JP3648457B2 - マイクロホンホルダおよびステレオ用マイクロホン支持具 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロホンをコードを介して天井などから吊り下げる場合に使用されるコード吊り下げ式マイクロホンホルダと、2本のマイクロホンをマイクスタンドにセットする際に用いられるステレオ用マイクロホン支持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、音楽ホールや劇場などで音を収録する形態の一つとして、マイクロホンをそのコードを介して天井などから吊り下げて使用する場合がある。その場合、指向性の強いマイクロホンにおいては、その収音箇所に向けてマイクロホンを角度付けする必要がある。これに用いられるのがコード吊り下げ式マイクロホンホルダであり、図8により、その従来例について説明する。
【0003】
この例において、吊り下げられるのはいわゆるガンタイプのマイクロホンMであり、このマイクロホンMに空中で所定の角度を持たせるため、従来では塩ビなどの樹脂がコーティングされた針金をコイル状(螺旋階段状)に巻いたマイクロホンホルダ1が用いられている。
【0004】
このマイクロホンホルダ1は、マイクロホンMの後端側が差し込まれるマイク保持部2と、マイクロホンMのコードCが挿通されるコード挿通部3とを含み、それらの間が非コイル状の折り曲げ部4となっている。これによれば、折り曲げ部4の針金を折り曲げることにより、マイクロホンMを所望とする方向に向けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第1に言えることは、針金に対する樹脂コーティング(例えば、塩ビコーティング)およびその螺旋状加工に要する費用が高く、コスト的に好ましくない。
【0006】
第2には、マイクロホンMのコードCをコード挿通部3に挿通するには、そのコードCをコード挿通部3の螺旋間から入れなければならないので、手間がかかりその取り扱いが難しい。
【0007】
また、この種の小型部品は、多くの場合ポリ袋(ポリエチレン製の袋)内に梱包されるが、その表面が樹脂コーティングされているため、その樹脂コーティングがしばしばポリ袋に付着し梱包作業が行ないづらい、などの課題があった。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その第1の目的は、構成が簡単かつ安価で、しかも取り扱いの容易なマイクロホンホルダを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、ステレオで音を収録する場合、上記マイクロホンホルダの一対をマイクスタンドに対して簡単にセットできるようにしたステレオ用マイクロホン支持具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は第1の発明と第2の発明とを含み、上記第1の目的を達成するため、第1の発明は、コード付きマイクロホンを所定の方向に向けて保持するマイクロホンホルダおいて、所定の角度で交差するようにほぼV字状に一体成形された第1および第2の2つのアーム部を含み、上記第1アーム部は、上記マイクロホンを上下方向の所定角度位置に保持するマイク装着部を有し、上記第2アーム部には、上記マイクロホンのコードがS字状をなすように互いに反対側の面から挿通され、そのコードの一部分を摩擦係合により引き抜き不能に保持する少なくとも一対のコード挿通孔が形成されていることを特徴としている。
【0010】
この場合、上記マイク装着部は、上記第1アーム部に対して回転可能かつ着脱自在な回転軸を有する基部と、上記マイクロホンを上記回転軸と直交する方向に着脱自在に係止するマイク係止部とを備えた構成であることが好ましく、これによれば、上記第1アーム部と上記第2アーム部の角度が固定であっても、マイクロホンの角度を任意に設定することができる。
【0011】
また、上記各コード挿通孔は、上記第2アーム部の長さ方向に長軸を有するスリット孔からなり、その各々には上記コードを上記長軸と直交する方向から導入する開口部が設けられている構成であることが好ましく、これによれば、コードを容易に上記コード挿通孔内に入れることができる。
【0012】
上記第2の目的を達成するため、第2の発明は、上記第1の発明に係るマイクロホンホルダを左右一対として支持するステレオ用マイクロホン支持具であって、マイクスタンドに取り付けられる支持基板を備え、その右辺および左辺には、上記各マイクロホンホルダを所定の開き角に保持するホルダ係止部がそれぞれ設けられていることを特徴としている。
【0013】
第2の発明において、マイクロホンのステレオ角度を選択可能とするため、上記支持基板の右辺もしくは左辺の少なくとも一方の辺側には、他方の辺側の上記ホルダ係止部との間で異なる開き角を有する複数の上記ホルダ係止部が設けられていることが好ましい。
【0014】
また、マイクロホンのステレオ角度を選ぶ際の参考として、上記一方の辺側の上記ホルダ係止部と上記他方の辺側の上記ホルダ係止部の組み合わせ角度を表示しておくことが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
まず、図1ないし図5を参照して、本発明のマイクロホンホルダの実施形態について説明する。
【0016】
図1の正面図および図2の側面図に示されているように、このマイクロホンホルダ10は、所定の角度で交差するようにほぼV字(もしくは「く」の字)状に一体成形された板材からなり、その一端側が第1アーム部11で、他端側が第2アーム部12である。
【0017】
第1アーム部11の先端には、図3に示されているように、側面視でほぼC字状の弾性変形可能な軸受け部111が形成されており、この軸受け部111にマイク装着部13が回転可能かつ着脱自在に取り付けられている。軸受け部111の軸線は第1アーム部11の延在方向と直交している。
【0018】
マイク装着部13は、図4に示されているように、軸受け部111に嵌合保持される回転軸131を有する基部132を含み、この基部132の一端側には、一対の弾性変形可能な係止片133,133からなるマイク係止部134が連設されている。基部132の他端側には、抜け止め用のフランジ135が形成されており、回転軸131は、その軸線と直交する方向から軸受け部111内に強制嵌合される。
【0019】
この実施形態において、第2アーム部12には2つのコード挿通孔121,122が形成されている。各コード挿通孔121,122は、第2アーム部12の長さ方向に長軸を有するスリット孔からなり、その各々にはマイクロホンのコードを長軸と直交する方向から導入する開口部123,123が設けられている。このコード挿通孔は3つ以上設けられてもよい。
【0020】
なお、第1アーム部11と第2アーム部12が交差する角部には、後述するステレオ用マイクロホン支持具(図6参照)に対する嵌合溝141と嵌合孔142が形成されている。
【0021】
使用例について説明すると、図5に示されているように、マイクロホン(この例ではガンタイプのマイクロホン)Mを天井などに吊り下げるにあたっては、マイクロホンMをマイク係止部134内に差し込むか、もしくはマイク係止部134の開口から強制的に嵌合する。
【0022】
これにより、マイクロホンMが回転軸131の軸線を中心として回転可能に保持されるとともに、回転軸131と軸受け部111との間に発生する摩擦力により所定の回転位置に保持される。
【0023】
また、マイクロホンMから引き出されているコードCをコード挿通孔121,122にS字状に挿通する。すなわち、コード挿通孔121に対してはコードCを第2アーム部12の一方の側面側から他方の側面側に向けて通し、コード挿通孔122に対してはコードCを第2アーム部12の他方の側面側から一方の側面側向けて通す。
【0024】
これにより、コードCがS字状に屈曲するため、コード挿通孔121,122により引き抜き不能に保持される。この場合、各コード挿通孔121,122に対するコードCの挿通は、それらの開口部123,123からに簡単に行なうことができる。
【0025】
次に、図6および図7により、本発明のステレオ用マイクロホン支持具の実施形態について説明する。なお、図6はステレオ用マイクロホン支持具20の平面図、図7は同支持具20をマイクスタンドに取り付けた状態の斜視図で、この実施形態において、マイクスタンドには三脚30が用いられている
【0026】
このステレオ用マイクロホン支持具20は、三脚30の雲台31に取り付けられる支持基板21を備えている。支持基板21は全体がゆるやかな曲率で円弧状(扇状)に形成されており、その中央部分には雲台31の雄ねじ311と螺合する雌ねじ211が設けられている。
【0027】
支持基板21の右辺21Rと左辺21Lには、上記マイクロホンホルダ10を所定の開き角に保持するホルダ係止部22がそれぞれ設けられている。この実施形態において、右辺21Rおよび左辺21Lには、ともに2つのホルダ係止部が設けられており、右辺21R側のホルダ係止部を22a,22bとし、左辺21L側のホルダ係止部を22c,22dとする。
【0028】
各ホルダ係止部22は同一形状で、上記マイクロホンホルダ10の角部を挟持する左右一対の係止爪221を備えており、その各係止爪221の先端には、互いに内側に向けて突出する突起222が形成されている。
【0029】
すなわち、マイクロホンホルダ10の角部を係止爪221,221間に強制的に押し込むことにより、マイクロホンホルダ10側の嵌合溝141が支持基板21の端部に嵌合し、また、マイクロホンホルダ10側の嵌合孔142が各係止爪221の突起222,222にて捕捉される。
【0030】
このようにして、マイクロホンホルダ10がステレオ用マイクロホン支持具20に取り付けられるのであるが、この実施形態によれば、マイクロホンホルダ10の取り付け位置を変えることにより、2本のマイクロホンMの開き角を4通りに選択することができる。
【0031】
すなわち、右辺側のホルダ係止部22bと左辺側のホルダ係止部22dとの間の開き角は90゜、右辺側のホルダ係止部22bと左辺側のホルダ係止部22cとの間の開き角は100゜、右辺側のホルダ係止部22aと左辺側のホルダ係止部22dとの間の開き角は110゜、右辺側のホルダ係止部22aと左辺側のホルダ係止部22cとの間の開き角は120゜に設定されている。
【0032】
このように、右辺側のホルダ係止部と左辺側のホルダ係止部との組み合わせにより、2本のマイクロホンMの開き角を90゜,100゜,110゜,120゜の中から任意に選択することができる。
【0033】
また、この開き角の組み合わせを分かりやすくするため、支持基板21の表面には、各ホルダ係止部の組み合わせ関係を示す指示線と開き角の数値とを含む表示23がなされている。
【0034】
上記実施形態では、支持基板21の両辺にそれぞれホルダ係止部を2つ設けているが、一方の辺側には一つ、他方の辺側には複数のホルダ係止部を設けるように変形することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の発明によれば、コード吊り下げ式のマイクロホンホルダにおいて、ほぼV字状に一体成形された第1および第2の2つのアーム部のうち、第1アーム部側にはマイクロホンを上下方向の所定角度位置に保持するマイク装着部を設け、第2アーム部側にはマイクロホンのコードがS字状に挿通され、そのコードの一部分を摩擦係合により引き抜き不能に保持する少なくとも一対のコード挿通孔を形成したことにより、構成が簡単かつ安価で、しかも取り扱いの容易なマイクロホンホルダが提供される。
【0036】
また、第2の発明によれば、マイクスタンドに取り付けられる支持基板の右辺および左辺の両辺に、マイクロホンホルダを所定の開き角に保持するホルダ係止部をそれぞれ設けたことにより、ステレオで音を収録する場合、マイクロホンホルダの一対をマイクスタンドに対して簡単にセットすることができるステレオ用マイクロホン支持具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロホンホルダの実施形態を示した正面図。
【図2】上記マイクロホンホルダの実施形態を示した側面図。
【図3】上記マイクロホンホルダの軸受け部を示した側面図。
【図4】上記マイクロホンホルダのマイク装着部を示した側面図。
【図5】上記マイクロホンホルダの使用状態を示した斜視図。
【図6】本発明によるステレオ用マイクロホン支持具の実施形態を示した正面図。
【図7】上記ステレオ用マイクロホン支持具の使用状態を示した斜視図。
【図8】従来のマイクロホンホルダを示した斜視図。
【符号の説明】
10 マイクロホンホルダ
11 第1アーム部
111 軸受け部
12 第2アーム部
121,122 コード挿通孔
123 開口部
13 マイク装着部
131 回転軸
132 基部
133 係止片
134 マイク係止部
135 フランジ
20 ステレオ用マイクロホン支持具
21 支持基板
22(22a〜22d) ホルダ係止部
M マイクロホン
C コード
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロホンをコードを介して天井などから吊り下げる場合に使用されるコード吊り下げ式マイクロホンホルダと、2本のマイクロホンをマイクスタンドにセットする際に用いられるステレオ用マイクロホン支持具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、音楽ホールや劇場などで音を収録する形態の一つとして、マイクロホンをそのコードを介して天井などから吊り下げて使用する場合がある。その場合、指向性の強いマイクロホンにおいては、その収音箇所に向けてマイクロホンを角度付けする必要がある。これに用いられるのがコード吊り下げ式マイクロホンホルダであり、図8により、その従来例について説明する。
【0003】
この例において、吊り下げられるのはいわゆるガンタイプのマイクロホンMであり、このマイクロホンMに空中で所定の角度を持たせるため、従来では塩ビなどの樹脂がコーティングされた針金をコイル状(螺旋階段状)に巻いたマイクロホンホルダ1が用いられている。
【0004】
このマイクロホンホルダ1は、マイクロホンMの後端側が差し込まれるマイク保持部2と、マイクロホンMのコードCが挿通されるコード挿通部3とを含み、それらの間が非コイル状の折り曲げ部4となっている。これによれば、折り曲げ部4の針金を折り曲げることにより、マイクロホンMを所望とする方向に向けることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第1に言えることは、針金に対する樹脂コーティング(例えば、塩ビコーティング)およびその螺旋状加工に要する費用が高く、コスト的に好ましくない。
【0006】
第2には、マイクロホンMのコードCをコード挿通部3に挿通するには、そのコードCをコード挿通部3の螺旋間から入れなければならないので、手間がかかりその取り扱いが難しい。
【0007】
また、この種の小型部品は、多くの場合ポリ袋(ポリエチレン製の袋)内に梱包されるが、その表面が樹脂コーティングされているため、その樹脂コーティングがしばしばポリ袋に付着し梱包作業が行ないづらい、などの課題があった。
【0008】
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その第1の目的は、構成が簡単かつ安価で、しかも取り扱いの容易なマイクロホンホルダを提供することにある。
また、本発明の第2の目的は、ステレオで音を収録する場合、上記マイクロホンホルダの一対をマイクスタンドに対して簡単にセットできるようにしたステレオ用マイクロホン支持具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は第1の発明と第2の発明とを含み、上記第1の目的を達成するため、第1の発明は、コード付きマイクロホンを所定の方向に向けて保持するマイクロホンホルダおいて、所定の角度で交差するようにほぼV字状に一体成形された第1および第2の2つのアーム部を含み、上記第1アーム部は、上記マイクロホンを上下方向の所定角度位置に保持するマイク装着部を有し、上記第2アーム部には、上記マイクロホンのコードがS字状をなすように互いに反対側の面から挿通され、そのコードの一部分を摩擦係合により引き抜き不能に保持する少なくとも一対のコード挿通孔が形成されていることを特徴としている。
【0010】
この場合、上記マイク装着部は、上記第1アーム部に対して回転可能かつ着脱自在な回転軸を有する基部と、上記マイクロホンを上記回転軸と直交する方向に着脱自在に係止するマイク係止部とを備えた構成であることが好ましく、これによれば、上記第1アーム部と上記第2アーム部の角度が固定であっても、マイクロホンの角度を任意に設定することができる。
【0011】
また、上記各コード挿通孔は、上記第2アーム部の長さ方向に長軸を有するスリット孔からなり、その各々には上記コードを上記長軸と直交する方向から導入する開口部が設けられている構成であることが好ましく、これによれば、コードを容易に上記コード挿通孔内に入れることができる。
【0012】
上記第2の目的を達成するため、第2の発明は、上記第1の発明に係るマイクロホンホルダを左右一対として支持するステレオ用マイクロホン支持具であって、マイクスタンドに取り付けられる支持基板を備え、その右辺および左辺には、上記各マイクロホンホルダを所定の開き角に保持するホルダ係止部がそれぞれ設けられていることを特徴としている。
【0013】
第2の発明において、マイクロホンのステレオ角度を選択可能とするため、上記支持基板の右辺もしくは左辺の少なくとも一方の辺側には、他方の辺側の上記ホルダ係止部との間で異なる開き角を有する複数の上記ホルダ係止部が設けられていることが好ましい。
【0014】
また、マイクロホンのステレオ角度を選ぶ際の参考として、上記一方の辺側の上記ホルダ係止部と上記他方の辺側の上記ホルダ係止部の組み合わせ角度を表示しておくことが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
まず、図1ないし図5を参照して、本発明のマイクロホンホルダの実施形態について説明する。
【0016】
図1の正面図および図2の側面図に示されているように、このマイクロホンホルダ10は、所定の角度で交差するようにほぼV字(もしくは「く」の字)状に一体成形された板材からなり、その一端側が第1アーム部11で、他端側が第2アーム部12である。
【0017】
第1アーム部11の先端には、図3に示されているように、側面視でほぼC字状の弾性変形可能な軸受け部111が形成されており、この軸受け部111にマイク装着部13が回転可能かつ着脱自在に取り付けられている。軸受け部111の軸線は第1アーム部11の延在方向と直交している。
【0018】
マイク装着部13は、図4に示されているように、軸受け部111に嵌合保持される回転軸131を有する基部132を含み、この基部132の一端側には、一対の弾性変形可能な係止片133,133からなるマイク係止部134が連設されている。基部132の他端側には、抜け止め用のフランジ135が形成されており、回転軸131は、その軸線と直交する方向から軸受け部111内に強制嵌合される。
【0019】
この実施形態において、第2アーム部12には2つのコード挿通孔121,122が形成されている。各コード挿通孔121,122は、第2アーム部12の長さ方向に長軸を有するスリット孔からなり、その各々にはマイクロホンのコードを長軸と直交する方向から導入する開口部123,123が設けられている。このコード挿通孔は3つ以上設けられてもよい。
【0020】
なお、第1アーム部11と第2アーム部12が交差する角部には、後述するステレオ用マイクロホン支持具(図6参照)に対する嵌合溝141と嵌合孔142が形成されている。
【0021】
使用例について説明すると、図5に示されているように、マイクロホン(この例ではガンタイプのマイクロホン)Mを天井などに吊り下げるにあたっては、マイクロホンMをマイク係止部134内に差し込むか、もしくはマイク係止部134の開口から強制的に嵌合する。
【0022】
これにより、マイクロホンMが回転軸131の軸線を中心として回転可能に保持されるとともに、回転軸131と軸受け部111との間に発生する摩擦力により所定の回転位置に保持される。
【0023】
また、マイクロホンMから引き出されているコードCをコード挿通孔121,122にS字状に挿通する。すなわち、コード挿通孔121に対してはコードCを第2アーム部12の一方の側面側から他方の側面側に向けて通し、コード挿通孔122に対してはコードCを第2アーム部12の他方の側面側から一方の側面側向けて通す。
【0024】
これにより、コードCがS字状に屈曲するため、コード挿通孔121,122により引き抜き不能に保持される。この場合、各コード挿通孔121,122に対するコードCの挿通は、それらの開口部123,123からに簡単に行なうことができる。
【0025】
次に、図6および図7により、本発明のステレオ用マイクロホン支持具の実施形態について説明する。なお、図6はステレオ用マイクロホン支持具20の平面図、図7は同支持具20をマイクスタンドに取り付けた状態の斜視図で、この実施形態において、マイクスタンドには三脚30が用いられている
【0026】
このステレオ用マイクロホン支持具20は、三脚30の雲台31に取り付けられる支持基板21を備えている。支持基板21は全体がゆるやかな曲率で円弧状(扇状)に形成されており、その中央部分には雲台31の雄ねじ311と螺合する雌ねじ211が設けられている。
【0027】
支持基板21の右辺21Rと左辺21Lには、上記マイクロホンホルダ10を所定の開き角に保持するホルダ係止部22がそれぞれ設けられている。この実施形態において、右辺21Rおよび左辺21Lには、ともに2つのホルダ係止部が設けられており、右辺21R側のホルダ係止部を22a,22bとし、左辺21L側のホルダ係止部を22c,22dとする。
【0028】
各ホルダ係止部22は同一形状で、上記マイクロホンホルダ10の角部を挟持する左右一対の係止爪221を備えており、その各係止爪221の先端には、互いに内側に向けて突出する突起222が形成されている。
【0029】
すなわち、マイクロホンホルダ10の角部を係止爪221,221間に強制的に押し込むことにより、マイクロホンホルダ10側の嵌合溝141が支持基板21の端部に嵌合し、また、マイクロホンホルダ10側の嵌合孔142が各係止爪221の突起222,222にて捕捉される。
【0030】
このようにして、マイクロホンホルダ10がステレオ用マイクロホン支持具20に取り付けられるのであるが、この実施形態によれば、マイクロホンホルダ10の取り付け位置を変えることにより、2本のマイクロホンMの開き角を4通りに選択することができる。
【0031】
すなわち、右辺側のホルダ係止部22bと左辺側のホルダ係止部22dとの間の開き角は90゜、右辺側のホルダ係止部22bと左辺側のホルダ係止部22cとの間の開き角は100゜、右辺側のホルダ係止部22aと左辺側のホルダ係止部22dとの間の開き角は110゜、右辺側のホルダ係止部22aと左辺側のホルダ係止部22cとの間の開き角は120゜に設定されている。
【0032】
このように、右辺側のホルダ係止部と左辺側のホルダ係止部との組み合わせにより、2本のマイクロホンMの開き角を90゜,100゜,110゜,120゜の中から任意に選択することができる。
【0033】
また、この開き角の組み合わせを分かりやすくするため、支持基板21の表面には、各ホルダ係止部の組み合わせ関係を示す指示線と開き角の数値とを含む表示23がなされている。
【0034】
上記実施形態では、支持基板21の両辺にそれぞれホルダ係止部を2つ設けているが、一方の辺側には一つ、他方の辺側には複数のホルダ係止部を設けるように変形することも可能である。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の発明によれば、コード吊り下げ式のマイクロホンホルダにおいて、ほぼV字状に一体成形された第1および第2の2つのアーム部のうち、第1アーム部側にはマイクロホンを上下方向の所定角度位置に保持するマイク装着部を設け、第2アーム部側にはマイクロホンのコードがS字状に挿通され、そのコードの一部分を摩擦係合により引き抜き不能に保持する少なくとも一対のコード挿通孔を形成したことにより、構成が簡単かつ安価で、しかも取り扱いの容易なマイクロホンホルダが提供される。
【0036】
また、第2の発明によれば、マイクスタンドに取り付けられる支持基板の右辺および左辺の両辺に、マイクロホンホルダを所定の開き角に保持するホルダ係止部をそれぞれ設けたことにより、ステレオで音を収録する場合、マイクロホンホルダの一対をマイクスタンドに対して簡単にセットすることができるステレオ用マイクロホン支持具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるマイクロホンホルダの実施形態を示した正面図。
【図2】上記マイクロホンホルダの実施形態を示した側面図。
【図3】上記マイクロホンホルダの軸受け部を示した側面図。
【図4】上記マイクロホンホルダのマイク装着部を示した側面図。
【図5】上記マイクロホンホルダの使用状態を示した斜視図。
【図6】本発明によるステレオ用マイクロホン支持具の実施形態を示した正面図。
【図7】上記ステレオ用マイクロホン支持具の使用状態を示した斜視図。
【図8】従来のマイクロホンホルダを示した斜視図。
【符号の説明】
10 マイクロホンホルダ
11 第1アーム部
111 軸受け部
12 第2アーム部
121,122 コード挿通孔
123 開口部
13 マイク装着部
131 回転軸
132 基部
133 係止片
134 マイク係止部
135 フランジ
20 ステレオ用マイクロホン支持具
21 支持基板
22(22a〜22d) ホルダ係止部
M マイクロホン
C コード
Claims (6)
- コード付きマイクロホンを所定の方向に向けて保持するマイクロホンホルダおいて、
所定の角度で交差するようにほぼV字状に一体成形された第1および第2の2つのアーム部を含み、上記第1アーム部は、上記マイクロホンを上下方向の所定角度位置に保持するマイク装着部を有し、上記第2アーム部には、上記マイクロホンのコードがS字状をなすように互いに反対側の面から挿通され、そのコードの一部分を摩擦係合により引き抜き不能に保持する少なくとも一対のコード挿通孔が形成されていることを特徴とするマイクロホンホルダ。 - 上記マイク装着部は、上記第1アーム部に対して回転可能かつ着脱自在な回転軸を有する基部と、上記マイクロホンを上記回転軸と直交する方向に着脱自在に係止するマイク係止部とを備えている請求項1に記載のマイクロホンホルダ。
- 上記各コード挿通孔は、上記第2アーム部の長さ方向に長軸を有するスリット孔からなり、その各々には上記コードを上記長軸と直交する方向から導入する開口部が設けられている請求項1または2に記載のマイクロホンホルダ。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のマイクロホンホルダを左右一対として支持するステレオ用マイクロホン支持具であって、
マイクスタンドに取り付けられる支持基板を備え、その右辺および左辺には、上記各マイクロホンホルダを所定の開き角に保持するホルダ係止部がそれぞれ設けられていることを特徴とするステレオ用マイクロホン支持具。 - 上記支持基板の右辺もしくは左辺の少なくとも一方の辺側には、他方の辺側の上記ホルダ係止部との間で異なる開き角を有する複数の上記ホルダ係止部が設けられている請求項4に記載のステレオ用マイクロホン支持具。
- 上記支持基板には、上記一方の辺側の上記ホルダ係止部と上記他方の辺側の上記ホルダ係止部の組み合わせ角度が表示されている請求項4または5に記載のステレオ用マイクロホン支持具。
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