JP3660706B2 - カテコール及び過硫酸塩酸化剤による毛染のための方法及びキット - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、毛を染めるための組成物、方法及びキットに関する。さらに特に、本発明は、ときにはここではカテコール及び置換カテコール又はカテコール誘導体として呼ばれる或るオルトジヒドロキシベンゼンの混合物を、ヒトの毛を永久的に染めるためのピグメントを生成するコントロールされた条件下で水性媒体中の過硫酸塩酸化により酸化する毛染の方法に関する。本発明は、又毛染の方法を行うための組成物、並びにキットの形で売られる包装された反応物に関する。
本発明の好ましいオルトカテコールは、ヒトの毛を処理しそれにより望ましい色合い及び色調を与える、3、4−ジヒドロキシフェニルアラニン(ドーパ)及びその誘導体及び類似体である。
【0002】
【従来の技術】
或る選択されるカテコールは、従来毛染に使用されてきたが、一次中間物と組み合わさってのみ使用されてきた。概して、それらは、淡い黄色からベージュ色を生ずる。このタイプの適用では、カテコールは、酸化されず、むしろそれらは、酸化された形の一次中間物と反応して着色されたピグメントを形成する。
カテコールは、又ペルオキシダーゼの存在下過酸化水素により酸化されて毛染剤を生成してきた。日本公開第78:32132、59:161308及び61:56119号参照。又、日本特許JP3031−225B参照。
フランス特許第1164951号は、毛を染めるための過硫酸塩又は任意の種々の他の酸化剤の使用に関する。系におけるpHコントロールの重要性の認識は特許にはない。特許は、毛染の反応は、広いpH範囲にわたって生ずることができ、事実、主な成分の混合から生ずるどんなpHでも生成することを述べている。pHは、実施例の二三に示されるように、毛染の過程中にかなり変化できる。ドーパ及びドーパミンは、Herlihyの米国特許第4746322号の方法において酸化性毛染プレカーサーとして開示され、その方法では、水性毛染組成物は、該プレカーサー、染料の分散を助けるための有機化合物及びヨウ素酸塩又は過ヨウ素酸塩を含む。ドーパ又はドーパミン染料プレカーサーは、約1−約100mg/mL、好ましくは約5−約25mg/mLの量で水性毛染組成物中に存在する。Herlihyによれば、ドーパミンが好ましい。ヨウ素酸塩又は過ヨウ素酸塩は、1−約50mg/mLの濃度で組成物中に存在するが、分散剤は、約0.1−30%(重量/容量)の量で存在する。任意に、色調節剤が、約0.1−約10mg/mLのレベルで、Herlihyの水性組成物中に配合できる。pHは、有効量の緩衝剤の配合により約3−7の間に維持できる。特許によれば、上記の水性組成物は、「毛のシャフト中に殆ど又は全く浸透することなく」毛のシャフトに染料を分散する。2欄、56−58行。
この特許出願の譲受人により所有される国際出願WO93/05759号は、ドーパからのジヒドロキシインドール(DHI)のその場の形成を特徴とするメラニン形成毛染剤を記載している。フェリシアニド又は過マンガン酸塩は、DHIへドーパを酸化するのに使用される。過硫酸塩酸化の教示又は指示はない。
本発明で使用するのに好ましい過硫酸塩である過硫酸アンモニウムは、対応するアルカリ及びアルカリ土類金属の過硫酸塩と同じく、周知の酸化剤である。全ては、本発明で有用である。
【0003】
【発明の概要】
所望の色が、着色に有効な量の少なくとも1種のカテコール及び過硫酸塩酸化剤とともに触媒的量の水溶性銅又は第一鉄の塩の存在下、重炭酸塩又はTRIS緩衝剤により約7−11のpHに緩衝された酸化組成物と毛を接触させ、所望の色を達成するために組成物を毛と接触させたままにすることにより、ヒトの毛に達成できることが見出された。
本発明の実施により達成される重要な利点の中で、最も顕著なものの一つは、酸化が過酸化酸素の使用なしに達成され、それによりこの酸化剤の周知の不利な点を避けることである。他のものは、本発明の好ましい酸化性基体が、ヒトのメラニン発生の周知の中間物であるドーパ及びその類似体及び誘導体を含むことである。これらの基体は、そのため、毒性学的に許容可能であり、そして天然の色調を生成することが予想される。さらに、他の利点は、酸化反応の最終生成物の少なくとも或るものが、使用される特別のカテコール誘導体に応じて、天然の赤及び黄のピグメントであるトリコクロム又はフェオメラニンと同じ又は密接に関係していることが予想されることである。従って、本発明の実施により、今まで当業者に見出されなかった天然にみえる赤及び黄の毛の色調を達成できる。
【0004】
酸化の条件の注意深い選択、特に緩衝剤及び触媒の選択は、毛に所望の永久的な色を与えるのに十分なほど高い収率でカテコールをo−キノンに転化させる。本発明の好ましい緩衝剤は、TRISである。本発明の好ましい触媒は、銅IIである。
もしドーパがカテコールとして使用されるならば、本発明の方法は、メラニン様ピグメントを生成できる(DHIの形成及び酸化性重合を経て)。一方、もしDHIの形成の中間物であるドーパキノンが、色調節剤により捕捉されるならば、一連の色を得ることができる。好適な調節剤は、例えばカプラー、一次中間物及び直接染料を含む。
システニルドーパは、本発明でカテコールとして使用できて、フェオメラニン様ピグメントを形成する。
本発明の毛染方法は、カテコール、任意に色調節剤、並びに過硫酸塩酸化剤を含む水性毛染組成物を製造し、1時間より短い時間注意深くコントロールされた条件下で水性媒体中で処理されるべき毛をそれと接触されることを含む。ドーパ又はドーパの誘導体がカテコールとして使用されるとき、反応は、永久的な色を与えるのに有効な量のメラニンを毛に発生させるのに有効な接触時間中メラニン形成毛染プレカーサーの量をもたらすようなやり方及びそのような条件下で進むことができる。1種以上のプレカーサーは、接触時間中に毛に拡がり、毛にその場でピグメントを形成して所望の永久的な色をもたらす。
好ましくは、毛上の毛染組成物の接触時間は、約5−45分、最も好ましくは約5−約30分である。
【0005】
「永久」により、従来の界面活性剤含有シャンプーによる洗髪により除かれない色を意味し、永久性は、それらの分子のサイズからみて毛の軸から形成されたピグメントが拡散できないことをに起因する。
メラニンにより、メラニンプレカーサーの重合により形成される濃い色を有する合成的に由来したピグメントを意味する。
メラニン形成プレカーサーにより、本発明の選択されたカテコールの反応生成物の1種以上を意味し、その反応生成物は、重合を行ってメラニンを形成する。これらメラニンプレカーサーは、包括的に含窒素フェノール性化合物であり、以下に説明されるように、直接毛染剤、毛染カプラー及び/又は一次中間物と生ずる反応から見てインドール環を形成する環化が防がれる程度を除いて、インドール性化合物である。
メラニンの形成に導かれる一般的な反応のスキームが、種々の研究者により研究された限りでは、本発明の選択されたカテコールの反応生成物に関してここで使用されるとき用語メラニン及びメラニンプレカーサーは、たとえメラニンプレカーサー特に本発明の方法に従って直接染料、一次中間物及び/又はカプラーとの反応により形成されたプレカーサーの化学的な同一性が正確に知られていないか又は理解されていないとしても、当業者により十分に理解されている用語であると考えられる。
「適用」により、毛の色の変化を行うのに十分な量で、毛の上又は毛と接触する直前に形成される本発明の組成物と染められるべき毛との接触を意味する。
着色に有効である置換された酸化性基基体の量は、経験又は二三の簡単なテストの何れかから当業者により容易に評価できる多くのファクターに依存する。これらのファクターは、例えば、所望の色、選択された1種以上の着色剤、処理されるべき毛の初めの色、pH、使用される補助的着色剤などを含む。概して、しかし、本発明の組成物は、約0.1−10重量%、好ましくは0.1−2%の着色剤即ちカテコールを含むだろう。
本明細書で規定された重量%は、すべて組成物の全重量に基づく重量%である。
ここで使用される用語として接触時間は、反応物の混合から毛からの除去の時間である。
【0006】
種々のカテコールが本発明の実施に利用できる。本発明で好ましいカテコールは、ドーパ種である。用語「ドーパ種」は、ドーパそれ自体、並びにドーパの同族体、類似体及び誘導体を含む。それは、例えばシステニルドーパ、アルキル基に1−4個好ましくは1−2個の炭素原子を有するアルファアルキルドーパ、エピネフィリン、アルキル基に1−6個好ましくは1−2個の炭素原子を有するドーパアルキルエステルを含む。
ドーパ種に加えて代表的に有用なカテコールは、式(1)(式中、R1、R2及びR3は、同一又は異なってもよく、H、低級アルキル(C1−C6)、OH、OR、COOR、NHCOR、CN、COOH、ハロケン(Hal)、NO2、CF3、SO3H及びNR4R5からなる群から選ばれる電子供与体又は受容体置換基であり、但しR1、R2及びR3の唯1個はCN、COOH、ハロゲン、NO2、CF3、又はSO3Hであり、R4及びR5は、同一又は異なってもよく、H、低級アルキル(C1−C6)又は置換された低級アルキル(C1−C6)(但し、置換基は、OH、OR、NHCOR6、NHSO2R6、NHCONH2、NHCO2R6、NHCSNH2、CN、COOH、SO3H、SO2NR6、又はCOOR6である)であり、R6は、低級アルキル(C1−C6)、低級ヒドロキシアルキル(C1−C6)、アルキレン鎖により窒素に結合したフェニル、フェニル又はR1として規定された置換基により置換されたフェニルであり、そしてRは、C1−C6アルキル又はC1−C6ヒドロキシアルキルである)により表さられるものを含む。
この一般式が、本発明の実施に従って酸化可能な基体として働くオルトカテコールの全てを表してはいないことは、当業者にとり理解され明らかであろう。
本発明で使用される酸化剤は、水溶性の過硫酸塩である。さらに詳しくは、それは、過硫酸アンモニウム又はアルカリ金属過硫酸塩、好ましくは過硫酸ナトリウム又は過硫酸カリウムである。これらの中で、過硫酸ナトリウムが、最も好ましい。それは、カリウム塩はより溶解せず、望ましくない沈殿物を形成し勝ちであるからである。酸化剤の濃度は、1種以上のカテコールに関して、約1−約4当量に変化できる。酸化条件は、毛中へのプレカーサーの拡散が、余りに大きくて毛中に拡がらないピグメントの形成速度と競合できるようなものでなければならない。これは、例えば酸化触媒が本発明で提供されるように使用されるとき、酸化剤の濃度が、カテコールの酸化を適度の速度に保つように2当量を大きく越えてはならないことを意味する。
【0007】
驚くべきことに、過硫酸塩によるカテコールの酸化は、反応媒体のpHをコントロールするのに使用される緩衝剤に強く依存する。これを立証するために、ドーパ(1mM)を、アンモニウム又は過硫酸ナトリウムにより種々のpH値で水性緩衝剤中で酸化した。ドーパの酸化の速度は、ドーパからメラニンの形成における周知の中間物である形成されたドーパクロームの量を475nmで分光測光的に測定することによりモニターされた。メラニンの形成による散乱の効果は、700nmでの吸光度から評価され、適当に引かれた。pH6.8で、例えば4mMの過硫酸塩によるドーパ(1mM)からのドーパクロムの収率は、以下の通りである。0.1M燐酸塩、HEPES及びクエン酸塩緩衝剤中で1%、0.1M酢酸塩中で3%、0.1M重炭酸ナトリウム中で4%、0.1MTRIS緩衝剤中で6%。従って、TRIS緩衝剤が、過硫酸塩と組み合せて使用するのに好ましい緩衝剤である。過硫酸塩及びカテコールによる毛染組成物におけるTRIS緩衝剤の効果は実施例1〜4及び実施例5に立証される。
【0008】
過硫酸塩の酸化が遷移金属陽イオンにより触媒化できることは周知である。驚くべきことに、第二銅のイオンが、この目的に周知である他のイオンより遥かに有効であり、それ故毛染の目的のためにカテコールの酸化中さらに有用であることが分った。例えば、ドーパ(1mM、重炭酸塩緩衝剤、pH8.5)の酸化は、第一鉄イオン(0.1mM)により2倍加速され、そして第二銅イオン(0.1mM)により5倍以上加速された。
ドーパクロムへのドーパの転化に対する銅イオンの最大の触媒効果は、TRIS緩衝剤において観察される。TRISは、金属にさらに能率的に結合し、それによりその酸化容量を拡大すると思われる。任意の種々の水溶性第二銅の塩が使用できる。第二銅の酢酸塩、硫酸塩及び塩化物が好ましい。過硫酸塩酸化剤、TRIS緩衝剤及びカテコールによる毛染組成物における水溶性第二銅塩の効果は実施例5に立証される。
【0009】
従来の技術の教示に反して、完全な着色工程中のpHのコントロールは、オルトカテコールを利用する毛染ピグメントの製造において重要なパラメータであることが分った。その上、特定の緩衝剤及び酸化触媒の選択が重要なコントロール要素であることが分った。
本発明の限定されたパラメータ内で操作するとき、それらが強い色の形成をもたらすために高い濃度で毛の房内に形成されるように、有用なピグメントの形成速度をコントロールすることができる。
所望の結果を達成するために使用できる本発明のやり方に多数の変法が存在する。これらは、例えば1段階及び2段階のやり方を含む。
1段階又は同時のやり方では、選択された条件下の水性媒体中の毛染剤及び酸化剤の混合物は、所望の結果を行うのに十分な酸化生成物が形成されるまで、処理されるべき毛と接触して維持される。毛は、次にリンスされ乾燥される。
2段階又は連続する方法では、選択された条件下の水性媒体中の着色剤は、毛に適用され、そして約1−30分間好ましくは10−20分間放置される。酸化剤の水溶液は、次に所望の着色が得られるまで、さらに1−20分間好ましくは2−10分間毛と接触させられる。毛は次にリンスされ乾燥される。
【0010】
本発明の他の局面は、1種又はそれ以上の直接染料、一次中間物、カプラー、システイン及びこれらの混合物からなる群から選ばれる毛の色調節剤の酸化混合物への任意の配合である。これらの成分は、存在するとき、ピグメントの生成中形成される中間化合物と少なくとも一部反応し、それにより最終的に得られるピグメントに追加の着色の特徴を与えると思われる。これらの色調節剤が使用されるとき、反応混合物中の酸化剤の量は、これらの混合物の酸化に提供されるために増加する。それは、それらの或るものが、主要な反応のシーケンスの中間物と反応するよりむしろ通常のやり方で直接酸化されるからであろう。これらの補助的な着色剤の使用により、広い範囲の色合い、色調及び色彩が達成できることは、当業者に明らかであろう。
【0011】
毛の色調節剤の濃度は、通常、約10mg/mLより少なく、そして好ましくは約0.01−約5mg/mL、最も好ましくは約0.05−約2mg/mLで反応媒体中に存在する。これらの成分の量は、主要なピグメントの形成を妨げるほど多くあってはならない。即ち、本発明の方法は、毛の色調節剤による中間反応生成物の一部のみの反応を考慮している。
広い範囲の直接染料、一次中間物及びカプラーは、当業者にとり周知であり、そして本発明で使用できる。
本発明で好ましい一次中間体及びカプラーは、以下のものを含む。
一次中間体:p−フェニレンジアミン、p−アミノフェノール、o−アミノフェノール、N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)−p−フェニレンジアミン、2、5−ジアミノピリジン、p−トルエンジアミン。
カプラー:レゾルシノール、m−アミノフェノール、1−ナフトール、5−アミノ−o−クレゾール、2−メチルレゾルシノール、N−アセチルドーパ、4、6−ジ(ヒドロキシエトキシ)−m−フェニレンジアミン、m−フェニレンジアミン。
好適な直接染料は、例えば、ニトロ染料、アゾ染料及びアンスラキノン染料を含む。
本発明の種々の記載された態様は、又毛染組成物中に、1種又はそれ以上の成分を含み、それらは、使用者により水性の反応混合物中に混合されるための以下にさらに詳しく記述されるキットの1個又はそれ以上の追加の容器に提供されるか、又はもし互いに混和できなるならば、上記の酸化剤又は着色剤プレミックス溶液中に配合される。
これら成分は、酸化性毛染組成物に通常使用される周知の従来の添加物例えば有機溶媒、シックナー、毛のシャフトの浸透を助ける界面活性剤、pH調節剤、抗酸化剤、香料を含む。
本発明の方法で使用される毛染組成物は、共溶媒として有機溶媒を含むことができる。有機溶媒は、組成物の成分の溶解を助け、そして概して約30%まで、好ましくは約15%までの量で存在する。所望の範囲は、約0.1−約15%、最も好ましくは約1−10%である。好適な溶媒は、一価及び多価のアルコール例えばエチルアルコール、イソプロピルアルコール、プロピレングリコール、ベンジルアルコールなど、そしてグリコールエーテル例えば2−ブトキシエタノール、エチレングリコールモノエチルエーテル及びジエチレングリコールモノエチルエーテルである。共溶媒は、酸化剤により最小限のみ酸化される又は好ましくは酸化抵抗性であるものである。
【0012】
本発明の毛染組成物で使用される界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、カチオン性、両性又は双性イオン性である。種々のタイプの界面活性剤の例示として、以下のものが挙げられる。高級アルキルベンゼンスルホネート、アルキルナフタレンスルホネート、アルコール及び多塩基酸のスルホン化エステル、タウレート、脂肪族アルコール硫酸エステル、枝分れ鎖又は二級アルコールの硫酸エステル、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、脂肪酸又は脂肪酸混合物の塩、N−オキシアルキル化脂肪酸アルカノールアミドなど。特定の界面活性剤の例として以下のものが挙げられる。ナトリウムラウリルスルフェート、ポリオキシエチレンラルリルエステル、ミリスチルスルフェート、グリセリルモノステアレート、トリエタノールアミンオレエート、パルミチンメチルタウリンのナトリウム塩、セチルピリジニウムクロリド、ラウリルスルホネート、ミリスチルスルホネート、ラウリン酸ジエタノールアミド、ポリオキシエチレンステアレート、エトキシル化オレイルジエタノールアミド、水素化タローのポリエチレングリコールアミド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ドデシルベンゼンナトリウムスルホネート、p−ドデシルベンゼンスルホネートのトリエタノールアミン塩、ノニルナフタレンナトリウムスルホネート、ジオクチルナトリウムスルホサクシネート、ナトリウムN−メチル−N−オレオイルタウレート、ナトリウムイソチオネートのオレイン酸エステル、ナトリウムドデシルサルフェート、3−ジエチルトリデカノール−6−サルフェートのナトリウム塩など。界面活性剤の量は、広い範囲、例えば組成物の重量の約0.05−15%そして好ましくは0.10−5%にわたって変化できる。アニオン性及び非イオン性界面活性剤は、概して乳化剤として使用されるが、カチオン性界面活性剤は、毛に毛のコンディショニングの利益を与えるのに有用である。アニオン性及びカチオン性の界面活性剤がともに配合されるときには、ともに混和されない可能性からみて、注意が必要である。
【0013】
濃厚化剤は、又本発明の毛染組成物に配合でき、それは、毛染に通常使用されるものの1種又は数種である。これらは、アルギン酸ナトリウム又はアラビアガム、又はセルロース誘導体例えばメチルセルロース例えばMethocel 60HG、又はカルボキシメチルセルロースのナトリウム塩、又はヒドロキシエチルセルロース例えばCellosize QP−40又はアクリル酸重合体例えばポリアクリル酸ナトリウム塩、又は無機のシックナー例えばベントナイトのような製品により例示される。この濃厚化剤の量は、又広い範囲例えば20%のような多さでも変化できる。元来、それは組成物の重量の約0.1−5%に及ぶだろう。組成物の粘度は、約1−約100000cpと変化することができる。代表的なローション処方では、組成物の粘度は、約100−約10000cpであり、その粘度で組成物は流下又は滴下することなく毛に適用できる。
任意の成分のリストは、本発明を制限することを目的とするものではない。毛染組成物に含まれる他の好適な助剤は、Zviak、The Science of Hair Care(1986)及びBalsam及びSagarin、Cosmetics:Science and Technology、2巻(2版、1972)に記載されている。
【0014】
本発明の方法は、キットの形で包装された別々の容器に予め計測された反応体を入れることにより、好都合に実施できる。使用者は、本発明の選択されたやり方に従って毛に適用されるための反応体を混合するだけでよい。方法を実施するのに特別な経験は必要とせず、従って製品及び方法は、素人による家庭内の使用、並びに専門家によるサロンの使用に等しく適していることは明らかであろう。有利なことには、キットの形の製品は、貯蔵に安定であり、そのため、或る毛染組成物に要求される配慮例えば嫌気条件下の貯蔵なしに、小売に適している。
【0015】
本発明のこの局面に従って提供されるキットは、酸化可能な着色剤を含む第一の容器、並びに酸化剤を含む第二の容器を含む。選択された緩衝剤は、第三の容器に包装されるか、又はそれは、第一又は第二の容器に存在できる。選択された調節剤は、本発明の基本的な毛染剤と混合されるか、又は別の容器に存在する。キットは、これらの溶液の製造のための或る量好ましくは予め計量された量の乾燥粉末を含む一群を含むが、それらを溶液として提供するのがより好都合である。その上、予め計量された量の成分を含む溶液は、消費者によるそれらの正確な使用を助ける。
任意の成分を含む1個又はそれ以上の追加の容器は、キットで提供できる。任意の成分は、又何等かの不混和性がないならば、上記の容器の溶液内に含まれる。
消費者は、記述された指令に従って、好適には水溶液として、又は乾燥粉末及び水として、キットの成分を混合して水性の反応混合物を得る。混合は、キットとともに又はキット以外に供給される別の容器で行われるか、又は混合のために十分な上部空き高をもたらすように適合されたキットの容器で行うことができる。反応体は、又使用者の毛で混合できる。反応は、混合により始まる。毛染剤は、次にここに記載したように酸化し、それにより永久的な毛の色が得られる。所望の毛の色合いに達した後、最も好ましくは約30分以内であるが、毛に適用された毛染組成物は、好ましくは従来のシャンプーにより除かれる。
【0016】
実施例では、色は、標準のHunter Tristimulus値を利用して評価される。Hunterの方法では、パラメータa及びbは、正又は負であり、毛の着色の条件を規定する。従って、a値が正になればなるほど、毛の赤みは大きくなり、一方a値が負ではa値は緑を示す。同様に、正のb値は、黄色を示し、一方負のb値は、青を表す。Lパラメータは、色の強度の目安であり、そして絶対の黒の0から絶対の白の100の値を有する。一般に、約15以下のL値を有する毛は、黒と考えられ、一方約60のL値は白である。L値のスケールは、線状ではなく、むしろS字状である。ヒトの目に明らかな0に近いそして100に近い毛の色の強度は、L値における単位の変化により最小限変化する。約20から約50の値の間で、毛の色の強度は、L値における単位の変化により顕著に変化する。従って、Hunter値は、ヒトの目が色の変化を認めることができる領域で、より敏感である。
【0017】
【実施例】
以下の実施例は、緩衝剤の選択が、カテコール/過硫酸塩による染めの結果に対する重要な効果を有することを立証する。尚、実施例1〜4は本発明外の参考実施例である。
実施例 1
0.8mモルのドーパ及び0.2mモルのm−アミノフェノールを、10mLの燐酸塩緩衝剤(10mLの水性HCl中の7mモルのNa2PO4、pH7.4)に溶解した。0.8mモルの過硫酸ナトリウムを加え、1分間より短い時間で溶解した。灰色の毛をこの染め混合物に30分間曝し、リンスし、そして乾燥した。Hunter値は、以下の通りであった。
染め前:L 38.2、a 0.2、b 7.8
染め後:L 28.5、a 1.5、b 7.0
【0018】
実施例 2
毛染の条件は実施例1と正確に同じであったが、唯一の違いは、TRIS緩衝剤が、燐酸塩緩衝剤の代りに使用された(10mLの水性HCl中の7mモルのTRIS、pH7.4)。Hunter値は、以下の通りであった。
染め前:L 38.2、a 0.2、b 7.8
染め後:L 24.4、a 1.7、b 6.1
毛の房の色は、濃くそして実施例1の房より濃かった。
以下の実施例は、短い染めの時間でカテコール/過硫酸塩系による染めに対する緩衝剤(実施例3及び4)及び触媒(実施例5)の効果を立証する。
【0019】
実施例 3
0.8mモルの4−メチルカテコール及び0.4mモルのレゾルシノールを、10mLの燐酸塩緩衝剤(10mLの水性HCl中の7mモルのNa2PO4、pH7.4)に溶解した。0.8mモルの過硫酸ナトリウムを加え、1分間より短い時間で溶解した。灰色の毛をこの染め混合物に5分間曝し、リンスし、そして乾燥した。Hunter値は、以下の通りであった。
染め前:L 35.2、a 0.2、b 7.6
染め後:L 31.9、a 0.8、b 7.5
【0020】
実施例 4
毛染の条件は実施例3と正確に同じであったが、唯一の違いは、TRIS緩衝剤が、燐酸塩緩衝剤の代りに使用された(10mLの水性HCl中の7mモルのTRIS、pH7.4)。Hunter値は、以下の通りであった。
染め前:L 35.2、a 0.2、b 7.6
染め後:L 30.4、a 1.8、b 7.9
毛の房は、実施例3の房より認められるように赤かった。
【0021】
実施例 5
毛染の条件は実施例4と正確に同じであったが、唯一の違いは、0.025mモルの酢酸銅(II)が、過硫酸ナトリウムの添加の前に溶液に加えられた。Hunter値は、以下の通りであった。
染め前:L 35.2、a 0.2、b 7.6
染め後:L 30.0、a 5.3、b 11.7
毛の房は、オレンジ赤色に染まった。色は、実施例4又は実施例3の何れの房の色より顕著に強かった。
Claims (20)
- (a)ドーパ、システイニルドーパ、アルキル基に1〜4個の炭素を有するアルファアルキルドーパ、エピネフリン、アルキル基に1〜6個の炭素を有するドーパアルキルエステル、及び式
- カテコールが0.1〜10重量%の量で毛染組成物中に存在する請求項1記載の方法。
- カテコールがドーパ、エピネフリン、システイニルドーパ、アルキル基に1〜4個の炭素を有するアルファアルキルドーパ、及びアルキル基に1〜6個の炭素を有するアルキルドーパエステルからなる群から選ばれるドーパ種である請求項1記載の方法。
- ドーパ種が0.1−10重量%の量で毛染組成物中に存在する請求項3記載の方法。
- ドーパ種がドーパである請求項4記載の方法。
- 毛染組成物がカテコール含有水溶液及び過硫酸塩含有水溶液を毛に連続適用することによって毛に形成される請求項2記載の方法。
- 毛染組成物がカテコール含有水溶液及び過硫酸塩含有水溶液を毛に連続適用することによって毛に形成される請求項3記載の方法。
- 毛染組成物がカテコール含有水溶液及び過硫酸塩含有水溶液を毛に連続適用することによって毛に形成される請求項4記載の方法。
- ドーパ種がドーパである請求項8記載の方法。
- 毛染組成物がカテコール含有水溶液及び過硫酸塩含有水溶液を毛に同時適用することによって毛に形成される請求項2記載の方法。
- 毛染組成物がカテコール含有水溶液及び過硫酸塩含有水溶液を毛に同時適用することによって毛に形成される請求項4記載の方法。
- ドーパ種がドーパである請求項8記載の方法。
- 組成物中に存在する過硫酸塩の量がカテコールに関して2当量より過度に過剰ではない請求項1記載の方法。
- 塩が酢酸第二銅、塩化第二銅又は硫酸第二銅である請求項1又は13記載の方法。
- 複数の容器を単一のパッケージに包む、毛を永久的に着色するための毛染キットであり、該キットは、(a)ドーパ、システイニルドーパ、アルキル基に1〜4個の炭素を有するアルファアルキルドーパ、エピネフリン、アルキル基に1〜6個の炭素を有するドーパアルキルエステル、及び式
- カテコールがドーパ、エピネフリン、システイニルドーパ、アルキル基に1〜4個の炭素を有するアルファアルキルドーパ、及びアルキル基に1〜6個の炭素を有するアルキルドーパエステルからなる群から選ばれるドーパ種である請求項15記載の毛染キット。
- ドーパ種がドーパである請求項16記載の毛染キット。
- 毛染組成物が直接染料、一次中間物、カプラー及びこれらの混合物からなる群から選ばれる色調節剤をさらに含む請求項15記載の毛染キット。
- キット中に存在する過硫酸塩の量がカテコールに関して2当量より過度に過剰ではない請求項15記載の毛染キット。
- 塩が酢酸第二銅、塩化第二銅又は硫酸第二銅である請求項15又は19記載の毛染キット。
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