JP3647949B2 - 空気調和装置の天井埋込型室内ユニット - Google Patents

空気調和装置の天井埋込型室内ユニット Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和装置の天井埋込型室内ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11〜図15は、例えば特開平4−15427号公報に示されているような、従来の空気調和装置の天井埋込型室内ユニットを示している。
【0003】
この天井埋込型の室内ユニット1は、箱形の筐体(アウタケース)2内に、室内ファン3、熱交換器4、ドレンパン5を有し、筐体2は室内天井部Aに開口形成された天井開口穴Bに整合して天井内に収納される。筐体2は天井開口穴Bの辺部との間に或る間隔Cをおいて据付けられ、この間隔Cを隠すように、筐体2の下底面部に化粧パネル6が取付けられる。
【0004】
天井内に据付けられた室内ユニット1と室外に設置された室外ユニット7とは、冷媒配管8により接続される。冷媒配管8の接続部には室内側と室外側があり、室内側の接続部は、図14によく示されているように、露垂れ防止のために、断熱材9によって覆われている。
【0005】
ドレンパン5は熱交換器4の真下にあり、換言すれば、熱交換器4はドレンパン5の底面5a上に設けられた台10上に載置された形態で設けられており、熱交換器4で凝縮されたドレン水(結露水)はドレンパン5に受け止められる。
【0006】
ドレンパン5の一方の端部には、モータ11により駆動され、ドレンホース12が接続されたドレンポンプ13が配置されている。ドレンポンプ13は、空気調和装置の電源がオンである期間、モータ11により駆動され、ドレンパン5のドレン水をドレンホース12を通して外部へ強制排出する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の室内ユニット1では、室内ユニット1の電源スイッチがオフされると、図16に示されているように、これと同時にモータ11に印加する電圧が即座に零になり、ドレンポンプ13の運転が即座に停止されるため、図17に示されるように、ドレンホース12の立上げ部などに残っていたドレン水が一気にドレンパン5に戻ってくる激しい逆流現象が発生する。このために、電源オフ時に、「ゴボッ」と云う異音が発生し、ユーザに不快感を与えることになる。
【0008】
また、従来の室内ユニット1では、熱交換器4の下縁がドレンパン5の周縁立壁5bの上縁より下位にあり、熱交換器4の下側領域がドレンパン5の周縁立壁5bによって隠されるため、その分、熱交換器4の有効通気面積が図15にてクロスハッチングで示されているように低減し、熱交換器4本来の能力が出ないと云う問題がある。
【0009】
また、従来の室内ユニット1では、天井開口穴Bと室内ユニット1との位置関係は、据付説明書や型紙に記載されているため、据付作業中に据付説明書や型紙を見る必要があり、これは据付作業の効率を下げることになる。
【0010】
また、従来の室内ユニット1では、室内ユニット1と冷媒配管8の接続部において、断熱材9の取付け方法の悪さや断熱不足によって、この部分から結露水が垂れると云う問題がある。
【0011】
この発明は上述のような問題点を解消するためになされたもので、電源オフ時など、ドレンポンプの運転停止時に「ゴホッ」と云う異音が発生することを回避し、また熱交換器の無効通気面積を低減して熱交換能力を向上し、また室内ユニットの据付作業の効率を上げると共に据付位置関係のばらつきを防ぐことができ、また室内ユニット側の冷媒配管接続部からの結露水の垂れ防止することができる空気調和装置の天井埋込型室内ユニットを提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットは、熱交換器で凝縮されたドレン水をドレンパンに貯留し、ドレンポンプによってドレンパンのドレン水を外部へ強制排出する空気調和装置の天井埋込型室内ユニットにおいて、前記ドレンパンの底面にはドレンポンプの配置側に向かって下り勾配が付けられ、前記ドレンパンの周縁立壁の高さがドレンポンプの配置側に向かうに従って低いものである。
【0019】
この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、ドレンパンの周縁立壁がドレンポンプ側に向かうに従って低いことにより、この周縁立壁が熱交換器を隠す面積が低減する。
【0020】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットは、室内ユニットの下面に天井開口穴と室内ユニットの位置関係を示す表示がなされているものである。
【0021】
この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、室内ユニット下面に、室内ユニットと天井開口穴の位置関係を示す表示があることにより、これを見ながら別の説明書を必要とすることなく据付作業を行うことができる。
【0022】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットは、前記表示が、室内ユニットの中央基準線と、前記中央基準線から前記天井開口穴の辺部との間の寸法であることを特徴としている。
【0023】
この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、定規の基端を中央基準線に合わせ、寸法表示と定規の寸法値とを見合わせることによって天井開口穴に対して適正位置に室内ユニットを据え付けることができる。
【0024】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットは、前記中央基準線は凹溝により与えられているものである。
【0025】
この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、定規の基端鈎部を凹溝に引っ掛けることによって定規の基端を中央基準線に合わせることができる。
【0026】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットは、前記中央基準線は凸部により与えられているものである。
【0027】
この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、定規の基端を凸部に突き当てることによって定規の基端を中央基準線に合わせることができる。
【0028】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットは、室内ユニット側の冷媒配管の下部に配置されて冷媒配管の外周面に結露した水を受け止める結露水回収カップを有し、前記結露水回収カップには結露水を室内ユニットのドレンパンへ排出する排出通路手段が設けられているものである。
【0029】
この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、室内ユニット側の冷媒配管の外周面に結露した水は結露水回収カップに落下して結露水回収カップによって受け止められ、排出通路手段によって室内ユニットのドレンパンへ流れ、ドレンパンに回収される。
【0030】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットは、前記結露水回収カップは、前記冷媒配管に嵌合する一対の係合片部を有し、前記係合片部が前記冷媒配管に嵌合することにより前記冷媒配管より吊り下げ支持されるものである。
【0031】
この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、係合片部を冷媒配管に嵌合させるだけで、結露水回収カップが冷媒配管より吊り下げ支持される。
【0032】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットは、前記結露水回収カップは、係合爪部を有し、前記係合爪部が室内ユニットのアウタケースに形成された係合孔にはめ込まれることによって前記アウタケースに固定装着されるものである。
【0033】
この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、係合爪部を室内ユニットのアウタケースに形成された係合孔にはめ込むだけで、結露水回収カップがアウタケースに固定装着される。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下に添付の図を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明するこの発明の実施の形態において、上述の従来例と同一構成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を付してその説明を省略する。
【0035】
(実施の形態1)
図1はこの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態1を示している。ドレンポンプ13のモータ11は、通電制御部21が出力する通電指令によって動作するモータ駆動回路22により、印加電圧を制御される。
【0036】
通電制御部21は、室内ユニットの電源オフ時などにおけるドレンポンプ13の運転停止時にモータ11に印加する電圧を、図2に示されているように、徐々に減少させる指令信号をモータ駆動回路22へ出力する。
【0037】
これにより、室内ユニットの電源オフ時には、モータ11に印加される電圧は、図2に示されているように、徐々に減少し、これに応じてドレンポンプ13は徐々に運転を停止する。
【0038】
このように、ドレンポンプ13が徐々に運転を停止することにより、図3に示されているように、ドレンホース及びドレン管立上げ部からドレンパン5に戻るドレン水の量が調整され、ドレン水が一気にドレンパンに戻ることが回避され、逆流水による異音の発生が防止される。
【0039】
なお、通電制御部21は、室内ユニットの電源オフ時などにおけるドレンポンプ13の運転停止時にモータ11に与える電流の周波数を制御してモータ11の回転数を除々に低下させてもよく、この速度制御はモータ11の型式に応じて適当な制御手段によって行われればよい。
【0040】
この場合には、モータ11に印加する電圧が間欠的になることによってモータ11に対する印加電圧の所定時間当たりの平均値が低下し、この場合も、ドレンポンプ13は徐々に運転を停止することになる。
【0041】
これによりドレン水の戻り量が調整され、ドレン水が一気にドレンパン5に戻ることが回避され、逆流水による異音の発生が防止される。
【0042】
(実施の形態2)
図4はこの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態2を示している。この実施の形態では、ドレンパン5の周縁立壁5bの高さがドレンポンプ13の配置側に向かうに従って低くなっている。換言すれば、周縁立壁5bの上縁面がドレンポンプ13の配置側へ向けて角度θをもって下り方向に傾斜している。
【0043】
これによりドレンポンプ13の配置側において周縁立壁5bが熱交換器4を隠す面積が低減し、これに応じて室内空気の吸込効率が向上し、風の通過量が多くなって熱交換器4の能力が向上する。
【0044】
なお、ドレンパン5の水位はドレンポンプ13の吸入口からある高さで一定であり、周縁立壁5bの上縁がそれより高位にあると云うことを満たして、ドレンパン5の底面5aがドレンポンプ13の配置側に向かって下り勾配になっていることにより、ドレンパン5の周縁立壁5bの高さがドレンポンプ13の配置側に向かうに従って低くなっても、室内ユニットが図4で見た左右方向に傾斜して据え付けられていることの如何にかかわらず、ドレン水が溢れることはない。
【0045】
(実施の形態3)
図5はこの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態3を示している。この実施の形態では、室内ユニット1の下面に天井開口穴Bと室内ユニット1の位置関係を示す表示部23が設けられている。
【0046】
表示部23における位置関係表示は、室内ユニット1の左右幅方向と前後方向の中央基準線23a、23bと、中央基準線23a、23bから天井開口穴Bの辺部との間の寸法23cである。
【0047】
なお、図5において、24は空気吸い込み口を、25は空気吹き出し口を各々示している。
【0048】
これにより表示部23を見ながら据付作業を行うことができ、室内ユニット1の据付時に据付説明書等を見ずに位置調整ができる。
【0049】
特にこの実施の形態では、定規の基端を中央基準線23a、あるいは23bに合わせ、対応する方向の寸法23cの表示と定規の寸法値とを見合わせることによって天井開口穴Bに対して室内ユニット1を作業性よく適正位置に据え付けることができる。
【0050】
なお、中央基準線23a、23bは、必ずしも室内ユニット1の中央位置に設けられる必要はなく、任意に設定された位置出し基準位置に設けられればよい。
【0051】
(実施の形態4)
図6、図7はこの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態4を示している。この実施の形態では、実施の形態3における中央基準線(23a、23b)が各々室内ユニット1の下面に形成された十字状の凹溝26a、26bにより与えられている。
【0052】
この場合には、定規Dの基端鈎部Dfを凹溝26a、あるいは26bに引っ掛けることによって定規Dの基端Doを中央基準線に合わせることが容易に、しかも確実に行われるようになり、天井開口穴Bに対して室内ユニット1を適正位置に据え付けることが、より一層、作業性よく行われるようになる。
【0053】
(実施の形態5)
図8はこの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態5を示している。この実施の形態では、実施の形態3における中央基準線(23a、23b)が各々室内ユニット1の下面に突出形成された十字状の凸部27a、27bにより与えられている。
【0054】
この場合には、定規Dの基端Doを凸部27a、あるいは27bに突き当てることによって定規Dの基端Doを中央基準線に合わせることが容易に、しかも確実に行われるようになり、天井開口穴Bに対して室内ユニット1を適正位置に据え付けることが、より一層、作業性よく行われるようになる。
【0055】
(実施の形態6)
図9はこの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態6を示している。この実施の形態では、室内ユニット1側の冷媒配管8の下部に結露水回収カップ28が配置されている。
【0056】
結露水回収カップ28は、プラスチックなどにより構成され、上側に冷媒配管8に嵌合する一対の係合片部29を一体成形されており、この係合片部29が冷媒配管8に嵌合することにより冷媒配管28より吊り下げ支持される。
【0057】
結露水回収カップ28には排出通路管部30が突出形成されている。排出通路管部30は、室内ユニット1のアウタケース2に開口形成された孔31に挿入され、アウタケース2内のドレンパン5の上方位置にまで延在している。
【0058】
この実施の形態では、冷媒配管8の外周面に結露した水は結露水回収カップ28に落下して結露水回収カップ28によって受け止められ、排出通路管部30を通って室内ユニット1のドレンパン5へ流れ、ドレンパン5に回収される。
【0059】
これにより冷媒配管接続部の断熱不足によって結露水が生じても、これをドレンパン5に回収することができる。このことにより、室内側の冷媒配管接続部に断熱材を付ける必要がなくなり、作業時間の短縮、材料費の節減が図られる。
【0060】
室内ユニット1が複数台ある場合には、それぞれの冷媒配管接続部に結露水回収カップ28を取付けることによって結露水をドレンパン経由で室外へ排出することができ、また冷媒配管が水道管方式の場合には、それぞれの分岐点に同様の結露水回収カップ28を取付けることによって結露水をドレンパン経由で室外へ排出することができる。
【0061】
また、この実施の形態では、係合片部29を冷媒配管8に嵌合させるだけで、ねじ、工具を必要とすることなく、結露水回収カップ28が冷媒配管8より吊り下げ支持される。
【0062】
なお、結露水回収カップ28は室内ユニット1にねじ止めすることもできる。
【0063】
(実施の形態7)
図10はこの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態7を示している。この実施の形態では、結露水回収カップ28は、プラスチックなどにより構成され、室内ユニット1との対向面部に係合爪部32を一体成形されており、この係合爪部32が室内ユニット1のアウタケース2に形成された係合孔33にはめ込まれることによってアウタケース1に固定装着される。
【0064】
この実施の形態でも、冷媒配管8の外周面に結露した水は結露水回収カップ28に落下して結露水回収カップ28によって受け止められ、排出通路管部30を通って室内ユニット1のドレンパン5へ流れ、ドレンパン5に回収される。
【0065】
また、この実施の形態では、係合爪部32をアウタケース2に形成された係合孔33にはめ込むだけで、ねじ、工具を必要とすることなく、結露水回収カップがアウタケース2に固定装着される。
【0069】
【発明の効果】
以上の説明から理解される如く、この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットによれば、ドレンパンの周縁立壁がドレンポンプ側に向かうに従って低いことにより、この周縁立壁が熱交換器を隠す面積が低減し、これに応じて室内空気の吸込効率が向上する。
【0070】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、室内ユニット下面に室内ユニットと天井開口穴の位置関係を示す表示があることにより、これを見ながら据付作業を行うことができ、室内ユニットの据付時に据付説明書等を見ずに容易に位置調整ができる。
【0071】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、定規の基端を中央基準線に合わせ、寸法表示と定規の寸法値とを見合わせることにより、天井開口穴に対して室内ユニットを適正位置に据え付ける作業が作業性よく行われるようになる。
【0072】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、定規の基端鈎部を凹溝に引っ掛けることによって定規の基端を中央基準線に合わせることが容易に、しかも確実に行われるようになる。
【0073】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、定規の基端を凸部に突き当てることによって定規の基端を中央基準線に合わせることが容易に、しかも確実に行われるようになる。
【0074】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、室内ユニット側の冷媒配管の外周面に結露した水は結露水回収カップに落下して結露水回収カップによって受け止められ、排出通路手段によって室内ユニットのドレンパンへ流れるから、冷媒配管接続部の断熱不足によって結露水が生じても、これをドレンパンに回収することができる。このことにより、室内側の冷媒配管接続部に断熱材を付ける必要がなくなり、作業時間の短縮、材料費の節減が図られる。
【0075】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、係合片部を冷媒配管に嵌合させるだけで、ねじや工具を必要とすることなく結露水回収カップが冷媒配管より吊り下げ支持される。
【0076】
つぎの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットでは、係合爪部を室内ユニットのアウタケースに形成された係合孔にはめ込むだけで、ねじや工具を必要とすることなく結露水回収カップがアウタケースに固定装着される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態1を示す要部の構成図である。
【図2】 この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態1におけるドレンポンプを駆動するモータの印加電圧と時間との関係を示すグラフである。
【図3】 この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態1におけるドレン戻り量と時間との関係を示すグラフである。
【図4】 この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態2を示す正面図である。
【図5】 (a)はこの発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態3を示す要部の斜視図、(b)はそれの更に要部を拡大して示す部分的平面図である。
【図6】 この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態4を示す側面図である。
【図7】 この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態4の要部を示す斜視図である。
【図8】 この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態5を示す側面図である。
【図9】 この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態6の要部を示す斜視図である。
【図10】 この発明による空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの実施の形態7の要部を示す斜視図である。
【図11】 従来の空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの取り付け状態を示す斜視図である。
【図12】 従来の空気調和装置の天井埋込型室内ユニットの天井開口穴に対する据え付け状態を示す斜視図である。
【図13】 従来の空気調和装置の天井埋込型室内ユニットを示す断面図である。
【図14】 従来の空気調和装置の天井埋込型室内ユニットにおける冷媒配管接続部を示す斜視図である。
【図15】 従来の空気調和装置の天井埋込型室内ユニットを示す正面図である。
【図16】 従来の空気調和装置の天井埋込型室内ユニットにおけるドレンポンプ駆動用モータの印加電圧と時間との関係を示すグラフである。
【図17】 従来の空気調和装置の天井埋込型室内ユニットにおけるドレン戻り量と時間との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 室内ユニット,2 筐体(アウタケース),3 室内ファン,4 熱交換器,5 ドレンパン,6 化粧パネル,8 冷媒配管,11 モータ,12 ドレンホース,13 ドレンポンプ,21 通電制御部,22 モータ駆動回路,23 表示部,23a,23b 中央基準線,23c 寸法,26a,26b 凹溝,27a,27b 凸部,28 結露水回収カップ,29 係合片部,30排出通路管部,32 係合爪部,33 係合孔

Claims (8)

  1. 熱交換器で凝縮されたドレン水をドレンパンに貯留し、ドレンポンプによってドレンパンのドレン水を外部へ強制排出する空気調和装置の天井埋込型室内ユニットにおいて、
    前記ドレンパンの底面にはドレンポンプの配置側に向かって下り勾配が付けられ、前記ドレンパンの周縁立壁の高さがドレンポンプの配置側に向かうに従って低いことを特徴とする空気調和装置の天井埋込型室内ユニット。
  2. 前記天井埋込型室内ユニットの下面に、天井開口穴と前記天井埋込型室内ユニットの位置関係を示す表示がなされていることを特徴とする請求項1に記載の空気調和装置の天井埋込型室内ユニット。
  3. 前記表示は、前記天井埋込型室内ユニットの中央基準線と、前記中央基準線から前記天井開口穴の辺部との間の寸法であることを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の天井埋込型室内ユニット。
  4. 前記中央基準線は凹溝により与えられていることを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の天井埋込型室内ユニット。
  5. 前記中央基準線は凸部により与えられていることを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の天井埋込型室内ユニット。
  6. 前記天井埋込型室内ユニット側の冷媒配管の下部に配置されて冷媒配管の外周面に結露した水を受け止める結露水回収カップを有し、前記結露水回収カップには結露水を前記天井埋込型室内ユニットのドレンパンへ排出する排出通路手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の空気調和装置の天井埋込型室内ユニット。
  7. 前記結露水回収カップは、前記冷媒配管に嵌合する一対の係合片部を有し、前記係合片部が前記冷媒配管に嵌合することにより前記冷媒配管より吊り下げ支持されることを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の天井埋込型室内ユニット。
  8. 前記結露水回収カップは、係合爪部を有し、前記係合爪部が前記天井埋込型室内ユニットのアウタケースに形成された係合孔にはめ込まれることによって前記アウタケースに固定装着されることを特徴とする請求項に記載の空気調和装置の天井埋込型室内ユニット。
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