図りつつ一定の強度を持たせることができる。
また、ブロー成形を用いることによって各ユニット100,200の平坦性が確保され、これらを一体化した際に歪みや隙間を生じることなく、堅牢で寸法精度の高い筐体を提供することができる。従って、電子黒板の光学系を支持する筐体として、安定した構造が得られるものである。
更に、ブロー成形では、射出成形等に比べて成形時の圧力が少なくて済み、成形機や金型が安価になるため、筐体の製造コストを大幅に低減することができる。
【0015】
次に、図3は請求項2に記載した発明の実施形態を示しており、(A)は分解斜視図、(B)は組み立てた状態の縦断面図、(C)は斜視図である。
この実施形態では、書込みユニット300としてブロー成形により中空の書込みボード301を形成し、その表面を書込み消去可能なように表面処理するか、あるいはこの書込みボード301の表面にシート状または板状の部材を貼って書込み部302が形成される。いずれにしても、この実施形態では情報の書込み面が書込みボード301に一体化されている。
【0016】
また、書込みボード301の周囲には押し出し成形等により形成した上カバー303、下カバー304、左カバー305、右カバー306が取り付けられ、背面にパーティクルボード等のバックパネル307が取り付けられて全体が構成される。
【0017】
更に、図4は請求項3に記載した発明の実施形態を示しており、(A)は分解斜視図、(B)は組み立てた状態の縦断面図、(C)は斜視図である。この実施形態は、書込みユニット310の構造以外は図3と同一である。
図4における書込みユニット310は、図3における書込みボード301と同一構造の支持ボード311をブロー成形により作り、その両側に配置したローラ313の回転によって書込みシート312を移動させるように形成されている。
【0018】
これらの図3、図4の実施形態によれば、書込みユニット300(書込みボード301)自体、または書込みユニット310の支持構造体としての支持ボード311がブロー成形によって形成されているため、書込み面の平坦性が得やすく、使い勝手の良い電子黒板を得ることができる。
同時に、電子黒板として体積上、大きなウェイトを占める書込みユニット300,310の主要部が中空であるので、電子黒板の一層の軽量化が可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、書込みユニットを包囲する枠状の筐体を樹脂のブロー成形により形成するため、鉄等の金属を主要材料とするものに比べて電子黒板の大幅な軽量化が可能になる。従って、製造時、輸送時の労力が軽減され、使用時の携帯性も向上すると共に、壁掛け式の軽量な電子黒板も容易に実現可能である。
【0020】
また、金属製の筐体に比べて遜色のない強度、剛性が得られ、光学的にも安定した構造を得ることができる。
更に、製造コスト、輸送コストの低減が可能になる。
【0021】
請求項2または3記載の発明によれば、書込み時の力が直接加わる書込みボードまたは支持ボードの平坦性を高めることができ、使い勝手の良い電子黒板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載した発明の実施形態における表面枠ユニットの説明図である。
【図2】請求項1に記載した発明の実施形態における裏面枠ユニットの説明図である。
【図3】請求項2に記載した発明の実施形態を示す図である。
【図4】請求項3に記載した発明の実施形態を示す図である。
【図5】従来技術における筐体の分解斜視図である。
【図6】従来技術における書込みユニットの斜視図である。
【符号の説明】
100 表面枠ユニット
101,201 窓部
102,202 周辺部
200 裏面枠ユニット
300,310 書込みユニット
301 書込みボード
302 書込み部
303 上カバー
304 下カバー
305 左カバー
306 右カバー
307 バックパネル
311 支持ボード
312 書込みシート
313 ローラ

Claims (3)

  1. 書込みユニットを表裏から挟むように表面枠ユニット及び裏面枠ユニットが取り付けられ、かつ表面枠ユニット側に書込みユニットの書込み面が露出される電子黒板において、
    前記表面枠ユニット及び裏面枠ユニットの少なくとも一方は、樹脂のブロー成形により、書込みユニットを収納する窓部の周囲に、中空の周辺部がほぼ四角の枠状に形成されたことを特徴とする電子黒板。
  2. 情報の書込み面が一体化された書込みボードにより書込みユニットが構成される電子黒板において、
    前記書込みボードは樹脂のブロー成形により中空に形成され、この書込みボードの側面に上カバー、下カバー、左カバーおよび右カバーが取付けられて書込みユニットが構成されたことを特徴とする電子黒板。
  3. 移動可能な書込みシートの表面により情報の書込み面が形成され、この書込みシートを支持ボードの表面に張り渡して書込みユニットが構成される電子黒板において、
    前記支持ボードは樹脂のブロー成形により中空に形成され、この支持ボードの側面に上カバー、下カバー、左カバーおよび右カバーが取付けられて書込みユニットが構成されたことを特徴とする電子黒板。
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