JP3653881B2 - ステッピングモータの制御方法 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステッピングモータの制御方法に関し、特に、電池などの電源電圧を降圧して電子時計のステッピングモータなどを駆動させるのに好適な省電力型の制御装置の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ステッピングモータは、パルスモータ、ステッピングモータ、階動モータあるいはデジタルモータなども称され、デジタル制御装置のアクチュエータとして多用されているパルス信号によって駆動されるモータである。近年、携帯に適した小型の電子装置あるいは情報機器が開発されており、これらのアクチュエータとして小型、軽量化されたステッピングモータが多く採用されている。このような電子装置の代表的なものが電子時計、時間スイッチといった計時装置である。この計時装置においては、水晶発振子などを用いた発振回路から基準パルスを供給し、この基準パルスを1Hzなどの計時に適した周波数の時間信号に分周する。そして、その時間信号に合わせて駆動パルスをステッピングモータに供給し、計時装置の秒針などを運針するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらの携帯用に適した小型の電子装置においては、搭載可能な電源が限られているので、長時間、安定した動作を行うためにはステッピングモータなどによって消費される電力をできるだけ低減することが重要である。このため、ステッピングモータを用いた電子時計においては、ステッピングモータに供給する駆動パルスのパルス幅を徐々に低減し電力消費の少ない状態でステッピングモータを駆動するようにしている。一方、供給した駆動パルスによってはステッピングモータが正常に回転しない場合は、十分に大きなパルス幅の補助駆動パルスによって回転させると共に駆動パルスのパルス幅を増加し、ステッピングモータをできるだけ低い電力で確実に駆動できるようにしている。
【0004】
ステッピングモータの駆動回路に用いられているCMOSなどの回路素子において消費される電力は、駆動電圧の2乗に比例して増加する。そこで、駆動電圧を低電圧化して消費電力を抑制することも考えられている。特に、近年の小型で携帯に適した電子装置は、集積化が進み、例えば、腕装着型の電子時計については、ユーザーの様々なニーズに対応して多機能化が進んでいる。従って、計時機能に加えて電力を消費する種々の機能が搭載されており、全体の電力消費は増加傾向にある。従って、これらの機能を実現する回路を低電圧化できれば消費電力の低減効果は非常に大きい。しかしながら、低電圧化すると、遅延時間が長くなったり、さらに、モータの駆動回路においては、モータを回転させるために最低限必要な作動電圧以下に電圧が低下してしまうケースが考えられる。電圧が作動電圧以下に低下してしまうとパルス幅を大きくしてもモータを駆動できなくなる。従って、計時装置のように確実にモータを駆動する必要がある装置では、信頼性の確保などの面から消費電力を低減するために低電圧化することは困難であった。
【0005】
そこで、本発明においては、低電圧の駆動パルスを用いても確実にステッピングモータを駆動できる制御方法および制御装置を提供することにより、計時装置などにおいてステッピングモータを駆動するために消費される電力をさらに低減可能とすることを目的としている。また、複数の電圧レベルの駆動パルスが設定できる環境化で、ステッピングモータを駆動するために消費される電力をさらに低減できる制御方法および制御装置を提供することを目的としている。そして、多機能化された消費電力が増加傾向にある携帯型の電子機器や、あるいは電池の廃棄や交換の不要な太陽電池などの発電システムを採用した携帯装置に適用可能な省電力タイプのステッピングモータの制御装置および制御方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明においては、低電圧化された駆動パルスによって確実にステッピングモータを駆動するために、低電圧化された駆動パルスがステッピングモータの作動電圧を下回ってステッピングモータが回転しなかったときは高電圧の補助駆動パルスを供給して強制的にステッピングモータを回転させる工程を設けてステッピングモータが確実に回転できるようにしている。すなわち、本発明のステッピングモータの制御方法は、以下のようなステップを備えており、論理回路や、マイクロプロセッサーの制御用プログラムなどとして提供することができる。
【0007】
1.ステッピングモータを回転させるために第1の実効電力を備えた第1の電圧の駆動パルスを供給する。
【0008】
2.ステッピングモータの回転・非回転を検出する。
【0009】
3.ステッピングモータが非回転のときにステッピングモータに第1の実効電力に対し大きな実効電力を備え、第1の電圧より大きな第2の電圧の補助駆動パルスを供給しステッピングモータを回転させる。
【0010】
本発明の制御方法においては、ステッピングモータの1ステップアングルを駆動するために、低電圧化された駆動パルスと、強制回転するための高電圧の補助駆動パルスという電圧の異なる2種類のパルスをステッピングモータに供給する用意があるので、駆動パルスを低電圧化しても確実にステッピングモータを駆動することができる。すなわち、本発明の制御方法を採用することにより、省電力化するために駆動パルスを低電圧にして、ステッピングモータが回転しない事態が発生しても、十分に高い電圧の補助駆動パルスによりステッピングモータは確実に駆動することができる。従って、ステッピングモータの制御の信頼性を低下させずに駆動パルスの低電圧化して、消費される電力を大幅に低減することができる。
【0011】
本発明の制御方法は、ステッピングモータに駆動パルスを供給する駆動手段と、第1の実効電力を備えた駆動パルスを所定のタイミングで駆動手段からステッピングモータに供給する制御手段と、駆動手段に複数の電圧の電力を供給可能な電源部と、ステッピングモータの回転・非回転を検出する検出手段と、第1の実効電力を備えた第1の電圧の駆動パルスによりステッピングモータが非回転のときに、電源部から第1の電圧より高い第2の電圧を補助駆動パルスを駆動手段からステッピングモータに供給する補助制御手段とを有すること特徴とするステッピングモータの制御装置を用いて適用することができる。
【0012】
電源部には、昇圧あるいは降圧する手段を設けて電圧レベルの異なる電力を駆動手段に供給することができる。特に、電源部が、蓄電手段と、この蓄電手段の出力電圧を降圧して複数の電圧の電力を供給可能な降圧手段とを有している場合は、蓄電手段に蓄えられた電力を降圧して駆動手段に提供できるので、ステッピングモータを駆動するために消費される電力を大幅に低減できる。このため、蓄電手段が電池であればその寿命を大幅に延ばすことが可能になり、また、太陽電池などの充電能力がそれほど高くできない発電装置によって蓄電手段が充電される装置であっても長期間継続して確実にステッピングモータを駆動することができる。また、電池寿命が近づいたときや、充電ができずに蓄電手段の電圧が低下して駆動パルスの電圧が低下してしまったときは、回転が検出されないときだけ蓄電手段の電圧を昇圧した高電圧の補助駆動手段をステッピングモータに供給し、運針ミスなどをなくすといった制御を行うことも可能である。
【0013】
個々のステッピングモータ、あるいはステッピングモータの個々のステッピングアングル、さらには、ステッピングモータが設置されている環境によって1ステッピングアングル回転するために最低必要なトルクは差があり、また、環境などによって変化する。従って、駆動パルスの第1の実効電力もステッピングモータの回転・非回転によって、減少・増加することが望ましい。そして、実効電力の増減するために当初の電圧と異なる電圧を設定することにより、高い省電力効果を得ることができる。このような制御方法を採用するために、第1の実効電力を備えた駆動パルスを供給したときのステッピングモータの回転・非回転によって、駆動パルスを生成する際に電源部から駆動手段に供給される電圧を変更可能な電圧選択手段を設けることが望ましい。例えば、電源部の降圧手段の設定を補助制御手段によって変えて電圧の異なる電力を駆動手段に供給することができる。
【0014】
また、駆動パルスをパルス幅の狭い複数のサブパルスで構成し、これら複数のサブパルスの内の一部のサブパルスの電圧の設定を電圧選択手段を用いて変えることにより、ステッピングモータのトルクカーブに則した電力分布の駆動パルスでステッピングモータを駆動し、さらに、消費電力を低減することができる。
【0015】
さらに、実効電力を低減するときは、消費電力を低減するために効果的な低電圧化を優先して行うことが望ましく、一方、実効電力を増加するときは、電圧を増加するのに先立ってパルス幅を増加してできるかぎり消費電力が増加するのを抑制することが望ましい。
【0016】
一定の時間間隔で時間信号を出力する基準信号発生手段を設け、この時間信号によって制御手段が駆動手段を制御して駆動パルスをステッピングモータに供給し、時計針を運針することにより、消費電力が低く、信頼性の高い計時装置を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照しながら本発明をさらに詳細に説明する。図1に、本発明に係る計時装置1の概略構成を示してある。本例の計時装置1は、ステッピングモータ10と、このステッピングモータ10を駆動する制御装置20と、ステッピングモータ10の動きを伝達する輪列50、および輪列50によって運針される秒針61、分針62および時針63を備えている。本例のステッピングモータ10は、制御装置20から供給される駆動パルスによって磁力を発生する駆動コイル11と、この駆動コイル11によって励磁されるステータ12と、さらに、ステータ12の内部で回転するロータ13を備えている。このロータ13はディスク状の2極の永久磁石によって構成されており、PM型(永久磁石回転型)のステッピングモータ10となっている。ステータ12には、駆動コイル11で発生した磁力によって異なった磁極がロータ13の回りのそれぞれの相15および16に発生するように磁気飽和部17が設けられている。また、ロータ13の回転方向を規定するために、ステータ12の内周の適当な位置には内ノッチ18が設けられており、これによってコギングトルクを発生させてロータ13が適当な位置に停止するようにしている。
【0018】
ステッピングモータ10のロータ13の回転は、かなを介してロータ13に噛合された五番車51、四番車52、三番車53、二番車54、日の裏車55および筒車56からなる輪列50によって各針に伝達される。四番車52の軸には秒針61が接続され、二番車54には分針62が接続され、さらに、筒車56には時針63が接続されており、ロータ13の回転に連動してこれらの各針によって時刻が表示される。輪列50には、さらに、年月日などの表示を行うための伝達系など(不図示)を接続することももちろん可能である。
【0019】
本例の計時装置1は、ステッピングモータ10の回転によって時刻が表示されるようになっており、このために、ステッピングモータ10には所定の時間信号に従って出力された駆動パルスが供給される。ステッピングモータ10を制御する本例の制御装置20は、水晶振動子などの基準発振源21を用いて基準周波数の基準パルスなどを出力する発振分周回路22と、基準パルスなどからさまざまなタイミングでパルス幅の異なるパルスを合成するパルス合成回路23と、パルス合成回路23から供給された種々のパルスを選択してステッピングモータ10を制御する制御回路24を備えている。パルス合成回路23では、通常の運針を行う駆動パルスP1を駆動回路31からステッピングモータ10に供給するための制御パルスや、ロータ13が回転しなかったときに駆動回路31を制御して実効電力の大きな補助駆動パルスP2をステッピングモータ10に供給するための補助パルス、あるいは、消磁用のパルスPEを駆動回路31を介してステッピングモータ10に供給するためのパルスなどが合成されており、これらの中から適当なパルスが制御回路24によって選択されて駆動回路31に供給される。また、本例の制御装置20は、ロータ13が回転したときに駆動コイル11に誘起される電圧などを用いてロータ13の回転・非回転を検出する検出回路27を備えており、この検出回路27の検出結果が制御回路24にフィードバックされて補助駆動パルスP2の出力指示や駆動パルスP1の電圧あるいはパルス幅などの制御が行われる。従って、本例においては、制御回路24が制御手段と補助制御手段の機能を兼ねており、さらに、後述する降圧回路42の設定も制御して電圧の異なる電力を駆動回路31に供給できるようにしている。
【0020】
本例の駆動回路31は、2列の直列に接続されたnチャンネルMOS33とpチャンネルMOS32によって構成されたブリッジ回路によって構成されている。従って、これらのMOS32および33のゲートに印加される制御パルスの極性をステッピングモータ10のステップアングルに合わせて反転させることにより、駆動コイル11に極性の異なる駆動パルスP1あるいは補助駆動パルスP2を供給でき、ステータ12に異なる極性の磁場を交互に発生させてロータ13を一方向に回転させることができる。さらに、本例の制御装置20は、駆動回路31に電力を供給する電源部40を備えており、この電源部40は、電池41と、この電池41の電圧を降圧して駆動回路31に供給できる降圧回路42を備えている。本例の降圧回路42は、複数のコンデンサ43を用いて電源電圧を降圧できるようになっており、例えば、3つの降圧用のコンデンサと1つの平滑用のコンデンサを用いて電池電圧V0からV0、2/3V0(以降においてV1)および1/3V0(以降においてV2)の3つの電圧レベルを設定でき、制御回路24からの指示に基づいて駆動回路31に供給できるようになっている。このため、本例の制御装置20においては、駆動回路31から、これら3つの電圧レベルV0、V1およびV2の駆動パルスP1などをステッピングモータ10に供給することができる。
【0021】
図2に本例の制御装置20によってステッピングモータ10を駆動する制御の流れを示してあり、これに基づき本例の制御装置20の動作を説明する。まず、ステップ71において、時間の経過を示す時間信号が出力されているか否かを検出される。上記の制御装置20においては、発振分周回路22から、例えば1Hzの信号がパルス合成回路23および制御回路24に供給されており、これに基づき制御パルスが制御回路24によって選択され駆動回路31に供給される。そして、ステップ72において、駆動回路31から1秒毎にステッピングモータ10に駆動パルスP1が供給され計時装置1が運針される。
【0022】
次に、ステップ73においてロータ13が駆動パルスP1によって回転したか否かが検出される。本例では、検出回路27を用いてロータ13の回転によって発生する誘導電圧を検出してロータ13の回転・非回転が判別されるようになっているが、回転を検出する手段はこれに限定されず、特公昭61−15384などに開示されているステータ12に磁束を発生させる時定数の差を検出したり、ロータ13の回転角をセンサーなどを用いて検出するなどの手段を採用してももちろん良い。本例の誘導電圧によってロータの回転・非回転を検出する方法は、計時装置などに用いられる非常に小型のステッピングモータに適したものであり、さらに、回転・非回転の判別を駆動パルスP1を供給したすぐ後に行うことができるので、非回転のときに実効電力の大きな補正駆動パルスP2を供給するなどの処理をスムーズに行うことができる。
【0023】
ステップ74において、ロータ13が非回転のときは、検出回路27の判定に基づいて制御回路24から次に補助パルスが駆動回路31に供給され、駆動回路31から実効電力の大きな補助駆動パルスP2がステッピングモータ10に供給される。さらに、補助パルスが駆動回路31に供給されるタイミングと同期して、制御回路24から降圧回路42が制御され、最大電圧レベルV0が駆動回路31に供給される。従って、駆動回路31からは駆動パルスP1より電圧の大きな補助駆動パルスP2がステッピングモータ10に供給され、必ずステッピングモータ10が回転するようになっている。
【0024】
図3(a)に、駆動パルスP1およびP2などがステッピングモータ10に供給される様子を示してある。まず、時刻t1に1Hzの時間信号がトリガとなって、制御回路24から駆動パルスP1を出力する制御信号が駆動回路31に供給される。同時に、このケースにおいては、制御回路24によって降圧回路42からの供給電圧が最小レベルの電圧V2にセットされる。これによって、時刻t1に電圧V2でパルス幅T1の駆動パルスP1がステッピングモータ10に供給される。駆動パルスP1に続いて時刻t2に制御回路24からパルス合成回路23で合成された高周波のチョッパパルスが供給され、検出回路24によって誘起電圧が検出される。所定の値以上の誘起電圧が検出されない場合は、ロータ13が回転していないので、時刻t3に制御回路24から補助パルスが駆動回路31に供給され、実効電力の大きな補助駆動パルスP2がステッピングモータ10に供給される。この際、上述したように、制御回路24によって降圧回路42の設定が変えられ駆動回路31に供給されている電圧が最大レベルV0に上昇されているので、電圧V0でパルス幅Tsの補助駆動パルスP2がステッピングモータ10に供給される。
【0025】
本例の制御装置20は、降圧回路42を用いて電池電圧V0を降圧し、できるかぎり低い電圧でステッピングモータ10を駆動できるようにしている。駆動回路31やステッピングモータ10における消費電力は、電圧の2乗に比例するので、できるかぎり電圧が低い方が消費電力が少なくて済む。さらに、同じ実効電力の駆動パルスを供給することを考えると、電圧を下げて電流を上げた方が駆動コイルの巻き数を減らすことができるのでステッピングモータ自身および計時装置などが小型化でき、また、組立コストを低減できるといったメリットもある。しかしながら、駆動パルスP1の電圧がステッピングモータ10の作動電圧以下であると電流を増加して実効電力を上げてもモータ10を回転できないという事態が発生する。この作動電圧は、ステッピングモータの組立条件や計時装置1が置かれている温度や設置角度などの環境によっても変化し、一義的には決定できず、また、環境が変化すればそれによって変動する。従って、作動電圧以上の最も低い電圧で、最も実効電力の少ない駆動パルスによりステッピングモータ10を駆動することが消費電力を下げるためには重要になる。
【0026】
このため、本例の制御装置20においては、駆動パルスP1の電圧をできる限り低減し、その一方で、ステッピングモータ10が回転しなかった時は、確実にステッピングモータ10を回転駆動できるように最も高い電圧の補助駆動パルスP2を供給するようにしている。そして、後述するように、徐々に駆動パルスP1の実効電力をステッピングモータ10が回転できるまでに上げて、最小限の電圧と実効電力の駆動パルスP1によってステッピングモータ10を駆動できるようにしている。従って、本例の制御回路20においては、消費電力を低減するために駆動パルスP1を低電圧化しても、補助駆動パルスP2によってステッピングモータの動作は保証されている。このように、ステッピングモータ10に電圧の異なる2つの駆動パルスおよび補助駆動パルスを供給できるようにすることにより、信頼性を低下させずに駆動パルスの低電圧化が可能であり、低い消費電力で確実にステッピングモータを駆動することができる。
【0027】
制御回路24から供給された補助パルスにより実効電力の大きな補助駆動パルスP2がステッピングモータ10に供給されると、続いて時刻t4にステッピングモータ10のロータ13がオーバーシュートした際のエネルギーを回生できるようにチョッパパルスが制御回路24から駆動回路31に供給され、回生されたエネルギーが降圧回路42の平滑用のコンデンサに回収される。これに続いて、さらに時刻t5に補助駆動パルスP2と逆極性の消磁用のパルスPEが駆動回路31を介してステッピングモータ10に供給されステータ12の磁化が低減される。駆動パルスP1によってステッピングモータ10が回転しない場合は、これらの一連の制御が1秒間のサイクルの中で行われる。
【0028】
次に、時刻t1から1秒後の時刻t11にステッピングモータ10の次のステッピングアングルを回転させるための制御パルスが制御回路24から駆動回路31に供給され、駆動パルスP1がステッピングモータ10に供給される。時刻t1に供給された駆動パルスP1ではステッピングモータ10が回転しなかったため、時刻t11においては時刻t1よりも実効電力の大きな駆動パルスP1が供給される。実効電力を増加するための制御は、図2に示したように以下のように行われる。まず、ステップ75において、駆動パルスP1のパルス幅をさらに広げられるか否かを判定する。本例においては、例えば、パルス合成回路23でパルス幅がT0、T1およびT2と徐々に幅の広くなった制御パルスが合成されており、時刻t1のパルス幅T1の駆動パルスに対し、さらに広いパルス幅T2を供給することができる。従って、時刻t11では、ステップ75において、パルス幅アップのステップ76が選択され、時刻t11に駆動回路31には、時刻t1と同様の電圧V2が供給され、パルス幅T2で電圧V2の駆動パルスP1がステッピングモータ10に供給される。上述したように、駆動パルスの電圧は低い方が省電力上は望ましいので、本制御方法においては、駆動パルスの実効電力を増加する際にパルス幅を広げる余地があれば駆動パルスの電圧増加に対しパルス幅を広げる制御が優先して行われる。
【0029】
時刻t12に駆動パルスP1に続いて、検出用のチョッパパルスが供給され、さらに、上記と同様に回転が検出されないので、時刻t13から電圧V0でパルス幅Tsの補助駆動パルスP2が補助パルスによって発生され、ステッピングモータ10に供給される。また、補助駆動パルスP2に続いて、時刻t14に回生用のパルスが供給され、時刻t15に消磁用のパルスPEも供給される。
【0030】
次に、時刻t11から1秒後の時刻t21に、次の駆動パルスP1がステッピングモータ10に供給される。時刻t21のケースでは、図2に示したフローチャートのステップ75において、パルス幅を広げる余地がないと判断されるので、ステップ77において駆動パルスの電圧レベルが1ランクアップして電圧V1になる。このため、制御回路24からパルス幅T0の制御パルスが駆動回路31に供給されるのに同期して、降圧回路42が制御回路24によって切り替えられ駆動回路31に電圧V1の電力が供給される。この結果、図3(a)に示すように、時刻t21に電圧V1でパルス幅T0の駆動パルスP1がステッピングモータ10に供給される。この駆動パルスP1に続いて、時刻t22に回転検出が行われ、電圧V1の駆動パルスP1によってステッピングモータ10が回転したことが誘起電圧によって検出回路27で検出される。
【0031】
検出回路27によってステッピングモータ10が回転したことが確認されると、図2に示したフローチャートのステップ72からステップ78に移行し、カウンタCがカウントアップされる。このカウンタCは、駆動パルスP1によって連続して回転できた数を計数するカウンタであり、次に、ステップ79においてカウンタCの数が規定の回数に達したか否かを判断する。カウンタCの値が規定の回数に達していない場合は、ステップ71に戻って時間信号が出力されるのを待って、上記と同様の工程を繰り返す。
【0032】
ステップ79において、カウンタCの値が規定の回数に達している場合は、同じ実効電力の駆動パルス、すなわち、同じ電圧で同じパルス幅の駆動パルスP1によって連続して規定回数ステッピングモータ10を駆動できたことを示している。従って、駆動パルスP1の実効電力を削減しても継続してステッピングモータを駆動できる可能性がある。このため、本例の制御装置20においては、消費電力を低減するために駆動パルスP1の実効電力を下げる処理を行う。まず、ステップ80において駆動パルスP1の電圧を下げられるか否かを判断する。上述したように消費電力を低減するためには駆動電圧を低下することが効果的であるので、本例の制御方法においては、駆動パルスP1のパルス幅を下げる処理よりも駆動パルスP1の電圧を低減する処理を優先して行うようにしている。従って、ステップ80で駆動パルスP1の電圧を下げる余地があると判断されると、ステップ81において、駆動パルスP1を出力する際に降圧回路42から駆動回路31に供給される電力の電圧を下げてさらに低い電圧の駆動パルスがステッピングモータ10に供給されるようにしている。一方、ステップ80において、駆動パルスP1の電圧を下げる余地がないと判断されると、ステップ82において、パルス幅を削減して駆動パルスP1の実効電力を低減し、より低い消費電力でステッピングモータ10を駆動できるようにしている。このように駆動パルスP1の実効電力を下げる設定を行った後、ステップ83においてカウンタCをゼロクリアし、同一の条件の駆動パルスによってステッピングモータ10を連続駆動できた回数の計測を再開する。
【0033】
例えば、図3(b)に示したように、時刻t31に電圧V1でパルス幅T1の駆動パルスP1によってステッピングモータ10が回転し、その結果が時刻t32に検出回路27によって確認されると、時刻t31から1秒後の時刻t35に同じ電圧で同じパルス幅の駆動パルスP1が出力される。そして、この時刻t35の駆動パルスP1によってステッピングモータ10が再び回転したことが時刻t36に確認される。この結果、連続して規定回数だけステッピングモータ10が回転したことが確認されたとすると、駆動パルスP1の実効電力を下げられる可能性がある。このため、次の時間信号によって時刻t41にステッピングモータ10に供給される駆動パルスP1の電圧が電圧V1から電圧V2に低下される。さらに、この電圧V2に低下させた実効電力の低い駆動パルスP1によってステッピングモータ10が回転したことが時刻t42に検出されると、その実効電力の駆動パルスP1により連続して回転できた回数の計測が再開される。このようなステップにより、駆動パルスP1の実効電力を低減でき、制御装置20で消費される電力を削減することができる。
【0034】
実効電力を低減するために駆動パルスP1の電圧を低下して、ステッピングモータ10の作動可能な電圧を下回ると検出回路27によって回転したことが検出されない。この際は、先に説明したように、制御回路24から補助パルスが駆動回路31に供給され、高電圧で実効電力の大きな補助駆動パルスP2がステッピングモータ10に供給され、ステッピングモータ10は強制的に回転される。そして、駆動パルスP1は、パルス幅を広げることを優先させながら実効電力の大きなものが次々に選択され、ステッピングモータ10が駆動パルスP1によって回転するまで実効電力が増加される。本例の制御装置20は、このように、連続してモータを駆動できた回数を確認してから実効電力を低下する処理においては駆動パルスの電圧を下げることを優先しており、一方、モータを駆動できないとすぐに実効電力を上げる処理においては駆動パルスのパルス幅を広げることを優先している。このような制御方法を採用することにより、ステッピングモータ10を駆動できると共に、消費電力の最も小さな電圧およびパルス幅の駆動パルスを素早く見つけ出すことができる。そして、その駆動パルスによってステッピングモータ10を駆動することにより、制御回路20で消費される電力を大幅に低減することができる。さらに、低消費電力運転を目指すために駆動パルスP1の電圧が不足するような事態になっても、駆動パルスP1より高圧で実効電力の大きな補助駆動パルスP2が補助パルスによりステッピングモータ10に供給されるようになっているので、次の時間信号が出力されるまでに確実に針を進めることができ、運針ミスのない計時装置1を提供することができる。
【0035】
駆動パルスP1は、1つの矩形パルスの代わりに、図4に示すようなパルス幅の狭い複数のサブパルス91、92および93によって形成することも可能である。図4に示した駆動パルスP1は、時刻t51〜時刻t52のロータが動きはじめる部分を構成する複数のサブパルス91と、時刻t52〜時刻t53の中間領域を構成する複数のサブパルス92と、さらに、時刻t53以降のロータが動き終わった部分を構成する複数のサブパルス93の集合で構成されている。このような複数のサブパルス91、92および93から構成されたチョッパ波形の駆動パルスP1においては、サブパルス91、92および93全体の電圧を上下する代わりに、駆動パルスP1の中間領域を構成するサブパルス92の電圧のみを上下することでもステッピングモータ10を駆動する能力を制御することができる。例えば、図4(a)に示すように、最も低い電圧V2の駆動パルスP1においては、サブパルス91、92および93を電圧V2に設定し、次の電圧V1の駆動パルスP1は図4(b)に示すように、中間領域のサブパルス92のみを電圧V1に設定することができる。
【0036】
図5に示すように、ステッピングモータ10のコギングトルク(無励磁保持トルク、ディテントトルク)曲線は、0〜90度の1ステップアングルを回転する際にその中間で最大となり、これに対し回転開始時や回転終了時のコギングトルクは非常に小さい。従って、ステッピングモータ10を回転させるには、駆動パルスP1によって中間領域を乗り越えることが重要であり、そのためには、駆動パルスP1の中間領域のサブパルス92に作動電圧よりも高い高電圧のパルスを選択し、中間領域の実効電力を向上しておくことが望ましい。さらに、このようなサブパルスの制御を行うことにより、図4(b)に示した駆動パルスP1においては、駆動パルスP1全体の電圧を上昇する代わりに、中間領域のサブパルス92の電圧のみを上昇すれば良いので、駆動パルスP1の実効電力の増加を最小限に止めることが可能となる。従って、ステッピングモータ10を駆動するために制御装置20で消費される電力をさらに低減することができる。
【0037】
また、サブパルス91、92および93を用いた駆動パルスP1を形成する場合は、電圧を変えずに駆動パルスP1の実効電力を制御する際は、駆動パルスP1全体のパルス幅を増減する代わりに、それぞれのサブパルスのデューティーを制御するパルス幅制御(PWM制御)を行うことも可能である。前、中および後ろのそれぞれのサブパルス91、92および93毎にPWM制御を行うことも可能である。
【0038】
このように、本例の制御装置20においては、電池の電圧を降圧回路42によって下げて駆動パルスP1の電圧としてステッピングモータ10を駆動することができるようになっている。そして、電圧を下げすぎてステッピングモータ10を駆動できない場合であっても、本例の制御方法においては、駆動パルスP1よりも電圧が高い補助駆動パルスP2によって確実に表示用の針を所定のタイミングで動かせるようにしている。従って、駆動パルスP1の電圧が低くなってもステッピングモータ10の制御は確実に行うことができるので、駆動パルスP1の電圧を素早く下げて、ステッピングモータ10を駆動できる最低の電圧に設定でき、ステッピングモータ10で消費される電力を非常に低く抑えることができる。
【0039】
なお、上記の例では、計時装置に好適な2相のステッピングモータを例に本発明を説明しているが、3相以上のステッピングモータに対しても本発明を同様に適用できることはもちろんである。また、各相に共通した制御を行う代わりに、各相毎の駆動パルスを個別に調整することも可能である。また、ステッピングモータの駆動方式は、1相励磁に限らず、2相励磁あるいは1−2相励磁であっても、所定の位置から次の位置に回転する駆動パルスに対し本発明を適用することによってモータを駆動するための消費電力を低減できる。さらに、本発明の制御方法および制御装置によって制御されるステッピングモータはPMタイプに限定されないことはもちろんであり、VR型あるいはハイブリッド型などのステッピングモータに対しても本発明を適用できる。
【0040】
また、電源電圧を降圧する降圧回路と共に電源電圧を昇圧する昇圧回路も設け、電源の出力が低下して駆動パルスの電圧が低下してステッピングモータが回転しなかったときに、電源電圧を昇圧した補助駆動パルスを供給して確実に長期間ステッピングモータを駆動できるようにすることも可能である。また、電源部によって用意される電圧レベルは3段階に限定されるものではなく、4段階以上の電圧レベルを供給できるようにしてももちろん良い。また、2段階の電圧レベルを供給できる電源部は回路構成が簡単になるというメリットもある。この場合は、補助駆動パルス用の高い電圧と、駆動パルス用の低い電圧といった簡易な設定を採用することも可能である。さらに、電源は、本例のように電池に限らず、太陽電池などの発電装置によって充電される大容量のコンデンサなどを電源として用いることももちろん可能である。
【0041】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明においては、ステッピングモータに供給される駆動用のパルスとして電圧の異なる2つのパルス、すなわち、駆動パルスと補助駆動パルスを供給できるようにしている。このため、駆動パルスの電圧を下げてもステッピングモータが回転しないときは、高い電圧の補助駆動パルスによってステッピングモータの回転を保証できるので、消費電力を低減するために限界まで駆動パルスの電圧を下げることが可能になる。特に、計時装置などのように近年の携帯型機器などにおいては、多機能化によって消費電力が増加し、その一方で、小型化および太陽電池などの発電装置を内蔵することによって電池の交換をなくせるようにしている。従って、本発明の制御方法を採用することにより、降圧手段を採用して電源電圧を降圧してステッピングモータの駆動用電源としても使用することが可能となり、携帯型機器全体の消費電力を低減することができ、電子腕時計などに搭載された多様な機能を有効に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御装置を格納した計時装置の概略構成を示す図である。
【図2】図1に示した制御装置の制御フローを示すフローチャートである。
【図3】図1に示した制御装置からステッピングモータに供給される駆動パルスが変化する様子を示すタイミングチャートである。
【図4】駆動パルスをサブパルスによって構成した例を示すタイミングチャートである。
【図5】ステッピイングモータのコギングトルクカーブの一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1・・計時装置
10・・ステッピングモータ
11・・駆動コイル
12・・ステータ
13・・ロータ
20・・制御装置
21・・水晶振動子
22・・発振分周回路
23・・パルス合成回路
24・・制御回路
27・・検出回路
31・・駆動回路
40・・電源部
41・・電池
42・・降圧回路
43・・降圧用コンデンサ
50・・輪列
61・・秒針
62・・分針
63・・時針

Claims (2)

  1. ステッピングモータを回転させるために第1の実効電力を備えた第1の電圧の駆動パルスを供給する第1のステップと、
    前記ステッピングモータの回転・非回転を検出する第2のステップと、
    前記ステッピングモータが非回転のときに前記ステッピングモータに前記第1の実効電力に対し大きな実効電力を備え、前記第1の電圧より大きな第2の電圧の補助駆動パルスを供給し前記ステッピングモータを回転させる第3のステップと、
    前記第1の実効電力を備えた前記駆動パルスを供給したときの前記ステッピングモータの回転・非回転によって、前記第1の実効電力を減少・増加する第4のステップとを有し、
    前記第4のステップでは、前記第1の実効電力を減少するときは前記第1の電圧より低い電圧を設定することが優先され、前記第1の実効電力を増加するときは前記第1の電圧より高い電圧を設定する前に前記駆動パルスのパルス幅を増加することを特徴とするステッピングモータの制御方法。
  2. 請求項1において、前記駆動パルスは、パルス幅の狭い複数のサブパルスから構成されており、前記第4のステップでは、前記複数のサブパルスの内の一部のサブパルスの電圧の設定を変えることを特徴とするステッピングモータの制御方法。
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