JP3661289B2 - データ判定装置およびデータ判定方法 - Google Patents

データ判定装置およびデータ判定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ判定装置およびデータ判定方法に関し、特に、例えば、伝送装置から伝送されたり、再生装置により再生されたディジタルデータを判定するデータ判定装置およびデータ判定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ディジタルデータを伝送する伝送装置や、その再生を行う再生装置などにおいては、例えば、干渉や、外部から加えられるノイズなどに対処するため、ディジタルデータを、所望の特性に等化し、その等化波形(等化データ)を対象に判定を行うようになされている。
【0003】
ディジタルデータの等化方法としては、種々の方法があるが、等化には、特に、等化波形に含まれる等化誤差、および雑音の有色化を、信頼性の高い判定結果を得ることができる程度に抑えることが必要とされる。
【0004】
また、ディジタルデータの判定の方法としては、符号による状態遷移を辿る最尤復号化や、符号間距離のとれた符号を用いるTCM(Trelis Coding Modulation)などがあり、これらを用いることで、判定誤りを低減することができる。
【0005】
さらに、判定の方法としては、等化を行いながら最尤判定を行うFDTS(Fixed Delay Tree Search)(固定遅延木検索))/DFE(Decision Feedback Equalization)などがある。FDTSにより判定を行う判定器(以下、適宜、FDTS装置という)を含むDFEと雑音白色化因果化FFFによれば、雑音を白色化して、装置の雑音の有色性に対する特性を向上させることができる。なお、FDTS装置を用いる場合においては、入力データの干渉長が非常に長くなるため、これに対処すべく、通常は、判定帰還型等化器と組み合わせて用いられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、判定器において判定したディジタルデータに対応する、例えば、等化誤差や等化波形などの等化結果を、他の判定器(復号化装置)などに入力し、その判定結果を得たい場合がある。
【0007】
しかしながら、FDTS/DFE装置は、判定中のディジタルデータに対応する等化結果を、そのFDTS装置自身が判定のために用いる、いわば自己完結型のシステムであるため、判定したディジタルデータに対応する等化結果を出力することが困難であった。
【0008】
即ち、FDTS装置では、いま入力されたデータに対応する等化結果は、いわゆる打ち切り長(truncation length)だけ後に確定するため、その等化結果を出力することは困難であった。
【0009】
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、FDTSによりデータの判定を行う場合において、その判定結果に対応する等化誤差や等化波形などを、容易に得ることができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のデータ判定装置は、木構造を、最初の分岐点で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうちの、最大のパスメトリックを与えるパスを有する方を選択し、新たなFDTSの対象とするとともに、その選択結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定し、その判定結果を出力する木構造選択手段と、新たなFDTSの対象とされた木構造により与えられる2k個のパスそれぞれから得られる、所定のパス情報を出力する出力手段と、出力手段が出力する2k個のパス情報を記憶し、判定結果に対応して、パス情報のうちの半分を選択して出力する情報記憶選択手段とを備えることを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載のデータ判定方法は、木構造を、最初の分岐点で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうちの、最大のパスメトリックを与えるパスを有する方を選択し、新たなFDTSの対象とするとともに、その選択結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定し、その判定結果を出力し、新たなFDTSの対象とされた木構造により与えられる2k個のパスそれぞれから得られる、所定のパス情報を出力し、2k個のパス情報を記憶し、判定結果に対応して、パス情報のうちの半分を選択して出力することを特徴とする。
【0012】
請求項1に記載のデータ判定装置においては、木構造選択手段は、木構造を、最初の分岐点で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうちの、最大のパスメトリックを与えるパスを有する方を選択し、新たなFDTSの対象とするとともに、その選択結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定し、その判定結果を出力するようになされている。出力手段は、新たなFDTSの対象とされた木構造により与えられる2k個のパスそれぞれから得られる、所定のパス情報を出力し、情報記憶選択手段は、出力手段が出力する2k個のパス情報を記憶し、判定結果に対応して、パス情報のうちの半分を選択して出力するようになされている。
【0013】
請求項6に記載のデータ判定方法においては、木構造を、最初の分岐点で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうちの、最大のパスメトリックを与えるパスを有する方を選択し、新たなFDTSの対象とするとともに、その選択結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定し、その判定結果を出力し、新たなFDTSの対象とされた木構造により与えられる2k個のパスそれぞれから得られる、所定のパス情報を出力し、2k個のパス情報を記憶し、判定結果に対応して、パス情報のうちの半分を選択して出力するようになされている。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施例を説明するが、その前に、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の実施例との対応関係を明らかにするために、各手段の後の括弧内に、対応する実施例(但し、一例)を付加して、本発明の特徴を記述すると、次のようになる。
【0015】
即ち、請求項1に記載のデータ判定装置は、1の分岐点から分岐する、0または1がそれぞれ割り当てられた2つの枝を最小単位とする木構造を対象に、打ち切り長をkとして、FDTS(Fixed Delay Tree Search)を行うことにより、木構造により与えられる2k+1個のパスのうちの、入力されたデータに対する尤度が最大のものを検索し、その検索結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定するデータ判定装置であって、入力されたデータを用いて、木構造におけるk番目の2k+1個の枝のブランチメトリックを計算するブランチメトリック計算手段(例えば、図3や図8に示すブランチメトリック計算部11など)と、ブランチメトリックを用いて、木構造により与えられる2k+1個のパスのパスメトリックを計算するパスメトリック計算手段(例えば、図3や図8に示すパスメトリック更新部12など)と、木構造を、最初の分岐点で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうちの、最大のパスメトリックを与えるパスを有する方を選択し、新たなFDTSの対象とするとともに、その選択結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定し、その判定結果を出力する木構造選択手段(例えば、図3や図8に示すセレクタ14など)と、新たなFDTSの対象とされた木構造により与えられる2k個のパスそれぞれから得られる、所定のパス情報を出力する出力手段(例えば、図3に示す誤差メモリ15や、図8に示す誤差メモリ15および演算器31など)と、出力手段が出力する2k個のパス情報を記憶し、判定結果に対応して、パス情報のうちの半分を選択して出力する情報記憶選択手段(例えば、図2や図7に示すメモリ21乃至2kおよび選択器31乃至3kなど)とを備えることを特徴とする。
【0016】
請求項4に記載のデータ判定装置は、情報記憶選択手段が、パス情報を記憶するパス情報記憶手段(例えば、図2や図7に示すメモリ21乃至2kなど)と、判定結果に対応して、パス情報に記憶されたパス情報のうちの半分を選択するパス情報選択手段(例えば、図2や図7に示す選択器31乃至3kなど)との組合せをk段だけ有することを特徴とする。
【0017】
請求項5に記載のデータ判定装置は、出力手段が、木構造選択手段により選択された木構造により与えられる2k個のパスそれぞれに対応する誤差を、パス情報として出力し、k段目のパス情報選択手段により選択された誤差に、判定結果を加算する加算手段(例えば、図2に示す演算器4など)をさらに備えることを特徴とする。
【0018】
なお、勿論この記載は、各手段を上記したものに限定することを意味するものではない。
【0019】
次に、本発明が対象とするFDTSについて説明する。
【0020】
FDTSは、図1(A)に示すように、1の分岐点(同図において、○印で示す部分)から分岐する、0または1がそれぞれ割り当てられた2つの枝を最小単位とする木構造を対象として、パスの検索を行うものであり、打ち切り長(Truncation Length)をkとすると、深さ(階層)がk+1の木構造を用いてのパスの検索結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータの判定が行われる。なお、図1においては、各分岐点から延びている2つの枝のうち、上または下の方の枝に、1または0がそれぞれ割り当てられている。
【0021】
即ち、例えば、時刻t=n(但し、nは整数)において、データctが入力されたとすると、まず最初に、入力されたデータctに対する、木構造の先頭からk番目(木構造の先頭の枝を0番目とする)の深さの2k+1個の枝それぞれのブランチメトリックが計算され、そのk−1番目の深さの2k個の枝それぞれまでの、対応するパスのパスメトリックと加算されることにより、k番目の深さの2k+1個の枝それぞれまでのパスのパスメトリックが計算される。
【0022】
さらに、その2k+1個のパスのうち、最大のパスメトリックを与えるものが検出され、k番目の深さの枝まででなる木構造を、最初の分岐点(0番目の2つの枝)で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうち、最大のパスメトリックを与えるパスを有する方が選択される。そして、選択された木構造が、図1(A)においてUまたはDで示す上半分または下半分の部分である場合、kサンプルだけ前に入力されたデータ、即ち、時刻t=n−kに入力されたデータが、時刻t=n−kに対応する2つの枝のうちの上または下の方の枝に割り当てられている1または0であるとそれぞれ判定され、その判定結果が出力される。
【0023】
そして、選択された木構造を、k番目まで延長したものを対象に、同様の処理が繰り返される。
【0024】
具体的には、例えば、時刻t=nにおいて、図1(A)において太線で示すパスが、最大のパスメトリックを与えるものであるとすると、そのパスを含む、同図(A)においてDで示す下半分の木構造が選択される。さらに、この場合、データの判定結果として0が出力される。そして、次の時刻t=n+1においては、図1(B)に示すように、選択された下半分の木構造をk番目まで延長したものを対象に、同様の処理が行われる。
【0025】
FDTSによれば、以上のようにして、データが入力されるごとに、打ち切り長kだけ前のデータの判定結果が、順次出力される。
【0026】
なお、FDTSについては、例えば、J.Moon, L.R.Carley, "Sequence Detection For High-Density Storage Channels"などに、その詳細が開示されている。
【0027】
図2は、本発明を適用したデータ判定装置の第1実施例の構成を示している。FDTS装置1には、例えば、磁気または光磁気方式により記録が行われた記録媒体(図示せず)などから再生されたデータctが入力されるようになされており、そこでは、上述したようなFDTSが行われることにより、データctのkサンプル前のデータct-kが判定され、その判定結果xt-kが出力されるようになされている。このデータの判定結果xt-kは、選択器31乃至3kおよび演算器4に供給されるようになされている。
【0028】
また、FDTS装置1は、データctが入力されると、木構造のk番目の深さの2k+1個の枝それぞれのブランチメトリックを計算するが、その際に求められる、2k+1個のパスそれぞれに対応する、データctの誤差(パス情報)のうちの、2k個のパスに対応するもの(2k個の誤差集合)が選択され、メモリ21に供給されるようになされている。
【0029】
メモリ2i(iは1以上k以下の整数)は、FDTS装置1が行うFDTSの打ち切り長kに等しい段数だけ設けられており、前段の選択器3i-1の出力を記憶するようになされている。なお、メモリ21だけは、上述したように、FDTS装置1の出力を記憶するようになされている。選択器3iは、FDTS装置1からの判定結果xt-kに対応して、メモリ2iの記憶値の上半分Uまたは下半分のうちのいずれか一方を選択し、その選択値を、後段のメモリ2i+1に出力するようになされている。なお、選択器3kだけは、その選択値を、kサンプル前に入力されたデータct-kの誤差として出力するようになされている。また、選択器3kが出力する誤差は、演算器4に供給されるようにもなされている。
【0030】
演算器4は、FDTS装置1からの判定結果xt-kと、選択器3kからの誤差とを加算し、その加算結果、即ち、kサンプル前に入力されたデータct-kの等化波形(最尤波形)を出力するようになされている。
【0031】
なお、FDTS装置1およびメモリ21乃至2kには、図示せぬクロック生成回路からクロックが供給されるようになされており、FDTS装置1およびメモリ21乃至2kは、このクロックに同期して動作するようになされている。
【0032】
次に、図3は、図2のFDTS装置1の構成例を示している。入力データctは、ブランチメトリック計算部11に供給されるようになされており、ブランチメトリック計算部11は、そのデータctに対する、木構造におけるk番目の2k+1個の枝のブランチメトリックそれぞれを計算し、パスメトリック更新部12に供給するようになされている。
【0033】
ここで、ブランチメトリックは、例えば、上述の文献の77頁に開示されているように、次式にしたがって計算される。即ち、木構造におけるk番目の2k+1個の枝のブランチメトリックをλjとするとともに(但し、jは0以上2k+1未満の整数)、参照波形系列をyjとするとき、ブランチメトリックλjは次式により計算される。
【0034】
λj=−(ct−yj2
・・・(1)
なお、参照波形系列yjとは、図2のデータ判定装置が使用される記録再生系のインパルス応答(データ判定装置が、伝送系などのその他の系で使用される場合には、その系のインパルス応答)を係数とする、k次のFIR(Finite Impulse Response)フィルタに、木構造におけるk番目の2k+1個の枝までのパスを構成する各枝に割り当てられている値(0または1)を入力したときに得られる、そのFIRフィルタの出力を意味する。
【0035】
さらに、ブランチメトリック計算部11は、2k+1個の枝それぞれのブランチメトリックを計算する際に求められる、2k+1個のパスそれぞれに対応する、データctの誤差njを誤差メモリ15に供給して記憶させるようにもなされている。即ち、誤差njは、式nj=ct−yjにより与えられ、これは、式(1)を計算する際に求められる。ブランチメトリック計算部11は、このようにして求められる誤差njを、誤差メモリ15に供給して記憶させるようになされている。
【0036】
パスメトリック更新部12は、木構造におけるk−1番目の深さの枝それぞれまでの2k個のパスのパスメトリックを、パスメトリックメモリ13から読み出し、その2k個のパスメトリックに、ブランチメトリック計算部11からの、対応するブランチメトリックを加算することで、k番目の深さの枝それぞれまでの2k+1個のパスのパスメトリックを計算するようになされている(パスメトリックの更新を行うようになされている)。この2k+1個のパスのパスメトリックは、パスメリック更新部12からパスメモリ13に供給されるようになされている。
【0037】
パスメモリ13は、パスメトリック更新部12から供給される2k+1個のパスメトリックを記憶するようになされている。
【0038】
セレクタ14は、パスメモリ13に記憶された2k+1個のパスメトリックの中から最大値を検出(検索)し、図1で説明したように、k番目の深さの枝まででなる木構造を、最初の分岐点で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうち、最大のパスメトリックを与えるパスを含む方を選択するようになされている。
【0039】
さらに、セレクタ14は、その選択結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータct-kの判定値xt-kを出力するとともに、パスメトリックメモリ13に記憶されている2k+1個のパスメトリックのうち、選択した木構造に属するパスのものだけを残し、他の2k個のパスメトリックを削除するようになされている。ここで、この残った2k個のパスメトリックが、次のパスメトリックを計算するのに用いられる。
【0040】
また、セレクタ14は、誤差メモリ15に記憶された2k+1個のパスそれぞれに対応する、データctの誤差njのうち、選択した木構造に属する2k個のパスに対応するものを選択するようにもなされている。
【0041】
誤差メモリ15は、ブランチメトリック計算部11から供給される2k+1個の誤差njを記憶し、また、その記憶した誤差njのうち、セレクタ14によって選択された2k個を、メモリ21(図2)に出力するようになされている。
【0042】
次に、図4および図5を参照して、図2のデータ判定装置の動作について説明する。データ判定装置では、まず最初に、図4のステップS1において、時刻を表す変数tが、例えば0に初期化され、ステップS2に進み、木構造におけるk−1番目の2k個の枝までのパスメトリックの初期値が設定される。なお、この初期値としては、例えば0などが用いられ、また、この初期値の設定は、例えば、パスメトリック更新部12などにおいて行われる。
【0043】
ステップS2において設定されたパスメトリックの初期値は、パスメトリックメモリ13(図3)に供給されて記憶される。そして、データctが入力されると、ステップS3において、ブランチメトリック計算部11は、そのデータctに対する、木構造におけるk番目の2k+1個の枝それぞれのブランチメトリックλjを計算し、パスメトリック更新部12に供給する。さらに、ブランチメトリック計算部11は、ステップS3において、ブランチメトリックλjを計算する際に求められる、2k+1個のパスそれぞれに対応する誤差(等化誤差や、データに含まれる雑音成分など)njを、誤差メモリ15に供給して記憶させる。
【0044】
パスメトリック更新部12は、ブランチメトリック計算部11より、ブランチメトリックを受信すると、ステップS4において、木構造におけるk−1番目の深さの枝それぞれまでの2k個のパスのパスメトリックを、パスメトリックメモリ13から読み出し、ブランチメトリック計算部11からの、対応するブランチメトリックを加算することで、k番目の深さの枝それぞれまでの2k+1個のパスのパスメトリックを計算する。さらに、パスメトリック更新部12は、その2k+ 1個のパスのパスメトリックを、パスメモリ13に供給して記憶させることで、パスメモリ13の記憶値を更新させる。
【0045】
パスメモリ13の更新が行われると、セレクタ14は、ステップS5において、パスメモリ13に記憶された、最大のパスメトリックを検出し、そのパスメトリックを与えるパスを含む木構造が、図1(A)に示した上段U側の木構造(木群)であるか、または下段D側の木構造であるかを判定する。
【0046】
ステップS5において、最大のパスメトリックを含む木構造が、上段U側であると判定された場合、ステップS6に進み、セレクタ14は、上段U側の木構造により与えられるパスのパスメトリックだけを選択し、残りの下段D側の木構造により与えられるパスのパスメトリックを、パスメモリ13から削除する。さらに、セレクタ14は、ステップS7において、判定値(判定結果)xt-kとして、1を出力し、ステップS10に進む。
【0047】
一方、ステップS5において、最大のパスメトリックを含む木構造が、下段D側であると判定された場合、ステップS8に進み、セレクタ14は、下段D側の木構造により与えられるパスのパスメトリックだけを選択し、残りの上段U側の木構造により与えられるパスのパスメトリックを、パスメモリ13から削除する。さらに、セレクタ14は、ステップS9において、判定値xt-kとして、0を出力し、ステップS10に進む。
【0048】
ステップS10においては、セレクタ14は、誤差メモリ15に記憶された2k+1個のパスそれぞれに対応する、データctの誤差njのうち、パスメトリックを選択した木構造に属する2k個のパスに対応するものを選択し、これにより、誤差メモリ15から、その選択した2k個の誤差njを出力させる。
【0049】
この2k個の誤差njは、メモリ21(図2)に供給されて記憶される。ここで、メモリ21には、図1(A)に示した木構造のk番目の、縦方向に配置されている2k+1個の枝それぞれまでのパスに対応する誤差njのうちの、セレクタ14により選択された2k個が、そのように縦方向に配置された状態で記憶されるものとする。
【0050】
ステップS10の処理後は、ステップS11に進み、変数tが1だけインクリメントされ、ステップS3に戻る。
【0051】
一方、セレクタ14が、ステップS7またはS9において判定値xt-kを出力すると、選択器31乃至3k(図2)では、図5のステップS16において、その判定値xt-kが0または1のうちのいずれであるかが判定される。ステップS16において、判定値xt-kが1であると判定された場合、ステップS17に進み、選択器31は、メモリ21に記憶された、2k個のパスそれぞれに対応する誤差njのうち、その上段U側の半分に記憶された2k-1個の誤差njを選択し、後段のメモリ22に供給して記憶させ、リターンする。また、ステップS16において、判定値xt-kが0であると判定された場合、ステップS18に進み、選択器31は、メモリ21に記憶された、2k個のパスそれぞれに対応する誤差njのうち、その下段D側の半分に記憶された2k-1個の誤差njを選択し、やはり、後段のメモリ22に供給して記憶させ、リターンする。
【0052】
選択器32乃至3k-1においても、同様の処理が行われ、これにより、メモリ2iには、2k-i+1個の誤差が記憶される。従って、メモリ2kには、2個の誤差が記憶され、このうちのいずれか1つが、選択器3kにより選択され、kサンプルだけ前の誤差として出力される。
【0053】
以上のように、選択器31乃至3kにおいては、木構造の上段側または下段側のうち、入力データに対応する最大のパスメトリックを与えるパスを含む方において得られた誤差が順次選択されていき、これにより、最終的に、kサンプルだけ前に入力されたデータct-kの誤差が出力される。
【0054】
また、この誤差は、演算器4に供給され、判定値xt-kと加算されることで、データct-kの等化波形とされて出力される。
【0055】
なお、メモリ2iには、上述したように、2k-i+1個の誤差が記憶されるので、メモリ21乃至2kの総記憶容量としては、初項および公比がいずれも2で、項数が打ち切り長kに等しい等比数列の和、即ち、2k+1−2個の誤差を記憶することができる分があれば良い。
【0056】
次に、図6は、打ち切り長kを、例えば2とした場合の、図2のデータ判定装置の構成例を示している。この場合、打ち切り長kが2であるから、FDTS装置1のセレクタ14において木構造の選択が行われるごとに、FDTS装置1から、4(=22)個の誤差が出力され、メモリ21に記憶される。
【0057】
一方、セレクタ31では、判定値xt-2に対応して、メモリ21に記憶された4個の誤差のうちの、上半分または下半分の2個が選択され、メモリ22に供給されて記憶される。同時に、セレクタ32においても、判定値xt-2に対応して、メモリ22に記憶された2個の誤差のうちの、上半分または下半分の1個が選択され、2サンプル前のデータに対する誤差として出力される。また、演算器4では、判定値xt-2と、選択器32の出力とが加算され、2サンプル前のデータに対する等化波形として出力される。
【0058】
次に、図7は、本発明を適用したデータ判定装置の第2実施例の構成を示している。なお、図中、図2における場合と対応する部分については、同一の符号を付してある。即ち、このデータ判定装置は、FDTS装置1に代えて、FDTS装置2が設けられ、また、演算器4が削除されている他は、図2のデータ判定装置と同様に構成されている。
【0059】
ここで、図2のデータ判定装置は、判定値xt-kとともに、誤差および等化波形を出力するようになされていたが、図7のデータ判定装置は、判定値xt-kとともに、等化波形だけを出力するようになされている。
【0060】
図8は、図7のFDTS装置21の構成例を示している。なお、図中、図3における場合と対応する部分については、同一の符号を付してある。即ち、FDTS装置21は、演算器31が新たに設けられている他は、FDTS装置1と同様に構成されている。この演算器31は、セレクタ14が出力する判定値xt-kと、誤差メモリ15が出力する誤差njとを加算することで、等化波形を求めて出力するようになされている。
【0061】
次に、図9を参照して、図7のデータ判定装置の動作について説明する。このデータ判定装置においては、ステップS21乃至S29において、図4のステップS1乃至S9における場合と同様の処理が行われる。そして、ステップS27またはS29の処理後は、ステップS30に進み、まず、図4のステップS10における場合と同様に、誤差メモリ15に記憶された2k+1個のパスそれぞれに対応する、データctの誤差njの中から、上側または下側の木構造のうちの選択した方に属する2k個のパスに対応するものが、セレクタ14によって選択され、その選択された2k個の誤差njが、演算器31(図8)に出力される。
【0062】
演算器31には、誤差メモリ15の出力の他、セレクタ14が出力する判定値x-kも供給されており、演算器31では、両者が加算されることにより、データctの、選択された木構造に属する2k個のパスそれぞれに対応する等化波形(パス情報)が求められ、メモリ21に供給される。
【0063】
図7の選択器31乃至3kでは、誤差ではなく、等化波形を対象に、図5で説明した処理と同様の処理が行われ、これにより、kサンプルだけ前に入力されたデータct-kの等化波形(最尤波形)が出力される。
【0064】
以上のような、図7のデータ判定装置によれば、FDTS装置21の外付けのブロックとして、演算器4(図2)を設けずに済むようになる。
【0065】
次に、図10は、打ち切り長kを、例えば2とした場合の、図7のデータ判定装置の構成例を示している。なお、図中、図6における場合と対応する部分については、同一の符号を示してある。
【0066】
この場合、打ち切り長kが2であるから、FDTS装置21のセレクタ14において木構造の選択が行われるごとに、FDTS装置21から、4(=22)個の等化波形が出力され、メモリ21に記憶される。
【0067】
以下、図6における場合と同様の処理が行われることで、セレクタ32からは、2サンプル前のデータに対する等化波形が出力される。
【0068】
以上のように、新たなFDTSの対象とされた木構造におけるk番目の2k個のパスそれぞれから得られる、所定のパス情報としての誤差または等化波形を出力するとともに、そのパス情報を記憶し、データの判定結果に対応して、記憶したパス情報のうちの半分を選択して出力することを繰り返すようにしたので、FDTSによりデータの判定を行う場合において、その判定結果に対応する誤差や等化波形などを、容易に出力することが可能となる。
【0069】
なお、これらの誤差や等化波形は、前述したように、外部の装置に入力として与えたりすることができる他、例えば、判定帰還型等化器であって、適応等化型のもののタップ係数を更新するための情報として利用することができる。
【0070】
即ち、FDTS装置は、通常、判定帰還型等化器と組み合わせた復号化装置として使用される。この場合、復号化装置は、例えば、図11に示すように構成される。即ち、データは、FFF(Feed Forward Filter)41に入力され、フィルタリングされて、演算器42に供給される。演算器42には、FFF41の出力の他、FBF(Feed Back Filter)44の出力も供給されるようになされており、そこでは、FFF41の出力と、FBF44の出力との差分が演算され、その差分値がデータ判定装置43に供給される。データ判定装置43は、FDTSにより判定を行うFDTS装置で、演算器42の出力を対象に処理(FDTS)を行い、データの判定結果を、FBF44に出力する。FBF44では、データ判定装置43からの判定結果がフィルタリングされ、演算器42に供給される。
【0071】
以上のような復号化装置において、FFF41およびFBF44が、等化器として機能するが、これらを、適応等化型等化器とするとともに、データ判定装置43を、図2または図7に示したように構成し、FFF41およびFBF44に、データ判定装置43で得られた誤差または等化波形を供給することで、FFF41およびFBF44において、最適なタップ係数を設定することが可能となる。
【0072】
なお、以上説明したデータ判定装置は、例えば、磁気ディスク装置や、光磁気ディスク装置、磁気テープ装置、さらには、それらの装置から再生されたデータを伝送する伝送装置その他に適用可能である。
【0073】
また、本実施例では、FDTS装置1(または21)において、最大のパスメトリックを含む木構造を選択し、その木構造により与えられる2k個のパスに対応する誤差(または等化波形)すべてを出力するようにしたが、この他、例えば、最大のパスメトリックを与えるパスに対応する誤差だけを出力するようにし、その誤差を、kサンプルだけ遅延して、kサンプル前に入力されたデータの誤差(の近似値)として出力するようにすることも可能である。この場合、メモリ21乃至2kの総記憶容量としては、k個の誤差を記憶する分だけあれば済み、また、選択器31乃至3kは設ける必要がなくなる。
【0074】
さらに、本実施例では、特に言及しなかったが、入力されるデータとしての0または1の並びに、いわゆるd制限(ラン制限)(Minimam Run Length Limited)が規定されており、出現し得ないデータの並びが存在する場合には、FDTSの対象とする木構造から、そのようなデータの並びに対応するパスを除外するようにすることが可能である。この場合、メモリ21乃至2kの総記憶容量を低減することが可能となる。
【0075】
【発明の効果】
請求項1に記載のデータ判定装置および請求項6に記載のデータ判定方法によれば、木構造を、最初の分岐点で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうちの、最大のパスメトリックを与えるパスを有する方が選択され、新たなFDTSの対象とされるとともに、その選択結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータが判定され、その判定結果が出力される。さらに、新たなFDTSの対象とされた木構造により与えられる2k個のパスそれぞれから得られる、所定のパス情報が出力され、その2k個のパス情報が記憶される。そして、出力されたデータの判定結果に対応して、パス情報のうちの半分が選択されて出力される。従って、FDTSによりデータの判定を行う場合において、その判定結果に対応する誤差や等化波形などのパス情報を、容易に出力することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】FDTSを説明するための図である。
【図2】本発明を適用したデータ判定装置の第1実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】図2のFDTS装置1の構成例を示すブロック図である。
【図4】図2のデータ判定装置の処理を説明するためのフローチャートである。
【図5】図2のデータ判定装置の処理を説明するためのフローチャートである。
【図6】打ち切り長kを2とした場合の、図2のデータ判定装置の構成例を示すブロック図である。
【図7】本発明を適用したデータ判定装置の第2実施例の構成を示すブロック図である。
【図8】図7のFDTS装置21の構成例を示すブロック図である。
【図9】図7のデータ判定装置の処理を説明するためのフローチャートである。
【図10】打ち切り長kを2とした場合の、図7のデータ判定装置の構成例を示すブロック図である。
【図11】FDTS装置と判定帰還型等化器とを組み合わせた復号化装置の構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 FDTS装置, 21乃至2k メモリ, 31乃至3k 選択器, 4 演算器, 11 ブランチメトリック計算部, 12 パスメトリック更新部, 13 パスメトリックメモリ, 14 セレクタ, 15 誤差メモリ, 21FDTS装置, 31 演算器, 41 FFF, 42 演算器, 43 データ判定装置, 44 FBF

Claims (6)

  1. 1の分岐点から分岐する、0または1がそれぞれ割り当てられた2つの枝を最小単位とする木構造を対象に、打ち切り長をkとして、FDTS(Fixed Delay Tree Search)を行うことにより、前記木構造により与えられる2k+1個のパスのうちの、入力されたデータに対する尤度が最大のものを検索し、その検索結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定するデータ判定装置であって、
    入力されたデータを用いて、前記木構造におけるk番目の2k+1個の前記枝のブランチメトリックを計算するブランチメトリック計算手段と、
    前記ブランチメトリックを用いて、前記木構造により与えられる2k+1個のパスのパスメトリックを計算するパスメトリック計算手段と、
    前記木構造を、最初の分岐点で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうちの、最大の前記パスメトリックを与えるパスを有する方を選択し、新たなFDTSの対象とするとともに、その選択結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定し、その判定結果を出力する木構造選択手段と、
    新たなFDTSの対象とされた前記木構造により与えられる2k個のパスそれぞれから得られる、所定のパス情報を出力する出力手段と、
    前記出力手段が出力する2k個の前記パス情報を記憶し、前記判定結果に対応して、前記パス情報のうちの半分を選択して出力する情報記憶選択手段と
    を備えることを特徴とするデータ判定装置。
  2. 前記出力手段は、前記木構造選択手段により選択された前記木構造により与えられる2k個のパスそれぞれに対応する誤差を、前記パス情報として出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ判定装置。
  3. 前記出力手段は、前記木構造選択手段により選択された前記木構造により与えられる2k個のパスそれぞれに対応する誤差に、前記判定結果を加算し、その加算値を、前記パス情報として出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ判定装置。
  4. 前記情報記憶選択手段は、
    前記パス情報を記憶するパス情報記憶手段と、
    前記判定結果に対応して、前記パス情報に記憶された前記パス情報のうちの半分を選択するパス情報選択手段と
    の組合せをk段だけ有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ判定装置。
  5. 前記出力手段は、前記木構造選択手段により選択された前記木構造により与えられる2k個のパスそれぞれに対応する誤差を、前記パス情報として出力し、
    k段目の前記パス情報選択手段により選択された前記誤差に、前記判定結果を加算する加算手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ判定装置。
  6. 1の分岐点から分岐する、0または1がそれぞれ割り当てられた2つの枝を最小単位とする木構造を対象に、打ち切り長をkとして、FDTS(Fixed Delay Tree Search)を行うことにより、前記木構造により与えられる2k+1個のパスのうちの、入力されたデータに対する尤度が最大のものを検索し、その検索結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定するデータ判定方法であって、
    入力されたデータを用いて、前記木構造におけるk番目の2k+1個の前記枝のブランチメトリックを計算し、
    前記ブランチメトリックを用いて、前記木構造により与えられる2k+1個のパスのパスメトリックを計算し、
    前記木構造を、最初の分岐点で2つに分けたときに得られる2つの木構造のうちの、最大の前記パスメトリックを与えるパスを有する方を選択し、新たなFDTSの対象とするとともに、その選択結果に対応して、kサンプルだけ前に入力されたデータを判定し、その判定結果を出力し、
    新たなFDTSの対象とされた前記木構造により与えられる2k個のパスそれぞれから得られる、所定のパス情報を出力し、
    k個の前記パス情報を記憶し、前記判定結果に対応して、前記パス情報のうちの半分を選択して出力する
    ことを特徴とするデータ判定方法。
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