JP3648500B2 - 粘性流体の塗布装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、例えば、野球用人工グランドの成形において、地面上の被塗布面に粘性流体である接着材を塗布し、この接着材により、上記被塗布面に人工芝を接着させるような場合に用いられるもので、加圧ポンプで加圧されて吐出された粘性流体を流入させる一方、この粘性流体を被塗布面の複数箇所に分配するよう流動させて吐出し、もって、上記のように粘性流体を塗布可能とさせる分配器を備えた粘性流体の塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上記粘性流体の塗布装置には、従来、特開2002−102773公報で示されたものがある。
【0003】
上記公報のものによれば、粘性流体の塗布装置は、野球用人口グランドの成形において、地面上の被塗布面に粘性流体である接着剤を塗布するために用いられるもので、この粘性流体が塗布される被塗布面の上方に配置され、加圧ポンプで加圧され吐出された粘性流体を流入させる一方、この粘性流体を上記被塗布面の複数箇所に分配可能にさせるよう流動させて吐出する分配器を備えている。
【0004】
また、上記分配器は、上記加圧粘性流体を流入させる流入部と、上記被塗布面の上方近傍で、この被塗布面に沿うよう左右方向に並設されこの被塗布面に向ってそれぞれ粘性流体を吐出可能とする複数の吐出ノズルと、上記流入部から上記各吐出ノズルに向けて粘性流体を流動させるよう上記流入部を上記各吐出ノズルに連通させるチューブ製の粘性流体流動路とを備えている。
【0005】
上記塗布装置により、粘性流体を被塗布面の表面に塗布するときには、上記被塗布面に対し上記分配器を前方、もしくは後方に移動させると共に、上記加圧ポンプによって加圧された粘性流体を上記分配器の流入部に流入させる。すると、上記粘性流体は上記分配器の粘性流体流動路を通ることによって上記各吐出ノズルに向けて分配されると共に、これら各吐出ノズルから上記被塗布面に向って線状に吐出され、もって、上記被塗布面の表面に上記粘性流体が縞模様になるよう塗布される。
【0006】
そして、上記粘性流体により、上記被塗布面に人工芝を接着させ敷設させれば、上記グランドの成形ができることとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の技術では、加圧ポンプから吐出されて分配器の流入部に流入させられた加圧粘性流体が上記各吐出ノズルに向けて分配され吐出されるとき、これら各吐出ノズルから吐出される各粘性流体の単位時間当りの体積量は、互いに不均一になるおそれがある。
【0008】
そして、上記したように、各ノズルから吐出された各粘性流体の量が互いに不均一であると、上記分配器により上記被塗布面の表面に粘性流体を縞模様に塗布したとき、この縞模様を構成する粘性流体の各線状の長さが互いに相違し、これら粘性流体のうち、より長いものはジグザグ状に屈曲するおそれが生じ、よって、上記被塗布面の表面に対する上記人工芝の接着が、上記被塗布面の各部で互いに不均一になりがちとなって、好ましくない。
【0009】
本発明は、上記のような事情に注目してなされたもので、加圧ポンプから吐出されて分配器の流入部に流入させられた加圧粘性流体が各吐出ノズルに向けて分配され吐出されるとき、これら各吐出ノズルから吐出される各粘性流体の単位時間当りの体積量が、互いにより均一になるようにする粘性流体の塗布装置の提供を課題とする。
【0010】
また、上記塗布装置の成形が容易にできるようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の粘性流体の塗布装置は、次の如くである。なお、この項において各用語に付記した符号は、本発明の技術的範囲を後述の「発明の実施の形態」の項の内容に限定解釈するものではない。
【0012】
請求項1の発明は、図1〜3に例示するように、粘性流体2が塗布される被塗布面3の上方に配置され、加圧ポンプ7で加圧され吐出された粘性流体2を流入させる一方、この粘性流体2を上記被塗布面3の複数箇所に分配可能にさせるよう流動させて吐出する分配器9を備え、この分配器9が、上記粘性流体2を流入させる流入部13と、上記被塗布面2の上方近傍で、この被塗布面3に沿うよう並設されこの被塗布面3に向ってそれぞれ粘性流体2を吐出可能とする複数の吐出ノズル14と、上記流入部13から上記各吐出ノズル14に向けて粘性流体2を流動させるよう上記流入部13を上記各吐出ノズル14に連通させる粘性流体流動路15とを備えた粘性流体の塗布装置において、
【0013】
上記粘性流体流動路15が、上記各吐出ノズル14からそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ寸法だけ延出する第1延出路18と、隣り合う一対の第1延出路18,18により構成される互いに独立した複数の第1延出路18,18組毎にそれぞれ設けられてその両第1延出路18,18の延出端部を互いに連通させる第1連通路19と、これら各第1連通路19の長手方向の中央部からそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ寸法だけ延出する第2延出路20と、隣り合う一対の第2延出路20,20により構成される互いに独立した複数の第2延出路20,20組毎にそれぞれ設けられてその両第2延出路20,20の延出端部を互いに連通させる第2連通路21と、以下、上記したと同じように順次成形される第n延出路22と第n連通路23(nは3以上の正の整数)とを備え、単一である第n延出路22の延出端部と上記流入部13とを互いに連通させ
【0014】
記分配器9が、上下方向で互いに重ね合わされる複数の板材26を備え、これら各板材26に、上記流入部13、各吐出ノズル14、各延出路18,20,22、および各連通路19,21,23を成形し、上記板材26を、その厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形したものである。
【0015】
請求項の発明は、図4〜6に例示するように、粘性流体2が塗布される被塗布面3の上方に配置され、加圧ポンプ7で加圧され吐出された粘性流体2を流入させる一方、この粘性流体2を上記被塗布面3の複数箇所に分配可能にさせるよう流動させて吐出する分配器9を備え、この分配器9が、上記粘性流体2を流入させる流入部13と、上記被塗布面2の上方近傍で、この被塗布面3に沿うよう並設されこの被塗布面3に向ってそれぞれ粘性流体2を吐出可能とする複数の吐出ノズル14と、上記流入部13から上記各吐出ノズル14に向けて粘性流体2を流動させるよう上記流入部13を上記各吐出ノズル14に連通させる粘性流体流動路15とを備えた粘性流体の塗布装置において、
【0016】
上記粘性流体流動路15が、上記各吐出ノズル14からそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ寸法だけ延出する延出路31と、この延出路31群に沿って延びこれら各延出路31の延出端部をそれぞれ連通させると共に、その容積が上記各吐出ノズル14と各延出路31の合計容積よりも大きい下流側連通路32と、この下流側連通路32に沿って延びその長手方向の中央部が上記流入部13と連通すると共に、その容積がこの流入部13の容積よりも大きい上流側連通路33と、上記下流側連通路32と上流側連通路33とを互いに連通させ、互いに平行に延びると共に互いに同じ寸法とされる複数の中間部連通路34とを備え、これら各中間部連通路34のうち、上記上流側連通路33の長手方向の端部に近い中間部連通路34ほど、その横断面積を大きくし
【0017】
記分配器9が、上下方向で互いに重ね合わされる複数の板材26を備え、これら各板材26に、上記流入部13、各吐出ノズル14、各延出路31、下流側連通路32、上流側連通路33、および各中間部連通路34を成形し、上記板材26を、その厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面により説明する。
【0019】
(第1の実施の形態)
【0020】
図1〜3は、第1の実施の形態を示している。
【0021】
図において、符号1は粘性流体の塗布装置1であり、説明の便宜上、水平な一方向である矢印Frの方向を前方とし、下記する左右とは上記前方に向っての方向をいうものとする。
【0022】
上記塗布装置1は、水平かつ平坦に延びて粘性流体2が塗布されるべき被塗布面3上を前方、もしくは後方に向って移動自在とされる駆動手段を有する自走式台車4と、この台車4の機台5に支持され上記粘性流体2を貯留する貯留タンク6と、上記台車4の機台5に支持されて上記貯留タンク6の粘性流体2を吸入する一方、加圧して吐出可能とする加圧ポンプ7と、上記台車4の機台5の前端部に締結具8により取り外し可能に支持されて上記被塗布面3の上方に配置され、上記加圧ポンプ7から吐出された加圧粘性流体2を上記被塗布面3の複数箇所に分配可能とさせるよう流動させて吐出する分配器9とを備えている。
【0023】
上記分配器9は、この分配器9の左右方向の中央部の上部に成形され上記加圧粘性流体2を流入させる流入部13と、上記分配器9の下端部に成形され、上記被塗布面3の上方近傍で、この被塗布面3に沿うよう左右の水平方向に等間隔に並設されこの被塗布面3に向ってそれぞれ粘性流体2を塗布可能とする互いに同形同大で複数の吐出ノズル14と、上記分配器9の内部に成形され上記流入部13から上記各吐出ノズル14に向けて粘性流体2を流動させるよう上記流入部13を上記各吐出ノズル14に連通させる粘性流体流動路15とを備えている。
【0024】
上記粘性流体流動路15は、上記各吐出ノズル14からそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ長さ寸法だけ鉛直上方に向って延出する第1延出路18と、隣り合う一対の第1延出路18,18により構成される互いに独立した複数の第1延出路18,18組毎にそれぞれ設けられてその両第1延出路18、18の延出端部を互いに連通させるよう左右に水平に延びる第1連通路19と、これら各第1連通路19の長手方向の中央部からそれぞれ互いに平行にかつ同じ長さ寸法だけ鉛直上方に向って延出する第2延出路20と、隣り合う一対の第2延出路20,20で構成される互いに独立した複数の第2延出路20,20毎にそれぞれ設けられてその両第2延出路20,20の延出端部を互いに連通させる第2連通路21と,以下,上記したのと同じように順次成形される第n延出路22と第n連通路23(nは3以上の正の整数)とを備え、単一である第n延出路22の延出端部と上記流入部13とが互いに連通させられている。
【0025】
上記分配器9は、それぞれ水平方向に延びて上下方向で重ね合わされる複数の板材26を備え、これら隣り合う両板材26,26の間にはガスケットなどのシール材が介設されている。これら各板材26は、それぞれ水平方向の各部の厚さ寸法が一定の平板形状をなし、また、これら板材26は、厚さ寸法を含む外形寸法が互いに同形同大とされている。また、上記のように上下方向に積層された板材26は、上記締結具8によって互いに分解可能に結合されている。
【0026】
上記各板材26に、上記流入部13、各吐出ノズル14、各延出路18,20,22、および各連通路19,21,23が成形され、上記各板材26はそれぞれその厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形されている。
【0027】
上記塗布装置1により、粘性流体2を上記被塗布面3上に塗布する場合には、上記被塗布面3上に沿って上記台車4を一定速度で後方に移動させると共に、上記貯留タンク6内の粘性流体2を上記加圧ポンプ7により加圧して吐出させ、上記分配器9の流入部13に流入させる。すると、上記粘性流体2は、まず、上記流入部13と互いに連通する第n延出路22から第n連通路23に流入させられ、その後、上記第n延出路22、第2連通路21、第2延出路20、第1連通路19、および第1延出路18に順次分配させられながら流動する。そして、上記各吐出ノズル14から上記被塗布面3に向ってそれぞれ線状の粘性流体2が吐出されると共に、これら各粘性流体2は上記被塗布面3上に縞模様になるよう塗布される。
【0028】
上記の場合、第2延出路20と第n延出路22はいずれも上記第1連通路19、第2連通路21、および第n連通路23のそれぞれ長手方向の中央部に配置されているため、上記粘性流体2が上記流入部13から各吐出ノズル14にそれぞれ流動する流動路の長さは互いに、より均一となる。
【0029】
よって、上記加圧ポンプ7から吐出されて分配器9の流入部13に流入させられた加圧粘性流体2が各吐出ノズル14に向けて分配され吐出されるとき、これら各吐出ノズル14から吐出される各粘性流体2の単位時間当りの体積量は互いに、より均一になることから、上記分配器9により上記被塗布面3の表面に粘性流体2を縞模様に塗布したとき、この縞模様を構成する粘性流体2の各線状の長さが互いにより同寸法となり、よって、上記被塗布面3に対する上記粘性流体2の塗布がより均一にできる分、上記被塗布面3への人工芝の接着が、上記被塗布面3の各部で互いにより均一にできて、好ましい。
【0030】
また、上記構成によれば、分配器9が、上下方向で互いに重ね合わされる複数の板材26を備え、これら各板材26に、上記流入部13、各吐出ノズル14、各延出路18,20,22、および各連通路19,21,23を成形し、上記板材26を、その厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形してある。
【0031】
このため、上記塗布装置1の分配器9の成形に際しては、まず、上記各板材26にそれぞれ流入部13や吐出ノズル14等を成形し、次に、これら各板材26を重ね合わせて、上記分配器9を成形するが、上記したように板材26の各部断面が一定形状であるため、その成形が容易にできるのであり、その分、塗布装置1の成形が容易にできることとなる。
【0032】
なお、以上は図示の例によるが塗布装置1を静止側部材に支持させ、上記被塗布面3をコンベアベルトに載置された何らかの部品の上面として、この被塗布面3が上記塗布装置1に対し移動するようにしてもよい。また、上記塗布装置1を食品や薬品の製造分野に適用し、上記粘性流体2をチョコレートなど粘性の大きい液体としてもよい。また、上記各吐出ノズル14は左右方向で不等ピッチに配置してもよい。
【0033】
また、上記第1連通路19同士、第2連通路21同士、第n連通路23同士の少なくともいずれかを互いに連通させるようにしてもよい。また、上記各板材26のうち、隣り合う2枚以上の板材26,26同士を互いに一体成形してもよく、この場合、上記板材26のうち、少なくともいずれか1つだけを、その厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形してもよい。
【0034】
また、本願の「特許請求の範囲」における少なくとも「平行」「同じ寸法」「中央部」の各用語は、厳密に幾何学的な意味に解釈されるべきではなく、「ほぼ平行」「ほぼ同じ寸法」「ほぼ中央部」を含む概念とする。
【0035】
以下の図4〜6は、第2の実施の形態を示している。この実施の形態は、前記第1の実施の形態と構成、作用効果において多くの点で共通している。そこで、これら共通するものについては、図面に共通の符号を付してその重複した説明を省略し、異なる点につき主に説明する。また、これら各実施の形態における各部分の構成を、本発明の課題、作用効果に照らして種々組み合せてもよい。
【0036】
(第2の実施の形態)
【0037】
図4〜6は、第2の実施の形態を示している。
【0038】
これによれば、上記粘性流体流動路15は、上記各吐出ノズル14からそれぞれ平行にかつ互いに同じ長さ寸法だけ鉛直上方に向って延出する延出路31と、この延出路31群に沿って左右に水平に延びこれら各延出路31の延出端部をそれぞれ連通させると共に、その容積が上記各吐出ノズル14と各延出路31の合計容積よりも大きい下流側連通路32と、この下流側連通路32に沿って左右に水平に延びその長手方向の中央部が上記流入部13に連通させられると共に、その容積がこの流入部13の容積よりも大きい上流側連通路33と、上記下流側連通路32と上流側連通路33とを互いに連通させ、互いに平行に延びると共に互いに同じ長さ寸法とされる複数の中間部連通路34とを備えている。
【0039】
上記各中間部連通路34は、その各孔芯がそれぞれ鉛直方向に延びると共に、左右に等間隔に配置されている。また、上記各中間部連通路34のうち、上記上流側連通路33の長手方向の端部に近い中間部連通路34ほど、その横断面積が漸次大きくされている。
【0040】
また、上記分配器9は、上下方向で互いに重ね合わされる複数の板材26を備え、これら各板材26に、上記流入部13、各吐出ノズル14、各延出路31、下流側連通路32、上流側連通路33、および各中間部連通路34が成形され、上記板材26は、その厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形されている。
【0041】
上記塗布装置1により、粘性流体2を上記被塗布面3上に塗布する場合には、上記被塗布面3上に沿って上記台車4を一定速度で後方に移動させると共に、上記貯留タンク6内の粘性流体2を上記加圧ポンプ7により加圧して吐出させ、上記分配器9の流入部13に流入させる。すると、上記粘性流体2は、まず、上記流入部13から上記上流側連通路33に流入させられる。ここで、上記したようにこの上流側連通路33の容積は、上記流入部13のそれよりも大きいため、上記上流側連通路33に流入させられた粘性流体2は、上記上流側連通路33内を小さい圧力損失によりこの上流側連通路33の各部に向ってそれぞれ偏流することなく分配される。
【0042】
このため、上記上流側連通路33に流入させられた粘性流体2が、その後、上記各中間部連通路34を流動して上記下流側連通路32に流入させられるとき、上記粘性流体2は上記各中間部連通路34のそれぞれを互いにより均等に流動して下流側連通路32に流入させられる。
【0043】
また、上記したように、下流側連通路32の容積は、上記各吐出ノズル14と各延出路31の合計容積よりも大きいため、これら各吐出ノズル14と延出路31とを粘性流体2が流動するときの背圧で、上記下流側連通路32内の粘性流体2はこの下流側連通路32内の各部に充満させられ、その分、上記各吐出ノズル14から吐出される各粘性流体2の単位時間当りの体積量は、互いにより均一となる。
【0044】
更に、上記流入部13から上流側連通路33に流入した粘性流体2は、この上流側連通路33の中央部に向けて流動することに比べ端部に向けては流動し難いが、上記したように、各中間部連通路34のうち、上記上流側連通路33の長手方向の端部に近い中間部連通路34ほど、その横断面積を大きくしたため、上記上流側連通路33から下流側連通路32に上記中間部連通路34を通って粘性流体2が流入するとき、この粘性流体2は上記下流側連通路32の長手方向の各部に対し互いにより均等に流入し、その分、上記下流側連通路32から上記各吐出ノズル14を通り吐出される各粘性流体2の単位時間当りの体積量は、互いに更に均一となる。
【0045】
【発明の効果】
本発明による効果は、次の如くである。
【0046】
請求項1の発明は、粘性流体が塗布される被塗布面の上方に配置され、加圧ポンプで加圧され吐出された粘性流体を流入させる一方、この粘性流体を上記被塗布面の複数箇所に分配可能にさせるよう流動させて吐出する分配器を備え、この分配器が、上記粘性流体を流入させる流入部と、上記被塗布面の上方近傍で、この被塗布面に沿うよう並設されこの被塗布面に向ってそれぞれ粘性流体を吐出可能とする複数の吐出ノズルと、上記流入部から上記各吐出ノズルに向けて粘性流体を流動させるよう上記流入部を上記各吐出ノズルに連通させる粘性流体流動路とを備えた粘性流体の塗布装置において、
【0047】
上記粘性流体流動路が、上記各吐出ノズルからそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ寸法だけ延出する第1延出路と、隣り合う一対の第1延出路により構成される互いに独立した複数の第1延出路組毎にそれぞれ設けられてその両第1延出路の延出端部を互いに連通させる第1連通路と、これら各第1連通路の長手方向の中央部からそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ寸法だけ延出する第2延出路と、隣り合う一対の第2延出路により構成される互いに独立した複数の第2延出路組毎にそれぞれ設けられてその両第2延出路の延出端部を互いに連通させる第2連通路と、以下、上記したと同じように順次成形される第n延出路と第n連通路(nは3以上の正の整数)とを備え、単一である第n延出路の延出端部と上記流入部とを互いに連通させてある。
【0048】
このため、上記塗布装置により、粘性流体を上記被塗布面上に塗布する場合には、粘性流体を上記加圧ポンプにより加圧して吐出させ、上記分配器の流入部に流入させる。すると、上記粘性流体は、まず、上記流入部と互いに連通する第n延出路から第n連通路に流入させられ、その後、上記第n延出路、第2連通路、第2延出路、第1連通路、および第1延出路に順次分配させられながら流動する。そして、上記各吐出ノズルから上記被塗布面に向ってそれぞれ線状の粘性流体が吐出されると共に、これら各粘性流体は上記被塗布面上に塗布される。
【0049】
上記の場合、第2延出路と第n延出路はいずれも上記第1連通路、第2連通路、および第n連通路のそれぞれ長手方向の中央部に配置されているため、上記粘性流体が上記流入部から各吐出ノズルにそれぞれ流動する流動路の長さは互いに、より均一となる。
【0050】
よって、上記加圧ポンプから吐出されて分配器の流入部に流入させられた加圧粘性流体が各吐出ノズルに向けて分配され吐出されるとき、これら各吐出ノズルから吐出される各粘性流体の単位時間当りの体積量は互いに、より均一になることから、上記分配器により上記被塗布面の表面に粘性流体を仮に縞模様に塗布したとき、この縞模様を構成する粘性流体の各線状の長さが互いにより同寸法となって、上記被塗布面に対する上記粘性流体の塗布をより均一にできて、好ましい。
【0051】
また、上記分配器が、上下方向で互いに重ね合わされる複数の板材を備え、これら各板材に、上記流入部、各吐出ノズル、各延出路、および各連通路を成形し、上記板材を、その厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形してある。
【0052】
このため、上記塗布装置の分配器の成形に際しては、まず、上記各板材にそれぞれ流入部や吐出ノズル等を成形し、次に、これら各板材を重ね合わせて、上記分配器を成形するが、上記したように板材の各部断面が一定形状であるため、その成形が容易にできるのであり、その分、塗布装置の成形が容易にできることとなる。
【0053】
請求項の発明は、粘性流体が塗布される被塗布面の上方に配置され、加圧ポンプで加圧され吐出された粘性流体を流入させる一方、この粘性流体を上記被塗布面の複数箇所に分配可能にさせるよう流動させて吐出する分配器を備え、この分配器が、上記粘性流体を流入させる流入部と、上記被塗布面の上方近傍で、この被塗布面に沿うよう並設されこの被塗布面に向ってそれぞれ粘性流体を吐出可能とする複数の吐出ノズルと、上記流入部から上記各吐出ノズルに向けて粘性流体を流動させるよう上記流入部を上記各吐出ノズルに連通させる粘性流体流動路とを備えた粘性流体の塗布装置において、
【0054】
上記粘性流体流動路が、上記各吐出ノズルからそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ寸法だけ延出する延出路と、この延出路群に沿って延びこれら各延出路の延出端部をそれぞれ連通させると共に、その容積が上記各吐出ノズルと各延出路の合計容積よりも大きい下流側連通路と、この下流側連通路に沿って延びその長手方向の中央部が上記流入部と連通すると共に、その容積がこの流入部の容積よりも大きい上流側連通路と、上記下流側連通路と上流側連通路とを互いに連通させ、互いに平行に延びると共に互いに同じ寸法とされる複数の中間部連通路とを備え、これら各中間部連通路のうち、上記上流側連通路の長手方向の端部に近い中間部連通路ほど、その横断面積を大きくしてある。
【0055】
このため、上記塗布装置により、粘性流体を上記被塗布面上に塗布する場合には、上記被塗布面上に沿って上記台車を一定速度で後方に移動させると共に、上記貯留タンク内の粘性流体を上記加圧ポンプにより加圧して吐出させ、上記分配器の流入部に流入させる。すると、上記粘性流体は、まず、上記流入部から上記上流側連通路に流入させられる。ここで、上記したようにこの上流側連通路の容積は、上記流入部のそれよりも大きいため、上記上流側連通路に流入させられた粘性流体は、上記上流側連通路内を小さい圧力損失によりこの上流側連通路の各部に向ってそれぞれ偏流することなく分配される。
【0056】
このため、上記上流側連通路に流入させられた粘性流体が、その後、上記各中間部連通路を流動して上記下流側連通路に流入させられるとき、上記粘性流体は上記各中間部連通路のそれぞれを互いにより均等に流動して下流側連通路に流入させられる。
【0057】
また、上記したように、下流側連通路の容積は、上記各吐出ノズルと各延出路の合計容積よりも大きいため、これら各吐出ノズルと延出路とを粘性流体が流動するときの背圧で、上記下流側連通路内の粘性流体はこの下流側連通路内の各部に充満させられ、その分、上記各吐出ノズルから吐出される各粘性流体の単位時間当りの体積量は、互いにより均一となる。
【0058】
更に、上記流入部から上流側連通路に流入した粘性流体は、この上流側連通路の中央部に向けて流動することに比べ端部に向けては流動し難いが、上記したように、各中間部連通路のうち、上記上流側連通路の長手方向の端部に近い中間部連通路ほど、その横断面積を大きくしたため、上記上流側連通路から下流側連通路に上記中間部連通路を通って粘性流体が流入するとき、この粘性流体は上記下流側連通路の長手方向の各部に対し互いにより均等に流入し、その分、上記下流側連通路から上記各吐出ノズルを通り吐出される各粘性流体の単位時間当りの体積量は、互いに更に均一となる。
【0059】
また、上記分配器が、上下方向で互いに重ね合わされる複数の板材を備え、これら各板材に、上記流入部、各吐出ノズル、各延出路、下流側連通路、上流側連通路、および各中間部連通路を成形し、上記板材を、その厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形してある。
【0060】
この発明は、前記[0052]にて説明の請求項の発明と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態で、塗布装置の分配器の背面視断面図である。
【図2】 第1の実施の形態で、塗布装置の分配器の側面視断面図である。
【図3】 第1の実施の形態で、分配器の展開斜視図である。
【図4】 第2の実施の形態で、図1に相当する図である。
【図5】 第2の実施の形態で、図2に相当する図である。
【図6】 第2の実施の形態で、図3に相当する図である。
【符号の説明】
1 塗布装置
2 粘性流体
3 被塗布面
4 台車
7 加圧ポンプ
9 分配器
13 流入部
14 吐出ノズル
15 粘性流体流動路
18 第1延出路
19 第1連通路
20 第2延出路
21 第2連通路
22 第n延出路
23 第n連通路
26 板材
31 延出路
32 下流側連通路
33 上流側連通路
34 中間部連通路

Claims (2)

  1. 粘性流体が塗布される被塗布面の上方に配置され、加圧ポンプで加圧され吐出された粘性流体を流入させる一方、この粘性流体を上記被塗布面の複数箇所に分配可能にさせるよう流動させて吐出する分配器を備え、この分配器が、上記粘性流体を流入させる流入部と、上記被塗布面の上方近傍で、この被塗布面に沿うよう並設されこの被塗布面に向ってそれぞれ粘性流体を吐出可能とする複数の吐出ノズルと、上記流入部から上記各吐出ノズルに向けて粘性流体を流動させるよう上記流入部を上記各吐出ノズルに連通させる粘性流体流動路とを備えた粘性流体の塗布装置において、
    上記粘性流体流動路が、上記各吐出ノズルからそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ寸法だけ延出する第1延出路と、隣り合う一対の第1延出路により構成される互いに独立した複数の第1延出路組毎にそれぞれ設けられてその両第1延出路の延出端部を互いに連通させる第1連通路と、これら各第1連通路の長手方向の中央部からそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ寸法だけ延出する第2延出路と、隣り合う一対の第2延出路により構成される互いに独立した複数の第2延出路組毎にそれぞれ設けられてその両第2延出路の延出端部を互いに連通させる第2連通路と、以下、上記したと同じように順次成形される第n延出路と第n連通路(nは3以上の正の整数)とを備え、単一である第n延出路の延出端部と上記流入部とを互いに連通させ
    記分配器が、上下方向で互いに重ね合わされる複数の板材を備え、これら各板材に、上記流入部、各吐出ノズル、各延出路、および各連通路を成形し、上記板材を、その厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形した粘性流体の塗布装置。
  2. 粘性流体が塗布される被塗布面の上方に配置され、加圧ポンプで加圧され吐出された粘性流体を流入させる一方、この粘性流体を上記被塗布面の複数箇所に分配可能にさせるよう流動させて吐出する分配器を備え、この分配器が、上記粘性流体を流入させる流入部と、上記被塗布面の上方近傍で、この被塗布面に沿うよう並設されこの被塗布面に向ってそれぞれ粘性流体を吐出可能とする複数の吐出ノズルと、上記流入部から上記各吐出ノズルに向けて粘性流体を流動させるよう上記流入部を上記各吐出ノズルに連通させる粘性流体流動路とを備えた粘性流体の塗布装置において、
    上記粘性流体流動路が、上記各吐出ノズルからそれぞれ互いに平行にかつ互いに同じ寸法だけ延出する延出路と、この延出路群に沿って延びこれら各延出路の延出端部をそれぞれ連通させると共に、その容積が上記各吐出ノズルと各延出路の合計容積よりも大きい下流側連通路と、この下流側連通路に沿って延びその長手方向の中央部が上記流入部と連通すると共に、その容積がこの流入部の容積よりも大きい上流側連通路と、上記下流側連通路と上流側連通路とを互いに連通させ、互いに平行に延びると共に互いに同じ寸法とされる複数の中間部連通路とを備え、これら各中間部連通路のうち、上記上流側連通路の長手方向の端部に近い中間部連通路ほど、その横断面積を大きくし
    記分配器が、上下方向で互いに重ね合わされる複数の板材を備え、これら各板材に、上記流入部、各吐出ノズル、各延出路、下流側連通路、上流側連通路、および各中間部連通路を成形し、上記板材を、その厚さ方向の各部断面が一定形状となるよう成形した粘性流体の塗布装置。
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