JP3649968B2 - 自動抽出器 - Google Patents

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  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はコーヒー粉のような抽出物をセットした後にボタンを操作して自動で注湯しコーヒー液を抽出するようにした自動抽出器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ボタンを操作して自動的に注湯を行いコーヒー液を抽出するようにしたものは特公平4−26846号公報に開示されている。
【0003】
この先行技術は、給湯タンクに連結するパイプの一部に取り付けた弁を開放することにより落下によってタンク内の湯を、コーヒー粉を収容したドリッパーに注湯するものである。
【0004】
コーヒーや紅茶等の抽出液は、一人用の紙製や陶磁器或はステンレス等のカップに受ける場合とデカンタのように数人分の量の抽出液を受ける場合とがある。
【0005】
しかしながら、実際には、1人分の量の抽出液を受ける場合にはデカンタで受けることもあり得るが、この場合は1人分の抽出量に対してデカンタが大きく掃除や後始末が面倒であるばかりか抽出液が冷めやすくなる欠点がある。
【0006】
反対に数人分の抽出液を受ける場合には、人数分のカップを準備してボタンを1回づつ操作しても1人分のカップが満杯になれば次のカップに受けなければならないが、この時に抽出液がこぼれてしまうことになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上述の様に1人分の抽出液を取り出す場合は、1回のボタン操作でよいが数人分の場合は必要な人数分に応じた回数のボタン操作を行う必要があり、操作が面倒になると共に、操作回数を確認しながら注湯することとなった。
【0008】
この操作回数の確認を怠った場合は、必要人数分の量の抽出液を確保できないためにあらためてボタン操作を行ったり、反対に必要人数分以上の量の抽出を行った場合には無駄となった。
【0009】
本発明は1回の注湯操作で必要量の抽出液を取り出す様にし、抽出作業の手間を省くと共に無駄な抽出液の取り出しを未然に防止したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、抽出物セット手段と、前記抽出物セット手段に注湯して抽出液をカップに溜める注湯手段と、前記注湯手段を作動する操作手段と、カップの内容量に応じて前記注湯手段による注湯量の変更を行う注湯量設定手段とを備え、この注湯量設定手段を、注湯量の変更と同時に注湯手段による注湯軌跡を変更し、カップの内容積が小さい場合は注湯軌跡を小さく、カップの内容積が大きい場合は注湯軌跡を大きくする様に構成したものである。
【0012】
さらに、前記注湯手段による注湯軌跡は、「の」の字を描くようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。図1は本発明の自動抽出器のフローチャート、図2は同じく抽出器本体の正面図、図3は同じく注湯ユニットの平面部分断面図、図4は同じく注湯ノズルの注湯軌跡を示す側面図、図5は同じくフィルターへの注湯軌跡を示す平面図である。
【0014】
(1)は上部の前板を取り外した箱型の抽出器本体、(2)は前記抽出器本体内の上部に設けた湯沸タンク、(3)、(3)、(3)は前記湯沸タンク(2)に連結した後述する注湯ノズルを「の」の字を描く注湯手段で、図3に示す様にシャーシ(図示せず)に固定したサドル(4)と、このサドルを貫通して回転自在に軸支し遊端側にモータホルダー(5)を形成した回転子(6)と、前記サドル(4)に固定され回転子を回転駆動する第1モータ(7)と、前記モータホルダー(5)に固定した第2モータ(8)と、前記モータホルダー(5)を貫通して回転自在に軸支し遊端側を露呈した作動子(9)とから構成しており、これらの組立ユニットを3組揃えて水平方向に配置している。
【0015】
(10)、(10)、(10)は適所を前記作動子(9)、(9)、(9)に固定した注湯ノズルで、上部を前記湯沸タンク(2)に連通し下部を開口している。
【0016】
この注湯ノズルの開口は、前記注湯手段(3)、(3)、(3)の組立ユニットによって「の」の字を描くように旋回する。(11)、(11)、(11)は前記湯沸タンク(2)と注湯ノズル(10)、(10)、(10)との間に取り付けた電磁式の注水バルブである。
【0017】
(12)、(12)、(12)は前記器具本体(1)の前記注湯ノズル(10)、(10)、(10)のそれぞれ下方に取り付けた抽出物セット手段で、コーヒー粉を収容したフィルター(13a)、(13b)を着脱自在に保持するフィルターホルダー(14)、(14)、(14)と、このフィルターホルダーをスライド自在に保持するガイド(15)(15)、(15)(15)、(15)(15)とから構成する。
【0018】
前記フィルターホルダー(14)、(14)、(14)は3組とし、それぞれを水平方向に配置すると共に、中間のフィルターホルダー(14)はアタッチメント(図示せず)の取り替えにより1人用のフィルター(13a)と3人用のフィルター(13b)の選択ができる。
【0019】
本実施例では中間のフィルターホルダー(14)は1人用と3人用のフィルターの取り替えが可能であり、両側のフィルターホルダー(14)、(14)は1人用のフィルターの専用となる。
【0020】
(16a)、(16b)は中間のフィルターホルダー(14)が位置する前記器具本体(1)の上部前後両面に設けられ注湯量を1人分、或は2人分に設定する操作手段を構成する2つの設定釦である、注湯量設定手段(図1のフローチャートに示す(C))は、前記注水バルブ(11)、(11)、(11)の開閉時間をコントロールするプログラムと、「の」の字注湯を行う前記組立ユニットとから構成する。
【0021】
1人分のコーヒー液を抽出するのに必要なコーヒー粉(豆)は、約12グラムから14グラムであり、この重量のコーヒー粉を1人用のフィルター(13a)に収容する。3人分のコーヒー液を抽出するのに必要なコーヒー粉は約30グラムから40グラムであり、これだけの量を収容するフィルター(13b)は1人用のフィルター(13a)の外径寸法よりも大きくなる。
【0022】
上述の様に1人用と3人用のフィルター(13a)、(13b)の外径寸法は、3人用のフィルターの方が1人用のフィルターの外径寸法よりも大きいことから、前記組立ユニットによる「の」の字注湯による軌跡の大きさも対応させる必要があり、1人用に設定された場合は軌跡サイズを「小」とし、3人用に設定された場合は軌跡サイズを「大」とする。
【0023】
次に図1に示すフローチャートに基づいて動作を述べる。今、中間にあるフィルターホルダー(14)に1人分のコーヒー粉を収容したフィルター(13a)をセットして1人分のカップ(図示せず)をフィルター(13a)の下方に載置した状態において(S1)、1人分の設定釦(16a)を選択操作すると(S2)、内装したマイコンがカップ数1人分であることを判断し(S3)、注湯量を1人分に見合った量となる約160ccに設定する(S4)。
【0024】
この注湯量の設定は、具体的には注水バルブ(11)の開放時間を短く(小)することにより実行され(S5)、同時に組立ユニット第1モータ(7)と第2モータ(8)が作動し、それぞれのモータの作動時間と作動タイミングによって作動子(9)に取り付けた注湯ノズル(10)が図5に示す様に「の」の字を描きながらフィルター(13a)のコーヒー粉に注湯する。
【0025】
「の」の字の注湯軌跡サイズは、1人用のフィルターサイズに合わせて「小」に設定され(S6)、注湯動作を実行し(S7)、一連の「の」の字注湯を行った後、抽出を終了する。(S8)、(S9)。
【0026】
前述の「の」の字の注湯時において、実際には連続した注湯動作を行うのではなく、1回転した後に数秒間注湯を停止し、その後再び2回転した後数秒間停止し、さらに数回転した後に注湯を停止してむらしを行う一連のプロセスがあるが、勿論、1人用と3人用の一連のプロセスが若干異なっており、3人用の場合には回転数や注湯の停止時間が長目に設定してある。
【0027】
つづいて、図2のように中間にあるフィルターホルダー(14)に3人分のコーヒー粉を収容したフィルター(13b)をセットして3人分の収容量のあるカップをフィルターの下方に載置した状態において(S1)、3人分の設定釦(16b)を選択操作すると(S2)、カップ3人分であることを判断し(S3)、注湯量を約500ccに設定した後(S10)、注水バルブ(11)の開放時間を長く(大)すると共に(S11)、「の」の字の注湯軌跡サイズを3人分に合わせて「大」に設定した後(S12)、「の」の字注湯を実行する。
【0028】
図4に示す注湯ノズル(10)の破線で表わす軌跡は3人分のコーヒー液の抽出を行った場合を示し軌跡サイズ(W1)が大きく、一点鎖線で表わす軌跡は1人分のコーヒー液の抽出を行った場合を示し軌跡サイズ(W2)が小さくなるように設定される。
【0029】
尚、本発明では、設定釦を1人分と2人分の専用として2つ設けたが1人分、2人分、3人分の選択を要する場合には3つの設定釦を設けてもよい。また、設定釦はダイヤル式であって1人分、2人分、3人分のようにポジションを設けてもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上の様に本発明は、カップの内容量に応じて注湯手段により注湯量を変更する注湯量設定手段を備え、この注湯量設定手段を注湯量の変更と同時に注湯軌跡を変更する様に構成したことで、複数人分の抽出液を必要とする場合でも人数分の回数操作釦を操作する手間が省けると共に、一度に数人分の抽出量を取り出すことができるため、同時に同じ温かさの抽出液をサービスでき、特に業務用に適用することができる。
また、注湯量の変更に合わせて注湯軌跡を変更することで、抽出量(カップの内容量に比例)に見合った注湯軌跡を描きながら注湯することになり、コーヒー粉のような抽出物の全体にまんべんなく、且つ十分な量の湯を注ぎ、美味しい抽出液を取り出すことができる。
【0032】
そして、注湯軌跡は、「の」の字を描くようにしたものであるから、カップの内容量が変更されて軌跡の大きさが変っても最も美味しいとされる注湯方式の「の」の字注湯による軌跡は変らず風味とコクのある美味しい抽出液を取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動抽出器のフローチャートである。
【図2】同じく抽出器本体の正面図である。
【図3】同じく注湯ユニットの平面部分断面図である。
【図4】同じく注湯ノズルの注湯軌跡を示す側面図である。
【図5】同じくフィルターへの注湯軌跡を示す平面図である。
【符号の説明】
1 抽出器本体
3 注湯手段
10 注湯ノズル
12 抽出物セット手段(フィルターホルダー14、ガイド15)
16a 操作手段(設定釦)
16b 操作手段(設定釦)
C 注湯量設定手段

Claims (2)

  1. 抽出物セット手段と、前記抽出物セット手段に注湯して抽出液をカップに溜める注湯手段と、前記注湯手段を作動する操作手段と、カップの内容量に応じて前記注湯手段による注湯量の変更を行う注湯量設定手段とを備え、この注湯量設定手段を、注湯量の変更と同時に注湯手段による注湯軌跡を変更し、カップの内容積が小さい場合は注湯軌跡を小さく、カップの内容積が大きい場合は注湯軌跡を大きくする様に構成したことを特徴とする自動抽出器。
  2. 記注湯手段による注湯軌跡は「の」の字を描くようにしたことを特徴とする請求項1に記載の自動抽出器。
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