JP3651961B2 - 通信装置及び通信装置におけるファイル転送方法 - Google Patents

通信装置及び通信装置におけるファイル転送方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、通信装置及び通信装置におけるファイル転送方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビ電話装置が一般的に使われるようになってきており、これらのテレビ電話装置の中にはファイル転送機能を備えたものがある。
【0003】
このようなテレビ電話装置において、どのファイルを転送するかを指示する手法として、ファイル名を入力するためのダイアログを表示してユーザがファイル名を入力する方法や、または米国ビデオテレコム社のテレビ会議システムのように、パソコン機能を起動した後、ファイル転送コマンドを実行する際の引き数にファイル名を指定することによって、どのファイルを転送するのかを指示する方法等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記手順ではファイル名を入力する手間がかかり、操作性が悪いという欠点がある。
【0005】
本発明の課題は、相手画像を表示できるというテレビ電話装置の特徴を活かした、より直感的なインターフェイスを提供し、テレビ電話装置におけるファイル転送機能起動時の操作性を向上させる事にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記課題を解決する一手段として例えば以下の構成を備える。即ち、操作者による指示を受け付ける操作入力手段と、情報を表示する表示手段と、複数の情報をファイルとして記憶する記憶手段とを備える多地点対応の通信装置であって、通信媒体を介して受信した情報を前記表示手段の所定表示領域に表示する受信画像制御手段と、前記記憶手段に記憶されているファイルに関する情報を前記表示手段の前記受信画像表示領域とは別の表示領域に表示するファイル情報表示手段と、受信画像を表示する受信画像表示手段と、ファイル転送モードを起動するファイル転送モード起動手段と、ファイル転送モードを終了させるファイル転送モード終了手段と、前記ファイル転送モード起動手段によってファイル転送モードが起動されたことを判断するファイル転送モード起動判断手段と、前記ファイル転送モード終了手段によってファイル転送モードが終了されたことを判断するファイル転送モード終了判断手段と、前記ファイル転送モード起動判断手段によってファイル転送モード起動とされた時に、前記操作入力手段よりの操作入力が前記前ファイルに関する情報の表示領域指示入力か否かを判断する判断手段と、前記判断手段が、前記操作入力手段よりの操作入力が前記ファイルに関する情報の表示領域への指示入力であると判断した場合には、続く前記操作入力手段よりの操作入力を監視し、続く前記操作入力手段よりの操作入力が前記表示手段の受信画像表示領域指示入力であった場合には受信画像送信相手への転送手順を開始し、転送終了後に続くファイル転送モード終了判断手段でファイル転送モードがまだ終了されていないと判断された時には前記操作入力手段よりの操作入力を監視する手順に戻りファイル送信モードが終了されるまで操作入力の監視手順とファイル転送手順を繰り返す送信制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
【作用】
以上の構成において、テレビ電話装置におけるファイル転送機能起動時の操作性を大幅に向上させることができる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を参照して本発明に係る一実施例を詳説する。
【0012】
(第1の実施例)
図1は本発明に係るファイル転送手順起動方法の一実施例を適用し得るテレビ電話装置の一構成例を示した図である。また、図2は図1のテレビ電話装置における制御動作を示すフローチャート、図3は画面表示例を示す図、図4は図2に示すファイル転送処理の詳細を示すフローチャートである。
【0013】
図1において、100は本実施例のテレビ電話装置200等が接続可能な回線網、101〜103は回線網1000に接続されている本実施例のテレビ電話装置200との通信が可能な相手端末1〜3であり、例えば、相手端末1〜3もテレビ電話装置で構成できる。以下は、この相手端末1〜3がテレビ電話装置である場合を例として説明する。しかし、相手端末1〜3は通常の電話装置であっても、またコンピュータシステムであってもよいことは勿論である。また、200は本実施例のテレビ電話装置である。
【0014】
図1に示す本実施例のテレビ電話装置200は以下の構成を備える。即ち、記憶部203に記憶された後述する例えば図2に示す制御手順等に従って本実施例装置全体の制御をするCPU201、ユーザがテレビ電話装置を操作するための例えばマウス等によって実現される位置入力部202、テレビ電話装置を制御するためのプログラムや通信データを格納するための記憶部203、画像音声圧縮伸張装置205から得た受信画像ならびにユーザへの各種情報を表示するための表示部204、画像入力部207からの入力画像および音声入力部208からの入力音声を圧縮して多重分離および回線制御部206に送ると共に多重分離および回線制御部206からの受信画像および音声を伸張して表示部204および音声出力部210に送るための画像音声圧縮伸張部205を備える。
【0015】
また、音声、画像ならびに各種データの多重分離を行い、また通信回線を制御するための多重分離および回線制御部206、画像を入力するための例えばテレビカメラ装置等で構成された画像入力部207、音声を入力するための例えばマイクロホン等で構成された音声入力部208、相手先電話番号などを指示入力する操作部209、音声を出力するための例えばスピーカで構成された音声出力部210とから構成されている。なお、211は本実施例のテレビ電話装置200を回線網1000に接続するための通信回線である。
【0016】
以上の構成を備える本実施例テレビ電話の動作を図2のフローチャートを用いて以下に説明する。以下の説明においては、回線網100に接続されているテレビ電話装置である相手端末101との間で通信を行う場合を例として行う。しかし、本実施例の通信相手は相手端末(テレビ電話)101に限るものではなく、回線網100に接続できる端末装置であれば上述した様にその種別は問わない。撮影画像を送受信できない装置であっても通信可能であり、その場合には表示部204の受信画像表示領域には相手よりの受信画像が無いことを示す表示とすればよい。そして領域指示も係る領域を指定することにより、テレビ電話と同様の操作で同様の動作を行うことができる。
【0017】
本実施例のテレビ電話は、まずステップS1およびステップS2において、回線網より通信回線を介して相手装置からの被呼が送られてきてこれを多重分離および回線制御部206で検出したか否か、又は操作部209よりの発呼要求指示入力があるか否かを監視する。
【0018】
ここで、被呼があった場合にはCPU201の制御はステップS1からステップS3に進み、多重分離および回線制御部206に指示して、通信回線211に直流ループを形成して通信路を形成(回線網100が公衆電話回線網である場合)、あるいは被呼に対する所定応答メッセージを返送(回線網100がデジタル回線網である場合)などして被呼に応答する。これと共に続くステップS4で画像音声圧縮伸張部205を起動し、画像入力部207による画像入力および音声入力部208よりの音声入力を開始する。
【0019】
続いてステップS5において、表示部204の所定表示領域に記憶部203に格納されているファイルをサーチし、サーチして検出したファイルをアイコン化して記憶部203中におけるファイルの格納位置を示す特定図形(例えばフォルダ図形)中に当該記憶部203に記憶されているファイルのファイル名を特定する各ファイルに特有のファイルアイコンとして表示する。
【0020】
この表示例を図3に示す。図3における32が記憶部203中におけるファイルの格納位置を示す特定図形(フォルダ図形)、33がフォルダ図形32に含まれるファイルアイコンの表示例である。なお、31は相手テレビ電話装置よりの受信画像であり、34は位置入力部202での位置指示入力に応じて移動するポインティングカーソルを示している。
【0021】続いてステップS6で回線網100および通信回線211を介して相手装置より送られてきた通信データを、多重分離及び回線制御部206で受け取り、多重化されて送られてきた画像データと音声データとを分離して画像音声圧縮伸張部205に送る。画像音声圧縮伸張部205では、所定の伸張処理行って圧縮前のデータに戻す。そして画像データは表示部204に送られ、上述したように図3に31で示した表示部204上に受信画像データとして表示される。一方、受信音声データは音声出力部210に送られ、音声として出力される。なお、この音声出力部210は電話機のハンドセットのように音声入力部208と一体化したものとしてもよい。以上の制御は相手装置からの通信データが送られてきている間常時実行されている。
【0022】
以上のステップS5からステップS6の処理と同時にステップS7において画像入力部207によって入力された画像データおよび音声入力部208より入力された音声データとを画像音声圧縮伸張部205で圧縮処理する。そして多重分離および回線制御部で多重化して、通信回線211および回線網100を介して通信相手装置に送信する。
【0023】
続いて本実施例に特有の操作によるファイル転送処理を行い、必要に応じて予め記憶部203に格納しておいたファイルデータを多重分離および回線制御部206に送って画像データおよび音声データなどに更に多重化して通信相手装置に送信する。このファイル転送処理については後述する。
【0024】
次にステップS9で相手装置が回線を解放する等して通信を終了したか否かを調べる。相手装置が通信を終了していない場合にはステップS10に進み、自装置の操作者が通信終了を指示入力したか否かを調べる。通信終了の指示が入力されていない場合にはステップS6に戻り、相手装置と通信を続行する。
【0025】
一方、ステップS9またはステップS10において、通信終了が検出された場合にはステップS11に進み、多重分離および回線制御部206に指示して通信回線を解放して通信を終了し、再びステップS1に戻って次の通信に備える。
【0026】
そしてステップS2で発呼要求があった場合にはステップS2からステップS15に進み、操作部209からの相手先番号入力等で指定された相手先装置を発呼し、相手が応答したらステップS4以下の処理に移行し、被呼の場合と同様の処理で相手との通話、画像通信およびファイル転送処理などを行う。
【0027】
以上の通信制御中おける本実施例に特有の制御であるファイル転送処理の詳細を図4に示す。以下図4を参照してファイル転送処理を詳述する。
【0028】
本実施例においては、表示部204には図3に示すように受信画像31と共に、ファイル一覧32、ファイルアイコン33と、ポインティングカーソル34が表示されている。ポインティングカーソル34は、ユーザが位置入力部202を動かすにつれて画面上を移動する。
【0029】
ファイル転送を行うには、まず、位置入力部202を用いてポインティングカーソル34を動かし、ポインティングカーソル34をファイル一覧32のなかの転送したいファイルのアイコン33の上に移動させる。その後、位置入力部202についているボタンを押し、ファイルアイコン33を選択する。この際、CPU201によってドラッグ&ドロップの開始元がファイルアイコン33であることと、そのファイルのファイル名が記憶部23に記憶される。この手順は通常基本ソフトウェアによって実現され、ユーザプログラムがこの手順を意識することはない。
【0030】
次に、位置入力部202のボタンを押したまま位置入力部202を動かしてポインティングカーソル34を受信画像31の表示領域内まで移動させ、位置入力部202のボタンを離す。この時にドラッグ&ドロップイベントが基本ソフトウェアによって生成されることになる。従って、本実施例においては位置入力部22を操作して転送すべきファイルのアイコンをドラッグするのみで、一連のファイル転送処理に対する指示入力を完了する。以下、このイベントの処理手順について、図4を用いて説明する。
【0031】
まず、ステップS40でファイル転送の指示であるドラッグ入力があるか否かを調べる。ドラッグ入力がなければファイル転送要求はないため、何もせずにリターンする。一方、ドラッグ入力がある場合にはステップS41に進み、ステップS41で記憶部203からドラッグ&ドロップ操作開始地点に関するデータを取得し、ドラッグ&ドロップ操作開始地点がファイル一覧表示領域32内に表示されたファイルアイコン表示位置であったかどうかを判断する。もし、ファイルアイコン表示位置でなかった場合にはリターンする。
【0032】
一方、ドラッグ&ドロップ操作開始地点がファイル一覧表示領域32内に表示されたファイルアイコン表示位置であった場合には、ステップS42に進み、ドラッグ&ドロップ操作終了地点が受信画像31の表示領域内であるかどうかを判断する。表示領域内でない場合にはそのままリターンして処理を終了する。
【0033】
一方、表示領域内であった場合にはステップS43に進み、記憶部23からドラッグ&ドロップ操作の開始時に選択されていたファイルのファイル名を取得し、そのファイルを通信相手端末に転送するファイル転送処理を行う。具体的には、CPU201が記憶部23よりアイコンで選択されたファイルを読み出してきてデータ識別標識をつけた後、多重分離および回線制御部206に送って画像データや音声データなどに共に多重化して相手装置に転送する。ファイル転送処理が終了したことにより、ドラッグ&ドロップイベントの処理手順は終了する。
なお、以上の説明において、記憶部203の格納ファイルの管理上、いったん転送処理が終了したファイルについては記憶部203より削除する様に構成されている場合には、以上のファイル転送処理により記憶部203のファイルがひとつ減ることになる。このため、係る場合には図4に括弧で示すステップS44の処理を行い、上述した処理で転送されたファイルを記憶部203から削除すると共に、新たにこの時点で記憶部203に残っているファイルをファイル一覧32内に表示するようにファイル一覧表示の更新を行った後にリターンする。
【0034】
以上説明した様に第1の実施例によれば、テレビ電話装置におけるファイル転送機能起動時の操作性を大幅に向上させることができる。
【0035】
また、転送ファイルの指定をドラッグするアイコンの選択で、転送先の指定を表示している相手画像で行うことができ、これによって相手画像を表示できるというテレビ電話の特性を活かした直感的なユーザインタフェースが提供でき、特別の専門知識を有することなく極めて容易に転送元ファイルの指定および転送先の指定が可能であり、だれでもが手軽にファイル転送操作を行うことができる。
(第2の実施例)
以下、本発明に係る第2の実施例について説明する。
第2の実施例を適用可能なテレビ電話装置は、第1の実施例と同様の装置であり、既に図1を用いて説明したので説明を省略する。ただし、第2の実施例においては、多重分離および回線制御部206が複数回線に応答可能となっており、2つ以上の対地との通話が可能になっているものとする。
【0036】
以上の構成を備える本実施例のテレビ電話の動作を図5のフローチャートを用いて以下に説明する。以下の説明においては、回線網100に接続されている相手端末であるテレビ電話装置101,102および103との間で通信を行う場合を例として行う。しかし、本実施例の通信相手はテレビ電話に限るものではなく、回線網100に接続できる端末装置であればその種別は問わない。
【0037】
図5は、本実施例のテレビ電話装置の制御動作の一連を示すフローチャートである。第2の実施例における制御動作は、第1の実施例における図2を用いて説明した動作とほぼ同様であり、同一処理については同一ステップ番号を附し、詳細説明を省略する。ここでは、第1の実施例とは異なる部分についてのみ説明する。
【0038】
第2の実施例におけるテレビ電話は、まずステップS5においてファイル一覧の表示を行う。次にステップS1に進み、他端末からの被呼があるか否かを判断する。以下、続くステップS2、ステップS3及びステップS15において第1の実施例と同様の処理を行う。
【0039】
ステップS3又はステップS15の処理の後、第2の実施例ではステップS16に進み、表示部204の所定表示領域に呼を接続した相手に関する対地情報を対地情報表示領域に表示する。この様子を図6に示す。図6において、31および35は通話中の相手からの受信画像、32はフォルダ図形、33はファイルアイコン、34はポインティングカーソル、36は通話中の相手情報を示す対地情報表示領域である。ただし、第2の実施例においては、通話中の相手からの受信画像の表示は必須ではない。また、図6に示す例では対地情報として通話中の相手の電話番号が表示されている。この場合、電話番号は、通信を被呼されて開始した時には通信開始時に相手から送信されて来たものを用い、発呼して開始した時には発呼時に記憶しておいたものを用いる。
ステップS16の処理の後、ステップS4に進み、以下第1の実施例と同様にステップS10まで処理を進める。ただし、第2の実施例においては、ステップS8の転送処理が第1の実施例とは異なっている。この転送処理の詳細は後述する。ステップS10では、自端末の操作者がある通信相手との通信終了を指示入力したか否かを判断し、指示があった場合にはステップS11に進み、その通信相手との通信のみを終了させ、ステップS1に戻る。
【0040】
一方、ステップS10で指示がなかった場合にもステップS1に戻る。
以上の様に制御を行うことにより、複数の相手と同時に通信を行うことが可能である。
以上の通信制御中における第2の実施例に特有のステップS8の転送処理について、図7を用いて詳説する。本実施例においてファイル転送手順を起動する操作は、上述した第1の実施例における操作とほぼ同様であるが、ドラッグ&ドロップのドロップ先が対地情報表示領域36である場合には、通信中の全ての相手に対してファイルが転送される。
【0041】
図7に示す第2の実施例の手順は、上述した図4に示す第1の実施例において説明した手順に、ステップS45とステップS46を付加したものとなっている。
ステップS40からステップS42までは第1の実施例と同様に処理を進め、ステップS42でドロップ操作の終了地点が受信画像表示領域内ではないと判断された場合にステップS45に進む。ステップS45ではドロップ操作の終了地点が対地情報表示領域内であるか否かを判断する。ここで表示領域内であればステップS46に進み、現在通信中の全ての相手に対してファイルの転送処理を行う多地点転送処理を行う。その後、ステップS44に進む。
【0042】
一方、ステップS45でドロップ操作の終了地点が対地情報表示領域内ではないと判断された時には、リターンする。
以上説明した様に第2実施例によれば、複数の相手端末との間においても上述した第1の実施例と同様の作用効果が得られる。
【0043】
(第3の実施例)
以下、本発明に係る更なる一実施例である第3の実施例について説明する。
【0044】
第3の実施例を適用可能なテレビ電話装置は、第2の実施例と同様の装置である。このため、テレビ電話装置の構成についての説明を省略する。また、装置全体の制御手順もファイル転送処理(ステップS8)の一部を除いて第2の実施例と同様であり、すでに図5を用いて説明したので、詳細説明を省略する。ただし、第3の実施例においては、図5に示すステップS16の対地情報表示は行わなくても構わない。
【0045】
第3の実施例においては、ファイル転送手順を以下の操作によって起動する。即ち、例えば、位置入力部202を操作してポインティングカーソルを動かし、フォルダ図形上で転送したいファイルをクリックする等の操作によりファイル転送モードを起動する。ファイル転送モードを起動した後、再び位置入力部202を操作してポインティングカーソルを動かし、ファイルを転送したい相手が表示されている受信画像表示領域を次々にクリックすることにより、クリックした相手にファイルを転送する。最後に例えば位置入力部202のボタンをダブルクリックするなどの操作によりファイル転送モードを抜け、ファイル転送手順を終了する。
【0046】
以上の第3の実施例の動作の様子を図8に示す。図8において、31,35ならびに39は通信相手から受信した画像を表示する受信画像表示領域、32はファイル一覧を示すフォルダ図形、33はファイルを示すファイルアイコン、34はポインティングカーソル、37はファイル転送モード起動後のポインティングカーソルの軌跡、38はクリックをした地点を示す。この場合、31及び35に表示されている相手に対して転送を行うことを示す。また、37および38は特に画面上に表示されなくても良い。
【0047】
以下、上記第3の実施例におけるファイル転送処理の操作手順を図9を用いて説明する。
先ず、ステップS90で、ファイル転送モードが起動されたか否かを判断する。この判断は、具体的に、例えば位置入力部202に付属するスイッチが、ポインティングカーソル34がファイルアイコン上にある状態で押されたか否かによって行う。ファイル転送モードが起動されていない場合にはリターンする。
【0048】
一方、ステップS90でファイル転送モードが起動されている場合にはステップS91に進み、位置入力部202のスイッチが押されたか否かを判断する。位置入力部202のスイッチが押されていた場合にはステップS92に進み、位置入力部202のスイッチが押された場所が受信画像表示領域内であるか否かを判断する。受信画像表示領域内であればステップS93に進み、受信画像表示相手に対してファイルの転送を行う。具体的には、ステップS90でファイル転送モード起動の際にクリックされたファイルアイコンに対応するファイルを記憶部203から読み出し、そのデータをステップS92でクリックが起きた通信相手であると判断した相手を指定して多重分離および回線制御部206に送る。ステップS93の処理が終了したらステップS91に戻り、次の転送相手の指定があるか否かを判断する。
【0049】
一方、ステップS91において転送相手の指定が無いと判断された場合にはステップS94に進み、ファイル転送モードが終了したか否かを判断する。具体的には、例えば位置入力部202に付属のスイッチが素早く2回押された(ダブルクリック)かどうかによって判断を行う。ステップS94においてファイル転送モードが終了していないと判断された時にはステップS91に戻り、次の転送相手の指定を待つ。
【0050】
一方、ステップS94においてファイル転送モードが終了したと判断された場合にはファイル転送手順を終了し、リターンする。なお、ファイル転送処理の後、転送したファイルを削除するように構成されている場合には、ステップS94の処理の後ステップ95に進み、ファイル一覧図形の中に表示されているファイルのアイコンのうち、転送対象となったファイルアイコンを削除して、その後ファイル一覧を再表示して、ファイル転送処理を終了してリターンする。
【0051】
以上説明した様に第3の実施例によれば、非常に簡単な操作で複数の相手に所望のファイルを転送することが可能となる。
【0052】
(第4の実施例)
第4の実施例においては、上記1から3のそれぞれの実施例において、具体的にファイルを転送するステップ、即ちステップS43,S46またはS93において、ファイルを転送する前に、相手端末の記憶装置の新たに記憶可能な残り容量を通信回線211を介して送信されてくる多重化されたデータの一部として送信してもらう様に構成する。
そして、多重分離および回線制御部206によってこの送られてくる相手端末の記憶装置の残り容量データを分離してCPU201で取り込み、送信するファイルの大きさと残り容量データを比較する。そして、相手の記憶装置が、送信するファイルを格納するだけの容量が無いと判断される場合にはファイル転送を行わないようにする。このようにすることによって、無駄な転送を省き、処理を高速化することができる。
なお、この記憶容量の送信は、予め通信制御手順として規格化しておき、ファイル転送前に必ず送信する様にしてもよく、あるいはファイル送信側装置よりの要求により転送先装置が自装置の記憶容量をその都度受信してもよい。
以上、本発明にかかるいくつかの実施例について説明した。
【0053】
なお、以上の各実施例の説明は、それぞれ本発明の一実施例について説明したものであり、本発明の適用範囲は本実施例に限定されるものではない。
例えば、操作部209はハードウェアによらずとも、表示部204上に表示したソフトキーボードによって実現してもよく、本発明の適用範囲は、それぞれのブロックまたは手順の基本機能を損なわなければ応用が可能である。
【0054】
以上説明したように本実施例によれば、相手画像を表示できるというテレビ電話装置の特徴を活かしたより直感的なインターフェイスが提供され、テレビ電話装置におけるファイル転送機能起動時の操作性が向上するという効果がある。
なお、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、テレビ電話装置におけるファイル転送機能起動時の操作性を大幅に向上させることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の適用されるテレビ電話システムの構成を示す図である。
【図2】本実施例が適用されるテレビ電話システムの通信制御を示すフローチャートである。
【図3】本実施例の画面表示例を示す図である。
【図4】図3におけるファイル転送操作の詳細手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係る第2の実施例におけるテレビ電話システムの通信制御を示すフローチャートである。
【図6】第2の実施例の画面表示例を示す図である。
【図7】図6におけるファイル転送操作の詳細手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明に係る第3の実施例の画面表示例を示す図である。
【図9】図8におけるファイル転送操作の詳細手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 回線網
101,102,103 他のテレビ電話装置
200 テレビ電話装置
201 CPU
202 位置入力装置
203 記憶部
204 表示部
205 画像音声圧縮伸張部
206 多重分離および回線制御部
209 操作部
31,35,39 受信画像
32 ファイル一覧
33 ファイルアイコン

Claims (1)

  1. 操作者による指示を受け付ける操作入力手段と、情報を表示する表示手段と、複数の情報をファイルとして記憶する記憶手段とを備える多地点対応の通信装置であって、
    通信媒体を介して受信した情報を前記表示手段の所定表示領域に表示する受信画像制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されているファイルに関する情報を前記表示手段の前記受信画像表示領域とは別の表示領域に表示するファイル情報表示手段と、
    受信画像を表示する受信画像表示手段と、
    ファイル転送モードを起動するファイル転送モード起動手段と、
    ファイル転送モードを終了させるファイル転送モード終了手段と、
    前記ファイル転送モード起動手段によってファイル転送モードが起動されたことを判断するファイル転送モード起動判断手段と、
    前記ファイル転送モード終了手段によってファイル転送モードが終了されたことを判断するファイル転送モード終了判断手段と、
    前記ファイル転送モード起動判断手段によってファイル転送モード起動とされた時に、前記操作入力手段よりの操作入力が前記前ファイルに関する情報の表示領域指示入力か否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段が、前記操作入力手段よりの操作入力が前記ファイルに関する情報の表示領域への指示入力であると判断した場合には、続く前記操作入力手段よりの操作入力を監視し、続く前記操作入力手段よりの操作入力が前記表示手段の受信画像表示領域指示入力であった場合には受信画像送信相手への転送手順を開始し、転送終了後に続くファイル転送モード終了判断手段でファイル転送モードがまだ終了されていないと判断された時には前記操作入力手段よりの操作入力を監視する手順に戻りファイル送信モードが終了されるまで操作入力の監視手順とファイル転送手順を繰り返す送信制御手段と
    を備えることを特徴とする通信装置。
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