JP3656256B2 - 肥満と痩せのコンピュータ判定表示システム - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、コンピュータによる、医療におけるいわゆる健康管理支援システムの一種であると共に、一般の人自らが、本人のみによって、体重、肥満、痩せに対する評価、判定、健康チェツクを行うことを可能としたコンピュータ表示システムである。
【0002】
従来、この種のコンピュータシステムとしては、体重、体脂肪に対する判定の文言をプリントアウトして表記するだけのものが殆どであった。又唯一あったにしても、ヒトのシルエットをもって肥満度をアナログ的イメージで表現する発明(以後、ここでは同発明をシルエット方式と呼ぶこととする。)が出願されたことは確かにあったが、実際の被検者をシルエッターと称す特殊専用機器を用いて撮影することにより得られた画像データを変換処理して生まれる表示である為、健康診断を行う側が専用に活用し、事後処理を必須とする、使用の限定されるもので、当システムの様に健康診断を為す者、為される者両者に限らず不特定の一般の者が活用できるものではなかった。この意味からも当システムの様なものは存在しなかった。シルエット方式でのシルエットは標準体重に対するものと入力体重に対するものの2体のみを表示し後者を前者に比較する形式が用いられているが、この場合肥満或いは痩せ度を捉えて見る者の感覚がその主観に左右されまちまちで肥満或いは痩せ度を実感するには客観的に、公平で一定したものにならなかった。そして、何れの医療診断システムと言われるものでもコミカルな表現を備えいわゆる遊び心をもったコンピュータシステムは存在しなかった。尚、体脂肪率の表示についても人体の体表面からの脂肪層の厚さの割合と言ったコミカル性をも具備したユニークなグラフ表現は、存在しなかった。そして又、体重計による表示にしても実際の体重計の様式をイラスト的に表示した程度に過ぎなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のこの種のコンピュータシステムでは、それを用いて指導をなす側、される側、何れの当事者にとっても、出力された判定が、どの様な位地付けにあるものかを頭の中で自らがイメージしなければならず、実感をもって正確に認識することができなかった。
【0004】
特に、健康管理指導を受ける側の一般人においては、従来方式のみの場合その結果の的確な理解が得にくく、その重要度を充分に自覚することが希薄なものになりがちで、なおかつ無味乾燥なものであった。しかも、その結果は医療をなす者の側からのサービスによって一方的に提供されるものであり、原則として、被検者自身のみにては入手できないものであった。
【0005】
本発明は、従来のこの種のコンピュータシステムの有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは体重、体脂肪率からする肥満、痩せについての医療的判定評価に関して指導をなす者、される者双方において、その結果が、どの様な位地付けにあるものかを実感をもって理解することを可能とし、特に、指導を受ける側の者にとって、その結果についての的確な理解と重要度に対する充分な自覚を効果的に与え、なおかつ、遊び心を有して楽しく解り安くこれを受け入れることができるコンピュータ表示システムを提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明におけるコンピュータ表示システムを稼動するソフトウェアを完成した。結果表示図は、3頁を有し、全てカラー表示の図、或はグラフ表現形式をとっていて、各画面ともプリンターを用いてプリントアウトのできる機能を持たせてある。尚、3頁中の1頁体重計表示図は、「従来の技術」の項にて説明の従来からの単純な体重計の表示ではなくて、文字盤の周りにベルト状の区分領域を設けるにしても入力の年齢、性別、身長そして体重毎に統計データから読み込まれる数値を元にしての無数の判定領域値算出が必要とされるものでコンピュータを用いる以外には現実的手段の有り得ない表示を実現しようとするものであり、これまでは、コンピュータを用いてならではの同アイディアが埋もれて来たものと言うことができる。
【0007】
【作用】
当コンピュータ表示システムは、年齢、性別、身長値、体重値、体脂肪率または皮下脂肪厚値を入力することによって、「課題を解決するための手段」にて記載の3頁のどの頁でもを出力するものである。何れの頁も入力に対してコンピュータならではの能力により無数とも言える数の表示図を瞬時にしてディスプレー上に描出できるもので、又カラープリントアウトが可能なものである。
【0008】
【実施例】
実施例について図面を参照にして説明する。なお、図面は殆どがモノクロの方のプリントアウト機能を用いてプリントアウトしたものを用いてある。
以後、「0010」までは体重系の表示図について説明し、入力例として、図4及び図5について以外は、性別男性、年齢41才、身長163.7cm、体重73.1kgの場合を提示する。
【0009】
図3において、請求項4記載のヒト型「自分体」Aは、全体に体形が男性型を呈しており、また、帽子を被り、紳士靴をはいていて、男性の身なりをして、入力体重値73.1に比例した肥りかたを表現している。「標準体」A1と「自分体」Aとの間には「限界体」A2のヒト型が表示されており、体幹部中央にはこれを左右に分断する中心線Cが引かれていて、これより身体右側が限界内を意味して黄色に、左側は限界超を意味して赤色に塗られている(モノクロプリントアウトにおける場合は、色名の表示がなされている。)。顔の表情も右半分がくすみ顔を、左半分はしかめ面をしている。これに対して、「標準体」A1の表情は笑い顔に、「自分体」Aでの表情はしかめ面を呈していて各々のヒト型の体重に対する評価を顔の表情として表現している。「標準体」A1と「限界体」A2との間には「限界体」A2に向かって、「限界体」A2と「自分体」Aとの間には「自分体」Aに向い矢印B1,B2が表示されていて、他2つのヒト型に対しての「自分体」Aの体重順位的位地付けが解るようになっている。また、ディスプレー表示においては、そのヒト型の上部に表記された『自分体』という文字Dが判定信号色に点滅して、どれが「自分体」Aであるかを強調して目だち安くして表示している。さらに、画面左端には、身長計Eが表示されており、その身長をモニターする表現となっている。当然ながら、描かれているヒト型は、入力された身長に比例して、その身長を伸び縮みして、その体長を反映させている。なお、図4は、別の入力例で、性別が女性、年齢22才、身長152cm、体重42.3kgの場合のアウトプツト画面である。髪型、靴、体形が女性の姿形をなしている。「自分体」Aの体形は、痩せぎみを表現し、表情はくすみ顔に、体色は水色となっており、その他の点についても入力内容に対応した表現がなされていることが解る。
【0010】
図5の一面を用いて、及び図3の画面の一部を用いてヒト型の足元に描かれているのが体重計F、F1、F2、F3である。図5の方が「体重計表示図」であり、先述の入力に対するアウトプットである。図3に表記されている体重計も機能上、基本的にはこれと変わらない。文字盤の回りには、これを円形に取り囲んで色分けされたベルト状の領域区分帯が描かれており、この入力に対する、痩せすぎ、痩せぎみ、正常範囲内、肥りぎみ、肥りすぎ領域G1、G2、G3、G4、G5をそれぞれ、青、水、緑、黄、赤の色を用いて区分している。針は、入力体重値の73.1を指しており、これが赤色の肥りすぎ領域に属していることが理解される。モノクロプリントアウトにおける場合は図5及び図3に表記してあるように図の傍らに、領域区分帯ごとの色についての説明が記載されると共に図5においては、判定信号色に代わってタイル模様を用いて各区分領域が塗りつぶされている。図5の方では文字盤に目をしかめ、口を歪めたしかめ面の顔の表情が描出されている。また、図3、図5いずれもディスプレイにアウトプットされた際に、背景に寂しげな音階(或は音楽とすることもできる)が、コンピュータのスピーカーから奏でられる。
【0011】
図7は、請求項1、8、9記載の「体脂肪表記図」で、53才、男性、身長182.7cm、体重98kg、体脂肪率32%を入力例としてアウトプットされたものである。ヒト型の体表面から内方に32%分のところに曲線にて区分けされた領域が表示され、その曲線Hまでの領域が体脂肪量に当たることが表示されている。さらに、ここでの標準体の内側、体表面から17%のところ、同様に限界体では25%のところにそれぞれ曲線HS,HBが描がれ、それまでの分がそれぞれ標準体脂肪量、限界体脂肪量に当たることが表示されており(これらいずれもディスプレー表示では、体脂肪部にさらに体部の色と別の色が着色されて区別されている。)、この入力された人物の体脂肪は限界を越えてかなり過多状態となっている様子を理解することができる。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。
【0013】
請求項1記載のコンピュータ表示システムにおいては、人間の体重というものを、数値という単なるデジタル量に留まらず、ヒト型の肥り具合い(或は、痩せ具合い)、脂肪の多さ(いわば贅肉の付き具合い)、或いは、体重計の針の回り具合いというスカラー量として正確に頭にイメージを描かせ、しかも見る者の主観によらず正しく実感させることができる。そして、人間の体重の評価ということに遊び心を持って楽しく接することを可能とする。
【0014】
請求項3記載のコンピュータシステムにおいては、帽子、髪型、靴及び体形といったもので性別による特性が表現されており、画面上のヒト型に、より生き生きとした印象や遊び心が付加されている。
【0015】
請求項4記載のコンピュータシステムにおいては、単独にて「自分体」のみを表示するのと違って、それとともに「標準体」及び「境界体」または[限界体」を横に並べて、これら3体を比較する形で画面に表示する。2体のみの比較では、ヒト型で示される体格が、これを見る者の感覚、主観に影響されるのに対して、3体の比較では、1平面が3点で決定される原理と類似で見る者の主観によって左右されない。しかも矢印の表記も添えられているので、その入力体重の位置付けが極めて明確に認知できる。
【0016】
請求項5記載のコンピュータシステムにおいては、入力体重の評価をヒト型の顔、或いは体重計文字盤面に現れる表情で強調しているので、より強い印象を与えると共にコミカルな感覚も加わり、医療診断というものにソフトなイメージを付加する効果を持つ。
【0017】
請求項6記載のコンピュータ表示システムにおいては、体重計の針の向いた先で自動的且つ瞬時にして入力値がどの判定にあり、そのどの辺りの位置付けにあるかを示すことになる仕組みであり、直接視覚的に分かり安く理解することができる新規の表現である。
【0018】
請求項7記載のコンピュータ表示システムにおいては、人型表示図での各々のヒト型及び体重計表示図でのベルト状の判定領域が色分けされているので、ちょうど信号機の色と同様にそれ自体が、入力体重に対する評価を表していて、より強い印象を与える。
【0019】
請求項2記載のコンピュータ表示システムにおいては、正に、人間が体重計の上に乗って、体重を測定している像が表示され、より実感に富んだものとなっている。また、各々のヒト型の体重を直接読み取り互いに比較ができる。そして、上述の通り(0017項及び0018項の複合)この各小体重計にも請求項6及び7記載の判定信号色にて色分けされたベルト状の判定区分領域がその都度正確に算出表示される(これは、請求項1記載の体重計表示図についても同様である)ものであり理解を助ける。
【0020】
請求項1記載の体重計表示図では、請求項2記載の体重計が小さいのに対して、入力値に対する表示のみを捉えた一台の体重計を一画面全体を使用して描出してあり、目盛りも、より詳しく表示されていて、体重、所属領域とも視安く読み安い。
【0022】
請求項1、8、10記載のコンピュータシステムにおいては、体脂肪の量を視覚的に実感を持って捕らえることができるとともに、標準体脂肪量及び限界体脂肪量とを眼前に比較して、その量がどの位置付けにあるかを知ることができる。
【0023】
請求項9記載の肥満、或いは痩せに関するコンピュータ表示システムにおいては、ユーザーが画面から目を離していても、音階または音楽を発して聴覚的に入力体重、同体脂肪率の所属領域を知ることができる(例えば、医師が被検者に、このシステムを用いて指導をする際、カルテ等の方に一時的に目を逸らしている様な場合でも、聴覚を通して判定がどうであったかを知ることができるために、診察作業の効率化の手助けとなって便利である。)。また、結果により強い印象を与えるとともに、コミカルな感覚も加わり、医療診断や判定評価を行う実務というものにソフトなイメージを付加する効果を持つ。
【0024】
請求項10記載のコンピュータ表示システ厶においては、直接体脂肪率を入力する以外に皮下脂肪厚を入力することでもこれをいわゆる「長峰らによる換算式」を用いて、体脂肪率に換算して同様に体脂肪表示図が出力される機能が組まれているので体脂肪率の測定が不能でも皮下脂肪厚のデータからでも同表示が得られて便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 「身長−体重表示図」である。
【図2】 「度数分布表示図」である。
【図3】 「人型表示図」である(性別男性、年齢41才、身長163.7cm、体重73.1kgの入力例)。
【図4】 「人型表示図」である(性別女性、年齢22才、身長152.0cm、体重42.3kgの入力例)。
【図5】 「体重計表示図」である。
【図6】 「体重経過表示図」である。
【図7】 「体脂肪表示図」である。
【図8】 「血圧表示図」である(収縮期血圧値186mmHg、拡張期血圧値92mmHgの入力例で、全血圧系表示の方)。
【図9】 「血圧表示図」である(収縮期血圧値86mmHg、拡張期血圧値46mmHgの入力例で、低血圧系表示の方)。
【図10】 「血圧経過図」である(折れ線グラフ形式のもの)。
【図11】 「血圧経過図」である(棒グラフ形式のもの)。
【図12】 「血圧表示図」におけるスケールアウト表示例の図である。
【図13】 いわゆる、電子式の自動身長体重(体脂肪)測定機と当ソフトウェアにて作動するコンピュータ機器とが回路的に接続された図である。
【図14】 「判定領域区分表示図」である。
【図15】 「複数血圧プロット図」である。
【符号の説明】
a 垂直の直線
b 小円
C 中心線
(a) 標準体重中央線
(b) 痩せぎみ境界線
(c) 肥りぎみ境界線
(d) 痩せすぎ境界線
(e) 肥りすぎ境界線
A、A1、A2 「自分体」、「標準体」、「限界体」の各ヒト型
A1’、A2’ 点線表示の楕円
B1、B2 矢印
c “BW”を付した垂直線
c1 小ウィンドウ
c2 小正規曲線の中央垂線
c3 小正規曲線の入力体重対応垂線
c4 小正規曲線下でc2、c3の囲む領域
D 『自分体』という文字
E 身長計
F、F1、F2、F3 体重計
G1、G2、G3、G4、G5 痩せすぎ、痩せぎみ、正常範囲、肥りぎみ、肥りすぎの各領域
H、HS、HB 体脂肪を表す曲線
HM 「体脂肪メータ」
HJ 体脂肪率の判定領域区分を記した物差し
HP 入力体脂肪率を示した棒
I1、I2 縦軸、横軸に平行な直線
J 交差点
K 「スケールアウト」表示
L 電子式身長体重(体脂肪)測定機
M 回路(ケーブル)
N コンピュータ機器
O マーク「BW」
P 小円
i、j 小円内直線
(A) 収縮期血圧要指導2−a境界直線
(B) 収縮期血圧要指導2−b境界直線
(C) 収縮期血圧要医療3境界直線
(A’) 拡張期血圧要指導2−a境界直線
(B’) 拡張期血圧要指導2−b境界直線
(C’) 拡張期血圧要医療3境界直線
Claims (10)
- コンピュータディスプレー上で、身長、体重というデジタルデータのみの入力により実際のヒトの体格をイメージできるヒト型を他2体の基準となる同イメージのヒト型と並列表示することで入力体重の判定表示ができる人型表示図、入力された体脂肪率を同ヒト型の体表面から、体幹の太さに対する脂肪の厚さの比率として脂肪層を描出することで入力体脂肪率の判定表示ができる体脂肪表示図、並びに体重計の図を用いた表示図でその文字盤面を表す部分に上記人型表示図でもそうであると同様に顔の表情が現れて入力体重の判定が表現できる体重計表示図とそれぞれ称する合計3種類の表示図を用いてヒトの肥満、痩せ度を視覚的に且つコミカルにディスプレー上に描出して表現するコンピュータ表示システム。
- 請求項1記載のデイスプレーにおける人型表示図で、各ヒト型がそれぞれ体重計に乗り、各体重計がそれに乗ったヒト型の体重を指針しているコンピュータ表示システム。
- 請求項1記載の人型表示図におけるヒト型が男女の性別に合わせた姿形をなした像として描かれたコンピュータ表示システム。
- 請求項1記載の人型図形で標準体重、肥りぎみまたは痩せぎみとの境界を意味する境界体重或いは肥りすぎ又は痩せすぎとの境界を意味する限界体重、及び、入力された自分本人の体重を意味する自分体重にそれぞれ対応した、「標準体」、「境界体」或いは「限界体」、及び「自分体」と称するところの三種のヒト型図形をもって表し、後一者を前二者と比較する表現形式として、前一者を画面の向かって左端に配置し、残り後二者をそれらの体重の順に並べてその右横に配置して、さらに各々の間に矢印を記してそれら体重の順位関係が一見して解る様にして表現したコンピュータ表示システム。
- 請求項4記載のコンピュータ表示システムにおいて、
人型表示図顔部又は体重計表示図文字盤部での顔の表情において、「自分体」が属する、或いは体重計表示図での針が指し示している領域、標準体重範囲、境界体重以上限界体重未満、限界体重以上の何処の領域に入るのかに合わせて、判定表情と称するところのそれぞれ笑い顔、くすみ顔、しかめ面の表情を表現し、人型表示図での「標準体」或いは体重計表示図での標準判定については笑い顔、同様に「境界体」、「限界体」或いは体重計表示図での同様に対応する2つの境界において、顔面正中線より顔右半分が2つの境界それぞれ、笑い顔、くすみ顔、顔左半分がそれぞれ、くすみ顔、しかめ面の顔表情として表現したコンピュータ表示システム。 - 請求項1及び2記載での各体重計について、文字盤の重量目盛りと共に、その外側円周にベルト状に体重の判定領域を設けた表示を為すコンピュータ表示システム。
- 請求項1記載のコンピュータ表示システムにおいて、
人型図形で標準体重、肥りぎみ又は痩せぎみとの境界を意味する境界体重或いは肥りすぎ又は痩せすぎとの境界を意味する限界体重、及び、入力された自分本人の体重を意味する自分体重にそれぞれ対応した、「標準体」、「境界体」或いは「限界体」、及び「自分体」と称するところの三種のヒト型図形をもって表し、後一者を前二者と比較する表現形式として、前一者を画面の向かって左端に配置し、残り後二者をそれらの体重の順に並べてその右横に配置して、さらに各々の間に矢印を記してそれら体重の順位関係が一見して解る様にして表現し、
各体重計について、文字盤の重量目盛りと共に、その外側円周にベルト状に体重の判定領域を設けた表示を為し、
医療診断判定に対応した「判定信号色」と称す色を設定し、表示図上の判定領域を各々の同判定信号色にて塗り分ける、
即ち
3種のヒト型図形については、それらの属する領域に合わせるところの赤、黄、緑、水、青色の5色の同判定信号色を用いて色分けし、特に「境界体」又は「限界体」においてはその体部の正中線の右左でもって、その「境界体」又は「限界体」の上下領域に対応した同判定信号色にして、それぞれの体部左右をディスプレー上で色塗りし、
又、上記各体重計の判定領域についても同様に色分けしたコンピュータ表示システム。 - 請求項1記載の体脂肪表示図において、入力体脂肪率は、請求項4で称す「自分体」のヒト型で、標準の体脂肪率については、同様「標凖体」のヒト型で、また、入力体脂肪率に対する肥り又は、痩せの判定に対応した形で上限の又は下限の体脂肪率を、同様「境界体」または「限界体」のヒト型を用いて表示したコンピュータ表示システム。
- 肥満、痩せの判定結果に対応して、それが、標準内であれば、明るい、或は、愉快な音階や音楽を、標準外であれば、その判定重度に合わせた調子の音階や音楽をスピーカーから奏でる表現機能を備えた請求項1記載のコンピュータ表示システム。
- 請求項1記載のコンピュータ表示システムにおいて、
計測された皮下脂肪厚を入力すると、上記皮下脂肪厚を体脂肪率に換算して、体脂肪率を直接入力した場合と同様に体脂肪表示図を表示することが出来るコンピュータ表示システム。
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