JP3655355B2 - 半導体単結晶製造工程における最適溶融液温度の検知方法 - Google Patents

半導体単結晶製造工程における最適溶融液温度の検知方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、チョクラルスキー法(CZ法)により半導体単結晶を製造する工程において、テレビカメラによる映像からのビデオ信号を処理して半導体溶融液の温度を検知する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体集積回路の基本材料であるシリコン単結晶の製造方法の一つとして、坩堝内の原料溶融液から円柱状の単結晶を引き上げるチョクラルスキー法(以下CZ法という)が用いられている。CZ法においては、単結晶製造装置のメインチャンバー内に設置した坩堝に高純度の多結晶シリコンを充填し、前記坩堝の外周に設けたヒーターによって多結晶シリコンを加熱溶解した上、シードチャックに取り付けた種結晶を溶融液に浸漬し、シードチャック及び坩堝を同方向又は逆方向に回転しながらシードチャックを引き上げてシリコン単結晶を成長させる。
【0003】
図6は、CZ法による従来の一般的なシリコン単結晶製造装置の概略構成を示すものである。31はワイヤー巻き上げモーター、32はワイヤー巻き上げドラムである。33は前記ワイヤー巻き上げモーター31、ワイヤー巻き上げドラム32を設置した真空容器に回転運動を与えるモーターであり、ワイヤーケーブル34の回転を通じて最終的には種子結晶から成長した単結晶に回転運動を与える。35はテレビカメラ、36は透明石英ガラス製の窓、37は種子結晶を保持するシードチャックである。また、38は溶融液面、39は坩堝内の多結晶シリコン材料を加熱溶解する黒鉛製ヒーター、40は黒鉛製断熱材であり、41は坩堝ペディスタルを介して坩堝に回転運動を与えるモーター、42は坩堝軸昇降装置である。
【0004】
シリコン単結晶の引き上げに当たり、前記溶融面38とシリコン単結晶との境界に発生するメニスカスリングがテレビカメラ35によって撮影され、得られた映像信号はカメラコントロールユニット43を介して輻射計ユニット44に入力され、メニスカスリングを横切る単結晶の直径が算出される。そして、直径制御装置45により種子結晶の引き上げ速度及び溶融液温度を制御して、引き上げ単結晶の直径を設定値に近づける。なお、46はテレビモニターである。
【0005】
上記単結晶製造装置において、単結晶を無転位化するために、種子結晶から、結晶を成長させる際には、まず直径を3〜4mmに制御しながら100〜150mmの長さに育成し、次いで所定の単結晶直径まで拡大育成させる。この無転位化のために直径3〜4mmの状態で結晶を育成させる工程を、ネッキングと称している。
【0006】
このネッキング工程においては、工程スタート時の温度が適切でないと、ネッキング途中で結晶が急激に細り、溶融液から切り離れたり、又は3〜4mmの直径に維持できず必要以上に太くなり、無転位化が困難になるという問題がある。すなわち、坩堝内の溶融液温度が高い場合には、ネッキング部の結晶直径が急激に減少して、瞬時に溶融液と結晶が分離してしまう。逆に溶融液温度が低い場合には、直径が急激に増大して無転位化が困難になる。
このため、従来からネッキング時の溶融液温度を精度良く測定する方法が種々提案されている。例えば、特開平4−325488号では種子結晶浸潰前に精度よく溶融液表面温度を制御することによって、ネッキング工程の成功率を上げている。この場合、溶融液面の温度を正確に測定するため、特開平4−254488号所載のように輻射温度計を溶融液面の垂直直上に配置しなければならず、また、特開平4−325488所載のように2つの波長の放射エネルギーの比率から液面温度を測定する2色温度計が必要とされる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これら従来の技術によれば、実際にネッキングが行われる溶融液面の位置が溶融液を収納する石英ガラス製の坩堝の中心部であるため、輻射温度計を溶融液面に対して鉛直方向から測定する様にセットすると、種子結晶保持器37や、種子結晶上下動駆動装置32、種子結晶を回転させるための駆動装置33(以上、図6参照)等に干渉するため、中心部から少なくとも10cm以上離れた位置を観察しなければならない。
【0008】
溶融液面の温度は、通常、径方向に大きな温度勾配を持っており、坩堝の回転速度やヒーターとの相対的な位置関係、炉内に導入するアルゴンガスの流量によって、大きくその温度分布が変化することは当該業者には良く知られていることである。従って、中心部から離れた溶融液面の温度が正確に制御できたとしても実際にネッキングが行われる中心部分の温度は炉内の状況により大きく異なる。
このため、炉の中心部分をネッキングの適温に正確に制御することは困難であった。
また、2色温度計は通常の単一波長領域の輻射温度計と比較して、2倍以上高価であり、溶融液面に対して鉛直方向から観察できる様に取付けることも単結晶製造装置の構造上難しい場合が多い。
【0009】
そこで本発明者らは、種子結晶と溶融液面の接触部に形成されるメニスカスリングと称される部分がネッキングに最適な溶融液温度の場合、高輝度のリング状の部分が2重になることに着目し、この現象を最適な溶融液温度の指標に用いることによりネッキングの安定化を可能にした。
本発明は上記問題点に鑑み、温度測定が不安定な輻射温度計や2色温度計を使用することなく、炉の中心部分のネッキング時の最適溶融液温度を精度良く検知する方法を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このため本発明では、チョクラルスキー法(CZ法)により半導体単結晶を製造する工程において、坩堝内の固液界面をテレビカメラにより観察し、前記固液界面に発生するメニスカスリングを横断する水平走査線に相当するビデオ信号を得て、メニスカスリングのそれぞれの位置に対応する水平走査線の1本毎のビデオ信号に形成されるメニスカスリングの輝度に対応するピークの数を計数して、このピークの数が一つのテレビ画面の上端から下端への水平走査線の移動に伴って、4個から3個を経過して2個に減少する過程、又は4個から3個へ、又は3個から2個へ減少する過程が存在することを検出して坩堝内の溶融液の最適温度を検知することを第1の特徴し、前記メニスカスの輝度に対応するピークの数が、一つのテレビ画面の上端から下端への水平走査線の移動に伴って、2個から3個を経過して4個に増大する過程、又は3個から4個へ増大する過程が存在することを検出して坩堝内の溶融液の最適温度を検知することを第2の特徴とするものであり、さらに、その製造装置にメニスカスの輝度に対応するピークの数の検出頻度と、予め設定したしきい値と比較して、しきい値との差を減少させる様に半導体融液の温度を自動的に調節する手段を設けたものである。
【0011】
【作用】
本発明では、メニスカス部分をテレビカメラにより観察し、その映像において、メニメニスカスの高輝度のリング状部が2重であることを判断すると共に、テレビ画面のメニスカスと交わる水平走査線を構成するビデオ信号の輝度の高さに対応するピークの数が、一画面の走査の進行に伴って特有の変化をすることを検出する。
【0012】
図2に示すように、種結晶上部から走査を開始した場合、一本の走査線上に現れるピークの数は、0〜2〜4〜3〜2〜1〜0の順に変化する。しかしながら、実際には、種結晶の回転や、溶融液表面温度の局所的な変動により、それぞれのピークの高さは個々に変動するため、必ずしも全ての画面で上述のようなピーク数の変化が検出されるとは限らない。
【0013】
0〜2、1〜0の変化は、二重リングでなく、一重リングの場合でも生じるので、実際には二重リング独特の変化バターンとして、4〜3〜2の変化の内、4〜3の変化又は3〜2の変化のどちらかを検出することが望ましく且つ容易である。
【0014】
この変化パターンの検出が一画面において行われた時、一個のパルスを出力する様に回路を構成しておき、且つ安定に画面毎に検出されたならば、通常のテレビカメラを使用した映像システムの場合、毎秒60回画面を更新しているので、パルス出力の周波数は60Hzとなる。
【0015】
この周波数は、上記した様に、二重リングの明瞭さに、おおむね比例していると考えられるので、この周波数をアナログ電圧に変換して、制御コンピューターに入力することにより、最適温度の判断、最適温度の調節を自動で行うことができる。また、この検出動作はネッキングの直径制御に使用されているテレビカメラシステムへの機能追加として、容易且つ安価に行うことができる。
【0016】
例えば、特開平2−164789号の図1に記載されているパルスカウンター12により、走査線1本毎のパルス数をカウントすることができ、このカウンター部分に本発明機能を追加することにより、カウント数の4〜3の変化を検出することができる。
【0017】
図3に示すように、パルス数検出のためのスレッショールドレベル(しきい値)を直径測定のためのスレッショールドレベル(しきい値)とは別に独立させて設定しておけば、従来の直径測定機能には影響を与えずに、ネッキングの最適温度を検出することが可能である。
【0018】
【実施例】
以下、図1により、本発明に係る半導体単結晶成長装置の好ましい実施例を詳述する。
本実施例では、2次元CCDカメラを使用し、焦点距離200mmのレンズを使用して種結晶の固液界面付近の影像及びそのビデオ信号を得ている。
ビデオ信号は、スレッショールドレベル設定回路1とコンパレーター2によりスレッショールドレベル以上の輝度を示した波形について、波形成形されたパルスを得て、パルス幅弁別回路3により所定のパルス幅以上のパルスだけ通過される。これによって2次元CCDセンサーのビット不良によるノイズを防ぐことができる。
【0019】
水平同期パルスによりリセットされるカウンター4は、走査線1本毎のパルスをカウントする。カウンター4の出力は、走査終了時にデジタルコンパレーター5により、別に設定したデジタルスイッチ6のコード(n=4)と比較され、その後、わずかに遅延された水平同期パルスによりリセットされる。この時、カウンター4のカウント数が4であれば、コンパレーター5のA=Bの出力は「Hレベル」となり、フィリップフロップ7は、これを入力して「Hレベルを出力する状態」に遷移する。
【0020】
すなわち、1画面の中で、1本の走査線上にスレッショールドレベル以上の輝度を示すピークが4個以上あった時に、その画面の走査が終了するまで、フィリップフロップ7は「Hレベル」を維持する。
【0021】
一旦、カウンター4で、4個のパルスをカウントした後に、同じ画面中で3個のパルスをカウントすると、同様にコンパレーター8のA=Bの出力が「Hレベル」となり、この出力はゲート回路10に入力されるが、すでに4個のパルスが検出されている場合にはゲート回路10の入力12が「Hレベル」になっているため、その出力も「Hレベル」になり、フィリップフロップ回路11の出力も「Hレベル」となる。
【0022】
一画面の走査終了時に、それぞれのフィリップフロップ回路11は、垂直同期パルスVDからわずかに遅延されたパルスVDDによりリセットされるが、フィリップフロップ回路11の出力が「Hレベル」の時、VDと同期した同一のパルス幅のパルスがゲート回路13から出力される。
ゲート回路13の出力は、F−Vコンバーター14に入力され、パルス周波数に比例したアナログ電圧に変換される。
従って、1画面の中で1本の走査線に現れる輝度のピークが4個から3個に減少する過程が存在することを確実に検出することが可能となる。
【0023】
以上、上述した方法を拡張して4〜3〜2とパルス数が変化したときのみ、単発パルスを発生させることも容易であるが、4〜3と3〜2の検出確率の積になるため、単発パルスの発生頻度は小さくなる。
【0024】
尚、テレビカメラを上下逆にして、テレビ画面の操作順にカウントされるパルス数が2〜3〜4と変化することを確認して、最適温度の指標とすることも基本的には図1の装置構成で可能である。
また、F−Vコンバーターを使用せずに、積分回路により、パルス数に略比例したアナログ電圧を出力することも容易である。
【0025】
本実施例は、回路を構成する部品に、TTLと呼ばれる最も規模の小さいICを10数個使用することで実現可能であり、機能追加を極めて安価に行うことができる。
【0026】
絞り直径制御に必要な直径測定は、別に設定されたスレッショールドレベルにより波形成形されたパルスのパルス幅を測定することにより従来通り行われる。これらの詳細については本出願人が既に出願している特開平2−164789号公報に記述されている。
【0027】
以上の検出出力は、制御用コンピューターに入力され、ネッキングに適当な温度であるか否かを判断すと共に、不適当な場合には温度補正を行うことが可能である。また、本発明装置により、ネッキングを自動的に開始した後は、同時に得られる直径測定出力により、ネッキングの自動直径制御を行うことができる。
【0028】
図6に示したシリコン単結晶製造装置の中で、44で示される幅計測ユニットを本発明構成の装置(図1参照)に置き換えて、実際のネッキングを行った。
シリコン多結晶素材は60Kg使用した。シリコン溶融液を保持する石英ルツボの直径は約460mmのものを使用した。
【0029】
本実施例では、図1に示す構成中、F−Vコンバーターを用いて60Hzのパルス周波数で電圧を10Volt出力するように調整した回路を用いたところ、メニスカスが完全に2重リング状に見えた時、4.5Volt〜6.5Volt付近の変動する電圧が得られた。この変動は、溶融液の対流による局部的な温度変動により、メニスカスの形状が変化し、輝度ピーク高さが変動して個々のピークの検出が不安定になったためと考えられる。
これらの変動は数秒周期のため、1分間程度の平均化により実用上問題ない程度に小さくできる。
【0030】
この後、温度を故意に下げて2重リングが消滅した時には0.1Volt以下の出力電圧を示した。ネッキングの開始時のF−Vコンバーター出力電圧とヒーター温度との関係が図4のように得られた。
また、F−Vコンバーター出力とヒーター温度との関係を図5に示した。ヒーター温度は、F−Vコンバーター出力の最適値(図4において最もネッキング成功率が高い時の電圧)を与える温度を0℃として、その温度からの偏差を示している。
【0031】
図5より初期のヒーター温度設定が、最適値の上下15℃以内にあればヒーター温度を制御することによってF−Vコンバーター出力を最適出力に制御できることが判る。
【0032】
本実施例では、F−Vコンバーター出力とその設定値(最適値)との偏差を積分してヒーター温度設定値にフィードバックする、通称カスケード制御と呼ばれる方法により、ネッキングに最適な温度に自動制御した。
【0033】
もし、初期設定温度が最適値より15℃以上高い場合には、種結晶の先端が完全に溶解して溶融液面から切り離れてしまう。
また、初期設定温度が最適値より15℃以上低い場合には、種結晶から溶融液面に広がって成長してしまう。
いずれの場合も、テレビカメラによる直径測定を並行して行っていれば、直径測定値の急激な減少又は増大として検出され、それによって自動的に作業者に警報を発することができる。
しかしながら、通常はヒーター温度の初期設定温度を前バッチの結晶育成時の最適温度を得られた値に設定しておけば、最適値のほぼ上下7℃以内に制御することは容易である。その後、前述のカスケード制御により最適温度に自動的に制御すれば良い。
【0034】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成したので、温度測定が不安定な輻射温度計や2色温度計を使用することなく、炉の中心部分のネッキング時の最適溶融液温度を精度良く検知することができる。その結果、ネッキング工程の成功率を大幅に増大させ、失敗によるやり直しや作業者の温度調整にかかる時間を削減して、単結晶の生産性を向上させ製造コストを削減できるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオ信号処理回路を示すブロック図である。
【図2】最適温度時のメニスカスのテレビ映像とビデオ信号の波形の関係を示す説明図である。
【図3】パルス数検出及び直径測定のためのスレッショールドレベル(しきい値)の設定を示す説明図である。
【図4】ネッキング成功率とF−Vコンバーター出力電圧の関係を示すグラフである。
【図5】F−Vコンバーター出力とヒーター設定温度の関係を示すグラフである。
【図6】一般的なシリコン単結晶製造装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 スレッショールドレベル設定回路
2 コンパレーター
3 パルス幅弁別回路
4 カウンター
5 デジタルコンパレーター
6 デジタルスイッチ
7 フィリップフロップ回路
8 デジタルコンパレーター
9 デジタルスイッチ
10 ゲート回路
11 フィリップフロップ回路
12 ゲート信号
13 ゲート回路
14 F−Vコンバーター

Claims (3)

  1. チョクラルスキー法(CZ法)により半導体単結晶を製造する工程において、坩堝内の固液界面をテレビカメラにより観察し、前記固液界面に発生するメニスカスリングを横断する水平走査線に相当するビデオ信号を得て、メニスカスリングのそれぞれの位置に対応する水平走査線の1本毎のビデオ信号に形成されるメニスカスの輝度に対応するピークの数を計数して、このピークの数が一つのテレビ画面の上端から下端への水平走査線の移動に伴って、4個から3個を経過して2個に減少する過程、又は4個から3個へ、又は3個から2個へ減少する過程が存在することを検出して坩堝内の溶融液の最適温度を検知することを特徴とする最適溶融液温度の検知方法。
  2. 前記メニスカスの輝度に対応するピークの数が、一つのテレビ画面の上端から下端への水平走査線の移動に伴って、2個から3個を経過して4個に増大する過程、又は3個から4個へ増大する過程が存在することを検出して坩堝内の溶融液の最適温度を検知することを特徴とする請求項1記載の溶融液温度の検知方法。
  3. メニスカスの輝度に対応するピークの数の検出頻度と、予め設定したしきい値と比較して、しきい値との差を減少させる様に半導体融液の温度を自動的に調節する手段を有することを特徴とする半導体単結晶の製造装置。
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