JP3649201B2 - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、車両の駆動系にエンジン及びモータを駆動源として接続したハイブリッド車両の制御装置、特に、エンジン出力にモータ出力を加えた状態で発進可能なハイブリッド車両の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、環境にやさしい車両としてハイブリッド車(HEV)が開発されている。このハイブリッド車は車両の駆動源としてのエンジンやモータジェネレータの配置パターンや、運転情報に応じた各駆動源の出力配分に対する自由度が大きいため、多種のものが提案されている。
この内、エンジンと駆動輪の間に変速機を配し、しかも、変速機よりも駆動輪側の車両駆動系にエンジン出力を補助するモータジェネレータを接続したハイブリッド車が知られている。この種ハイブリッド車両はエンジンとモータジェネレータの両駆動系を運転状態に応じて選択駆動し、或いは共に駆動させて走行することができ、減速時には発電機を兼ねたモータジェネレータがバッテリーを充電できる。
【0003】
なお、このように駆動輪にモータジェネレータを接近して配備したタイプのハイブリッド車両の一例が特開平11−69509号公報に開示される。
ところで、このようなハイブリッド車両が加速性を優先して発進する場合、エンジン及びモータジェネレータを協働させて発進するが、この発進時において、変速機の変速段は最低変速段(1速)とされるのが一般的である。
ここでは、ハイブリッド車両が加速優先で発進する場合の挙動を図5(a),(b)に示す実験データに沿って説明し、本発明を構築するに到った経緯を説明する。
【0004】
ここでハイブリッド車両のエンジン変速段を1速とした上でモータジェネレータの出力値を3段階に切換えて行った発進シミュレーションでのデータを図5(a)に、エンジン変速段を3速とした上でモータジェネレータの出力値を3段階(破線aは70kW、破線bは50kW、実線cは30kW)に切換えて行った発進シミュレーションでのデータを図5(b)に示した。
【0005】
図5(a)において、変速段を1速とした車両は時点t0で発進し、これによりエンジン回転数Neが右上がりに急上昇する。この場合エンジンの過回転を抑えるべく時点t1で2速変速が、時点t2で3速変速が成され、各変速時には一旦エンジン回転数Neが下がり、再度右上がりに急上昇している。このような変速比を段階的に下げ、即ち、変速段を段階的に上げ、エンジン回転数の上昇を繰り返すことで車速Vcは順次上昇している。
【0006】
この発進時にエンジントルクTeは、各変速段でのエンジン回転数の上昇毎に上昇してほぼ一定の値を維持することを繰り返す。これと同時に駆動するモータジェネレータはそのときのバッテリの充電状態(給電能力)、即ち出力値(kW)に応じたモータトルクTM/G(ここでは大小3つの値相当の特性を示した)しか出力できないが、何れの場合でもモータ回転数NM/Gは経時的に増加する。
ここで車両の発進時の加速度GはモータトルクTM/Gと変速毎に減増変化を繰り返すエンジントルクTeとの加算値に対応してほぼ変化する。
【0007】
ここで明らかなように、車両に要求される発進直後の目標加速度の値Go(レベル)にもよるが、発進直後の最大加速度Gm(ピーク値)は、バッテリの充電状態が比較的大きな場合の出力である50kW(破線bで示す)や70kW(破線aで示す)の場合、目標加速度Goを大きく上回り、比較的小さな場合の出力である30kW(実線cで示す)でも目標加速度Goを上回っている。
次に、図5(b)に示す3速発進シミュレーションにおいて、変速段を3速とした車両が時点t0で3速発進すると、この場合、駆動輪からの負荷が比較的大きいため、エンジン回転数Neの増加は比較的緩やかで、車速Vcも順次上昇している。
【0008】
ここでのエンジントルクTeは、発進直後に上昇した後でほぼ一定の値を維持する。この3速発進時には、発進初期におけるエンジン回転数Neの上昇量が1速発進時より小さく、1速発進時のように大きく変化しないし、エンジントルクTeも1速発進時より僅かに小さい値に上昇してから経時的に微増しており、1速発進時のように大きく変動することはない。
更に、同時に駆動するモータジェネレータは1速の場合と同様にバッテリの充電状態(給電能力)、即ち出力値(kW)に応じたモータトルクTM/G(ここでは大小3つの値相当の特性を示す)を発生し、モータ回転数NM/Gは経時的に微増する。
【0009】
ここで、車両の発進時の加速度Gは、低回転で高トルクが得られ回転数の上昇に応じてトルクが低下するモータトルクTM/Gと、低回転でトルクは低いが回転数の上昇に応じてトルクが上昇するエンジントルクTeとの加算値に応じてほぼ増減変動する。
ここで明らかなように、車両に要求される発進直後の目標加速度の値Ga(レベル)にもよるが、発進直後の最大加速度Gmは、バッテリの充電状態が比較的大きな出力である50kW(破線bで示す)や70kW(破線aで示す)の場合、目標加速度Goを上回り、バッテリの充電状態が比較的小さな出力である30kW(実線cで示す)の場合のみ、目標加速度Goを下回っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
以上、エンジン及びモータジェネレータを協働させて発進する発進シミュレーションで得られたデータである図5(a)、(b)を比較することにより次のことが言える。
即ち、1速発進では発進初期に変速段を切換える毎にエンジン回転数を過度に急上昇させるので、最大加速度Gmが目標加速度Goを確実に上回り、発進フィーリングを十分に確保できているが、3速段発進であってもエンジン回転数を過度に急上昇させることなく、バッテリの充電状態が比較的大きく出力が大きい場合(50kWや70kW)であれば、最大加速度Gmが目標加速度Goを上回ることができ、発進フィーリングを確保することができている。
【0011】
このため、バッテリの充電状態(給電能力)が比較的大きい場合であれば、変速段を1速から順次切換えることなく、十分な発進加速性能を確保することができる。即ち、バッテリの充電状態が比較的高レベルにあれば、モータ側の駆動トルクを十分に引き出せ、このモータ側の駆動トルクをエンジン側の駆動トルクにおきかえることができ、エンジンの過回転防止、燃費悪化の防止に役立てることができる。
【0012】
ところで、従来のハイブリッド車両は通常の車両と同様に発進時の発進段を1速として発進加速性能を確保することが一般的になっている。このため、エンジン燃費が悪くなる低速段を多用する上に、エンジン回転数が変速段の切換え毎に急変し易く、加速度が大きく変動し、変速ショックが発生している。
このような燃費悪化やフィーリング悪化の防止を図る上で、上述の発進シミュレーションで判明したように、バッテリの充電状態が比較的高レベルにあれば、モータ側の駆動トルクを十分に引き出してエンジン側の駆動トルクにおきかえるよう制御する、即ち、エンジン駆動系の変速機の発進段を最初から比較的高速側に保持して発進を継続させることが有効であると考えられる。
【0013】
本発明の目的は、バッテリの充電状態が比較的高レベルにある場合に発進変速段を高変速比に切換えることで、運転フィーリング良く発進できる上に、発進時のエンジンの過回転を抑え、燃費悪化を防止できるハイブリッド車両の変速比制御装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1の発明は、内燃機関と、同内燃機関の出力を変速して駆動輪に伝達する自動変速機と、上記自動変速機よりも上記駆動輪側の車両駆動系に接続された電動機と、上記電動機が発生可能な出力に相関するパラメータ値を検出する電動機出力能力検出手段と、上記電動機出力能力検出手段から検出されるパラメータ値が所定値よりも出力大側である場合は出力小側の場合より上記自動変速機の発進変速比を高速側とする制御手段と、を備えたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
このように、電動機が発生可能な出力が所定値より大の場合に自動変速機の発進変速比を出力小側の値よりも高速側とするので、電動機からの出力が十分に得られる場合は自動変速機の発進変速比が高速側となることに伴って内燃機関を低回転で運転でき燃費を向上できるし車両発進後の変速比変化も少なくなり発進加速フィーリングも向上する。逆に電動機が発生可能な出力が大きくない場合は自動変速機の発進変速比は相対的に低速側となるので内燃機関が比較的高回転で運転されて内燃機関の発生出力が高くなるので十分な発進性能を確保できる。即ち、電動機の出力が大なほど高い変速段(減速比小)、出力小なほど低い変速段(減速比大)とするので、発進加速フィーリングの向上と十分な発進性能の確保とを両立できる。また、電動機が発生可能な出力に相関するパラメータ値に応じて発進変速段を制御するので、発進操作前に適切な変速段とすることができる。 好ましくは、電動機出力能力検出手段は電動機が発生可能な出力に相関するパラメータ値をモータ温度やバッテリ温度としてもよく、この場合も請求項1と同様の作用効果が得られる。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置において、上記電動機出力能力検出手段は、上記電動機に電力を供給する給電手段による上記電動機への給電能力に相関するパラメータ値を検出する給電能力検出手段を有し、上記制御手段は上記給電能力検出手段から検出されるパラメータ値が所定値よりも給電能力大側である場合に給電能力小側の場合より上記自動変速機の発進変速比を高速側とすることを特徴とする。
このように、給電手段の給電能力が所定値より大の場合に自動変速機の発進変速比を高速側とするので、電動機からの出力が十分に得られる場合を的確且つ簡便に判定して自動変速機の発進変速比を適切に制御できる。この場合、給電能力検出手段が検出するパラメータ値としてはバッテリの充電状況に関連するパラメータが好ましく、より具体的にはSOC(ステートオブチャージ)を使用するのが好ましい。
【0016】
請求項3の発明は、請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置において、上記自動変速機は有段式であることを特徴とする。
このように、電動機が発生可能な出力が所定値より大の場合は、発進加速中の変速回数が減少することになるので、有段式自動変速機を用いた場合であっても、変速ショックが発生する回数を減少させることができる。
【0017】
請求項4の発明は、請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置において、制御手段は、上記電動機出力能力検出手段から検出されるパラメータ値が上記所定値より出力大側の第2所定値よりも出力大側である場合は、上記発進変速比をより高速側とすることを特徴とする。
このように、発進段をきめ細かく制御することが可能となり、燃費及び発進加速フィーリングをより向上できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態にかかるハイブリッド車両の制御装置を示した。
図1に示したハイブリッド車1は、内燃機関であるガソリンエンジン(以後単にエンジンと記す)と電動機であるモータジェネレータ3の2つの駆動源を有し、これら駆動源の各駆動トルクが選択的に或いは相互に加わり駆動系の終端部の駆動輪14に伝達され、発進し、走行できる。
【0019】
このハイブリッド車両の駆動系は車体に横置状態に搭載されたエンジン2のクランク軸5に、クラッチ9、自動変速機11、終減速機12、ドライブシャフト13、駆動輪14をこの順に接続し、しかも、終減速機の入力軸にはモータジェネレータ3を接続して形成される。
エンジン2はエンジン制御装置(以後、単にエンジンECU7と記す)により制御され、クラッチ9、自動変速機11及びモータジェネレータ3は変速制御装置(以後単に駆動系ECU8と記す)に制御され、エンジンECU7と駆動系ECU8は通信回線10によって相互通信可能に連結される。
【0020】
エンジン2は燃料供給系と点火系を備える。これらの制御機能部を成すエンジンECU7は、クランク角情報に基きエンジン回転数Neを出力するクランク角センサ15と、燃焼室に供給される吸入空気量Qaを検出するエアフローセンサ16とを接続する。
燃料供給系はエンジンECU7内の燃料制御部n1が運転状態に応じて算出した燃料噴射量Qf相当の燃料噴射出力D(Qf)を燃料噴射ドライバd1を介してインジェクタIに出力し、燃焼室に燃料供給を行っている。点火系はエンジンECU7内の点火制御部n2が運転状態に応じて算出した点火時期θfに点火出力Spを点火回路(イグナイタ)d2を介し点火栓Pに出力し、図示しない燃焼室の混合気の着火制御を行っている。図1中には1気筒分(第3気筒)の電気回路のみ図示し、他気筒の回路は略した。
【0021】
なお、エンジン2はその図示しない吸気系にスロットルバルブを備え、スロットルバルブはエンジンECU7のスロットル制御部n3に駆動されるステップモータにより開度θthを制御される。スロットル制御部n3は図示しないスロットルバルブをアクセルペダル踏込量θaに対応した開度θthに保持できると共に、変速制御時には駆動系ECU8の指令に応じてアクセルペダル踏込量θaとは無関係な開度θthに制御できる。特に、駆動系ECU8からクラッチ断信号Ccが出力されている間はアクセルペダル踏込量θaに無関係に燃料噴射量を低減し、クラッチ断時のエンジン吹き上りを防止するよう作動できる。
【0022】
クラッチ9はクラッチ断接用の油圧式のクラッチアクチュエータ17と、同クラッチアクチュエータ17と油圧供給源20とを連結するクラッチ油路18と、クラッチ油路18に設けられクラッチアクチュエータ17ヘの油圧供給を制御するクラッチ制御弁19とを備え、クラッチ制御弁19は駆動系ECU8に接続される。駆動系ECU8内のクラッチ制御部Acは変速時にクラッチ9を断接制御できる。なお、ここでのクラッチ9の断接を上述の油圧系により切換えるのに代えてエアー回路により操作するように構成しても良い。
【0023】
自動変速機11は油圧機構により変速可能な有段歯車変速機であって、変速用の油圧式の変速アクチュエータ21とその切換を行う変速制御弁装置とを備え、変速制御弁装置22は駆動系ECU8に接続される。駆動系ECU8内の変速制御部Amは運転状態である車速Vc,アクセルペダル踏込量θaに応じて目標変速段を図2に示す変速段マップMapより導出する。ここでは1速段(低速側)乃至5速段(高速側)の範囲から選択して出力し、同目標変速段となるように有段歯車変速機を変速制御できる。なお、このような有段歯車変速機に代えて、自動変速機11としてCVTを用い、変速比を高変速比(低速側)から低変速比(高速側)の領域で変速するように構成しても良い。
【0024】
駆動系ECU8は上述のクラッチ制御部Ac、変速制御部AmおよびエンジンECU7のスロットル制御部n3を介しスロットルバルブを駆動するスロットル制御部Ath、電動機制御部Ad、及び自動変速機11の発進変速比を制御する発進制御手段Amsとして機能する。
この駆動系ECU8には車両の運転条件を検出するために、エンジンECU7よりエンジン回転数Neが入力され、しかも、アクセルペダルセンサ23よりアクセルペダルの踏込量θaが、車速センサ24より車速Vcが入力されている。
【0025】
自動変速機11の出力軸にはモータジェネレータ3の回転軸が直結されている。このモータジェネレータ3は、電力の供給により駆動輪14に駆動トルクを与える電動機として動作するほか、逆に駆動輪側から駆動されることにより発電機として電力の回生が可能となっており、以後ここでは単にモータM/G3と記す。
【0026】
モータM/G3は誘導モータであり、モータ内の図示しないコイルがM/G制御回路4に接続される。モータM/G3の駆動トルクは、エンジン2の出力が不十分な車両発進時或いは加速時の補助などのために用いられ、また減速時には減速エネルギの回生を行うことで、電力消費ひいては総合的な燃費の改善を図っている。
更に、エンジン2のクランク軸5にはスタータモータ6が電磁クラッチ25を介して接続される。スタータモータ6は電動機制御部AdよりM/G制御回路4が始動信号Stを受けた際に、バッテリー26より始動電流を供給され、スタータとして駆動でき、しかも、減速時には電磁クラッチ25を接合させると、減速エネルギの回生を行うことで、電力消費ひいては総合的な燃費の改善を図っている。モータM/G3やスタータモータ6の各駆動及び回生制御は駆動系ECU8内の電動機制御部AdによりM/G制御回路4を介して行われている。M/G制御回路4は駆動回路部(インバータ回路)27と回生制御回路部28を備え、バッテリー26に接続されている。
【0027】
電動機制御部Adは車両が走行時であると、運転状態に応じて電流制御信号Siを導出し、同電流制御信号Siに応じて駆動回路部27がバッテリー26よりモータM/G3に送る電流の出力を調整している。この場合、モータM/G3がエンジン出力補助を行うにあたり、電動機制御部Adはアクセルペダル踏込量θaが大きいほど、車速Vcが小さいほど出力トルクが大きくなるよう、電流制御信号Siを設定する。
【0028】
電動機制御部Adは車両が制動時にあると、回生モードに切換える。ここで電動機制御部AdはモータM/G3が駆動輪14側よりの機械的回転力を受けた際にM/G制御回路4内を回生制御回路部28に切換えて発電し、同様に、エンジンブレーキ時にあると電磁クラッチ25にオン信号を出力してクラッチ接合状態を保持し、スタータモータ6をエンジン回転力で駆動し、M/G制御回路4内を回生制御回路部28に切換えて発電する。なお、回生制御回路部28の電力はバッテリー26側に給電され、バッテリー充電に供され、これにより電力消費ひいては総合的な燃費の改善を図れる。
【0029】
ここでバッテリ電圧VBは駆動系ECU8に入力され、経時的に記憶処理されている。駆動系ECU8は給電能力検出手段Asとして機能し、現バッテリ電圧VBとその経時的電圧値に沿ってバッテリー26の充電率(%)を導出し、この充電率をモータM/G3への給電能力に相関するパラメータ値SOC(state of charg)として検出する。このパラメータ値SOCはフル充電時(100%)でSOCmであり、この値は車両の走行が継続することにより、後述する様に経時的に降下する。なお、図3には車載され、充放電を繰り返すバッテリー26の充電率の経時的変化特性線図を示した。
【0030】
なお、モータM/G3(電動機)が発生可能な出力に相関するパラメータ値SOCを検出する電動機出力能力検出手段の一例として駆動系ECU8の給電能力検出手段Asを説明した。ところで、モータ温度やバッテリ温度はモータ出力を制御する要因となる。そこで、モータM/G3の温度を検出するモータ温度センサ(図示せず)を電動機出力能力検出手段として用いてもよく、バッテリ温度を検出するバッテリ温度センサ(図示せず)を電動機出力能力検出手段として用いてもよい。又、バッテリ温度に対応した係数をパラメータ値SOCから出した最大出力に補正項という形で乗算したり加算しても良い。
更に、バッテリ電圧VBを駆動系ECU8が給電能力検出手段Asとして検出し、これをモータM/G3(電動機)への給電能力に相関するパラメータ値として用いてもよい。
【0031】
駆動系ECU8は自動変速機11の発進変速比を制御する制御手段である発進制御手段Amsとしての機能を有する。この発進制御手段Amsは、給電能力検出手段As(電動機出力能力検出手段の一例)から検出されるパラメータ値SOCが所定値SOCα1(例えば80%)、これより大側(図3の符号e1域)である場合は自動変速機11の発進変速比を出力小側の場合の発進変速比(1速段)よりも高速側(2速段)に設定する。更に、第2所定値SOCα2(例えば90%)よりも出力大側(図3の符号e2域)である場合は自動変速機11の発進変速比を出力小側の場合の発進変速比(1速段)よりも高速側(3速段)に設定する。
【0032】
次に、図1に示したハイブリッド車の制御装置の作動を説明する。ここでキーオンでエンジンECU7及び駆動系ECU8が制御を開始する。
エンジンECU7はクランク角情報Δθに基くエンジン回転数Ne、吸入空気量Qa及び駆動系ECU8からのアクセルペダル踏込量θa及び車速Vc、等を検出する。その上で、運転状態に応じて算出した燃料噴射量Qf相当の燃料噴射出力D(Qf)を燃料噴射ドライバd1を介してインジェクタIに出力し、燃焼室cに燃料供給を行い、運転状態に応じて算出した点火時期θfに点火出力Spを点火回路(イグナイタ)d2を介し点火栓Pに出力し、エンジン駆動制御を継続する。この場合、駆動系ECU8からクラッチ断信号Ccが出力されている間はアクセルペダル踏込量θaに無関係に燃料噴射量Qfを減少させ、クラッチ断時のエンジン2の吹き上りを防止する等の制御を行う。
【0033】
一方、駆動系ECU8は、図4に示す変速比制御ルーチンに沿って変速比制御を実行する。図4に示す変速比制御ルーチンはキーオンで制御を開始し、繰り返し実行される。
変速比制御ルーチンのステップs1ではモータM/G3への給電能力に相関するパラメータ値SOC、アクセルペダル踏込量θa、車速Vc、及びエンジンECU7よりの検出信号を読み込む。ステップs2では車速Vcやアクセルペダル踏込量等の情報から車両が停車中か否か判断し、停車中はステップs3に走行時ではステップs4に進む。なお、図4では詳細を図示していないがクラッチ9が停車中には基本的に断とされ、走行中には基本的に接とされることは一般の車両と同様である。
【0034】
停車時でステップs3に達するとステップs10で用いるフラグFLG1をゼロとしてステップs5に進む。
ステップs5に達すると、ここでは給電能力に相関するパラメータ値SOCが所定値SOCα1(例えば80%)を下回るか否か判断し、小さいとステップs6に達し、以上だとステップs7に進む。
SOCα1未満でステップs6に達すると自動変速機11を1速段に切換え、この回の制御を終了させ、リターンする。
【0035】
SOCが所定値SOCα1(例えば80%)以上でステップs7に達すると、ここでは給電能力に相関するパラメータ値SOCが第2所定値SOCα2(例えば90%)を下回るか否か判断し、小さいとステップs8に達し、以上だとステップs9に進む。ステップs8に達すると、ここでのSOCはSOCα2未満だが所定値SOCα1(例えば80%)以上であるので、自動変速機11を2速段に切換え、この回の制御を終了させ、リターンする。
【0036】
SOCが第2所定値SOCα2(例えば90%)以上だとステップs9に達する。ステップs9に達すると、ここでのSOCは第2所定値SOCα2(例えば90%)以上であるので、自動変速機11を3速段に切換え、この回の制御を終了させ、リターンする。
次に、走行中と判定され、ステップs2よりステップs4に達したとする。
【0037】
ステップs4に達するとアクセルペダル踏込量θaと車速Vcとに基いて図2のマップMapから目標変速段SLOを求めて続くステップs10に進む。ステップs10ではプラグが0か否か判別され、ゼロである場合はステップs11へ、ゼロでない場合はステップs13に進む。ステップs11では目標変速段が発進変速段よりも低変速段か否か、即ち、発進変速段と運転状態に応じた目標変速段とが一致するような運転状態にまだ達していないか否かが判別され、判別が肯定される間は停車中にステップs6、8、9の何れかで設定した、1速か2速か3速の何れかの発進段を連続して保持したままで発進加速が進むこととなる。
【0038】
この発進時において、エンジン出力を補助するよう駆動するモータM/G3は、電動機制御部Adにより、アクセルペダル踏込量θaが大きいほど、車速Vcが小さいほど出力トルクが大きくなるように電流制御信号Siを設定し、M/G制御回路4の駆動回路部27に出力指令を発している。このため、車両が停車時より発進する場合、アクセルペダル踏込量θaが大きく、車速Vcが小さい時点であるほどモータM/G3は大きな出力トルクでエンジン出力を補助するよう駆動することとなる。
【0039】
特に、パラメータ値SOCが第2所定値SOC2以上に大きな場合で、発進段として3速が選択されていた場合、例えば、図5(b)に示したように、破線aで示すような高出力トルクで発進を継続させる。
この際、駆動輪14側からは発進段が高変速段であるほど大きな走行抵抗を受けて駆動するため、1速発進時と比較し、3速発進時において、車両の加速特性は比較的低くなる。しかし、ここでは、バッテリの給電能力に相関するパラメータ値SOCがSOC2より大きな領域e2(図3参照)であることより、モータM/G3がエンジン出力を十分補助するよう駆動でき、特に加速特性が考慮される発進直後において、発進加速度は目標加速度Gαを十分に上回る状態で発進でき、発進フィーリングを十分に確保できている。
【0040】
なお、パラメータ値SOCがSOC2より小さいがSOC1以上に大きな領域e1(図3参照)の場合、発進段として2速段を選択し、発進を継続させる。
【0041】
なお、パラメータ値SOCがSOC1より小さい場合は図5(a)に実線cで示すような通常の1速発進が実行され、パラメータ値SOCが低い場合でも、通常発進により発進性能を確保できる。
これらの場合もモータM/G3がエンジン出力を補助するよう駆動でき、特に加速特性が考慮される発進直後において、発進加速度は目標加速度Gαを上回る状態で発進でき、発進フィーリングを十分に確保できる。
【0042】
ステップs11の判別が否定される場合、即ち、発進変速段と目標変速段とが一致する運転状態になるとステップs12に進んでフラグFLG1=1とする。ステップs12の処理を終了した場合は、ステップs10でフラグがゼロでないと判別された場合と同様にステップs13に進む。
次いで、ステップs13では目標変速段SLOと現変速段SLnが一致するか否か判断し、一致ではステップs14に進み、不一致ではステップs15に進む。
【0043】
目標変速段と現変速段が不一致でステップs15に達すると、クラッチ制御部Acがクラッチ切換弁を切換え操作し、クラッチ断信号CcをエンジンECU7に出力してエンジン回転数の上昇を抑制し、その上でクラッチ制御部Acがクラッチアクチュエータ17を駆動してクラッチ9の断処理に入り、次いで、変速制御部Amが変速アクチュエータ21を介しギア列を目標変速段に切換え、次いでクラッチ制御部Acがクラッチ接制御を行い(クラッチ断信号Cc解除でエンジン側は定常制御に戻る)、変速処理を完了させ、この回の制御を終了させ、リターンする。
【0044】
目標変速段と現変速段が一致する場合は、ステップs11の判別が肯定されて発進変速段が保持される場合と同様に、ステップs14に進む。ここではアクセルペダル踏込量θaと車速Vcとに基づき、減速中であるか否かを判定する。具体的には車速Vcに対応した所定値よりもアクセルペダル踏込量θaが少なければ車両を減速させようとしているものと見做して減速中と判別し、ステップs14で減速中でないと判別されると、この回の制御を終了させ、リターンする。
【0045】
減速中と判別され、ステップs16に達すると、回生信号Sbを発し、M/G制御回路4内を回生制御回路部28に切換える。これにより、駆動輪14からの回転力を受け駆動するモータM/G3が回生制御回路部28に電力供給し、その電力がバッテリー26に給電され、充電が成される。次いでステップs17に達すると、エンジンブレーキ時にある場合にのみ電磁クラッチ25にオン信号を出力して、クラッチ接合状態を保持する。これにより、エンジン回転力で駆動するスタータモータ6が回生制御回路部28に給電し、その電力がバッテリー26に給電され、充電が成され、この回の制御を終了させ、リターンする。
【0046】
このように、図1のハイブリッド車両の制御装置はモータM/G3が発生可能な出力が所定値より大の場合、即ち、パラメータ値SOCがSOCα1(例えば80%)或いは第2所定値SOC2(例えば90%)以上の場合に、自動変速機11の発進変速比を高速側(低変速段である1速段より高変速段である2、3速段)とする。このため、モータM/G3からの出力が十分に得られる場合は自動変速機11の発進変速比が高速側(高変速段)となることに伴ってエンジン2を低回転で運転でき燃費を向上できる。しかも、車両発進後の変速比変化も少なくなり発進加速フィーリングも向上する。
【0047】
逆に、モータM/G3が発生可能な出力が大きくない場合、例えばステップs5、ステップs6と進む場合は、自動変速機11の発進変速比は相対的に低速側(低変速段)となるので内燃機関が比較的高回転で運転されてエンジン2の発生出力が高くなるので十分な発進性能を確保できる。即ち、モータM/G3の出力が大なほど高い変速段(減速比小)を選択し、出力小なほど低い変速段(減速比大)を選択するので、発進加速フィーリングの向上と十分な発進性能の確保を両立することができる。
【0048】
また、モータM/G3が発生可能な出力に相関するパラメータ値SOCに応じて発進変速段を切換えるので、発進操作前に適切な変速段とすることができ、発進変速が安定して成される。
更に、バッテリーの給電能力に相関するパラメータ値SOCが所定値SOC1やSOC2より大の場合に自動変速機11の発進変速比を高速側(高変速段)とするので、モータM/G3からの出力が十分に得られる場合を的確且つ簡便に判定して自動変速機11の発進変速比を適切に制御できる。
【0049】
モータM/G3が発生可能な出力に相関するパラメータ値SOCが所定値SOC1やSOC2より大の場合(図3の領域e1,e2の場合)は、発進加速中の変速回数が減少することになるので、結果的に変速ショックが発生する回数を減少させることで、シフト時のショックに関わるフィーリングの悪化を防止することができる。
電動機出力能力検出手段をなす給電能力検出手段から検出されるパラメータ値SOCが所定値SOC1より出力大側の第2所定値SOC2よりも出力大側である場合(図3の領域e2の場合)は、発進変速比をより高速側(高変速段)とモータM/G3をきめ細かく制御することが可能となり、燃費及び発進加速フィーリングをより向上できる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、電動機が発生可能な出力が所定値より大の場合に自動変速機11の発進変速比を出力小側の値よりも高速側とするので、電動機からの出力が十分に得られる場合は自動変速機11の発進変速比が高速側となることに伴って内燃機関を低回転で運転でき燃費を向上できるし車両発進後の変速比変化も少なくなり発進加速フィーリングも向上する。逆に電動機が発生可能な出力が大きくない場合は自動変速機11の発進変速比は相対的に低速側となるので内燃機関が比較的高回転で運転されて内燃機関の発生出力が高くなるので十分な発進性能を確保できる。即ち、電動機の出力が大なほど高い変速段(減速比小)、出力小なほど低い変速段(減速比大)とするので、発進加速フィーリングの向上と十分な発進性能の確保とを両立できる。
また、電動機が発生可能な出力に相関するパラメータ値に応じて発進変速段を制御するので、発進操作前に適切な変速段とすることができ、変速処理が安定して成される。
【0051】
請求項2の発明は、給電手段の給電能力が所定値より大の場合に自動変速機11の発進変速比を高速側とするので、電動機からの出力が十分に得られる場合を的確且つ簡便に判定して自動変速機の発進変速比を適切に制御できる。
【0052】
請求項3の発明は、電動機が発生可能な出力が所定値より大の場合は、発進加速中の変速回数が減少することになるので、有段式自動変速機を用いた場合であっても、変速ショックが発生する回数を減少させることができる。
【0053】
請求項4の発明は、発進段をきめ細かく制御することが可能となり、燃費及び発進加速フィーリングをより向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されたハイブリッド車の制御装置を装備した車両の全体構成図である。
【図2】図1のハイブリッド車の制御装置で用いる変速段マップの特性線図である。
【図3】図1のハイブリッド車の制御装置で用いるバッテリーの充電率−時間特性線図である。
【図4】図1のハイブリッド車の制御装置で用いる変速比制御ルーチンのフローチャートである。
【図5】ハイブリッド車の発進シミュレーションで得られた運転状態のデータを示し、(a)は1速段発進時、(b)は3速段発進時を示す
【符号の説明】
1 ハイブリッド車両
2 エンジン
3 モータM/G
8 駆動系ECU
11 自動変速機
12 終変速機
14 駆動輪
26 バッテリー
27 駆動回路部
SOC パラメータ値
SOC1,2 所定値
Ad 電動機制御部
Si 電流制御信号
θa アクセルペダル踏込量
Vc 車速

Claims (4)

  1. 内燃機関と、
    同内燃機関の出力を変速して駆動輪に伝達する自動変速機と、
    上記自動変速機よりも上記駆動輪側の車両駆動系に接続された電動機と、
    上記電動機が発生可能な出力に相関するパラメータ値を検出する電動機出力能力検出手段と、
    上記電動機出力能力検出手段から検出されるパラメータ値が所定値よりも出力大側である場合は出力小側の場合より上記自動変速機の発進変速比を高速側とする制御手段と、
    を備えたことを特徴とするハイブリッド車両の制御装置。
  2. 上記電動機出力能力検出手段は、上記電動機に電力を供給する給電手段による上記電動機への給電能力に相関するパラメータ値を検出する給電能力検出手段を有し、
    上記制御手段は上記給電能力検出手段から検出されるパラメータ値が所定値よりも給電能力大側である場合に給電能力小側の場合より上記自動変速機の発進変速比を高速側とすることを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 上記自動変速機は有段式であることを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置。
  4. 上記制御手段は、上記電動機出力能力検出手段から検出されるパラメータ値が上記所定値より出力大側の第2所定値よりも出力大側である場合は、上記発進変速比をより高速側とすることを特徴とする請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置。
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