JP3658472B2 - 減圧弁 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一次側から供給される圧力流体を所定の圧力に調圧して二次側に導出する減圧弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術に係る減圧弁を図4に示す。この減圧弁1は、ガス供給ポート2とガス排出ポート3とが設けられた本体部4と、前記本体部4の上部に嵌合されるボンネット5と、圧力調整ハンドル6とを有し、ガスの圧力調整器として用いられる。前記本体部4とボンネット5との間にはダイヤフラム7が張設されたダイヤフラム室8が形成され、前記ダイヤフラム室8はガス供給ポート2およびガス排出ポート3とそれぞれ連通可能に設けられている。
【0003】
また、本体部4の内部には、圧力調整ハンドル6の螺回作用下に変位する弁棒9に連結された弁体10が配設される。前記弁体10が弁シート11の着座部から離間することによりガス供給ポート2とガス排出ポート3とが連通し、一方、該弁体10が着座部に着座することにより、前記連通状態が遮断される。なお、参照数字12、13は、それぞれ、調圧ばね並びに弁ばねを示している。
【0004】
従来技術に係る減圧弁1では、ダイヤフラム室8内に圧力流体が残存することを防止するために、ガス供給ポート2から供給された圧力流体の全流量をダイヤフラム室8に直接導入する構成が採用され、ダイヤフラム室8に導入された圧力流体は、ダイヤフラム7の作用下に所望の圧力に調圧されてガス排出ポート3から導出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術に係る減圧弁1では、ガス供給ポート2から供給された圧力流体の全流量がダイヤフラム室8に直接導入されるため、圧力流体の全圧がダイヤフラム7に作用し、ガス排出ポート3側(二次側)の流量特性が劣化するという不都合がある。
【0006】
本発明は、前記の不都合を克服するためになされたものであり、ダイヤフラム室内に圧力流体が残存することを防止するとともに、二次側に良好な流量特性を得ることが可能な減圧弁を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するために、本発明は、圧力流体が供給される一次側ポートと、圧力流体を排出する二次側ポートとを有する減圧弁本体と、
前記減圧弁本体の底面部に形成された開口部を閉塞するとともに、複数のリブが設けられた閉塞部材と、
前記減圧弁本体内に変位自在に設けられ、着座部から離間し、または前記着座部に着座することにより前記一次側ポートと二次側ポートとの連通路を開閉する弁体と、
前記減圧弁本体内に前記弁体と同軸に設けられ、該減圧弁本体の孔部に固着された保持部材によって変位自在に保持されたステムと、
前記減圧弁本体内の前記弁体と前記ステムとの間に張設され、前記弁体の端部と前記ステムの端部とがそれぞれ当接する第1ダイヤフラムと、
前記閉塞部材に一端部が着座し、他端部が前記弁体に当接して前記弁体を前記ステム側へと押圧する弁ばねと、
前記減圧弁本体内に形成されたダイヤフラム室に設けられ、一次側ポートから供給される圧力流体の作用下に、前記ステムと一体的に前記弁体を変位させる第2ダイヤフラムと、
前記減圧弁本体の内部に設けられ、ばね受け部材に一端部が着座し、他端部が前記第2ダイヤフラムに着座して前記ステムを前記弁体側へと押圧する調圧ばねと、
前記調圧ばねの弾発力を調整すべく前記減圧弁本体に螺合するハンドルの回転作用下に前記ばね受け部材を変位させるシャフトと、
前記ばね受け部材に係合して該ばね受け部材の回り止めを行うための係止部材と、
を備え、
前記連通路は、一次側ポートに近接する第1室と、前記第1室の下方に形成され前記第1ダイヤフラムによって閉塞される第2室と、前記二次側ポートに近接し前記弁体が着座部に着座することにより前記第2室との連通状態が遮断される第3室とからなり、
前記第3室と前記二次側ポートとの間には、傾斜する壁面を有し前記二次側ポートに向かって徐々に拡径するノズル孔が設けられ、
前記第3室と前記ダイヤフラム室との間には、前記第3室と前記ダイヤフラム室とを連通させるべく前記第3室から斜め上方へと延在して前記ダイヤフラム室に到達する第1通路が設けられるとともに、前記ダイヤフラム室と前記ノズル孔とを連通させるべく前記ダイヤフラム室から鉛直方向に延在して該ノズル孔に到達する第2通路が設けられ、前記第1通路を介して圧力流体の一部がダイヤフラム室に導入され、前記第2通路を介して前記ダイヤフラム室内の圧力流体が二次側ポート側に吸引されることを特徴とする。
【0008】
本発明によれば、ハンドルを所定方向に螺回して二次側ポートから流体圧機器に供給する二次側の設定圧力を予め設定しておく。この場合、ハンドルの回動作用下にシャフトの軸線方向に沿ってばね受け部材を変位させ、前記ばね受け部材によって圧縮された調圧ばねを介して第2ダイヤフラムを押圧することにより、ステムおよび弁体が一体的に下降する。前記弁体が着座部から離間することにより、一次側ポートと二次側ポートとの連通路を構成する第1室、第2室および第3室がそれぞれ連通した状態となる。従って、本発明によれば、第2ダイヤフラムの調圧作用下に一次側ポートと二次側ポートとの連通路を開閉する弁体を変位させることにより、二次側に調圧された圧力流体を供給することができる。
【0009】
すなわち、一次側圧力に対して二次側圧力が低い時、一次側ポートから導入された圧力流体は、第1室、第2室および第3室を順次流通し、ノズル孔および二次側ポートを介して流体圧機器に供給される。この場合、一次側ポートから供給された圧力流体の一部は、第1通路を介して第3室からダイヤフラム室に導入され、さらに、第2通路を介してノズル孔へと流通することにより、第2ダイヤフラムを上方に向かって押圧する力を発生させ、前記第2ダイヤフラムを上方に向かって押圧する力と調圧ばねの弾発力とが対抗することにより、二次側圧力が調圧される。その際、一次側ポートから供給された圧力流体が第3室を経由してノズル孔を通過することにより、第2通路を介してダイヤフラム室内の圧力流体が二次側ポート側に吸引される。この結果、圧力流体がダイヤフラム室内に残存することがなく、二次側に良好な流量特性を得ることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る減圧弁について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0011】
図1において、参照符号20は、本発明の実施の形態に係る減圧弁を示し、この減圧弁20は、一次側ポート22および二次側ポート24が同軸状に形成されたボデイ26と、前記ボデイ26の上部に嵌合されるボンネット28と、外周面の所定範囲にねじ部が刻設されたシャフト30を回転中心として前記ボンネット28の上部に回動自在に軸支されるハンドル32と、前記ボデイ26の底面部に形成された開口部を閉塞するとともに、複数のリブ34が設けられた閉塞部材36とから構成される。なお、ボデイ26、ボンネット28および閉塞部材36は、減圧弁本体として機能するものである。
【0012】
ボデイ26の一次側ポート22と二次側ポート24との間には、矢印AまたはB方向に沿って変位するステム38が設けられ、前記ステム38は、ボデイ26内の孔部に固着された保持部材40に対して摺動自在に配設される。前記ステム38の下端部には、ボデイ26と閉塞部材36との間に張設された第1ダイヤフラム42が当接し、さらに、前記第1ダイヤフラム42には弁体44の一端部が当接する。前記弁体44のフランジ部46には、閉塞部材36の孔部に挿入された弁ばね48が係着される。この場合、前記弁ばね48は、その弾発力によって弁体44を常時矢印A方向に押圧するように作用している。
【0013】
前記一次側ポート22と二次側ポート24との間には、該一次側ポート22と二次側ポート24とを連通させる連通路50が形成され、前記連通路50は、一次側ポート22に近接する第1室52と、前記第1室52の下方に形成され第1ダイヤフラム42によって閉塞される第2室54と、前記第2室54の上方に形成され弁体44が着座部56に着座することにより前記第2室54との連通状態が遮断される第3室58とから構成される。前記第3室58と二次側ポート24との間には、所定の傾斜角度からなる壁面を有し、二次側ポート24に向かって徐々に拡径するノズル孔60が形成される。
【0014】
前記ボデイ26とボンネット28との間には第2ダイヤフラム62が張設され、前記第2ダイヤフラム62とボデイ26の側壁とによってダイヤフラム室64が形成される。前記ダイヤフラム室64には、連通路50の第3室58に連通する第1通路66と、ノズル孔60に連通する第2通路68とが形成され、前記第1通路66および第2通路68は、それぞれ所定の直径で形成される。前記第2ダイヤフラム62は一組の弁シート70a、70bによって挟持され、前記弁シート70aの底面部にはステム38の一端部が当接する。なお、第1ダイヤフラム42および第2ダイヤフラム62は、例えば、可撓性を有する合成樹脂等の材料でそれぞれ形成される。
【0015】
この場合、ダイヤフラム室64と第3室58との間には保持部材40およびステム38が設けられ、前記ダイヤフラム室64と第3室58とが保持部材40およびステム38によって遮断されている。従って、連通路50を介して一次側ポート22から供給された圧力流体の全流量が第2ダイヤフラム62に直接的に作用することが阻止され、ダイヤフラム室64には所定の直径を有する第1通路66を通じて圧力流体の一部が導入されるのみである。
【0016】
前記ハンドル32に固定されたシャフト30のねじ部には、ばね受け部材72が螺設され、前記ばね受け部材72と弁シート70bとの間に装着された調圧ばね74の弾発力によって第2ダイヤフラム62を矢印B方向に押圧する力が作用する。この場合、前記調圧ばね74は第2ダイヤフラム62の調圧作用を営むものであり、ハンドル32の回動作用下にばね受け部材72がシャフト30のねじ部に沿って矢印AまたはB方向に変位する。なお、前記ボンネット28の内部には、ばね受け部材72に係合して該ばね受け部材72の回り止めの機能を営む係止部材76が設けられる。
【0017】
本発明の実施の形態に係る減圧弁20は、基本的には以上のように構成されるものであり、次にその動作並びに作用効果について説明する。
【0018】
まず、一次側ポート22に図示しない圧力流体供給源を接続し、二次側ポート24に所望の流体圧機器(図示せず)を予め接続しておく。また、ハンドル32を所定方向に螺回して流体圧機器に供給する二次側の設定圧力を設定しておく。
【0019】
すなわち、ハンドル32の回動作用下にシャフト30の軸線方向に沿ってばね受け部材72を変位させ、前記ばね受け部材72によって圧縮された調圧ばね74を介して第2ダイヤフラム62を矢印B方向に向かって押圧することにより、ステム38および弁体44が一体的に下降する。従って、弁体44が矢印B方向に変位して着座部56から所定間隔だけ離間するに至り、一次側ポート22と二次側ポート24との連通路50を構成する第1室52、第2室54および第3室58がそれぞれ連通した状態となる(図2参照)。
【0020】
一次側圧力に対して二次側圧力が低い時、圧力流体供給源の付勢作用下に一次側ポート22から導入された圧力流体は、第1室52、第2室54および第3室58を順次流通し、ノズル孔60および二次側ポート24を介して流体圧機器に供給される。この場合、一次側ポート22から供給された圧力流体の一部は、第1通路66を介して第3室58からダイヤフラム室64に導入され、さらに、第2通路68を介してノズル孔60へと流通することにより、第2ダイヤフラム62を上方に向かって押圧する力を発生させる。従って、一次側ポート22から供給された圧力流体によって発生する第2ダイヤフラム62を上方に押圧する力と、調圧ばね74の弾発力とが対抗することにより、流体圧機器に導入される二次側圧力が調圧される。
【0021】
このように、二次側圧力が設定値より低い間は、流体圧機器に対して圧力流体の流入が継続され、一次側圧力と二次側圧力との差が小さくなるにつれて、調圧ばね74の弾発力に抗して徐々に第2ダイヤフラム62が上昇し、前記第2ダイヤフラム62と一体的にステム38および弁体44が上昇することにより、前記弁体44が着座部56に着座して設定圧力に至る。このようにして、所望の設定圧力に調圧された圧力流体が図示しない流体圧機器に供給される。
【0022】
本実施の形態に係る減圧弁20では、ダイヤフラム室64と第3室58との間に隔壁として機能する保持部材40およびステム38を設けるとともに、一次側ポート22から導入された圧力流体の全流量を直接ダイヤフラム室64に導入することがなく、圧力流体の一部を第1通路66を介して第3室58からダイヤフラム室64に導入し、さらに、第2通路68を介してノズル孔60へと導出している。従って、圧力流体の全圧が第2ダイヤフラム62に直接作用することがないため、二次側に良好な流量特性を得ることができる。
【0023】
ここで、図3に基づき、ダイヤフラム室64内に導入された圧力流体をダイヤフラム室64外に流出させる作用について説明する。なお、図3は、図1に示す減圧弁20の概略動作説明図であり、図1と対応する構成要素には同一の参照数字を付している。
【0024】
図3において、一次側ポート22から供給され第3室58に到達した圧力流体は、第1通路66を介してダイヤフラム室64に導入される。この場合、ダイヤフラム室64に導入された圧力流体によって一次側圧力が第2ダイヤフラム62に負荷され、前記第2ダイヤフラム62は、矢印A方向に向かって押圧される。
【0025】
一方、一次側ポート22から供給された圧力流体が第3室58を経由してノズル孔60を通過することにより、第2通路68を介してダイヤフラム室64内の圧力流体が二次側ポート24側に吸引される。従って、第1通路66を介してダイヤフラム室64に導入された圧力流体は、第2通路68を通じて二次側ポート24に流出することから、前記ダイヤフラム室64内に圧力流体が残存して液溜まりが発生することを阻止することができる。このように、ダイヤフラム室64に導入された圧力流体を循環させ、前記ダイヤフラム室64内に圧力流体が滞留することを防止することができる。
【0026】
ダイヤフラム室64内の圧力流体を第2通路68より吸引し、二次側ポート24に向かって流通させるためには、図3に示す第1通路66の直径φ1 と、第2通路68の直径φ2 と、ノズル孔60の傾斜角度θとをそれぞれ所定の値に設定すればよい。けだし、二次側の流量特性は、ダイヤフラム室64の圧力によって大きく影響を受けるからである。
【0027】
従って、第1通路66の直径φ1 と、第2通路68の直径φ2 と、ノズル孔60の傾斜角度θとの相関関係に基づいて、前記直径φ1 、φ2 および傾斜角度θを所定の値に設定することにより、二次側に良好な流量特性を得ることができる。
【0028】
この結果、本実施の形態に係る減圧弁20では、ダイヤフラム室64内に圧力流体が残存することがなく、二次側に良好な流量特性を得ることができる。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0030】
すなわち、一次側ポートから供給された圧力流体がダイヤフラム室内に残存することを防止するとともに、二次側に良好な流量特性を得ることが可能となる。従って、二次側に設けられる流体圧機器に対して、所望の圧力に調圧された清浄性を有する圧力流体を供給することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る減圧弁の縦断面図である。
【図2】図1に示す減圧弁において、弁体が着座部から離間した状態を示す縦断面図である。
【図3】図2に示す減圧弁の概略動作説明図である。
【図4】従来技術に係る減圧弁の縦断面図である。
【符号の説明】
20…減圧弁 22…一次側ポート
24…二次側ポート 26…ボデイ
28…ボンネット 30…シャフト
32…ハンドル 36…閉塞部材
38…ステム 40…保持部材
42、62…ダイヤフラム 44…弁体
48…弁ばね 50…連通路
52、54、58…室 60…ノズル孔
64…ダイヤフラム室 66、68…通路
70a、70b…弁シート 74…調圧ばね
Claims (1)
- 圧力流体が供給される一次側ポートと、圧力流体を排出する二次側ポートとを有する減圧弁本体と、
前記減圧弁本体の底面部に形成された開口部を閉塞するとともに、複数のリブが設けられた閉塞部材と、
前記減圧弁本体内に変位自在に設けられ、着座部から離間し、または前記着座部に着座することにより前記一次側ポートと二次側ポートとの連通路を開閉する弁体と、
前記減圧弁本体内に前記弁体と同軸に設けられ、該減圧弁本体の孔部に固着された保持部材によって変位自在に保持されたステムと、
前記減圧弁本体内の前記弁体と前記ステムとの間に張設され、前記弁体の端部と前記ステムの端部とがそれぞれ当接する第1ダイヤフラムと、
前記閉塞部材に一端部が着座し、他端部が前記弁体に当接して前記弁体を前記ステム側へと押圧する弁ばねと、
前記減圧弁本体内に形成されたダイヤフラム室に設けられ、一次側ポートから供給される圧力流体の作用下に、前記ステムと一体的に前記弁体を変位させる第2ダイヤフラムと、
前記減圧弁本体の内部に設けられ、ばね受け部材に一端部が着座し、他端部が前記第2ダイヤフラムに着座して前記ステムを前記弁体側へと押圧する調圧ばねと、
前記調圧ばねの弾発力を調整すべく前記減圧弁本体に螺合するハンドルの回転作用下に前記ばね受け部材を変位させるシャフトと、
前記ばね受け部材に係合して該ばね受け部材の回り止めを行うための係止部材と、
を備え、
前記連通路は、一次側ポートに近接する第1室と、前記第1室の下方に形成され前記第1ダイヤフラムによって閉塞される第2室と、前記二次側ポートに近接し前記弁体が着座部に着座することにより前記第2室との連通状態が遮断される第3室とからなり、
前記第3室と前記二次側ポートとの間には、傾斜する壁面を有し前記二次側ポートに向かって徐々に拡径するノズル孔が設けられ、
前記第3室と前記ダイヤフラム室との間には、前記第3室と前記ダイヤフラム室とを連通させるべく前記第3室から斜め上方へと延在して前記ダイヤフラム室に到達する第1通路が設けられるとともに、前記ダイヤフラム室と前記ノズル孔とを連通させるべく前記ダイヤフラム室から鉛直方向に延在して該ノズル孔に到達する第2通路が設けられ、前記第1通路を介して圧力流体の一部がダイヤフラム室に導入され、前記第2通路を介して前記ダイヤフラム室内の圧力流体が二次側ポート側に吸引されることを特徴とする減圧弁。
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JP26336996A JP3658472B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 減圧弁 |
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JPH10111721A JPH10111721A (ja) | 1998-04-28 |
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JP26336996A Expired - Fee Related JP3658472B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 減圧弁 |
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1996
- 1996-10-03 JP JP26336996A patent/JP3658472B2/ja not_active Expired - Fee Related
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