JP3657689B2 - X線ct装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検体の撮影部位の断層像をフィルタ補正逆投影法により再構成するX線CT装置に関し、特に上記撮影部位に応じて最適な画質の断層像を再構成することができるX線CT装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の被検体の撮影部位についてあらゆる角度方向より計測した投影データから断層像を再構成する手法としては、フーリエ変換法、逆投影法、フィルタ逆投影法(Filtered Back Projection Method,以下「FBP法」と略称する)等があるが、中でもFBP法が最もよく知られている。このFBP法は、投影データに対する逆投影処理による画像のボケ等をフィルタ処理によって予め補正した後に、上記投影データに対して逆投影処理を行うものである。そして、このFBP法において用いられている従来のフィルタ関数は、図8に示すように、投影データの空間周波数ωにほぼ比例し高い空間周波数領域に向かうに従って強調する高域強調型フィルタとされている。ここで、図8において、横軸を空間周波数ωとし、縦軸をフィルタ関数H(ω)とし、サンプリング間隔で決定される最高周波数をWとすると、例えば、RamachandranとLakshminarayananらによって提案されたフィルタ関数H(ω)は、次の式(1)で表される。
【0003】
Figure 0003657689
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、計測データに含まれる周波数成分は撮影部位ごとに異なり、診断の目的に応じた画質の断層像を再構成するためには、あらゆる種類のフィルタが必要とされる。例えば、図8に示し式(1)で表されるフィルタ関数H(ω)を用いた場合は、高い空間周波数領域に含まれるノイズ成分が強調され、再構成画像はザラついた画像となることが推測できる。これに対して、濃度分解能を重視する場合には、図9に示すように、高い空間周波数領域を抑制したフィルタ関数が要求される。また、濃度分解能よりも空間分解能を重視する場合には、ある程度ノイズ成分が強調されても高い空間周波数領域を強調したフィルタ関数が要求される。このように、撮影部位及び診断目的に応じてフィルタ関数の特性は容易に変えられることが必要であるが、従来の断層像再構成方法では容易に変えることは困難であった。これに対処して、特開昭63−183045号公報に記載された断層像再構成方法が提案されているが、この方法でも強調する範囲が狭く、あらゆる種類のフィルタを必要とする画像診断では実用的ではなかった。
【0005】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、被検体の撮影部位に応じて最適な画質の断層像を再構成することができるX線CT装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明によるX線CT装置は、被検体の撮影部位を間に挟んで対向配置されたX線源及び検出器を回転させ、上記撮影部位をあらゆる角度方向から計測してデータを収集し、これをもとに断層像を再構成するX線CT装置において、上記収集された計測データに前処理を施して投影データを得る手段と、この得られた投影データに対して後に行う逆投影処理による画像のボケを予め補正処理するボケ補正手段とを有し、上記ボケ補正手段は、三角関数の多項式を、空間周波数に応じてボケの補正を行う原フィルタに乗じて得たフィルタ関数を上記投影データに適用することで上記ボケの補正処理を施し、上記ボケ補正手段に、強調又は抑制の度合いを表すパラメータと上記三角関数の多項式ごとの次数を決めるパラメータとを含む強調又は抑制関数を入力することで、上記被検体、撮影部位及び診断目的に応じて上記ボケ補正関数を変えることを可能としたものである。
【0007】
また、上記強調又は抑制関数は、強調度又は抑制度1.0から任意に設定された第1特定周波数に達するまでは所定の強調度又は抑制度まで強調又は抑制し、この第1特定周波数以上では上記所定の強調度又は抑制度と等しい値に維持し、更に任意に設定された第2特定周波数に達したら上記所定の強調度又は抑制度から強調度又は抑制度1.0まで抑制又は強調する関数を用いたものとしてもよい。
【0008】
さらに、上記強調又は抑制関数(G(ω))は、空間周波数をωとし、この空間周波数の最高周波数をWとし、sはs= 1/2 ×Wで規定される定数とし、強調又は抑制の度合いを表わすパラメータをdとし、m,nを他のパラメータとすると次式で表わされ、
【数2】
Figure 0003657689
上記逆投影処理による画像のボケの補正処理に用いられるボケ補正フィルタH′ ( ω ) は、被検体の撮影部位に適した基本的な原フィルタ関数をフィルタ関数H(ω)とすれば、このフィルタ関数H(ω)に対し上記強調又は抑制関数G(ω)を乗じて、次式のように表わされる、
H′(ω)=H(ω)×G(ω)
ものとしてもよい。
【0009】
さらにまた、上記強調又は抑制関数は、任意の周波数領域を所定の強調度又は抑制度まで強調又は抑制するために連続的に変化する線形関数を用いたものとしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明によるX線CT装置における全体的な手順を示すフローチャートである。このX線CT装置は、被検体の撮影部位の断層像をFBP法により再構成するものであり、まず、被検体の撮影部位例えば頭部あるいは腹部を中心にして対向配置されたX線源及び検出器(図示省略)を回転させ、上記撮影部位について断層面の投影データをあらゆる角度方向から計測する(ステップS1)。次に、このようにして得られた計測データに検出器の特性に応じた補正等の前処理を施して投影データを得る(ステップS2)。次に、この投影データに対して後に行う逆投影処理による画像のボケをフィルタ処理によって予め補正する(ステップS3)。その後、上記補正後の投影データに対して逆投影処理を施して断層像を再構成する(ステップS4)。なお、上記ステップS2が上記収集された計測データに前処理を施して投影データを得る手段となり、ステップS3が上記得られた投影データに対して後に行う逆投影処理による画像のボケを予め補正処理するボケ補正手段となる。そして、上記ボケ補正手段は、三角関数の多項式を、空間周波数に応じてボケの補正を行う原フィルタに乗じて得たフィルタ関数を上記投影データに適用することで上記ボケの補正処理を施し、また、上記ボケ補正手段に、強調又は抑制の度合いを表すパラメータと上記三角関数の多項式ごとの次数を決めるパラメータとを含む強調又は抑制関数を入力することで、上記被検体、撮影部位及び診断目的に応じて上記ボケ補正関数を変えることを可能としている。
【0011】
ここで、本発明においては、上記ステップS3で行う逆投影処理による画像のボケを補正するフィルタ処理は、上記被検体の撮影部位に適した基本的な原フィルタ関数(図9参照)に対し、例えば図2に示すように任意の周波数領域を所定の強調度又は抑制度まで強調又は抑制する強調又は抑制関数G(ω)を乗じて得られたフィルタ関数を用いてフィルタリングするものである。さらに詳しくは、上記強調又は抑制関数G(ω)は、例えば図2に示すように、強調度又は抑制度1.0から任意に設定された第1特定周波数Wa1に達するまでは所定の強調度又は抑制度Hg1まで強調又は抑制し、この第1特定周波数Wa1以上では上記所定の強調度又は抑制度Hg1と等しい値に維持し、更に任意に設定された第2特定周波数Wb1に達したら上記所定の強調度又は抑制度Hg1から強調度又は抑制度1.0まで抑制又は強調する関数を用いたものである。
【0012】
さらに具体的には、上記強調又は抑制関数G(ω)は、任意の周波数領域を所定の強調度又は抑制度まで強調又は抑制するために三角関数の多項式を用いたものである。そして、この三角関数の多項式を用いた強調又は抑制関数G(ω)は、空間周波数をωとし、この空間周波数の最高周波数をWとし、sはs=1/2×Wで規定される定数とし、強調又は抑制の度合いを表わすパラメータをdとし、m,nを他のパラメータとすると、次の式(2)で表わされる。
【0013】
Figure 0003657689
【0014】
この場合、上記パラメータdの符号が正の場合は強調関数となり、負の場合は抑制関数となる。
【0015】
そして、この式(2)を用いて例えば強調関数G(ω)を作成すると、パラメータm,nを適宜設定し、強調の度合いを表わすパラメータdを0.13とした場合は、その関数の形状は図2に示すようになる。この図2において、符号Hg1は強調度を示し、例えばHg1=1.3となる。この強調関数G(ω)は、強調度1.0から任意に設定された第1特定周波数Wa1に達するまでは所定の強調度1.3まで強調し、この第1特定周波数Wa1以上では上記所定の強調度1.3と等しい値に維持し 、更に任意に設定された第2特定周波数Wb1に達したら上記所定の強調度1.3から強調度1.0まで抑制するものである。
【0016】
このように作成された強調関数G(ω)は、式(2)の三角関数の多項式から成り立っており、第1特定周波数Wa1までの立ち上がりや、第2特定周波数Wb1からの立ち下がりが滑らかに変化することに特徴がある。上記式(2)を用いる場合、強調度Hg1についてはパラメータdで可変でき、各種の強調度に対応できる。また、第1特定周波数Wa1及び第2特定周波数Wb1についてはパラメータm,nで可変でき、任意の周波数領域を強調できる。すなわち、上記強調関数G(ω)は、その強調する周波数領域と、その強調度と、強調する周波数領域の幅とを任意に可変して設定することができる。
【0017】
いま、被検体の撮影部位に適した基本的な原フィルタ関数を図9に示すフィルタ関数H(ω)とすれば、逆投影処理による画像のボケを補正するフィルタ処理に用いられるボケ補正フィルタH′(ω)は、上記フィルタ関数H(ω)に対し上述の強調関数G(ω)を乗じて、次の式(3)のように得られる。
H′(ω)=H(ω)×G(ω) …(3)
上記強調関数G(ω)は、図2に示すように、主に低、高域については原フィルタ関数の周波数特性を活かし、中域の周波数特性を原フィルタ関数に比べ約1.3倍とするもので、そのようなボケ補正フィルタが作成される。なお、実際にボケ補正フィルタを作成する場合には、強調する周波数領域及び強調度は様々である。
【0018】
図3は前述の式(2)を用いて作成する強調関数G(ω)の第二の例を示すグラフである。この例の強調関数G(ω)は、上記式(2)においてパラメータm,nを変化させて、図2に示す第1特定周波数Wa1と第2特定周波数Wb1とを一致させたものである。
【0019】
図4は前述の式(2)を用いて作成する強調関数G(ω)の第三の例を示すグラフである。この例の強調関数G(ω)は、上記式(2)においてパラメータm,nを変化させて、図2に示す第2特定周波数Wb1を設定せず第1特定周波数Wa1から最高周波数Wまで強調度Hg1を同じとしたものである。
【0020】
図5は前述の式(2)を用いて作成する強調関数G(ω)の第四の例を示すグラフである。この例の強調関数G(ω)は、上記式(2)においてオフセット(offset)値を設定し、強調し始める周波数をずらすようにしたものである。なお 、図5においては図4に示すグラフについてオフセット値を設定したものとしたが、これに限らず、図2及び図3に示すグラフについても同様に適用することができる。
【0021】
図6は前述の式(2)を用いて作成する強調又は抑制関数G(ω)の第五の例を示すグラフである。この例による関数G(ω)は、上記式(2)においてパラメータdの符号を負にし、空間周波数の中域を抑制する抑制関数としたものである。すなわち、抑制度1.0から任意に設定された第1特定周波数Wa1に達するまでは所定の抑制度Hg1まで抑制し、この第1特定周波数Wa1以上では上記所定の抑制度Hg1と等しい値に維持し、更に任意に設定された第2特定周波数Wb1に達したら上記所定の抑制度Hg1から抑制度1.0まで強調する関数としたものである 。なお、図6においては図2に示すグラフについて抑制関数G(ω)に変換したものとしたが、これに限らず、図3〜図5に示すグラフについても同様に適用することができる。なお、上記抑制関数G(ω)についても、その抑制する周波数領域と、その抑制度と、抑制する周波数領域の幅とを任意に可変して設定することができる。
【0022】
図7は強調又は抑制関数G(ω)の他の例を示すグラフである。この例の強調又は抑制関数G(ω)は、任意の周波数領域を所定の強調度又は抑制度まで強調又は抑制するために連続的に変化する線形関数、例えば一次関数を用いたものである。図7は強調関数の場合を示し、この強調関数G(ω)は、強調度1.0から任意に設定された第1特定周波数Wa2に達するまでは所定の強調度Hg2まで直線的に強調し、この第1特定周波数Wa2以上では上記所定の強調度Hg2と等しい値に維持し、更に任意に設定された第2特定周波数Wb2に達したら上記所定の強調度Hg2から強調度1.0まで直線的に抑制するものである。なお、図7においては図2に示すグラフについて線形関数を用いて強調又は抑制するグラフとしたものを示したが、これに限らず、図3〜図6に示すグラフについても同様に適用することができる。また、上記強調関数G(ω)は、その強調する周波数領域と、その強調度と、強調する周波数領域の幅とを任意に可変して設定することができる。そして、この線形関数を用いて算出した強調又は抑制関数G(ω)の場合は、三角関数の多項式を用いて算出した場合に比し、演算が単純であり、演算時間を短縮することができるという利点がある。
【0023】
なお、前述の式(2)においては、三角関数の多項式を用いて強調又は抑制関数G(ω)を発生させるものとしたが、本発明はこれに限らず、微分方程式又は変曲点等を用いても強調又は抑制関数G(ω)を演算することができる。
【0024】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、被検体の撮影部位について収集された計測データに前処理を施して投影データを取得し、この得られた投影データに対して後に行う逆投影処理による画像のボケをボケ補正手段で予め補正処理し、このボケ補正手段により、三角関数の多項式を、空間周波数に応じてボケの補正を行う原フィルタに乗じて得たフィルタ関数を上記投影データに適用することで上記ボケの補正処理を施し、また、上記ボケ補正手段に、強調又は抑制の度合いを表すパラメータと上記三角関数の多項式ごとの次数を決めるパラメータとを含む強調又は抑制関数を入力することで、上記被検体、撮影部位及び診断目的に応じて上記ボケ補正関数を変えることができる。従って、ボケ補正処理のあらゆる種類のフィルタを用意することなく、被検体の撮影部位について計測するごとに診断の目的に応じた画質の断層像を再構成することができる。このことから、診断能の高い断層像を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるX線CT装置における全体的な手順を示すフローチャ
ートである。
【図2】三角関数の多項式を用いて作成した強調関数の一例を示すグラフである。
【図3】三角関数の多項式を用いて作成した強調関数の第二の例を示すグラフである。
【図4】三角関数の多項式を用いて作成した強調関数の第三の例を示すグラフである。
【図5】三角関数の多項式を用いて作成した強調関数の第四の例を示すグラフである。
【図6】三角関数の多項式を用いて作成した強調又は抑制関数の第五の例を示すグラフである。
【図7】線形関数を用いて作成した強調又は抑制関数の一例を示すグラフである。
【図8】従来の断層像再構成方法において投影データに対する逆投影処理による画像のボケを補正するのに用いていたフィルタ関数を示すグラフである。
【図9】従来のフィルタ関数の第二の例を示すグラフである。
【符号の説明】
ω…空間周波数
W…空間周波数の最高周波数
H(ω)…フィルタ関数
G(ω)…強調又は抑制関数
Hg1,Hg2…強調度又は抑制度
Wa1,Wa2…第1特定周波数
Wb1,Wb2…第2特定周波数

Claims (4)

  1. 被検体の撮影部位を間に挟んで対向配置されたX線源及び検出器を回転させ、上記撮影部位をあらゆる角度方向から計測してデータを収集し、これをもとに断層像を再構成するX線CT装置において、
    上記収集された計測データに前処理を施して投影データを得る手段と、
    この得られた投影データに対して後に行う逆投影処理による画像のボケを予め補正処理するボケ補正手段とを有し、
    上記ボケ補正手段は、三角関数の多項式を、空間周波数に応じてボケの補正を行う原フィルタに乗じて得たフィルタ関数を上記投影データに適用することで上記ボケの補正処理を施し、
    上記ボケ補正手段に、強調又は抑制の度合いを表すパラメータと上記三角関数の多項式ごとの次数を決めるパラメータとを含む強調又は抑制関数を入力することで、上記被検体、撮影部位及び診断目的に応じて上記ボケ補正関数を変えることを可能としたことを特徴とするX線CT装置。
  2. 上記強調又は抑制関数は、強調度又は抑制度1.0から任意に設定された第1特定周波数に達するまでは所定の強調度又は抑制度まで強調又は抑制し、この第1特定周波数以上では上記所定の強調度又は抑制度と等しい値に維持し、更に任意に設定された第2特定周波数に達したら上記所定の強調度又は抑制度から強調度又は抑制度1.0まで抑制又は強調する関数を用いたものであることを特徴とする請求項1記載のX線CT装置
  3. 上記強調又は抑制関数(G(ω))は、空間周波数をωとし、この空間周波数の最高周波数をWとし、sはs= 1/2 ×Wで規定される定数とし、強調又は抑制の度合いを表わすパラメータをdとし、m,nを他のパラメータとすると次式で表わされ、
    Figure 0003657689
    上記逆投影処理による画像のボケの補正処理に用いられるボケ補正フィルタH′ ( ω ) は、被検体の撮影部位に適した基本的な原フィルタ関数をフィルタ関数H(ω)とすれば、このフィルタ関数H(ω)に対し上記強調又は抑制関数G(ω)を乗じて、次式のように表わされる、
    H′(ω)=H(ω)×G(ω)
    ことを特徴とする請求項記載のX線CT装置
  4. 上記強調又は抑制関数は、任意の周波数領域を所定の強調度又は抑制度まで強調又は抑制するために連続的に変化する線形関数を用いたものであることを特徴とする請求項1又は2記載のX線CT装置
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