JP3660915B2 - 撮像装置とその信号処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー撮像が行える撮像装置とその信号処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
単板式の固体撮像装置では、単一の撮像素子の上に色フィルタ配列が重ねられる。例えばCCD(Charge Coupled Device)型の撮像素子は、複数のフォトダイオード(PD)が2次元配列され、これらPDの垂直列に対してそれぞれ垂直CCD(VCCD)が設けられ、これらVCCDの一方端に1本の水平CCD(HCCD)が共通に連結されてなる。各PDは、入射光をその光量に応じた信号電荷に変換するための画素を構成する。色フィルタ配列は、2次元配列された複数のフィルタ単位を有する。例えば、複数のフィルタ単位の各々は第1、第2、第3及び第4の色要素の2×2配列からなり、かつ各色要素が撮像素子の各画素に対応するように当該撮像素子上に重ねられる。原色ベイヤ(Bayer)配列と呼ばれる色フィルタ配列では、第1、第2、第3及び第4の色要素がそれぞれ、例えばレッド(R)、グリーン(G)、グリーン(G)及びブルー(B)の選択的透過特性を有する。2つのRに挟まれたGを「Gr」と表記し、2つのBに挟まれたGを「Gb」と表記するのが便利である。また、補色フィルタ配列の1つとして、第1、第2、第3及び第4の色要素がそれぞれ、マゼンタ(Mg)、グリーン(G)、シアン(Cy)及びイエロー(Ye)の選択的透過特性を有する色フィルタ配列も知られている。
【0003】
近年、一層の高解像度撮像を実現するために撮像素子の多画素化が進んでいる。現在、200万画素、あるいは400万画素のCCD型撮像素子を搭載したデジタルスチルカメラ(DSC)が商品化されており、1000万画素を超える多画素を持つ撮像素子の試作報告もある。
【0004】
一方、DSCで静止画のみならず動画をも得ることが求められている。静止画撮像の場合にはシャッタが切られた後の時間的な制約があまりないので、多画素撮像素子の場合でもVCCD及びHCCDを使って全画素の信号電荷を個別にゆっくりと読み出すことが可能である。ところが、例えばシャッタチャンスを窺えるように液晶モニタに被写体の動画を映し出すモニタリングモードでは、VCCD及びHCCDの各々の最高駆動周波数がHCCD出力側に設けられるアンプの周波数特性の制約を受ける結果、撮像素子の多画素化に伴って動画のフレームレートが低下する。
【0005】
そこで、特開2000−209599号公報に開示された技術によれば、モニタリングモードで3列毎に2列についてVCCDからHCCDへの信号電荷の転送が禁止される。これにより、3列毎に2列について画素の信号電荷が捨てられる結果、フレームレートを上げることができる。また、VCCDにおいて3行毎に2行について画素の信号電荷を捨てることによってもフレームレートが上がることが知られている。しかも、色要素の2×2配列からなるフィルタ単位を採用する限り、捨てられずに残された信号電荷から所要の色情報が得られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように画素の信号電荷を選択的に捨てる技術を採用する場合には、光の利用効率が悪くなり、特に低照度での撮像に適さないという難点があった。また、行、列のいずれか一方のみで画素の信号電荷を捨てる場合には、垂直方向と水平方向で空間周波数特性のアンバランスが生じる結果、映像品質が劣化する。
【0007】
本発明の目的は、多画素の撮像素子を持つ撮像装置において、動画撮像におけるフレームレートを上げつつ光の利用効率を向上させ、かつ映像品質の劣化を防止することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明では、各々フィルタ単位(2×2配列)より大きい奇数×奇数画素の正方配列からなる複数の画素ブロックの中で、それぞれ当該画素ブロックに属する全画素の信号電荷を加算することとした。
【0009】
具体的に説明すると、本発明は、カラー撮像が行える撮像装置において、各々入射光をその光量に応じた信号電荷に変換するように2次元配列された複数の画素を有する撮像素子と、2次元配列された複数のフィルタ単位を有し、当該複数のフィルタ単位の各々は第1、第2、第3及び第4の色要素の2×2配列からなり、かつ各色要素が撮像素子の各画素に対応するように撮像素子上に重ねられた色フィルタ配列と、各々フィルタ単位より大きい奇数×奇数画素の正方配列からなる複数の画素ブロックに撮像素子の複数の画素をグループ分けし、複数の画素ブロックの各々について当該画素ブロックに属する全ての画素の信号電荷を加算するように撮像素子を駆動するための駆動回路と、画素ブロックの2×2配列を大きいフィルタ単位として画素ブロック毎の加算の結果から画素ブロック毎の凝縮された色情報を得るための信号処理回路とを備えることとしたものである。複数の画素ブロックの各々は、例えば3×3画素配列からなる。第1、第2、第3及び第4の色要素のうち2つは、同色であってよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明に係る撮像装置の構成例を示している。この撮像装置は、静止画モード(全画素モード又はモード1とも言う)と動画モード(モニタリングモード又はモード2とも言う)とを持つカラー撮像可能なDSCであって、CCD型撮像素子10、色フィルタ配列11、レンズ12、駆動回路13、信号処理回路14及びモード切換部15を備えている。CCD型撮像素子10は、各々入射光をその光量に応じた信号電荷に変換するように2次元配列された複数の画素を有する撮像素子である。色フィルタ配列11は、2次元配列された3色以上の色要素を有し、各色要素が撮像素子10の各画素に対応するように当該撮像素子10の上に重ねられている。レンズ12は、被写体からの入射光を色フィルタ配列11へ導く。駆動回路13は、撮像素子10を駆動するための複数の駆動パルスを供給するための回路である。信号処理回路14は、撮像素子10から得られたCCD出力信号Voutに基づいて輝度信号Y並びに色差信号Cr及びCbを作り、これらを映像信号として出力するための回路である。ただし、映像信号としてRGB信号を出力する場合もある。モード切換部15は、モード1又はモード2の指定を表すモード信号MDを駆動回路13及び信号処理回路14へ供給することにより、両回路13,14が指定モードで動作するように制御するための手段である。
【0012】
図2は、図1中のCCD型撮像素子10の概略構成を示している。図2の撮像素子10は、複数のPD20が2次元配列され、これらPD20の垂直列に対してそれぞれVCCD22が設けられ、これらVCCD22の一方端に1本のHCCD23が共通に連結されてなるものである。各PD20は、入射光をその光量に応じた信号電荷に変換し、これを蓄積する。各PD20とVCCD22との間に読み出しゲート21が介在しており、PD20に蓄積された信号電荷をVCCD22に読み出すようになっている。各PD20に対して4相の転送ゲートφV1,φV2,φV3,φV4が設けられ、そのうちφV3は読み出しゲート21を兼ねている。HCCD23には2相の転送ゲートφH1,φH2が設けられている。HCCD23の電荷転送先は、アウトプットゲート(OG)24を介してフローティングディフュージョン(FD)25に接続されている。FD25に貯められた電荷は、アンプ26で検出・増幅され、電圧信号Voutとして出力されるようになっている。FD25に残った電荷は、リセットゲート(RG)27へリセットパルスφRを印加することによりリセットドレイン(RD)28へ排出されるようにもなっている。なお、VCCD22の4相転送ゲートφV1〜φV4、及びHCCD23の2相の転送ゲートφH1,φH2の各々への駆動パルスと、RG27へのリセットパルスφRとは、図1中の駆動回路13から供給される。
【0013】
図3は、図1中の色フィルタ配列11の一例を示している。図3の色フィルタ配列11は、前述の原色ベイヤ配列であって、2次元配列された複数のフィルタ単位を有し、各フィルタ単位は色要素R,Gr,Gb及びBの2×2配列からなる。
【0014】
さて、図1のDSCでモード1が指定されると、CCD型撮像素子10の個々の画素の信号電荷から個別の色情報を得るように駆動回路13及び信号処理回路14が動作することで、高解像度の静止画撮像が実行される。
【0015】
図4は、図2中のVCCD22におけるモード1の電荷転送の様子を駆動パルス波形とともに示している。図4の上段は、HCCD23に隣接する3つのPD(画素)20から読み出された信号電荷の流れを表している。PD20に蓄積された信号電荷は、φV3に高電圧(VH)の読み出しパルスを与えることによりVCCD22に読み出される。VCCD22に読み出された信号電荷は、φV1〜φV4にそれぞれ図4に示すタイミングで中間電圧(VM)と低電圧(VL)とに変化する駆動パルスを印加することにより、VCCD22の中で1画素分転送される。この動作により、各VCCD22の最終段の信号電荷、すなわち1水平ラインのPD20の信号電荷がHCCD23内に転送される。そして、HCCD23による1水平ライン転送の後、次の水平ラインのPD20の信号電荷がHCCD23内に転送される。この動作を繰り返すことで、1画面分の静止画が得られる。
【0016】
図5は、図2中のHCCD23におけるモード1の駆動パルス波形をCCD出力信号Voutの波形とともに示している。HCCD23に転送された信号電荷は、互いに逆位相の2値駆動パルスを転送ゲートφH1,φH2に印加することにより、順次OG24を通過し、FD25に貯められる。FD25に貯められた電荷は、アンプ26で検出・増幅され、電圧信号Voutとして出力される。FD25に蓄積され検出された電荷は、HCCD23の1段転送毎にRG27にリセットパルスφRを印加することにより、RD28に排出される。この動作を繰り返すことで、1水平ラインの信号電荷が検出され、電圧信号Voutとして出力される。なお、信号処理回路14における処理は従来と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0017】
モード2では、CCD撮像素子10内の信号電荷加算が行われるように駆動回路13が動作し、かつそれに応じた処理を信号処理回路14が行うことで、高フレームレート、かつ高感度の動画撮像が実行される。
【0018】
図6は、図3の色フィルタ配列11を用いた場合の信号電荷加算の範囲を示している。撮像素子10の複数の画素は、各々3×3画素の正方配列からなる複数の画素ブロックにグループ分けされる。図6は、これに対応する色要素ブロックを破線で表している。図6中の左上隅の色要素ブロック(第1の色要素ブロック)は、4個のRと、2個のGrと、2個のGbと、1個のBとを含む。その右隣の色要素ブロック(第2の色要素ブロック)は、2個のRと、4個のGrと、1個のGbと、2個のBとを含む。第1の色要素ブロックの下隣の色要素ブロック(第3の色要素ブロック)は、2個のRと、1個のGrと、4個のGbと、2個のBとを含む。そして、その右隣の色要素ブロック(第4の色要素ブロック)は、1個のRと、2個のGrと、2個のGbと、4個のBとを含む。これら第1〜第4の色要素ブロックに対応する第1〜第4の画素ブロック内の信号電荷加算の結果をそれぞれA、Ba、Bc、Cとし、6×6画素の領域の新たな色情報をR*、Gr*、Gb*、B*で表すこととすると、
A=4R*+2Gr*+2Gb*+1B* (1)
Ba=2R*+4Gr*+1Gb*+2B* (2)
Bc=2R*+1Gr*+4Gb*+2B* (3)
C=1R*+2Gr*+2Gb*+4B* (4)
が成り立つ。駆動回路13は、このように複数の画素ブロックの各々について当該画素ブロックに属する全ての画素の信号電荷を加算するように撮像素子10を駆動するのである。
【0019】
図7は、図6に基づく信号電荷加算の結果を示している。等式(1)〜(4)をR*、Gr*、Gb*、B*について解くと、
*= (4A−2Ba−2Bc+1C)/9 (5)
Gr*=(−2A+4Ba+1Bc−2C)/9 (6)
Gb*=(−2A+1Ba+4Bc−2C)/9 (7)
*= (1A−2Ba−2Bc+4C)/9 (8)
が得られる。信号処理回路14は、画素ブロックの2×2配列、すなわち6×6画素の領域を大きいフィルタ単位として、画素ブロック毎の信号電荷加算の結果から当該画素ブロック毎の凝縮された色情報R*,Gr*,Gb*,B*を等式(5)〜(8)に従って得たうえ、従来と同様にしてY・Cr・Cb映像信号又はRGB映像信号を作るのである。
【0020】
次に、図8及び図9を用いて画素ブロック毎の信号電荷加算の方法の一例を簡単に説明する。図8はVCCD22におけるモード2の電荷転送の様子を示しており、垂直方向の信号電荷加算は、VCCD22から3画素の信号電荷を連続してHCCD23へ転送することにより、HCCD23内で行われる。図9はHCCD23におけるモード2の駆動パルス波形を示しており、水平方向の信号電荷加算は、HCCD23の3段転送毎に1回の割合でリセットパルスφRを印加することにより、アンプ26の入力側にて行われるのである。
【0021】
図4と図8とを比較して分かるように、モード2ではモード1に比べてHCCD23による水平ライン転送回数が3分の1になる。VCCD22による1又は3画素の信号電荷の転送に要する時間は、HCCD23による1水平ラインの転送に要する時間に比べて十分に短い。したがって、モード2では、上記画素ブロック毎の信号電荷加算を行わない場合に比べて約3倍の高フレームレートを実現できる。また、モード2でも全ての画素の信号電荷が有効利用されるので、光の利用効率が向上し、低照度での撮像にも適する。しかも、垂直方向と水平方向で映像の空間周波数特性にアンバランスが生じることもない。
【0022】
なお、色フィルタ配列11は図3に示した原色ベイヤ配列に限定されるものではない。例えば、前述のMg、G、Cy及びYeからなる補色フィルタ配列を採用することも可能である。図10及び図11は、このような補色フィルタ配列を用いた場合の図である。モード2では、画素ブロック毎の信号電荷加算結果α,β,γ,δ及び新たな色情報Mg*、G*、Cy*、Ye*について、
α=4Mg*+2G*+2Cy*+1Ye* (9)
β=2Mg*+4G*+1Cy*+2Ye* (10)
γ=2Mg*+1G*+4Cy*+2Ye* (11)
δ=1Mg*+2G*+2Cy*+4Ye* (12)
が成り立ち、これらの等式(9)〜(12)から、
Mg*= (4α−2β−2γ+1δ)/9 (13)
*=(−2α+4β+1γ−2δ)/9 (14)
Cy*=(−2α+1β+4γ−2δ)/9 (15)
Ye*= (1α−2β−2γ+4δ)/9 (16)
が得られる。信号処理回路14は、画素ブロック毎の凝縮された色情報Mg*,G*,Cy*,Ye*を等式(13)〜(16)に従って得る。なお、等式(13)〜(16)中の16個の係数は、人間の視覚特性に応じて適宜変更することができる。等式(5)〜(8)中の係数についても同様である。更に、例えば5×5画素配列を画素ブロックのサイズとして採用してもよい。
【0023】
また、本発明はDSCに限らず、ビデオカメラにも適用可能である。この場合、モード1では高解像度かつ低フレームレートの動画撮像が、モード2では低解像度かつ高フレームレートの動画撮像がそれぞれ達成される。
【0024】
また、本発明はCCD型撮像素子10に限らず、MOSイメージセンサ等の他の種類の撮像素子を搭載した撮像装置にも、信号電荷の加算手段又は加算平均手段を備える限り適用可能である。
【0025】
【発明の効果】
以上説明してきたとおり、本発明によれば、各々フィルタ単位(2×2配列)より大きい奇数×奇数画素の正方配列からなる複数の画素ブロックの中で、それぞれ当該画素ブロックに属する全画素の信号電荷を加算することとしたので、動画撮像におけるフレームレートを上げつつ光の利用効率を向上させ、かつ映像品質の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る撮像装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】図1中のCCD型撮像素子の概略構成図である。
【図3】図1中の色フィルタ配列の一例を示す説明図である。
【図4】図2中の垂直CCDにおけるモード1の電荷転送の様子を駆動パルス波形とともに示すタイミングチャート図である。
【図5】図2中の水平CCDにおけるモード1の駆動パルス波形をCCD出力信号の波形とともに示すタイミングチャート図である。
【図6】図3の色フィルタ配列を用いた場合の信号電荷加算の範囲を示す説明図である。
【図7】図6に基づく信号電荷加算の結果を示す説明図である。
【図8】図2中の垂直CCDにおけるモード2の電荷転送の様子を駆動パルス波形とともに示すタイミングチャート図である。
【図9】図2中の水平CCDにおけるモード2の駆動パルス波形をCCD出力信号の波形とともに示すタイミングチャート図である。
【図10】図3の色フィルタ配列に代えて補色フィルタ配列を用いた場合の信号電荷加算の範囲を示す説明図である。
【図11】図10に基づく信号電荷加算の結果を示す説明図である。
【符号の説明】
10 CCD型撮像素子
11 色フィルタ配列
12 レンズ
13 駆動回路
14 信号処理回路
15 モード切換部
20 フォトダイオード(PD)
21 読み出しゲート
22 垂直CCD(VCCD)
23 水平CCD(HCCD)
24 アウトプットゲート(OG)
25 フローティングディフュージョン(FD)
26 アンプ
27 リセットゲート(RG)
28 リセットドレイン(RD)

Claims (6)

  1. カラー撮像が行える撮像装置であって、
    各々入射光をその光量に応じた信号電荷に変換するように2次元配列された複数の画素を有する撮像素子と、
    2次元配列された複数のフィルタ単位を有し、前記複数のフィルタ単位の各々は第1、第2、第3及び第4の色要素の2×2配列からなり、かつ各色要素が前記撮像素子の各画素に対応するように前記撮像素子上に重ねられた色フィルタ配列と、
    各々前記各フィルタ単位より大きい奇数×奇数画素の正方配列からなる複数の画素ブロックに前記撮像素子の複数の画素をグループ分けし、前記複数の画素ブロックの各々について当該画素ブロックに属する全ての画素の信号電荷を加算するように前記撮像素子を駆動するための駆動回路と、
    前記画素ブロックの2×2配列を大きいフィルタ単位として、前記画素ブロック毎の加算の結果から前記画素ブロック毎の凝縮された色情報を得るための信号処理回路とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記画素ブロック毎の加算によらず、前記撮像素子の個々の画素の信号電荷から個別の色情報を得るように前記駆動回路及び前記信号処理回路を制御するための手段を更に備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記複数の画素ブロックの各々は、3×3画素配列からなることを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記第1、第2、第3及び第4の色要素はそれぞれ、レッド、グリーン、グリーン及びブルーの選択的透過特性を有することを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1記載の撮像装置において、
    前記第1、第2、第3及び第4の色要素はそれぞれ、マゼンタ、グリーン、シアン及びイエローの選択的透過特性を有することを特徴とする撮像装置。
  6. 各々入射光をその光量に応じた信号電荷に変換するように2次元配列された複数の画素を有する撮像素子と、2次元配列されかつ各々色要素の2×2配列からなる複数のフィルタ単位を有し、かつ各色要素が前記撮像素子の各画素に対応するように前記撮像素子上に重ねられた色フィルタ配列とを備えた撮像装置の信号処理方法であって、
    各々前記各フィルタ単位より大きい奇数×奇数画素の正方配列からなる複数の画素ブロックに前記撮像素子の複数の画素をグループ分けし、前記複数の画素ブロックの各々について当該画素ブロックに属する全ての画素の信号電荷を加算するステップと、
    前記画素ブロックの2×2配列を大きいフィルタ単位として、前記画素ブロック毎の加算の結果から前記画素ブロック毎の凝縮された色情報を得るステップとを備えたことを特徴とする信号処理方法。
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