JP3661473B2 - 断熱性紙積層体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発泡層を紙基材に施した断熱性紙積層体に関するものりであり、更に詳しくは、コーヒーや即席ラメーンなどを熱湯を注いで飲食する断熱性容器に用いる断熱性紙積層体に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、断熱カップなどに用いる断熱性に優れる壁体として、発泡ポリスチレン性の壁体が使用されていて、この発泡ポリスチレンは製造が容易であり、発泡倍率が高く断熱効果もあるため、広く使用されてきた。
【0003】
しかし、近年廃棄物の増加に伴い、省資源とともに、これらの焼却処理において環境ホルモン等の問題が指摘され、極力使用しない方向で代替品の開発がなされている。
【0004】
その一つの方法として、例えば特公昭48−32283号公報に開示されているように、熱可塑性合成樹脂をラミネートした紙を加熱し、紙に含まれる水分が蒸発する際に、表面の熱可塑性合成樹脂フィルムを発泡させて断熱性に優れる壁体として使用する方法が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記方法では、熱可塑性合成樹脂フィルムの発泡倍率がそれほど高くなく、断熱性が不十分なものであった。また、熱可塑性合成樹脂フィルムの発泡倍率が紙の水分含有率により左右され、水分含有率が低い場合には十分発泡しなかったり、高い場合には発泡は十分であるが、紙の強度が低下する等の問題があり、品質を管理するのが困難であった。
【0006】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、紙にラミネートした熱可塑性樹脂層の発泡倍率を高く、かつ発泡倍率の品質管理が容易な断熱性紙積層体を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明において上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、紙基材に接着剤層を介してポリエチレンまたはポリプロピレンからなる易発泡性熱可塑性樹脂層をラミネートしてなる紙積層体において、前記接着剤層が水溶性接着剤でなり、前記易発泡性熱可塑性樹脂フィルムを100℃〜200℃の雰囲気中で発泡させてなることを特徴とする断熱性紙積層体としたものである。
【0008】
また、請求項2の発明では、前記接着剤層が、水溶性接着剤に100℃〜200℃でガスが発生するガス発生物質を添加してなることを特徴とする請求項1記載の断熱性紙積層体としたものである。
【0009】
また、請求項3の発明では、前記ガス発生物質が、炭酸水素塩もしくは炭酸塩であることを特徴とする請求項2記載の断熱性紙積層体としたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を説明する。
本発明の断熱性紙積層体は、図1に示すように、紙基材(10)に接着剤層(20)を介してポリエチレンまたはポリプロピレンからなる熱可塑性樹脂層(30)をラミネートしてなる紙積層体において、前記熱可塑性樹脂層(30)が100℃〜200℃の雰囲気中で発泡してなる断熱性紙積層体(1)であって、前記接着剤層(20)がアミン系、イミン系などの水溶性接着剤でなるものである。
【0011】
また、上記接着剤層(20)が、上記のアミン系、イミン系などの水溶性接着剤に100℃〜200℃でガスが発生するガス発生物質を添加してなるもので、このガス発生物質として、炭酸水素塩や炭酸塩などであることを特徴としたものである。
【0012】
上記のように、本発明の断熱性紙積層体(1)は、熱可塑性樹脂フィルム(30)を紙基材(10)にラミネートする際に、水溶性接着剤を使用することにより紙基材(10)に強制的に水分を含有させることが可能で、100℃から200℃のオーブン中等で熱可塑性樹脂層(30)を紙基材(10)中の水分で発泡させる際、充分な水分を含んでいるため高発泡品を得ることができる。
【0013】
また、アミン系、イミン系などの水溶性接着剤の溶媒として、メタノールも使用することができるため、オーブン中等で発泡させる際、そのメタノールも揮発しガスとなり高発泡品を得ることができる。
【0014】
さらにまた、150℃程度で熱分解し二酸化炭素を発生する炭酸水素ナトリウム等のガス発生物質も水溶性接着剤に添加して接着剤層(20)とすることによって、更に発泡倍率を上げることができる。
【0015】
単純に、上記水,メタノールあるいは100〜200℃で分解しガスを発生するガス発生物質を紙に含ませると紙の強度などが低下してしまうが、本発明のように、水溶性接着剤にそれらを含有させることによって、紙の膨潤による紙の強度の低下等が起こらず紙に揮発分を含有させることができる。
【0016】
本発明の断熱性紙積層体(1)を構成する接着剤層(20)とする接着剤としては、アミン系、イミン系あるいはウレタン系,エステル系等の有機系、ポリブテン系等の水溶性接着剤が挙げられ、そのため、この接着剤に含有させる100℃〜200℃で分解する物質が溶解しやすい溶媒を選定することができる。
【0017】
また、水溶性接着剤に含有するガスを発生させるガス発生物質としては、炭酸水素ナトリウム,炭酸水素アンモニウム,炭酸水素カリウムなどの炭酸水素塩,炭酸ナトリウム,炭酸アンモニウムなどの炭酸塩が好適に用いることができ、水溶性接着剤に溶解しにくいが亜硝酸塩水素化物などの無機化合物,アゾ化合物,ニトロソ化合物,ヒドラジン誘導体,セミカルバジド化合物,アジド化合物,トリアゾール化合物などの有機系化合物も使用できないこともない。要するに100℃から200℃で分解する物質であれば使用可能であり、できれば水に溶けやすいものが望ましい。
【0018】
また、本発明の断熱性紙積層体(1)を構成する熱可塑性樹脂層(30)としては、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが挙げられ、特に直鎖低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレンのような発泡し易い樹脂が好適に使用することができる。
【0019】
【実施例】
次に実施例により、本発明を具体的に説明する。
〈実施例1〉
図1に示す紙基材(10)として米坪量220g/m2 のノーコートマニラの表面に、直鎖低密度ポリエチレン(LLDPE:MFR10、密度0.935)を320℃で押し出して、厚さ20μmの表面樹脂層(40)をラミネートした。
【0020】
次に、上記の紙基材(10)の裏面に、イミン系の接着剤EL−420(東洋モートン社製)/メタノール/水の配合比を7.0/60/40とした水溶性接着剤を150線深度60μmのグラビア格子版で塗工して接着剤層(20)とし、その上に熱可塑性樹脂層(30)として、低密度ポリエチレン(LDPE:MFR14,密度0.915)を300℃で押し出し、厚さ50μmでラミネートして紙積層体とした。
【0021】
上記で得られた紙積層体を130℃のオーブン中に120秒間入れ、紙に含有された水分と,接着剤の水分の蒸発により熱可塑性樹脂層(30)を発泡させて断熱性紙積層体(1)を得た。
【0022】
〈比較例1〉
水溶性接着剤を使用せず、熱可塑性樹脂層(30)としてLDPEの押出温度320℃で熱によるラミネート方法とした以外は、実施例1と同様にして紙積層体を得た。
【0023】
〈実施例2〉
図1に示す紙基材(10)として米坪量320g/m2 のノーコートマニラの表面に低密度ポリエチレン(LDPE:MFR10,密度0.950)を320℃で押し出して厚さ20μmの表面樹脂層(40)をラミネートした。
【0024】
次に、上記の紙基材(10)の裏面に、イミン系の接着剤EL−420(東洋モートン社製)/メタノール/水の配合比を7.0/60/40とした水溶性接着剤に、重量比で3%のNaHCO3 を添加し、150線深度60μmのグラビア格子版で塗工して接着剤層(20)とし、その上に熱可塑性樹脂層(30)として、低密度ポリエチレン(LDPE:MFR10,密度0.910)を240℃で押し出し、厚さ30μmでラミネートして紙積層体とした。
【0025】
上記で得られた紙積層体を130℃のオーブン中に120秒間入れ、NaHCO3 の熱分解によるCO2 ガスの発生および紙に含有された水分と,接着剤の水分の蒸発により熱可塑性樹脂層(30)を発泡させて断熱性紙積層体(1)を得た。
【0026】
〈比較例2〉
水溶性接着剤およびそれに添加したNaHCO3 を使用しない以外は、実施例2と同様にして断熱性紙積層体を得た。
【0027】
〈実施例3〉
図1に示す紙基材(10)として米坪量320g/m2 のノーコートマニラの表面に低密度ポリエチレン(LDPE:MFR10,密度0.950)を240℃で押し出して厚さ20μmの表面樹脂層(40)をラミネートした。
【0028】
次に、上記の紙基材(10)の裏面に、イミン系の接着剤EL−420(東洋モートン社製)/メタノール/水の配合比を20/60/40とした水溶性接着剤に、重量比で1%のNaHCO3 を添加し、150線深度60μmのグラビア格子版で塗工して接着剤層(20)とし、その上に熱可塑性樹脂層(30)として、低密度ポリエチレン(LDPE:MFR10,密度0.910)を320℃で押し出し、厚さ30μmでラミネートして紙積層体とした。
【0029】
上記で得られた紙積層体を130℃オーブン中に120秒入れ、NaHCO3 の熱分解による二酸化炭素ガスの発生および紙に含有された水分と,接着剤の水分の蒸発により熱可塑性樹脂層(30)を発泡させて断熱性紙積層体(1)を得た。
【0030】
〈比較例3〉
水溶性接着剤およびそれに添加したNaHCO3 を使用しない以外は、実施例3と同様にして断熱性紙積層体を得た。
【0031】
上記実施例1〜3および比較例1〜3で得られた熱可塑性樹脂層(30)の発泡前後の厚みを表1に示した。
【0032】
【表1】
Figure 0003661473
【0033】
表1より、紙基材(10)と熱可塑性樹脂層(30)の接着にイミン系などの水溶性接着剤を用ることによって、熱可塑性樹脂フィルム(30)の発泡倍率を高めることができ、この接着剤に炭酸水素塩等でなるガス発生物質を添加することによってさらに発泡倍率を高めることができた。また、水溶性接着剤樹脂の量(溶媒に対する比)を多くするとさらに発泡倍率を高めることができた。
【0034】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、紙基材に接着剤層を介してポリエチレンまたはポリプロピレンからなる熱可塑性樹脂層をラミネートしてなる紙積層体において、前記接着剤層がアミン系、イミン系などの水溶性接着剤でなり、前記熱可塑性樹脂層が、100℃〜200℃の雰囲気中で発泡してなる断熱性紙積層体としたので、紙基材中の充分な水分と水溶性接着剤の溶媒として使用できるメタノールも揮発ガスとなり発泡倍率の高い熱可塑性樹脂層を得ることができ、発泡倍率の品質管理が容易な断熱性紙積層体とすることができる。
【0035】
また、前記接着剤層として、上記のアミン系、イミン系などの水溶性接着剤に100℃〜200℃でガスが発生するガス発生物質を添加したので、二酸化炭素などのガスによってさらに発泡倍率の高いポリエチレンまたはポリプロピレンからなる熱可塑性樹脂層を得ることができる。
【0036】
従って本発明は、コーヒーや即席ラーメンの如く熱湯を注いで飲食する断熱性カップの如き用途において、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断熱性紙積層体の一実施の形態を側断面で表した説明図である。
【符号の説明】
1‥‥断熱性紙積層体
10‥‥紙基材
20‥‥接着剤層
30‥‥熱可塑性樹脂層
40‥‥表面樹脂層

Claims (3)

  1. 紙基材に接着剤層を介してポリエチレンまたはポリプロピレンからなる易発泡性熱可塑性樹脂層をラミネートしてなる紙積層体において、前記接着剤層が水溶性接着剤でなり、前記易発泡性熱可塑性樹脂フィルムを100℃〜200℃の雰囲気中で発泡させてなることを特徴とする断熱性紙積層体。
  2. 前記接着剤層が、水溶性接着剤に100℃〜200℃でガスが発生するガス発生物質を添加してなることを特徴とする請求項1記載の断熱性紙積層体。
  3. 前記ガス発生物質が、炭酸水素塩もしくは炭酸塩であることを特徴とする請求項2記載の断熱性紙積層体。
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