JP3651011B2 - 電気掃除機 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、たて形の電気掃除機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気掃除機は図12に示すように、床ノズル部52前方上部に電球、レンズ、反射板等からなるランプ部53を固定して設けていた。また、モーター、電源コード54などは本体51に設け、電源コード54とランプ部53の電気的な接続には、本体51から床ノズル部52に至る接続用のコードを設けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成では、天井の隅の掃除等、アタッチメントの使用時には床ノズル部に固定したランプでは全く掃除面を照らすことなく、暗くて見えにくいという問題を生じた。また、床ノズル内部に電球、反射板を設けることから、これらの距離を大きく取ることができないため、反射光による照射範囲も限られていた。さらに、スイッチを把手部、もしくは本体部に設けること、及びモーター、電源コードを本体部に設けることから、電源コードとランプ部の接続のためには、必ず本体部から床ノズル部に各々の外方から接続する外部コード、あるいは本体部と床ノズル部の回動軸内を通って各々を接続する内部コードが必要となり、組み立てが複雑になったり、あるいは原価上、厳しいものになっていた。
【0004】
そこで、本発明は本体がスタンド状態では天井を照らし、通常使用時には床面前方を照らすようにしたたて形電気掃除機を得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そして、上記の目的を達成するために本発明は、床面の塵埃を吸い取る床ノズル部とこの床ノズル部と回動自在に接続した本体部とからなる構成において、床ノズルの前方上部に略平板状の鏡面体を設け、前記本体部がスタンド状態時には、この鏡面体に向かって照射するランプ部を前記本体部の上部に突出して設け、前記ランプ部より照射された光が前記鏡面体に当たり、その反射光が天井を照らし、通常使用時には前記本体部が前記床ノズル部に対して回動し、前記ランプ部より照射された光の一部または全部が、前記床ノズル部の前方の床面を、直接照らす構成としたものである。
【0006】
【作用】
以上の構成より、本体をスタンド状態とし、アタッチメントを使用して天井面を掃除する際には、本体に設けたランプ部より照射した光は、床ノズル部に設けた鏡面体に当たり、その反射光は天井を照らすことができる。また通常使用時には、本体の傾斜角度によって本体に設けたランプ部より照射した光の一部は前記鏡面体に当たらず、床ノズル前方の床面を直接、照らすことができ、前記鏡面体に当たる光の一部はより遠くの床面などを照らすことができ、照射範囲を広く維持できる。さらにベッドの下などの掃除の際には、本体をかなり倒すので、本体に設けたランプ部より照射した光は前記鏡面体に当たらず、床ノズル前方のより奥まったところまで、直接照らすことができる。一方、ランプ部を本体に設ける構成により、本体と床ノズル部間で電気的な接続を行う必要性がないため、この点については組み立ても簡単になり、原価も抑えることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明する。図において1は電気掃除機本体、2は床ノズル部、3は把手部、4は電源コードである。
【0008】
本体1上部にランプ収納部5を前方に突出して設ける。ランプ収納部5下方にはレンズ6を設け、ランプ7は前記ランプ収納部5内方に、レンズ6に向けて設ける。床ノズル部2の前方は前方になるほど下方に下がる略傾斜平面とし、この略傾斜平面上に図1ないし図3に示すように略平板状の鏡面体8を設ける。前記本体1は前記床ノズル部2と回動軸9によって回動自在に設ける。
【0009】
以上の構成によって、本体1をスタンド状態とし、アタッチメントを使用して天井面を掃除する際には、図1に示すように本体1ランプ収納部5に設けたランプ7より照射した光は、レンズ6を通過して床ノズル部2の略傾斜平面上に設けた鏡面体8に当たり、その反射光は天井を照らすことができる。また通常使用時には、図2に示すように回動軸9を中心に回動、傾斜した本体1の傾斜角度によって、本体1ランプ収納部5に設けたランプ7より照射した光の一部は前記鏡面体8に当たらず、床ノズル2の前方の床面を直接、照らすことができ、前記鏡面体8に当たる光の一部はより遠くの床面などを照らすことができ、照射範囲を広く維持できる。さらにベッドの下などの掃除の際には、本体1をかなり倒すことで、図3に示すように本体1ランプ収納部5に設けたランプ7より照射した光は、レンズ6を通過するものの前記鏡面体8に当たらず、床ノズル2前方のより奥まったところまで、直接照らすことができる。一方、ランプ7を本体1に設ける構成により、本体1と床ノズル部2間で電気的な接続を行う必要性がないため、電源コード4とランプ7の電気的な接続に、本体1から床ノズル部2に至る接続用のコードを設けていた従来のものに比べて組み立ても簡単になり、原価も抑えることができる。
【0010】
また前記床ノズル部2の前方には図4に示すように、後部が前部に対して上方になる略凸面鏡体10を設けることもできる。
【0011】
この構成によって、本体1をスタンド状態とし、アタッチメントを使用して天井面を掃除する際には、本体1のランプ収納部5に設けたランプ7より照射した光は、レンズ6を通過して床ノズル部2に設けた略凸鏡面体10に当たり、その反射光は天井を広範囲に照らすことができる。また通常使用時、あるいはベッド下などの掃除の際には、図5に示すようになり前記鏡面体8を使用した時の効果とほぼ同等であるし、また電気的な接続による組み立て、原価についての効果も全く同等である。
【0012】
さらに前記床ノズル部2の前方には図6に示すように、前部を水平部11とし、後部が前部に対して上方になる略凹面部12とする略凹面鏡体13を設けても良い。
【0013】
この構成によって、本体1をスタンド状態とし、アタッチメントを使用して天井面を掃除する際には、本体1のランプ収納部5に設けたランプ7より照射した光は、レンズ6を通過して床ノズル部2上に設けた略凹鏡面体13に当たり、その反射光は天井をスポット的に、照度を落とすことなく照らすことができる。また通常使用時は図7に示すようにあるいはベッド下などの掃除の際には、図8に示すように前記鏡面体8を使用した時の効果とほぼ同等であるし、また電気的な接続による組み立て、原価についての効果も全く同等である。
【0014】
さらに前記床ノズル部2の前方には図9ないし図11に示すように、後方が前方より上方になる略凹形のへこみ部14を設け、このへこみ部14上に薄板状で曲げ特性を有する弯曲可能な略長方形の鏡面体15を設けることもできる。この鏡面体15の左右の長さは前記へこみ部14の左右長さよりやや短く、また前後長さは前記へこみ部14の前端から後端までの直線長さより長く、へこみ部14に沿った長さよりやや短くし、さらに鏡面体15の約中央部には小さな突出部16を設けている。また左右長さが前記鏡面体15の左右長さよりやや短く、前後長さが前記へこみ部14の前端から後端までの直線長さよりやや短い略長方形の穴部18を有する板状の部品17を設け、その穴部18が前記へこみ部14及び前記鏡面体15の上方に位置するように前記床ノズル部2上に設け、前記へこみ部14の前端及び後端には断面略V字形の溝形状を形成し、また前記へこみ部14の左右両上端には断面略L字形状を形成している。
【0015】
この構成によって、本体1をスタンド状態とし、アタッチメントを使用して天井面を掃除する際には、本体1のランプ収納部5に設けたランプ7より照射した光は、照射範囲を広く欲する場合には鏡面体15の突出部16を引っ張りあげて弯曲させ略凸面鏡に形成することができ、前記凸鏡面体10の使用時と同様の効果を得ることができる。また隅等にて照度が必要な場合には鏡面体15の突出部16を押し下げて弯曲させることで略凹面鏡に形成することができ、前記凹鏡面体13の使用時と同様の効果が得られる。また通常使用時、あるいはベッド下などの掃除の際には、前記鏡面体8の使用時の効果とほぼ同等であるし、また電気的な接続による組み立て、原価についての効果も全く同等である。なお鏡面体15のはずれ防止を床ノズル2と板状の部品17とで行なう例を示したが、床ノズル2の金型構造によっては、床ノズル2のみでも構成できることはいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、本体をスタンド状態とし、アタッチメントを使用して天井面を掃除する際には、本体に設けたランプ部より照射した光は、床ノズル部に設けた鏡面体に当たり、その反射光は天井を照らすことができる。また通常使用時には、本体の傾斜角度によって本体に設けたランプ部より照射した光の一部は前記鏡面体に当たらず、床ノズル前方の床面を直接、照らすことができ、前記鏡面体に当たる光の一部はより遠くの床面などを照らすことができ、照射範囲を広く維持できる。さらにベッド下などの掃除の際には、本体をかなり倒すことで、本体に設けたランプ部より照射した光は前記鏡面体に当たらず、床ノズル前方のより奥まったところまで、直接照らすことができる。一方、ランプ部を本体に設ける構成により、本体と床ノズル部間で電気的な接続を行う必要性がないため、この点については組み立ても簡単になり、原価も抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例における電気掃除機の側面図
【図2】 同電気掃除機の使用時の側面図
【図3】 同電気掃除機の使用時の側面図
【図4】 本発明の第2の実施例における電気掃除機の側面図
【図5】 同電気掃除機の使用時の側面図
【図6】 本発明の第3の実施例における電気掃除機の側面図
【図7】 同電気掃除機の使用時の側面図
【図8】 同電気掃除機の使用時の側面図
【図9】 本発明の第4の実施例における電気掃除機の床ノズル部の側断面図
【図10】 同電気掃除機の床ノズル部の要部断面図
【図11】 同電気掃除機の床ノズル部の要部斜視図
【図12】 従来における電気掃除機の斜視図
【符号の説明】
1 本体
2 床ノズル部
3 把手部
5 ランプ収納部
7 ランプ
8,15 鏡面体
10 凸鏡面体
13 凹鏡面体
Claims (1)
- 床ノズル部と、この床ノズル部と回動自在に接続した本体部とを備え、前記床ノズルの前方上部に鏡面体を設け、前記本体部の上部に前方に突出してランプ部を設け、前記本体部がスタンド状態のときは、前記ランプ部より照射された光が前記鏡面体に当たり、その反射光が天井を照らし、通常使用時には前記本体部が前記床ノズル部に対して回動し、前記ランプ部より照射された光の一部または全部が、前記床ノズル部の前方の床面を、直接照らすことを特徴とした電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31952593A JP3651011B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP31952593A JP3651011B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 電気掃除機 |
Publications (2)
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JPH07171084A JPH07171084A (ja) | 1995-07-11 |
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Family
ID=18111212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31952593A Expired - Fee Related JP3651011B2 (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3651011B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
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-
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- 1993-12-20 JP JP31952593A patent/JP3651011B2/ja not_active Expired - Fee Related
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