JP3658974B2 - 自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法、及び、自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置 - Google Patents

自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法、及び、自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法、及び、自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置の技術の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機等において、偽の貨幣を投入し、全く買い物をしないか、又は最も安価なものを購入し、真正の貨幣を釣り銭として得る詐取行為が横行している。
【0003】
従来、このような詐取行為に対抗する手段として、もっぱら貨幣識別装置の識別能力を高める方向で努力がなされてきた。
【0004】
しかしながら、識別能力を高めることは、貨幣の傷、汚れ、摩耗等によって、それが真正な貨幣であっても「偽」と判断する場合もあり、このような場合、顧客に不愉快な思いをさせるだけでなく、販売の機会を失うことにもなりかねないおそれがある。
【0005】
そして、このような傷、汚れ、摩耗等により誤動作(誤判断)しないで且つ偽物を偽物として正しく判断するような貨幣識別装置は当然に価格的に高価のものとなり、簡単には採用することができないのが実状である。
【0006】
また、特定の貨幣に対して偽貨幣が出回ることが多いので、特定の貨幣のみを受け入れないようにする方法も採用されることがあるが、このようなやり方では、特定の貨幣のみを有する顧客を逃がし、販売のチャンスを失うことになるので、できるだけこのような方法は採用したくないのが実状である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述したような貨幣の識別能力を高める方向とは異なった方向から釣り銭詐取を防止するものである。
【0008】
ここで、自動販売機等において採用されている貨幣処理装置、特に、硬貨処理装置の動作の概略を説明する。
【0009】
硬貨が投入されると、最初に硬貨の真贋を判別する。判別の結果「偽」と判断されたものはそのまま排出される。「真」と判断されたものは受け入れられ、その硬貨に応じた金額が現在値に加算される。商品購入がなされれば、その額が現在値から減算される。投入金額の加算と販売による減算が何度か行われたのち、購入者が返却ボタン(返却レバー)を操作すると、余った金額(その時点の現在値、すなわち釣り銭)が返却される。このとき、返却される硬貨はそのとき投入された硬貨ではなく、自動販売機内にあった別の硬貨である。
【0010】
つまり、硬貨を何枚か投入し、何も購入しなくても、返却ボタンを押したとき釣り銭として返却される硬貨は投入した硬貨ではなく、同額の別の硬貨である。
【0011】
ここに、釣り銭詐取の手口がある。すなわち次のようである。
【0012】
硬貨判別装置によっては「偽」と判断されない偽硬貨を用意する。
【0013】
この偽硬貨を自動販売機に投入すると、偽ではあるが自動販売機は受け入れるので、現在値にその額が表示される。受け入れられるだけ多くの偽硬貨を投入し、返却ボタンを押すと、投入した偽硬貨とは異なる同額の硬貨が返却される。
【0014】
結局、詐取者は偽硬貨を投入し本物の硬貨を得たことになる。
【0015】
上記の説明において、買い物をしたときでも、商品と本物の硬貨を手に入れることになるので詐取であることに変わりはない。
【0016】
ところで、偽硬貨としては、大きさ、重さ等が類似した外国硬貨が使用されることが多く、硬貨判別装置を欺くため何らかの加工が必要な場合がほとんどである。したがって、詐取者の側から見れば、加工のための装置の費用や他人に見られることのリスクを考えると、大量に偽硬貨を作り、短時間に大量に交換しなければあまり意味がないことになる。
【0017】
本発明は、この短時間に大量に交換(釣り銭詐取)することができないようにすることにより、釣り銭詐取を極力防止すること、ないしは、釣り銭詐取の被害額をより少なくすることを課題とするものである。
【0018】
本発明は貨幣の真贋を検出する装置ないしは真贋検出の方法それ自体を要点とするものではない。
【0019】
本発明とともに使用される貨幣の真贋を検出する装置ないしは真贋検出の方法は、現在使用されているものであっても、より精度の高いこれから開発されるものであってもかまわない。
【0020】
本発明は、どれだけ真贋検出の精度を上げたとしても、必ず、その検出能力の網の目をかいくぐる偽物が出現するものであり、また、真贋検出の制度を向上させることは、それだけ複雑な処理又は装置を必要とし、多くの場合価格の上昇を招くので、経済的に合理的な範囲を超えて精度向上を行うことはできないということを念頭に置いたものである。
【0021】
本発明は、釣り銭詐取者が、釣り銭詐取のためにはどうしても取らざるを得ない行動を分析し、これに基づいて考えられたものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この課題は次の手段によって解決される。
【0023】
(1) 請求項1に記載の発明
貨幣の投入が予め決められた時間以内の時間間隔で繰り返される場合、このとき受け入れられた貨幣の金種別の枚数が予め設定された制限値を超えたとき、前回の貨幣の投入から予め決められた時間の間、その金種の貨幣の受入と釣り銭の払い出しを停止する制御を行うことを特徴とする自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法。
【0024】
(2) 請求項2に記載の発明
請求項1に記載の自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法において、更に、
前回の貨幣の投入から予め決められた時間を経過した後は、その金種の貨幣の受入及び釣り銭の払い出しを可能とする制御を行うことを特徴とする自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法。
【0025】
(3) 請求項3に記載の発明
自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置であって、この制御装置は、
貨幣の投入が予め決められた時間以内の時間間隔で繰り返される場合、このとき受け入れられた貨幣の金種別の枚数が予め設定された制限値を超えたとき、前回の貨幣の投入から予め決められた時間の間、その金種の貨幣の受入と釣り銭の払い出しを停止する機能を有するものであることを特徴とする自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置。
【0026】
(4) 請求項4に記載の発明
請求項3に記載の自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置において、この制御装置は、更に
前回の貨幣の投入から予め決められた時間を経過した後は、その金種の貨幣の受入及び釣り銭の払い出しを可能とする機能を有するものであることを特徴とする自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置。
【0027】
【発明の実施の形態】
(1)請求項1の発明について、
この発明の自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法は、
予め決められた時間以内の時間間隔で貨幣の投入が繰り返される場合、このとき受け入れられた貨幣の金種別の枚数が予め設定された制限値を超えたとき、前回の貨幣の投入から予め決められた時間の間、その金種の貨幣の受入と釣り銭の払い出しを停止する。
【0028】
釣り銭詐取者が短時間に大量の偽貨幣を投入して釣り銭を詐取しようとしても、投入した偽貨幣が受け入れられずにそのまま返却されるようになるばかりでなく、しばらくの間返却ボタン(レバー)を操作してもそれまで受け入れられた額に対応する釣り銭が返却されない。
【0029】
このため、実質的に釣り銭詐取が困難になり、釣り銭詐取が防止され、釣り銭詐取されたとしてもその被害額の減少をはかることができる。
【0030】
(2)請求項2の発明について、
この発明の自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法は、請求項1の発明の自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法において、更に、
前回の貨幣の投入から予め決められた時間を経過した後は、その金種の貨幣の受入及び釣り銭の払い出しを可能とする。
【0031】
このため、あるとしても希なことであるが、通常の人が短時間に真貨幣を予め決められた枚数以上に投入した結果、それ以上の受入が停止され、釣り銭払い出しが停止されたとしても、時間が経過すると、貨幣の受入も釣り銭の払い出しも可能になるので、通常に買い物をする人には実質的に影響が及ばない。
【0032】
(3)請求項3の発明について、
この発明の自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置は、
予め決められた時間以内の時間間隔で貨幣の投入が繰り返される場合、このとき受け入れられた貨幣の金種別の枚数が予め設定された制限値を超えたとき、前回の貨幣の投入から予め決められた時間の間、その金種の貨幣の受入と釣り銭の払い出しを停止する。
【0033】
釣り銭詐取者が短時間に大量の偽貨幣を投入して釣り銭を詐取しようとしても、投入した偽貨幣が受け入れられずにそのまま返却されるようになるばかりでなく、しばらくの間返却ボタン(レバー)を操作してもそれまで受け入れられた額に対応する釣り銭が返却されない。
【0034】
このため、実質的に釣り銭詐取が困難になり、釣り銭詐取が防止され、被害額の減少をはかることができる。
【0035】
(4)請求項4の発明について、
この発明の自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置は、請求項3の発明の自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置において、更に、
前回の貨幣の投入から予め決められた時間を経過した後は、その金種の貨幣の受入及び釣り銭の払い出しを可能とする。
【0036】
このため、あるとしても希なことであるが、通常の人が短時間に真貨幣を予め決められた枚数以上に投入した結果、それ以上の受入が停止され、釣り銭払い出しが停止されたとしても、時間が経過すると、貨幣の受入も釣り銭の払い出しも可能になるので、通常に買い物をする人には実質的に影響が及ばない。
【0037】
【実施例】
自動販売機は貨幣処理装置を含む多くの要素から構成されている。貨幣処理装置には、紙幣処理装置と硬貨処理装置があるが、ここでは硬貨処理装置に基づいて本発明の実施例を説明する。
【0038】
図1は硬貨処理装置の構成図である。
【0039】
1は自動販売機(不図示)の一要素をなす硬貨処理装置である。2は硬貨投入口、3は硬貨選別部であり、投入された硬貨(又は場合により専用のメダル)を選別する。4は制御装置、7は硬貨振り分け機構であって、制御装置4は硬貨選別部3から選別結果の情報を取得し、これを処理して各硬貨保留筒(不図示)に硬貨を振り分ける硬貨振り分け機構7を制御する。6はスイッチあるいは設定手順であって、スイッチ類あるいはソフトウエアにより制御装置の動作内容を設定する。5は適正信号出力部であって真正な硬貨が投入されたことを示す信号を出力する。
【0040】
図2は本発明を説明するためのサブルーチンフローチャートである。本サブルーチンは硬貨処理装置の循環ループ中で呼び出されるサブルーチンの一つである。
【0041】
本サブルーチンに入る(ステップ#00)とステップ#01において硬貨の投入の検知があったかどうかをチェックする。
【0042】
硬貨投入が検知されなければ(ステップ#01で「NO」)、ステップ#02に進み、硬貨返却タイマーが動作中(タイマーが起動してから設定時間を経過していない)かどうかをチェックする。
【0043】
ステップ#02において硬貨返却タイマーが動作中(ステップ#02において「YES」)であれば、そのままステップ#99に進み本サブルーチンを抜け出る。
【0044】
ステップ#02において、「NO」すなわち硬貨返却タイマーが動作中でなければ、ステップ#03に進み、金種別の受入禁止フラグをリセットし、更に、ステップ#04に進み硬貨返却信号の禁止を解除する。
【0045】
ここで、金種別の受入禁止フラグはその金種が投入されたときに参照され、このフラグが立っているときはその金種の受入が拒否されるものであり、硬貨返却信号の禁止は、返却ボタン(レバー)が押されても硬貨返却信号そのものが出力されなくして硬貨返却をできなくするものである。
【0046】
上記ステップ#02、ステップ#03、ステップ#04を通るフローは、硬貨返却タイマーが計時し終わっているとき、つまり、前回に硬貨の投入が検知されてから設定時間を既に経過していれば、受入禁止フラグをリセットして硬貨を更に受け入れ可能とするとともに、硬貨返却信号の出力禁止を解除して硬貨の返却をできるようにするものである。
【0047】
一方、ステップ#01において硬貨投入が検知された(「YES」の)とき、ステップ#05に進み、硬貨返却タイマーが動作中かどうかをチェックする。
【0048】
このチェックが「NO」のとき、すなわち、前回の硬貨投入から設定時間を経過していれば、ステップ#06に進み、硬貨投入枚数カウンターをリセットする。
【0049】
ステップ#05におけるチェックが「YES」のとき、または、上記ステップ#06において硬貨投入枚数カウンターがリセットされたとき、ステップ#07に進む。
【0050】
ステップ#07において、硬貨返却タイマーを再起動する。硬貨返却タイマーはこの再起動により最初から計時を開始する。つまり、硬貨返却タイマーが動作中に硬貨の投入があった場合、そのまま計時を続けるのではなく、これまでの計時を破棄し、改めて最初からの計時を開始する。
【0051】
更にステップ#08に進み、金種別の硬貨投入枚数カウンターをカウントアップする。つまり、硬貨返却タイマーが動作中に硬貨の投入があれば金種別に硬貨投入枚数カウンターがカウントアップされる。
【0052】
ステップ#09に進み、金種別の硬貨投入枚数カウンターの値が制限枚数をオーバーしているかどうかをチェックする。
【0053】
オーバーしていなければ、ステップ#99において、このサブルーチンを抜け出る。
【0054】
オーバーしていれば、ステップ#10に進み、金種別の受入禁止フラグをセットしてこれ以上の硬貨受入を拒否する(投入された硬貨そのものが返却口に排出される)ようにし、更に、ステップ#11に進み、硬貨返却信号を禁止状態にして返却ボタンを押しても釣り銭が返却されないようにする。そして、ステップ#99において、このサブルーチンを抜け出る。
【0055】
以上の説明から明らかなように、本発明は次のように機能する。
【0056】
一定時間(硬貨返却タイマーの設定時間)内の硬貨投入が繰り返され、且つ、このときの金種別の投入枚数が制限枚数を超えるようになったとき、これ以上の硬貨の受入を拒否するとともに釣り銭の返却を行なわなくする。
【0057】
そして、硬貨投入がないまま一定時間を経過すれば、再び投入硬貨が受け入れられるようになり、釣り銭も返却可能となる。
【0058】
そのため、大量の偽硬貨を短時間に投入しようとしても、硬貨は受け入れられなくなり、また、釣り銭もしばらくの間返却されないので、大量の偽硬貨を短時間に本物の硬貨に換えなければならない詐取者にとっては、効率及びリスクの面から見て、きわめて都合が悪いこととなる。
【0059】
それ故、釣り銭詐取が防止され、又は、仮に詐取されたとしてもその被害を最小限に抑えることができる。
【0060】
上記硬貨返却タイマーの設置値及び金種別の投入枚数の制限値はメモリ上の適宜の番地に格納されており、これらの値は適宜ソフトウエア的に変更することが可能である。なお、これらの値は可変抵抗やディップスイッチ等のハードウエアによって設定することも可能である。
【0061】
【発明の効果】
請求項1の発明の効果
本方法発明において、釣り銭詐取者が短時間に大量の偽貨幣を投入して釣り銭を詐取しようとしても、投入した偽貨幣が受け入れられずにそのまま返却されるようになるばかりでなく、しばらくの間返却ボタン(レバー)を操作してもそれまで受け入れられた額に対応する釣り銭が返却されない。
【0062】
このため、実質的に釣り銭詐取が困難になり、釣り銭詐取が防止され、釣り銭詐取されたとしてもその被害額の減少をはかることができる。
【0063】
請求項2の発明の効果
請求項1の方法発明の効果に加え、更に、
前回の貨幣の投入から予め決められた時間を経過した後は、その金種の貨幣の受入及び釣り銭の払い出しを可能とするため、あるとしても希なことであるが、通常の人が短時間に真貨幣を予め決められた枚数以上に投入した結果、それ以上の受入が停止され、釣り銭払い出しが停止されたとしても、時間が経過すると、貨幣の受入も釣り銭の払い出しも可能になるので、通常に買い物をする人には実質的に影響が及ばない。
【0064】
請求項3の発明の効果
本装置発明において、釣り銭詐取者が短時間に大量の偽貨幣を投入して釣り銭を詐取しようとしても、投入した偽貨幣が受け入れられずにそのまま返却されるようになるばかりでなく、しばらくの間返却ボタン(レバー)を操作してもそれまで受け入れられた額に対応する釣り銭が返却されない。
【0065】
このため、実質的に釣り銭詐取が困難になり、釣り銭詐取が防止され、被害額の減少をはかることができる。
【0066】
請求項4の発明の効果
請求項3の装置発明の効果に加え、更に、
前回の貨幣の投入から予め決められた時間を経過した後は、その金種の貨幣の受入及び釣り銭の払い出しを可能とするため、あるとしても希なことであるが、通常の人が短時間に真貨幣を予め決められた枚数以上に投入した結果、それ以上の受入が停止され、釣り銭払い出しが停止されたとしても、時間が経過すると、貨幣の受入も釣り銭の払い出しも可能になるので、通常に買い物をする人には実質的に影響が及ばない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 硬貨処理装置の構成図である。
【図2】 本発明を説明するためのサブルーチンフローチャートである。
【符号の説明】
1 硬貨処理装置
2 硬貨投入口
3 硬貨選別部
4 制御装置
5 適正信号出力部
6 スイッチあるいは設定手順
7 硬貨振り分け機構
C 硬貨又はメダル

Claims (4)

  1. 貨幣の投入が予め決められた時間以内の時間間隔で繰り返される場合、このとき受け入れられた貨幣の金種別の枚数が予め設定された制限値を超えたとき、前回の貨幣の投入から予め決められた時間の間、その金種の貨幣の受入と釣り銭の払い出しを停止する制御を行うことを特徴とする自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法。
  2. 請求項1に記載の自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法において、更に、
    前回の貨幣の投入から予め決められた時間を経過した後は、その金種の貨幣の受入及び釣り銭の払い出しを可能とする制御を行うことを特徴とする自動販売機の釣り銭詐取防止制御方法。
  3. 自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置であって、この制御装置は、
    貨幣の投入が予め決められた時間以内の時間間隔で繰り返される場合、このとき受け入れられた貨幣の金種別の枚数が予め設定された制限値を超えたとき、前回の貨幣の投入から予め決められた時間の間、その金種の貨幣の受入と釣り銭の払い出しを停止する機能を有するものであることを特徴とする自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置。
  4. 請求項3に記載の自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置において、この制御装置は、更に
    前回の貨幣の投入から予め決められた時間を経過した後は、その金種の貨幣の受入及び釣り銭の払い出しを可能とする機能を有するものであることを特徴とする自動販売機の釣り銭詐取防止制御装置。
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