JP3653077B2 - 伝送路無瞬断切替装置および方法 - Google Patents

伝送路無瞬断切替装置および方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、SDH/SONET伝送システムにおける伝送路無瞬断切替に利用する。特に、伝送路無瞬断切替用に装置にてパスオーバーヘッドバイトにマルチフレーム信号を上書し、切替えるSDH信号間の位相差検出にマルチフレーム位相の差分を用いる伝送路無瞬断切替技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
SDH/SONET伝送システムにおける伝送路無瞬断切替技術としては、特許文献1に記載のH4バイトを使用した伝送路無瞬断切替技術がある。図4ないし図6を参照して従来技術を説明する。図4は、伝送路無瞬断切替システムの全体構成図であり、伝送路無瞬断切替装置3は、送信部10および受信部20を備える。対向する伝送路無瞬断切替装置3の間は、それぞれ異なる二つの伝送路4および5により接続されている。
【0003】
送信部10の構成を図5に示す。受信インタフェース部16にて受信したSDH信号中のH4バイトに、マルチフレーム挿入部17にてマルチフレームを挿入し、分岐部13にて信号を分岐した後、送信インタフェース部11および12により二つの異なる伝送路にSDH信号を送出する。
【0004】
受信部20の構成を図6に示す。受信インタフェース部21および22のそれぞれにて受信したSDH信号から検出されたパスオーバーヘッド中のH4バイトについて、マルチフレーム同期部23および24にてマルチフレーム同期をとり、遅延制御部27にて受信インタフェース部21から入力されたSDH信号と受信インタフェース部22から入力されたSDH信号のH4バイトマルチフレーム位相差を検出し、遅延メモリ25および26の出力マルチフレーム位相が同一位相となるように遅延メモリ25および26の読み出し制御を行う。マルチフレーム位相の揃った遅延メモリ25および26の出力信号について、選択部28にて切替を行うことにより、無瞬断での切替を実現している。
【0005】
近年、ITU−T規格G.707にて定義されたバーチャルコンカチネーション方式は、H4バイトを使用して最大256マルチフレーム構成により大容量の情報をSDH信号にマッピングして伝送を行う方式となっている。H4バイトを使用した伝送路無瞬断切替方式ではこのH4バイトのMFI1、MFI2により構成される4096マルチフレームを利用することにより、
125μs×4096(フレーム)/2=256ms
すなわち、±256msの時間差がある信号について伝送路無瞬断切替を実現することができる。
【0006】
一方、バーチャルコンカチネーション方式による情報伝送を行わない通常のSDH信号の場合は、送信部10のマルチフレーム挿入部17にてパスオーバーヘッド中のH4バイトにバーチャルコンカチネーション方式と同じマルチフレームを挿入して伝送することで、対向側装置の受信部20にて上記の伝送路無瞬断切替システムによる伝送路無瞬断切替が可能となる。
【0007】
【特許文献1】
特開平7−95186号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従来の伝送路無瞬断切替装置の送信部10では、入力SDH信号中のH4バイトの内容を、伝送路無瞬断切替用のマルチフレーム情報に上書き挿入して送出するため、入力されたH4バイトの情報が失われてしまう。入力信号中のH4バイトが未使用の場合には特に問題はないが、入力SDH信号中に例えばITU−T規格G.707で定義されている、H4バイトをマルチバイトフレームとして使用した4マルチフレームによるTU−2/TU−1のマッピングが行われた信号が収容されているような場合には、図5のマルチフレーム挿入部17を使用すると対向側での信号復元ができなくなってしまうため、従来技術で記載した伝送路無瞬断切替システムが適用できないという問題がある。
【0009】
本発明は、このような背景に行われたものであって、入力SDH信号中のH4バイト使用の有無によらずH4バイトによる伝送路無瞬断切替を適用可能とし、かつ入力SDH信号中のH4バイト情報の透過伝送を可能とすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、送信部に入力されたSDH信号に対し、送信部にて伝送路無瞬断切替用マルチフレーム挿入前に入力されたSDH信号中のH4バイト収容信号をF3バイトに転写してから伝送路に送出する。受信部では伝送路から受信したSDH信号に対し伝送路無瞬断切替用の選択手段を通過後、F3バイトに転写されてきた収容信号をH4バイトに再挿入して受信部より出力する。これにより、対向装置の入出力間でのH4バイト収容信号の透過伝送を実現することができる。
【0011】
すなわち、本発明の第一の観点は、SDH信号を受信する受信インタフェース手段と、この受信インタフェース手段により受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するマルチフレーム挿入手段と、このマルチフレーム挿入手段から出力されたSDH信号を分岐する分岐手段と、この分岐手段から出力されたSDH信号を二つの異なる伝送路に送出する二つの送信インタフェース手段とを備えた送信部と、二つの異なる伝送路から到来するSDH信号を受信する二つの受信インタフェース手段と、この二つの受信インタフェース手段にて受信されたSDH信号をそれぞれ一時蓄積する二つの遅延メモリ手段と、前記二つの受信インタフェース手段にて受信されたSDH信号からH4バイトを検出するとともにそれぞれのH4バイトのマルチフレーム位相を検出する二つのマルチフレーム同期手段と、この二つのマルチフレーム同期手段から出力されたマルチフレーム位相情報をもとに二つの前記遅延メモリ手段から読出されるSDH信号のマルチフレームの位相が一致するように前記二つの遅延メモリ手段の遅延量を制御する遅延制御手段と、前記二つの遅延メモリ手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段と、この選択手段により選択されたSDH信号を送信する送信インタフェース手段とを備えた受信部とから構成される伝送路無瞬断切替装置である。
【0012】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記送信部の前記マルチフレーム挿入手段は、受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するのに先立って当該H4バイトに収容されている信号を抽出するH4バイト抽出手段と、このH4バイト抽出手段により抽出された信号をF3バイトに挿入するF3バイト挿入手段とを備え、前記受信部の前記選択手段と前記送信インタフェース手段との間には、前記選択手段から出力されるSDH信号中のF3バイトに収容されている信号を抽出するF3バイト抽出手段と、このF3バイト抽出手段により抽出された信号をH4バイトに挿入するH4バイト挿入手段とを備えたところにある。
【0013】
本発明の第二の観点は、受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するステップと、この伝送路無瞬断切替用マルチフレームが挿入されたSDH信号を分岐し、この分岐された二つのSDH信号を二つの異なる伝送路に送出するステップとが送信部により実行され、この二つの異なる伝送路から到来するSDH信号を受信し、この二つのSDH信号をそれぞれ遅延メモリ手段に一時蓄積しておき、その一方で受信された前記二つのSDH信号からH4バイトを検出するとともにそれぞれのH4バイトのマルチフレーム位相を検出し、この二つのマルチフレーム位相情報をもとに一時蓄積されている前記二つのSDH信号を前記遅延メモリ手段から読出すときに、そのマルチフレームの位相が一致するように前記遅延メモリ手段の遅延量を制御するステップと、前記二つの遅延メモリ手段のいずれか一方の出力を選択して送信するステップとが受信部により実行される伝送路無瞬断切替方法である。
【0014】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するステップが実行されるときに、受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するのに先立って当該H4バイトに収容されている信号を抽出するステップと、この抽出された信号をF3バイトに挿入するステップとが実行され、前記一方の出力を選択して送信するステップの後に、当該ステップにより選択されたSDH信号中のF3バイトに収容されている信号を抽出するステップと、この抽出された信号をH4バイトに挿入するステップとが実行されるところにある。
【0015】
本発明の第三の観点は、SDH信号を受信する受信インタフェース手段と、この受信インタフェース手段により受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するマルチフレーム挿入手段と、このマルチフレーム挿入手段から出力されたSDH信号を分岐する分岐手段と、この分岐手段から出力されたSDH信号を二つの異なる伝送路に送出する二つの送信インタフェース手段とを備えた送信部である。
【0016】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記マルチフレーム挿入手段は、受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するのに先立って当該H4バイトに収容されている信号を抽出するH4バイト抽出手段と、このH4バイト抽出手段により抽出された信号をF3バイトに挿入するF3バイト挿入手段とを備えたところにある。
【0017】
本発明の第四の観点は、H4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームが挿入され、二つの異なる伝送路から到来するSDH信号を受信する二つの受信インタフェース手段と、この二つの受信インタフェース手段にて受信されたSDH信号をそれぞれ一時蓄積する二つの遅延メモリ手段と、前記二つの受信インタフェース手段にて受信されたSDH信号からH4バイトを検出するとともにそれぞれのH4バイトのマルチフレーム位相を検出する二つのマルチフレーム同期手段と、この二つのマルチフレーム同期手段から出力されたマルチフレーム位相情報をもとに二つの前記遅延メモリ手段から読出されるSDH信号のマルチフレームの位相が一致するように前記二つの遅延メモリ手段の遅延量を制御する遅延制御手段と、前記二つの遅延メモリ手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段と、この選択手段により選択されたSDH信号を送信する送信インタフェース手段とを備えた受信部である。
【0018】
ここで、本発明の特徴とするところは、前記選択手段と前記送信インタフェース手段との間には、前記選択手段から出力されるSDH信号中のF3バイトに収容されている信号を抽出するF3バイト抽出手段と、このF3バイト抽出手段により抽出された信号をH4バイトに挿入するH4バイト挿入手段とを備えたところにある。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明実施例の伝送路無瞬断切替装置を図1および図2を参照して説明する。図1は本実施例の伝送路無瞬断切替装置の送信部のブロック構成図である。図2は本実施例の伝送路無瞬断切替装置の受信部のブロック構成図である。
【0020】
本実施例の伝送路無瞬断切替装置は、図1に示すように、SDH信号を受信する受信インタフェース部16と、この受信インタフェース部16により受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するマルチフレーム挿入手段と、このマルチフレーム挿入手段から出力されたSDH信号を分岐する分岐部13と、この分岐部13から出力されたSDH信号を二つの異なる伝送路に送出する二つの送信インタフェース部11および12とを備えた送信部1と、図2に示すように、二つの異なる伝送路から到来するSDH信号を受信する二つの受信インタフェース部21および22と、この二つの受信インタフェース部21および22にて受信されたSDH信号をそれぞれ一時蓄積する二つの遅延メモリ25および26と、二つの受信インタフェース部21および22にて受信されたSDH信号からH4バイトを検出するとともにそれぞれのH4バイトのマルチフレーム位相を検出する二つのマルチフレーム同期部23および24と、この二つのマルチフレーム同期部23および24から出力されたマルチフレーム位相情報をもとに二つの遅延メモリ25および26から読出されるSDH信号のマルチフレームの位相が一致するように二つの遅延メモリ25および26の遅延量を制御する遅延制御部27と、二つの遅延メモリ25および26のいずれか一方の出力を選択する選択部28と、この選択部28により選択されたSDH信号を送信する送信インタフェース部31とを備えた受信部2とから構成される伝送路無瞬断切替装置である。
【0021】
ここで、本実施例の特徴とするところは、送信部1の前記マルチフレーム挿入手段は、受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するのに先立って当該H4バイトに収容されている信号を抽出するH4バイト抽出部15と、このH4バイト抽出部15により抽出された信号をF3バイトに挿入するマルチフレームおよびF3バイト挿入部14とを備え、受信部2の選択部28と送信インタフェース部31との間には、選択部28から出力されるSDH信号中のF3バイトに収容されている信号を抽出するF3バイト抽出部29と、このF3バイト抽出部29により抽出された信号をH4バイトに挿入するH4バイト挿入部30とを備えたところにある。
【0022】
以下では、本実施例についてさらに詳細に説明する。
【0023】
本実施例の全体構成は、図4に示すように、二つの伝送路無瞬断切替装置3を伝送路4および5という二つの異なる伝送路を介して対向させる。二つの伝送路無瞬断切替装置3はそれぞれ送信部1および受信部2を有する。送信部1では、受信インタフェース部16にて受信した装置入力SDH信号をH4バイト抽出部15に送出する。図3はITU−T勧告G.707にて規定されているVC(Virtual Container)フレームであるVC−3、VC−4、VC−4−Xcのフレーム構成である。H4バイト抽出部15では、H4バイト51に収容されている信号を抽出し、マルチフレームおよびF3バイト挿入部14に送出する。
【0024】
マルチフレームおよびF3バイト挿入部14では、伝送路無瞬断切替で使用するマルチフレームの生成を行い、図3のH4バイト51の位置に挿入するとともに、H4バイト抽出部15にて抽出した信号を図3のF3バイト52の位置に挿入し、分岐部13に送出する。分岐部13にて信号を2分岐した後、送信インタフェース部11および12より二つの異なる伝送路に信号を送出する。
【0025】
受信部2では、二つの異なる伝送路から送られてきた信号を受信インタフェース部21および22にて受信し、受信インタフェース部21より遅延メモリ25およびマルチフレーム同期部23に、受信インタフェース部22より遅延メモリ26およびマルチフレーム同期部24に、それぞれ信号を送出する。
【0026】
マルチフレーム同期部23および24では、それぞれ受信インタフェース部21および22にて受信したSDH信号中のH4マルチフレーム位相の検出を行い、それぞれのマルチフレーム位相情報を遅延制御部27に送出する。
【0027】
遅延制御部27ではマルチフレーム同期部23および24より入力した二つのマルチフレーム位相情報をもとに遅延メモリ25および26の二つの遅延メモリの出力マルチフレーム位相が一致するように、遅延メモリ25および26の遅延量制御を行う。
【0028】
遅延メモリ25および26より出力された、マルチフレーム位相の揃った二つの信号の一方を選択部28にて選択した後、F3バイト抽出部29にて図3のVCフレーム中のF3バイト52の位置に収容されている信号を抽出し、H4バイト挿入部30にてF3バイト抽出部29で抽出した信号を図3のH4バイト51の位置に挿入し、送信インタフェース部31より出力する。
【0029】
これにより、図4の二つの伝送路無瞬断切替装置3において、送信部1にて装置入力SDH信号中のH4バイトに収容されている信号をF3バイトに転写し伝送路に送出し、対向側の受信部2にて伝送路無瞬断切替用の選択部28を通過した後にF3バイトに転写された信号をH4バイトに再挿入することで、対向装置の入出力間でH4バイトの透過伝送が可能となる。
【0030】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、入力SDH信号中のH4バイト使用の有無によらずH4バイトによる伝送路無瞬断切替を適用可能とし、かつ入力SDH信号中のH4バイト情報の透過伝送を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の送信部のブロック構成図。
【図2】本実施例の受信部のブロック構成図。
【図3】ITU−T勧告G.707にて規定されているVCフレームであるVC−3、VC−4、VC−4−Xcのフレーム構成図。
【図4】本実施例および従来例の伝送路無瞬断切替方式の全体構成図。
【図5】従来例の送信部のブロック構成図。
【図6】従来例の受信部のブロック構成図。
【符号の説明】
1、10 送信部
2、20 受信部
3 伝送路無瞬断切替装置
4、5 伝送路
11、12、31 送信インタフェース部
13 分岐部
14 マルチフレームおよびF3バイト挿入部
15 H4バイト抽出部
16、21、22 受信インタフェース部
17 マルチフレーム挿入部
23、24 マルチフレーム同期部
25、26 遅延メモリ
27 遅延制御部
28 選択部
29 F3バイト抽出部
30 H4バイト挿入部
51 H4バイト
52 F3バイト

Claims (4)

  1. SDH信号を受信する受信インタフェース手段と、この受信インタフェース手段により受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するマルチフレーム挿入手段と、このマルチフレーム挿入手段から出力されたSDH信号を分岐する分岐手段と、この分岐手段から出力されたSDH信号を二つの異なる伝送路に送出する二つの送信インタフェース手段とを備えた送信部と、二つの異なる伝送路から到来するSDH信号を受信する二つの受信インタフェース手段と、この二つの受信インタフェース手段にて受信されたSDH信号をそれぞれ一時蓄積する二つの遅延メモリ手段と、前記二つの受信インタフェース手段にて受信されたSDH信号からH4バイトを検出するとともにそれぞれのH4バイトのマルチフレーム位相を検出する二つのマルチフレーム同期手段と、この二つのマルチフレーム同期手段から出力されたマルチフレーム位相情報をもとに二つの前記遅延メモリ手段から読出されるSDH信号のマルチフレームの位相が一致するように前記二つの遅延メモリ手段の遅延量を制御する遅延制御手段と、前記二つの遅延メモリ手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段と、この選択手段により選択されたSDH信号を送信する送信インタフェース手段とを備えた受信部とから構成される伝送路無瞬断切替装置において、
    前記送信部の前記マルチフレーム挿入手段は、
    受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するのに先立って当該H4バイトに収容されている信号を抽出するH4バイト抽出手段と、
    このH4バイト抽出手段により抽出された信号をF3バイトに挿入するF3バイト挿入手段と
    を備え、
    前記受信部の前記選択手段と前記送信インタフェース手段との間には、
    前記選択手段から出力されるSDH信号中のF3バイトに収容されている信号を抽出するF3バイト抽出手段と、
    このF3バイト抽出手段により抽出された信号をH4バイトに挿入するH4バイト挿入手段と
    を備えたことを特徴とする伝送路無瞬断切替装置。
  2. 受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するステップと、この伝送路無瞬断切替用マルチフレームが挿入されたSDH信号を分岐し、この分岐された二つのSDH信号を二つの異なる伝送路に送出するステップとが送信部により実行され、この二つの異なる伝送路から到来するSDH信号を受信し、この二つのSDH信号をそれぞれ遅延メモリ手段に一時蓄積しておき、その一方で受信された前記二つのSDH信号からH4バイトを検出するとともにそれぞれのH4バイトのマルチフレーム位相を検出し、この二つのマルチフレーム位相情報をもとに一時蓄積されている前記二つのSDH信号を前記遅延メモリ手段から読出すときに、そのマルチフレームの位相が一致するように前記遅延メモリ手段の遅延量を制御するステップと、前記二つの遅延メモリ手段のいずれか一方の出力を選択して送信するステップとが受信部により実行される伝送路無瞬断切替方法において、
    前記伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するステップが実行されるときに、
    受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するのに先立って当該H4バイトに収容されている信号を抽出するステップと、
    この抽出された信号をF3バイトに挿入するステップと
    が実行され、
    前記一方の出力を選択して送信するステップの後に、
    当該ステップにより選択されたSDH信号中のF3バイトに収容されている信号を抽出するステップと、
    この抽出された信号をH4バイトに挿入するステップと
    が実行されることを特徴とする伝送路無瞬断切替方法。
  3. SDH信号を受信する受信インタフェース手段と、この受信インタフェース手段により受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するマルチフレーム挿入手段と、このマルチフレーム挿入手段から出力されたSDH信号を分岐する分岐手段と、この分岐手段から出力されたSDH信号を二つの異なる伝送路に送出する二つの送信インタフェース手段とを備えた送信部において、
    前記マルチフレーム挿入手段は、
    受信したSDH信号のH4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームを挿入するのに先立って当該H4バイトに収容されている信号を抽出するH4バイト抽出手段と、
    このH4バイト抽出手段により抽出された信号をF3バイトに挿入するF3バイト挿入手段と
    を備えたことを特徴とする送信部。
  4. H4バイトに伝送路無瞬断切替用マルチフレームが挿入され、二つの異なる伝送路から到来するSDH信号を受信する二つの受信インタフェース手段と、この二つの受信インタフェース手段にて受信されたSDH信号をそれぞれ一時蓄積する二つの遅延メモリ手段と、前記二つの受信インタフェース手段にて受信されたSDH信号からH4バイトを検出するとともにそれぞれのH4バイトのマルチフレーム位相を検出する二つのマルチフレーム同期手段と、この二つのマルチフレーム同期手段から出力されたマルチフレーム位相情報をもとに二つの前記遅延メモリ手段から読出されるSDH信号のマルチフレームの位相が一致するように前記二つの遅延メモリ手段の遅延量を制御する遅延制御手段と、前記二つの遅延メモリ手段のいずれか一方の出力を選択する選択手段と、この選択手段により選択されたSDH信号を送信する送信インタフェース手段とを備えた受信部において、
    前記選択手段と前記送信インタフェース手段との間には、
    前記選択手段から出力されるSDH信号中のF3バイトに収容されている信号を抽出するF3バイト抽出手段と、
    このF3バイト抽出手段により抽出された信号をH4バイトに挿入するH4バイト挿入手段と
    を備えたことを特徴とする受信部。
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