JP3649016B2 - カラオケシステム、プログラム配信装置およびカラオケ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラオケシステム、プログラム配信装置およびカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通信カラオケ等においては、ユーザのニーズに応えたり、新たなユーザを獲得するために、カラオケ装置のバージョンアップがなされる場合がある。そして、このバージョンアップは、例えば、カラオケ装置の動作を制御するためのシステムプログラムを、新たなシステムプログラムに置き換えることによって行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカラオケ装置において、バージョンアップのために新たなシステムプログラムが配信された場合であっても、配信後、直ちにカラオケ装置が新しいシステムプログラムに従って動作することはできなかった。すなわち、従来から用いられていたシステムプログラムに代えて、配信された新しいシステムプログラムを実行するためには、カラオケ装置をリブートし、このリブートの際に、新しいシステムプログラムを従来のシステムプログラムに代えて所定のメモリに格納し、これにより新しいシステムプログラムを実行することが必要となるのである。従って、新プログラムの配信後にカラオケ店の店員等は、各カラオケ装置をリブートするためにカラオケ装置の電源を操作する必要があり、このための手間がかかるといった問題があった。
【0004】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、バージョンアップに伴って新たなシステムプログラムがホストコンピュータから配信された場合に、カラオケ装置を操作することなく、ホストコンピュータからリブートの指示を与えることができるカラオケシステム、プログラム配信装置およびカラオケ装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、請求項1に記載のカラオケシステムは、プログラム配信装置とカラオケ装置とを備えるカラオケシステムであって、プログラム配信装置は、第1記憶手段と、第1通信手段と、第1制御手段とを備え、第1記憶手段は、第2制御プログラムと楽曲データとを記憶し、第1通信手段は、通信回線を介してカラオケ装置に接続され、第1制御手段は、第2制御プログラムのみを配信するか、第2制御プログラムと楽曲データとを配信するかを判断し、第2制御プログラムのみを配信する場合には第1配信処理を、第2制御プログラムと楽曲データとを配信する場合には第2配信処理を行ない、第1配信処理は、第2制御プログラムと、第2制御プログラムの配信が完了した直後のリブート処理を指示する第1リブート指示を含むリブートデータとを第1通信手段に配信させる処理であり、第2配信処理は、第2制御プログラムと、楽曲データの配信が完了した直後のリブート処理を指示する第2リブート指示を含むリブートデータとを第1通信手段に配信させ、かつ、第2制御プログラムの配信後に楽曲データを第1通信手段に配信させる処理であり、カラオケ装置は、メモリと、第2通信手段と、第2制御手段とを備え、第2通信手段は、通信回線を介してプログラム配信装置に接続され、第2制御手段は、第2制御プログラムの受信前にはメモリに記憶された第1制御プログラムに基づいてカラオケ装置を制御する一方、第2通信手段がプログラム配信装置からの配信を受けると、この配信されたリブートデータに第1リブート指示が含まれている場合には第2制御プログラムの受信が完了した直後にリブート処理を、リブートデータに第2リブート指示が含まれている場合には第2制御プログラムとこれに続く楽曲データとの受信が完了した直後にリブート処理を行ない、リブート処理は、第2制御プログラムを第1制御プログラムに代えてメモリに書き込む処理であり、第2制御手段は、このリブート処理後は第2制御プログラムに従ってカラオケ装置を制御することを特徴としている。
【0006】
また、請求項2に記載のカラオケシステムは、請求項1に記載の構成において、第1制御手段は、カラオケ装置の現在の状態を示す状態データを第1通信手段によってカラオケ装置から受信し、第1および第2配信処理において、この状態データに基づく状態復帰指示をリブートデータに含め、第2制御手段は、状態データを第2通信手段によってプログラム配信装置に送信させる一方、リブート処理において、リブートデータに含まれる状態復帰指示に従ってカラオケ装置の状態を復帰させることを特徴としている。
【0007】
また、請求項3に記載のカラオケシステムは、請求項1または2に記載の構成において、第1制御手段は、リブート処理の許可または禁止を示すリブート可否データを第1通信手段によってカラオケ装置から受信し、このリブートデータがリブート処理の禁止を示す場合には、第1および第2配信処理においてリブートデータを配信しないことを特徴としている。
【0009】
また、請求項4に記載のプログラム配信装置は、記憶手段と、通信手段と、制御手段とを備えるプログラム配信装置であって、記憶手段は、カラオケ装置にて既に実行されている第1制御プログラムとは異なる第2制御プログラムと、楽曲データとを記憶し、通信手段は、通信回線を介してカラオケ装置に接続され、制御手段は、第2制御プログラムのみを配信するか、第2制御プログラムと楽曲データとを配信するかを判断し、第2制御プログラムのみを配信する場合には第1配信処理を、第2制御プログラムと楽曲データとを配信する場合には第2配信処理を行ない、第1配信処理は、第2制御プログラムと、第2制御プログラムの配信が完了した直後のリブート処理を指示する第1リブート指示を含むリブートデータとを通信手段に配信させる処理であり、第2配信処理は、第2制御プログラムと、楽曲データの配信が完了した直後のリブート処理を指示する第2リブート指示を含むリブートデータとを通信手段に配信させ、かつ、第2制御プログラムの配信後に楽曲データを通信手段に配信させる処理であることを特徴としている。
【0010】
また、請求項5に記載のプログラム配信装置は、請求項4に記載の構成において、制御手段は、カラオケ装置の現在の状態を示す状態データを通信手段によって当該カラオケ装置から受信し、第1および第2配信処理において、この状態データに基づく状態復帰指示をリブートデータに含めることを特徴としている。
【0011】
また、請求項6に記載のプログラム配信装置は、請求項4または5に記載の構成において、制御手段は、リブート処理の許可または禁止を示すリブート可否データを通信手段によってカラオケ装置から受信し、このリブートデータがリブート処理の禁止を示す場合には、第1および第2配信処理においてリブートデータを配信しないことを特徴としている。
【0013】
また、請求項7に記載のカラオケ装置は、メモリと、通信手段と、制御手段とを備えるカラオケ装置であって、通信手段は、第2制御プログラムと、第2制御プログラムが配信された直後のリブート処理を指示する第1リブート指示および第2制御プログラムの配信に続いて楽曲データが配信された直後のリブート処理を指示する第2リブート指示のうちの何れかを含むリブートデータとを配信するプログラム配信装置に通信回線を介して接続され、制御手段は、第2制御プログラムの受信前にはメモリに記憶された第1制御プログラムに基づいてカラオケ装置を制御する一方、通信手段がプログラム配信装置からの配信を受けると、この配信されたリブートデータに第1リブート指示が含まれている場合には第2制御プログラムの受信が完了した直後にリブート処理を、リブートデータに第2リブート指示が含まれている場合には第2制御プログラムとこれに続く楽曲データとの受信が完了した直後にリブート処理を行ない、リブート処理は、第2制御プログラムを第1制御プログラムに代えてメモリに書き込む処理であり、制御手段は、このリブート処理後は第2制御プログラムに従ってカラオケ装置を制御することを特徴としている。
【0014】
また、請求項8に記載のカラオケ装置は、制御手段は、カラオケ装置の現在の状態を示す状態データを通信手段によってプログラム配信装置に送信させる一方、リブート処理において、状態データに基づいてリブートデータに含められた状態復帰指示に従ってカラオケ装置の状態を復帰させることを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。かかる実施の形態は、本発明の一態様を示すものであり、この発明を限定するものではなく、本発明の範囲内で任意に変更可能である。
【0017】
A:実施形態の構成
図1は、本発明の一実施形態であるカラオケ装置の全体の構成を示すブロック図である。同図において、1はセンタ内に設けられたホストコンピュータ、2はISDN回線または公衆電話回線等の通信回線、3はカラオケ装置である。同図に示すように、上記ホストコンピュータ1には、通信回線2を介して、各カラオケ店舗等に配置された複数のカラオケ装置3、3、……が接続されている。
【0018】
ホストコンピュータ1は、特許請求の範囲における「プログラム配信装置」に相当する装置であり、カラオケ装置3によるカラオケ演奏の際に用いられる楽曲データと、カラオケ装置3において実行されるシステムプログラム(詳細は後述)とを内部の記憶装置に保持している。そして、ホストコンピュータ1は、これらの楽曲データおよびシステムプログラムを通信回線2を介して各カラオケ装置3、3、……に対して配信することが可能である。なお、ホストコンピュータ1による配信動作の詳細は後述する。
【0019】
次に、図2に示すブロック図を参照して、カラオケ装置3の全体構成を説明する。同図に示すように、本実施形態にかかるカラオケ装置3は、CPU31、ROM32、RAM33、操作部34、通信制御部35、HDD(ハードディスク装置)36、表示部37、ディスプレイ装置(CRT)38、音源39、マイク40およびミキサ41により構成されている。
【0020】
CPU31は、このカラオケ装置3の制御中枢であり、バス100を介して接続されたROM32、RAM33、操作部34、通信制御部35、HDD36、表示部37および音源39との間で各種情報の授受を行うことによって、このカラオケ装置全体を制御する。ROM32には、このカラオケ装置を起動するために必要なブートローダや、歌詞を表示するために必要なフォント情報等が記憶されている。また、RAM33は、CPU31によって主記憶として使用されるとともに、カラオケ演奏に用いる楽曲データを記憶するための手段として使用される。
【0021】
操作部34は、カラオケ装置3本体の前面等に設けられており、曲番号を入力するためのテンキーや、カラオケ装置3を操作するためのキーおよび摘み等を備えている。ユーザは、これらのキー等を備えた操作部34を操作することにより、CPU31に対して各種の指示を与えることができる。なお、カラオケ装置3の操作は、この操作部34のみならず、図示しないリモコンによっても可能となっている。
【0022】
通信制御部35は、ホストコンピュータ1から通信回線2を介して配信された楽曲データおよびシステムプログラム等を受信する。また、この通信制御部35は、DMAコントローラを内蔵しており、これにより、受信したデータを、CPU31を介することなく直接HDD36に書き込むことができる。
【0023】
また、HDD36は、ホストコンピュータ1によって配信され、通信制御部35によって受信された楽曲データおよびシステムプログラムを記憶している。
【0024】
ここで、システムプログラムとは、各カラオケ装置3において実行される制御プログラムであり、楽曲データを解釈して楽曲の演奏を制御するシーケンサ、カラオケ装置のデータベースを管理するデータベースマネージャ、および通信インターフェイス等の各種デバイスを制御するデバイスドライバ等の各種ソフトウェアを含んでいる。すなわち、カラオケ装置3は、ホストコンピュータ1によって配信されるシステムプログラムを実行することによってその機能を実現するようになっているのである。そして、HDD36中のシステムプログラム(特許請求の範囲における「第1の制御プログラム」)を新しいシステムプログラム(特許請求の範囲における「第2の制御プログラム」)に更新すること等により、カラオケ装置のバージョンアップを行うことができるようになっている。
【0025】
また、楽曲データは、カラオケ演奏の制御を行うためのデータであり、1曲分の楽曲データは、楽器演奏を制御するための演奏データ、歌詞表示を制御するための歌詞データ等により構成されている。ここで、例えば演奏データは、楽音信号の形成制御等を指示するMIDIイベントデータと、各MIDIイベントデータの読み出しを行う時間間隔を指定するデュレーションデータとにより構成されるシーケンスデータである。楽曲データを構成する他のデータ(歌詞データ等)も同様であり、各々、イベントデータとデュレーションデータとにより構成されている。CPU1は、カラオケ演奏の際に、上述したシステムプログラム中のシーケンサに従って、演奏データや歌詞データ中の各イベントデータを順次読み出し、例えばMIDIイベントデータは音源39へ、歌詞データ中の歌詞表示イベントデータは表示部37へ、という具合に、各イベントデータの種類に対応した宛先に送信する。
【0026】
また、HDD36は、上述した楽曲データおよびシステムプログラムの他に、当該カラオケ装置の状態を表す状態データを記憶している。この状態データは、例えば、カラオケ装置の電源がオンとなっているかまたはオフとなっているか、といった具合に、カラオケ装置の状態を表すデータである。詳細は後述するが、システムプログラム配信時、ホストコンピュータ1は、この状態データをカラオケ装置3から取得することによって、当該時点におけるカラオケ装置の状態を判断することとなる。なお、以下では、状態データが、カラオケ装置の電源の状態を示す場合、すなわち、カラオケ装置の電源がオンとなっているかもしくはオフとなっているかを示す場合を例に説明する。つまり、カラオケ装置の電源が投入されると、状態データとしてカラオケ装置の電源が投入されている旨が書き込まれ、カラオケ装置の電源が切断されると、状態データとしてカラオケ装置の電源が切断されている旨が書き込まれるといった具合である。
【0027】
表示部37は、CPU31によって読み出される歌詞データ中の歌詞表示イベントデータに従って歌詞の画像データを生成し、この画像データをLD再生装置(図示略)から供給される背景映像を表す画像データと合成して、ディスプレイ装置38に表示する手段である。
【0028】
また、音源39は、CPU31によってRAM33から読み出されるMIDIイベントデータに従って楽音信号を生成する手段である。ミキサ41は、この楽音信号とマイク40により得られる歌唱音声信号とをミキシングして出力する手段である。このミキサ41の出力信号は、アンプ(図示略)によって増幅され、スピーカ(図示略)から出力される。以上が本実施形態であるカラオケ装置の構成である。
【0029】
B:実施形態の動作
次に、本実施形態であるカラオケ装置の動作を説明する。
まず、ユーザによってカラオケ装置3の電源が投入されると、CPU31は、ROM32内に格納されたブートローダに従って、HDD36に格納されたシステムプログラムをRAM33に転送する。以後、CPU31は、このRAM33内のシステムプログラムを実行することによりカラオケ装置3全体の制御を行うのである。
【0030】
そして、CPU1は、操作部4またはリモコンによって曲番号およびカラオケ演奏開始の指示が与えられると、上述したシステムプログラム中のシーケンサに従い、その曲番号に対応した楽曲データをHDD36からRAM33にロードする。以後、CPU1は、楽曲データ中のデュレーションデータによって指定されるタイミングで、楽曲データ中のイベントデータの読み出しおよび各部への供給を行う。この結果、音源39によってカラオケ演奏が行われ、表示部37による歌詞の画像データの作成およびディスプレイ装置38への表示が行われる。
【0031】
次に、図3に示すフローチャートを参照して、ホストコンピュータ1からカラオケ装置3に対してシステムプログラムまたはシステムプログラムおよび楽曲データが配信される場合の動作を説明する。
【0032】
まず、センタの係員等がホストコンピュータ1に対して配信開始の指示を与えることによって配信処理が開始される。この指示の際には、配信開始の指示の他、システムプログラムのみの配信であるのか、システムプログラムと楽曲データの配信であるのかが、係員等によってホストコンピュータ1に指示されることとなる。
【0033】
センタの係員等によって配信開始の指示が与えられると、ホストコンピュータ1は、まず、通信回線2を介して接続された各カラオケ装置3、3、……に対して回線接続要求を出す(ステップSA1)。この回線接続要求を受信したカラオケ装置3は、回線接続要求を受信した旨をホストコンピュータ1に送信する(ステップSB1)。
【0034】
次にホストコンピュータ1は、カラオケ装置3の電源の状態を取得するため、各カラオケ装置3に対して、状態データの要求を送信する(ステップSA2)。この要求を受信したカラオケ装置3内のCPU31は、HDD36から状態データを読み出し、通信制御部35に引き渡す。そして、通信制御部35は、受け取った状態データをホストコンピュータ1に対して送信する(ステップSB2)。
【0035】
カラオケ装置3から状態データを受け取ったホストコンピュータ1は、該状態データを参照して、カラオケ装置の電源が投入されているかまたは切断されているかを判断する。次に、ホストコンピュータ1は、カラオケ装置に対して送信すべきリブートデータを作成する。カラオケ装置3は、ホストコンピュータ1から配信されるこのリブートデータに従って、リブートを行うこととなる。
【0036】
ここで、このリブートデータの詳細を説明する。ホストコンピュータ1は、今回配信される情報の内容(すなわち、システムプログラムのみの配信であるか、システムプログラムおよび楽曲データの配信であるか)と、カラオケ装置3の電源の状態(すなわち、カラオケ装置の電源がオンであるかオフであるか)とに従って、以下のa〜dに示す4種類のリブートデータのうちのいずれか1のリブートデータを生成してカラオケ装置3に送信する。
【0037】
a.カラオケ装置の電源がオフであり、かつ、今回の配信においては楽曲データを配信しない場合
この場合、システムプログラムのみの配信であるため、システムプログラムの配信が終了した後、直ちにカラオケ装置のリブートを行う旨の指示(特許請求の範囲における「リブート指示」)がリブートデータに含まれる。また、カラオケ装置の電源がオフであるから、リブート後にカラオケ装置の電源をオフとする旨の指示(特許請求の範囲における「状態復帰指示」)もリブートデータに含まれることとなる。なお、以下の説明においては、この場合のリブートデータをリブートデータaという。
【0038】
b.カラオケ装置の電源がオンであり、かつ、今回の配信においては楽曲データを配信しない場合
この場合にも、上記aと同様に、システムプログラムの配信が終了した後、直ちにカラオケ装置のリブートを行う旨の指示がリブートデータに含まれる。また、カラオケ装置の電源がオンであるから、リブート後にカラオケ装置の電源をオンとすべき旨の指示もリブートデータに含まれることとなる。なお、以下の説明においては、この場合のリブートデータをリブートデータbという。
【0039】
c.カラオケ装置の電源がオフであり、かつ、今回の配信において楽曲データも配信する場合
この場合、システムプログラムの他、楽曲データも配信するから、システムプログラムの配信が終了した後、直ちにカラオケ装置のリブートを行うことはできない。従って、全ての配信が終了した後にカラオケ装置のリブートを行う旨の指示がリブートデータに含まれる。また、カラオケ装置の電源がオフであるから、リブート後にカラオケ装置の電源をオフとする旨の指示もリブートデータに含まれる。なお、以下の説明においては、この場合のリブートデータをリブートデータcという。
【0040】
d.カラオケ装置の電源がオンであり、かつ、今回の配信において楽曲データも配信する場合
この場合にも、上記cと同様に、全ての配信が終了した後にカラオケ装置のリブートを行う旨の指示がリブートデータに含まれる。また、カラオケ装置の電源がオンであるから、リブート後にカラオケ装置の電源をオンとすべき旨の指示がリブートデータに含まれる。なお、以下の説明においては、この場合のリブートデータをリブートデータdという。以上がリブートデータの詳細である。
【0041】
リブートデータの作成が終了すると、ホストコンピュータ1は、システムプログラムをカラオケ装置3に対して配信する(ステップSA4)。このシステムプログラムを受信したカラオケ装置3内の通信制御部35は、内部のDMAコントローラによって、該システムプログラムをCPU31を介することなくHDD内の所定の記憶エリアに書き込む(ステップSB3)。この書込みの際には、配信されたシステムプログラムを、従来のシステムプログラムに上書きしてもよいし、従来のシステムプログラムとは異なる記憶エリアに書き込むこととしてもよい
【0042】
また、ホストコンピュータ1は、システムプログラムを配信後、ステップSA3において作成したリブートデータを、カラオケ装置3に配信する(ステップSA5)。このリブートデータを受信したカラオケ装置3内の通信制御部35は、上述したシステムプログラムと同様に、該リブートデータをHDD36に格納する(ステップSB4)。
【0043】
この後、ホストコンピュータ1は、係員等によって楽曲データも配信する旨の指示が与えられている場合には、当該楽曲データを、順次カラオケ装置3に配信する。そして、楽曲データの配信が終了すると、配信が終了した旨をカラオケ装置に送信し、全ての配信処理を終了する。
【0044】
一方、カラオケ装置3は、HDD36に格納したリブートデータがリブートデータaまたはbであるかそうでないかを判断する(ステップSB5)。この判断の結果、リブートデータaまたはbである場合には、配信される情報はシステムプログラムのみであるから、この後直ちにシステムをリブートする(ステップSB8)。
【0045】
これに対し、リブートデータaまたはbでない場合、すなわちリブートデータcまたはdである場合には、システムプログラムの後に楽曲データも配信されるから、通信制御部35は、ホストコンピュータ1から配信された楽曲データを、順次HDD36に書き込む(ステップSB6)。この後、配信が終了した旨の通知をホストコンピュータ1から受け取ると、カラオケ装置は、システムをリブートする(ステップSB7、SB8)。
【0046】
ここで、上述したカラオケ装置3のリブートについて説明する。
カラオケ装置3のリブートを行う際、CPU1は、ROM32に格納されたブートローダを起動し、配信された新たなシステムプログラムをHDD36からRAM33にロードする。こうしてシステムプログラムのメインルーチンが起動されると、各種の制御パラメータや接続された外部機器に関するパラメータ等が初期化される。このように、リブート後には新たに配信されたシステムプログラムによってカラオケ装置3が動作することとなる。
【0047】
以上示した手順でカラオケ装置がリブートされると、カラオケ装置は、リブート前の電源の状態に戻るように動作する。すなわち、以下の通りである。
【0048】
まず、カラオケ装置3内のCPU31は、ホストコンピュータ1から配信され、HDD36に格納されたリブートデータを参照する。この結果、リブートデータがリブートデータaまたはcである場合には、リブート前、カラオケ装置の電源はオフとなっていたから、CPU31は、カラオケ装置3の電源をオフとするように動作する(ステップSB10)。これに対し、リブートデータがaまたはcではない場合、すなわち、リブートデータbまたはdである場合には、リブート前、カラオケ装置の電源はオンとなっていたから、CPU31は、カラオケ装置3の電源をオンとするように動作する(ステップSB11)。これにより全ての配信動作が終了することとなる。
【0049】
このように、本実施形態にかかるカラオケ装置によれば、従来から用いていたシステムプログラムに代えて、配信された新しいシステムプログラムの実行を開始するためのリブートを、ホストコンピュータがカラオケ装置に指示することができる。従って、新たなシステムプログラム配信後、カラオケ店の店員等がカラオケ装置のリブートを行うためにカラオケ装置の電源を操作する必要がなくなるから作業負担を低減することができる。
【0050】
C:変形例
以上この発明の一実施形態について説明したが、上記実施形態はあくまでも例示であり、上記実施形態に対しては、本発明の趣旨から逸脱しない範囲で様々な変形を加えることができる。変形例としては、例えば以下のようなものが考えられる。
【0051】
<変形例1>
上記実施形態であるカラオケ装置のようにホストコンピュータからの指示によってカラオケ装置がリブートすると不都合が生じる場合がある。このため、カラオケ装置のHDD36中に、ホストコンピュータ1に対してリブート指示を行わないように指示するためのリブート可否データを設ける構成としてもよい。すなわち、カラオケ店の係員またはユーザは、カラオケ装置がリブートされると不都合が生じる場合には、所定の操作を行い、上記リブート可否データにリブートを禁止する旨を書き込む。そして、ホストコンピュータ1は、上述した状態プログラムの取得とともに、このリブート可否データも取得するのである。
【0052】
ホストコンピュータ1は、このリブート可否データに、リブートを禁止する旨が書き込まれている場合には、リブートデータを送信せず、システムプログラムのみを配信する。すなわち、ホストコンピュータ1は、カラオケ装置3に対してリブートの指示を与えないのである。
【0053】
このようにすることにより、カラオケ装置がリブートすると不都合が生じる場合には、ホストコンピュータ1によるリブートの指示を避けることができる。
【0054】
<変形例2>
上記実施形態においては、状態データの内容は、カラオケ装置の電源がオンとなっているかオフとなっているかを示すものとしたが、これに限らず、例えば、カラオケ装置の状態データに、当該カラオケ装置が設置されたカラオケ店の営業時間を書き込む構成としてもよい。
【0055】
ホストコンピュータ1は、上記実施形態と同様に上記状態データを取得すると、現在の時刻が、該状態データに書き込まれた営業時間内であるか否かを判断する。そして、営業時間内であれば、リブート後にカラオケ装置をオンとする旨の指示を、営業時間外であれば、リブート後にカラオケ装置をオフとする旨の指示を、それぞれリブートデータに含ませるのである。このようにしても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
【0056】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、配信された新しい制御プログラムを有効とするためのリブートをプログラム配信装置がカラオケ装置に指示することができる。従って、新たな制御プログラムの配信後にカラオケ店の店員等がカラオケ装置のリブートを行う必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態であるカラオケ装置の全体の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態におけるカラオケ装置の全体の構成を示すブロック図である。
【図3】 同実施形態における配信動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1……ホストコンピュータ(プログラム配信装置)、2……通信回線、3……カラオケ装置、31……CPU(制御手段)、32……ROM、33……RAM(メモリ)、34……操作部、35……通信制御部(受信手段、書込手段)、36……HDD(記憶手段、状態データ記憶手段、リブート可否データ記憶手段)、37……表示部、38……ディスプレイ装置、39……音源、40……マイク、41……ミキサ、100……バス。
Claims (8)
- プログラム配信装置とカラオケ装置とを備えるカラオケシステムであって、
プログラム配信装置は、第1記憶手段と、第1通信手段と、第1制御手段とを備え、
第1記憶手段は、第2制御プログラムと楽曲データとを記憶し、
第1通信手段は、通信回線を介してカラオケ装置に接続され、
第1制御手段は、第2制御プログラムのみを配信するか、第2制御プログラムと楽曲データとを配信するかを判断し、第2制御プログラムのみを配信する場合には第1配信処理を、第2制御プログラムと楽曲データとを配信する場合には第2配信処理を行ない、
第1配信処理は、第2制御プログラムと、第2制御プログラムの配信が完了した直後のリブート処理を指示する第1リブート指示を含むリブートデータとを第1通信手段に配信させる処理であり、
第2配信処理は、第2制御プログラムと、楽曲データの配信が完了した直後のリブート処理を指示する第2リブート指示を含むリブートデータとを第1通信手段に配信させ、かつ、第2制御プログラムの配信後に楽曲データを第1通信手段に配信させる処理であり、
カラオケ装置は、メモリと、第2通信手段と、第2制御手段とを備え、
第2通信手段は、通信回線を介してプログラム配信装置に接続され、
第2制御手段は、第2制御プログラムの受信前にはメモリに記憶された第1制御プログラムに基づいてカラオケ装置を制御する一方、第2通信手段がプログラム配信装置からの配信を受けると、この配信されたリブートデータに第1リブート指示が含まれている場合には第2制御プログラムの受信が完了した直後にリブート処理を、リブートデータに第2リブート指示が含まれている場合には第2制御プログラムとこれに続く楽曲データとの受信が完了した直後にリブート処理を行ない、
リブート処理は、第2制御プログラムを第1制御プログラムに代えてメモリに書き込む処理であり、第2制御手段は、このリブート処理後は第2制御プログラムに従ってカラオケ装置を制御する
カラオケシステム。 - 第1制御手段は、カラオケ装置の現在の状態を示す状態データを第1通信手段によってカラオケ装置から受信し、第1および第2配信処理において、この状態データに基づく状態復帰指示をリブートデータに含め、
第2制御手段は、状態データを第2通信手段によってプログラム配信装置に送信させる一方、リブート処理において、リブートデータに含まれる状態復帰指示に従ってカラオケ装置の状態を復帰させる
請求項1に記載のカラオケシステム。 - 第1制御手段は、リブート処理の許可または禁止を示すリブート可否データを第1通信手段によってカラオケ装置から受信し、このリブートデータがリブート処理の禁止を示す場合には、第1および第2配信処理においてリブートデータを配信しない
請求項1または2に記載のカラオケシステム。 - 記憶手段と、通信手段と、制御手段とを備えるプログラム配信装置であって、
記憶手段は、カラオケ装置にて既に実行されている第1制御プログラムとは異なる第2制御プログラムと、楽曲データとを記憶し、
通信手段は、通信回線を介してカラオケ装置に接続され、
制御手段は、第2制御プログラムのみを配信するか、第2制御プログラムと楽曲データとを配信するかを判断し、第2制御プログラムのみを配信する場合には第1配信処理を、第2制御プログラムと楽曲データとを配信する場合には第2配信処理を行ない、
第1配信処理は、第2制御プログラムと、第2制御プログラムの配信が完了した直後のリブート処理を指示する第1リブート指示を含むリブートデータとを通信手段に配信させる処理であり、
第2配信処理は、第2制御プログラムと、楽曲データの配信が完了した直後のリブート処理を指示する第2リブート指示を含むリブートデータとを通信手段に配信させ、かつ、第2制御プログラムの配信後に楽曲データを通信手段に配信させる処理である
プログラム配信装置。 - 制御手段は、カラオケ装置の現在の状態を示す状態データを通信手段によって当該カラオケ装置から受信し、第1および第2配信処理において、この状態データに基づく状態復帰指示をリブートデータに含める
請求項4に記載のプログラム配信装置。 - 制御手段は、リブート処理の許可または禁止を示すリブート可否データを通信手段によってカラオケ装置から受信し、このリブートデータがリブート処理の禁止を示す場合には、第1および第2配信処理においてリブートデータを配信しない
請求項4または5に記載のプログラム配信装置。 - メモリと、通信手段と、制御手段とを備えるカラオケ装置であって、
通信手段は、第2制御プログラムと、第2制御プログラムが配信された直後のリブート処理を指示する第1リブート指示および第2制御プログラムの配信に続いて楽曲データが配信された直後のリブート処理を指示する第2リブート指示のうちの何れかを含むリブートデータとを配信するプログラム配信装置に通信回線を介して接続され、
制御手段は、第2制御プログラムの受信前にはメモリに記憶された第1制御プログラムに基づいてカラオケ装置を制御する一方、通信手段がプログラム配信装置からの配信を受けると、この配信されたリブートデータに第1リブート指示が含まれている場合には第2制御プログラムの受信が完了した直後にリブート処理を、リブートデータに第2リブート指示が含まれている場合には第2制御プログラムとこれに続く楽曲データとの受信が完了した直後にリブート処理を行ない、
リブート処理は、第2制御プログラムを第1制御プログラムに代えてメモリに書き込む処理であり、制御手段は、このリブート処理後は第2制御プログラムに従ってカラオケ装置を制御する
カラオケ装置。 - 制御手段は、カラオケ装置の現在の状態を示す状態データを通信手段によってプログラム配信装置に送信させる一方、リブート処理において、状態データに基づいてリブートデータに含められた状態復帰指示に従ってカラオケ装置の状態を復帰させる
請求項7に記載のカラオケ装置。
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