JP3650105B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ファクシミリ装置に関し、詳細には、発信電話番号通知サービスの行われる電話回線網に接続され、自動着信を行うファクシミリ装置に関する。
ファクシミリ装置は、電話回線網やファクシミリ網に接続され、回線からの呼出信号に応じて、着信動作を行って、ファクシミリ受信を行う。
そこで、従来、呼出信号に適切に対応するために、電話回線からの呼出信号を入出力間の電気的分離を保ちながら互いに異なる入力しきい値でそれぞれに2値検出する複数の呼出信号検出手段と、上記複数の呼出信号検出手段の出力から上記呼出信号のレベルを論理的に判定する判定手段と、上記判定手段の判定結果に基づいてフックオフ動作を行わせる制御手段とを備えた自動電話応答装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この自動電話応答装置によれば、呼出信号を互いに異なるしきい値で2値検出して、呼出信号のレベルを論理的に判定することにより、呼出信号の規格レベルが異なっても適切に呼出信号を検出することができる。
また、従来、それぞれ信号形態の異なる呼出信号を検出する複数の検出回路を設け、これらの各検出回路のうち到来する呼出信号の信号形態に対応する検出回路の信号経路のみを選択的にオンとしてその出力を検出信号として出力する呼出信号検出方式が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
この呼出信号検出方式によれば、複数の検出回路を設けて、信号形態の異なる呼出信号を検出することができる。
また、今日、電話回線網においては、発信元の電話番号等の情報(以下、ID情報という。)を着信側に通知する発信電話番号通知サービスが企画され、実験段階に入っている。
この発信電話番号通知サービスにおいては、ID情報を通知する起動信号(以下、ID起動信号という。)として、通常の呼出信号と同様の周波数と送出電力であって、そのオン時間とオフ時間が通常の呼出信号と異なる信号を使用するようになっているため、従来のファクシミリ装置をそのままこの発信電話番号通知サービスの提供される回線網に適用すると、ID起動信号を通常の呼出信号と明確に区別することができず、ID起動信号を通常の呼出信号と判断して、着信動作をおこす可能性がある。
すなわち、発信電話番号通知サービスを提供する回線網では、通常の呼出信号の前にID起動信号を着信側に送出し、その所定時間後に、通常の呼出信号を送出する。
したがって、ファクシミリ装置がID起動信号により起動してファクシミリ受信動作を開始して、従来のファクシミリ通信手順通りの動作を行うと、適切にファクシミリ受信を行うことができないおそれがある。
そこで、ID起動信号と通常の呼出信号とを明確に区別して、通常の呼出信号を受信したときに、ファクシミリ受信動作を開始させるために、上記従来の呼出信号検出方式を適用することが考えられる。
特開平03−032150号公報 特開昭60−124160号公報
しかしながら、このような従来の呼出信号検出方式にあっては、呼出信号を異なるしきい値で2値化したり、複数の検出回路を設けて呼出信号を検出するようになっていたため、ID起動信号と呼出信号を明確に区別することができなかったり、コストが高くつくという問題があった。
すなわち、上記特許文献1に記載のものにあっては、呼出信号を異なるしきい値で2値化するようになっていたため、オン時間とオフ時間の構成が異なるだけのID起動信号と通常の呼出信号とを明確に区別することができず、誤動作するおそれがあるという問題がある。
また、上記特許文献2に記載の呼出信号検出方式にあっては、複数の検出回路を設けるようになっていたため、ID起動信号用に適用した検出回路と通常の呼出信号用の検出回路の少なくとも2つの検出回路を必要とし、コストが高くつくという問題があった。
そこで、本発明は、安価で、かつ、適切にID起動信号と呼出信号を区別して、ファクシミリ受信動作を適切に行い、また、発信元の電話番号等のID情報を適切に取得できるファクシミリ装置を提供することを目的としている。
本発明のファクシミリ装置は、回線から呼出信号が入力されると、ファクシミリ受信動作を行うファクシミリ装置において、前記回線からの受信信号のオン/オフ時間を検出する検出手段と、予め設定された発信元電話番号情報を通知するためのID起動信号のオン/オフ時間を蓄積するメモリと、前記検出手段で検出した信号のオン/オフ時間を前記メモリに格納されている前記ID起動信号のオン/オフ時間と比較し、前記検出したオン/オフ時間が前記ID起動信号の規定範囲であるかどうかを判断する判断手段と、該判断手段で前記ID起動信号の規定範囲であると判断した場合は、前記受信信号を前記ID起動信号であると判断してファクシミリ受信動作を行わず、前記ID起動信号の内容を取得し、その後に引き続いてくる受信信号のオン/オフ時間の検出で前記判断手段が前記ID起動信号の規定範囲でないと判断した場合は、ファクシミリの着信動作を行うように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とした構成を有することにより、ID起動信号を受信したときには、そのID起動信号の内容を取得して、その後、ファクシミリ本文受信時にファクシミリの着信動作を行うことができる。
ここで、オン/オフ時間を検出するとは、受信信号が連続してオンしている時間及び連続してオフしている時間を検出することであり、検出手段としては、既知の手段を利用することができる。
特定のオン/オフ時間としては、通常の呼出信号のオン/オフ時間、あるいは、ファクシミリ受信動作を行う、あるいは、ファクシミリ受信動作を行わない特定の受信信号のオン/オフ時間であり、ファクシミリ装置が記憶している。
上記構成によれば、通常の呼出信号よりも前に呼出信号の周波数と同様の周波数の信号、例えば、近時予定されている発信電話番号通知サービスを行う回線網の提供するID起動信号が送られてきた場合にも、従来のように複数の検出回路を設けることなく、受信信号が呼出信号であるかID起動信号であるかを適切に判別して、ファクシミリ受信動作を行うか否か制御することができ、発信電話番号通知サービスを行う回線網に接続した場合にも、適切にファクシミリ受信動作を行うことのできるファクシミリ装置を安価に提供することができる。
また、本発明のファクシミリ装置は、回線から呼出信号が入力されると、ファクシミリ受信動作を行うファクシミリ装置において、前記回線からの受信信号のオン/オフ時間を検出する検出手段と、予め設定された発信元電話番号情報を通知するためのID起動信号のオン/オフ時間を蓄積するメモリと、前記検出手段で検出した信号のオン/オフ時間を前記メモリに格納されている前記ID起動信号のオン/オフ時間と比較し、前記検出したオン/オフ時間が前記ID起動信号の規定範囲であるかどうかを判断する判断手段と、所定の変調方式で変調された信号を復調するモデムと、前記検出した信号が前記判断手段で前記ID起動信号の規定範囲であると判断した場合は、所定の変調方式で変調され送られてくる信号を受信し前記モデムで復調して発信元の電話番号情報を取得し、その後引き続いてくる受信信号のオン/オフ時間の検出で前記判断手段が前記ID起動信号の規定範囲でないと判断した場合は、ファクシミリの着信動作を行うように制御する制御手段と、を備えたことを特徴とした構成を有することにより、ID起動信号を受信したときには、モデムにより復調された発信元の電話番号を取得でき、その後、ファクシミリ本文受信時にファクシミリの着信動作を行うことができる。
また、例えば、前記ファクシミリ装置は、前記受信信号のオン/オフ時間が前記呼出信号のオン/オフ時間とは異なる特定のオン/オフ時間のときには、前記ファクシミリ受信動作を行わないものであってもよい。
このようにすると、例えば、ID起動信号を受信したときに、ファクシミリ受信動作を行わないようにすることができる。
また、例えば、前記ファクシミリ装置は、前記受信信号のオン/オフ時間を指定するオン/オフ時間指定手段を備え、前記受信信号のオン/オフ時間が前記指定されたオン/オフ時間であるか否かにより、前記ファクシミリ受信動作を行うか否かを制御するものであってもよい。
このようにすると、回線網から提供される呼出信号の周波数と同様の周波数の種々の起動信号に対応して、ファクシミリ装置のファクシミリ受信動作を適切に制御することができる。
さらに、例えば、前記ファクシミリ装置は、前記起動信号のオン/オフ時間が前記指定された特定のオン/オフ時間のときにのみ、前記ファクシミリ受信動作を行うものであってもよい。
このようにすると、例えば、回線網が、ファクシミリ装置に受信動作を行わせるための専用の起動信号を提供するような場合に、当該起動信号の受信を適切に判別して、ファクシミリ受信動作を行わせることができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
また、例えば、前記ファクシミリ装置は、前記回線からの所定の変調方式で変調された信号を復調するモデムを備え、前記受信信号のオン/オフ時間が前記特定のオン/オフ時間であるか否かにより、前記ファクシミリ受信動作と前記モデムによる前記変調された信号の復調を選択的に行うものであってもよい。
このようにすると、例えば、回線網がファクシミリ信号とは異なる変調方式の信号を提供する場合にも、ファクシミリ受信の誤動作を防止しつつ、この信号を復調して、その内容を取得することができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
この場合、例えば、前記ファクシミリ装置は、前記受信信号のオン/オフ時間が前記特定のオン/オフ時間のとき、前記モデムによる前記変調された信号の復調を行い、前記ファクシミリ受信動作を行わないものであってもよい。
このようにすると、回線網が上記ID起動信号としてファクシミリ信号と異なる変調方式の信号を提供する場合にも、ファクシミリ受信の誤動作を防止しつつ、ID起動信号から発信電話番号等の発信元情報を取得することができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
本発明よれば、回線からの受信信号のオン/オフ時間をメモリに格納されているID起動信号のオン/オフ時間と比較し、前記検出したオン/オフ時間が前記ID起動信号の規定範囲であるかどうかを判断し、前記ID起動信号の規定範囲であると判断した場合は、前記受信信号を前記ID起動信号であると判断してファクシミリ受信動作を行わず、前記ID起動信号の内容を取得し、その後に引き続いてくる受信信号のオン/オフ時間の検出で前記判断手段が前記ID起動信号の規定範囲でないと判断した場合は、ファクシミリの着信動作を行うように制御することにより、ID起動信号を受信したときには、そのID起動信号の内容を取得して、その後、ファクシミリ本文受信時にファクシミリの着信動作を行うことができる。したがって、通常の呼出信号よりも前に呼出信号の周波数と同様の周波数の信号、すなわち、発信電話番号通知サービスを行う回線網の提供するID起動信号が送られてきた場合にも、従来のように複数の検出回路を設けることなく、受信信号が呼出信号であるかID起動信号であるかを適切に判別して、ファクシミリ受信動作を行うか否か制御することができ、発信電話番号通知サービスを行う回線網に接続した場合にも、適切にファクシミリ受信動作を行うことのできるファクシミリ装置を安価に提供することができる。
また、ファクシミリ装置が、受信信号のオン/オフ時間が呼出信号のオン/オフ時間とは異なる特定のオン/オフ時間のときには、ファクシミリ受信動作を行わないようにすると、例えば、ID起動信号を受信したときに、ファクシミリ受信動作を行わないようにすることができる。
また、ファクシミリ装置が、受信信号のオン/オフ時間を指定するオン/オフ時間指定手段を備え、受信信号のオン/オフ時間が指定されたオン/オフ時間であるか否かにより、ファクシミリ受信動作を行うか否かを制御するようにすると、回線網から提供される呼出信号の周波数と同様の周波数の種々の起動信号に対応して、ファクシミリ装置のファクシミリ受信動作を適切に制御することができる。
さらに、ファクシミリ装置が、起動信号のオン/オフ時間が指定された特定のオン/オフ時間のときにのみ、ファクシミリ受信動作を行うようにすると、例えば、回線網が、ファクシミリに受信動作を行わせるための専用の起動信号を提供するような場合に、当該起動信号の受信を適切に判別して、ファクシミリ受信動作を行わせることができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
また、ファクシミリ装置が、回線からの所定の変調方式で変調された信号を復調するモデムを備え、受信信号のオン/オフ時間が特定のオン/オフ時間であるか否かにより、ファクシミリ受信動作とモデムによる変調された信号の復調を選択的に行うようにすると、例えば、回線網がファクシミリ信号とは異なる変調方式の信号を提供する場合にも、ファクシミリ受信の誤動作を防止しつつ、この信号を復調して、その内容を取得することができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
この場合、ファクシミリ装置が、受信信号のオン/オフ時間が特定のオン/オフ時間のとき、モデムによる変調された信号の復調を行い、ファクシミリ受信動作を行わないようにすると、回線網が上記ID起動信号としてファクシミリ信号と異なる変調方式の信号を提供する場合にも、ファクシミリ受信の誤動作を防止しつつ、ID起動信号から発信電話番号等の発信元情報を取得することができ、ファクシミリ装置の利用性を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1及び図2は、本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態を示す図である。
図1は、本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態を適用したファクシミリ装置1の回路ブロック図である。
図1において、ファクシミリ装置1は、画像メモリ2、読取部3、記録部4、カデンス検出部5、モデム部6、NCU(Network Control Unit)部7、操作表示部8、システムメモリ9、システム制御部10、符号化・復号化部11及び通信制御部12等を備えており、各部は、バス13により接続されている。
画像メモリ2は、大容量のハードディスク装置あるいはRAM(Random Access Memory)等の読み/書き可能なメモリで構成され、主に送信用の画情報や受信した画情報を蓄積する。
画像メモリ2内の画情報は、システム制御部10により管理され、所定時期に読み出されて、送信処理や記録部4による記録紙への記録処理等が行われる。
読取部3は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)を利用したラインイメージスキャナ等が用いられており、読取部3は、原稿の画像を所定の解像度で読み取って画情報として出力する。
記録部4は、例えば、サーマル素子を利用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置等が用いられており、記録部4は、例えば、サーマル記録装置が用いられているときには、感熱記録紙に直接あるいはインクシートを介して間接的に普通記録紙に画情報等を記録出力する。
カデンス検出部5は、NCU部7で2値化された受信信号の周波数及びその受信信号が連続してオンしている時間(以下、オン時間)と連続してオフしている時間(以下、オフ時間)を検出し、システム制御部10に出力する。
カデンスとは、ある周波数の信号のオン時間とオフ時間をいい、カデンス検出部5は、受信信号の周波数とその受信信号のカデンスを検出している。
具体的には、カデンス検出部5は、カデンスオン時間カウンタとカデンスオフ時間カウンタを備えており、図1に一点鎖線で示すように、NCU部7から2値化された受信信号が入力されると、カデンスオン時間カウンタとカデンスオフ時間カウンタを0クリア(リセット)して、受信信号のオン時間とオフ時間をカデンスオン時間カウンタ及びカデンスオフ時間カウンタによりカウントする。
システム制御部10は、後述するように、このカデンス検出部5の検出結果により、受信信号が通常の呼出信号であるか、通信回線網の提供する発信元の電話番号等の情報(ID)を通知するための信号(ID起動信号)であるか、を判定する。
モデム部6は、V.21あるいはV.17のモデムを有し、システム制御部10の制御下で動作して、プロトコル信号や画情報等の送信信号の変調及びNCU部7を介して入力される受信信号の復調をV.21あるいはV.17等の規格に基づいて行う。
NCU部7には、回線L(例えば、電話回線)が接続されており、NCU部7は、通信制御部12の制御下で動作して、回線Lとのインターフェースとしての処理、すなわち、回線Lからの発呼に対して自動着呼し、また、回線Lへの自動発呼処理を行う。また、NCU部7は、呼出信号検出部を備えており、呼出信号検出部は、回線から呼出信号と同じ周波数の信号が入力されると、この受信信号を2値化してカデンス検出部5に出力する。
操作表示部8は、テンキーやスタートキー及びファンクションキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容やファクシミリ装置からオペレータに通知する各種情報が表示される。
システムメモリ9は、例えば、ROM(Read Only Memory)及びRAM等で構成され、ROM内には、ファクシミリ装置1の基本処理プログラム及び後述する着信制御処理プログラムを格納しているとともに、着信制御処理プログラム及び基本処理プログラムを実行するために必要な各種データ、例えば、ID起動信号及び呼出信号のカデンスデータやシステムデータ等が格納されている。
システム制御部10は、CPU(Central Processing Unit)等で構成され、システムメモリ9のROM内のプログラムに基づいて、システムメモリ9のRAMをワークメモリとして利用して、ファクシミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ装置1としての基本処理を実行するとともに、後述する着信制御処理を実行する。
符号化・復号化部11は、画情報の画像メモリ2への蓄積の効率化や伝送時間の短縮化を図るためのものであり、所定の符号化方式に従って画情報を符号化し、また、符号化された画情報を復号化する。
通信制御部12は、システム制御部10とのハンドシェイクを行い、モデム部6やNCU部7等の通信部分の制御を行う。すなわち、通信制御部12は、相手ファクシミリ装置との間でファクシミリ制御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行する。
次に、作用を説明する。
上記ファクシミリ装置1は、回線Lを介して発信元電話番号の通知サービスを行う電話回線網に接続され、回線Lからの受信信号がID起動信号であるか、通常の呼出信号であるかを適切に判別して、ファクシミリ受信動作を行うか否かを制御するところにその特徴がある。
ファクシミリ装置1は、図2に示すように、回線Lから信号を受信すると(ステップS1)、NCU部7の呼出信号検出部で受信信号を2値化して、カデンス検出部5に転送する。
カデンス検出部5は、NCU部7から2値化された受信信号が入力されると、カデンスオン時間カウンタ及びカデンスオフ時間カウンタを0クリア(リセット)し(ステップS2)、NCU部7から入力される2値化された受信信号の立ち上がりから立ち下がりまでの時間、あるいは、立ち下がりから立ち上がりまでの時間を計測することにより、受信信号の周波数を検出して、その検出結果をシステム制御部10に出力する。
システム制御部10は、カデンス検出部5から受信信号の周波数の検出結果が入力されると、受信信号の周波数が規定範囲であるかどうかチェックし(ステップS3)、周波数が規定範囲でないときには、呼出信号あるいはID起動信号ではないと判断して、ステップS1に戻る。
すなわち、呼出信号及びID起動信号は、その周波数の規定範囲が15Hzから20Hzの信号が使用されており、システム制御部10は、ステップS3で、受信信号の周波数がこの規定範囲の周波数であるかどうかを判別している。
ステップS3で、周波数が規定範囲であるときには、カデンス検出部5は、カデンスオン時間カウンタを1だけインクリメントして(ステップS4)、信号の受信をチェックし(ステップS5)、信号を受信しているときには、ステップS3に戻って、周波数が規定範囲であるかどうかチェックして、規定範囲であると、カデンスオン時間カウンタを「1」だけインクリメントした後(ステップS4)、再度、信号の受信をチェックする(ステップS5)。
すなわち、カデンス検出部5は、所定時間毎に受信信号の有無を判別して、受信信号があると、カデンスオン時間カウンタをインクリメントする。
また、オン時間の計測中に、上記ステップS3で、カデンス検出部5の検出した周波数が規定範囲外であると判別すると、システム制御部10は、受信信号が呼出信号及び起動信号ではないと判断して、ステップS1に戻る。
ステップS5で、信号を受信しないと、カデンス検出部5は、カデンスオン時間カウンタを保持して(ステップS6)、カデンスオフ時間カウンタを「1」だけインクリメントし(ステップS7)、信号の受信をチェックする(ステップS8)。
ステップS8で、信号を受信しないと、カデンス検出部5は、オフ時間が継続していると判断して、ステップS7に戻って、カデンスオフ時間カウンタをインクリメントし(ステップS7)、上記カデンスオフ時間のカウント処理を信号を受信するまで継続する。
ステップS8で、信号を受信すると、カデンス検出部5は、カデンスオフ時間カウンタ値を保持して(ステップS9)、上記計測したカデンスオン時間カウンタのカウンタ値とカデンスオフ時間カウンタのカウンタ値をシステム制御部10に出力し、システム制御部10は、カデンス検出部5から入力されるカデンスオン時間値とカデンスオフ時間値とによりカデンスが規定範囲であるかどうかチェックする(ステップS10)。
すなわち、ID起動信号のカデンスは、オン時間が0.5秒で、オフ時間が0.5秒と現在のところ予定されており、呼出信号のカデンスは、オン時間が1秒で、オフ時間が2秒である。
そして、ファクシミリ装置1は、このID起動信号のカデンスの値をシステムメモリ9に記憶しており、システム制御部10は、このシステムメモリ9の記憶するID起動信号のカデンス値とカデンス検出部5から入力されるカデンス値を比較して、規定範囲であるかどうか判断している。
システム制御部10は、受信信号のカデンスが上記ID起動信号のカデンスの範囲内、すなわち、規定範囲内のときには、受信信号がID起動信号であると判断して、着信動作(ファクシミリ受信動作)を行わず、ステップS1に戻って、次の受信信号を待つ。
なお、上記ステップS10での受信信号のカデンスがID起動信号のカデンスの範囲内であるかどうかの判断においては、ID起動信号のカデンスの上記規定範囲をそのまま適用せずに、ID起動信号のカデンスの範囲に、所定の許容範囲、例えば、20%程度の許容範囲を持たせることにより、判断の適切性を確保するようにしてもよい。
上記ステップS10において、受信信号のカデンスが規定範囲外であると、システム制御部10は、受信信号が呼出信号であると判断して、着信動作を行い、通常のファクシミリ受信動作を行う(ステップS11)。
このように、ファクシミリ装置1によれば、従来のファクシミリ装置にカデンス検出部5を設けて、受信信号がID起動信号であるか、呼出信号であるかを判別して、その判別結果によりファクシミリ受信動作を行うか否かを制御することができ、ファクシミリ装置1を発信元電話番号の通知サービスを行う回線網に接続した場合においても、安価に、かつ、適切にファクシミリ受信動作を行うことができる。
なお、上記実施の形態においては、予め設定されたID起動信号のカデンスに基づいて受信信号がID起動信号であるか呼出信号であるかを判別しているが、これに限るものではなく、例えば、第2の実施の形態として図3に示すように、判定基準としてのカデンスを指定可能とし、受信信号のカデンスがこの指定されたカデンスの規定範囲であるか否かにより、ファクシミリ受信動作を行うか否かを制御するようにしてもよい。
本実施の形態においては、ファクシミリ装置1は、操作表示部8のキー操作によりカデンスの指定入力を行うことができ、入力されたカデンスをシステムメモリ9に記憶する。
いま、ファクシミリ装置1は、受信信号のカデンスが指定されたカデンスの範囲内であればファクシミリ受信を行うものとして、図3に基づいて、以下説明する。
なお、図3の説明において、上記図2と同様の処理内容については、同一のステップナンバーを付して、その説明を省略する。
ファクシミリ装置1は、信号を受信すると(ステップS1)、上記図2の場合と同様に、カデンス検出部5により受信信号の周波数の検出とカデンスの検出を行い(ステップS2〜ステップS9)、受信信号の周波数の検出とカデンスの検出を完了すると、システム制御部10は、カデンス検出部5の検出したカデンスが指定されたカデンスの範囲内であるかどうかチェックする(ステップS20)。
ステップS20で、受信信号のカデンスが指定範囲でないときには、システム制御部10は、受信信号がファクシミリ受信すべき信号ではないと判断して、着信を行うことなく、ステップS1に戻って、次の信号の受信を待つ。
ステップS20で、受信信号のカデンスが指定範囲のときには、システム制御部10は、受信信号がファクシミリ受信すべき信号であると判断して、着信動作を行い、通常のファクシミリ受信動作を行う(ステップS21)。
したがって、本実施の形態においては、回線網から、例えば、ファクシミリ専用のカデンスの信号が提供される場合、当該信号のカデンスを判定基準のカデンスとして指定することにより、当該ファクシミリ受信すべきファクシミリ専用の信号を受信した際、確実に着信して、ファクシミリ受信を行うことができ、ファクシミリ通信の利用性を向上させることができる。
また、この場合、ファクシミリ装置1は、指定されたカデンスによりファクシミリ受信を行うのか、ファクシミリ受信を拒否するのかを設定可能となっていてもよい。
この場合、指定されたカデンスの信号を受信すると、着信を拒否するように設定すると、発信元電話番号の通知サービスを行う回線網がID起動信号のカデンスを変更した場合にも、カデンスを指定することにより適切に対応することができる。
また、上記第1の実施の形態においては、受信信号がID起動信号のときには、着信を行わず、そのまま次の受信信号の検出に移行しているが、これに限るものではなく、例えば、第3の実施の形態として、図4に示すように、直流ループを閉結して、ID起動信号を取得するようにしてもよい。
この場合、ファクシミリ装置1は、ID起動信号の内容を取得するために、ID起動信号の変調方式による変調信号を復調可能な所定のモデム、例えば、V.23規格のモデムを備えている必要があり、いま、図1に示したモデム部6に、通常のファクシミリ信号用のモデムの他にこの規格のモデムも内蔵しているものとする。
なお、図4の説明において、図1及び図2と同様の構成及び処理ステップには、同一の符号及び同一のステップナンバーを付して、その説明を省略する。
ファクシミリ装置1は、信号を受信すると(ステップS1)、上記図2の場合と同様に、カデンス検出部5により受信信号の周波数の検出とカデンスの検出を行い(ステップS2〜ステップS9)、受信信号の周波数の検出とカデンスの検出を完了すると、システム制御部10は、カデンス検出部5の検出したカデンスが規定の範囲内であるかどうかチェックする(ステップS10)。
ステップS10で、受信信号のカデンスが規定範囲でないときには、システム制御部10は、図2の場合と同様に、受信信号が呼出信号であると判断して、着信動作を行い、通常のファクシミリ受信動作を行う(ステップS11)。
ステップS10で、受信信号のカデンスが規定範囲のときには、システム制御部10は、受信信号がID起動信号であると判断して、直流ループを閉結して、モデム部6のV.23モデムにより、V.23規格のモデム信号で送信されてくるID起動信号を受信・復調し、ID起動信号の受信が完了すると、直流ループを開放して処理を終了する(ステップS30)。
そして、ID起動信号の次に、通常の呼出信号を受信すると、上記と同様の処理を行って、ファクシミリ受信動作を行う(ステップS11)。
したがって、受信信号がID起動信号であると判断すると、V.23モデムによりID起動信号を受信して、ID起動信号の内容を取得することができ、発信元の電話番号等の情報(ID)を取得することができる。
その結果、ファクシミリ受信動作を適切に制御しつつ、発信元が誰であるかを知ることができ、ファクシミリ装置1の利用性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、上記各実施の形態においては、受信信号の周波数とカデンスを検出することにより、ID起動信号であるか否かを判別しているが、これに限るものではなく、例えば、受信信号の周波数とカデンスを検出することにより、呼出信号であるか否かを判別するようにしてもよい。
この場合、受信信号が呼出信号であると、着信動作を行って、ファクシミリ受信を行う。また、受信信号が呼出信号でない場合、上記第3の実施の形態においては、直流ループを閉結してID駆動信号を受信する。
以上のように、本発明にかかるファクシミリ装置は、発信電話番号通知サービスを行う回線網に接続した場合にも、適切にファクシミリ受信動作を行うことのできる装置を安価に提供することができるという効果を有し、自動着信を行うファクシミリ装置等として有用である。
本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態を適用したファクシミリ装置の回路ブロック図 図1のファクシミリ装置による着信制御処理を示すフローチャート 本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態の着信制御処理を示すフローチャート 本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形態の着信制御処理を示すフローチャート
符号の説明
1 ファクシミリ装置
2 画像メモリ
3 読取部
4 記録部
5 カデンス検出部
6 モデム部
7 NCU部
8 操作表示部
9 システムメモリ
10 システム制御部
11 符号化・復号化部
12 通信制御部
13 バス

Claims (2)

  1. 回線から呼出信号が入力されると、ファクシミリ受信動作を行うファクシミリ装置において、
    前記回線からの受信信号のオン/オフ時間を検出する検出手段と、
    予め設定された発信元電話番号情報を通知するためのID起動信号のオン/オフ時間を蓄積するメモリと、
    前記検出手段で検出した信号のオン/オフ時間を前記メモリに格納されている前記ID起動信号のオン/オフ時間と比較し、前記検出したオン/オフ時間が前記ID起動信号の規定範囲であるかどうかを判断する判断手段と、
    該判断手段で前記ID起動信号の規定範囲であると判断した場合は、前記受信信号を前記ID起動信号であると判断してファクシミリ受信動作を行わず、前記ID起動信号の内容を取得し、その後に引き続いてくる受信信号のオン/オフ時間の検出で前記判断手段が前記ID起動信号の規定範囲でないと判断した場合は、ファクシミリの着信動作を行うように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 回線から呼出信号が入力されると、ファクシミリ受信動作を行うファクシミリ装置において、
    前記回線からの受信信号のオン/オフ時間を検出する検出手段と、
    予め設定された発信元電話番号情報を通知するためのID起動信号のオン/オフ時間を蓄積するメモリと、
    前記検出手段で検出した信号のオン/オフ時間を前記メモリに格納されている前記ID起動信号のオン/オフ時間と比較し、前記検出したオン/オフ時間が前記ID起動信号の規定範囲であるかどうかを判断する判断手段と、
    所定の変調方式で変調された信号を復調するモデムと、
    前記検出した信号が前記判断手段で前記ID起動信号の規定範囲であると判断した場合は、所定の変調方式で変調され送られてくる信号を受信し前記モデムで復調して発信元の電話番号情報を取得し、その後引き続いてくる受信信号のオン/オフ時間の検出で前記判断手段が前記ID起動信号の規定範囲でないと判断した場合は、ファクシミリの着信動作を行うように制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
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